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“I Pity the Poor Immigrant” by Bob Dylan 1967 今年はいつになく梅雨前線の働きが活発だったようで、5~6月の雨量がとにかく多かったですが、早く梅雨が明けてほしいと願うあまり、勝手に梅雨明け宣言させていただきます。 昨日は曇り今日は晴れと、この二日間降らなかったし、明日からは雨は降らないという予報が出ていますので、構いませんよね。ただし、これはもちろんうちの近辺だけのことなので、お間違いなく。昨日は県北部では大雨の所もあったようですし、那覇でも0.5mmの降水を観測しているようですから。 うちは本島最南端に近いためか、同じ市内でも雨が比較的少ない気がします。車で走っていても、近くの丘を越えたあたりには雨が多いようだし、多分地形の関係で降雨量にも違いが出てくるのでしょう。 いずれにしても、梅雨明け宣言をしないと気分的にスッキリしないので、勝手にさせてもらいます。気象台の正式発表はまだですので。念のため。 ↓晴れたおかげで、蝶をたくさん見かけました。 ********** 6/18は「海外移住の日」でした。Wikipediaさんによると「国際協力事業団が1966年に制定。1908年のこの日、本格的な海外移住の第一陣781人を乗せた笠戸丸が、ブラジルのサントス港に到着したことを記念」とのことで、我が国独自に制定したもの。 国際的には「国際移民デー(International Migrants Day)」というのが 12/18 にあるので、きちんと区別しておきたい。なお、この場合「移民」は「移住者」と呼び、「国際移住者デー(International Migrants Day)」と呼ぶこともあるようです。 それで、うちにある音源の中にどのくらい「移民」関係の歌があるだろうかと探してみた。 上記の “I Pity the Poor Immigrant” と ツェッペリンの有名曲 “Immigrant Song” は当然としても、“immigrant” 関係があと2曲あった。ニール・セダカの “The Immigrant”、エリック・バードン&ジ・アニマルズの “The Immigrant Lad” だ。 けれど、“emigrant” や “migrant” の曲はなぜ無かったのだろう。 参考までに、フランス語の曲では “L’emigrant” と “Les Emigrants” があった。どちらもアズナブールだ。 ちょっと考えてみたが、“immigrant” 関係4曲のうち2曲が英国人が歌い、2曲が米国人の歌。どちらの国も他国からの「移入者(immigrant)=移民」が多い。米国など初めから移民の国だし。だから、英語の歌の中では海外に出てゆく移住者(emigrant)を歌うことは無いわけか。 フランスの場合、革命の国なので国外に逃れることなど、結構多かった歴史があるから、“emigrant” が歌にもなるんだろうか。これは、アズナブール の歌った2曲のフランス語歌詞を読んでみないことにはわからない。 でもなあ、フランス語は大変だなあ。どうしよう。こんなこと書いたら、調べなくちゃいけませんか。ま、その気になったらということで今回は勘弁していただきましょうね。 蛇足になるかもしれませんが、6/18の「海外移住の日」を英訳すると “Emigrant Day” ですね。12/18が “Migrant” を使っているのは “imigrant” “emigrant” どちらの意味も持つからですよね。 とりあえず、聴いてみますか。特にこのディランはお勧め。 “I Pity the Poor Immigrant” by Bob Dylan 1967 ********** 6月18日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. 移民の歌 (レッド・ツェッペリン) 2. あわれな移民 (ボブ・ディラン) 3. 煙が目にしみる (ダイナ・ワシントン) 4. ルイジアナ・ママ (ジーン・ピットニー) 5. カナダの夕陽 (ディーン・マーチン) 6. 帰りこぬ青春 {英語} (シャルル・アズナブール) 7. What You’re Doing 8. Birthday (以上、ビートルズ) 9. Another Day (ポール&リンダ・マッカートニー) 10. Goodbye (Mary Hopkin) リクエスト曲は、4.みんみんさん。5.酋長Kobaさん。6.尻焼原人さん。7.ミスターコーラさん。8.座波ソーメンさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲。1.&2.はこの日が「海外移住の日」だったので。3.は「今月の歌」。9.&10.はこの日がポール・マッカートニーの誕生日(1942.6.18生,80歳)で。因みにリクエスト頂いた7.&8.もポールの曲ですね! 以上、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
2022.06.20
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“Let a Smile Be Your Umbrella” by The Andrews Sisters 1947 “If I Had a Golden Umbrella” by Alma Cogan 1953 6月11日は暦の上の「入梅」で、さらにそれに合わせて「傘の日」ということで、日本列島はいよいよ梅雨も本番というところでしょうか。 それとともに、ついに沖縄地方は梅雨明けかと思いきや、また今日も大雨です。 それでも週間天気予報では、来週週明けにはどうやら長かった梅雨ともおさらばできそうですが、どうなることでしょうね。 さて、そんな中、火曜日が今週もまた突然晴れたので、午後から北部にある「あじさい園」まで息子の運転でドライブしてきました。 こちらの紫陽花も、かつて内地でよく見た紫陽花とほぼ同じ種類だと思われますが、僕にはいわゆる丸い紫陽花と額紫陽花の二種類しか区別できません。もしかするともっと細かく種類分けできるかもしれませんが。 とにかく、一山全部個人でコツコツ増やしてよくもこれだけの「あじさい園」にしたなぁと、感心してしまいました。 この「あじさい園」で一番興味深いのは、ここが亜熱帯ということ。つまり紫陽花以外の花や木がとても鎌倉あたりでは見かけないようなものばかりなので、実にその対比がおもしろく、楽しいひと時を過ごすことができました。 見頃は過ぎた感じでしたので、来年はもう少し早い時期に訪ねてみようと思った次第です。 毎年梅雨時にはラジオで「雨の歌」を特集しますが、前週は今まで何度も小出しにしてきた僕の大好きな「タイトルだけでは雨の歌とわからない雨の歌」もしくは「雨が重要な働きをしている歌」をまとめて4曲ほどかけ、この日は「フランス語の雨の歌3曲」のほかに「傘の歌3曲」を取り上げました。 「傘の歌」とは、“umbrella” と “parapluie” がタイトルに入っている曲のことで、うちにあった音源からアンドリューズ・シスターズの “Let a Smile Be Your Umbrella” というスタンダード・ナンバーとアルマ・コーガンの “If I Had a Golden Umbrella” そして “Les Parapluies de Cherbourg (シェルブールの雨傘)” をニッキ・パロットで聴いていただきました。 “umbrella” の2曲はあまり馴染みのない曲だと思いますが、なかなか良いですよ。 “Let a Smile Be Your Umbrella” by The Andrews Sisters 1947 “If I Had a Golden Umbrella” by Alma Cogan 1953 ********** 6月11日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Street Fighting Man 2. Gimme Shelter (以上、ローリングストーンズ) 3. 悲しき雨音 (シルビー・バルタン) 4. 雨に濡れても (サッシャ・ディステル) 5. めぐみの雨 (シャンタル・ゴヤ) 6. 煙が目にしみる (クリフォード・ブラウン) 7. Hurry Sundown (P.P.M) 8. Let a Smile Be Your Umbrella (アンドリューズ・シスターズ) 9. If I Had a Golden Umbrella (アルマ・コーガン) 10. シェルブールの雨傘 (Nikki Parrrott) リクエスト曲は、7.酋長Kobaさん。ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲。1.&2.は6月1日にスタートしたローリングストーンズの「結成60周年欧州ツアー」にあわせて。3.~5.はこの日が暦の上での「入梅」で、フランス語による雨の歌。6.は「今月の歌」。歌無しですが。8.~10.はこの日が「傘の日」で。 今回もありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
2022.06.17
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“Dans Le Temps” by Petula Clark 1965 “Quand un Amour Renait” by Sylvie Vartan 1966 上の2曲のフランス語タイトルを読める人は、“Dans Le Temps” が「ダウンタウン」に発音が極めて近いことがお分かりいただけると思います。 また、“Quand un Amour Renait” の最後の単語 “Renait” が “Renée” と同じ発音「ルネ」であることから、“Walk Away Renée” との関連を推測できる方もおいででしょうか。 実は、タイトルにも書いたように、この2曲はどちらも『恋のダウンタウン』と『愛しのルネ』をフランス語に訳したいわゆるカヴァーポップスの仏語版なんです。 まずは “Dans Le Temps” ですが、これはそのまま読むと「ダン・ル・タン」(ちょっと日本語訛りになりますが) となり、元の英語 “Downtown” と音節も同じで発音も極めて近い。そこで、これに合わせて歌詞の中身もフランス語にして、ぺトゥラ・クラーク自身が歌い世に出したということなんでしょう。 次に “Quand un Amour Renait” もフランス語の歌詞のつけ方などについては、 “Dans Le Temps” と同様の経緯を経ていることは明らかですが、こちらは “Walk Away Renée” の歌詞の中で繰り返される “♪ Just Walk Away Renée” に合わせて “Just” のところに “Quand” を置き、“Quand un Amour Renait” (読みは「カン・タナムール・ルネ」って感じ) として意味をわかりやすくし、シラブルも合わせたということになるわけです。 いつかはこれをきちんと取り上げてラジオで流そうと思っていたんですが、他にもこういうのがまだあるのかしらと思っていて、つい先送りになり、今回ようやく実現しました。 きっかけは『ポッカリ歩こう』に他なりません。 リスナーの方が「“Walk Right in” が「ポッカリ」に聞こえるのはなぜでしょう」とリクエストメールに書いてきて、はたと思い出したのが、そういえばパラキンの『ポッカリ歩こう』が “Walk Right in” のカヴァーだったけど、あれって日本語訳する際に “♪ Walk Right in” を「♪ ポッカリ」って聞こえた通りに当てはめたっていうことだったのかと、突然繋がったんです。 僕には今でも全然「ポッカリ」とは聞こえませんけど。これは人によるだろうから、ね。 こんな駄洒落タイトル、他にもたくさんあるかもしれません。何か思いつきますか。 では、歌詞の中の “Dans Le Temps” と “Quand un Amour Renait” のところに来たら大声で歌ってみましょう。もちろん英語でもフランス語でもいいですよ。日本語訛り、大いに結構。 “Dans Le Temps” by Petula Clark 1965 “Quand un Amour Renait” by Sylvie Vartan 1966 火曜日、昼から晴れたので久しぶりに近くの海へ。離島がとても近くに見えました。 ********** 6月4日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。1. Bus Stop (ホリーズ) 2. 愛は哀しくて (ボニー・タイラー) 3. Jean’s Not Happening (The Pale Fountains) 4. 煙が目にしみる (Jo Stafford) 5. You Belong to Me (Patti Page) 6. 愛の讃歌 (ブレンダ・リー) 7. Walking in the Rain (ロネッツ) 8. Walk Away Renee (レフト・バンク) 9. Quand un Amour Renait (シルビー・バルタン) 10. Dans Le Temps (ぺトゥラ・クラーク) リクエスト曲は、5.座波ソーメンさん。6.酋長Kobaさん。7.尻焼原人さん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲。1.~3.&8.は「タイトルだけでは雨の歌とわからない雨の歌」もしくは「雨が重要な働きをしている歌」。4.は「今月の歌」。9.は8.のフランス語によるカヴァー曲。更に8.&9.は英語の元歌を仏語訳した際にタイトルを「駄洒落化」してしまった曲。 では、次回もよろしくお願いします。
2022.06.09
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“Cet Mos Stupides” by Sacha Distel & Joanna Shimkus 1967 (Original: “Something Stupid” by Nancy &Frank Sinatra 1967) サッシャ・ディステルとジョアンナ・シムカスの歌うフランス語の『恋のひとこと』なかなか良いですよ。 『恋のひとこと』については「2004年10月2日の日記」で書いたものを読んでいただければ、内容的にはおわかりいただけるかと思います。 フランス語のカヴァーがあるのを知ったのは、数年前にフレンチポップスの寄せ集め盤をいくつか手に入れてからなので、僕は随分長いことその存在を知らなかったことになる。 けど、つくづく思う。長生きして良かったと。こういうものに出会えるチャンスを、神はまだ僕に与えてくれているわけだから。 1967年にジョアンナ・シムカスを従えて歌ったとは、サッシャ・ディステルという男は随分ラッキーな奴だ。 “Cet Mos Stupides” by Sacha Distel & Joanna Shimkus 1967 ********** 現在テニスのフレンチオープン女子準決勝の第2試合、トゥレヴィザン対ガウフの試合が始まりました。この試合の勝者が第1シードのシフィオナテクと決勝を戦うのが土曜日だから、もうすぐフレンチオープンも終わるのか。つい先日始まったばかりだと思ったのにね。 男子は、ナダルとジョコビッチが準々決勝で当たってナダルが勝ったんですが、できれば決勝で見たかったですよね。 去年はコロナで秋にフレンチオープンがあって、なんだか変な感じでしたが、とりあえず今年は5月にやることができて良かったかね。 しかし、ウィンブルドンはどうなることでしょう。 ロシアとベラルーシの選手を出場させないというのもどうかと思うなぁ。また、それに対してATPとWTAが対抗措置のような形で選手にポイントを与えないと宣言してしまった。だから、ポイントがもらえないなら出場しても意味が無いという選手もかなり出てきそうだ。 もう少しウィンブルドン側の大人の対応が欲しかったなぁ。フレンチオープンと同じようにね。今からでも遅くないから妥協してもらいたい。 ********** 今年の梅雨は随分雨が多いと思っていたら、5月は平年の3倍の雨量だったとのこと。一昨日(5/31)の豪雨で、一気に5月の雨量が増えたんでしょうが、あちこちで道路が冠水したり土砂崩れがあったりして大変だったようです。 うちの辺りは幸い水害の起こりにくい所なので、あまり心配はいりませんが、一昨日の雨は雷を伴っていて流石に怖かったですね。数年前ですが、海の近くで雷に打たれて死んだ人がいましたからね。 昨日は晴れましたけど、今日は晴れ間が少しあった程度で時折雨も降り、バナナの葉っぱも濡れていました。 ********** 5月28日放送の「穴沢ジョージの “Good Old Music”」のオンエア曲です。後半はテニスのフレンチオープンに合わせて、フランス特集。9.~12.の選曲を見て笑ってください。1. Bad Moon Rising 2. Cotton Fields (以上、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル) 3. 偽りウェデイングベル (グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップス) 4. 嘘は罪 (トニー・ベネット) 5. Sweet Talking Guy (シフォンズ) 6. ラストダンスは私に (越路吹雪) 7. シェリーに口づけ (ミッシェル・ポルナレフ) 8. レティシア (アラン・ドロン) 9. Cet Mos Stupides (Sacha Distel & Joanna Shimkus) 10. Manchester et Liverpool (Marie Laforet) 11. Meditation (Claudine Longet) 12. Hello, Dolly (ぺトゥラ・クラーク) リクエスト曲は、5.尻焼原人さん。6.酋長Kobaさん。7.ミンミンさん。8.信州そばさん。以上、ありがとうございました。 上記以外は穴沢選曲。1.&2.はこの日がジョン・フォガティの誕生日(1945.5.21生,77歳)で。3.この日がグラディス・ナイトの誕生日(1944.5.21生,78歳)で。4.は「今月の歌」。9.~12.はフランス語によるカヴァー曲。9.はシナトラ父娘の『恋のひとこと(Something Stupid)』を仏語で。10.の元歌はもちろん『マンチェスターとリバプール』。11.はあのジョビンの『メディテーション』。最初はフランス語ですが、途中から英語で歌っています。12.は英国人ぺトゥラ・クラークが仏語で歌う『ハロー・ドリー』この人は随分フランスで活躍した人で、仏語の歌も多いですね。 次回もよろしくお願いします。
2022.06.03
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