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内容をしっかり理解して契約しましょう。
メール顧問会員のW(30代)
(相談:ライフプランニング)
ただ今・・生命保険の整理・清算中・・です。
メールをいただきました。
武田様
先日、生命保険を申し込みました。
内容は以下の通りです。
収入保障保険解約返戻金抑制型(定額型)
保険期間:60歳(全期払い)
確定保証期間:1年
月払給付金:18万円
月払保険料:5,382円
申し込み,告知(診査),第1回保険料の払込みが
終わったので、保険会社の承諾待ちの状態です。
※収入保障保険
一家の大黒柱の死亡に備えます。
遺族の生活費を年金として受取ります。
遺族の生活費の 「必要保障額」は、
期間の経過とともに減ります。
将来に向けて保障総額が減る三角形の
保険が、ムダがなく合理的です。
( 同じ保障額でも、保険料はメッチャ安! )
この 「収入保障保険」
と 「逓減定期保険」
が
その三角形の保険です。
さらには・・これら三角形の保険の中でも
保険料の安いモノを選べば・・理想的です。
保険屋さんや代理店の言いなりで、
『四角形の保険に特約てんこ盛り』
・・というお金たれ流しの おバカさん
が、
圧倒的に多い・・日本、 ・・です。
なお、武田様にアドバイスをもらった、
以下のときに破綻したらどうなるのかということですが、
・保険料支払い期間中
・保険給付金受給中
生命保険契約者保護機構により、
保険契約者保護の措置が図られることとなり、
その補償限度は、破綻時点の保険契約の
責任準備金等の90%とのことでした。
他の保険会社と同様なので、
これはこれで良いと思います。
はい、教科書どおりの回答で・・、
これはこれで良い・・と思います。 (^^ゞ
このような質問をするようアドバイスしたのは、
生命保険を契約する本人が・・その内容に
ついて、理解を深めてもらう・・ためでした。
必要な保障、受取る保険金、払う保険料、
他の保険と比べた費用対効果、
アクシデントの際の対応、 ・・等々、
ひと通りのことを理解した上で契約しましょう。
払う金額が数百万円になったりしますから・・、
自分の目と頭で確認するのは当然・・です。
保険屋さんや代理店等・・人任せにするから、
一生に渡って、大金をたれ流します。
たれ流している人が圧倒的に多い・・日本です。
ただ、責任準備金とはなんぞや?と疑問に思い、
アリコの人に質問したり、自分で調べました。
結果、終身保険などの場合は、
責任準備金 ≒ 解約返戻金
ということは分かったのですが、
解約返戻金のない保険の場合は
いまいち不明確なままでした。
アリコの人によると、アリコに限らず
各保険会社も責任準備金は非公開とのこと。
ただし、その人の私見としては、
過去の保険会社の破綻時の事例を参考にすると、
責任準備金 ≒ 保険金額
であろうとのことでした。
というわけで、納得して申し込みした次第です。
武田さんに聞く筋合いのことではないかもしれませんが、
上記の説明、間違っていないでしょうか?
念のため、武田さんの見解をお伺いいたしたく。
私に聞く筋合いのこと・・ではあります。 (^^ゞ
「責任準備金は非公開」
このへんが、この保険業界の・・変・・なところです。
情報公開しない・・で平気なところが・・。
生命保険も広い意味では「金融商品」です。
投資信託などは一応ガラス張り状態で、
判断材料はほぼ提供されています。
・・で、ここからが大切なところですが、
保険会社破綻後の生命保険について、
保険会社は上記のような教科書的説明を
して済まします。
・・が、現実はそれでは済みません。
「責任準備金の90%が最低補償」されるのは、
保険会社が破綻した時点・・だけのお話。
保険契約を継続する場合は、契約条件の
見直しがされて・・運用利回りに当たる
「予定利率」が引き下げられる恐れが高い・・です。
利回りが下がれば、当然・・将来の受取額も減る。
特に貯蓄性が売りの「終身保険」や「養老保険」
等々は、利回りの影響が大きく、目減りが拡大。
一方・・基本的に掛け捨ての定期保険などは、
影響が少なくて済みます。
【 実例 】
2000年 千代田生命が破綻
・終身保険 : 保険金がほぼ半額に。
・定期保険 : 削減なし。
Wさんのライフプランニング(生活設計) 進行状況
1 ヒアリング
家族状況・家計収支・資産・職歴ほか
2 家計の現状診断
診断資料(小冊子) 問題点把握
3 生活設計 シミュレーション
設計資料(キャッシュフロー表ほか)
4 実行支援
商品選択や処理(金融商品・保険・ローンほか)
住宅・不動産・相続等の段取り・手続き
5 事後チェック
計画の実行・・進行状況、必要に応じた修正
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