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こんばんわ。おひさしぶりの更新でございます。本当はもっと明るい話題を書こうと思っておりましたが首都圏を中心に卵事情があまりにもアホな展開になっているので怒り半分って感じで今日記を書いております。 ということで本日の題名はかなり過激なものになってしまいました。お許し下さいね。それでは本題に入るとしましょう。そもそもなぜ私がこのような題目にしたかといいますと今回の鶏インフルエンザの対応において、農水省を中心としたお役所さまの判断がですね、いくら素人の塊だからといってもあまりにも無知過ぎるからです。 そしてそんな無知の被害をこうむるのは誰かっていうと一般の消費者の皆さんですからね。シャレにならなんでしょう? だって、裏に隠されたリスクを知らないままにですよ、日本の人口の10%以上が集中している首都圏において今までで一番恐れられている鶏インフルエンザの真のリスクを背負う形になるのですから。まずは順をおって説明しましょうね。 そもそも今回の一番「アホか!」っていいたいのはお偉いさん達はウインドレス鶏舎のシステムと鶏は動物だっていう基本がわかっていないことなんですよ。ウインドレス鶏舎というのは皆さんはご存知ないでしょうけどね、それがどういうものかといいますと一度入ると二度と太陽の光を拝むことも出来ない密室の空間だってことです。 詳しいことは触れませんが太陽の光を拝むことが出来ないとどういったことがおきるかというと鶏さんのトサカが白っぽくなります。鶏さんのトサカの色って何色だか知ってます?もともと赤っぽい色なんですよ。それも若くて健康であればあるほど色あざやかでピンとしているものなんです。 それがですよ、ウインドレス鶏舎に入ると色がつかないんですよ。なぜかっていうと自然の太陽の光をあびることが出来ないからなんです。そして、一番の問題は太陽の光を浴びずにトサカが白っぽい鶏さんはね、身体が弱いんです。物凄い効率重視の建物ですから非常に密集して飼育されていますし、換気も悪いし、何がきついかっていうと建物の中の臭いですよ。むちゃくちゃ臭いっすから。 鶏さんはね、鳥類の仲間です。もともと空の上とか湖の上とかね、空気の綺麗なところで生活をしている動物です。 つまり、汚い空気にはめっぽう遺伝子的に弱いんですよ。だから、建物の換気が悪いとね、ストレスをかかえてすぐに卵を産まなくなります。 それに動物ですから人間よりも嗅覚は優れてますよ。人間でさえ耐えられないような空気の中で人間よりも嗅覚の鋭い鶏さんが一生を過ごすんですよ。それも太陽も見れずにね。そんな環境で丈夫な鶏になりますか?なるはずないじゃないですか?健康で良質な卵が産まれるわけないでしょう? おっと話が長くなりましたね。すみません。このウインドレス鶏舎で私が一番心配しているのは鶏さんの自然免疫が非常に低いということです。 つまりは、病原菌に対する抵抗力が低いってことなんですよ。それらを補うために消毒薬から始まって殺虫剤やらなんやらの薬物を大量に使用するという結果になりますから。 このウインドレス鶏舎っていうのは究極の卵工場です。鶏さんの健康よりもすべてにおいて卵の生産性を最優先したものですから確かに卵はびっくりするほど安く生産出来ます。でも、その見返りに背負うはめになるリスクは非常に大きいですよ。 鶏インフルエンザで何が一番恐れられているか一年前のこと皆さんおぼえてますか? 鶏インフルエンザと人間のインフルエンザのウイルスが入り混じって新種のスーパーインフルエンザのウイルスに突然変異を起して人間の間で大流行するかもしれないってことですよ。 食べても感染しないから大丈夫だとか、加熱調理すれば問題無いとかっていう次元ではもともとない話なのです。 人類の生命に関わる次元の問題なのでこれだけ世界中で対応策にやっきになっているんですよ。 それもね、鶏と人間のインフルエンザウイルスに同時に感染出来る動物は豚さんなんですよ。 豚さんが媒介するとね、スーパーインフルエンザのウイルスが突然変異を起して発生するリスクが高まるのです。 だからね、今回の「たとえ検査の結果抗体反応が陽性であってもウイルスが分離されない限りウインドレス鶏舎の卵は大丈夫、仮に人間がウイルスを食べても大丈夫」っていってね、大手の経営を最優先に考えてリスクの背負ったウインドレス鶏舎の卵の流通を許可してしまえばどこでどういった経路で豚さんのもとにウイルスがたどりつくか誰もわからないってことなんですよ!これっておかしいでしょう?開放鶏舎の卵は同じ条件でウイルスが分離されなくても流通は×ですよ。それに発見即淘汰です。 でも、ウインドレス鶏舎の卵は同じ条件でウイルスが分離出来ない限りはず~っと流通オーケーです。ウイルスが分離されてウイルスが拡散しているかもしれない状況になってから初めて淘汰ですわ。こんなアホな話があってたまるか!! まぁ、滅多なことでは豚さんのところまではたどり着くことは無いとしてもね、時代が進歩していくにつれ、交通機関が発達するにつれてね、動物の病気の広がり方というのはより急速に、より広範囲に感染するようになってきている現実があるんです。 鶏インフルエンザ自体は昔からある病気です。豚さんが媒介するリスクも昔から知られています。 ただ、昔は人と物の往来が全然少なかったから地方に拡散するにも非常に時間がかかったものなんですよ。そうこうしているうちに病気の勢いも弱まってしまって沈静化するってのが流れでしたから。でも、今は違いますよ!昔と今とでは環境がまったく違うんです。あっという間に広がります。 今回の鶏インフルエンザも過去の鶏インフルエンザもいまだに感染経路は見つかっていませんからね、それこそどこにいるかもわからない状態でずっと今もきているんですよ。 それが今回発生しているのは日本の端っこではなくて一番人口が多くて一番人も物も移動の激しい首都圏ですからね。 この首都圏を中心にどれだけの人と物が全国を行き来しているか想像しただけでもぞっとしますわ(汗)だから、ちょっとしたことがどれだけの影響を及ぼすかははかりしれないと私は個人的に思いますよ。 だから、日記の題名でもう首都圏では安心して卵を食べるのは難しいっていったのです。 店頭に並んでいる卵のどれが安全証明が出ているのかなんて次元じゃないですよ。 どれにウイルスが付いていてどこにいくかはわかりませんが卵を通して知らず知らずのうちにウイルスの運搬役に皆さんがなっている可能性が今の日本の中で一番高いってことですから。 まぁ、まだ鶏インフルエンザが発症していない他の都道府県でも安心は出来ないですけどね。いつどこにウイルスが潜んでいるかわかりませんから。 とまぁ、ながながと怒りにまかせて思ったことを書いてしまいましたが皆さんはどう判断するのでしょう?とりあえずは卵に近づくのをやめてみます?後の判断は皆さんにお任せいたします。 私は一養鶏場として出来る限りのことはするつもりではいますがこの日本の状況では焼け石に水かな・・・ ちなみに、今出来ることで思いつくことといえば、毎月のインフルエンザの検査及び流通の前段階で極力ウイルスや細菌をやっつけることかな?そうすれば最悪でもウイルスの拡散は防げるでしょうから。 そして、それらの対策がきちんと効果が出ているかをチェックするために菌検査を定期的に行なうってところでしょうか?となると、モロに家畜保健所と連携を密にしないといけないですね。さっそく明日にでもまた保健所に行って対応策を実行するとしよう。そんなわけで我が家の結果は出次第また報告します。少しでも参考にして下さい。おしまいm(--)m追伸今回の内容はけっこうぶっちゃけているからそのうち削除するかもしれません。そんときはごめんなさい。
2005年08月30日
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こんにちは。2週間ぶりの更新となりました。いや~あれから色々とございましてあっちこっちと走り回っていたらあっという間に月日がたってしまいました。 さて、本日は写真があれば一番良いのですがちょっとの時間を利用して更新をしているので間に合いませんでした。ご勘弁下さい。ということで本日のテーマは黄身の大きさです。皆さんに質問です。卵のサイズが同じであれば黄身の大きさも同じだと思いますか?・・・(よ~く考えよう)はい、時間です。どうですか?同じだと思います?答えはね違います実はね、同じ鶏さんが産んだ卵でも時期によって黄身の大きさは変化します。鶏さんというのは加齢とともに産む卵の大きさも大きくなるのが一般的です。もちろん、それは殻に限らず中身の黄身ちゃんも同じ傾向をたどります。つまり、歳を重ねた鶏さんが産む卵はね、若い鶏さんが産む卵よりも黄身が大きいってことなんです。卵のサイズが同じでもね、黄身の大きさは明らかに違っているものなのですよ。ちょっとびっくりでしょう? 卵の殻というのはね、鶏さんの年齢が若いほど丈夫なんですよ。ただし、中身の黄身の大きさは鶏さんの年齢がいってるほど大きくてお得なんです。 簡単にいうと、殻の丈夫さだけで卵を選ぶと黄身は小さめ、殻が普通かもしくはちょっと薄いかなって感じる卵を選ぶと黄身は大きいのだ!!あとは皆さんの好みしだいです。殻を重視するか中身の大きさを重視するか?このへんをよ~く考えて卵を選んで見てくださいね。それでは、また。
2005年08月19日
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皆さ~んお待たせいたしました~。昨日に続き本日のテーマは卵のお味わかるかなパート2です。それでは今日始めて読んだ方のことも考えてちょこっと復習をかるくしておきましょう。昨日は皆さんは卵のお味ってわかります?って質問をさせていただきました。そして、昨日は食べているとみんな一緒に感じるといった方について生産者の立場から考えられることをご説明をさせていただきました。詳しくは昨日の日記を見てくださいね。で、本日はもうひとつのそれぞれよく食べ比べると微妙に味が違うという意見の方についてお話させていただきます。まずは昨日もお話した卵のお味の基礎知識をおさらいしましょうね。これが頭に入ってないとちょいと理解しずらいと思いますので。では昨日と同じパターンでご説明しましょう。卵のお味を決定する要因は次の3つです。ひと~つふだん食べている餌の内容ふた~つ鶏さんの種類みい~つ飼育環境はい、この三つしっかりと覚えておいてください。ちなみにこの三つは何も卵に限ったことではないですよ。農作物だって同じようなことがいえますから。さて、話を本題に戻しましょう。卵のお味はね、さきほど上げた三つの中でも最初に出てきたふだん食べている餌の内容がもっとも大きな影響を与えます。 卵ももともとは鶏さんお食べたものがお腹の中で卵に生まれ変わるわけですから餌の栄養価で当然大きくきく変わります。これはわかりますよね。そこで養鶏場によっては出来る限り美味しい卵をつくるために餌を自分達で作って食べさせるところがあります。数でいくとものすごく少ないですけどね。(せいぜい全体の2~3%程度です) こういったところの卵を食べると明らかに味が違うことが多いです。これは鶏の種類に変わらず食べたら誰でもわかりますから表示に自家配合飼料を与えていますって表示があったらまよわず買いですわ(笑い)食べて幸せになることうけあいの味のある卵ですよ(^^)それと二つ目でいった鶏さんの種類によっても味が違うですが、皆さんが住んでいる地域によって養鶏場で主流となる鶏さんの種類が違うので一概には当てはまりませんけどね、傾向としてお伝えしておきます。簡単に行きましょう!国産の鶏と書いてある卵はね、これまた買いですわ(笑) なぜなら黄身が甘いです。 それに黄身も大きいきっと卵かけご飯にすると味の違いを実感するでしょう♪そして、以外と重要なのが殻の色です。大雑把にいうと殻の色が白から赤になるにつれて味がアッサリからコッテリへと変化する。 だから、赤い卵の方が美味しいと感じる方が多いのもうなずけますよ。味がこってりしてるぶん濃く感じるでしょうから。そして最後に忘れてはいけないのが飼育環境ってやつですわ。 こればっかりは卵をみただけではわかりません。農場に行かないとわからない部分ですから。でもね、食べるとわかるんです。卵って生臭い匂いがしてダメって人けっこう多いでしょう?あれは実は飼育環境による影響が大です。鶏さんの住んでいる環境がきれいであれば生臭い匂いは少ないんですよ。わかります?実は食べてわかる一番の違いはね、匂いなんですよ。卵にある独特の生臭い匂いが少ない卵はね、なんの表示を見なくてもそのまま農場の飼育環境レベルを暗示しているのです。これって知ってました? 昨日の日記でどこの養鶏場も飼育環境は似たり寄ったりといった理由がおわかりですか?通常、皆さんが店頭で買う卵の匂いってどうですか?生臭くて生で食べるのはちょっと・・・そんな方も多いと思います。 匂いに思いあたるふしがあれば表示に関係なく飼育環境は一般レベルってことです。(ついつい言い切ってしまった。また同業者からクレームがくるかな)(汗)そうなるといくら表示で色々なことが書いてあっても本当に卵にこだわってつくっているかは(??)なわけですね。 ということで卵のお味には色々な要因があってその要因が一致している場合にはどれも似たような味になるし、逆にどれか一つでも違いがあれば味も当然違ってきますってことです。 これで、卵のお味についての質問で違いがわかる人もわからない人もどちらも正解って言った意味が理解できたかな? それでは皆さんまた次回あいましょう。追伸 卵の味の話から脱線して匂いまで説明してしまったぞ。次の日のネタを使ってしまった。どうしよう(汗)
2005年08月05日
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こんばんわ(^^) まめにアップしようと思っていてもついつい月日のたつのは早いものであっという間に8月になってしまいました。最近は当農場の自販機のところや電話で問い合わせがあったりでなにかとお客さんと接する機会が多くなりました♪そこでなにげない会話の中で以外と知らないもんだなぁと思うことをお話したいと思っております。それでは、はじまりはじまり~本日のテーマは卵のお味についてです。さて、皆さんは卵のお味ってわかります?食べているとみんな一緒に感じますか?はい、そう感じている方→正解!微妙に違うと感じている方→それも正解!はははは(^^)これじゃ~いったいどっちが本当なんだよ~って突っ込みが聞こえてきそうですね。正解はねどっちも正解!!何いっているんだって?だから、どちらも正解!!です(??)なんのことやらさっぱりって感じかな?だってどちらも条件つきで正解なんですよ。今からこの理由をお話しますよ。まずは卵のお味の基礎知識をお話しましょうね。この日記でも何度かお伝えしましたが卵の味を決定する要因には三つあります。ひと~つふだん食べている餌の内容ふた~つ鶏さんの種類みい~つ飼育環境はい、まずはこのことを頭に入れてくださいね。そして、最初に卵の味はほとんど同じにしか感じないと思ったあなた。その理由を今からお話しますよ~。皆さんの住んでいる地域の気候ってどうでしょう?地域によって気候って違うでしょう? 実はね、 鶏さんの種類は色々とあるのですが地域の気候の特色とか市場の動向とかで養鶏場が飼育している鶏さんの種類がね、意外と似通っているケースが非常に多いんですよ。 さきほどお伝えしたとおり、鶏さんも種類が違えば味は変わります。逆に種類が同じであれば似たような味になる可能性が高いでしょう? それともうひとつはね、養鶏場さんが飼料を購入しているのはどこからかっていうのがポイントなんです。さきほど、ふだん食べている餌の内容によって味が変わるっていいましたよね? そして、日本の養鶏場の96%以上は出来合いの飼料を飼料メーカーから購入して食べさせています。(念のため言っておきますが我が家は違いますよ)これでわかったかな? 皆さんの住んでいる地域で販売されている卵がですね、たとえ銘柄別に養鶏場が違ったとしても鶏さんの種類がたまたま同じで餌もたまたま同じ飼料メーカーさんから購入しているといった場合を考えて見て下さいよ。・・・とするとほとんど同じ味になるはずでしょう?鶏の種類も食べているものも同じであればね。 それに飼育環境によっても卵の味は変化しますが、だいたいの養鶏場というのはどんぐりの背比べですよ。飼育環境っていうのは。 ただね、まめなところは同じような飼育環境だったとしても味は天地の差が出ますけどね。おっと話を戻しましょう。今までの説明でわかりましたか? 地域によっては銘柄が違っているので一見は違う卵に見えますが鶏さんも餌も同じ卵の場合だって多いにあるってことです。 だから、皆さんが住んでいる地域での卵の生産傾向によってはどれも卵の味がにかよっていると感じている方がいるのもうなずけます。よって、卵はどれも似たような感じっていうのも正解!! ちなみに、よく卵の表示にハーブとかビタミン強化とかポリフェノールとか○○菌、○○糖とかって表示がありますがこれらは餌の中ではせいぜい0.1~0.5%程度の添加率ですから味を大きく変化させるような影響は出にくいと思いますよ。ということで長くなってしまいましたね。今日のところはこれにて終了。続きは次回で。それでは、またm(--)m
2005年08月04日
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