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昨日(6月30日)、スペインのマヨルカ島から無事戻ってきました。富士山のレンズ雲(6月20日)は日本ではそれほど話題になっていなかったようで、これも面白い現象です。ただし我が家の庭を見て、その前日(6月19日)の台風のすさまじさが伝わってきました(笑)。さて、今回は昨年に続き、地中海巨石文明の取材でした。前回のマヨルカ島ではバスと電車とタクシーと徒歩での取材でしたが、今回はレンタカーと徒歩。前回も結構、マヨルカの古代巨石遺構を取材したと思ったのですが、車で回れば、その何倍もの遺跡を取材することができました。改めてレンタカーは現地取材には欠かせないことを実感します。そして今回、強力な助っ人となったのが、5月のロンドンで購入した「トムトム」のナビ。ヨーロッパ主要国全域をカバーしてくれますので、これからの取材でも威力を発揮してくれそうです。ナビのおかげもあって、今回尋ねたマヨルカの古代巨石遺構は10は軽く超えると思います。カバー範囲もマヨルカ島全域におよびました。おそらくマヨルカ島出身の地元の人でもこれだけ同島の古代巨石遺跡を訪ねた人はほとんどいないでしょう。実際、古代巨石神殿・住居跡を管理していた人でも、ほんの数キロ離れた別の巨石遺構のことを知らないぐらいでしたから。とういことは、まだまだ地元の人でも知らないような巨石遺構がごろごろ転がっているのではないかと感じられました。この古代地中海巨石文明の話も、そのうちこのブログでアップしていこうと思っています。その前に、「イギリス巨石めぐりの旅2」を再開するつもりですので、お楽しみに。
2012.06.30
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3日ほど前、イギリスのニュース番組をぼんやりと見ていると、富士山という言葉が耳に入ってきます。ユーラシア大陸の反対側にある島で日本のニュースを聞くことはめったにないので、何だろうと注目すると、写っていました富士山のそばに現れた巨大なレンズ雲。これはすごいですね。特別な気流のときにしか現れない珍しい雲です、と説明していましたが、私もこんなにすごいレンズ雲にはお目にかかったことはありません。まさにUFO雲。日本にいれば撮影できたかも、と少し残念な気持ちにもなりました。でも、海外でこのようなニュースに触れるのもまたおもしろい経験です。このレンズ雲にもいろいろな意味があるようですが、それはまた別の機会に語りたいと思っています。
2012.06.25
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昨年のアイルランドの巨石をめぐる旅では、エリザベス女王のアイルランド訪問(英国君主としては100年ぶり)の時期と重なり、首都ダブリンではオバマ米大統領と鉢合わせすることになりました。今回のイギリスの巨石をめぐる旅第二弾では、天皇・皇后と同じ日にイギリスに到着し、エリザベス女王の在位60周年のお祭り騒ぎと、夏のように異様に暖かい天気が出迎えてくれました。アイルランドの旅も今回のイギリスの旅も、まったくそのようなイベントがあることを知らずに、何カ月も前(航空チケットの予約は前年)から旅行の予定を組むのですが、何か必ずと言っていいほど、大きなイベントと邂逅します。偶然は神ですから、そのようなタイミングには何か重要な意味があるのだと思っています。そして悲しいタイミングもありました。私が14歳か15歳ごろから英国のペンパルとして文通していた、サッフォーク州に住むジュリーが今回の英国滞在中に亡くなったんですね。会ったのは1981年に一度だけ(チャールズとダイアナの結婚式の翌日に!)でしたが、40年近くにわたって誕生日とクリスマスには必ずカードやプレゼントのやり取りをする仲でした。今回31年ぶりに再会しようと思ったのですが、病が進んでしまっており、再会はかないませんでした。訃報を夫グレッグのメールで知ったのは、ウェールズの首都カーディフのホテル。その二日前、私たちがスコットランドのロモンド湖にいるときに亡くなったと書かれていました。1981年当時、ジュリーの父親は地方紙の記者をしており、当時学生だった私は彼から初めてジャーナリストのスピリットを学んだように思います。新聞記者志望だった私にとっては非常に貴重な経験でした。そして何よりも私の英語力を高めてくれたのは、ジュリーです。ジュリーと英語で手紙をやりとりすることによって(かなり苦労した記憶ばかりですが)私は生きた英語を学ぶことができました。ユーラシア大陸を挟んだ反対側にジュリーがいてくれたことに感謝せずにはいられません。帰国して自宅の郵便受けを見ると、私宛のジュリー最後の誕生日カードが届いておりました。計算すると、私の誕生日のちょうど一週間後に亡くなっていたんですね。グレッグには日本に帰ってからお悔みのメールを送りました。参列することはできませんが、ジュリーの葬儀は今月11日に執り行われるそうです。訃報を聞いた翌日の朝、カーディフのホテルの窓から外を見ると、中央部分が人の顔にも見える雲が目の前に出現していたので、撮影しました。ジュリーが来ていたのかもしれませんね。
2012.06.05
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今日、と言ってももう昨日ですが、巨石をめぐるイギリスの旅から無事帰ってまりました。現地に16泊する18日間の旅。ケンブリッジから始まって、ヨークシャー州のハロゲイツ、スコットランドの首都エジンバラ、カシミアで有名なエルギン、サーソーと主に東海岸を北上し、実に32年ぶりに北端にあるオークニー諸島に上陸。有名なリング・オブ・ブロガーとの再会を果たしました。その後は西海岸を南下、ロッヒンバー、ロモン湖、カーライルを経て、ウェールズの北西部、南西部、そして首都カーディフを初めて訪問。最後はロンドン近郊のキューに二泊して6月2日に帰ってきました。天皇・皇后と同じ日にイギリスに旅立ち、滞在中はずっと暖かい晴天が一緒についてきてくれているように晴れ続け、最後はエリザベス女王即位60周年の祝賀ムードにあふれるロンドンでイギリスの旅が終わります。すると、帰ってきた日本で私たちを出迎えてくれたのは、逗子の花火でした。そういった不思議な出会いを含めて、これからのんびりと今回の旅の日記をアップしていこうと思っています。
2012.06.02
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