60ばーばの手習い帳

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February 25, 2022
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​​  ピタゴラス派の人たちは、数が整然と一列に並んでいくイメージを持たず、単位数1の分解から数が得られると考えていました。そんなピタゴラス派の人たちが好んだのが三角数です。

​ 私がいないときけがをしてしまった√ルート。責任を感じた博士は、ルートを背負って病院に駆け込みます。狼狽した博士が、涙を流しながら私に紹介してくれたのが「エレガントな数字ーー三角数」でした。​



 三角数から、自然数を1からnまで順に加えていったときの和の計算の仕方がわかります。三角数は実にエレガントです。

あるとき、博士は√ルートに、「1から10までの数を順番に足したらいくつになるでしょう?数字が大きくなっても簡単に答えがわかる解き方を考えてごらん」と宿題を出します。私のほうがルートより夢中になって考えてしまいます。

 私はルートが「9人で並ぶとセンターに集合がきまるけど、10人になると真ん中の位置が決まらない…」と言うのを聞いて「ちょうど真ん中」に着目して解けばいい、とひらめきます。
その時、生まれて初めて体験する、ある不思議な瞬間が訪れた。無残に踏み荒らされた砂漠に、一陣の風が吹き抜け、目の前に一本の真っさらな道が現れた。
…今自分は閃きという名の祝福を受けているのだと分かった。​
 私がひらめいた式がまさにこの式でした。

                引用及び参照元:小川洋子『博士の愛した数式』​新潮文庫​





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Last updated  February 25, 2022 12:00:21 AM
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