Memmoの望みは元の地位を取り戻すことで、その後はHを殺すつもり。Hも「こちらも望むところだ」とニヤリ。どうやら、たれ込みはMemmoの差し金で、子供の声はFelixの子供Miguelの声だと思われる。 つまり、Felixが最初のたれ込みを行い、今は人質に取られた息子がたれ込みの電話をさせられている。Felixが気の毒な父親の姿を見せると、これはもうすぐにHは弱い者の味方になります。「俺たちに任せろ!」 Memmoがついに組織を取り戻して、Hが来るのを予想していました。 Frankを含めたボーイズがMiguelを救いに部屋に入ると、激しい銃撃戦が起こる。今回は本当に激しい。 しかも、また「one of our own」がやられてしまった。Hの怒りが高まります。 ラストはMemmoとHの一騎打ちでしたね。かくれんぼするH。(笑) Memmoも何も一人で出向かなくても、と思いましたが、組織を奪ったSalazarへの復讐心が墓穴を掘ってしまった。待ち構えていたHがMemmoを殴る蹴るの非道、暴行を行う。だめでしょー、そんなの。 銃を向けられたMemmoが「お前は正義の人(righteous man)じゃないのか?」と突っ込むと、Hは「そうだ。俺は税金を支払う人に仕えている。」と答える。 「お前と俺はそう違わない。私と同じようにお前も仲間を守る。」この台詞は、ロシアマフィアのオヤジも言っていましたね。 「俺の妻を殺すことも含まれるのか?」あーあ、今シーズンはもう、これ一色でしたね。 「しかたがなかったんだ。お前に恨みはなかった。(It was never personal.)」「俺はお前を許さない。(It WAS to me.)」「今も恨みを持っているのか?(Is this personal now ?)正義の人間のやることか?」「お前を殺すことが正義かもな。(Killing you would be a righteous act.)」 「その決心をして心穏やか(at peace)か?」「ああ」 このシーズンはダークなHoratioを見せられましたので、さすがにここでMemmoを殺すのかと固唾をのんで見守りましたが、幸いにも殺しませんでした。良かった~ まあ、多分この瞬間のためにわざとダークに見せてきたのかも知れませんね。 「良い天気だな(Beautiful day)。」「そうだな。」 最後の会話と珍しく風の音だけの静かな風景は、ついにHoratioの復讐が終わったというのを象徴していたと思います。これで、やっとMarisolストーリーとは決別ですね。 Memmoも最初はこれほど大きなキャラクターではなかったと思いますが、ネタ切れなのか、今シーズン大物扱いで、最後は妙にHの心を見抜いたキャラクターに祭り上げられてしまいました。 盛り上げてくれてご苦労様。でも、もうMarisolの話は要らないです。(爆) 来週からは、先シーズンのようにユーモアと愛に溢れたマイアミを見たいです。本当に、このままではマイアミが最終シーズンを迎えそうな気がしてなりません。