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先にユニオンを回ったものの、今日のメインの目的はむしろタワレコで新品を買うことだった。●プリファブ・スプラウトの、実に8年ぶりとなるニューアルバム、『LET'S CHANGE THE WORLD WITH MUSIC』 ライナーによると、あの傑作『JORDAN : THE COMEBACK』の後に着手していたにも関わらず、様々な事情で頓挫してしまったアルバムだそうで、その状況をビーチ・ボーイズの『PET SOUNDS』と『SMiLE』の関係になぞらえて説明している。 『SMiLE』は後にブライアンがついに完成させて日の目を見たが、奇しくもこの『LET'S CHANGE…』も、他のメンバーがみんな去ってしまった今になって、パディが一人で完成させた形になった。 サウンドの洗練され具合いがいよいよ尋常ではなくなっている上に、彼が元来持っていた瑞々しさはまったく失われていないところがすごい。今時のサウンドとは程遠いかもしれないが、逆に時代とは関係ない次元にある永遠の傑作となりうる端正なアルバムだ。 ただし、名義こそプリファブではあるものの、実質パディ一人という事実は動かし難く、本人が「マーティやウェンディやニールやトーマスといっしょに録音したかった」とセルフライナーで語っているのを読んだら、無性に切なくなってしまった。
2009/10/31
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国内のアーティストの中古CDも1枚だけ買った。●高橋幸宏の『ONCE A FOOL,...-遙かなる想い-』 先日亡くなった加藤和彦氏の告別式に出席する姿をニュースで見かけたこの人の、比較的初期のソロアルバム。 YMOとかミカバンドの中で私はこの人のソロだけはその後もわりと追いかけてきたが、実はほとんど中古狙いだったため、初期のアルバムで抜けているものが多い。で、今日はこれを見つけたのでしっかり買った。 この人のソロには洋楽の名曲の秀逸なカヴァーが収録されることが多く、このアルバムでもトッド・ラングレンの「瞳の中の愛」をやっていて、かなり良い。
2009/10/31
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今日のディスクユニオンはハロウィンセールということで、何枚か買うと割引率が上がるので、ジャズ以外にも何枚か中古CDを買ってしまった。 そのうち、プログレは2枚。●シド・バレットの『僕がいなくてさみしくないの?』 未発表曲を含むベスト盤。 元々オリジナルアルバム自体2枚しか出ていないので、ベスト盤と言われてもなぁ…、と何年もスルーしてきたのだが、今日はついに買ってしまった。●キング・クリムゾンの『クリムゾン・キングの宮殿』 今日ついに買ってしまったと言えば、むしろこちらの方が重傷。アナログ盤と旧規格プラジャケで持っているため、ずっと買い直さないように自粛してきた紙ジャケデジタルリマスター盤。 なんでも40周年記念エディションが何種類も出たらしく、一部の音楽雑誌で特集が組まれたりしているが、個人的には今のところこれで充分。
2009/10/31
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ディスクユニオンでジャズの中古CDを1枚買ったので、今夜はさっそくそれを聴いた。●ルー・ドナルドソンの『BLUES WALK』 おととい久しぶりに『ALLIGATOR…』を聴いたところだったが、今日は良いタイミングでこれを見つけた。 オルガン&ギターをバックに独特のサウンドでヒットした『ALLIGATOR…』はセールス面から名盤扱いされるが、むしろこちらの方をこの人の代表作とすることも多いような気がする。 元々パーカーの影響下にある人だそうだが、この人ならではのブルースフィーリングが表題曲などにうまく生かされている。 こういう感じもまた秋の夜長にバッチリフィット。
2009/10/31
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今夜は同僚と仕事の後、夕飯がてら(私だけはしっかり飲みつつ)、忘年会の余興の打ち合わせなどで軽く盛り上がった。 で、問題はその後…、そこそこの時間に切り上げて駅に行ったものの、都内まで小一時間という立地条件につき朝夕とも通勤時間帯には何本もひっきりなしに通っているはずの電車が、たまたま30分近く来ない見事な端境期!(苦笑) 結局はド田舎であることを痛感しつつ、妙に間延びしてしまった時間に、iPodでジャズを聴いて過ごした。 で、ハンク・モブレイの『PECKIN' TIME』 邦題ではあくまでハンク・モブレイのリーダー作扱いにしているが、原題のジャケの表記も、実際に聴いた感じもリー・モーガンとの双頭体制。ほとんどの曲のテーマ部分を二管のユニゾンで吹き、ソロもほぼ均等にとっている。 ここで、一応主役格のハンク・モブレイについて感じるのは二点。 まず、「B級テナー」と揶揄されることもあるこの人のソロが、天才と称されるリー・モーガンのソロとまったく遜色ない点。なかなかやるじゃん!と。 しかしその一方で、同じテナーのソニー・ロリンズやジョン・コルトレーンのプレイと比べると、取り立ててはっとするような瞬間がほとんどない点。巨人らと比べるのはやっぱ酷かな?と。 天才的なひらめきや、鬼気迫る感じではなく、普通にいわゆるジャジーなノリを味わいたいとなれば、むしろ最適なサウンドではなかろうか。 良いのか悪いのか、好きか嫌いかと言うと…、微妙な表現だが、そこそこ良くて、まぁまぁ好き。
2009/10/30
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個人的に、徐々にジャズのモードに入ってきたので、今日もまた。 今夜は久しぶりにルー・ドナルドソンの『ALLIGATOR BOGALOO』を聴いた。 私はこの人については、アート・ブレイキーの『バードランドの夜』で熱く吹いていたことくらいしか知らないが、このアルバムは表題曲が当時シングルヒットしたらしく、よく名盤紹介で取り上げられていたので、リーダー作としては唯一持っていた。 同じブルーノートの4200番台にはハンク・モブレイの『DIPPIN'』や、グラント・グリーンの『抱きしめたい』、ハービー・ハンコックの『SPEAK LIKE A CHILD』といった、ジャズにしてはわりと売れたアルバムが何枚かあるようだ。売れたかどうかは知らないがオーネットの『ゴールデンサークル』も4200番台だった。あれもVOL.1の方には一時期はまったなぁ。 で、このアルバムだが、帯のタタキ文句には「ソウルジャズの聖典」と銘打たれている。こういうのをソウルジャズと言うのか。本人のアルトよりむしろバッキングのオルガンとギターが全体の印象を決定づけている感がある。ちなみにギターはジョージ・ベンソン。 とにかく、秋の夜長にはかなりしっくり来るサウンドだった。
2009/10/29
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天気が良ければ日中はまだ暖かい日もあるものの、朝夕の冷え込みには確実に秋の深まりを感じる今日このごろ…、千葉ロッテ・マリーンズがあっけなくシーズン終了してしまったこともあり、今年の秋はことさらに夜が長いような気がする。 そんな状況下で、元々濃い私の音楽生活がいよいよ充実してしまうのであった。(笑) 例えば今日は…、寝入りや目覚めに聴く枕元のMDラジカセにはビル・エヴァンスの『AFFINITY』、食卓の脇のミニコンポにはミンガスの『ファイヴ・ミンガス』、出勤時の車中、カーステレオには山中千尋の『LACH DOCH MAL』、職場の準備室のCDプレーヤーにはリー・コニッツの『VERY COOL』、風呂場のスピーカーに繋ぐiPodにはマイルスの『ライヴ・アット・ブラックホーク Vol.1』をセットし、ほぼひっきりなしに聴き続けたが、 最終的には、帰宅後、晩酌しながら自分の部屋の旧態依然とした大きなステレオで、ドルフィーの『THE UPPSALA CONCERT VOL.1 & 2』をじっくり(というか、実際はほとんどうとうとしながら)聴いて一日を締めくくった。 録音状態は決して良好とは言えないこのスウェーデンでのライヴ音源だが、才気ほとばしるあまりにも自由かつ素っ頓狂なドルフィーのプレイスタイルは充分伝わってくる。しみじみとアブストラクトだ。 しばらく国内のアーティスト及びビートルズ中心だった音楽生活が、秋の深まりとともに一気にジャズ三昧。
2009/10/28
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出張先で元同僚のせばすけくんと会って、夜、飲もうという話になったので、急遽他にも連絡したところ、食事くらいなら可能という人が何人いて、最終的に6人で夕食会(個人的にはしっかり飲んだが)になった。 今回の主賓格は、あと半年足らずで定年になられる大先輩。元々陶芸や蕎麦打ちが趣味の通な先生だったが、今日も、手打ち蕎麦の全国大会は毎年福井県で行われるとか、手打ち蕎麦二段を取得したとか…、そういった方面のネタには事欠かなかった。 さらに、ひと足先に定年になり、既に悠々自適なジャズ喫茶を営んでいる大先輩の得意のオーディオネタが…、三穴コンセントのアース問題やら、手作りスピーカーやら、留まるところを知らず、 せばすけくんはせばすけくんで、最新FMトランスミッター情報などなど、 他にもう一人も、今日は炸裂こそしなかったが、フランス車に対するこだわりが半端なかったり、 個人的にいくらでもネタを持っている私が、ほぼ聞き役(ツッコミ役?)に徹する状態になるほどのネタの充実ぶりで、あっと言う間に3時間が過ぎてしまった。このメンツのまんま『タモリ倶楽部』か『あめトーク』が何本か録れそう。(笑)
2009/10/23
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出張の途中、タワレコで新品のCDを1枚買った。●小谷美紗子の『ODANI MISAKO TRIO』 多くのミュージシャンがファンであることを公言しているらしいシンガーソングライター小谷美紗子が、100sのリズム隊(玉田&山口)をバックに従えたピアノトリオのベスト盤。 ここのところ100sにはまっている流れから、俄に興味が沸いてきて、とりあえずシングル「YOU」とか「WHO」あたりをYou Tubeでチェックしたところかなりつぼで、居ても立ってもいられなくなり、中古なんてケチくさいこと言わずに初回限定DVD付きを新品で買ってしまった。 曲もさることながら、リズム隊が最高!
2009/10/19
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ディスクユニオンの後タワレコに移動し、出たばかりの新作DVDを買った。●アジカンの『映像作品集6巻~Tour 2009 ワールド ワールド ワールド~』 アジカンのDVDもなんともう6作目。今回はサブタイトルにもある通り今年のツアーを、2枚に収めている。 このツアー、うちの県にも来てくれたので家族で見に行ったが、セットリストはほぼその時と同じなので、感動も新たに見られてありがたい。その後サマソニで見たリトルブーツ御用達のテノリオンを、ライヴのオープニングで仕様しているところが、いきなり演出効果絶大だったことを改めて思い出す。 往年のキラーチューンは2巻、3巻、近年の曲は5巻とかぶるためか、シングルのカップリング曲など地味めでマニアックな曲も盛り込まれている中で、最新アルバム『サーフブンガクカマクラ』をアルバム通りの曲順で全曲やっているところが圧巻だ。
2009/10/17
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国内のアーティスト&バンドは中古CDを1枚、さらに新品で1枚買った。●中村一義の『90'S』 タイトルのように90年代のシングル集。1曲を除いて1st、2ndに収録されているので持っているのだが、安かったのでつい買ってしまった。(苦笑)●ライトの「Turns Red EP」 夏にサマソニで怒濤のライヴを見た時に既に演奏され、本人達が発売を告知していた待望の新曲。店頭で見つけて買ってみた。 ツインギターの片割れが、イントロなどでシンセを奏でる新境地。いよいよクリムゾンっぽいテイストになっていて最高。
2009/10/17
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ユニオンでプログレ以外の洋楽の中古CDを1枚だけ買った。●ベン・フォールズ・ファイヴの『WHAT EVER AND EVER AMEN』 この2ndアルバムだけ持っていなかったが、今日は500円均一のセールの箱の中から発見した。1stシングル「Song for the Dumped」の日本語ヴァージョンがボーナストラックとして収録されていて、その邦題が「金返せ」(笑) 夏にナノムゲンフェスで来日した時、相当おもしろかったらしい。行きたかった…。(泣)
2009/10/17
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ディスクユニオンでプログレ系の中古CDも1枚買った。●ナショナル・ヘルスの1st『NATIONAL HEALTH』 カンタベリー系の極めて重要なバンドで、メンツ的には紆余曲折を経てハットフィールのベースがリチャード・シンクレアからニール・マレイに代わったかたち。あと、アラン・ゴウエンやジミー・ヘイスティングスらも参加していて、サウンド的には最高のジャズロック。 実に20年以上も前から買いたいと思いつつ、中古で見つけても国内盤ではなかったり、国内盤だが中古にしては高かったりと、様々な理由でスルーしてしまっていて、今まで縁がなかった…が、ついに買えた。(喜)
2009/10/17
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半日出勤の後、ディスクユニオンへ。 ジャズの中古CDを1枚買った。●ビル・エヴァンスの『AFFINITY』 ハーモニカの名手トゥーツ・シールマンスとのコラボ。変わった組み合わせだが、名盤として紹介されることもしばしばあるので、ずっと探し続けていたものをやっと見つけた。 なるほど確かにこれは、邪道な編成ながらサウンドにまったく違和感はなく、見事にフィットしている。後半ビル・エヴァンスである必然性のあまり感じられないカンタベリー系ジャズロック風の演奏もあるが、それはそれで個人的には好みのサウンドだったので、結果オーライ。
2009/10/17
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学校説明会で半日休日出勤した。 私は中学生に対して体験授業を行う担当だったので、「詩歌を味わう」と題して授業した。 内容は、私が今まで20年以上やってきた国語の授業で扱った近・現代の詩歌の中から、個人的に気に入っているものばかりをセレクトして、パワーポイントでケータイ大喜利チックに紹介するというもの。(オムニバス形式のベストアルバム風?) 紹介した人のラインナップは…、とりあえず中学生でも食いつきの良さそうな俵万智から始まって、与謝野晶子、石川啄木、若山牧水あたりの超メジャー歌人、俳句は鷹羽狩行、飯田竜太、山口誓子、河東碧梧桐、尾崎放哉、種田山頭火、詩人は三好達治と萩原朔太郎の二人だけにしぼって、その代わり最後におまけで、アジカン、100s、アナログフィッシュの歌詞を紹介した上で、それらのPVを視聴覚室の大画面で見せた。 準備段階からむしろ自分が楽しんでしまったが、参加者の表情などから察するに、概ね好評だったと思う。
2009/10/17
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先日見た『ウルトラミラクルラブストーリー』が完成度うんぬんではなくなんとなく引っかかるものがあって、横浜聡子という監督がちょっと気になる存在となっていた。そこで、その筋でかなりの評価を受けたという、この人のインディーズ時代の『ジャーマン+雨』をDVDで借りて見た。 これはすごい作品だ。自主制作(なんと160万円!)で録ったため当然荒削りだが、ある意味メジャー第一作となった『ウルトラミラクルラブストーリー』よりもはるかにすごい。 私は『ウルトラミラクルラブストーリー』を見た時にここで、「今後もう少し洗練されてくるか、むしろ設定からもっとはちゃめちゃになってくると相当おもしろい映画を撮ってくれそうな予感がする」と書いたが、半分だけ前言撤回する。洗練はされない方が絶対に良いと確信した。 そしてこの映画が見たかったもう一つの理由は、野嵜好美が主役であることだった。この女優はとんでもない。ありえないめちゃくちゃなキャラクターをものすごくリアルに演じていて、本当にこういう人なんじゃないかと思わせてしまう。 実はこの人、この映画以降横浜監督のお気に入りになったのか、『ウルトラミラクルラブストーリー』にもなんてことない脇役で出ていて、さらにその繋がりか100sのヴィデオクリップでは中村一義の吹き替えでヴォーカル役を務めている。個人的にこのルックスに、萌えこそしないが、惚れた。(笑) そんなわけで、今後は横浜監督の次回作に期待しながら、野嵜好美の今までの出演作をレンタルで探してみたい。あと、とりあえずこの『ジャーマン+雨』はDVDで買っちゃおう。
2009/10/15
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せっかくの3連休だったが、初日のアナログフィッシュで完全燃焼してしまったので、残り二日間は自粛モードだった。 ただし、ひたすらのんびりしていたわけではなく、今週末に休日出勤で大事な仕事があるので、それの準備をしていた。 何をするにもギリギリまで手を付けず、けっこうグズグズしているのだが、一旦スウィッチが入ると根を詰めてしまうのが私の悪い癖で、今回もまさにそうだった。 そんなわけで今回も、単に資料をプリントして配るだけじゃなくて、パワーポイントを使って見せようと急に思い立ち、ずっとそれを作っていた。 で、とりあえず完成しても、少しでも効果的に見せられるようにと、いつまでも微調整し続けるという…、これもまたいつもの悪い癖。きっと、当日の朝までやり続けるな。(苦笑)
2009/10/12
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アナログフィッシュの10周年記念祭り“10×10×10”に行ってきた。 10周年とあって単なるライヴではなく、アニヴァーサリー企画が盛りだくさんだった。 まず、グッズコーナーで10周年記念Tシャツ、タオル、ケータイストラップなどを買いあさり、会場入りした。 いよいよ開演。この記念すべき日に、しばらく病気で一時的な離脱を余儀なくされ療養中だったオリジナルドラマーの斉藤州一郎が満を持して復帰!恥ずかしながら私は、彼が休養してからファンになった新参ものにつき彼の生ドラムを見るのは今回が初めてなので、いやが上にも期待は高まっていた。 ステージ上のスクリーンに、まるでマリンスタジアムで先発ラインナップが発表される時のようにメンバー紹介の映像が映し出され、本人たちが一人ずつ登場。最後に州が出てきた時は会場中が「お帰り~!」という気持ちだったと思う。そんな温かい眼差しに包まれながらメンバーは特設のセンターステージに進み、州による素っ頓狂な甲高いカウントで1曲目「白黒ック」がスタート! この1年ちょっとアナログフィッシュと活動を共にしていたサポートドラマー、ビッツくんはライヴを重ねるごとにしっくりきていて、もはやメンバーの一員のように思っていたのだが…、やはり州が入ると何かが違う。二人と対等な関係の州の存在によって、演奏に異化作用が起こっていた。これはテクニックうんぬんといったスキルではなく、メンタル面での強化だ。 「スピード」、「B.G.M.」といった初期の名曲を怒濤のように繰り出し、最後は「出かけた」で締めて、スリーピース体制による第一部はあっと言う間に終了してしまった。個人的には「LOW」の「日々の終わりに最高のやつを~」って歌詞が大好き。 次に下岡くんの紹介で、ゲストの一組目、Sorrys !が登場。 が…、これは個人的にきつかった。必要以上に大音量で、ひたすらがなるヴォーカルが耳に痛かった。音の全体のバランスも悪く、曲の良し悪しなどといった判断ができない。内面からわき上がってくるパッションをストレイトに表現する演奏の勢いも大事だとは思うが、もう少し客席にどう聞こえているかをイメージした方が良いのではないか。(?) この後今回のイヴェントの一つの目玉、アナログフィッシュのこれまでの道のりをマンガ化した『まんが道』ならぬ『さかな道』(前編)が上映された。このマンガのキャラがホントに本人たちにそっくりで最高。 そしてしばし歓談の後、健ちゃんの紹介で二組目のゲスト、SISTER JET。 甘くて濃いルックスが個人的にはちょっと苦手なタイプではあったものの、アナログフィッシュよりもM.C.ははるかに上手で(苦笑)、肝心の曲もポップなメロディをソリッドなスリーピースサウンドに乗せて、なかなか良かった。 ここでまた、『さかな道』(後編)の上映。申し訳ないが、州が病気でダメになってしまうくだりが爆笑。あんなのをマンガ化できてしまうってことは、本当にもう州は大丈夫なのだろう。逆に嬉しかった。 そしていよいよ最後に、サポートのキーボード奏者、木村ひさしくんを加えた4人編成アナログフィッシュのメインステージ。 州のドラムが戻っての往年の名曲の数々はもちろん、「平行」、「ライトブライト」、「ハローグッバイ」、「ライフゴーズオン」といった新曲もすべてすばらしかった。今までのライヴでも既に演奏されていたが、聴く度に完成度が高まってきている感じを受ける。 これらが収録されたニューアルバムがいよいよ数ヶ月後に発売になるらしい。さらに今日の記念すべきライヴがDVD化されることや、州が復帰後のツアーの告知もあった。楽しみ~。 帰りぎわに、物販に元サポートドラマーのビッツくんがいることを知り、本人からDVDを買ってちょっと会話した上に握手までしてもらった。あと、今日初めて聴いて気に入ったSISTER JETのCDも本人たちから購入し、会場である新木場スタジオコーストを出たら、当然のことながらあたりはもう真っ暗だった。 3時の開場から8時の終演まで、実に5時間、ちょっとしたフェスに参戦した気分で、興奮状態のまま帰路についた。
2009/10/10
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今日は千葉テレビで放送終了までマリンのセレモニーを見ていた。 試合自体もイイ感じ勝てて良かった。多少期待はしていたものの、まさかあんなかたちで小宮山の最後が締めくくれるなんてミラクルだ。 その小宮山やボビーをはじめとして今シーズンでロッテを離れる人たち、今までたくさんの感動を本当にありがとう。
2009/10/06
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ここのところ日記をその日のうちに書かないから、前回の日記は日にちがズレてしまったが、ズレついでにせっかくだからおとといのネタをもう一つ。 私が都内にCDを漁りに行くのは、大体、映画、展覧会、ライヴといった何か他にメインの目的があるついでなのだが、今回は誕生日企画の一環として純粋にCDが目当てだった。 …が、実はたまたま嬉しい副産物があった。 タワレコに入ったら、この日がムーンライダースの新作の発売日だったらしく、本人たちがトーク&インストアライヴをやるというのだ。 というわけで、ムーンライダースは元々けっこう好きで、何枚もアルバムを持っているわりにはライヴを見たことがなかったのだが、偶然生ムーンライダースを見ることができた。 アコースティックセットで3曲だけとはいえ、思わぬ収穫。
2009/10/05
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昨日のユニオンは国内ものが豊作だった。●高野寛の『TIDE』、『RIDE ON TIDE』 20年程前、トッド・ラングレンのプロデュースなどのおかげもあって、私のツボにハマるサウンドを出してくれていた数少ない国内のアーティストの一人だったが、徐々に好みからハズれ、ついに新作が出てもチェックしなくなってしまった人のアルバムを今さらながら2枚。そんなわけで、前者がちょうど買わなくなった時期に出たアルバム。後者はその後に出た弾き語りライヴ2枚組で、あの中村一義がゲスト参加し、名曲「ベステンダンク」をデュエットしている。●中村一義の『100s』 中村一義のソロ名義の4thアルバム。これ以降は100sというバンド名義で活動し、アルバムも100sとして出している。私がこの人を聴くきっかけとなった名曲「キャノンボール」は、このアルバムの先行シングル。●アナログフィッシュの「Living in the City」、「アンセム」 結成10周年ライヴ「10×10×10」を来週に控えた彼らのシングル2枚。どちらもアルバム収録曲だが、律儀に買った。前者にはアルバム未収録曲が1曲入っている。これを聴きながらモチベイションを高めておこう。 これ以外にも洋楽で何枚か欲しいものがあったが、大人なので我慢した。(笑)
2009/10/04
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お誕生日企画第2弾ってことで、心おきなくディスクユニオンに行かせてもらった。 で、ジャズの中古盤を1枚買った。●マイルス・デイヴィスの『NEFERTITI』 ここのところ、『MILES SMILES』や『SORCERER』と立て続けにはまっていて、これも見つけたら必ず買おうと探していた。マイルスのバンドではこの時のメンバーが歴代最強なのではないかと思う。 今後は『E.S.P.』、『MILES IN BERLIN』と遡ってみようと決めているが、その前に充分この『NEFERTITI』と対峙せねば。
2009/10/03
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ビートルズのアルバムレビューも好調(現在4枚終了)な葉さんの、新作イラストがアップされた。 http://gerberafield.hp.infoseek.co.jp/lsd.png なんと、あのサイケな模様を全部手書き(ペンタブ)!気の遠くなる作業だ。いつの間にこんなスキルを身につけたのか?そら恐ろしい存在だ。(笑)
2009/10/02
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基本的に辛いものが苦手な私は、ナンで食べるちゃんとしたインドカレー(カレーライスではない)などにはあまり興味がなく、自らそういった専門店に入ったことはほとんどなかった。 それが、今年度4月当初に同僚に連れて行かれてからというもの、なぜかずっとカレーに縁がある。 その後ショコポチさんちにお邪魔した時に御馳走になったり、サマソニで食べたり、お盆に妻の実家に行った時にもその近所で発見したり、いつも行っているタワレコの向かいがカレー屋だったことに気づいたり、 …と、そういったことが半年続いているうちに、すっかりカレーにハマってしまった。 そこへもってきて、つい先日勤務先のごく近くにあった饅頭屋がつぶれたと思ったら、インドカレー屋になった。 今日は私の誕生日につき夕飯は自分で食べたい物をということで、その店で仕事帰りに何種類ものカレーやサイドメニューをテイクアウトして帰り、妻には家でナンを焼いてもらって、家族で食べた。 なぜかインド風の変な誕生日だったが、うまかった。 追伸:誕生日記念で本館ギャラリーに(インドともカレーとも関係はない)新しいイラストをアップした。
2009/10/01
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