星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2021.09.09
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 NHKの「桃源紀行」でフランスのサヴォア地方のアルプス山脈を望む美しい景色とその地での
チーズ造りを見て、早速「Tomme de Savoir(トム・デ・サヴォワ)」を買って食べてみました。牛乳を原料にしたハードタイプのチーズで映像を見たせいか特に美しい自然で育つ牛乳の新鮮さを感じました。

 その話をこちらでお世話になっているスイス出張経験があるA氏に話したところ、是非食べてみたいということになって今月24日(金)にもう一人誘って3人で「お家ご飯」をすることになりました。

 メインはチーズとワインと勝手に考えていますが、ハード又はセミハードタイプ繋がりでトム・デ・サヴォアの他にフランスのコムテとスペインのマンチェゴを考えているので、当日まで先に自分で味比較をして俄か知識をひけらかそうと・・・。

 サヴォアの後に牛乳で造られたコムテを食べると「ちょっと造り物めいた濃いコク」のような物を感じましたが、それはそれでとても美味しく違いが分かりやすいという感じでした。

 そして昨日は食材店「プロヴィドール」に行ってスペイン産「マンチェゴチーズ」を買ってきました(19.8ドル/100g 
1600円ぐらい)未だ コムテが少し残っているうちに味比較です。



 右上がコムテでその下がマンチェゴです。写真に撮ると牛と羊のミルクの色の違いなのか製法によるものなのか色がはっきり違っています。実はマンチェゴが羊乳で造られているということを最近になって知ったほど味音痴(知識不足)のところがあるので、食べる前に匂いもしっかり嗅いでみましたが・・あれっ、あまり違いが分かりません。

 マンチェゴの方がサクッとした感じで歯ごたえがあります。どちらも甲乙つけ難いほど美味しく、コクという意味ではほぼ同じです。お刺身にオリーブオイルと塩だけ振ったものを合わせましたが、なかなかの相性でした。ワインは「ワインコネクション」でプロモーションになっていた千円代のイタリアの「ピノ・グリージョ」にしましたが、どちらも邪魔しない程好い相性でした。

 後は「お家ご飯」でこの3つのチーズに合わせるベストな白ワインをゆっくり探すのが楽しみです。



 昨年の4月の「緊急事態宣言」中、店内飲食が禁止になったためにスペインレストラン「Binomio」でお持ち帰りしたマンチェゴチーズとトルティージャ(スペイン名物ジャガイモのオムレツ)です。この2つが私にとって切っても切れない物になったのは原田マハ著「暗幕のゲルニカ」でトルティージャを知ったからです。

 小説の中で主人公の夫(スペイン人)が大好物だったトルティージャのお気に入りの食べ方はパンに挟んでとありました。その夫が2001年の「9.11」で犠牲となり、物語はピカソの「ゲルニカ」へと進んで行きます。

 今年で事件発生から20年ですが、この小説を読んでからは悲しい出来事「9.11」と「トルティージャ」が私の中で繋がっています。







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最終更新日  2021.09.09 11:48:20
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