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陛下、被災地に高齢者にご関心深く 47都道府県で「平成流」触れ合い天皇陛下は国の象徴として、国民とともにあることを目指してこられた。即位後は早い時期に全都道府県に赴くことを希望し、平成15年に47都道府県全てをご訪問。29年には「2巡」を果たされた。皇后さまとともに赴いた先々で人々と触れ合い、高齢者や障害者らに優しいまなざしを向け続けられた。また、自然災害が起きるたびに被災者を慰問し、先の大戦の慰霊も繰り返された。遠隔地にも思いを寄せ、これまでに足を運ばれた島々は55に上った。天皇、皇后両陛下が昭和天皇から引き継いだ「国民体育大会」と「全国植樹祭」、それに皇太子同妃時代から出席されている「全国豊かな海づくり大会」を加えた3つの地方行事は「三大行幸啓(ぎょうこうけい)」と呼ばれ、毎年47都道府県が持ち回りで開催。両陛下が全国津々浦々を訪問される機会となってきた。即位後まもないころは、三大行幸啓の開催地だけでなく、近隣の県などにも足を延ばされた。「日程を考えるわれわれにはない発想だった。なるべく早く全国を回りたいという意欲を実現するための方法として、陛下ご自身が考えられた」と当時の側近は振り返る。訪問先では高齢者や障害者、子供のための施設を視察するなど、社会福祉にも関心を寄せられてきた。「日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、私は天皇の象徴的行為として、大切なものと感じて来ました」 平成28年8月、国民に向けて発信した譲位の意向を示すお言葉の中で、陛下はこのように思いを明かされた。譲位を前にした昨年3月、未踏だった日本最西端の与那国島(よなぐにじま)(沖縄県)を、8月には利尻島(りしりとう)(北海道)を訪問し、思いを遂げられた。平成は大規模な災害が相次いだ時代だった。被災者のもとに駆けつけ、膝をついて励まされる両陛下の姿は「平成流」として国民の脳裏に焼き付く。災害直後だけでなく、復興状況の視察も繰り返された。先の大戦の慰霊にも心を尽くされた。戦後50年の前年にあたる6年に激戦地となった小笠原諸島の硫黄(いおう)島をご訪問。節目の7年には「慰霊の旅」として、広島、長崎の両被爆地、さらに沖縄へと赴かれた。 沖縄に寄せる思いはとりわけ深く、皇太子同妃時代を合わせ計11回訪問し、遺族や生存者の労苦をねぎらわれた。[産経新聞]平成が終わるに当たり、やはりもの悲しい想いに駆られるのも、両陛下の想いが各地に残されているからなんでしょうね。367万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2019.04.30
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障害者採用「配慮不足」日本共産党の高橋千鶴子議員は26日の衆院厚生労働委員会で、中央省庁での障害者雇用率の水増し問題を受けた政府の対応についてただしました。 政府は今回、初めての障害者統一選考試験を行い、3月に正職員として754人の合格者を出しましたが、知的障害者は0・4%(1人)しか合格していません。高橋氏に、人事院の三田顕寛人材局審議官は「障害の種別にかかわらず同一の筆記試験で障害の特性によってはなじみにくいところもあったかと考える」と認めました。 一方で三田氏は、今回の同試験の第一選考では受験申し込み者数8712人のうち1524人が配慮を希望し、視覚障害者には点字での受験、拡大鏡や音声読み上げパソコンの使用、聴覚障害者には試験官の発言事項を書面で提出するといった配慮が行われたと紹介。高橋氏は、2015年に厚労省が出した指針には試験時間の延長や支援機関の職員等の同行なども書かれていたとして、試験段階でのいっそうの合理的配慮を求めました。 その上で、各省が採用時点でどのような配慮をしたか厚労省の責任で把握し、次の試験に生かすべきだと要求。根本匠厚労相は「関係閣僚会議のもとでフォローアップを行って着実に取り組みを推進していきたい」と述べました。 高橋氏はさらに、難病や発達障害が雇用促進法の障害者の範囲には入っているのに、なぜ試験の対象外かと追及。難病は就労中に発症することが多いが、合理的配慮があれば働けるはずで、障害者雇用率をかせげないから採用しないという「逆の意味で差別が起きている」と改善を求めました。[しんぶん赤旗]実践からからの実績から改善が進められてゆくのでしょうね。☄
2019.04.29
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「学級雰囲気」発達障害児が過ごしやすい教室(5)学級雰囲気の4タイプ筑波大学教授 柘植 雅義 監修発達障害のある子供が過ごしやすい学級は、親和的で温かな雰囲気が醸成されている。このように、「親和的」や「温かい」という言葉で語られることが多い学級雰囲気を、客観的な数値で測定する試みに取り組んでみた。 まず、これまでの学術研究で用いられてきた「学級雰囲気」の定義を参考に、測定するための質問項目を作成した。これらを用いて、ある地域の小学4年生を対象に調査した結果、学級雰囲気は4つのタイプに分類された。 「タイプ1」(全体の27.0%)は、クラスの秩序が保たれており居心地が良い。……この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。[教育新聞]残念ながら、会員限定記事ですが、全ての学校で、児童が過ごしやすい環境が整うといいのでしょうね。☄
2019.04.28
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「学級雰囲気」発達障害児が過ごしやすい教室(4)学級雰囲気は何に影響されるか筑波大学教授 柘植 雅義 監修知的障害のない発達障害の子供は、主に通常学級で学ぶ。担任教師は発達障害のある子供への指導の工夫はもちろん、周りにいるクラスメートの心を育てることも重要になってくる。 例えば、クラスの雰囲気が良好でないと、ある子供に対して教師が配慮をした際に「あの子だけずるい」と声が上がったり、逆に「あの子は特別な子」というレッテルを貼ってしまったりすることにもつながる。 また、発達障害のある子供本人や保護者の意向を無視して障害名をクラスメートに告げ、「あの子は〇〇(障害名)だからこのような配慮をしています。……この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。[教育新聞]お互いに思いやる気持ち、担任の心掛け次第なんでしょうね。☄
2019.04.27
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「学級雰囲気」発達障害児が過ごしやすい教室(3)良い環境は全ての子に共通筑波大学教授 柘植 雅義 監修いろいろな教室を訪問すると「この教室は発達障害のある子が過ごしやすいだろうな」と思うことがある。一方で、残念ながら「この教室では発達障害のある子は過ごしにくいだろうな。いや、他の子も過ごしにくそうだな」と感じることもある。 発達障害のある子が過ごしやすい教室では、子供たちはどのような状態にあるだろうか。いろいろな教科をしっかり学び、学校生活のルールやマナーをよく理解して、行動できる子供たちが目に浮かぶ。友達や教師と良好な関係を結んで円滑な学校生活を送ることができる状態だ。子供たちは「友達と一緒に過ごしたい」「勉強が楽しい」「先生が大好き」「学校に行くのが楽しい」と感じている。では、その逆はどうだろうか。……この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。[教育新聞]学校に限らず、良い環境は誰にとっても過ごしやすいのでしょうね。☄
2019.04.26
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「学級雰囲気」発達障害児が過ごしやすい教室(2)社会的障壁の除去筑波大学教授 柘植 雅義 監修知的障害のない発達障害は、長年続いた特殊教育の時代から特別支援教育に転換する過程で、新たに対象に加わった障害である。転換への助走が始まった2001年には、発達障害の理解や対応の重要性が示された。やがて発達障害のある子供の出現率が全国規模で公表され、04年に発達障害者支援法が成立した。同法では自閉症(ASD)、注意欠如多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)などを、発達障害の一種として挙げている。発達障害は従来の障害と共に学校教育法に明記されるようになり、今日に至っている。 知的障害のない発達障害の子供は、主に通常学級で学ぶ。……この記事は購読会員限定です。購読を申し込むと、続きをお読みいただけます。[教育新聞]教育現場も時代とともに変化しつつありますね。☄
2019.04.25
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「学級雰囲気」発達障害児が過ごしやすい教室(1)学級雰囲気とは何か筑波大学教授 柘植 雅義 監修近年、学校現場では、子供たちの多様性(ダイバーシティー)の推進が叫ばれている。特に発達障害のある子供は、小中学校で100人中6~7人の割合で存在するという調査報告もあり、誰にでも分かる授業や、一人一人のニーズを踏まえた授業に期待が寄せられている。この連載では「学級雰囲気」やその周辺課題をテーマにした研究成果を参考に、発達障害のある子供が過ごしやすい教室の在り方を考えていきたい。広義の「雰囲気」について広辞苑を引いてみると「その場面またはそこにいる人たちの間にある一般的な気分・空気」とある。「学級雰囲気」は文字通り学級における雰囲気を指し、「学級構成員である児童と担任の教員とのやり取りの中で醸成される気分や空気・調子・ムード」と定義されている。なぜ、今「学級雰囲気」に注目するのかというと、学級雰囲気が発達障害のある子供の学級での過ごしやすさに大きく影響することが分かり始めているからである。親和的とされる学級は学級経営が良好で秩序が保たれており、周りの友人との助け合いが頻繁に行われるような雰囲気が醸成されている。雰囲気が良い学級は、発達障害のある子供だけではなく、誰にとっても過ごしやすい環境であることは言うまでもない。だが、とても活発で楽しそうな学級の隣で、同じ学校の同じ学年にもかかわらず、今にも崩壊してしまいそうな学級がある光景をしばしば見掛ける。担任とクラスメートの違いが与える影響がかなり大きいことが分かる。特に日本の学級集団は、授業を一緒に受ける学習集団としての機能だけでなく、学校生活や行事を共に過ごす共同体の面も基盤にある。それだけに学級雰囲気は、発達障害のある子供の学級適応に直結するものと言える。学級雰囲気は、人によって強く感じたり、あまり感じなかったりする。また担任よりも子供の方が、学級での居心地の良さや起こっている違和感に対して敏感だという。そのため、学級内で起こっている危機を担任や学校、教育委員会が把握するのは、すでに何かしらの問題が起きた後である場合が多い。つまり学級崩壊やいじめの早期発見・予防には、学級雰囲気を数値として客観的に把握できるようにすることが有効な手だてになる。[教育新聞]思えば、海外の補習校は、それこそ行事などはなく、単発的に授業を提供する場だったように思います。日本の学級はそういう意味では、かなりの重みを担っていますね。☄
2019.04.24
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「発達障害者のための起業コミュニティ」スタート 障害があっても独立できる!発達障害の子を持つママ向け業家支援サービスを展開する株式会社シャガは、新たなサービスとして「発達障害者のための起業コミュニティ」を2019年5月7日よりスタートします。 様々な環境に適合しづらく苦しい社会生活を送っている発達障害者が年々増加傾向にあります。そんな中、当社では発達障害を持つ方が自分の得意な分野で独立起業するためのサポートを行うコミュニティサービスをスタートすることとなりました。URL: http://anonhanashima.com画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/182043/LL_img_182043_1.png発達障害者のための起業コミュニティ代表自身の子もアスペルガー症候群やADHD、学習障害などの発達障害を持ち、学校、職場、友人関係などで悩み苦しむことが少なくありませんでした。しかし、そんな環境の中でも、自分の力で生き抜く「自立心」を持って強く生き抜いていくことを伝え続けることで、高校生の時にはアルバイトで貯めた資金で108日間の世界一周の旅を成功させるまでに成長しました。また、代表 花島も、自身の仕事を通じ、様々な分野でご活躍する2,000人以上の起業家と出会う中で、大きな成果をあげている起業家には、発達障害の方や元々障害を持たれていた方々が予想以上に多くいらっしゃることを知りました。「発達障害者やご家族が生きづらさを感じている社会を変えたい!」という思いから、将来に不安を抱えるママのためのコミュニティを広げることで発達障害者が自立するためのサポートをしてまいります。■概要 発達障害の我が子に“チャンス”を作りたいママのための「発達障害者の起業コミュニティ」・月1回の定期コミュニティ開催(全国を回って開催予定)・情報交換等■代表プロフィール花島あのん株式会社シャガ 代表取締役 起業家支援プロデューサーこれまで5,000名以上の自立したい女性の支援に尽力。両親の離婚、自身の離婚や介護経験、発達障害のある子の将来を考え、女性が自ら稼げる力を持つ必要性を痛感。「社会貢献にフォーカスすることこそビジネスの本質である」という指針を持ち、今後は発達障害の方の可能性を開花させるサポートなど活躍の場を拡げている。■会社概要 会社名 : 株式会社シャガ代表取締役: 花島あのん所在地 : 東京都港区南青山2-2-15 URL : http://anonhanashima.com詳細はこちらプレスリリース提供元:@Pressとてもエネルギッシュな取り組みですね。☄
2019.04.23
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飯能の「ムーミンバレーパーク」 障害者ら手作りの菓子 売れ行き好調飯能市に開業したテーマパーク「ムーミンバレーパーク」の土産物売り場で、さいたま市浦和区の就労支援事業所に通う知的障害者らが手作りした菓子の売れ行きが好調だ。プロのパティシエに教わった本格派で、事業所利用者は毎日思いを込めて焼き上げている。 菓子を作るのは、障害があるなどして安定した就労が難しい人が雇用契約を結ばずに働ける就労継続支援B型事業所の「アトリエ・モモ」に通う知的障害者ら七人。一月中旬、同市南区の洋菓子店「パティスリー アプラノス」のシェフ朝田晋平さん(55)から直々に作り方を教わった。 作りやすいようにと、朝田さんがレシピを考案。ホワイトクッキーにムーミンのキャラクターの図柄をプリントする「コミックアートクッキー」(税別千五百円)と、ムーミンの原作に描かれている雪玉のような「スノーボールクッキー」(同千二百円)の二種類を毎日二百個以上焼いている。 脳性まひで右手が不自由な石渡彩花(いしわたりあやか)さん(24)=同市見沼区=は「(工程を覚えるのに)時間はかかるけど、無理せずゆっくり作っていきたい」と笑顔を見せた。 ムーミンバレーパークに隣接し、昨年十一月に開業した北欧文化の体験施設「メッツァビレッジ」では、アトリエ・モモの他にも横浜市や千葉県木更津市など全国五カ所の事業所で作る菓子を販売している。春日部市の菓子工房「オークウッド」などのシェフが監修した。 この企画を提案したのは、障害者の雇用支援に取り組むNPO法人「ディーセントワーク・ラボ」(東京)の船谷博生(ふなやひろお)さん(52)。「障害者が活躍できる仕事を生み出すだけでなく、十分な収入を確保したい」と意気込む。就労継続支援B型事業所での平均年収は十五万円程度だが、多くの売り上げが見込めるテーマパークでの販売は、給料の倍増につながるという。 アトリエ・モモを運営する横山由紀子さん(52)は、「自分たちで街頭販売するだけでは、利益に限界がある。親に頼らず生活できるよう、支えたい」と話している。 ムーミンバレーパークで販売されている「スノーボールクッキー」[東京新聞]夢のある本格仕様のお菓子ですね。お菓子屋さんとの連携はすてきなご縁ですね。366万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2019.04.22
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機内でパニックになった自閉症の男児を落ち着かせた天使米ネブラスカ州オマハに住むSonja Reddingさんは、2人の子供の病気について診断を仰ぐため、遠くの病院に足を延ばしていた。家に帰るため搭乗したデルタ航空の機内でのこと。自閉症の息子がパニックにこの旅で自閉症と正式に診断された息子のXayvior君は、泣き叫んだり暴れたりパニックに陥った。こんなとき、母Sonjaさんはいつも周囲からの冷たい視線や反応に耐えてきたのだが、今回は親子の前にヒーローがあらわれた。Sonjaさんらがなだめようにも、Xayvior君は興奮するばかりで、機内中に彼の大声が響き渡っていたという。「抱っこしても?」天使あらわれる機内が険悪な雰囲気に包まれる中、1人の客室乗務員がやって来て、「息子さんを抱っこしてお散歩してもかまいませんか?」と声をかけてきた。Sonjaさんは「せっかくですが、息子は凶暴になってあなたの目を引っ掻くこともあるかもしれません」と断った。しかし、彼女は「かまいませんよ」とXayvior君を抱き上げ、機内のお散歩へと繰り出したという。息子もすっかり落ち着いたしばらくして戻ってくると、 Xayvior君は落ち着いており、おまけに彼女のことがひどく気に入ったよう。そのときの様子が投稿されている。優しい乗務員さんに抱かれ、すっかりご機嫌な様子のXayvior君。彼女の頬にチューまでしている。彼女は私たちに冷たい視線を向けることもなく、躊躇なく優しさと共感を示してくれました。そんな素敵なCAさんと、彼女が務めるデルタ航空に心から感謝申し上げます。投稿には3000人近い人が「いいね!」などリアクションし、複数の海外メディアでも取り上げられ注目を集めた。言わずもがな、「なんて素晴らしいCAさん!」「幸せな気持ちに包まれました」「まさに天使だ」「CAさんもヒーローになれて嬉しそう」といった称賛のコメントが続出している。機内でパニックになった自閉症の男児を落ち着かせた天使[ニコニコニュース]動きのとれない飛行機と言う密室の中での、CAの的確な判断と行動は、まるで天使が下りてきたかのように救われたことでしょうね。とてもすてきな方ですね。☄
2019.04.21
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ぴょんぴょん・ぶつぶつ…障害者の「あるある」見守って障害の特性からくる様々な行動をユーモラスなイラストで紹介し、「あたたかく見守って」と呼びかけるポスターを昨年、横浜市港南区の自立支援協議会が作った。区内の駅などに掲示されると、「わかりやすい」と話題になった。今年4月からはバスにも貼り出すことになり、新しいデザインも登場。広がりを見せている。 「ぴょんぴょんぐるぐる」「うろうろ」「ぶつぶつ」。ポスターは、時に理解されづらい行動六つを示して、やさしく解説。行動の原因や当事者の気持ちを知ってほしいという、家族らの願いが込められている。完成当初、区内の百貨店や駅、医療機関などに掲示したところ、「わかりやすい」と評判を呼び、SNSでも話題になった。 今年4月からは区内を走るバスでも掲示されることになり、バスや電車の中づり広告にあわせた横型にリニューアル。混雑する車内でも見やすいよう、六つの行動から、バスでよく見られる「ぶつぶつ」「大きな声」の二つに絞り、それぞれのサイズを大きくした。 ポスターを作ろうと提案したのは、障害者作業所などで作る「港南区障害者団体連絡会」会長の早坂由美子さん(67)。早坂さんの次男の拓真さん(38)は重度の知的障害がある。障害がゆえに、大きな声を出したり、うろうろと動き回ったりすることがある。狭くて閉鎖的な空間は特に苦手だ。困るのが、風邪などで病院に行かなければならないときだ。小さな医院は特に行きづらかったという。 具合が悪い人で混み合う待合室で、拓真さんに奇異の目や非難がこもったまなざしが向けられている気がした。小学校に入ったばかりの長男を1人で待合室で待たせ、拓真さんと駐車場の車にいたこともある。いまから3年前、早坂さんは区の福祉関係者が集う会議でこの気持ちを打ち明けた。 話を聞いた区の医師会長はすぐに動いた。区内の医院に対応状況を尋ね、医師会のウェブサイトで「障がい者・児受診の情報提供があった医療機関」として公開した。 特別な対応はしていない医院も多いが、なかには「障害者の患者様が多数来院しています」「総合療育相談センターに勤務経験があります」「待つことが難しければ順番を繰り上げます」と書く医院もあった。 「私の言葉を受け止めて行動してくれる人がいた」。早坂さんはそう実感し、涙が出たという。 この経験が次の一歩を踏み出させた。2017年度に向けて区と障害理解への啓発活動を検討する中で、「待合室に貼るポスターを作れないか」と提案。区は快諾し、制作が始まった。 「一目見てわかる『あるある行動』を選ぼう」「ぱっと見て分かるようイラスト主体がいい」「子どもの行動と思われないよう、大人のイラストも入れよう」 約半年にわたる話し合いを経て、ポスターができあがった。 題字には、あえて「見守る」という言葉を選んだ。世の中にはそういう人もいるんだと思ってほしい。出来れば根気よくあいさつして顔が分かる関係になってほしい。そして、なにか変化に気づいたら家族や作業所に伝えてほしい。そんな思いを込めた。早坂さんは「障害があってもなくても、住み慣れた場所で暮らしていける港南区にしていきたいです」と話す。 ポスターは港南区役所ウェブサイトでダウンロードできる。区では掲示場所を募っており、希望があればA4、A3サイズのポスターを配布している。問い合わせは区高齢・障害支援課(045・847・8459)へ。 「あたたかく見守って」 ポスターが示した六つの行動ぴょんぴょんぐるぐる感覚を楽しんだり緊張や不安を解消するために、何度も飛び跳ねたり回るなど、同じ動きを繰り返すことがありますうろうろ気持ちが落ち着かない時、歩きまわって平静を保とうとすることがあります。何もしないで待つことが苦手な人もいますぶつぶつ独り言を言いながら趣味の世界を楽しんだり、出来事を繰り返し思い浮かべて気持ちの整理をしていることもあります大きな声聴覚の過敏さから耳を塞いだり、自分の声で落ち着こうとして大きな声を出すことがあります。先の見通しが立たず不安になっている場合もありますいつもの場所特定の場所にこだわることがあります。いつもの場所だと安心できます集める・触る・整頓するコレクションのようにものを集めることにこだわる人もいます。チラシはデザインが豊富で紙も様々なため魅力的です[朝日デジタル]全国的に普及するといいですね。理解を得られ、暮らしやすくなりますね。☄
2019.04.20
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障害者ドラマに託されたメッセージが聞こえる――ドラマ『パーフェクトワールド』第1話 2016年に放送された、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、障害者のチャレンジ企画が実施された際、裏番組の『バリバラ~障害者情報バラエティー~』(NHK Eテレ)が、「障害者の取り上げ方が“感動ポルノ”になっているのではないか」という内容の放送をし、物議を醸したこともある。 一方で、障害を持った人を描いたドラマは、これまでも数多くあり、ヒット作も多い。 豊川悦司が聴覚障害のある画家を演じ話題となった、1995年の『愛していると言ってくれ』(TBS系)、同じく聴覚障害者をテーマにし、シリーズ化もされた酒井法子主演の『星の金貨』(日本テレビ系)、和久井映見が知的障害のある女性を演じた『ピュア』(フジテレビ系)など、いずれも、障害を持って生きることの難しさや葛藤などを描き、多くの視聴者の共感を得た。 4月16日に第1話が放送された、『パーフェクトワールド』(フジテレビ系)も、その系譜の上にあるといっていいだろう。 インテリア会社に勤める川奈つぐみ(山本美月)は、ある日、仕事の飲み会の席で、高校の同級生で初恋の相手でもある鮎川樹(松坂桃李)と再会する。 高校卒業以来、11年ぶりの再会を喜び、昔の思い出話を口にするつぐみだったが、そこで樹が大学時代に事故に遭い、現在は車椅子での生活を送っていることを知らされる。 つぐみの心には複雑な思いがうず巻く。懐かしさ、恋愛感情、そして「かわいそう」という気持ち。 障害を持った人を見た時、安易な同情をするのは、相手に失礼なのではないかという思いが浮かんでくる。実際、「同情なんてしてほしくない」という人も多いだろう。ただ、湧き上がってくる感情をコントロールするのは簡単ではない。つぐみはそんな中で、どんな思いで樹と相対したらよいのか、迷っていたのだと思う。 翌日、つぐみは樹に会いに行き、二人で街を見下ろせる高台に行く。そこで、学生時代の思い出話に花を咲かせ、一緒に美術展を観に行く約束をする。 二人で出かけた美術展だったが、会場にはエレベーターが無く、展示室となっている2階に上がることができなかった。納得のいかないつぐみは、担当者に苦情を言う。しかし、樹は慣れた様子であきらめるのだった。 足が不自由な人でも、一人で暮らしていけること、手だけを使って車を運転できること、排泄障害があること、死にたくなるほどの苦悩など、見ている人に、障害を持った人がどんなことで困り、生活をしているかを知ってもらう意味でも有意義な作品だと思う。どんなにバリアフリーの社会になっても、当事者でなければ気づかないことは、案外多いものだ。 そんな時、東京で高校時代の同窓会が開かれる。一緒に行くことになったつぐみに、樹はあるお願いをする。それは、「恋人のふりをしてほしい」ということ。実は、樹には、高校時代から付き合っていた雪村美姫(水沢エレナ)という恋人がいた。しかし、樹が事故に遭った後、別れていたのだ。 美姫を安心して結婚させるため、自分が幸せだということを見せたくて、つぐみに恋人のふりを頼んだ樹。その気持ちは、美姫に伝わったのだろうか? 偶然トイレで遭遇したつぐみに、美姫は言う。「樹はパーフェクトだった。全てにおいて完璧な人だった」。 ここで、タイトルにもなっている「パーフェクト」という言葉が出てくる。 パーフェクトな人間、パーフェクトな世界。一体それはどんなものなのだろう。全てが思い通りになり、欠けたものや、悲しいことが何もない状態。そんなことを思いがちだ。でも、それはなんだか違う気がする。何かが欠けていても、悲しくても、それを受け入れ、優しさをもって生きていける世界。もしかしたら、それで十分「パーフェクト」と呼べるのではないだろうか。 つぐみとともに美姫の結婚式を見に行った樹は、そこで過去を振り切り、前へと進む力を得るのだった。 仕事にも熱心に取り組み、任されたコンペに向け、追い込みをかける中、樹は褥瘡により高熱を出して病院に運ばれてしまう。入院先のベッドでも仕事をしようとする樹を見かね、つぐみは作画を手伝うことになる。そのおかげもあって、コンペに通過し、二人は喜び合う。 そこに、樹のヘルパーである長沢葵(中村ゆり)が入ってくる――。 この作品は、昨年、杉咲花と岩田剛典の主演で映画化もされている。こちらは、設定された年齢が若いこともあり、ドラマよりも恋愛要素が強いものとなっていた。ただ、映画の内容の半分以上が、今回の第1話で描かれているため、ドラマの方は、より丁寧にこれからの展開を追っていくことができるだろう。 公式ホームページには、「いつかこのドラマが、ただのありふれたラブストーリーになりますように」とある。車椅子を使っている、という障害が、生きていく上でのマイナスになるのではなく、社会に受け入れられるように、というメッセージだ。 確かに、障害のことを除けば、ありふれた恋愛ドラマだ。松坂桃李と山本美月、美男美女のカップルが、困難を乗り越えて心を通じあわせていく。普通だったら、“遠距離”とか“すれ違い”とか“ライバルの妨害”などの形で描かれる困難が、“障害”というものに変わっているだけだ。 この作品に限らず、障害者を描いたドラマが支持されるのは、決して「かわいそう」といって同情しているだけではないだろう。足が動かない、目が見えない、耳が聞こえない。でも、人が抱えてる“痛み”というのはそれだけではない。 人とうまく接することができない、自分の能力や容姿にコンプレックスがある、貧困によって生活が苦しい。そんな多くの人が抱えている問題全てが、幸せに生きようとするための“障害”なのだ。障害に向き合い、乗り越えなければならないのは、体が不自由な人ばかりではない。そんな、作り手のメッセージが伝わってくるような話だった。 今回ラストに登場した、ヘルパーの長沢に加え、つぐみに思いを寄せる元同級生・是枝(瀬戸康史)、同居する妹のしおり(岡崎紗絵)、そして故郷に住む父親(松重豊)などの感情が、次回以降、複雑に交錯していきそうだ。 もちろん、恋愛ドラマとして普通に楽しめるものだと思うが、一歩踏み込んで、障害というものを知るための作品として見てみてはどうだろうか。きっとそこには、新しい発見があり、人に寄り添う気持ちを持つことができるようになる気がする。(文=プレヤード)フジテレビ系『パーフェクトワールド』ドラマ公式サイトより[ニコニコニュース]最後は結婚するような運びのようですね。とてもデリケートな内容だけに、視聴率も上がりそうですね。☄
2019.04.19
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大阪府教委、「知的」「精神」の障害者を教員採用大阪府教委は今夏、実施する教員採用試験の障害者枠で、身体障害に加え、知的障害、精神障害のある人の受験を認める。障害者枠全体で30人ほどの採用を見込んでいる。 筆記式の第1次選考は課さず、面接式の第2選考、筆記・面接などによる第3次選考で合否を判定する。[大阪教育新聞]採用後も、やはりそれなりのフォローをお願いしたいですね。☄
2019.04.18
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成年後見制度基盤整備を加速させよ認知症や知的障害などで判断力が十分ではない人を支援する成年後見制度を巡り最高裁は、本人の財産から後見人に支払われる報酬の算定方法を見直すよう促す通知を全国の家庭裁判所に出した。現在は家裁が財産額に応じて決めるが、医療や介護の枠組みを整えるなどの生活支援に重点を置き、業務量や難易度を反映させるようにする。 多くの場合、後見人は弁護士や司法書士などの専門職。報酬の仕組みが不透明で高いと利用者らに不満の声が広がっていた。また後見人について、利用者側の意向や生活状況の変化に合わせて柔軟に交代を認めたり、利用者本人をよく知る親族らの選任を優先したりする考えも示している。 厚生労働省の推計では、認知症の高齢者は2015年に520万人となり、団塊の世代が75歳以上となる25年には高齢者の5人に1人に当たる700万人に達する。本人に代わり財産管理や悪徳業者との契約取り消しなどを行う後見人は高齢化社会でますます重きを成すとみられるが、制度の利用者は18年末の時点で21万8千人にすぎない。 利用拡大の鍵になりそうなのが、全国の市町村で利用者や親族の相談に乗り、家裁や後見人とも連携する「中核機関」の設置だ。17年度に始まったが、設置済みはいまだ4・5%。この基盤整備を加速させなければならない。運用改善の成否もそこにかかっている。 成年後見制度は民法などの改正を経て00年に導入された。本人の判断能力は「ない」「著しく不十分」「不十分」に分類され、それぞれ「成年後見人」「保佐人」「補助人」からサポートを受ける。後見人は財産に関する全ての法律行為を代行できる。保佐人や補助人は一定の制限がある。 このうち後見人の利用が最も多く、全体の8割を占める。本人や配偶者、親族、自治体などの申し立てにより家裁が弁護士や司法書士などの専門職、親族から後見人を選ぶ。報酬に全国一律の基準はない。東京家裁の場合は基本額が月2万円で、管理する財産が多くなるほど上がっていく。 だが利用者から「何もしてくれない」との声があり、厚労省が知的障害者施設を調べると、後見人が本人に面会に来る頻度は「年1~2回」「ほぼ来ない」が4割近くに上った。このため財産管理に偏った算定方法を改め、生活支援を重視。個別の業務実績に応じ報酬を支払うことにした。 後見人の6割以上は専門職。制度発足当初は親族が多かったが、親族による着服などが相次いだことから、専門職が増えた。ただ専門職の不正も後を絶たない。そんな中で最高裁は親族優先にかじを切った。最近は家裁が不正防止のため後見監督人を選任するケースが増えているとはいえ、チェック体制を一層強化する必要があるだろう。 政府は17年に定めた成年後見の利用促進計画で17~21年度に市区町村が中核機関を設置するとした。ところが昨年10月の時点で、全1741市区町村のうち設置済みは4・5%の79自治体。77・3%は予算確保が難しいことなどを理由に設置時期を未定としている。 本格的なてこ入れが求められる。制度には、判断能力が衰える前に身内や弁護士と契約し、将来の財産管理を託す「任意後見」もある。超高齢化社会に向けて、利用拡大を安心につなげたい。[佐賀新聞]成年後見制度、利用しやすく基盤整備されるといいですね。☄
2019.04.17
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楽天、障害者が働くカフェ開設楽天の障害者雇用促進法に基づく特例子会社の楽天ソシオビジネス(東京・世田谷)は15日、障害を持つ人たちが働くカフェを東京都大田区内に開設した。同社が一般の消費者向けの店舗を運営するのは初めて。地元の人たちを雇用し、障害者の活躍の場を広げる。新たに開設したカフェ「すまいるブレイクCAFE&BAKERY」は東京都大田区の障害者の支援施設「さぽーとぴあ」内に開く。大田区議会議員の見学日記座席数は28席で、Wi-Fiなどを完備する。障害者への理解を啓発する地域住民との交流イベントも開催する。楽天ソシオビジネスは07年に設立された特例子会社。データ作成など楽天グループ企業からのアウトソーシング事業を手掛けている。楽天本社内でコンビニを運営したり、東京都内の植物工場で野菜の生産を行ったりしている。2018年4月に障害者の雇用義務がある民間企業の法定雇用率が2.0%から2.2%に引き上げられた。厚生労働省によると、民間企業で働く障害者の割合(障害者雇用率)は18年6月1日時点で2.05%と、前年から0.08ポイント上昇した。雇用者数は約53万4千人(前年比7.9%増)で、過去最高を更新した。[日本経済新聞]地元の障害者らを雇用して、活躍の場を広げる(15日、東京都大田区)障害者の支援施設内の開店だと、アットホームな感じでしょうね。☄
2019.04.16
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障害者手帳、カード型の発行が可能に 障害者に交付される障害者手帳は4月1日以降、自治体の判断でカード型の発行が可能になる。運転免許証やクレジットカードなどと同じサイズで、手軽に持ち運べるようになる。カードでの交付を始めるのは、身体障害者手帳と、2年ごとに更新する精神障害者保健福祉手帳。手帳には氏名や障害の程度などが記載されており、公的な証明に使われるほか、公共交通機関などで示せば割引を受けられることがある。従来の手帳は縦約10センチ・メートル、横約7センチ・メートルで、「大きくて財布に入らない」などと改善を求める声が出ていた。 カードはプラスチック製で、紙製の手帳より丈夫だ。交付にはシステム改修など自治体の準備も必要で、実際に始まるのは早くても数週間先になる見通し。 厚生労働省によると、2018年3月時点で身体障害者手帳は約511万人、精神障害者保健福祉手帳は約99万人が交付を受けている。[読売新聞]全ての手帳がカード化されるのもそう遠くの将来ではなさそうですね。☄
2019.04.15
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相模原殺傷事件、来年1月初公判へ 地検が家族に説明相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者ら46人を殺傷したとして殺人罪などに問われた植松聖被告(29)の裁判員裁判を、来年1月から横浜地裁で開く方向で関係者が調整していることが分かった。判決は、同年3月末までに言い渡されるとみられる。横浜地検が13日、被害者の家族向けに日程などを説明した。 起訴状などによると、植松被告は16年7月26日未明、園に侵入し、職員を縛ったうえで重度障害の入所者を次々に襲って首を刺すなどしたとされる。植松被告は警察の調べに対し、「障害者なんていなくなればいいと思った」などと供述したとされ、これまでの朝日新聞記者の面会の際にも、同様の意見を述べている。 横浜地検は起訴前に植松被告の精神鑑定を実施。自己愛性など複合的なパーソナリティー障害と診断されたが、地検は完全な刑事責任能力があったと判断している。[朝日デジタル]やっとあの事件の裁判員裁判が始まると思いきや、来年の1月なんですね。まだまだ先は長いですね。365万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2019.04.14
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ブラインドラグビーは視覚障害者の「壁」を打破するスポーツ大元よしき (ライター) 今回は“熱視線”ラグビーW杯2019の楽しみ方の特別編として、ラグビーから生まれた視覚障害者(弱視)の競技「ブラインドラグビー」をご紹介します。2019年W杯期間中に国際大会を開催予定 2019年4月1日、日本ブラインドラグビー協会が設立され、発足後、初の練習が埼玉県立特別支援学校塙保己一学園(県立盲学校)で行われた。 ブラインドラグビーとは2015年にイギリスで考案された視覚障害者(弱視)の競技で、手で持って移動するときや空中で音の出るラグビーボールを開発している。 グラウンドの大きさは縦70m、横50m、1チームは7名で構成され7分ハーフで行われる。スクラム(アンコンテスト=押し合いなし)、ラインアウト、トライ後のコンバージョンがあり、タックルの代わりに両手によるタッチを行い6回で攻守が入れ替わる。 トライは5点、コンバージョンキックの成功で2点が追加されるというのが主なルールで、イメージは7人制ラグビーに近いだろう。ブラインドラグビー、イメージは7人制ラグビーに近い(後出の近藤正徳選手) ワールドカップ2019日本大会の大会期間中にイングランドとニュージーランドが来日して国際大会が開催されることが決まっている。ただし、現段階では会場や日程等の詳細については調整中なので、ここではお伝えすることができない。視覚障害者が苦手な3つのこと ブラインドラグビーが日本に紹介された経緯は、2018年に現日本ブラインドラグビー協会の事務局長であり塙保己一学園の松居綾子が、イギリスのThe Change Foundationからメールを受け取ったことに始まる。(日本ブラインドラグビー協会のHPによれば、The Change Foundationとは、ブラインドラグビーを作り、国際的な普及を目指しているチャリティー団体と記されている) その後、同年9月にThe Change Foundation CEO ・Andy Sellins が来日。 2019年1月には選手、コーチ、ボランティアが集まり日本初のブラインドラグビー講習会が行われ、同月神戸でも体験会を開催。国内でもブラインドラグビー協会設立に向けた動きが加速し、4月の発足に繋がっていった。 会長に就任した橋本利之はブラインドラグビーについてこう語る。 「視覚障害者には三つの苦手なことがあるとされています。一つ目はターゲットに向かって投げること。二つ目は動いている物をキャッチすること。三つめは物を持って走ることです。ブラインドラグビーにはこれらの要素がすべて含まれていますので、視覚障害者には無理だと思われている壁を打破するための競技だと思っています」 練習前、自己紹介の中でそれぞれが自身の視力や視野の状態を伝えるシーンがあった。それはお互いに得意な点や不得意な点を理解するための重要な情報交換になっている。 「ある人は上のボールは見えやすく右からのボールは見えづらいとか、下の方はまったく見えないとか、ひとくちに視覚障害といっても人によって見え方は千差万別ですから、仲間の障害を理解した上で自分のプレーを意識しなければなりません。良いチームを作るためには競技の理解の前にお互いの障害を理解することが大切です」ブラインドラグビー協会・橋本利之会長 「その先に戦術があるのですが、見える視野がそれぞれ異なりますから、右サイドと左サイドで戦術が変わってくることも考えられますが、現段階では初めてプレーする人がいますので、そこまでいくには時間が掛かるでしょう。まずは視覚に障害のある人たちに幅広く参加してもらえるようになることが先決です」 橋本の言葉にあるように視覚障害者にとってパスされたボールをキャッチするのは至難のわざだ。そこで選手たちは仲間の身体に当てるようにボールを投げている。目の前にくればとっさにキャッチできる選手もいれば、身体に当たったボールをキャッチする選手もいる。だが、少しでも身体から逸れるようなパスには対応ができない。それだけに正確なパススキルとコミュニケーション能力が要求される。 「お互いが理解し合うには時間が掛かりますが仲間とコミュニケーションを図って、それぞれが理解者となり協力し合うことによって、7人制ラグビーと同じようにみんなで走って、パスを繋いでトライを取る楽しさを味わえると思っています」 「目は不自由でも走りたいと思っている人は大勢いるはずです。ラグビーは走ることに制約はありません。パスだって練習すれば誰にでもできるものです。身体を思いっきり動かしたい人や走りたい人はぜひ参加してください」 「和を以て貴しとなすという日本人らしく、私たちは『和』を大切にするチーム作りをしていきたいと思っています」 橋本は目黒高校、東洋大でプレーし、大学や社会人のチームで監督を務めた経験があるが、後年視覚に障害を負い、光を失った。しかし、「我々には目で見る明るさはないが、心で感じる明るさをみんなが持っている」と力強く語っている。日本代表になれるチャンス 今回コーチに就任した浅間光一は、元ブラインドサッカー(GK)の日本代表で現在も新潟県ブラインドサッカー協会の事務局長を務める視覚障害者スポーツの理解者である。 「フェイスブックでブラインドラグビーのことを知り、どんな競技なのかという興味本位で交流のあったブラインドサッカーの選手たちに声を掛けたところ数名が集まってくれました」 「その後、橋本会長から『指導担当をお願いしたい』という相談を受け、ラグビーの経験者でもない僕がコーチを引き受けることになったのですが、それは視覚障害を理解している僕がいる方が選手たちも続けやすいんじゃないかと思ったからです」浅間光一コーチ 浅間はブラインドサッカー日本代表の経験を踏まえこう語っている。 「日本代表のゴールキーパーとして出場した経験があるのですが、初めて君が代を歌ったときは鳥肌が立って、気持ちが悪くなるほど緊張しました。でも、なんともいえない高揚感がありました」 「視力が弱くてスポーツの国際大会に縁のなかったような人たちに、新たなチャンスができたことを嬉しく思っています。試合に臨んでみんなで君が代を歌える機会はなかなかありません。そうした素晴らしい経験をしてほしいと願っています」浅間はラグビーを独学で学び、練習メニューの大枠を作っている。それを初回講習会からサポートとして参加している川越ラグビースクールのコーチ陣にアドバイスをもらい、練習ではコース取りやパススキルなどの基本的な指導をお願いしている。 「我々が外から見ていることと選手たちが考えていることや感じていることに違いがある場合があります。練習で一番大切なことは選手たちの要望なので、ラグビー経験のある二人の選手の意見を聞き、話し合いながら練習メニューに取り入れています。今はそういうやり方で進めているところです」 現在の競技人口は約10名。競技発展のためにはゆくゆくは晴眼者も入って日本独自のルールを確立して競技人口を増やしていくことが普及に繋がると考えている。 浅間は日本ブラインドラグビー協会設立を機に、できれば関東圏と関西圏に限らず広く全国に発信して、国際大会に向けた選手募集を行いたいと考えている。ブラインドサッカーでの経験を活かして 浅間に誘われ初回から参加している神谷考柄は、東大阪の日新高校出身で、高校時代は弱視ながら、激戦区大阪で準決勝まで勝ち上がったチームで活躍した。高校時代のポジションはプロップ。 「今はブラインドサッカーと並行してやっていますが、ゆくゆくはブラインドラグビーに絞っていければと考えています」 「弱視の人も全盲の人も参加出来てこその障害者スポーツだと思いますので、僕がブラインドサッカーで経験したことをブラインドラグビーに生かしていきたい。ボールにもルールにも改良をかけて、目の不自由な人たちにもラグビーのすばらしさを感じてもらえるようなスポーツにしていきたいです」豪快にトライを決める神谷考柄選手 イングランドとニュージーランドを迎え撃つ国際大会に向けて尋ねると、 「10月の大会は勝つことよりも出場する選手たちが、楽しいと思えるようなチームになれたらいいと思っています。まずは一体感をもって大会に臨みたいですね。スポーツには勝ち負けよりも大事なことがありますから。すべてはそこからです」 同じく浅間に誘われた近藤正徳(過去記事参照)は、山梨県の桂高校の出身で、県の決勝戦で日川高校と同点により両校優勝という実績のある強豪校で活躍した。高校時代のポジションはロックとフランカー。 「目が悪くなってからはブラインドサッカーをやっていたのですが、もう一度こういう形でラグビーができることをうれしく思っています」 「ただ、国際大会のことはもう少しこの競技を理解してから考えたいと思っています」 新しい競技に手探り状態だという答えだ。しかし、大事なところは明確に持っている。 「視覚障害者に限らずお年寄りや子どもたちが参加しやすい競技になればいいですね。健常者と障害者が一緒に楽しめることが大切です。それが障害の理解を深め、お互いに特性を生かし合える社会になる一歩になると思います」 競技の発展については、 「競技者が増えチームが増えて、ゆくゆくはリーグ戦のようなものができるようになれば楽しいですね。そうした中で純粋にプレーする楽しみ、勝つ楽しみ、さらには上を目指す楽しみなどが生まれます。スポーツにはいろいろな楽しみ方や可能性がありますので、まずは競技のすそ野を広げたいと思っています」 初回から活動をサポートしている川越ラグビースクールの大城信之コーチは、「地元川越で新しいラグビーが始まるというので、それなら我々がお手伝いをしようと声をあげました。実際にはじめてみると、今まで僕らがやってきたことは見えていることが前提なので視覚に障害を持つ人たちへの指導の仕方とは大きな違いがあります。練習会のたびにそれぞれの障害を知り、我々の学びにもなっています」 「地元で生まれたラグビーですから、これからもサポートし続けたいと思っています」 と熱いメッセージを送っている。選手、コーチ、スタッフ陣 生まれたばかりのブラインドラグビー。 物語はこれからはじまる。 <日本ブラインドラグビー協会のHP> 選手を大募集中です! 体を思いっきり動かしたい方はぜひこちらへ!http://blindrugby.starfree.jp/ [WEDGE Infinity]偶然にも、リンクして頂いている大元よしきさんの記事です。ラグビーも多方面で楽しまれていますね。☄
2019.04.13
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自閉症理解し豊かな社会へ 群大病院・岡田医師が講演 館林自閉症への理解を深めてもらおうと、群馬県自閉症協会(高森勉会長)は12日、館林市役所1階ホールでミニ講演会を開いた。群馬大医学部附属病院小児科非常勤講師の岡田恭典さんが自閉症の特徴や接し方について講演し、市民ら約80人が聞き入った。 自閉症は、脳の働き方や使い方が違うために外見では分かりにくく、学校や職場などで誤解を生みやすい。岡田さんは、障害の特性に応じた環境を整えることの重要性を指摘。「自閉症の人が生きやすい場所こそ、どんな人でも暮らしやすい豊かな社会だ」と呼び掛けた。[上毛新聞]最後の一句は名言ですね。正にその通りかと思います。☄
2019.04.12
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自らの障害に向き合うことができているか?今回は、障がい者の雇用に熱心に取り組むリゾートトラスト株式会社(愛知県名古屋市、従業員数7331人)の東京事務支援センター長、北沢健さんに話を伺った。 リゾートトラストは会員制のホテル、レストラン、ゴルフ場、メディカル・シニア施設などを運営する。2006年から障がい者の雇用に本格的に始め、2019年3月現在の障がい者の従業員数は全国で214人。うち東京事務センターでは83人。知的が58人、精神が19人、身体と知的の合併が4人、身体が2人。10代から60代まで幅広いが、特に20~30代が多い。雇用形態はパート社員、準社員、正社員に区分し、現在はそれぞれ69人、11人、3人。2006年から現在までの13年間で103人採用し、退職者は20人と定着率は高い。業務は、ホテルのベッドメイキングや各部署のダイレクトメール、契約書の作成などと幅広い。 現在、13人のサポートスタッフ(正社員)を配置し、その現場の責任者を北沢さんが務める。北沢健さん北沢さんは1997年に大学卒業後、社会福祉法人障害者就労支援センターすきっぷに入職。13年間勤務し、2009年に東京ジョブコーチ支援室主任統括コーディネーターに就任。2010 年にリゾートトラストに入社し、東京事業所支援センター長となる。 2011年には障がい者雇用を評価され、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が主催する「障害者雇用職場改善好 事例」(厚生労働省後援)の優秀賞を受賞した。北沢さんにとっての「使えない上司、使えない部下」とは…。東京事務支援センター「使える障がい者って、どこにいるんですか?」 私は生まれたときから、福祉に漬かってきました。高崎市(群馬県)の「国立コロニーのぞみの園」で生まれたのです。ここは障害者が治療や訓練を受けながら、幸せな生活が送れることを目的とした施設です。私の兄が知的障がい者でした。自閉症で、てんかんを持っていたこともあり、この施設で父、母、兄と私で暮らしていたのです。父は大正大学や東海大学、高崎健康福祉大学などで福祉を教えていました。母も、障がい者のための運動に長年関わってきました。 私が福祉施設で働いていた頃から、障がい者雇用をする企業の担当者からよく聞かされた言葉があります。「福祉で働く支援者の障がい者雇用の考えは甘い。障がい者を育てようとしていない」です。私は、人を育てるという点では福祉と企業の間に大きな差はないと考えていましたから、この認識の差は何だろうと思ったことがありました。リゾートトラストでは福祉での経験を生かし、障がい者の雇用に取り組んできました。あらためて思いますが、福祉と企業の間に大きな差はないように感じます。むしろ、障がい者を育てるという意味では重なるものが多いように思えるのです。 当社には、全国から様々な企業が見学に来ます。1回につき、15社程、約20人で、年間では200~300人になります。多くは、障がい者の法定雇用率が未達成の企業です。ハローワークから「法定雇用率を満たすように」と指導され、視察として来たようです。 視察に来られた人事や総務担当者からは「使える障がい者が欲しい」といった言葉を聞きます。オブラートに包みながら、「うちにマッチングする障がい者がいない。どうしたらよいのでしょうか?」などと聞いてきます。「使える障がい者って、どこにいるんですか?」と踏み込んで話す方もいます。 当社では障害の有無や程度にかかわらず、社員を評価するときに「あの人は使える、使えない」といった言葉は使いません。知的、精神、身体、発達という障害名だけで、その人を判断することもしません。むしろ、一人ひとりの違いを捉えます。たとえば、「〇〇さんにはこういう特性があり、同じ言葉を繰り返す傾向がある」といった見方です。 個々の障がい者の実情や実態を正確に把握していないと、その人にふさわしい仕事をお願いできません。当社のサポートスタッフは「〇〇さんは~だから、こうしたほうがパフォーマンスは高くなる」と考えます。そのようにしないと、障がい者の社員も不満に思うはずです。自分が必要とされているという感覚を持つことが大切です。だからこそ、私たちはマッチングをしていくのです。 サポートスタッフが外部機関や団体の研修から戻ってきて、「今日の研修を聞くと、うちの〇〇さんは自閉症の症状に近いみたい」と言う場合があります。障がい者の症状を教わり、障害名を先に捉えるようになっているのでしょうね。それも1つのアプローチでしょうが、当社ではその逆にしています。つまり、〇〇さんという人を先にしているのです。 障害の種類や程度を正しく把握するのも大切ですが、その人が持つ障害の特性を知ると、どのような支援をすればよいのかが、具体的にわかってきます。心身の変化に早く気付くようにもなります。たとえば、体温のコントロールができない人もいるのです。寒い日に厚着して出社をしたのですが、室内に入り、汗をかいています。服を脱ぐことができないのでしょうね。脱ぐと涼しくなるという感覚がなく、厚着のままでいることがその方の意識では決まりになっているようです。これは知的障害の特性で、先の行動をなかなか予測できないのです。私たちは、そのようなことをある程度理解したうえで接するようにしています。 私が特に重視していて、サポートスタッフにもよく言っているのは、障がい者の人たちを常にきちんと見ることです。今日の心身の状態や仕事の様子はいつもどおりなのか。違う場合は、どこがどのように違うのか。彼らがどう動いて、仕事が片付いていくかを考えることです。 たとえば、100部のDM(ダイレクトメール)を作るのに、Aならば30分、Bは1時間で終わるとします。この場合、次のように考えてみます。「納期が迫っているから、今日はAにまかせてみよう。Bには当社の200種類程の仕事のうち、これを担当してもらおう。それで、こちらの仕事も納期に間に合わせよう」。このように障がい者の人に仕事をしてもらうのが、サポートスタッフの腕の見せどころです。仕事をまかせるだけではありません。その日によって、心身の状態や仕事の進み具合は違います。だからこそ、障害名だけでなく、その障がい者について観察してほしい。そして、障がい者である「〇〇さんの専門家」になってもらいたいのです。自己理解ができている人は定着する傾向があります 採用試験で面接官をするサポートスタッフは、障がい者本人や同席する支援機関の支援者にこちらが雇い入れた後に配慮する点を必ず聞くようにしています。たとえば、「私たちがどういうところに注意すると、パフォーマンスを引き出すことができますか?」と聞きます。この時、ご本人が「病状が落ち着いているので、支援はいりません」や、支援者が「今の施設で問題がないので、特に支援は不要です」とお答えされる場合は採用をしないかもしれません。 障害に向き合うことができているか、自己理解や自己受容がきちんとできているか…。これらが、大切なのです。たとえば、精神障害の方が「今は体調がいいです。問題はありません」とお答えされたとします。確かに、面接の時点では体調はよいのかもしれませんが、過去には悪い時があったわけですね。採用された場合は、長年勤めていただくことになるのかもしれません。その場合、どういうストレスに弱いのか。どういう状態になったら、鬱(うつ)の状態になるのか。このあたりをご本人や支援者が分析できているかどうかで、大きく変わってくるんですね。そこを私たちは面接で確認したいのです。 支援機関では、個々の障がい者が過去の経験を振り返るトレーニングがあります。この訓練を通じて、自分がこういうストレスに弱かったとか、体調が悪くなった時にどのようにすればよかったのか…。これらをしっかりと振り返り、自己理解ができている人は当社に勤務した後、定着する傾向があります。 最近、支援機関でこのようなトレーニングを十分にはしていないケースが増えているようです。福祉ビジネス的なことだけをする施設もあると聞きます。たとえば、面接の仕方やビジネスマナー、パソコンの基礎知識などを教えるのですが、病気の振り返りをあまりしていないようです。本来は障害に対して向き合い、どうして症状が悪くなったのだろうと振り返ることが必要だと私は考えています。その対面力を兼ね備えていることが働くうえで大切なのです。 支援機関は、個々の障がい者の記録をデータベースとして保管しています。たとえば、「あいさつはできないが、こういう業務ならば適切にできる」などです。当社に限らず、ご本人や支援者は、採用試験でそのような特性を面接官にお伝えしたほうがよいでしょうね。そして、精神的なパニックが起こる原因はこれです、などと伝えたほうが面接官たちも判断しやすいと思います。 今、AI(人工知能)やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)などと言われています。単純入力作業などが減っていく時代なのだろうと思います。当社の障がい者の社員は、単純入力作業や反復業務などをしているケースが多いのです。そのことを踏まえ、たとえば、AIで処理する前段階での基礎データを作る仕事や人の手でしかないできない仕事を見つけるようにしています。たとえば、ホテルでのナプキンや鉄板焼きのレストランの紙エプロンなどをきれいに折るのは、実は手先の器用な障がい者の得意な仕事なのです。 私たちの会社は、障がい者が多数いるこの職場を特例子会社にする考えはありません。あくまで、社内の1つの部署として位置付けています。今後は、全国のホテルなどでも障がい者の雇用を進めていくことができるようにしていきたいですね。[WEDGE Infinity]ここまで障害者を深く見つめ、理解してくれる企業なら親も安心して我が子を託せますね。☄
2019.04.11
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「ペアレントメンター」受講者募集 発達障害の子ども育てた経験者対象 /神奈川川崎市自閉症協会(明石洋子代表理事)は、発達障害のある子どもを育てた経験を基に、子育てに悩む親に寄り添いサポートする「ペアレントメンター」の養成講座を5月から開講する。川崎市在住で発達障害のある子どもを育てた経験のある人を対象に、受講者を募集している。 メンターには「信頼できる相談相手」という意味があり、ペアレントメンターは発達に不安のある子どもを育てている親の悩みを聞いたり、情報提供を行ったりするなどの役割を担う。同じような… この記事は有料記事です。[毎日新聞]最近、着目されているペアレントメンター、全国的に展開して欲しい養成講座ですね。☄
2019.04.10
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知的障害を持つ男性に痴漢された女性 涙の主張に「難しい問題」と様々な声体を擦りつけられ怖い思いを…投稿者の女性は、スーパーのレジで会計を済ませているときに、知的障害を持つ男性に、急に体を擦りつけられて付きまとわれたという。しかも、その男性は大声で歌ったり、怒鳴ったりしていたため、店員や周囲にいた人たちも助けてはくれず、とても怖い思いをしたんだとか。そしてこの件で、投稿者は過去のトラウマを思い出すことに。それはこんな体験だった。過去にもトラウマが……社会人になりたての頃、投稿者は道端で、障害を抱えている男性からメモ用紙を渡されたという。そこには「助けてください」と書かれており、親切心でついて行ったところ、「体が痛くて座れないので、膝の上に座らせて休ませてください」と書いてあるメモを追加で渡されることに。しかもそのとき、体で逃げ道を塞がれたんだとか。この一件は長く時間が経った今でも投稿者の胸に深い傷を残しているようだが、デリケートな問題である分、今までなかなかリアルで話すことはできなかったと言う。そして、他のネットユーザーに対し、「このようなトラブルに巻き込まれた時、どう対応するのが正解なのでしょうか?」と疑問を投げかけたのだった。「泣き寝入り」と悲しみの声もこの投稿に対し、他のネットユーザーからも同じような体験談が寄せられることに。「本当にひどいよ。姉が訪問介護やってたから、よく聞いた。 触るとか、局部を見せてくるとか」「子供の頃、近所にいた知的障害者に殴られたけど、あまりのショックに母にも言えず泣き寝入りしてしまった。それから30年近く経つけど本当にトラウマだし性格も暗くなったし訴えたいくらいだ」「若い頃、痴漢被害にあいました。防犯カメラの映像で犯人が特定されましたが、障がいのある人だったので結局泣き寝入り。相手の御両親が80代後半と、かなり年老いた方だったし、兄弟も親戚もおらず。とにかく話し合いすらまともに成立しなかった」「電車で触られた。 誰も助けてくれなかったし、どうしたらいいのかわからなかった」「知的な障害があっても性欲は等しくあるだろうから難しいよね」しかし、単純に相手を責められるワケではない分、心に傷を負いながらも、諦めるしかなかった人も多かったようだ。また、このように多くの声が寄せられる一方、「健常者にもおかしな人がいるのと同じで、障害者だからと言って一括りにするのはおかしい」など、過激な意見を諌める趣旨の投稿も見られた。結局は「警察に相談」かなお、このトピックにおいて、もっとも多く寄せられた解決策は「警察に連絡する」というものだった。しかし、いつでも近くに交番があるワケではないし、通報の難しいタイミングもあるだろう。難しい問題だが、被害にあった女性が諦めてしまうのも、また違う気がするのだが……。あなたはどう考えるだろうか?[しらべぇ]難しい問題と片付けずに、やはり誰かに相談、訴えてゆくことで、被害者も泣き寝入りせずに、悩みを少しでも解消する、できる世の中であって欲しい。そして、一人で出掛ける年齢になった時に、問題行動が予測される場合には、努めて移動支援などの手立てを利用する手段を、保護者側も取る必要があるのでしょうね。☄
2019.04.09
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読み聞かせ=頭良くなる? 「ドリルの呪縛」からの解放絵本の読み聞かせ、していますか? 2歳の息子をひざに乗せて一緒に絵本を読むのは、私にとってほっとするひとときです。子どもの体温を感じ、好きな場面で喜ぶ表情に自分もうれしくなります。けれども楽しいはずの時間に、ふと不安が胸をよぎることがあります。 「5歳までの読書習慣が脳を育てる」「子どもを全員東大に入れたママがすすめる100冊」。ネットやSNSで目に入ってくる読み聞かせを勧める情報。たくさん読み聞かせをすれば頭がよくなる、逆に下手をすると子どもが知性や学力を伸ばす可能性を摘んでしまう――。そんな風に言われているように感じるのです。 頭をよくするために読むというのは、こどもが読んでと本を持ってきたのに、いそがしいからとじゃけんにしたせいで、本嫌いになったら? 同じ本を何度も読まされるのに飽きて、早口で読んだのは教育上まずかった? 心配になってきます。ドリルの呪縛? 読み聞かせで頭がよくなるとい… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。[朝日デジタル]確かに、読み聞かせの時間は、子ども達、すっかり解放されて普段と違うきらきらした目で聞き入っています。忙しない時間の合間でも、一冊でも読み聞かせの時間が工面できるといいのでしょうね。☄
2019.04.08
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6歳殺害容疑で母親逮捕 「娘に障害、悩んでいた」 板橋6歳の長女の首を絞めて殺害したとして、警視庁志村署は14日、東京都板橋区の無職、添田光恵容疑者(45)を殺人容疑で逮捕した。容疑を認め、「娘に障害があり、子育てで悩んでいた」という趣旨を供述しているという。 逮捕容疑は13日午後2時半~9時20分ごろの間、自宅で長女の和希(かずの)さんの首を手で絞めて殺害したとしている。 同署によると、金属加工業を営む夫(48)が同日午後9時20分ごろ、1階の工場から2階の自宅に上がったところ、和希さんが寝室の布団の上で倒れているのに気付いた。和希さんは搬送先の病院で死亡が確認された。知的障害があり、特別支援学校に通っていたという。【excite. ニュース】ただ、ただ、和希さんのご冥福をお祈りいたします・・。
2019.04.07
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発達障害や自閉症の人が見る世界ってどんな景色?恋愛、人生観…当事者が精神科医と語り合った!自閉症の当事者から見た世界とは、こんなにも奥深いものなのか。――初めて『自閉症の僕が跳びはねる理由』(東田直樹/KADOKAWA)【レビュー全文はこちら】を手に取った時、筆者は深い感銘を受け、著者である東田さんの勇気に胸が熱くなった。13歳という若さで自身の障害と向き合い、それを周囲の人にも伝えようとする東田さんの強さに感動したのだ。 東田さんは会話ができない重度の自閉症者だったが、パソコンや文字盤ポインティングを習得し、他者とコミュニケーションを取れるようになった。そんな東田さんは現在26歳。自身の障害と向き合い続ける彼は『東田くん、どう思う? 自閉症者と精神科医の往復書簡』(東田直樹、山登敬之/KADOKAWA)を通し、同じような生きづらさを抱えている仲間たちや健常者たちに新たなメッセージを送る。本書は、東田さんと精神科医の山登先生が約2年半にわたり交わした往復書簡を書籍化したものだ。 自閉症に関する話題だけではなく、東田さんの人生観や恋愛観にまで迫った本書は、自閉症という障害を正しく理解するきっかけを与えてくれる1冊だ。私たちは医学書だけでなく、生の声を通して自閉症について知っていく必要がある。[ダ・ヴィンチニュース]東田くん、どう思う? 自閉症者と精神科医の往復書簡 (角川文庫) [ 東田 直樹 ]ひさしぶりの東田直樹さんの新書、なんとも興味深い一冊ですね。☄(リンク先から、少し内容が覗けます。)364万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2019.04.06
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社説:成年後見 中核機関の設置促進を認知症や知的障害などで判断力が不十分な人を支援する成年後見制度で、利用者の相談窓口となり、家庭裁判所など関係機関同士の調整役を担う「中核機関」を設置している市区町村は4・5%にとどまっている。本県も遅れが目立ち、設置した市町村はまだない。設置が進まないと制度の運用がうまくいかない恐れがある。取り組みを加速させたい。 中核機関は制度の利用者や親族の相談に乗るほか、後見人を選任する家裁に候補者を推薦したり、後見人となる弁護士ら専門職と連携したりして、利用促進の鍵となる存在と位置付けられる。政府が2017年に定めた成年後見の利用促進計画で17~21年度に市区町村に設置するよう求めている。ただあくまで努力目標であり、設置義務はない。 厚生労働省が全国の1741市区町村を対象にして実施した昨年10月時点の調査によると、「設置済み」はわずか79自治体のみである。「設置予定」と回答したのは317自治体(18・2%)だった。残る自治体は「未定」と答えた。本県では4自治体が「設置予定」と回答している。 中核機関は、自治体が直接運営する以外にも、社会福祉協議会やNPO法人に委託することも可能である。「未定」の理由として委託先との調整が必要であることや、予算確保が厳しいことを挙げた自治体が多い。国は自治体に対し、地域の実情に即して関係機関と協議を重ねることを要請するとともに、財政面での支援を一層充実させることを前向きに検討するべきである。 00年に始まった成年後見制度は、手続きが煩雑だったり、望まない専門職が後見人として選任され高い報酬を要求されたりしたなどとして、利用が伸び悩んでいる。後見人が財産を着服した事件もある。 このため、制度を運用する最高裁判所は報酬の算定方法を改定するよう促す通知を全国の家裁に出した。さらに「後見人選任に当たっては親族ら身近な支援者を優先することが望ましい」とする考え方を示した。こうした制度の運用変更をスムーズに進めるためにも、中核機関の設置は重要である。 全国の認知症の高齢者は推計462万人で、制度利用者は21万人。一方、本県は推計5万9千人に対し、利用者はわずか千人と全国でも最低レベルである。高齢化が全国のトップクラスの本県は、成年後見の潜在的ニーズは高いと考えられる。中核機関が果たす役割は大きいはずだ。 県は本年度、「成年後見制度利用促進事業」として、中核機関設置や関係機関との連携について助言するなど、市町村を支援する。より積極的な関与を求めたい。市町村も課題を一つずつ克服し、21年度までの設置を目指してほしい。[秋田魁新報]中核機関を設置未定とし、予算が無いなどとする自治体には早急に国に対処をお願いしたいものですね。☄
2019.04.05
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障害者支援施設の入所者殴る 施設側「虐待にあたらず」青森県弘前市は11日、市内の障害者支援施設「拓光園」で昨年7月、暴力を振るった男性入所者を女性施設長が殴るなどした行為があり、「虐待」と認定したと公表した。施設を運営する同市の社会福祉法人「七峰会」は「不適切な対応だった」として施設長を3カ月の減給処分にしたが、一方で「虐待にはあたらない」と主張している。市福祉政策課などによると、知的障害がある30代の男性入所者が他の入所者や職員らに暴力を振るい、駆けつけた50代の女性施設長が暴れる男性の頭を殴ったり蹴ったりしたという。男性にけがはなかった。 男性は不安定になって暴れることが多く、施設長は市の調べに「自分も暴行を受ける可能性があるとわかればその暴行が収まるのではないかと思って殴った。ただその後も暴力は収まらなかったので、後悔している」と話したという。 市は施設長の行為は障害者虐待防止法が定義する身体的虐待の「外傷が生じるおそれのある暴行」だと認定し、2月20日に県に報告。今月8日には同法人に改善計画の提出を求めた。 同法人の高橋正安常務理事は「改善計画を15日までに提出し、再発防止に努める。暴力は許されないが、この件は施設長が殴りかかってきた相手に反撃したもので虐待ではないと考えている」と話した。男性は現在は別の施設に入っているという。[朝日デジタル]暴力に対して暴力での対応は、逆に事態を悪化させてしまいますね。☄ 」
2019.04.04
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自閉症啓発、スカイツリー青色に国連が定めた「世界自閉症啓発デー」の2日、東京スカイツリー(東京都墨田区)や通天閣(大阪市)など、全国各地でシンボルとなっている建物が、希望や癒やしを意味する青色にライトアップされた。 厚生労働省などが主催し、自閉症についての理解を深め、支援につなげていくことが目的。東京スカイツリーは初めて参加した。2日を中心に、全国170カ所以上でライトアップが実施される。 都内の啓発イベントに参加した自閉症の女性は「私たちは人の指示をうまく受け取れないとも言われるが、具体的な話や、図を使って説明してもらえれば仕事もできる。そういう理解も広がれば」と期待を込めた。[徳島新聞]スカイツリーも、大役に加わったんですね。益々、理解が深まるといいですね。☄
2019.04.03
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「みんなと一緒」の強要は絶対にだめ! 自己肯定感を育んで…自閉スペクトラム症の子自閉スペクトラム症(ASD)の子どもたちへの接し方、育て方、教育方法について紹介します。 前回ご紹介したASDの特徴の多くは、他者から見た行動を中心に述べたものです。どんな行動にも必ず、理由となる心の動きがあります。ASDの人のとる行動がわかりにくいのは、考え方や感じ方が一般の人と異なるため、一般の人からみて共感しにくいからです。 ASDの子どもたちへの接し方、育て方、教育を考えるには、まず子どもたちがどのように物事をとらえ、考え、感じるのかを推察する必要があります。わかりにくい行動の「理由」を探る ASDの子どもたちに共通する考え方や感じ方を整理すると、以下のようになります。・他者の気持ちを直感的に察することをしない・耳からよりも目からの情報処理を著しく優先する・因果関係の明確なパターンを好む・自分の予想通りに事が進むことを好む・予想外の出来事に動揺しやすい・興味が特定の物事に偏りやすく、没頭しやすい・興味のないことは、なかなか頭に入らない 前回、知らない人を見て、その人に聞こえる声で「あの人,太ってるね」と発言して親を慌てさせた事例を紹介しました。これは、自分の発言で相手がどう思うかをとっさに判断することをせず、思ったことをそのまま発言してしまったのです。また、特定の遊びをいつまでも繰り返す子どもや、特定の話題を一方的に話しかけて相手の反応には無頓着な事例も紹介しましたが、ここからも「興味が偏りやすく没頭しやすい」ということがうかがわれます。本人にわかる伝え方 強制せず、自己決定を促す ASDの子どもの特徴のうち、教育を考える鍵となるのは、「耳からよりも目からの情報処理を著しく優先する」という特徴です。 一般的な子育てや教育では、大人の言うことをよく聞いて活動することが求められます。多くの子どもたちは、聞くだけで内容を理解して見通しを持ち、自分が何をすべきかを判断して行動します。しかし、ASDの子どもたちは、同じ内容であっても口頭の指示だけではピンとこないのです。その結果、見通しを持てず、何も行動しない、あるいは的外れな行動をとることになり、大人に注意されることになります。それは子どもにとっては予想外の出来事で、カンシャクを起こす結果となるのです。 ASDの子どもには、目に見える形で情報を伝えることが、最も重要なポイントです。子どもの理解力に合わせて、「実際に使う物を手に持って示す」「写真や絵を使う」「文字を使う」などのやり方で、今の状況やこれからの予定などを、本人がわかる形で伝えるように努めます。子どもが伝えられたことを理解し、見通しを持てたら、その後にどのような行動をとるかは子どもの自己決定に委ねます。大事なことは、行動を強制するのではなく、状況を理解して自己決定することを促すことです。「泣く」「怒る」を叱らない 要求や拒否の方法を教える ASDの子どもたちは、とくに幼少時にはうまく要求や拒否ができません。自分の予想と異なる事態に対しては「泣く」「怒る」などの反応が多くなるため、大人はつい叱ってしまいます。しかし、将来、大人になったときに、他者に相談する習慣を身につけることはとても重要なことです。泣くことや怒ることは、相談という行動の最も原始的な形です。叱るのではなく、その子にできる別のやり方を示して、「こうすれば、もっとうまく要求や拒否の気持ちが相手に伝わる」ということを教えていくことが大切です。 まだ言葉が十分に出ていない段階では、指さしや首振りなどのジェスチャー、言葉が出てきたら「ちょうだい」「いやだ」などの言葉、といったように、子どもの発達に応じた要求や拒否のやり方を教えていく必要があります。 「本人がわかる形で伝えること」と「要求や拒否のやり方を教えること」を心がけ、ていねいに対応していくことで,自分で状況判断する力や他者と相談する力が育ちます。これらを育てることが,将来の自立につながる第一歩です。同じ場で学ぶことと「みんなと一緒」は違う 近年、青年期、成人期のASDの人たちが、「うつ」「不安」「ひきこもり」などの深刻な二次障害で精神科クリニックや相談機関を訪れています。その人たちの多くが、「学校などで『みんなと一緒』を強要され、疎外感や孤立感を味わい、自信が低下した」と述べています。 考え方、感じ方が独特で、集団生活の中では少数派となりがちなので、みんなと同じことばかりさせられていると、常に違和感を覚え、学校などを自分の居場所と思えないまま漫然と生活を続けることになります。「子どもにASDの特性があっても、一般の学級で学ばせたい」と考える保護者や教師が多いのですが、同じ場で学ばせることを、「みんなと一緒」を強要することと絶対に混同しないよう、留意してください。 近年では,特別支援学級や通級指導教室などで、ASD特有の考え方、感じ方に即した特別な学習や生活体験の場を設けることによって、ASDの子どもたちの自己肯定感を高め、少数派なりの社会参加意欲を育てる試みが、少しずつなされるようになっています。そのような場を並行して活用することも、ASDの子どもたちの健全な成長には必要と思われます。(本田秀夫 精神科医)[yomi Dr.]【新品】【本】ライフサイクルに沿った発達障害支援ガイドブック 知ってほしい乳幼児から大人までのADHD・ASD・LD 齊藤万比古/編集 小枝達也/編集 本田秀夫/編集通常学級で同じように学ばせたい親の思惑と異なり、現場では子どもの特質と向き合い、四苦八苦する現実があるのでしょうね。☄
2019.04.02
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キャラ みんな違って、いい 褐色肌プリキュア セサミストリートに自閉症4歳 女の子向けアニメに褐色の肌の子が登場したり、子ども向け教育番組に自閉症の子が出てきたり-。子どもが触れるテレビ番組や絵本などに多様なキャラクターが次々と登場している。専門家は「フィクションの世界で障害のある人や外見の異なる人に接することは、偏見をなくす一歩になる」と歓迎する。 少女たちが戦士に変身するアニメ「プリキュア」(テレビ朝日系列)は、二〇〇四年の放送開始以来、絶大な人気を集め続ける。今年二月に始まった新シリーズ「スター☆トゥインクルプリキュア」では、外国人の父と日本人の母の間に生まれた褐色の肌の中学生・天宮(あまみや)えれながプリキュアの一人に加わった。テニスの大坂なおみ選手を思わせる運動神経抜群で笑顔が魅力的なキャラだ。 前作「HUG(はぐ)っと!プリキュア」では、シリーズで初めて男の子のプリキュアが起用され、「男の子だってお姫様になれる!」のせりふが話題になった。 国内でも外国にルーツのある子どもが増えている。LGBTなど性的少数者の子への配慮が叫ばれ、女の子らしい服装などジェンダー(社会的性差)にとらわれない育児も注目されている。今作を制作したABCアニメーション(東京)の田中昂(あきら)プロデューサーは「今の子どもたちが置かれた環境に近いものを描くことが、共感につながる」と狙いを説明する。 愉快な人形が活躍する米国の子ども向け教育番組「セサミストリート」には二年前、自閉症の四歳女児「ジュリア」が現れた。人気キャラクターのビッグバードが、話しかけても返事をしないジュリアに戸惑っていると、「ジュリアは自閉症なんだよ。何か聞かれてもすぐには答えられないことがあるんだよ」と仲間が教える場面が印象的だった。米国の子ども向け教育番組「セサミストリート」に登場する自閉症の少女ジュリア=TM/(C)2019 Sesame Workshop. All rights Reserved. 絵本でも、車椅子の女の子・ろってが主役の「ろってちゃん」(福音館書店)が三年前に約十五年ぶりに復刊。ろってがボール遊びの仲間に入ろうとすると、友だちは嫌な顔。しかし、素早く動く彼女にみんな感心するようになるストーリーだ。作者の故ディック・ブルーナさんは、片方の耳が曲がったウサギなど、障害者や見た目の違うキャラクターを多く描いている。 福音館書店絵本編集部の宇田純一さんは「作品はブルーナさんから子どもへの一つのメッセージ。人間のいろんな側面に光を当てた作品を紹介したい」と話している。ディック・ブルーナ絵本「ろってちゃん」◆知ることが大事<障害理解が専門の筑波大医学医療系・徳田克己教授の話> 小さい頃は「いろんな人がいるんだ」と知ることが大事。人は高い頻度で目にするモノやコトには親しみが持てる。テレビ番組や絵本で自分と異なる特徴がある子に接することで違和感は低下し、周囲に障害がある人がいても特別視しないようになる。子どもの親しむ世界に、多様なキャラクターが登場することは非常に大きな意味がある。[東京新聞]みんな違って、みんないい。広い視野で、ごく自然な成長へと繋がりますね。☄
2019.04.01
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