星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2022.12.17
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​  ​昨日のNHK「チコちゃんに叱られる」の一問は「リボンって一体何?」で答えは「リボンは女性にモテたい男のアイテム」でした。中世の時代、馬上決闘の際に女性からの愛の証として女性が好きな色のリボンを決闘者が衣服に付けたのが始まりのようで、特に17世紀のフランス王朝の時代に、恋人でも憧れの人でも意中の女性が好む色のリボンを服や靴などに付けたようです。ルイ14世
(1642-1715)が多数のリボンを付けた肖像画も紹介されていました。


足元にも赤いリボンが。

​​1789年のフランス革命後はこの流行は一気に廃れ、外見よりも内面で勝負する美学
(ダンディズム)への移行で、質素な黒い色の服装が好まれるようになったようです。そしてリボンは自分の財力を示すように妻や恋人に身に着けさせる物となり「リボン=女性」として現代に受け継がれているようです。


​帽子の後ろに付けられたのがリボンなのかなぁと・・。
​​

 ふと思い出したのは「手塚治虫」の「リボンの騎士」できちんと読んだ事がなかったので調べてみると、​1953年に雑誌「少女クラブ」に掲載されたのが初めてで1967年に「少女フレンド」に掲載で完結しています。

 ヒロイン&ヒーローであるシルバーランドの「サファイア王女」は神のいたずらで女の子の体に男の子の心を持って誕生し、当時女性は王位を継げなかったため王子として育てられる宿命と恋と冒険の一大ファンタジーです。現代のトランスジェンダーの先駆けのようで、また女性をリボンで表している事に昨日の「チコちゃん~」を見て気づきました。

 たまたま昨日のNHK「首都圏情報ネタドリ」で手塚プロダクション取締役の「手塚るみ子」さんの映像が流れ手塚治虫漫画「どろろ」を
今月末に配信開始する「ウ ェブ・トゥーン(縦スクロール)」の紹介をしていました。「縦読みで世界へ  漫画の新境地」をアピールしていて、実際に街頭で携帯で縦スクロールで漫画を読む若者達へのインタビュー映像もありました。日本文化を代表する漫画が新たな技術でさらに世界を席巻するのかと思うとワクワクします。この技術があれば新刊でも世界中の漫画ファンがリアルタイムで読み、その感動をSNSで分かち合う事が出来るというコメントもありました。

 「リボンの騎士」もウェブ・トゥーンで配信してもらい、一時リボンファッションの発信地でもあったフランスでも読んでもらえたらと・・。







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最終更新日  2022.12.17 11:12:33
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