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佐藤サクラ @ Re[1]:仁も術もなくなった(01/09) 馬場エマさん >うーむ・・伊達に&quot;…
馬場エマ @ Re:仁も術もなくなった(01/09) うーむ・・伊達に&quot;小児&quot;の看板…
2007年10月13日
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運動会前日、一騒動あった。


ここ最近、クヌギの虚言について、ずっと頭を悩ませていた。
まず第一に、本人には、あまり「嘘をついている」という認識がない事。
第二に、認識がないからこそ、「嘘をつくのは悪い事だ」と、理解させるのが難しい事。
第三に、何故、息子がその様な発言をするのか、親である私が、その原因をよく把握出来ていない事。
一概に「嘘をついている」と、言い切れないのも、悩むべきところである。

例えば。
今日誰と遊んだの?と尋ねると、「RくんとHくんとSくんとYくんとHちゃん」と、必ず答える。答えはほぼ毎日同じ。

クヌギとH君の仲の良さは皆が知っていることだし、リーダー的存在のR君のお母さんからも、「5人で仲間だってRが言っている。中でも最近1番好きなのはクヌギ君らしい」とありがたい言葉を頂いている。S君ともY君とも、仲良く遊んだり一緒に座る姿を、私自身が何度も見かけた。
でも、ある時、あれ?と思った。
Hくんのママから、「今日は早退する」という話を伺っていた事があって、でも、クヌギはいつもどおり「Hくんともあそんだ」と答えたのだ。
Hくん、今日早くお帰りしたでしょ?と言うと、「ああ、Hくんとはあそんでない」と、あっさり答えた。
「嘘をついた」と言うより、「うっかり間違えた」というカンジ。いつも言ってるからつい同じかと思っちゃって、という調子だ。
と、なると、いつもの答えそのものが、アヤシイ?と思えてくる。
あまり、大勢のお友達に交じって同じ遊びをするのが、得意とは言えないクヌギ。1人1人とは仲良く遊べるだろうが、果たして本当に皆一緒に遊んでいるのだろうか?
更に、「Hちゃん」とは、2人で一緒にいるところを見た事すらない。
では何故、Hちゃんの名前が出てくるかといえば、以前パパがクヌギに「好きな女の子いないの?」と聞いた事がある。その時にクヌギが「うーん、わかんない」とか言いながらも、何度か同じ質問をされ、「Hちゃん」と答えたのだ。そして、旦那が「じゃあ明日Hちゃんと座ったら?」と言い、クヌギも「わかった」と答えた。
その後から、それまで一度も家で名前の挙がらなかったHちゃんが出てくる様になった。私はその時、Hちゃんの顔すら思い浮ばなかったのに。
一度位は一緒に座ったかもしれないが、とても毎日遊んでいるとは到底思えない。




で、運動会の前日の話。

その前から、クヌギは「ときょうそう、なんばんがいい?」とよく訊いてきた。何番でもいいよ、頑張って走ればいいんだよ、と答えていたが、私も未熟な親である。余計な事を付け加えていた。
でも、クヌギは足が速いから、1番になれるかもね、と。
「きょう、ときょうそうのれんしゅうだった」と言った時も、頑張った?何番だったの?と尋ねてしまっていた。クヌギは、「4ばん」とか「5ばん」とか答える。頑張ったねー、本番でも頑張ってね、と言うと、「1ばんになれるかな?」とクヌギ。頑張ればなれるんじゃない?と深い意味もなく答える私。
暫くすると、「きょう1ばんだった」と言うようになった。

でも、あまりに毎日なので、親のカンと言うか、競争は苦手な筈なのにちょっとおかしいと思い、ある日、本当?と訊いた。すると、クヌギは「うーん、2ばんだったかも」と言った。
ああ、やっぱり・・・。
その時、クヌギによっく言い聞かせたつもりだった。
ママが、1番になれるかも、と何度も言ったから、喜ばせたかったの?でも、本当じゃない事をクヌギが言うと、ママは嬉しくないよ。頑張って走ったのなら6番だって、ママは嬉しい。でも、嘘をつかれてるとすごく悲しい、と。
クヌギは泣きながら、「ごめんなさい」と言った。

でも、運動会の前日に、訊いてもいなかったのに、また同じ嘘をついたのだ。
「きょう、ときょうそうで1ばんだった」と。本当に?と訊くと、「多分」・・・・・。
我が子を疑ってかかるのは、とてもとても、辛い。
でも。
じゃ、先生に訊いてみてもいい?と言うと、クヌギはベソをかき始めた。
また本当じゃない事を言ったの?ママは、すごくすごく悲しいよ。
これまでやり取りを聞いていたスギも、怒って「嘘をつく子の運動会は見に行かない」と言った。
クヌギもワンワン泣き始めた。
何故、この子は嘘をつくのだろう。悲しい。
スギが、クヌギに言って聞かせている。
「なんで怒ってるか、わかる?クヌギが嘘を繰り返したからだよ。前にもママに言われて、クヌギはごめんなさいって言ったよね。なのにまた同じ嘘をついたからだよ。クヌギはママを悲しませたいの?パパやママが悲しんでも1番だって言い張りたいの?パパはそんな子の応援には行きたくない。何番だっていいから頑張って走る子がいい。頑張って5番だったら、5番だったよって本当の事を言える子の応援しかしない」
本当に、クヌギが解ったのかどうかは、親である私にも、判らない。
ただ、信じたいと、思う。
ワンワン泣いて、「ごめんなさい」と言う子を、信じたい。

運動会当日。
前述のとおり、クヌギは徒競走6番だった。
衝撃的ではあったが、面白かったし、徒競走に限らず、クヌギなりにすごく頑張っているのがよく伝わった。嬉しかった。

そして、ふと、思った。
説明が出来ないから、嘘になってしまうのかもな、と。
例えが良くないかもしれないが、よく男女の関係で、女が「こんな時間までどこ行ってたのよっ?!」とか、執拗に攻めると、男の方がテキトーに「仕事だよ」とか答えちゃう。やましい事はしてなくても、仕事をしていた訳でもない。それは嘘に違いないのだけど、嘘をつく為の嘘ではなくて、説明するのがもう面倒臭いから出てしまった嘘、というか。

クヌギは、よくしゃべる。
だから、忘れがちなのだけれど、決してコミュニケーション能力が高い訳ではない。
自分の興味がある事を一方的にしゃべっているだけ。意を酌んでくれる大人と会話するのは好きだけれど、子供同士だと会話になっていない事が多い。

「並んでよーいドン!で皆といっせいに走り出す事が、どうしても出来ない。速く走れても、前のお友達を抜かしていいのかわからない。だから、後ろになってしまう。走るの好きだから1番になれるかも、と自分でも思うけどなれない。でも、1番になれたらなりたい。どうすればいいのかな?」
と、クヌギは、言いたかったのもしれない、と、ふと思った。


嘘はいけないと、ちゃんと教えたい。
でも、それ以上に、嘘をつかなくても済む様に、しっかりと言葉を、真意を引き出してあげたい。
親として、まだまだ。
親も子も、頑張って共に成長していきたい。





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Last updated  2007年11月28日 17時25分00秒
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