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ミッション1
購入後に数百万円損する「罠」
を見破れ
最初のミッションは、広告から
「知らずに買うと数百万円損する罠」
を見抜くものだ。
下の広告を見てほしい。
※スミマセン。その「広告」
ありません。
元々・・記事に存在しません。
この広告は、
購入後に数百万円もの損をする
典型的な事例なのだが、
どこに「罠」が潜んでいるのだろうか?
まずはヒントなしで、
考えていただきたい。
いかがだっただろうか。
※・・って言われても、
その「広告」、無いし・・。
この広告だけから罠を見抜けた人は、
本当に不動産に詳しい、
ごく一部の読者に限られる
のではないだろうか。
ほとんどの人は、
なんのことだかさっぱりわからない、
と感じたはずだ。
※うん、さっぱり・・。
広告が無いんだから。
そこで、
マイホーム購入を検討する、
比較的不動産に詳しくない
読者のために、ヒントを出そうと思う。
※ありがとう ・・ございます。
お世話になります。 (^^ゞ
実はこの物件、
「住宅ローン減税」が受けられないのだ。
※ へ・・?
住宅の購入動機として、
いつも上位にあるのが
「税制の優遇があるから」。
特に、
「住宅ローン減税」を受けられるから
住宅を購入するという方は非常に多い。
※動機づけになっている
わけですね。
「住宅ローン減税」とは、
住宅の購入に際し借り入れた
住宅ローンの年末残高に対して、
1%もの金額が10年間にわたり、
所得税から控除されるもの。
仮に、
3000万円のローンを借りた場合には、
年間最大30万円×10年間で、
合計300万円もの税金が
控除されることになる。
※大部分の人は、年に30万円も
所得税を払っていませんが・・。
300万円ゲット!
には、ならない人が多い。
この減税が受けられないとしたら、
本当に痛手だ。
では、なぜ
この物件は住宅ローン減税が
受けられないのだろうか。
「住宅ローン減税」を受けるために
必要な住宅の条件は、下の表のとおり。
※その「表」もありません。
スミマセン。
この中で、
もっともわかりやすいポイントは、
1.床面積が50平方メートル以上
必要であること、
2.築年数が一定年数以下
であること
--である。
では、先ほどの不動産広告を
再度掲載するので、
※はい、その「広告」
ありません。
どの条件に引っ掛かって
「住宅ローン減税」を受けられないのか、
もう一度考えてみてほしい。
知っておきたい、「 壁芯面積
」と「 内法面積
」
このマンションの床面積は
50平方メートル以上あり、
築年数もまだ11年。
だから、一見すると
住宅ローン減税の対象になるように
見えたのではないだろうか。
ここに落とし穴がある。
実はこの物件は、
床面積が50平方メートル以上
という条件をクリアしていないのだ。
マンションの床面積の表記方法には、
見かけ上より広くなる
「 壁芯面積
(壁の厚さも面積に含める)」
と、
より狭くなる
「 内法面積
(壁を面積に含めない)」
がある。
不動産広告では、
より広く見せたいために
「壁芯面積」を用いることが多いが、
登記上は「内法面積」で表すのがルールだ。
両者で比較すると、平均して10%弱、
「壁芯面積」のほうが広く表示される。
そして 「住宅ローン減税」の審査は、
登記上の「内法面積」でなされる。
つまり、広告上では
50平方メートルあったとしても、
実際の登記面積は
50平方メートルに満たない物件は、
住宅ローン減税を受けられないのだ。
この物件の「壁芯面積」は
51.68平方メートル。
「内法面積」では10%弱狭くなるので、
50平方メートルという条件を
満たしていないのである。
この落とし穴にはまってしまう方が、
毎年、後を絶たない
というのが現実なのだ。
※ ・・という、このお話は、
色々なところで言われている
こと、ではあります。 (^^ゞ
もちろん、このほかにも
住宅ローン減税を受けるためには、
住宅ローンの借入期間が
10年以上であること、
自分の居住用であることなど、
いくつかの要件があるので、
ご自分できちんと調べる必要が
あるのは言うまでもない。
※マンションを買う際には、
広告の床面積の表記に注意!
・・というお話です。
※突っ込みを入れるとすれば・・
1 ローン減税より繰上返済が重要。
住宅ローン減税で得られるお金より、
繰上返済で得られる利息節約の
お金の方が、圧倒的に大きい。
積極的な繰上返済により、
年末残高が減って、
減税で戻るお金が減りますが、
繰上げで節約できた利息金額の
方が圧倒的に大きいので、
気にすることはまったく無い。
積極的な繰上返済により、
返済期間が短縮されて10年未満
になり、ローン減税の対象外に
なることがありますが、
繰上げで節約できた利息金額の
方が圧倒的に大きいので、
気にすることはまったく無い。
2 マンションを買ってはいけない。
購入時は「手軽にマイホームゲット」、
数十年後はお荷物、金食い虫に。
(当たり前)
自分の部屋以外のインフラ・・は、
(構造躯体・エレベータ・外廊下など)
すべて住人たちが管理運営する。
一戸建ての場合のインフラ・・は、
(道路や橋や上下水道など)
自治体が管理運営してくれる。
マンションの場合は、インフラの
管理運営はすべて住人たちで
費用負担する。 (当たり前)
時間が経過するほど、
先へ行くほど、
費用負担が大きくなっていく。
(当たり前)
先々・・肝心な構造躯体が
どうにかなってしまえば、
「費用負担」などという
生易しいものでは済まなくなる。
手に負えない状況・・も。
カタチあるもの、必ず壊れる。
マンションを買ってはいけない。
マンションで暮らしたいなら、
「買って所有」・・ではなく、
「借りる」・・ことです。
将来の膨大な費用負担も無く、
所有した場合と比べて、
圧倒的に経済的。

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