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見たかったのに見損なってしまっていた映画が地元でリバイバル上映されているというので、家族で見に行った。 『ウルトラミラクルラブストーリー』 横浜聡子という女性監督のメジャーデビュー作。心温まる展開かと思いきやいきなり非現実的なシーンが挿入されたり、ラストシーンがまたなんとも妙な流れだったりと、「えぇ~、なんで?」とか「イイのか、コレで?」という部分が随所にあって、完璧というにはほど遠いかなり不細工な作品だったが、なぜか不思議と許容できてしまった。 これは私にしては珍しいパターンだ。この監督の潜在能力は高いのかもしれない。今後もう少し洗練されてくるか、むしろ設定からもっとはちゃめちゃになってくると相当おもしろい映画を撮ってくれそうな予感がする。 なお、エンディングテーマは100sの「そりゃそうだ」。最高!
2009/09/27
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ユニオンで、新品も1枚買った。●ジョン・フォックスの『THE QUIET MAN』 出たばかりの今年4枚目(?)の新作。いったい何枚出すんだろう?近年、この人の創作意欲はとどまるところを知らない。が、実はあまりまともなアルバムは出しておらず、これもジョンのピアノをバックに誰かが詩を朗読するという企画もの。(苦笑)…とは言っても、アートワークなどから醸し出されるこの人の美学にはまったくブレがない。さすが! さらに中古で1枚。●シャックの『TIME MACHINE』 元ペイル・ファウンテンズのマイケル・ヘッド率いるシャックのベスト盤。ピート・タウンゼントや元オアシス(苦笑)のノエル・ギャラガーが絶賛しているらしい。
2009/09/25
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連休の最後にディスクユニオンでCDを何枚か買った。 まずジャズの中古盤を1枚。●『HERBIE NICHOLS TRIO』 この人のことは詳しくしらないが、不遇の名ピアニストらしい。このアルバムはよく見かけるジャケで、それなりに名盤。今日は特に安かったので、思い切って買ってみた。ドラムはマックス・ローチ。
2009/09/23
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昨日の続き。1~5位のランキングをカウントダウン形式で。5位「All My Loving」 ほっとくとついつい中期のサイケな時期の曲ばかりになってしまうので、バランス感覚で1曲だけ初期の曲を無理矢理ランクインさせた。ニックの「恋する二人」やトッドの「瞳の中の愛」、「一般人の恋愛」あたりへと脈々と繋がるパーフェクトなポップ。4位「Eleanor Rigby」 ポールの小曲の中でも秀でて大傑作だが、歌詞はほとんどジョンらしい。陰りを帯びた曲調とペーソスを含んだ歌詞のマッチングがすばらしく、わずか2分強とは思えない充実作だ。奇才ロイ・ウッドをはじめ多くのアーティストがこのストリングスの使い方にやられている。3位「Strawberry Fields Forever」 押しも押されもせぬ超有名曲だが、客観的に考えるとビートルズの中でも特にヘンテコな曲で、彼らのシングルの中では珍しくチャートで1位にならなかったらしい。イントロのメロトロンにメロメロ、トロ~ン。エンディングで味わえる不安な感じが妙にくせになる。2位「I Am The Walrus」 「Strawberry…」同様めちゃめちゃ変な曲。個人的にこういったストレンジな曲が大好物なので、全体のバランスを考えなければ今回の10曲は全部こういったサイケデリックな曲になりそうだった。天才ジェフ・リンをはじめ多くのアーティストがこのアレンジにやられている。1位「It's All Too Much」 映画『Yellow Submarine』のクライマックスで最高の使われ方をしているにも関わらず、意外と知名度が低いような気がするジョージの一大傑作。今回のリマスタリングで最も理想のサウンドで蘇ったのではないかと個人的には思っている。ロックのダイナミズム、サイケのトリップ感、ポップのキャッチーさ等々、様々な要素が渾然一体となって怒濤のように迫り私のハートをわしづかみにする。出来る限りの大音量で聴きたい。 以上。
2009/09/22
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連休の中日、半日がかりでビートルズのリマスター盤をiTunesに入れた。 さらに、その勢いで個人的なトップ10を選び、プレイリストを作ってみた。 ということで、ランキング発表~。カウントダウン・ビートルズ!10位「Rain」 サイケなギターポップ。トッドは完コピするくらいだから相当お気に入りなのだろう。後にプロデュースするXTCの「Earn Enough For Us」はまさにこのテイストで、しかも途中のコーラスは「Big Day」に取り入れている。ドラムのフィルインが、難しいパターンではないけれど強力。9位「Paperback Writer」 イントロの輪唱形式のコーラスがインパクトがある。しかしそれ以上にすごいのは、ベースの入り方。特にエンディングになだれ込む前のコーラス後のうなり具合はかっこ良さMAX。8位「Good Morning Good Morning」 SEとブラスの使い方が異常事態。ブレーメンの音楽隊か?!…と、怒濤のアレンジに耳を奪われていると、しっかりギターが炸裂するところが効果的。7位「For No One」 まさにポール節といった小曲。ポールはこういうこぢまんまりとした名曲を何曲か書いているので、それらを代表してランクイン。歌い出しのリアルなヴォーカルの録りや途中のホルンのソロがたまらない。6位「Only A Northern Song」 ジョージの中でも、インドテイストの何曲かを上回るヘンテコな曲。間奏はもうめちゃくちゃ。これが、アニメ映画『Yellow Submarine』の中の映像と相まって、最高にサイケデリックな瞬間を味わえる。 後編に続く。
2009/09/21
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昨日はPTA関連の仕事で休日出勤だったため、今日から連休スタート。 で、家族で映画を観て来た。 『プール』 監督は必ずしも同じ人ではないのだが、『かもめ食堂』、『めがね』のスタッフによるシリーズ第3弾的な映画。小林聡美ともたいまさこがレギュラー出演。 前作同様ゆったりとした時間の流れを感じるゆる~い展開ながら、母親に対する娘の微妙な心理を描いていたりする。もちろんそういった面を強く押し出しては来ないが、いわゆる「癒し系」の範疇に入るであろうこの映像の空気感に、その設定が果たして必要だったのかどうか。 「癒し系」と言えば、主役のさよを演じた伽奈という子の目鼻立ちや髪型、表情といったルックス全体が思いっきり好みだったため、顔を見ているだけで癒されたので、個人的に内容は二の次だった。
2009/09/20
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今週、リマスターBOXをちょこちょこ聴いてきいて、改めて思ったことを。 私はHPを立ち上げた当初、ビートルズについて次のように紹介した。 「ビートルズほど音楽的実験を繰り返しながら、かつ商業的成功を収め続けたバンド(ミュージシャン)が他にあったでしょうか?否です。」 9年経った今でもこの考えにまったくブレはない、と同時に微妙なジレンマがある。私の上述の主張の核は「実験と成功の二律背反を可能にした」という点にあるのだが、世間一般の認識は必ずしもそうではないような気がするのだ。 世界的な成功を収めたことによって彼らの楽曲の多くがあまりにもポピュラーになっているため、それらがどれだけ実験性に富んだ音楽的な冒険であるかという側面が理解されにくくなっているような気がしてならない。 とにかく有名だからとか、敢えて聴かなくてもとりあえず聴いたことのある曲が多いからとか、多くのアーティストにカヴァーされているからといった理由でビートルズがロックの王道だと思ったらそれは断じて違う。 今敢えて言う。ビートルズはロック、ポップのフィールドにおいて最も邪道かついびつなバンドであったと。そして、あんな楽曲群を次々に発表したにも関わらずことごとく売れ続けたことがむしろ奇妙な現象だったのだと。これが私なりのビートルズに対する最大級の賛辞であることは言うまでもない。 最後に、私が多大なるリスペクトをはらう岩本晃市郎氏の決めぜりふをパクらせていただいてひとこと。 「ビートルズよりストレンジなのはビートルズだけ!」 追伸:次女によるビートルズレビュー第3弾。タブララサなペンがいよいよ冴え渡る!
2009/09/19
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ユニオンで中古CDを6枚も買い込んで帰る途中に、妻から例の物が「届いた」とメールが。●ビートルズの『ザ・ビートルズ BOX』 帰宅後すぐ震える指で封を切り、片っ端からビニールをひっちゃぶいて、かなりの音量でどんどん聴いた…と言うか浴びた。終始涙目。 人類が生み出したものの中で最も偉大な文化遺産はこの楽曲群だと本気で思った。 「例のボックス届いたよ」と君が言ったから、9月13日はビートルズ記念日(字余り) …と言うことで、BOX到着を記念して本館のトップ変更。
2009/09/13
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ジャズの他に国内のアーティストも買った。●アジカンの「未来の破片」と「君という花」 初期のシングル。どちらも1stアルバム『君繋ファイブエム』に収録され、カップリング曲もそれぞれ『フィードバックファイル』で聴くことができるが、中村佑介のジャケがあまりに良いので買ってしまった。中身は知ってるけど、ある意味ジャケ買い。●100sの『世界のフラワーロード』 ちょっと前に出たばかりの新作。旧作にはまっている最中だったので早く聴きたかったところへ、かわいい生徒が一足先に買って貸してくれたおかげで夏休み中にヘヴィローテイションすることができた。その節はありがとう!で、今日は晴れて自分で見つけて購入。DVD付き。●ミドリカワ書房の『みんなのうた+α』 タワレコに移動して次女が新品で買った。元スペ中の学級委員長。帰りの車の中で聴いたら、あまりにも歌詞+αの内容がヒドくて笑った。R指定だな、これは。(爆)
2009/09/13
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ビートルズBOXが届くのが待ちきれず、あわよくばモノBOXも買ってしまおうかとディスクユニオンに行った。モノBOXは影も形もなかったので、普通に中古CDを買った。 ジャズは3枚。●リー・モーガンの『SEARCH FOR THE NEW LAND』 ジャズロックの名盤にして大ヒット作『SIDEWINDER』の後のアルバム。ショーターとの二管にグラント・グリーンのギターが加わって、リズム隊にはハービー・ハンコックが。●サラ・ヴォーンの『枯葉』 珍しくヴォーカルものを買った。ジャズは題材にした曲を元に独自の展開を聴かせるおもしろさがあるが、それにしてもこれのどこが「枯葉」?!と驚く崩しの美学の極致。●ウェザー・リポートの『8:30』 絶頂期の2枚組ライヴ。名曲「Birdland」あたりはスタジオ作『HEAVY WEATHER』より、こちらの方が良いのではないか?
2009/09/13
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同僚と3人で飲んだ。 相当楽しかったが、例によって後半の記憶がない。 それでも、帰宅後散弾銃をぶっ放したようなトイレを這いつくばって掃除した記憶だけはある。(苦笑)
2009/09/11
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うちの父の誕生日だったので、家族で近所の焼鳥屋に夕飯を食べに行った。 うちの父は刺身が大好きなのだが、ここの店は居酒屋ではなく純粋に焼鳥屋なので、そういったものは一切無かった。何度か来ている店なのに、私自身は刺身アレルギーで食べないため、魚介類メニューはノーチェックだった。親父、スマン。(汗) その代わり焼き鳥はめっちゃうまかったし、酒飲んで上機嫌だったからイイか。
2009/09/10
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ついに出た待望の紙ジャケリマスター! タワレコあたりの店頭売りで普通に買おうと安易に考えていたが、アマゾンで予約した方がかなり安いということで急遽昨日予約したため、届くまでしばしおあずけとなってしまった。(苦笑) 旧規格のプラジャケCDで聴くことはできるが、冷静に考えると元々曲は全部知っているのだからそんなに慌てて聴く必要はないわけで…、つまりビートルズ自体が聴きたいのではなくリマスター盤の音が聴きたいので、旧規格で聴いても意味がないのである。 そんなわけで、届くのが待ち遠しい。 本当はアナログ盤のジャケなどを忠実に再現したモノBOXの方も欲しかったのだが、そちらはさすがに自粛。 追伸:次女が早くも2枚目のビートルズアルバムレビューをアップした。↓ http://gerberafield.hp.infoseek.co.jp/rub.htm
2009/09/09
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ジャズ館の後ロック館に移動し、さらに3枚買った。●トット・テイラーの『BOX-OFFICE POISON』 ポップの魔術師トットの3rd。かなり前に一度中古で安く見つけて買ったのだが、キズもので音飛びがしたためあまり聴かずに売り飛ばしてしまってからずっと縁がなかった。この度めでたくまともな状態のものを改めて購入。●コクトー・ツインズの『天国、それともラス・ヴェガス』 前作までは新作が出るたびに12インチまで楽しみに買っていたのに、このアルバムが久しぶりに出た時にはなぜか熱が冷めてスルーしてしまって、しかもこの人たち自身の活動もよく分からなくなって、結局4ADでのラストアルバムとなったらしい。その後常に中古で狙っていたが、今日ついに購入。●ウェリントンズの『FOR FRIENDS FAR AWY PLACES』 オーストラリアのギターポップバンド。ちょっと前にこの次のアルバムをジャケ買いしたらあまりに良くて、今日はその前作を見つけ喜々として購入。
2009/09/06
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展覧会を見た後、ディスクユニオンで中古CDを買った。 まずジャズ館で1枚。●『OSCAR PETERSON TRIO+ONE,CLARK TERRY』 タイトルの通りオスカー・ピーターソンのトリオにトランペットのクラーク・テリーが加わった内容。録音が1964年だからあの名作『プリーズ・リクエスト』と同じ年で、メンツはもちろんレイ・ブラウン、エド・シグペンとのいわゆる‘ザ・トリオ’。 帯のタタキ文句にある「大吟醸のスウィング」というフレーズがちょっとおもしろいと思ったが、実際に聴いてみたらなるほど納得した。
2009/09/06
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裏番町くんからのお誘いで、次女を伴って展覧会をハシゴした。 まず、『赤塚不二夫展~ギャグで駆け抜けた72年』。 伝説のときわ荘において徐々に絵柄を確立させ、『おそ松くん』、『ひみつのアッコちゃん』、『もーれつア太郎』といった大ヒット作を連発、『天才バカボン』で空前絶後の実験を繰り返した末、『レッツラゴン』でギャグの彼岸に辿り着いていく過程を一気に見た。 ものすごいスピード感、登場キャラクターの濃さ、発想の自由度、元祖やりっぱなし&グダグダのスタンス等々、どこをとっても不世出の天才ぶりが爆発していた。 次に、裏番町くんの知り合いのアーティストの個展、『飯沢康輔展~時の渚にて-スクラッチブック-』。 小さなギャラリーが一つのオブジェ…というか展示物によって青い空間になっており、床にはその青にゆらゆらと染まる白い砂が敷かれ、壁にはスクラッチがびっしりと張り尽くされていた。ご本人と話をしながらしばしこの不思議な空間を堪能した。 その後ユニオンを経由し、軽く飲んで帰った。
2009/09/06
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次女の中学校の体育祭だった。 長女の保育園から続いた18年間の運動会~体育祭がついに終わったと思うと、感慨深いものがある。毎年早起きして実家の両親分を含む大量の弁当を作り続けた妻は私以上かもしれない。 個人的にはこの18年間、かなりの確率で飲み会明けだったため、常につらかった印象が…。(苦笑)
2009/09/05
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元同僚と3人で飲んだ。 そのうちの1人は久しぶりのせばすけくん。彼は車だったので飲めなかったけど、私はもう1人と日本酒をけっこう飲んだ。(2合×5?=1升) それぞれ転勤してから何年も経つが、前任校での思い出話で盛り上がった。ほとんど戦友みたいなものだから。 あと、お互いの現在校のネタ。それはそれで情報交換になっておもしろかった。 さらに落語とか相撲といった仕事以外の粋な話も。 せばすけくん、送ってくれてありがとう。次回はちゃんと飲めるといいね。
2009/09/04
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今日で本館HPが9周年。なんと10年目に突入した。 思い起こせば9年前、当時同僚だったせばすけくんに何から何まで教わって、夏休みの最後に一気に完成させて開設したのであった。(懐)せばすけくん、お世話になりました。m(_ _)m というわけで、本館9周年と、ビートルズの紙ジャケリマスター発売(9/9)も記念して、TOP画像はSGT.コスプレ少女(ポールヴァージョン)。 追伸:次女がビートルズの全アルバム、全曲レビューをやると宣言した。(驚)手始めは『SGT.…』から。なんの先入観もないピュアな感想が鮮烈だ。
2009/09/01
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