60ばーばの手習い帳

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July 26, 2020
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カテゴリ: ミステリー三昧
​​ 倉知淳の倒叙ミステリー4編を収録した1冊です。

 乙姫警部は、刑事コロンボよろしく、怪しいと思った人物にとことん食いついて追い詰めていきます。
 しかし、容貌と性格は真逆。コロンボのような人なつこさや、とぼけたおしゃべりとは無縁です。痩せこけた顔に尖った耳、鈎鼻、ブラックホールのような瞳。全身から立ち上る陰気なオーラ。よれよれのレインコートならぬ喪服のようなスーツ姿。会う人ごとに「死神」を連想させる警部なのです。
 警部自身に魅力がない分(失礼!)鋭い推理が際立ちます。



​『皇帝と拳銃と』は、東央大学文学部国文学科の、稲見主任教授の犯罪を扱います。学内で「皇帝」とあだ名される教授は、副学長選に備えて、強請屋(ゆすりや)の事務員を殺害しました。被害者が自分の執務室ではなく、資料室に来ていたかのようなトリックを仕掛け、屋上に工作して…と細工は隆々のはずでしたが…。​

 警部は、初めて会ったときから不自然な点があったと、淡々と言います。
 こんな警部に追いかけられたら怖いでしょう。容姿が怖いだけではありません。犯人や被害者の性格は書かれているのに、警部の内面については何も触れられません。人間性が希薄なのです。ここまで推理に焦点を絞った探偵も珍しいと思いました。

              参照元:倉知淳『皇帝と拳銃と』東京創元社






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Last updated  July 26, 2020 12:00:18 AM
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