Blog de afutura

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March 19, 2011
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オーディオルーム"Audio Barn"で 東北地方太平洋沖地震 以後やったことと言えば、ブレーカーを切ったことと、倒れかけたPass Labs Rushmoreを完全に横倒しにしたこと。立てても大きな余震で同じ目に遭う可能性がありましたから。

ただ余震の頻度は収まりつつあります(震度4クラスはほぼ毎日)。いつまでもこのままにはしておけないので、簡単なところから片付けを始めました。
棚から落ちた200~300枚のCD/SACD/DVDAはとりあえず床に平積みに。CDケースもずいぶん割れてしまいました。飛び出したCDには傷も・・・その程度のことはもうやむを得ません。そんなCDが再生できるかどうかはずっと後の確認になりそうです。
大事にしていたいくつかのCD BOXや備品も傷だらけになっちゃったなぁ(TT)

倒れた4本のリアスピーカーは部屋から運び出しました。これらは自作品なので修復すれば使えます。が、安定性に欠けることは改めて理解しましたので、もうオーディオルームに戻すことはないでしょう。ユニットだけ取り外して、エンクロージュアは電ノコで刻んで捨ててしまおうと思います。


さて。
今回の地震で傾く・動く・倒れる等の被害に遭ったオーディオ機器について、今後こういうことがなきよう、現場検証をすることとしました。なぜそうなったのかがわかれば、そこを改善すればよいのです。検証しないと同じ過ちを繰り返します。
そもそもこの街は震源地から300km以上も離れ、"たかが震度6弱"だったのです。少なくとも同じ震度で同じことがないように備えなければ。

【なぜPass Labs Rushmoreが倒れたか】
いくつもの幸運でRushmoreは完全転倒を免れたこと
半地下で最も揺れが少ないはずのこの部屋で、一体何が悪かったのでしょう。

別室の状況も考え、以下のにたどり着きました。

  1. 設置の方向

オーディオルームの写真 を見てもわかります。南西にあったソフビ人形は全落ち、北西のソフビ人形はあまり落ちてもいません。北西にあった車の模型も、タイヤがあるのに動いていません。南東の壁に立てかけてあったLP、ただ立ててあるだけなのに半数以上は無事です。
直下型(縦揺れ)でなかった今回の地震、揺れには方向性があるんですね。

Rushmoreはハの字にセットされているので2本とも向きはやや違い、倒れた方は西南西/東北東がサイド(長辺)でした。もう一本は北北東/南南西が長辺。この微妙な差が転倒するかしないかの境目だった・・・かも。
同じ部屋にあったAE2 Signature や、2階にあったEclipse TD510が動いていないのは、北西/南東が長辺だったからでは・・・と想像しています。

スピーカーのような背が高く底面が長方形のものは、長手方向の震動には弱い ですね。

ただこれは気をつけたところでどうしようもありません。どこが震源地で揺れがどうなるかなんてわからないんだもの。

(茨城県沖であるいは茨城県北部で直下型が起きると、北西/南東に揺れるみたいですね。液晶TVの揺れ方が違います。)

(続く)






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Last updated  March 20, 2011 09:15:03 AM


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