Blog de afutura

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January 13, 2009
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Esoteric UX-1 Limitedに4本のヒューズが仕込まれていることは知っていました。
Pass Labs Rushmoreのヒューズ交換(ISOCLEAN POWER製) に気をよくした私は、円高に釣られて、ドイツの HiFi-Tuning.com のヒューズ4本(スローブロー 2A×3本、4A×1本)を輸入しました。CD等と合わせてアメリカの acoustic sounds から買ったので、その送料なんてないようなもの。

HiFi-Tuningを選んだ理由は特にありません。Audio用ヒューズで、円高利用だと国内製品より値段が安いから、くらいです。
年末に発注、年をまたいで10日ほどで到着しました。

HiFi-Tuning.comのヒューズ

UX-1 Limitedの電源ケーブルを抜き、その天板を(初めて)開けました。日本製品らしい隙間のない部品配置ですね。そして電源ケーブルの上あたりに4本のヒューズが見えます。

それをただ外し、一応ヒューズの方向性を確認して、なんてことなく差し替えは済みました。所要時間5分程度。簡単なもんです。( よい子はまねしちゃダメよ。保証が切れるよ。

スイッチオンして、通電確認。トレイに入れたままのCDを、もちろん同じボリュームで再生しました。


これが たかがヒューズとしてはありえないような大きな変化 で戸惑いが隠せませんびっくり
というのも、「硬く」「ドライ」かつ「細密で」「冷たい」音に、ぐっと振れてしまいました。頭脳明晰だけどシャレの通じない奴みたいな音。CDがいわゆる(皮肉を込めた)"CDらしい音"で鳴ります。
せっかく年末にNaruさんが 「エソテリックがあれだけアナログチックに鳴るなんて」と誉めてくださったのに、そんな状況は文字通り霧散です。CD/SACD/DVDAをかけ替えても傾向は変わらず。


1晩通電しても、エージングが済んだ感じもしません。最初のイメージが寝た後にも続くヒューズって、ある意味すごいな! 今読むと ISOCLEAN POWER のヒューズ交換の時 も同じような感想を書いているし。

HiFi-Tuningってこういう傾向なのかしら、とネット検索をかけると、 JAZZAUDIOFUNさんが使われていました 。その中でパワーアンプの試聴結果が

と評されています。
あら、うちと似てる。ということは、機器を選ばず強力なのね。



しかしこのHiFi-Tuning、私はオーディオ的には極めて優秀だと思います。このディスクにこんな音が!、というのは誉め言葉の常套句ですが、この曲のこんなところに定位する楽器があったのか!なんて、オーディオマニアにしかわからないような聴き所に気づくようになるからです。例えば何回も聴いている「JAIME VALLE/’ROUND MIDNIGHT」(Top Music International)の1曲目で、右chのパーカッションがスピーカーからやや離れて前方定位するとか。今までそんなこと意識したことなかったもんね。

オーディオ的には優秀でも、音楽的には以前のUX-1 Limited純正ヒューズがよかったですね。
元に戻そうか、このままにしようか、趣味の狭間で揺れているところです。





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Last updated  January 15, 2009 11:12:49 PM


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