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今年買ったCDは217枚。過去最高となってしまった。(汗) とは言っても、ビートルズボックス(17枚組)とジェネシスボックス2種類(6枚組と7枚組)が大きかったから、仕方ない。(?) そのうち今年出た新作は13枚。 まず洋楽9枚。 GLENN TILLBROOK AND THE FLUFFERS / PANDEMONIUM ENSUES PETER HAMMILL / THIN AIR DAVE STEWART & BARBARA GASKIN / GREEN AND BLUE THE DURUTTI COLUMN / 静謐なる激情 JOHN FOXX / MY LOST CITY,A SECRET LIFE,MIRRORBALL,THE QUIET MAN PREFAB SPROUT / LET'S CHANGE THE WORLD WITH MUSIC グレンとハミルは来日したにもかかわらず国内盤が出ず、なんと本人がバッグに入れて密輸?したものを会場で買った。 スチュアート&ガスキンはちゃんと来日記念盤が出たが、チケットが高過ぎて逆にライヴに行けなかった。 ドゥルッティ・コラムは、何年か前のフジロックの来日がキャンセルになってからなぜかちゃんと国内盤が出るようになった。これは故トニー・ウィルソンへの追悼盤。 そしてジョン・フォックスも、去年来日してから輸入原盤に国内帯が付くようになった。それにしてもジョン…2枚はコラボとは言え、1年に新作4枚はいくらなんでも出し過ぎだろ!(喜) プリファブ・スプラウトはちゃんと国内盤。しかしこのアルバム、実は国内盤どころかなんらかの事情で17年間もお蔵入りしてしまっていたらしい。もう当時のメンバーが去ってしまった後だが、とにかく世に出て良かった。 これ以外に、年末のオフ会でロタンくんから借りたピーター・ホルサップル&クリス・ステイミーの久しぶりの新作がかなり良かった。 さらに、国内のアーティストは4枚。 ユニコーン / シャンブル モノブライト / モノブライト・ツー 遊佐未森 / 銀河手帳 100s / 世界のフラワーロード 今年は志村があんなことにならなければ、ユニコーンに始まりユニコーンに終わった1年だった。これは無人島レベルの大傑作。 志村亡き今、国内のストレンジポップはモノブライトに託された?いや、桃野には荷が重いか?特にルックスの点で。(笑)しかし、このアルバムの後も新曲が2枚も出てるからクリエイティヴィティの面では心強い。 遊佐坊には今年も癒された。いつもの調子ながらややジャジーになっているのが現在の私には嬉しい。 そして、100s。しばらく開店休業状態だったが、映画『ウルトラミラクルラブストーリー』のおかげで再集結し、すごい傑作を出してくれた。映画挿入歌「そりゃそうだ」、先行シングル「モノアイ」をうまく盛り込んだトータルコンセプトアルバム。これも無人島レベル。 他にも、長女が買ったボゥディーズのメジャーデビュー作はすばらしかった。 来年の抱負は「あまり買わない方向で」、…と毎年言っているような気がする。(苦笑)
2009/12/31
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昨夜フジファブリック志村正彦追悼特集を終了するつもりでブログを更新した後、ケータイに生徒からリクエストが来てしまったので、ライヴでいうところのアンコール的にもう1曲だけ。 志村が山梨県から状況し高円寺に住み始めて、初めて歌詞まで含めてちゃんと作ったという、天才の原点。 ちなみについ先日、奥田民生が急遽フェスでカヴァーしたのも、まさにこの曲らしい。 それがこの、涙無くしては聴けないしみじみとした名曲「茜色の夕日」↓ http://www.youtube.com/watch?v=Ftb6j8LNMxA&feature=related 志村くん、安らかに…。
2009/12/31
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年末恒例のカウントダウンジャパンフェスで、おととい奥田民生が涙をこらえて(or 泣きながら?)フジファブの曲をカヴァーし、アナログフィッシュは喪章を巻いてステージに上がったそうだ。 そして今日は、そのフジファブリックがトップで出演するはずだったが、当然本人らの出演はキャンセルとなり、急遽志村追悼フィルムコンサートとなったらしい。 私は現地には行かなかったが、このフィルム上映会はさぞかしヤヴァかったことだろう。フジファブ目当てだった人は号泣すること必至、ファンじゃない人でも相当くるものがあったのではないか?最後に志村の遺影的なものが大きく映し出され「~2009」と表示されたようだし。 しかし、泣いても笑っても今年はあと1日、いつまでもメソメソしているわけにはいかないので、私のフジファブ日記もそろそろ終わりにしようと思う。 で、最後は全曲名曲揃いの超名盤『TEENAGER』の中でも最も泣ける「若者のすべて」↓ http://www.youtube.com/watch?v=9Q677iWDdXY&feature=PlayList&p=FFE9C519D51C1700&playnext=1&playnext_from=PL&index=17 さようなら、志村正彦。(泣)
2009/12/30
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今日からやっと冬休みに入ったので、遅ればせながら年賀状をやったりしつつ、昼飯は珍しくウェンディーズに行った。 もちろん年内でなくなることが決まったからウェンディーズにわざわざ行ったわけだが、それって志村が死んじゃってから急に毎日フジファブリックばっかり聴いているのと一緒か。(苦笑) で、今日はウェンディーズに行く時に聴いた『FABFOX』収録の名曲「モノノケハカランダ」↓ http://www.youtube.com/watch?v=OYE9Ok9CPxc&feature=related ウェンディーズも久しぶりに食べるとかなりうまかったが、フジファブリックも久しぶりに聴くとどれもすばらしい曲ばかりで、つくづく残念だ。 それにしても、ファーストフードチェーンのメニューごときに志村の唯一無二の才能をなぞらえるのははなはだ心苦しいな。(汗)
2009/12/29
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体調はまだ本調子に戻らないが、仕事納めでむりやり出勤し、今年やるべきことはなんとかやり終えた。 それにしてもこの年末になってシュノーケル、ポリシックスの活動休止によって連続ダメージを受けていたところへ、トドメとなるフジファブリック志村の死はあまりにもショックがデカ過ぎる。 今日も、5月に出た志村のブログ本など改めてペラペラと読み返しながら、まだメソメソ。実に寂しい年の瀬になってしまった。 これじゃあいけないと景気づけに彼らの代表曲「Surfer King」↓ http://www.youtube.com/watch?v=VfZNw0-S5B8&feature=related …って、だからフジファブ聴いたらまたションボリしちゃうだろって。(苦笑)
2009/12/28
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プログレと言いつつ、今日もやっぱりフジファブリックだった。 でも、実はフジファブリックの1stは、曲によってピンク・フロイドっぽかったり、キング・クリムゾンっぽかったりと、やたらプログレッシヴで笑ってしまうので…、 ところが、あんなことがあって、今はむしろ笑うどころか涙きそうになる。 で、その何曲かあるプログレっぽい曲の中から1曲、「打ち上げ花火」↓ http://www.youtube.com/watch?v=74hCiHRgnb4&feature=related
2009/12/27
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というわけで、朝から取り乱している。 起きてくる家族もみんな口々に、「なんでだよ!」と悔しそうに言っている。 あんなにストレンジなポップを次々と書ける奴が今まで国内アーティストの中にどれだけいたか?志村正彦は真の天才だった。 もう、プログレ祭りはやめだ。ジェネシスボックスもユニコーンも当分聴かない。 年末はもうフジファブリックだけでイイ! で、「銀河」↓ http://www.youtube.com/watch?v=tlaj_0mPO8o&feature=PlayList&p=6ABCC2275A37B83F&index=0 とにかく、夭折してしまった天才、志村正彦くんのご冥福をお祈りします。(合掌)
2009/12/26
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おとといの疲れ方から嫌な予感はしていたが、やっぱり体調を崩して、今日は仕事を休んでしまった。こうなったらいっそのことインフルならインフルでイイや、と思ったのだがいっこうに熱が出ず喉と鼻だけなので、どうやら単なる風邪らしい。 そんなわけで、昼間はジェネシスのライヴを枕元でガンガンかけながらがっつり寝倒した。 夜は実家の両親を招くことにしてあったので、ささやかながらクリスマスホームパーティ。ただしアルコールはやや控えめにした。 その後、Mステのユニコーン出演のところだけ見て、無理せず早めに寝たのだが…、 夜中にモグさんのものすごい悲鳴で起こされた。 フジファブリックの志村正彦が死んだ…。 ネットのニュースで見たものの俄には信じられず、あまりの驚きにちょっと夜寝られなくなってしまった。 とりあえず「パッション・フルーツ」↓ http://www.youtube.com/watch?v=2SiDcX5ndKU&feature=PlayList&p=6ABCC2275A37B83F&index=2 なんでだよ、志村。どうしたんだよ。何があったんだよ。(号泣)
2009/12/25
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サンタさんが同時にもう1枚届けてくれた。(喜)●ユニコーンの『勤労ロードショー~LIVE IN JAPAN』 昨日都内で中古CDを4枚買ってきたところだったが、その直後にネット予約で届いたジェネシスが7枚組、そしてこれはCD2枚+DVD1枚の3枚組。いや~、年末、最後の最後に大人買いしたなぁ。(苦笑) で、これは先に出ていたDVD『蘇る勤労』の後のツアーからの音源集で、収録曲が何曲か差し替えられている。今回の方に入ったのは「黒い炎」、「忍者ロック」、「開店休業」、「服部」、「自転車泥棒」、「ケダモノの嵐」、「パープルピープル」。 まだ聴いていないが、曲目を挙げているだけでわくわくしてくる。 さて、果たして今年はこれで買い納めになるか?なるとしたら、本当にユニコーンで始まりユニコーンで終わる年になる。
2009/12/24
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例年だと都内の仕事が土曜日なので、オフ会の翌日はのんびりできるのだが、今年は普通に出勤で朝けっこうきつかった。 が、サンタクロースがプレゼントをくれた。かねてからネットで予約していたブツが届いたのだ。●ジェネシスの紙ジャケリマスター第4弾?『LIVE』、『幻惑のスーパーライヴ』、『THREE SIDES LIVE』、『THE WAY WE WALK』 どれも長年の愛聴盤だが、今回の復刻の違いは、『LIVE』に『幻惑のブロードウェイ』ツアーの5曲が追加収録されていることと、『THE WAY WE WALK』が「THE SHORTS」、「THE LONGS」という振り分け方ではなく、ツアー時のセトリ通りの曲順になり、前のツアー時の3曲はボーナストラック的にラストに持ってきてあること。 『LIVE』は、発表順でいくと『幻惑のブロードウェイ』より先なので、本当はこれにその追加収録はおかしい。どうせなら思い切って「Supper's Ready」でも収録しちゃってもらった方が嬉しかった。 『THE WAY WE WALK』の曲順はむしろありだが、ジャケは元のまま復刻されているので、表記された曲が中身のディスクと全然合っていない。 あと、『THREE SIDES LIVE』は英盤仕様の4面ともライヴになっているが、いっそのこと、もう1枚「3×3」のシングルもおまけに付けてくれたら最高だった。 …と、ジェネシスについては個人的に他のどのバンドよりも思い入れが強いため、ついつい不満も残ってしまう今回の復刻だが、年末年始はこれで当分OK!
2009/12/24
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オフ会でみなさんと合流する前に一人でユニオンのジャズ館の方をチェックし、中古CDを3枚買った。●ジャッキー・マクリーンの『NEW SOIL』と『BLUESNIK』 先日のジャズ祭りで久しぶりに『RIGHT NOW!』を聴いてからというもの、この人の他のアルバムが聴きたくてたまらなくなってしまい、今日は2枚一気に見つけて買った。前者はドナルド・バード、後者はフレディ・ハバードが相方。●ティナ・ブルックスの『TRUE BLUE』 この人のリーダー作はほとんど見ないのだが、このアルバムだけは唯一よく見かける。そのうち買おうかと思いつついつもスルーしてきたが今日はついに買った。たまたまこれも相方がフレディ・ハバード。 ちなみに3枚ともブルーノート。
2009/12/23
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都内での仕事が終わった後、お茶の水のディスクユニオンに集合し、近くの居酒屋で毎年恒例のオフ会を開いた。 参加者はお久しぶりのbowさん、志穂美さん、ロタンくん、裏番町くん、ちょっと遅れてぶちさん、もうちょっと遅れてショコポチさん&お嬢さんに、うちのモグさん&葉さん、最後に合流した長女、そして私の総勢11人。 みなさんに声をかけた私自身が、連日の飲み会疲れで微妙にぐったりしていて最後までいつものようなハイテンションにはならなかったものの、みなさんのおかげで終始和やかな会となった。 そんな中でも瞬間最大テンションになったのは、始まった直後に披露された志穂美さん現地購入のクラフトワークボックス。メインの中身はあくまで紙ジャケデジタルリマスターCDだが箱がしっかりLP大なので、封入されたアートワークの数々ももちろんLP大ですばらしい。その上ユニオン特典のトートバック付き!私も本気で欲しくなってしまった。…が、現在ジェネシスボックスをネット予約してしまってあるため自粛。 そんな私自身の現地調達の中古CDは、●イエスの『危機』 先日『こわれもの』を買い、ついにイエスまでリマスター紙ジャケ復刻盤の買い直しが始まってしまったので、当然これも買わざるを得なかった。(苦笑) さらに、たまたまイエス繋がりになった、ロジャー・ディーン幻想画集『Dragon's Dream』も。値段は4000円弱とやや高めだが、200ページ以上のオールカラーで納得かつ大満足の装丁。 それ以上に、裏番町くんがオフ会前に神保町で買った日本酒に関する古本が、二束三文だったわりには無駄に豪華な装丁だった。(笑) 飲み会中のネタで懐かしかったのはロットリング。昔けっこう使ってたなぁ。今は別の筆記具に駆逐されてなくなってしまったらしい。(寂) ところで、男女兼用のトイレの個室に綿棒があったのが謎。いったい何に使うのだろう?ぶちさんによると、マスカラ用かもしれないとのことだが、それにしても居酒屋のトイレで綿棒は初めてみた。都内ではよくあることなのか? 子どもらもいるため9時で中締め、残った大人も10時前にはおとなしく終了した。 帰りがけにロタンくんから、聴きたかったピーター・ホルサップル&クリス・ステイミーの久しぶりのアルバムと、頼んでおいた高橋幸宏のビル・ネルソン入りライヴDVDを貸してもらった。(喜) というわけで、今回は飲み会序盤にクラフトワークボックスとの絡みでちらっとジェネシスの話をしてしまうという作戦が功を奏して(?)実に平和に帰宅できた。(笑) 参加者のみなさん、ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。
2009/12/23
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職場全体の忘年会の余興で教職員バンドを組み演奏した。 私自身は2つのバンドを掛け持ちで、それぞれ2曲ずつ、最低4曲はやらせてもらうつもりで練習していたが、セッティング中の場つなぎや、アンコールなども含めてなんと7曲もやらせてもらった。 セトリは以下の通り。 1.ひまわり/ユニコーン 2.A Hard Days Night/The Beatles 3.Help!/The Beatles 4.Yesterday/The Beatles 5.Dancing Queen/ABBA 6.Butterfly/木村カエラ 7.Everything/Mr.Children 曲によっては若干(?)グダグダな部分がなきにしもあらずだったが、なんとかやりきった。 楽器の搬入~セッテイングも含めてほぼ出突っ張りだったため、ゆっくりと飲めず、同僚の先生方との歓談はほとんどできなかったが、個人的には非常に充実した宴会だった。 終了後にバンドのメンバーとごく少人数で飲み直したので、そっちの面でもとりあえず満足した。
2009/12/22
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いよいよ明日忘年会でライヴをやることになるので今日は最後の合わせだったのだが、ユニットとしての完成度がかなり微妙…。(汗) さて、夜はイエスのごく初期(1969~1970)のBBCのライヴ音源集『SOMETING'S COMING』。 プログレというムーヴメントが興る直前のアートロック、ニューロックなどと言われた時代のサウンドで、全盛期との違いはギターがピーター・バンクス、キーボードがトニー・ケイであること。もちろんスティーヴ・ハウとリック・ウェイクマンが加入したからこそ『こわれもの』や『危機』のような名盤が生まれるわけだが、この二人がいた頃もそれはそれでそれなりの確立したサウンドがあるように思える。つまり、ピーター・バンクスのギターもトニー・ケイのオルガンも個人的にそんなに嫌いではない。 この状況をジェネシスに置き換えるならば…、スティーヴ・ハケットが加入したからこそ例えば「Firth Of Fifth」のような名曲があるわけだが、アンソニー・フィリップスならではの「白い山」のような曲も捨てがたいわけで。 まぁとにかく、かなり久しぶりに聴いたが、それなりに楽しく聴けた。
2009/12/21
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同僚の先生も出品しているという展覧会のチケットをもらって、国立新美術館に見に行ったら、その先生の絵が外務大臣賞を受賞していた。なんかすごい。(驚) で、夜はマイク・オールドフィールドの『GUITARS』を聴いた。 1曲1曲が短い小品集だが、元々あの『TUBULAR BELLS』だって小曲を紡ぎ合わせたメドレーのようなものなので、ほとんど印象は変わらず、この人ならではのサウンドを創り上げている。 特徴としては、タイトル通りギターばかりを重ねて創り上げたサウンドだということ。だから当然これでもかというほど、この人のギターがたっぷり聴けて、たまらないものがある。 それにしてもパケ写、相変わらずプログレ界にあるまじき(?)イケ面で、卑怯臭い。
2009/12/20
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12月23日(水)18時からお茶の水において、毎年恒例のオフ会を予定しています。 店を予約しておくため参加人数を把握したいと思いますので、参加が可能な方は何らかの方法で私までご連絡ください。
2009/12/20
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ありがたいことに保護者の方から呼び出しがあって、午前中からアウトドア飲み会だった。 で、まだ明るいうちからベロベロのグダグダで帰宅し、爆睡。起きた後まだ抜けていない状態でがっつりプログレ。 カンの『FUTUTE DAYS』。 トリップ中の状態で聴くと…、まずドラムのループが印象的。キーボードのサウンドに独特の浮遊感があり、曲によっては意外とトロピカルだったりして非常に心地よい。 酔っぱらってるし、元々ジャーマン系について詳しいことは知らないので、以上。
2009/12/19
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長女の学校の三者面談ということで、午後休みをとって行ってきた。担任が中学~高校の同級生なので、長女本人とは関係ない近況報告等も含めて。 夜はソフト・マシーンの『4』と『5』を聴いた。 これを聴くのはいったい何十年ぶりだろう?1~3までと6、7はたま~に聴くのだが、この2枚はほとんど聴かない。学生時代にマシーンを順番に聴いていった頃、この2枚の印象は当時の私にはあまりにもジャジー過ぎたのだ。 また、大好きなロバート・ワイアットが『4』で微妙な立場に立たされ、『5』ではもう姿が見えないということも個人的には寂しくて、聴く気にならなかったというのも少なからずある。 が、ちゃんとジャズが好きになった現在改めて聴くと、あからさまにジャズからの影響が随所に感じられるものの、そんなにモロにジャズというわけでもなく、けっこうおもしろく聴けた。 この時期のマシーンは、ロックというには相当ジャジーな要素が強く、またジャズというにはあくまでロックのフィールドにあるため、悪い言い方をすればどっちつかずの中途半端なサウンドと言ってしまうこともできるが、逆にそのブレンド加減が実は絶妙で、唯一無二の魅力なのかもしれない。 そう思った今、これらはかなりの愛聴盤になっていきそうだ。
2009/12/18
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ネットのニュースによると、ジェネシスがアバなどと一緒にめでたくロックの殿堂入りを果たしたらしいので、今夜はジェネシスを聴くことにした。 ということで、『A NEW BEGINNING』。 フィル・コリンズ脱退後、新ヴォーカリストにレイ・ウィルソンを迎え完成させた渾身のアルバム『CALLING ALL STATIONS』を発表後のバーミンガムでのライヴ音源。 最新作からよりもむしろ過去のレパートリーが多く、「Mama」や「Domino」といったフィル時代の曲ばかりでなく、「月影の騎士」、「幻惑のブロードウェイ」、「Supper's Ready」などピーター時代の曲も見事に歌いこなしているレイの力量はすごい。 なのに、アメリカではチケットは売れずツアーがキャンセルになってしまったらしく、その状況に失望したトニーのモチベイションは下がりまくって、敢えなくレイはお払い箱になり、本家も活動休止に。(苦笑) アーティスト側のクリエイティヴィティは旺盛で、作品のクォリティは充分保たれているというのに、それがセールスに結びつかなかったということは、かつての魔法が飛び去ってしまったということか。ポップの神様(もしくは愚衆ども)は移り気だ。 それでも私のような律儀なファンだっているのだから、レイのままでせめてもう1枚くらいアルバムを出してもらいたかった。(泣) 90年代を意識したのかオアシスの「Wonderwall」風の名曲「Not About Us」。↓http://www.youtube.com/watch?v=4MVc3kptJm4&feature=PlayList&p=5309516EA557292D&index=1 結果的にジェネシスにとってのレクイエムのように聞こえて、聴くたびにしんみりしてしまう。くすんだトーンと微妙に粒子の粗い映像が得も言われぬ寂寥感を醸し出していて美しい。ところで、トニーとマイクは「ベルリン天使の詩」?
2009/12/17
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私にとってはジョンと言えば、レノンでもコルトレーンでもなくグリーヴスなので、一旦そのモードに入るとやめられなくなってしまうため、このまま毎日ジョン・グリーヴスを続けようかと思った矢先に、裏番町くんからのクリムゾン関連?のアホアホニュースが入り、一気に方向性の変更を余儀なくされた。(ちなみに次女に「ジョンと言えば?」と聞いたら、間髪入れずクリーズと即答) そんなわけで今夜は、あんなニュースを知らなければもう一生聴くことはなかった…どころか一生思い出すこともなかったかもしれないフリップとトーヤのラヴラヴユニット、サンデイ・オール・オーヴァー・ザ・ワールドの『KNEELING AT THE SHRINE』を本当に久しぶりに聴いた。 これが出た'91年は、なんとなくクリムゾンが再再再再…結成するとかしないとか言いながらしそうでしない時期だったような記憶がある。これを出した後もさらに'93年にシルヴィアン&フリップでじらして、'94年になってようやく『VROOOM』が出たわけだが、その後個人的には急速に冷めてしまった。 改めて聴くと、このユニット、再結成後のスラップ・ハッピーになんとなく似た感じがする。バックのサウンドは全然違うのに不思議。スラップ・ハッピーの方が断然好きだが、これも意外と悪くはないな。
2009/12/16
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昨夜はうっかりして不本意ながら手抜きになってしまったので、今日はちゃんとジョン・グリーヴスの別のアルバム、『ON THE STREET WHERE YOU LIVE』で。 これは、マルセル・バロ(P)とパトリス・メイエ(G)をバックに、ジョンがヴォーカリストに徹して、「My Funny Valentine」、「Over The Rainbow」、「Fly Me To The Moon」、「My Favorite Things」といったスタンダードナンバーを歌ったライヴアルバム。 ぶっちゃけこの人は歌がうまいわけでもないのだが、時に深みを感じさせたり、小粋で軽やかだったりと、ちゃんとジャジーな味わいを醸し出すからおもしろい。しかもジャズと言ってもアメリカのそれではなく、そこはかとなくフランスモード。それはこういった企画ものだからではなく、元々この人が持っている資質だと思う。だからこそあの大傑作『SONGS』も生まれたわけだ。
2009/12/15
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このプログレ祭りは、その前のジャズ祭りの時と同様に「しばらく聴いていなかったアルバムを久しぶりに聴いてみよう」という主旨につき、 今夜はジョン・グリーヴスの『CHaNSONS...』を聴きながら、ジャケットの画像を登録しようとしたら、マイドキュメントに同じファイル名の画像があったらしく「上書きしますか?」というメッセージが出たので遡って調べたら、このアルバムについては既に3年前に書いていた。しかも、今日書こうと考えていたこととほぼ同じ内容。ブレがない(ってか進歩がない?)俺。 というわけで、書きかけた文章をやめにして今日は過去ログのリンクを貼って終了。これは断じて手抜きではない。 そんなことより、プログレと言えば今日は、裏番町くんからケータイに送られてきたニュースに家族で大爆笑させてもらった。ホントにやられた。悪い冗談だ。
2009/12/14
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今日は次女と二人でお留守番だったので、本館の絵の気になるところを微修正したり、昨日買ったDVDを見たりして、だらだら過ごした。そんな状態で、昼間からいくつかジャズやプログレも聴いていたので、その中から1枚だけ。 ジョン・ウェットンの『ARKANGEL』。 プログレ祭りの初日に取り上げた『USA』の頃のクリムゾンは各人の演奏力が圧倒的だが、この人の歌うメロディもまたすばらしいと思う。私はプログレ好きだとは言っても、正直、前衛的、非音楽的なものはあまり得意ではなく、まず歌ありきなので、ジョンのヴォーカルの存在は非常に重要だ。だからUKも演奏力以上にジョンの声にしびれるし、こと演奏面では相当大味なエイジアもジョンの声があれば聴ける。 そんなわけで、もちろんジョンのソロも大好き。特にこのアルバムは前作『VOICE MAIL』に続き歌心満載なので、意外と(?)愛聴盤だ。 個々の楽曲が粒揃いだった前作と比べると、むしろこちらはトータルなコンセプトこそないものの、全体の流れを重視した構成になっており、陰と陽、静と動といったメリハリがある。特に導入部の静かなインストに続いてヘヴィかつダークに始まる2曲目「The Last Thing On My Mind」を無理矢理爽やかなサビに持っていく展開が実に魅力的だ。 ただ、こんなすばらしいアルバムを出した当時、来日も果たしたので喜々として観に行ったのだが、別人かと思うほど太っていて、そのせいかヴォーカルも持ち前の伸びやかさが感じられず、かなりショックを受けた記憶がある。(苦笑)
2009/12/13
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今日はユニオンでもタワレコでもプログレ系の良い出物がなかったが、行く途中の車の中では一応プログレ系を聴いていた。 デイヴ・スチュワート&バーバラ・ガスキンの、今年になって出た待望の新作『GREEN AND BLUE』。 18年ぶりとは思えないほど、このユニットの元々の魅力そのままの内容。テクニカルなのに必ずしもそれを前面には押し出してこないセンスの良い演奏と、抑制の効いたヴォーカルのマッチングが絶妙で、非常にクォリティの高いポップサウンドを創り上げている。 得意の秀逸なカヴァーは今回1曲だけ。しかし、それがビートルズの「Good Morning Good Morning」なので、個人的には嬉しかった。 ちなみに、このアルバム発表に続いて今年めでたく来日した。 私はこのユニットが来日するたびに毎回見に行っていたのだが、今回はあまりにも高くて涙を呑んだ。チケット発売後しばらくしてチケット代を分割払いでも可能という異例の措置がとられたのは、もしかしたら私と同じように二の足を踏んだ往年のファンがけっこういたのかもしれない。 そう言えば、ライ・クーダーと一緒とは言え、先日のニック・ロウも高過ぎた。洋楽ファンにとっては見たいアーティストをおいそれと見ることができない厳しい時代であることを痛感する昨今である。
2009/12/12
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洋楽の中古CDは1枚だけ買った。●XTCの『BEESWAX』 アナログ盤時代に国内盤が出なかったため、当時輸入盤でシングル集『WAXWORKS』との2枚組で買い、ありがたがって聴いていたB面曲集。CDの時代になって『THE COMPACT XTC』という別のベスト盤が出たため、むしろ『WAXWORKS』の方がCD化されず、こちらだけが出た。 XTCのアルバムはほとんどCDで買い直したのだが、現在これらの曲はCD化に際してオリジナルアルバムのボーナストラックとして収録されているので、これは買っていなかった。 XTCはB面にも良い曲がたくさんあって、特にコリン作の「BLAME THE WEATHER」はなかなかの名曲だと思う。
2009/12/12
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家族的にタワレコで買う新品があるというので、そのついでにユニオンにも行った。プログレ系で良いものが見つかればそれを今夜のネタにしようと思ったのだが、あいにくなし。その替わりジャズで微妙なものを2枚買った。●マイルス・デイヴィスの『BLUE MOODS』 帝王マイルスのアルバムの中でも地味で、評価があまり高くないアルバムだが、ベースがミンガス、ドラムがエルヴィンとなかなかのメンツがバックにいるので、一応買ってみた。確かにマイルスにはもっと良いアルバムはいくらでもあるだろうが、これはこれで悪くない。●モーズ・アリソンの『BACK COUNTRY SUITE』 ヴァン・モリソンがこの人のファンで、トリビュートで取り上げたりしていたので、本人のアルバムもちゃんと聴いてみたくて買ってみた。どの程度の知名度の人なのかよく知らないが、かなり良い。
2009/12/12
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学年だけの忘年会があった。大人数の飲み会が苦手な私は、学校全体の忘年会よりむしろこういった小規模の飲み会の方が好きだ。 今日の店には普段家で飲んでいる「黒霧島」ではなく「赤霧島」が置いてあったので、それをボトルでとってもらって飲んだ。確かに「黒霧島」とは違う。どう違うのか説明はできないが、なんだかこっちの方がうまい(…ような気がする)。 で、もちろん飲み過ぎてしまい、飲み会の後半には相当好き勝手なことを言わせてもらった。 さて、今日のプログレは、デイヴィッド・ギルモアの『ON AN ISLAND』。 数年前に出た実に22年ぶりの待望の3rdアルバムだったが、私はDVD付きのスペシャルエディションを中古で狙っていたため、やっと今年になってから買った。 改めてクレジットを見ると、曲ごとに参加メンバーがすごい。主立ったところを列挙すると、クロスビー&ナッシュのコーラス隊、ロバート・ワイアットのコルネットとパーカッション、共同プロデューサーのマンザネラとクリス・トーマスのキーボード、歌って弾ける司会者ジュールスのピアノ。ドラムは、手練れのアンディ・ニューマーク。そして、それらに混じって晩年のリチャード・ライトが参加しているのが泣ける。 中身は、『鬱』~『対』路線で、フロイド名義でも全然問題ない納得のサウンド。むしろフロイド以上に全編で円熟のギターを弾きまくっているから、あのギターさえ聞こえれば良い私のような者にはたまらない。 ところで、オープニングのインストに続いて始まる2曲目の表題曲のコーラスなど随所で、なんとなくアラン・パーソンズ・プロジェクトっぽい雰囲気を感じる。アランと言えばフロイドの名盤『狂気』のエンジニアを務め、その後自身のプロジェクトの1st『怪奇と幻想の世界』は逆にフロイド的だったりするのだが、今回まったく関与していないこのアルバムに今さら彼の陰がちらつくのがおもしろい。 そんなことから、トッドがプロデュースした後にトッドなしでも一時期トッドっぽいサウンドになったホール&オーツと、自分がプロデュースしたホール&オーツっぽいサウンドを自分でも出したトッドの関係をふと思い出した。(何が言いたいか分かる?)
2009/12/11
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忘年会の余興をやるメンバーでぼちぼち放課後に合わせてみたいのだが、勤務時間を過ぎてもそれぞれの仕事があって、なかなか全員が集まれない。まぁ、それぞれ個人練習ができていれば最悪ぶっつけ本番でもなんとかなるか。大体飲み会なんだから、ぐだぐだでもご愛嬌で済むし。 さて、昨夜から地味にプログレ祭りをスタートしたので、今夜はカンサスの『SONG FOR AMERICA』を聴いた。 カンサスは私にとってジェネシスに次いで(あるいはそれ以上に?)思い入れの強いバンドなのに、最も好きな曲が最も好きなアルバムに収録されていないため、無人島アルバムに選べないというジレンマがある。(苦笑) で、この2ndは、最も好きなアルバムというわけではなく、最も好きな曲が収録されたアルバム。 このバンドにはビートルズ、XTC、アナログフィッシュのように主に二人のソングライターがいるのが特徴だが、この時点では泥臭いブギーはスティーヴ・ウォルシュ、プログレッシヴな大曲はケリー・リヴグレンと、キャラの違いが際立っている。 私が最も好きな曲はもちろんケリー作の10分にも及ぶ表題曲「SONG FOR AMERICA」。なにしろイントロにあたるインストゥルメンタルパートがやたら長く、しかも展開が目まぐるしい。こんなバカげたこけおどしに心を躍らせたのは若気の至り以外の何物でもないが、そんな高校時代があったからこそ、今の自分があると言っても過言ではない。 後に産業ロックへと変貌してしまうアメリカンプログレッシヴハードのフィールドにおいて、ここまでやりきったバンドは他にいないのではなかろうか?今聴いてもしびれる。
2009/12/10
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きのうはジョン・レノンの命日だったにも関わらず特に何もなし。…と言うか、20万ヒットを一つの節目としてジャズを一旦終了し、1日お休みした。 で、今日からは、新シリーズ「真冬の夜のプログレ祭り」を無理矢理スタート。 私はジャズを聴き始めたのが遅くCDでしか持っていないため、かえって手軽に聴けて、しかも(ドルフィーやミンガスのような濃いものでなければ)家族がいても流せるので、連日連夜何かしら聴いてはブログのネタにできた。 しかしプログレとなると、有名なアルバムはほとんど学生時代に買ったアナログ盤なので、特定の部屋でしか聴けず、また、CDで持っていても家族のいる所でかけると大概のものは顰蹙をかいそうなので、果たしてジャズ祭りのように毎日続けられるかどうかは甚だ微妙。 それでもとにかく初日は、先日ついに中古の紙ジャケデジタルリマスターCDを買ってからというもの、隙をついてはちょくちょく聴いているキング・クリムゾンの『USA』を。 このライヴ、元々収録曲がこの時期のベスト盤的内容である上に、CD化に際して何曲か追加されたことで、アナログ盤時代よりも断然良い構成で蘇った感じがする。その追加収録によってラストナンバーとなった名曲「STARLESS」!こんなに真夜中が似合う曲はそうそうない。 それ以外も全編に渡って壮絶な演奏を繰り広げており、名曲「21世紀…」におけるインストパートのユニゾンは鳥肌もので、特にジョン・ウェットンのプレベのうなり方は半端ではない。ただし、音量に注意。(なるべく大音量で聴きたいところだが) 未発表ライヴ音源やプロジェクトの乱発などに辟易して、ここ数年はすっかりクリムゾンから遠ざかってしまっていた私だが、このアルバムを聴いているとかつて敬虔な信者だった頃の気持ちがふつふつとどころか一気に蘇ってくる。 やっぱりクリムゾンは凄いバンドだ。
2009/12/09
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今週中かなとは思っていたが、帰宅したらいきなり20万ヒットしていてビックリ。 慌てて急遽記念トップを描いた。かなりテキトー。 でも、XTC最高!! つーコトで、この後「Beating Of Hearts」聴くぞ~。
2009/12/07
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長女の所属する吹奏楽部が地元のショッピングモールでクリスマスコンサートをやると言うので、聴きに行った。 小1時間のステージを2回、途中で各パートの紹介などもはさみながら5~6曲やった。 長女のハイライトは、最後の曲、ワムの「ラストクリスマス」の主旋律をソロで吹く部分。 以前は誰よりもでかい音量&キンキンした音色でテンションの高い演奏をしていた長女だったが、さすがに長年続けているので、ここへきて全体のアンサンブルを意識してかなり丁寧に吹くようになっていた。一応それなりにちゃんと成長しているようだ。 さぁ、次は俺の番だ。
2009/12/06
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感動の10周年記念ライヴからはや2ヶ月が経ち、今日はその時に告知された‘プレツアー2009’のチケットが間際に取れたので、行って来た。 10周年を節目に、タイミング良く斉藤州一郎が復帰できたことで、初期の曲をわりと多くやるようになり、また、州の休養中に出した前作『FISH MY LIFE』からの曲も、州のドラムによって新しい生命を吹き込まれたかのようだった。 州が復帰する前のサポートドラマー、ビッツくんはすっかりアナログフィッシュに馴染んでいたので、現在の州のドラミングの方がむしろ粗い感じを受けるが、それが良い感じで暴れていて、二人の触媒になっているのだと思う。 このツアー、その州が無事復帰したことを全国にアピールするとともに、‘プレ’と題しているから、間もなく出る新作からの曲のお披露目的な意味もあって、前回の‘10×10×10’にも増して新曲をたくさん聴くことができた。 その新作アルバム、ライヴの中でされた告知によると、2月10日発売らしい。今から待ち遠しい…ってか、待ちきれない。 とりあえず今日は記念すべき‘10×10×10’の模様がめでたくDVD化され、会場で先行発売されていたので、しっかり買って帰った。
2009/12/05
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ディスクユニオンで、目当てだった新品CDを買った。●デイヴ・スチュワート・アンド・バーバラ・ガスキンの『THE TLG COLLECTION』 かつてプログレ畑のミュージシャンが頻繁にライヴをやったので足繁く通った、今は無きお台場のライヴスポット‘トリビュート・トゥ・ザ・ラヴ・ジェネレイション’で限定販売された幻のデモ集が今頃になって市販された。ライヴ前のミュージシャンとのお食事会にも出席した知人が当時買っており、ありがたいことにCD-Rでいただいていたが、今回ちゃんと自分でも買った。 ユニオンだと先着特典でおまけにCD-Rが付くらしく、それに間に合った。ラヴィン・スプーンフルのカヴァーのデモが1曲だけ収録されていた。
2009/12/05
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都内に出たついでに、例によってディスクユニオンでジャズの中古CDを3枚も買ってしまい、夜はそれを聴いた。●アート・ペッパーの『THE TRIP』 奇跡のカムバックを遂げた後のアルバム。バックに、あの遺作『GOIN' HOME』でデュオの相方を務めたジョージ・ケイブルスがいる上に、ドラムがエルヴィンだったので購入。●オスカー・ピーターソンとジョー・パスの『ポーギーとベス』 文句なしのコラボなので買ってみたが、ピーターソンがなぜかピアノではなくクラヴィコードを弾いていて、その音色がちょっと微妙。ジョー・パスの方もクラシックギターなので、あまりジャズらしくないサウンドになっている。むしろアンソニー・フィリップスのソロアルバムみたいな感じなので、何回か聴いているうちに耳に馴染んでくるだろうか?●チック・コリアの『AKOUSTIC BAND』 これは最高!なんでもできるチックだが、やっぱりこんなふうにモロにジャズに取り組んでくれた方が個人的には断然しびれる。曲も「枯葉」や「いつか王子様が」といった定番曲を換骨奪胎して、怒濤の演奏を繰り広げている。
2009/12/05
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テスト最終日の今日も生徒は午前中で放課となるので、午後に車の定期点検の予約を入れて早退した。そのせいで、勤務時間内に採点を終了することができなかった。(汗) そんなわけで、夜は自宅でジョン・コルトレーンの『TRANEING IN』を聴きながら採点。 私はジャズを聴き始めた頃、とにかくコルトレーンのアルバムを中古で見つけたものからどんどん集めていったので、必然的に様々な時期の作品をバラバラに聴くことになったのだが、これを入手したのはたまたまかなり早い段階だった。品番からするとコルトレーンの2ndリーダー作だそうで、当然インパルス時代のような凄みはなく、当初あまりインパクトを感じていなかった。 が、久しぶりに聴き直してみると、レッド・ガーランドをはじめとするリズムセクションの醸し出す雰囲気と相まって、この時期のコルトレーンの朴訥さは実に良い感じだ。曲によっては既に相当テクニカルなプレイも繰り出しているし、スローな曲については、秋(冬!)の夜長に非常に合っている。
2009/12/04
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忘年会の余興は、ユニットとしての完成度はまだまだ低いものの、個人的にはだんだん弾けるようになってきたので、練習していて楽しい。時間が何分もらえるかまだ分からないが、最低4曲、あわよくば5~6曲やりたい。 で、相変わらず夜はジャズを聴いた。今夜はシェリー・マンの『MY FAIR LADY』。 シェリー・マンはウェストコースト系の著名な白人ドラマーなのだが、私は参加したアルバムをあまり持っておらず、リーダー作はこれだけ。 これだけと言えば、ピアノのアンドレ・プレヴィンもこれしか持っていない。大体私は長年この人はクラシックの人(指揮者)としてしか認識していなかった。(汗) あの有名なミュージカルをピアノトリオでやって、ジャズらしからぬ売れ方をした企画盤らしく、非常に親しみやすいので、秋(冬?)の夜長にリラックスムードで聴くにはピッタリだ。
2009/12/03
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もう企画名が季節外れなのだが、とりあえずジャズは聴いた。 ポール・チェンバースの『BASS ON TOP』。 マイルスやトレーンをはじめ、数多くのアルバムで名前を見かける名ベーシストの貴重なリーダー作ということで、名盤紹介で取り上げらることが多いが、この人の得意技であるアルコソロの評判はあまり芳しくない。(苦笑) 個人的にはアルコソロをそんなに毛嫌いしているわけでもないのだが、実はしばらく聴いていなかった。 改めて聴くと、本人が普通に弾いていて、ケニー・バレルやハンク・ジョーンズがソロをとっている部分が特に良い。 問題のアルコソロは…、なきゃなくてもいいかな。(?)
2009/12/02
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師走に入ると同時にテスト期間に入った。初日の今日、自分の担当する科目がまず一つあったので、午後は主にその採点にいそしんだ。 で、帰りがけに久しぶりに同僚を連れてジャズ喫茶に寄り、アナログ盤で自分で持っていないジャズのアルバムを2枚ほど聴かせてもらった。 1枚はロイ・ヘインズ率いるトリオの『WE THERE』、もう1枚は今年デビュー50周年らしいロン・カーターの初リーダー作、『WHERE?』。 前者では、超絶と言われるフィニアス・ニューボーンJr.のピアノが聴ける。後者はのっけからドルフィーのバスクラが炸裂している。 どちらも中古で見つけたら買いだな。 ところで、今日あたりは天気も良く日中暖かかったが、さすがに12月となると「秋の夜長」というタイトルが季節にそぐわなくなってしまった。(苦笑)
2009/12/01
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