星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2025.11.21
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カテゴリ: 本帰国で再発見!
 ボジョレー・ヌーヴォー解禁日の4日前の16日のエノテカでのワインセミナーは「ピノ・ノワールとガメイ」でした。2007年にシンガポールでフランス人が経営するワインショップのセミナーで「クリュ・デュ・ボジョレー(ボジョレー北部の最良のワインを造る10の村)のワイン10種類全てを2時間のセミナーで試飲した時の感動が未だに記憶にあり今回のエノテカのセミナーも楽しみにしていました。


①生産者:ヴァンサン・ルグー 2022年 
生産者:ドメーヌ・ブノワ・シュヴァリエ 2022年

 サプライズのように最初に出されたワインは①「ジュヴレ・シャンベルタン」でピノ・ノワール100%の果実味と酸味、存在感のあるタンニンは参加者全員から「美味しい!」の声が。続いて②はピノ・ノワール87%、ガメイ13%の「コトー・ブルギニョン」です。2つの葡萄のミックスは私は初めてで、正にこういうワインを飲みたいと思っていました。スタッフの説明によるとガメイは果粒が大きく果皮が薄いため果皮や種子に対して果汁の比率が高くなるため色調が薄くタンニンが控えめな仕上がりになるという事でした。シャンベルタンに比べて果実味(私には甘み)を強く感じるのはそのためのようです。


生産者:ドメーヌ・ド・ファ 2020年

 ③④とガメイ100%のワインが出され、最後の④は クリュ・デュ・ボジョレーの1つ「Fleurie(フルーリー)」が4種類中で一番熟成が長い事もあり印象に残りました。果実味が特に際立ち10の村の中で「繊細な花の香りの女性らしいワイン」と言われる通りの味わいで、ふとこのワインに合わせて「すき焼き」が食べたくなりました。

 今から18年前のシンガポールで10の村のガメイで感動したのは薄い色合いがピノ・ノアールのように美しく、ブルゴーニュで長く二流品種と言われ続けたとは思えないその完成された味わいにあったと思います。今回のフルーリーも期待を裏切らないものだったと思います。シンガポールではスーパーでも常時、ガメイ100%の「モルゴン」と「ムーラン・ナ・ヴァン」は購入出来て個人的には筋肉質でコクがあるモルゴンと和食を合わせるのが好きでしたが、エノテカではモルゴンは販売していないという事でした。酒税が高いシンガポールでも20ドル~40ドル(3千~4千円くらい)だったと思いますが、フルーリーが5千台なのには時代の流れも感じました。





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最終更新日  2025.11.21 11:38:59
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