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これは昨日の写真です。なんと!もう一箇所、双晶があります。この写真でわかりますよね。つまり、ダブルツインです♪
2005年01月31日
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これでお分かりと思います。そうです。カルサイトツイン=双晶です。水晶の日本式双晶と少し似た形です。これを見て感激でした♪でも、まだ続く・・・
2005年01月30日
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これもカルサイト。ヘマタイト混じりで赤っぽくなっています。このカルサイトには、少し珍しいものがあります。赤っぽさではありません。続く・・・・
2005年01月29日
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カルサイト・フィ-バ-再び♪犬牙状結晶(スカレノヘドロンっていうんだっけ?)のお見事結晶です。まるでとんがり帽子そのまんま♪その根元には赤い鈴のようなものが・・・?そうです、リアルガ-=鶏冠石です♪ラベルも漢字で「鶏冠石」と書かれて売ってました(^^)。京都展では、もっとすごいリアルガ-ファントムの巨大犬牙を買ってしまったのですが、超レアな組み合わせというわけでもなさそうですね!同じく中国産です。このとんがり完璧結晶カルサイトがうれしいです。「取り扱い要注意」なのですが、この写真の結晶面に、ニコニコ笑顔を書いてみたくなりませんか~?
2005年01月28日
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ブラジル産ですが、ファントム水晶でもあり、毬藻(まりも)水晶とも言われます。毬藻(まりも)として入っている物体は、緑泥石の一種という説明でした。小さい毬藻がファントムになっています。その中に大きい毬藻2つがあります。左上の褐色部はなにやらクラックに浸透したものです。ファントムだという様子が良くわかる反面、虚空に浮かぶという様相ではないのが残念です。日本の九州は尾平鉱山から採れた水晶に、同じく毬藻水晶が有名でした。その毬藻も、緑泥石の一種であるク-ク石=ク-カイトといわれています。普通の緑泥石の成分である鉄やマグネシウムの代わりにリチウムが入っていますので、真白で、緑ではありません。それは本当にまん丸で、透明水晶の中にぽっかり浮かんで見えて、とてもとても幻想的です。見ていない間に、水晶の中で上下しているのでは?そんな想像もまた楽しいですね。
2005年01月27日
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この写真はポリッシュポイントの写真です。すべて同一品です。産地は、え~と、度忘れ(^^;;;昨年末の池袋購入品です。以前に、同じようなファントムで、ファントムの上にV字形状のペネトレ-ションが着地していたのを覚えていらっしゃいますでしょうか?今回のものは、ファントムの中と外に貫入水晶(ペネトレ-ション)がある陽に見えるものです。一番上の写真でファントムの位置がお分かりだと思います。2番目もファントムが背景のようにあってわかりますね。そこにペネトレ-ションが左から入っています。3番目では上の方からも、もう一本入ってるのがわかります。あんまりうまくない写真ですが、ご容赦ください。ペネトレ-ションは何度見ても面白く不思議です。普通のクラスタ-で結晶同士が干渉したら、たとえば頭が二つに割れていくようになります。このように回り込んで、かつ完全に相手を包み込むようにはならないようにも思うのですが・・・良~く見ると、柱面にぶつかって、更にそれが食い込んでいるように見えるものもあります。それは、食い込んだのではなく、ぶつかってから、柱面の方が成長したので、あたかも食い込んでいるようにみえるという事なんですね。時間があればゆっくりとではあっても、もっともっと柱面も成長して、最終的には相手の結晶を密封してしまうという事もあるという事なのでしょう。ただただ自然の御技には驚嘆してしまいます。
2005年01月26日
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蛍石のボ-ルです。上の少しの部分だけ無色透明です。同じものを横から見ました。これを見ていると、なんだか、まるで自分の心の中のように思えてきます。積み重なった経験が記憶の中に蓄積されて、うねうねと横たわっているようです。上から見た一番最近の自分の心の中は透けて見えるけど、その奥は、もはや光が届かない。透明な蛍石のように綺麗だとは、思っていないけれど、こんなもんかな~(^^;;;。
2005年01月25日
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これが全体像です。スト-ンズ○甲さんからの入手です。ブラジル産。昨日の写真同様に右側より照明をつけていますから、やや赤っぽくなっていますが、普通の透明水晶(ダブルポイント)です。左の頭が最初の頭です。その成長初期にできたのが、昨日の写真にもあった左を向いているファントム2山です。成長が殆ど終わってから、何らかの地殻変動などで、根元から水晶が折れて、その後がファントムっぽくなって残っています。それが昨日の写真の右側の斜めの線(面)です。その後この水晶は更にユックリと成長して右側の頭ができました。折れた斜めの形に似た形状の頭です。よく折れた後の成長では白濁部が残ると言いますし、私も以前そのように書いたのですが、この現物を見ると、条件(低過飽和度)によっては白濁しないで綺麗に成長できたという事がわかります。これがもっとうまくいくと、例の両側を向いたファントムが出来上がると思えるのですが・・・・フリ-ペ-ジ「石の謎なぞ」の「逆ファントム」を後はご覧ください。謎なぞは、どれもまだ完結していなく、謎が増えてばかりの状態です。(^^;;;参ったニャ~
2005年01月24日
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どこかでお見かけしたような~右は頭です。天然です。何じゃらほい、こりゃ~?ムムッひょっとして・・・続く・・・・
2005年01月23日
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綺麗です。貝がシリカ置換されたものです。石英貝ですね。これは貝の中もシリカが詰っていますが、貝殻だけがシリカ置換して、中は空洞の物もありました。アンモライトや黄鉄鉱化したアンモナイトとはまるで違う表情。そう、氷の化石のようです。さて、このサイトが、ゆっくりとした歩みではありますが、昨日、10000カウントをめでたく通過致しました。らむさんが9999だったとのご報告でわかりました。これもひとえに皆様がお越しくださったおかげです。本当にありがとうございました。今後もツインサイト共々よろしくお願い致します。
2005年01月22日
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鉄マンガン重石+蛍石です。中国産。英語でウォルフラマイトアンドフロ-ライトといわれて、ウォルフラマイトを度忘れし、見た目が鉄マンガン重石だから、あわてて日本語で鉄マンガン重石と言ったのですが(やはり)通じなかったので、鉄満重石と書いたらわかってくれました。(、実際はわかったフリをしてくれたんでしょうが)わははです。フロ-ライトはカラ-レスの貫入双晶ですね。この結晶体が気に入って購入しました。ところで、ウォルフラマイトつまりウォルフラム石とは、その名=ウォルフ+ラムの通り、狼と子羊のことだそうです。錫石を精錬して錫を得る時に、一緒に鉄マンガン重石が紛れ込むと品位が落ちて困るのを、子羊の群れに狼が侵入した事にたとえた表現のようです。なるほど~面白いですね。これで、もう忘れないでしょう。
2005年01月21日
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アフガニスタン産のエルバイト(リチア電気石)です。やや鉄分が多いせいでしょうか、よくブラジル産などで見かけるエルバイトよりもやや色が濃くて、深い森の色が連想されます。白いアルバイト(曹長石)のような白色の石が被さっていたようで、それも、どことなく個性的なたたずまい。その中で、一体どのくらいの途方もない時間を経たのでしょうか?この眠れる森の美女は!?
2005年01月20日
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中国産のやや先細り・サイズ大きめ・透明水晶です。孤独に耐え抜いたもののみが放つ気品と風格を備えており、従えた小水晶達も主に似て凛とした様です。それでいて、どことなく生っぽい色気もありますね。途中で不純物が紛れ込んでモノクロのト-ンを帯びています。このインクル-ジョンの表側はもや~っとしていますが、裏側はファントム形状をなしているようです。一番下に付いている黒い物体は鉄の薔薇。途中にはクロ-ライト(?)の緑の物体も侵入。そして頭はダウ。
2005年01月19日
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ブラジル産のスペッサルティンです。完全結晶体といわれる、どこにも母岩との接合点がないかのような四周完全な結晶面!実に美麗!人智の及ばない自然の超複雑カット宝石です。まるで長石のへき解面のようにあちらこちらが同時に強く輝いており、なおかつその中には真紅の光がうごめいていて、手にしてル-ペで観察してはじめてわかる美しさです。デジカメではぎらついて撮影がうまくいかないので、わざと反射を抑えるように撮影したためか、この美しさがうまく伝わっていないかもしれませんが、本物は、この輝きこそ命!だと想像してください。動画がこの種の標本には適しているのかも知れません。仕入れは昨年末の池袋展でマックネイル夫人の所。あそこは小物が多いのですが、良い品を安く提供いただけます。京都展でもこれはありまして、もっと大きいサイズを石屋さんから勧められたのですが、恐ろしいお値段で手が出なかったもの。果報は寝て待て。小さいながらも逸品です。
2005年01月18日
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これがヒマラヤの先細り水晶です。これは、先端から見た表情です。ややピントが甘くてすみません。さて、なぜこのように先に行くに従って細くなるのか?珪酸濃度のせいなのか?不純物を取り込んだせいなのか?どちらなのでしょうか?はて? 先細りの主役は後者のように思います。柱面も転位を起点として成長できるのですが、錘面での成長が速いので、適度な珪酸濃度で不純物があまりない場合には、ちょうど柱面のところまで珪酸がくっついたら、次の段階となるから、柱面はまっすぐで、長い水晶結晶ができます。この錘面が勢いよく成長する段階では、逆錘面ができる形で柱面が膨らみます。勢いが減りすぎたら錘面がまだあるのに、次の段階になります。といわれるようですが、これが柱面の成長線と言われる、でこぼこの形成の基本になっているものです。ですから、結晶成長の勢いに変動が殆どなければ、大変綺麗でつるつるした柱面ができますが、そうでない場合には、成長線が見えるようになります。これが水晶の柱面にC軸と直角に条線ができるという説明であり、条線があるというのが普通の水晶です。(ただし不純物がある場合には、それを取り込むことによって、結晶の形成不全部が錘面にも柱面にもでき、その結果、次のステップとなり、先が細くなるのではないかと個人的には思っています。実は錘面にも条線があるものがあり、これも同じ理由だと思います。同じという意味は、くどいようですが、柱面のところまで珪酸がくっついて成長しないうちに、次の錘面の成長が起きているからこそ、錘面に条線ができるからです。)この結晶のようにクロ-ライトがたくさん表面に取り込まれて綺麗な結晶がスム-ズに形成できなくなったタイプは、先細りしやすいようで、同じものをよく見かけます。この先細りって、先端の錘面がなくなった時点で成長が終わりなんでしょうか?という事なんですが、柱面も成長可能ですから、完全に終わりというわけではないです。柱面が黒いというのは、内部はそうでないから、柱面も成長したという証拠ですね。この結晶では、先細りになっていない部分は、後から柱面にクロ-ライトが取り込まれた=成長したようです。ちょうど先細りしている部分から、熱水にクロ-ライトが紛れ込んできた。そのようにこの水晶は語っております。補足:上の写真の透明な台。これはガラスやプラスティックではありません。水晶の研磨品です(^^)。
2005年01月17日
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ヒマラヤ水晶です。クロ-ライトやシトリンのような水晶微結晶など、色々入り込んでいるガ-デン付きの先細り結晶です。すわりが良く、いい立ち姿です。ヒマラヤっぽいですね。その立ち姿の秘密はこれ。ひっくり返すと、何とダブルポイントだったのです。非対称ながらきちんと6面あります。しかも、一面がとても大きくて、ちょうど底面になっています。おそらく母岩接着部分が折れてから再生したのだと思います。でもあまりに見事に修復されていて、どこが折れたのかすらわかりません。もし、最初からダブルポイントで育ったとしたら、このような姿にはならなかっただろうな~が、折れたという推定となっています。もうひとつ補足するなら、錘面の色ですね。先細り側の先端は錘面ですから、一番結晶が成長する所です。だからクロ-ライトの様なクロっぽい粒を取り込んで「ぶつぶつ」ができています。これと同じ「ぶつぶつ」が、反対側の部分にもあります。錘面=もっとも成長している部分だからこうなるのです。しかも、それが大きい面では一部が抜けています。単純に言えば、抜けていない部分が再生した錘面だと思われます。この錘面の状態の観察は、当たり前だと思われるかも知れませんが、水晶の最後の成長状態を語っていて、とても有用な見方です。明日は、この先細りの極端なタイプを載せる予定です。そう、とんがってしまい、それ以上成長できなくなったのではと心配になる姿です(^^)。それにしても、昨日といい、本日といい、こちら荒れ模様の天気です。折角の休日だというのに~。
2005年01月16日
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記録上日本に産出する(した)ものは1000種近くと言われます。鉱物全種が約4000ですから、その約1/4にもなるんですね。なぜこの狭い領土にこのようにたくさん採れるのか?それは、地質がとても変化に富んでいるからです。ヨ-ロッパの地質図と比較すると、いかに日本の地質が複雑怪奇なのかがはっきりわかります。それは、ここはいわば、太平洋プレ-トの沈み込み地点で、その沈み込んだ地殻が浮かび上がってきているからです。沈み込む時に発生する水で融点が下がりマグマが発生し、火山活動も活発です。その結果、火山岩も堆積岩も、炭酸塩岩も、変成岩も、多種多様にあるのが日本の特徴です。ただし、急熱急冷のような地域ですから、大きな宝石結晶が殆ど出ませんし、古い地殻が殆ど無いことと、酸性岩が多いので、その点やや偏っています。それでは、日本だから和名表示できるものは和名で、代表選手だけですが並べます。★各種水晶(紫、煙、緑、山入り、毬藻入り、日本式双晶など)★瑪瑙、碧玉、玉髄、蛋白石、玉滴石、赤玉、青玉★黄玉、蛍石★錫石、鉄満重石、輝水鉛鉱、閃亜鉛鉱、黄銅鉱、黄鉄鉱、辰砂★硫砒鉄鉱、磁硫鉄鉱、磁鉄鉱、方鉛鉱、輝安鉱、輝蒼鉛鉱、赤鉄鉱★灰重石、重晶石、方鉛鉱、白鉛鉱、孔雀石、藍銅鉱、緑簾石★石榴石(鉄磐、満磐、灰磐、灰鉄、灰格)★尖晶石、緑柱石、菫青石、苦土電気石、鉄電気石★黒曜石、各種沸石、魚眼石、柱石、石膏、明礬石、燐灰石★自然金、自然銅、輝銀鉱、角銀鉱、砂白金、自然砒、硫黄★各種輝石、角閃石、長石、雲母、粘土鉱物★方解石、霰石、苦灰石、菱苦土鉱、菱マンガン鉱、異極鉱、珪灰石★薔薇輝石、パイロックスマンガン鉱、イネス石この中で海外でもかなり有名なものは、輝安鉱(市ノ川鉱山産)、翡翠輝石(姫川流域産)、黄玉(田の上山、苗木産)、パイロックスマンガン石(田口鉱山産)、日本式双晶(乙女鉱山産)、自然金(佐渡・土肥・各河川)、インジウム(札幌の豊栄鉱山)などでしょうか。また、個別に紹介とさせていただき、本日はほんの目録でご容赦ください。
2005年01月15日
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中国産の水晶群晶です。なんだとお思いかもしれませんが、母岩との接着部にはおなじみ黄鉄鉱が、結晶の柱面の一部には、閃亜鉛鉱のような微結晶がへばりついていまして、実に私好みであります。そう、風雪に耐えて来た証がいたるところにあります。錘面もはっきりしていません。長い結晶柱は根元が緩んで脱落しそうです。でも、磨耗して磨り減ったのではなく、ごつごつ感は、人並み以上です。そして、透明で傷のない美麗な水晶群晶にはない、個性的で泥臭い表情・体臭までがあふれています.子供の頃の親友に年月を経て出会ったような、そういう郷愁を感じさせてくれた水晶でした。
2005年01月14日
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ミメッタイトの放射状結晶集合です。といってもサイズはかなり小さく、花弁観察にはル-ペが必要です。ミメッタイトはラベルがそうなっているので、そう書いているだけで、本当にミメッタイトなのかどうかさっぱりわかりません。ミメットという言葉にもそういう意味(=だます)があるのだそうです。他にもジンクブレンドとか、フェナサイトとか、類似の言葉があるのですが、これはやっぱり石の鑑別がそれだけ難しいという事でしょうね。もっとも苦手です。和名では黄鉛鉱という場合があります。鉛の砒酸塩鉱物です。鉛の石は白鉛鉱(炭酸塩)、紅鉛鉱(クロム酸塩)、緑鉛鉱(燐酸塩)、青鉛鉱(硫酸塩)、褐鉛鉱(バナジン酸塩)、そしてこの黄鉛鉱が色の漢字がついた鉱物ですね。殆どが方鉛鉱(硫化物)からの2次生成です。美石はありませんが、この石で一応、一通り持っているといえるようになりました。
2005年01月13日
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白鉄鉱=マ-カサイトです。これも同じ標本の裏側です。マ-カサイト(斜方晶系)はパイライト(等軸晶系)と同じ化学組成ですが、結晶構造が異なる、いわゆる同質異像になっています。カルサイト(方解石)とアラゴナイト(霰石)の関係と同じです。アラゴナイトが次第にカルサイト化するよりももっと早く、マ-カサイトはパイライト化したり、酸化分解するようです。成分の硫黄(S)が空気中の水と反応して硫酸ができるというのは、硫化物によくある反応で、マ-カサイトの主要な分解反応でもあります。特にマ-カサイトは不安定なのでしょう。このとき、同時に鉄も酸化して虹色を放つものがあるようですね。今写真に撮るために触ったら、一部がぽろっと取れました。この頭のとんがってる形がマ-カサイトらしいので、この部分は触らないでようやく撮れました。うまく撮ると虹色が少し出るはずだったのですが、ちょっとおよばなかったようです。この写真では、白くは見えないのですが、白昼では、黄鉄鉱(パイライト)よりもやや白くみえます。ただし、結晶サイズがとても小さく、かつ表面は変質が進んでいますので、硫砒鉄鉱のようなすばらしい輝きはないです。日本では保管時の湿度に十分注意です。大抵ぼろぼろになってしまうそうです。ドイツはハノ-バ-産。北部の寒い土地ですね。
2005年01月12日
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・ドイツドイツと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?ヒットラ-でしょうか?マイスタ-制度でしょうか?科学立国でしょうか?ダンテでしょうか?黒い森でしょうか?ロ-レライでしょうか?ブラ-ムスでしょうか?ハンブルグでしょうか?私は・・・フランクフルトソ-セ-ジ、ビ-ル、ノイシュバインシュタイン城です。さて、ドイツの石は、あまり派手なのがないのがお国柄といった感じ。でもアウインやフォスフォフィライトなんていう天上の石もあるんですね。あとで、マ-カサイトの写真をお見せしましょう。★各種水晶、アゲ-ト、カルセドニ-★トリフィライト★カコクセナイト★サニジン★アウイン★フォスフォフィライト★ダト-ライト★アイオライト★シリマナイト★ハイパ-スシ-ン(紫蘇輝石)★アングレサイト(硫酸鉛鉱)★キャシテライト(錫石)★セルッサイト(白鉛鉱)★ドロマイト★マ-カサイト
2005年01月11日
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この石は魚眼石=アポフィライト。正式にはフッ素魚眼石。普通白い結晶ですが、やや色変わりのものがあり、特に緑色は珍重されます。これはフリ-ペ-ジに載せてあるものを引っ張ってきました。この石は昨年5月の大阪石不思議展にて、世界新産というフレコミで売っていたものを購入したものです。放射状の魚眼石で先端透明、中心緑です。実際にはもう少し前から出てはいましたが、ドンと出てきたのは最近なのでしょう。魚眼石は頭がとんがっていたり平らだったりしますが、この放射状はいずれも平らというのが不思議です。その形が独特な上に、中心部にこのやさしい若草色が発色していて、心を癒してくれます。本当にどこまでも限りなくやさしい色合いです。やさしい心を透明な石で包み込んだように見えます。母岩付きや半球状のものもたくさん売っていましたが、高価で手が出ず、やむなく、この欠片のようなものになりました。でも十分雰囲気は出ていて、放射状であることもよくわかります。これは、ワンポケットという感じがして、オ-ケナイトやカバンサイトのように、ドンドン出てくるようには思えないです。そのうちにでてこなくなるような気がしています。でも広いインドは、魔法の国だから、わからないですが。
2005年01月10日
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麗しの色、高貴の藤色、綺麗ですね~。でもあんまり丈夫そうには見えないですね。その拡大です。なんという名前の石でしょうか?答え:麟雲母(うろこうんも)=リチア雲母=レピッドライトです。レピッドは鱗という意味で、他にもレピッドクロッサイトなどに使われています。現在、リチア雲母は、トリリチア雲母とポリリチア雲母の2種に分類され、単なる「リチア雲母」という名前は野外名になってしまいました。でも、実際にどれがどちらの名前かは見てもわからないのです。トリってポリの一種だろう~って思い、実は変な名前だにゃ~と首を傾げた猫状態です。(^^;;;。まあ、僕ら素人マニアにとっては、これからもずっとリチア雲母=鱗雲母ですネ。これはブラジル産です。エルバイトと共生しているものもありましたが、この藤色が好きで、レピッドオンリ-なこの標本になりました。よく売っているタイプは「もこもこ」したタイプですが、こちらは少し光の通るやさしいタイプです。この石があったら、そこにはリチウムペグマタイトがあるという、ひとつの標識のような鉱物です。日本は茨城県の妙見山の山中には、天然記念物になっているリチウムペグマタイト露頭があります。最初にここを発見した時、その穴の周りの岩石は藤色に染まっていて、それはそれは美しかったとか!一方ブラジルのリチウムペグマタイトは、このレピッドに誘われてというよりも、エメラルド探しで、エメラルドと間違われたエルバイトからだそうです。
2005年01月09日
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今日も、寒い夜を暖める石のご紹介です。皆さんにとってはこの石はもう説明不要でしょう。既にあちらこちらで、お目見えしていますし、このサイトでも昨年暮れに自力採集品+いただき品を紹介したばかりです、といえば・・・・そうです。赤瑪瑙(あかめのう)です。この玉はそれほど大きくはないですが、色合い、かすかな縞模様が気に入って購入に到ったもの。黒い斑点が色彩を引き締めて、火星のようなひとつの世界を球上に創り出しています。この色あいで、ポリッシュポイントに加工すると、結構買い手がつくのでは?そのようにも思える良い色合いです。まあ、多少の加熱とひょっとしたら染色もしてるかもですが。では、寒いのもあと2ヶ月程度の辛抱ですね。がんばりましょう!
2005年01月08日
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寒い日が続きますね。皆様どうか、ご自愛ください。この酷寒の中でも真っ赤に燃えている鉱物のひとつを今日はご紹介致します。バナジナイト=バナジン鉛鉱=褐鉛鉱です。昨年5月の大阪石不思議展にて購入。同じ標本の拡大です。鉛の入った鉱物は、光沢が強く、大変綺麗に輝くので、原石愛好家としては、とてもありがたい標本種になります。金属元素バナジウムは、この鉱石から発見されました。なんでも北欧の「愛と実りの神=バナジス」からの命名だとか。この元素を含むスティ-ル(鉄鋼)はとても粘り強くなります。ですが、加工もやりづらいです。バナジウムは遷移金属元素の一種で、鉄、クロム、マンガン、銅、ニッケル、コバルトなどと同様に石を赤(バナジン鉛鉱)、緑(バナジン銅鉱、鈴木石、エメラルド、モットラマイト)、青(タンザナイト)などに染めてくれる、ありがたい元素です。このバナジナイトは、結晶粒がそれほど大きくはありませんが、これが大きくなりますと、板が次第に六角形に並んでロ-トのような形に成長していきます。中が埋まって六角柱になるものもあります。アリゾナの(North Geronimo Mine)ノ-スジェロニモ鉱山は、そのような目を見張る美結晶を産したことで有名です。
2005年01月07日
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・イギリスの石達ひさしぶりにお勉強(というわけでもないですが)。昨夜写真を撮り損ねてしまいました。今日は英国=紳士・淑女のお国の石を見てみましょう。イギリスは大西洋が開いた地点に近いために玄武岩、橄欖岩系が多いかなと思っていたら、そうでもないです。むしろそれ以前の北米・欧州結合(ユ-ラメリカ古大陸)の産物=バリスカン造山運動、アパラチア造山運動が支配的なのでしょう。パイロ-プが、ちょっと異質で気にかかりますね。★パイロ-プ=苦磐柘榴石(くばんざくろいし)★フロ-ライト=蛍石(ほたるいし)★キャシテライト=錫石(すずいし)★ロ-ズクオ-ツ=薔薇石英(ばらせきえい)★アゲ-ト=瑪瑙(めのう)★カルサイト=方解石(ほうかいせき)★ヘマタイト=赤鉄鉱(せきてっこう)★アラゴナイト=霰石(あられいし)★セレスタイン=天青石(てんせいせき)★アングレサイト=硫酸鉛鉱★ダト-ライト=ダト-石★タ-コイズ=トルコ石★アキシナイト=斧石(おのいし)★パイロモ-ファイト=緑鉛鉱(りょくえんこう)★バライト=重晶石(じゅうしょうせき)★ストロンチアナイト=ストロンチアン石
2005年01月06日
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ヒュ-ランダイトの3番目、緑です。緑輝沸石です。これが全体像です。たくさんくっついています。その一部の輝きを撮影したものですが、やはり難しかったです。多少頭の中で修正をお願い致します(^^)。これはインド産。池袋調達です。いつものインド人業者(ゼオライト・インデイアだったかな)との駆け引きです。「赤いヒュ-ランダイトを安くしたら買う」といったら、「なら、こっちの緑もあわせて、こんだけでどうだい?」そういうので、「う~ん、その予定は無かったけれど、それだけになるなら、ま、いいか。」なんていうことになり、結局安くはなったが、どうも此方の負けのような結果でした。でも、買って損は無いです。最近沸石にもはまりつつあります。沸石ってなじみの無い方に簡単に説明すると、加熱すると内部に含まれている水分が沸騰するので、そういわれます。あとで、水を補給すると元に戻ります。結晶内部に水分子がトラップされているような存在状態で、この部分は水がなければ、別の分子を吸着したり、イオン交換をしたり、そういう機能を果たす可能性があります。実際脱臭剤でも人工の沸石が使用されているようです。普通深成岩では、石英や長石ができますが、火山岩では、石英はできても長石のできる時間的猶予がない場合、同じようなアルミ、珪酸塩、陽イオンでできた代わりの鉱物として、沸石ができるように思います。マグマにふくまれていた水も取り込んだ石です。日本にも結構沸石の産地はあります。いずれも火山地帯、玄武岩地帯、温泉地帯ですね。
2005年01月05日
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ヒュ-ランダイト=HEULANDITEです。前回掲載時にスペルを間違えてしまいました。誠に申し訳ありません。ラはRAでなく、LAです。さて、前回の赤の次、今回はピンクというか人肌色ですね。化粧品のような色合いの輝沸石をご紹介です。化粧品にはよく絹雲母が入っているといいますが、(日本でもその目的のために採集されているそうですが)この中にも入っていそうな、そういう輝きです。デジカメで私の技量では、この輝きをうまく撮れないのが本当に残念です。しかたなく、あまり光らない方向で、やや暗めの撮影(^^;;;。それにしても輝沸石、よく名づけたと感心します。他の束沸石、菱沸石、濁沸石、方沸石なども皆うまい命名です。当事者は、かなりうなった後にピカっとひかったんだろうな~そう思います。鉱物の正式名は英語です。和名は日本でしか通じません。ですが、両方覚えなければ、という気持ちよりも最近は、両方知ることは名前と実物をつなぐ便利な方法だも思っています。さて、本標本は、昨年の秋口にTゾ-ンさんからの入手。白い母岩風に見える部分はモルデン沸石との事です。産地は、アメリカのアイダホです。最初に書くと、人肌がポテトになりそうなので、末尾にこっそりと。(^^)。
2005年01月04日
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なんていうことない、ファントム水晶ポイントです。ですが、屋根つまりファントム2段の形をよく見ると、1階の屋根と2階の屋根の形が違います。(向きは同じですが)3階つまりポイントの頭も2階と違います。3階は磨いているから違うのかもしれませんが。自然界でも、頭の形つまり、R面とZ面の形と大きさが変化することはよくある事なので、別に不思議だというわけでもないのですが、ファントムでこのようにはっきり出ているのは、はじめて見ました。(ちなみに、R面がない水晶やZ面の方がR面より大きな水晶はないようですが、Z面のない水晶はあります。)自分の10代、20代(いや30代かな)を見ているようで、変わっていないと思うのは自分だけかもしれませんね。少しは、角が取れたかな~まだまだごつごつかな~(^^)補足:産地はブラジル(●甲さん)、右側の光は太陽光です。そういえば、これは池袋ではないのですが、池袋展で、●甲さんのところに、このようなはなれて屋根があるタイプで、10階建てクラスのファントムが陳列してあったですね~奥さん自慢げに話してくれた。そこで、例の逆ファントムの話となり、再度現物確認。ファントムは重なってはいなかったです。
2005年01月03日
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さて、これは一体何に見えるでしょうか?実は名前を聞きそこなったので、「○×です」とは返事ができません。ご覧になった方もいらっしゃるとは思います。とにかく面白いです。3重の球面が入れ子になって入っています。どれも同じような形状をしています。その3つの球面ピ-スは動きます。ひとつのセットはどれも同じ色と模様をしていますが、隣のセットとは微妙に色合いが違います。つまり、この3重構造の物体はもともと一体の岩石(ネフライト)からくりぬいて作られたようです。穴が開いているのは、工具を差し込むためのものです。一番奥から順番に完成→分離をして作られたものでしょう。ご想像の通り中国製です。もっとすごい5重球のものも売っていました。これを見て連想したのは、出雲大社の縁結び=取れない二つのワッカです。これはひとつの木材から、削って作り、やはり最後に分離するものです。今回は人間の作った不思議なものをご紹介しました。
2005年01月02日
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★Welcome to Rutile Cats! あけましておめでとうございます!といっても、特に何が変わるわけでもありません。ここの石話も、また同じ調子で進むのです。進む事こそ大切。書ける事が幸福です。ってちょっと大げさかな(^^)では、2005年の一発目です。------------- ★オ-シャン・ジャスパ-★子供の頃、北国のはてのおじさんのうちに行った。そのおじさん、今でいう鉱石マニアだった。「この石なあに?めのう?」そう聞いたら、「ジャスパ-っていうんだよ。」そう答えてくれた。声が今でも記憶の片隅にあるような気がする。その時ジャスパ-は、私にとって特別で、秘密の石になった。ここにあるものはマダガスカル産です。海底で産出する瑪瑙の一種で、本当に独特です。この色あいは、また新春にふさわしい華やかさがあり、春の暖かい風を感じるようでもあり、桜が咲いているかのようにもみえませんか(^^)。今年こそ、こういう雰囲気の年でありたいものです♪
2005年01月01日
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