永遠にわかりません。
さて、 昨日の続き
。
今回の調整の変化のキモは以下2点。
1) Shiraz/MCの針圧を軽くする。
2) Symphonicをインシュレータで支える。
1)のShiraz/MCの針圧はそろそろ暖かくなってきたので見直そうかとは思っていたところ。Shiraz/MCの適合針圧は2.2~2.5gで、2.55gから0.05~0.3mg刻みで、聴いては針圧を軽くし、少し重めに戻してまた軽くし、を繰り返しました。
メインで聴いた曲はサザン・オール・スターズ/NUDE MANから"just a little bit"。なんでサザンなんでしょう^^? たまたま聴きたかったからですが、こういう一般的な曲で"!(ピン)"とこない変化は、実はどうでもいいことが多いのですよ。
ここ何日間かで30回くらい"Just a little bit"を聴きましたね。
やってみると、針圧が軽ければ軽いほど好結果。音が浮き上がります。とはいえあまり軽いと逆にレコード盤を痛めそうな気もするので、針圧2.16gで思いとどまりましたが。
なんというか、Symphonicのキャラが消えたわけではなく、そこにわずかな爽やかさと刺激感があるみたい。濁りのない微炭酸のジンジャーエールのイメージでしょうか(どうせ飲むなら強炭酸の方がいいかな)。Shiraz/MCはEMT系のカートリッジですが、EMTよりもEMCみたいだ^^
2)のSymphonicもDAC64Mk2も、下面には8個の小さなゴム足が付いています。つまりはオーディオ機器に珍しい8点支持。
今回それを使わず、Stillpointsで3点支持(前1点後2点)としたのです。Stillpointsは音を 一定の傾向に振る
印象があり、今回もそれに期待したもの。
実際その傾向にはなりました。こんな弁当箱のような、振動してんの?と思うようなフォノイコライザーにも、インシュレータは利くんですね。ただ横から見ると(ラック中段で見えないからいいけど)、たたずまいがイマイチだなぁ。
甘味な音は更に薄れ、微炭酸のジンジャーエールが炭酸の強さはそのままに、キンと冷えたような音になりました。薬師丸ひろこ/古今集の「おねぇたま感」も薄れましたね。もっと清楚に聞こえます。古今集のジャケットはそんな感じですから、変化としてはいい方向なのでしょう。Symphonicで聴くと、ずいぶんと当時の薬師丸ひろこの滑舌と発音の悪さもわかってしまいますね。Symphonicはやはり分解能高く聴かせるタイプなんだな。
こうやって聴くと、 最初にSymphonicを聴いた時
とはイメージが(同ベクトルだけど)違いますね。針圧による変化は想像以上に大きかったなぁ。
あとはちょっと誰かに聴いてもらってから考えることにしよう。
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