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この事例では、繰上返済を優先
した方がお得になっています。
自分の頭で考える・・生活設計。
〇 元
メール顧問会員のOさん(30代)
(相談:ライフプランニング)
去年、11/26に現状診断が終了。
O家の概要。
家族:3人。
30代会社員の夫、30代の妻、幼児。
住まい:持家(一戸建て)
収入:540万円/年。 (手取り:454万円/年)
貯蓄:536万円。
負債:住宅ローン2本
・変動金利1.275%
・10年固定2.6%
生命保険料:14.6万円/年 (もったいない)
死亡保障必要額:
現時点 10年後
夫 -1,573万円 -3,161万円
妻 -6,658万円 -6,794万円
-(マイナス)は不要ということで、
夫婦ともに現在も将来もまったく不要!
幼児がいても不要!
(第2子が産まれても不要!)
・・健全な家計なら、普通によくある。
(保険屋に だまされないように・・)
希望:第2子。
シミュレーションの結果のグラフ。
・住宅ローン借り換え後
・「ゆとりのある生活」を計画
住宅ローン控除と繰上返済
・・について、相談を受けていました。
「10年間はローン控除をフルに利用して、
その後に繰上返済をした方が有利だ。」
・・という話を聞いたけど、どうなんでしょう?
ということでした。
今週中にコメントする・・と約束したので、
バタバタと今日、作業をしていました。
まあ・・この問題は、
色々なパターンを検証する必要が
あるから、安易にアドバイスしてはまずい
とは、思っていました。
具体的な材料があれば、
それについて検証するところですが、
ここは・・
Oさんの家族で、現在の住宅ローンで、
資料作成してみるとどうなるか?
※O家のローンは2本立てで、
融資額も金利も融資時期も種類も
違うので、忠実に作業をすると
とんでもなく複雑になるので、
簡略化・・しました。
設定条件。
・30代会社員 扶養家族:妻と子の2人
年収:540万円(H25年) 設定上昇率:1.6%
平成25年末の貯蓄残高:530万円
繰上返済充当可能額:100万円/年
・・この内容で毎年の所得税・住民税を設定。
・住宅ローン 元利均等型
融資額:2,800万円 金利:2.1%
返済期間:30年 融資日:平成21年1月30日
利息総額:976.35万円
で、どちらを優先するのがお得か?
1 10年間は住宅 ローン控除
の恩恵を受ける
ことを 最優先
する。 ⇒控除総額:200万円。
11年目に
200万円を併せて1,200万円を
一気に繰上返済!
2 1年目から 繰上返済を優先
。毎年100万円。
ローン控除も受けられ ⇒控除総額:173万円。
11年目は
173万円を併せて273万円を
繰上返済する。
今日も時間が無いので、
後日・・具体的なデータを表で示しますが、
結論を言うと・・
グラフ中の数値は、単位:万円。
住宅ローンで払う利息総額は・・
1 繰上返済いっさい無しなら、976万円。
2 ローン控除優先後の繰上返済で、613万円。
3 当初から繰上返済優先で、467万円
(繰上げ返済優先の方が、利息負担は少ない)
利息節約額の総額は、
住宅ローン控除優先では、 363.51万円
。
繰上返済優先では、 509.40万円
。
145万円ほどの差で、繰上返済の勝ち!
・・でした。
入居時期や返済期間や
ローン種類や融資額や金利や、
所得税額や住民税額や家族構成や、
色々な要素で違う結論が出るのかも
しれませんが、Oさんについては、
ちゅうちょなく積極的に繰上返済を
した方がいい・・ようです。
家計改善したい?
きちんと生活設計したい?
なら・・方法は、
1 支出を減らす。
2 収入を増やす。
これだけ。 他には何も無い!
(各種業界にだまされないように)
支出を減らすなら・・(できるだけ)
1 生命保険に加入しない!
2 借金をしない!
3 経費を払わない!
これだけでいい。すごく かんたん。
見違える人生になる。
『うまい話は無い』
『「常識」は業界が作っている』
『専門家の足し算で、
人生設計はできない。』
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