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風呂敷は大きいけど・・中身はそれほどでも。
住宅取得促進で景気テコ入れ!
住宅ローン減税、
過去最高の600万円に大幅拡充!
「どうだぁ!」
政府・与党が2009年の税制改正で
インパクトの強い制度案の検討に入りました。
政府・与党は2009年度の税制改正で、
住宅を取得した人が住宅ローン減税で
所得税額の控除を受けられる上限を
いまの160万円から、過去最高の
600万円に引き上げるなど
制度を大幅に拡充する検討に入った。
購入時の負担を軽減して住宅取得を促し、
世界経済の減速に伴って悪化する景気に
テコ入れするのが狙い。
月内にまとめる追加経済対策に
制度拡充の方向性を盛り込み、
年末の税制改正論議で詳細を決める。
麻生太郎首相が23日に追加対策の
一環として住宅ローン減税を過去最高まで
引き上げるよう指示したのを受け、
国土交通省と財務省が協議に入った。
8月の税制改正要望で300万円としていた
控除額の要望を大幅に上方修正する形になる。
総額600万円の減税・・魅力的ですね~。
「そのお金を建築費の一部に♪」
・・なんて考えた人は、幸せなおバカさん・・ですよ~。
600万円の恩恵を受ける人・・なんて、
ほとんどいないんですよ。
うぅ~~ん、・・ですね。
住宅ローンの控除期間や控除率は・・
おそらく・・10年・1%といったところでしょうが、
その「大幅拡充」・・の恩恵を受けるのはだれ?
・・というお話になりそう。
『年末残高の1%を10年間・・税額控除』
・・で、
『最高額が600万円』
・・だとすれば、
60万円/年 × 10年 = 600万円
・・ということです。
そして、
総額
600万円の税額控除を受けるためには、
毎年の 住宅ローン年末残高が6,000万円!
以上
あることが必要になります。
( 当初だけでなく、10年後も )
10年後に6,000万円も残るような住宅ローンを
組める人は、ほとんどいません。
( 10年後ではなく、初年度だって・・ )
だから・・この記事を読んでいるあなたも含めて、
( この記事を書いている私も含めて )
みぃ~んな・・対象外!
・・です。
( 残念! ・・でした )
一握りの裕福な方だけが、大きな恩恵を受けます。
自分のことと勘違いして喜んではいけません。
その『勘違いの喜び』に浸って
付け入れられる事がないように注意してください。
付け入ってくるトーク・・たとえば、
「繰上げ返済すると年末残高が小さくなって、
ローン減税額が減ってしまい・・損ですよ。
住宅ローン控除がある10年間は、
繰上返済はしない方がお得・・ですよ。」
( 実際にあった・・銀行員のアホバカ・トーク )
※この件の正解
繰上返済の利息節約効果は、
住宅ローン減税の金額とはケタちがい。
当初から積極的に繰上げ返済した方が、
圧倒的にお得です。
※この件の不正解
銀行員のトーク通り、繰上げ返済はしない。
・・で、銀行員の勧める投資信託や個人年金で
高い手数料をたれ流す。
( 利息収入と手数料が稼げる上得意客♪ )
上得意客♪ = 一粒で二度おいしいおバカさん
それでも・・住宅ローン減税の制度・・、
今年限りで・・来年以降は無いことになっていたのが、
また新たに導入されるのはいいこと・・ではあります。
いくらかでも、家計の足しになります。
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