60ばーばの手習い帳

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November 4, 2018
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カテゴリ: 常用漢字
​​星 ​作…サク、つく(る)​




 正宗白鳥の短編に『花より団子』という一篇があります。
小学校時代のあるとき「花見」という作文の課題を出されて、あれこれ迷います。
離れのまだ咲いていない花見の記を書いていいものか(未来日記ですね)桜の花は
なぜきれいなのか書いてみようとか(何故かわからない)。
 結局白紙で出そうとして教師にとがめられます。



​「それでは花より団子。君も団子のほうが好きなんだらう。花見に行って団子を食べたと書いたらいいぢゃないか。」​

そういわれてみると桜の花が団子に見えて面白くなった筆者は「団子が咲いた
咲いた」という作文を書きます。先生は笑ってよい点をくれ、この先生も剽軽なん
だな、と思う筆者です。



喉を通ったという感覚がよかったそうです。



 私は作文が大嫌いだったのですが、必要以上に肩肘張って書くから面白く
なかったんですね。だらだら書くだけでしたし。
 「何が書きたいか」「どんな気持ちだったのか」というポイントを先に出して、
気楽に書きなさい、ということを先生は教えてくれたのかと思います。

       参照元:『午後三時の短編集』から 正宗白鳥「花より団子」
​​





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Last updated  November 4, 2018 12:00:27 AM
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