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2016/10/30
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カテゴリ: 病気・医療関連
おはようございます。
いつもありがとうございます。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、食事は適度な糖質制限、塩分制限、野菜から食べるベジファースト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。
しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、 料理教室もおすすめ で、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。

健康・長寿は教養と教育が必要だ!
・今日、用があること
・今日、行くところがあること



2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。
また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。

認知症将来推計2014.jpg

英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減った そうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。


ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。
筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスロージョギングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。

天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。

また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。
よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。

遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。
青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。

認知症予防2.jpg

認知症予防1.jpg

筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。

歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵 とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。


全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいる そうです。

2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。
また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。

アルツハイマー病につながるリスク.jpg

認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。


アルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告 されたり、 国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言 が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。

そんなことから厚生労働省は2012年に「 認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン) 」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、 認知症対策は重要な国家戦略 として2015年1月に「 新オレンジプラン 」が発表されています。


一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。


運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。

日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると 健康管理は「何もしない」派が46% もいるそうです。そんなことから 日本人の主観的健康度は主要36カ国中36位(2015年OECD調査)と最下位 で、驚くほど低率です。
健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。

世界23カ国の健康意識調査 で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。

厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、 健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額 です。


終末期医療専門医の著書「 死ぬときに後悔すること25 」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。
また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。

・人生で今日が一番若い。
・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)
・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)


世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、

1.運動習慣をつける。
2.高血圧を改善する。
3.人的交流など社会認知活動を増やす。
4.2型糖尿病の改善する。
5.地中海食などバランスのいい食事を摂る。
6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)。
7.禁煙する。
8.うつ状態の改善。

の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。


国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「 コグニサイズ 」はよい方法だと思います。

ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。
ストレッチ、ウォーミングアップをしてから
・運動強度:70% 3分
・運動強度:40% 3分
この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。

運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 



・70%強度 
 運動している私の場合は134
・40%強度
 運動している私の場合は98


しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、 有酸素系運動が一番重要 と言われていますが、 日本人はWHOから65%が運動不足 と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。


時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。

認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


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**************************** 【以下転載】 ****************************

2015年時点で、日本で認知症と診断された人の数は520万人にも上ると言われています。さらに予備軍とされるのが400万人も。国民の10人に1人が認知症を患っている状況が目前に迫っている状態です。厚生労働省の発表によれば、2025年には65歳以上の人の3人に1人が認知症となることが予想されています。

認知症は人ごとではありません。どうしたら認知症を予防することができるのか、具体的な解決策を紹介していきます。


■もはや国民病!? 日本の認知症増加率がヤバい

予備軍も含めると、もはや国民病と呼ばれる糖尿病に匹敵するほど患者がいる認知症。日本で急速に患者数が増加している理由はなんなのでしょう?

高血圧や糖尿病などの生活習慣病、労働環境からくるストレス、うつ病やアルコール依存症、これらは全て認知症増加の下地となると言われています。背景には、日本人の生活環境が大きな問題のひとつなのです。

海外に目を向けると、認知症の増加はアジアの新興国において著しいことがわかります。今後40年の認知症の数値を予想すると、先進国の増加率は約2倍、新興国では約4~5倍に及ぶと見られています。

そんななかで、イギリスは認知症の増加を防ぐことに成功している国です。日本同様、社会が高齢化している状況なのに、なぜイギリスは認知症の割合を減らすことに成功したのでしょうか?


■イギリスに学ぶ認知症率を低下させる秘密

イギリスは認知症の有病率を20年間で22%下げることに成功しています。その理由は、国を挙げて行った生活習慣病対策にありました。イギリス政府は、1日の塩分摂取量を6グラム以下にするよう国民に啓蒙し、さらに食品業界に対しても、特定の食品に対する塩分含有量の数値を設定し、食塩の摂取量を大幅に下げることに成功したのです。

その他にも、生活習慣病の診察で予防的な取り組みに対する診察報酬を支払うなど(日本では薬を使用しなければ診察報酬が上がらない)、医療制度の面からも減塩生活を支える仕組みを作りました。


■認知症と脳梗塞の深い関係

減塩がなぜ認知症の有病率を減らすことに繋がるのか? それを知るためには脳梗塞と認知症の関係について学ぶ必要があります。

75歳以上の後期高齢者の認知症の原因には、アルツハイマー型認知症だけで認知症を発症するのは57%。アルツハイマー型認知症と脳梗塞の2つが重なったときに発症するのは93%と、脳梗塞との合併により認知症が悪化するということが最近の研究によってわかってきたのです。つまり、脳梗塞などの生活習慣病を予防することが認知症予防には大きな効果があると言えるのです。


■カギになるのは生活習慣の改善。生活を変えて認知症を防ぐ

生活習慣病を予防するために行うこと。お酒を飲みすぎない、タバコをやめる、ストレスを減らす、適度な運動をする、塩分を控える、それらはみなさんもご存知のことでしょう。さらにもうひとつ大事なことがあります。それは、しっかり眠ることです。睡眠不足のマウスは脳にアミロイドβという物質が沈着し、シミがたくさんできることがわかっています。この脳内のシミは、アルツハイマー型認知症の原因と考えられています。

ただし、徹夜をしたからといって悲観する必要はありません。眠らなかった期間のおよそ3~4倍の期間しっかり眠ることで、溜まったアミロイドβはもとに戻ると言われています。徹夜をしてしまったら、3~4日しっかり眠ればいいのです。

今回紹介させていただいたのはほんの一部。『40歳からの「認知症予防」入門 リスクを最小限に抑える考え方と実践法』には、認知症の予防法やヒントがたくさん記されています。



認知症は高齢者がかかりやすい病気ではあるものの、回避のための方法は40代からはじめられるのです。最後まで認知症と無縁で生きるためにも、まずはご自身の生活を見直すきっかけをこの本から学んでみてはいかがでしょうか。

(出典:music.jpニュース)





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最終更新日  2016/10/30 10:03:58 AM
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