全31件 (31件中 1-31件目)
1

成田空港、外国人・障害者向け新ツール 情報弱者に配慮成田国際空港会社(NAA)は外国人や障害者など意思疎通が難しい利用者を対象に、筆記具や簡単な絵を用意して意思表示を促す。ユニバーサルデザインを積極的に採用し、不安なく空港を利用できる環境を整える。5月30日から3種類のツールを導入した。パンフレット型の「問い合わせシート」と据え置き型の「保安検査場コミュニケーション支援ボード」は、困り事や空港内の施設、検査項目などについて簡単な言葉とわかりやすい絵(ピクトグラム)を載せている。指さしや筆談により、日本語や口頭でのコミュニケーションが困難な人の不安解消に役立てる。いずれも日・英・中・韓の4カ国語に対応する。冊子型の「空港予習冊子『なりたくうこうからりょこうへいこう!』」は、発達障害や知的障害を抱える子どもが対象で、鉄道やバスなどで空港に到着してから搭乗・降機するまでの全行程をイラストや、やさしい説明であらかじめ学べる。問い合わせシートと空港予習冊子は空港内の全ての案内カウンターのほか、成田空港のウェブサイトからも入手できる。[日本経済新聞]オリンピックを控えて、障害者にとってもいい効果が表れるといいですね。371万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2019.05.31
コメント(8)

知的障害の本田さん「働く幸せ」語る 来年度、教科書に知的障害があり、川崎市高津区のチョーク工場に勤務する本田真士さんが来年度の小学生の道徳教科書に採用された。真面目な仕事ぶりや、自分の長所を生かして働く様子、後輩への気配りなどがつづられている。話すことが苦手な本田さんは仕事について「楽しい」と一言だけ述べ、その背中で「働く幸せ」を語っている。 採用されたのは光文書院(東京都千代田区)が出版する小学校5年生向けの教科書「小学道徳 ゆたかな心」。「働く幸せ-チョーク工場の本田さん-」のタイトルで4ページにわたって収録され、障害の有無にかかわらず、自分の良さを生かして働く姿を取り上げている。 本田さんの勤める日本理化学工業は1937年設立。ホタテの貝殻などを使った「ダストレスチョーク」や、ガラスなどの滑らかな面に描けて水拭きできる筆記具「キットパス」の製造販売を手掛ける。60年から障害者雇用に取り組み、5月現在、社員は86人で63人が知的障害者、うち26人に重度の障害があるという。 本田さんは20年ほど前に入社。チョークの製作工程などを経験し、現在はキットパスの成形工程を担当する職場ではリーダー的存在だ。同社の大山隆久社長は「言葉で引っ張るのではなく、働く姿で見せるタイプ。できる仕事を全力でやってくれるリーダー」と全幅の信頼を寄せている。光文書院では一昨年の秋ごろから教材の選定を始めた。編集作業に携わる教員らと協議を重ねた結果、チョークは児童にも身近な素材であることや、児童にも分かりやすいテーマであること、本田さんの仕事ぶりなどから日本理化学工業に協力を打診し、取り上げることを決めた。 同社は「級友と意見交換をする中で、働く意義を考えてほしい」としており、編集に携わった大河内真裕さんも「労働への価値観は多様化しているが、単にお金を稼ぐ手段ではなく働く喜びを感じ取ってほしい」と期待を寄せている。 採用を受け、大山社長は「次世代を担う小学生にフラットなものの見方をしてもらえたらうれしい。いい世の中をつくってもらう一助になれば」と目を細めている。[47NEWS] 本田さんを取り上げた教科書「小学道徳 ゆたかなこころ」道徳の教科書に掲載されるとはなんとも素晴らしく、名誉なことですね。☄
2019.05.30
コメント(12)

障害児施設退所後の行き先に「自立援助ホーム」創設を 日本知的障害者福祉協会厚生労働省は8日、障害児入所施設の在り方に関する検討会(座長=柏女霊峰・淑徳大教授)を開き、関係6団体からヒアリングした。その一つ、日本知的障害者福祉協会は、障害児施設を退所した後の行き先として「自立援助ホーム」の創設を提言した。 自立援助ホームは義務教育終了後の15歳から原則20歳未満の、親と暮らせない人が暮らす場で、児童福祉法に位置付けられている。現在、164カ所ある。同協会はそれとは別に、障害児に限定して22歳まで暮らすことのできるホームとしたい考えだ。 また、障害児施設に入所する段階から、措置権限を持つ児童相談所、18歳以上の障害者へのサービス支給決定権を持つ市町村などが施設退所後を見据えて話し合う仕組みをつくるよう要望した。 提言の背景には、18歳を過ぎても障害児施設にいる「加齢児」の存在がある。知的障害児施設で暮らす子どもの7割は行政の措置による。家庭で虐待されたことなどが理由だ。 そうした子どもが退所後の生活基盤を整えるには行政の関与が不可欠だが、現在は児童の制度から障害者の制度につなぐ仕組みが法的に担保されていない。その調整は施設の努力に負う現実があり、同協会はそれを改めたい考えだ。 協会が提言する自立援助ホームはこうした話し合いのシステムを構築した上で、アパート暮らしやグループホームに移る手前の通過型の施設として、少人数での共同生活に慣れることを想定する。 同協会は、5年前の厚労省検討会でも同様の提言をしたが、社会的養護の分野で制度改革が進んだことも踏まえ、再提言した。 親と暮らせない事情のある子どもの育ちを保障する社会的養護の分野では、障害のある子どもが増加。児童養護施設などは生活単位の小規模化が進められている。検討会は今年2月に発足し、12月をめどに報告書をまとめる。 [福祉新聞]子どもが少なくなっても、子ども一人一人の成長を見守る支援の目はこれ以上に必要になってきていますね。☄
2019.05.29
コメント(7)

「自分の『普通』嗤われるの嫌」命絶った20歳の女性 届かなかった支援、母の苦悩 ≪自分の中の「普通」がその社会の「普通」とズレていることを嗤(わら)われるのはもう嫌だった。突きつけられるのも嫌だった≫ 福岡市で1月、そんな遺書を残し、20歳の女性が命を絶った。対人関係の難しさや感覚過敏などを抱え、短大卒業を前に社会に出る不安を深めていたという。発達障害を疑っていた母親(49)は相談機関を頼ったが、支援にはつながらなかった。生きづらさを抱える人たちに、社会は向き合えているだろうか。 6畳の部屋に置かれた本棚には、女性が好きだったという生き物や植物の本が並んでいた。学習机のわが子の写真に目をやり、母親は漏らした。「私はどうすればよかったのでしょうか…」 暗黙の了解や言外の意味が分からない子どもだった。「壁に落書きしないで」と注意しても、隣の壁に書き始める。してはいけないと納得するまでに数カ月かかることも多かった。「次の休みどうする?」では理解できず、「土曜日は夕方まで遊べるけど、行きたいところある?」と丁寧に伝えないといけなかった。 こだわりも強く、幼い頃は何時間でもアリの巣を眺めていたという。味覚や聴覚過敏にも苦しめられた。学校給食は味付けが濃く感じ、ほとんど食べられない。教室の話し声で頭痛がし、耳栓をして登校した。 「読む」と「聞く」の理解にも差があった。問題文を読み上げれば理解できるが、一人では解答できない。テストの結果は散々だった。「変わっている」と同級生から見られながら、仲の良い友達やフォローしてくれる教師に支えられて何とか過ごしてきたという。 母親は発達障害を疑い、何度も相談していた。乳幼児健診や就学前健診では「問題ない」。小学校でいじめに遭ったときには児童相談所にも尋ねたが、「レッテルを貼るのはどうか」という意見だった。樹木医になる夢をかなえるため、AO入試で短大に進学。この頃から社会に出ることを意識し、再び公的機関を頼るようになった。 行政が設置する発達障害者支援センターは「障害があるかもしれないが、診断を受けてもらわないと支援はできない」。県がリストアップした専門医療機関に行くよう促され、18歳以上を対象とする病院に電話をかけたが、「思春期は診断が難しい。20歳になったら来てください」「予約が殺到していて受けられない」と断られた。 昨年12月、女性は描いていた絵を途中で打ち切り、「もう描けなくなっちゃった」と漏らしたという。20歳の誕生日を迎えた直後、自宅で命を絶った。 母親は言う。「私がずっとそばにいてあげられるなら、診断は必要なかった。でも社会に出たらそうもいかないから、何かしらの支援や助言がもらいたかったんです。二十歳(はたち)になったらまた相談に行こうねって話していたんだけど、娘は待ってくれなかった」クラスに一人はいた「変わった子」が、「発達障害」として広く認知されるようになったのは、平成に入ってから。福祉の谷間に取り残されていた障害を早期発見し、療育につなげるため、2004年に発達障害者支援法が成立。学校や職場などが障害に対し「合理的配慮」を行うことを義務づける法律も16年に施行された。社会的資源の整備が進みつつあるが、残された課題も多い。 福岡県の20代男性は人間関係を築くのが苦手で、トラブルが絶えなかったという。幼児期、保育士が親に「発達障害では」と伝えたことがあったが、父親は医療機関を頼らなかった。家庭や学校で問題行動を繰り返し、親からは繰り返し殴られた。社会に出てからも対人関係につまずき、水筒に入れた焼酎を職場で隠れて飲んだ。 窃盗事件を起こして服役し、出所後に福祉につながった。「広汎性発達障害」の診断を受けたのは20歳を過ぎてからだ。人と違うことに劣等感を抱え、何度も自傷行為をしてきた男性は「障害と分かって、ほっとした」。男性の支援者は「もっと早く気付いてあげていたら、つらい思いをしなくて済んだ」と話す。 厚生労働省の乳幼児を対象とする研究では、顕著な発達障害の特性を示す割合は推計で1・6%。これに対し、総務省が17年に公表した抽出調査では、1歳半児と3歳児健診でこの割合を下回る自治体が複数あった。就学前健診では、早期発見につながる発達検査や行動観察などを行っていない教育委員会が3割ほどあり、発達障害が疑われる子どもが見逃されている恐れがある。 医療機関に通院や入院をしている発達障害の患者の総数は、02年度の3万5千人から、17年度は23万3千人と7倍近くに増えた。障害への認知が進み、保育士ら子どもに関わる職種で「早期発見」の意識が高まったことが大きいという。 一方で、全国的に専門病院の「初診待ち」の長期化が問題となっている。総務省の調査では、27病院のうち14病院で3カ月以上の待ちが生じており、最長で10カ月待ちという病院もあった。 1月に自ら命を絶った福岡市の女性(20)も医療機関を何度も頼ったが、予約が殺到していることなどを理由に断られている。福岡県内の発達障害者支援センターの担当者は「専門病院の初診待ちに加え、診断後に個別に療育できる機関の不足も深刻」と漏らす。 福岡市発達障がい者支援協議会会長の野口幸弘・西南学院大元教授(特別支援教育)は、早期発見・早期療育の重要性を指摘した上で、「わずかな発達の遅れでも、発達障害を指摘する支援者が増えたように感じる。レッテル貼りだけが進み、支援が追いつかなければ本人や家族が孤立しかねない」と懸念する。 野口氏は「多様性に目が向けられる社会にはなったが、違いを許容できる社会にはなっていない。支援に関わる者は、社会に適応しようと頑張ってきた本人や家族を褒めてあげて、地域の中で共生できる環境を整えることが求められている」と話した。[西日本新聞]女性が残した遺書。生前、周囲から「普通じゃない」「変わってる」「常識外れ」などと言われ続けたといい、「笑顔で受け流すことに疲れた」と漏らしていたという(写真の一部を加工しています)凶悪な事件が増える中で、その裏に潜む社会の歪みが見え隠れしていますね。バリアーが除かれて共生が叶う社会の調整が早急に臨まれますね。☄
2019.05.28
コメント(10)

外国人の子の発達障害 言葉の壁で発見難しく 保健センターの9割近くで「判断困難」日本に住む外国人が急増する中で、乳幼児健診や健康相談を担う保健センターの9割近くで「外国人の子の発達の遅れが、言葉の壁など環境の要因か発達障害なのかの判断が困難」という事例があったことが、国際医療福祉大成田看護学部の森山ますみ准教授(56)らの調査研究で分かった。森山さんは「発達障害がある子を早期に見つけ、支援につなげるのは非常に難しい。発達障害そのものが見逃されている事例は少なくない」と指摘している。 言語の習得が遅れているのか、発達障害なのか 「ブラジル人の3歳男児の言葉が遅れている気がする」。神奈川県内の保育所から連絡を受けた保健師が対応したが、言葉の習得が遅れているのか、発達障害の可能性が高いのか判断できなかった。結局、保育所を巡回する心理士が男児を見守ることになった。 森山さんが各地の保健師に行った聞き取りでは、乳幼児健診を知らせる日本語が分からず、健診に来ない親子が少なくない。また通訳が確保しづらい中で、保健師が発達についての情報を十分に聞き取れない。文化や子育て習慣が異なり、言葉の遅れなどの障害に寛容な国の親もある。保健師はスマートフォンの翻訳アプリを駆使するなどして相談を受けているが、「発達の遅れに問題意識を持ってもらえない親もいて、支援につなげられない。外国の子に合わせた療育施設もほとんどなく、支援の継続も難しい」という。保健師「発達障害かどうか、見極め難しい」 今回の調査は2015年10月、外国人人口が多い上位百の市区町にある保健センター241カ所を対象に実施、48カ所から回答を得た。全国規模の調査は初めてとみられる。保健師活動の困難性を聞いた質問では、「発達障害かどうかの見極め」が88.9%、「子どもの発達状況の情報収集」が86.7%、「家族が子どもの問題とサービスを理解して意思決定することの支援」が82.2%で、多くの保健師が困難に直面していた。 森山さんによると、日本人の5歳児健診での軽度発達障害児の割合から、発達障害がある外国人の子は各年齢で2000人前後と推測されるが、実態はほとんど分かっていない。国立障害者リハビリセンター 10カ国語のパンフレット作成 8月公開へ発達障害児や家族への支援を行う専門機関も対応に苦慮している。国立障害者リハビリテーションセンター(埼玉県所沢市)にある「発達障害情報・支援センター」が、都道府県や政令市にある発達障害者支援センターなどを対象に昨年初めて行った全国調査では、6割の施設が外国人の子の発達障害に関する相談を受けたと回答。ほぼ半数が、「通訳などの対応や母国語による支援情報の提供は、必要性を感じているが難しい」と答えていた。 「細かな悩みや、微妙なニュアンスが伝わらない」「地域で孤立している障害児の家族がある」「外国人には現行の福祉サービスは利用しにくい」-。自由記述欄には多くの悩みが書き込まれた。調査を担当した公認心理師の与那城郁子さん(46)は「外国人の子どもの発達障害の診療や支援は、手探り状態で行われているのが現状」と話す。 これを受け、情報・支援センターは今年3月、障害の解説や相談方法などを書いた多言語による発達障害支援パンフレットの作成を始めた。森山ますみさんらの研究グループはこれを中国語、ポルトガル語、ミャンマー語など計10カ国語に翻訳した。さらに保健師が子どもの発達状況を見るのに使う多言語質問票などと合わせ、8月にインターネットで公開する予定。[元記事:東京新聞 TOKYO Web 2019年5月28日][東京すくすく]日本人でさえ、診断が順番待ちの昨今、課題は益々増えるばかりですね。☄
2019.05.27
コメント(11)

自閉症の特徴を絵本で紹介 西宮のNPO法人が製作知的障害や発達障害のある人たちを対象に、スポーツやキャンプ体験などを企画する兵庫県西宮市のNPO法人「TOPO(トポ)」が、自閉症の理解を呼び掛ける絵本と冊子を製作した。絵本は自閉症のモグラが楽しくマイペースに生きる様子が描かれ、冊子は障害者支援の歴史などを紹介している。 トポは2017年、知的障害者を対象にスイミング教室などを開いていた平井亜也さん(59)=西宮市=が中心となって設立された。 障害のある人は特別支援学校などを卒業した後は、自宅と作業所の往復となり、運動に触れる機会が減ることが多い。このため、豊かな余暇を提供しようと、キャンプ場での宿泊体験や調理実習を催し、買い物などの外出を支援している。 トポを利用する自閉症のある人が、警察に通報されるケースが度々あったといい、平井さんは「障害の特性を知っているだけで違う対応をしてもらえたのかもしれない」と話す。多くの人に自閉症の特徴を伝えようと、絵本と冊子の発行を思いついた。 「りくがめガミィともぐらのもっくん」と題された絵本は、絵が得意な平井さんが手がけた。 モグラの「もっくん」は急にその場で回ったり揺れたり、いつも近道せずに遠回りばかりする。陸亀の「ガミィ」はもっくんの行動に戸惑いながらも、友達になるというストーリー。絵本に「自閉症」の表記はなく、平井さんは「独特なかわいらしさや魅力を表現した。難しく考えずに、『あの子に似てるなぁ』と想像してもらえればありがたい」と話す。 一方、冊子は知的障害者への制度や支援の歴史のほか、トポの活動を紹介する。ゲーム機の音や人の食べ残しが気になることや、ジャンプ力が秀でていることなど、平井さんが接した自閉症がある人の行動と才能を、イラストを添えて解説している。 「一つ一つの行動やこだわりを見ていると、何を大切にして生きているのかを知ることができる」と平井さん。「行動が奇異に見えたり危険人物に見られたりもするけれど、彼らを理解する人がいれば誤解が解ける」と呼び掛ける。 絵本、冊子とも各500部。無料で配布している。[神戸新聞NEXT]警察に通報されても、せめて警察には理解を得る手段として使って頂きたいですね。☄
2019.05.26
コメント(6)
![]()
発達障害子育て 漫画に 大分出身・寺島さん 発達障害のきょうだいを育てる大分市出身の漫画家、寺島ヒロさん(50)が育児体験や家族の日常を描いた漫画「うちのでこぼこ兄妹(きょうだい) 発達障害子育て絵日記」(飛鳥新社)を出版した。寺島さんは「発達障害を少しでも身近に感じてもらえるきっかけになってほしい」と願っている。 寺島さんは、県立芸術文化短大卒業後、1995年に漫画家デビュー。現在は、大学1年の長男(18)と中学1年の長女(12)の2人を育てている。 2人は、8歳と11歳の時に、発達障害の一つで、コミュニケーションや対人関係の構築が難しい「自閉症スペクトラム障害(ASD)」と診断された。寺島さんは「何となくほかの子どもたちとの違いを感じていたので、『やっぱりそうだったのか』という安堵(あんど)感の方が大きかった」と、当時を振り返る。 3年前からは、自身のブログで、2人のこだわりや特性に向き合う日常をユーモラスに描き、発達障害の子どもを育てる親らから相談やコメントが寄せられるようになった。 子育て絵日記には、ブログで紹介した4コマ漫画などの44編を収録している。睡眠時間が一定せず、朝起きる際に体が動かない長女を起こすための工夫や、学校にかばんを忘れて帰宅した長男のエピソードなどを、ほほ笑ましいイラストで紹介。臨床心理士の監修で、発達障害の種類や特性、進学に関する選択肢などを体験に基づいて解説している。 今春、長男の大学進学を機に、夫(48)を含む家族4人で大分から大阪に移り住んだ。寺島さんは「漫画を通じて、子育てに悩んでいる人たちに『みんな同じように悩んでいる』ことを知ってもらい、元気になってもらえたらうれしい」と話す。 A5判、152ページ。1080円(税込み)。問い合わせは、飛鳥新社(03・3263・7770)へ。[読売新聞]寺島ヒロさんのブログ【新品】【本】うちのでこぼこ兄妹 発達障害子育て絵日記 寺島ヒロ/著 梅永雄二/コラム監修ほっこりさせられるような絵に心和みますね。☄
2019.05.25
コメント(7)

フジ「ノンストップ!」自閉症引き合いにした発言を謝罪…直後からネットで批判17日のフジテレビ系「ノンストップ!NONSTOP!」(月~金曜、前9・50)の放送中に、進行の三上真奈アナウンサーが「先程のコーナーで、自閉症に関して誤解を招きかねない表現がありました。失礼しました」と謝罪を行った。 この日は「定年夫婦のトリセツ解説」の特集が行われた。気が利かない夫対策を議論した際に、ゲスト出演した専門家の女性が、「夫には100のルールを与える」「妻は自分の家事行動をひとりごとのように言う」との手法をレクチャー。 夫に妻がやっている家事を教えるために「今から水まきます、今からラーメンつくります」と、ひとりごとのように言う手法を例示した際に「自閉症の子供に何か伝えるかのように、ひとつずつキャンペーンしていく」と発言していた。 直後からネット上でこの発言に対する批判が起こっていた。[livedoor news]デリケートな部分の報道には細心の注意が必要ですね。370万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2019.05.24
コメント(9)

障害者と保護犬、支え合い 共に暮らすグループホーム開所 癒やされ笑顔、生活の励みに 尼崎 /兵庫殺処分される前に引き取った保護犬と障害がある人たちが一緒に暮らすグループホーム「ホームわんこ」が4月、尼崎市内の住宅街に開所した。設立したのは看護師の近藤繭さん(32)=西宮市。勤めていた病院を退職し、学生時代に取り組んだ犬の保護活動を取り入れ、障害者の生活支援に乗り出した。近藤さんによると保護犬と暮らすグループホームは関西初といい、「犬と触れ合うことで癒やされ、生活の励みになる」と意気込む。 「大の犬好き」という近藤さんは立命館大法学部に在学中、動物愛護法を学び、国内で多くの犬や猫が殺処分… この記事は有料記事です。[毎日新聞]弱い立場の者同士、お互いに助け合い、癒しの場所になりそうですね。☄
2019.05.23
コメント(9)

障害者施設「反対は差別」全国初、紛争解決申し立て 横浜市のグループホーム 横浜市に開設予定の知的障害者や精神障害者のグループホームに近隣住民が反対するのは差別にあたるとして、運営会社と入居予定者の家族が24日、市に紛争解決のための相談対応とあっせんの申し立てを行った。2016年施行の障害者差別解消法を基に作られた市の条例による手続き。同様の反対運動は各地で起きているが、内閣府などによると申し立ては全国初とみられる。市の担当者は「対応は検討中」としている。国は精神障害者らが隔離された施設や病院ではなく、地域で暮らせるようにする方針を打ち出している。少人数のグループホームは重要な受け皿で、横浜市の対応が注目される。申立書やホームを運営する「モアナケア」(同市)によると、都筑区に開設予定のグループホームは最大約20人が入居でき、職員が常駐して生活を支援する。住民の要望で昨年12月以降、地元説明会を繰り返し開いた。今年3月下旬以降、付近に「子供たちの安全を守れ」と書かれたのぼりや看板が立てられ、5月中旬の内覧会でも住民らが拡声器で反対を訴えた。同社は当初3月開設を目指していたが、市の提案を受けて延期し、6月開設に向け準備。市の承認を待っている。1月に地元の自治会長名で同社に出された質問状には「登下校の子供が多いが、問題が起こる可能性があるとは思わなかったのか」「夜、入居者が奇声を発することはないか」などと記載。説明会では開設に理解を示す住民もいたが、同社が障害者施設の運営経験がない点や、事前の説明が不足している点に批判が上がった。申立書は「反対運動は、障害のある人の入居予定がない共同住宅では起こりえない。違法な差別行為だ」と指摘。市が開設を認めない場合も差別にあたるとしている。モアナケア執行役員の篠田富子さんは「障害は人ごとだと思っている人が多い。もっと理解が進んで、誰もが暮らしやすい地域になってほしい」と話した。[日本経済新聞]いつかは誰でも、必要とするのも施設。わが身として考えれば反対はできませんね。☄
2019.05.22
コメント(7)

発達障害など支援の法人「今ここ」発足発達障害や精神疾患などで生きづらさを抱えている人の社会参加を支援しようと、心理カウンセラーの坂部まり子さん(58)=福井市グリーンハイツ八=が一般社団法人「今ここ」(坂井市春江町江留下)を立ち上げた。一人一人の心をケアし、特性や能力に応じた就業を後押ししている。 坂部さんは看護師をしながらカウンセリングを学び、二十年ほど発達障害や犯罪被害者らの支援を続けてきた。二〇一六年に心理カウンセラーとして独立し、三百人以上の相談を受けてきた中で、専門知識や技能を持ちながらも社会とうまく関われない人が多いと実感。「特性を生かし、その人らしく生きていくお手伝いがしたい」と四月に支援組織を設立した。 「今ここ」ではまず、カウンセリングで心を癒やす。坂部さんと話をしたり自然と触れ合ったりして、得意なことや苦手なことに気付き自分自身をよく知ってもらった上で、連携している会員企業と業務請負契約を結んで働く。 設立から一カ月余りで、五人が就業した。「自分のペースでできる仕事をお任せした」と坂部さん。会社へ行くのが怖いという人には、坂部さんや「今ここ」の理事を務める社会福祉士が出社に付き添う。就業者の中には「自分で稼いだお金を手にできたことがうれしい。ほかの仕事にも挑戦したい」と前向きな気持ちになった人もいる。 連携企業は現在、八事業所あり、これから増やしていく計画。坂部さんは「障害や精神的な病を抱えていても社会に参画できることを本人や家族、社会が知らない場合が多い。皆さんの居場所や役割をつくっていきたい」と話している。 (問)坂部さん=090(6819)5398[中日新聞]生きづらさを抱えた人を支援する「今ここ」を立ち上げ、セミナーで活動内容を説明する坂部さん=福井市のアオッサで心の拠り所があると、親も安心ですね。☄
2019.05.21
コメント(7)

大阪で現役医師の母親が報告:「発達障害」連続セミナー開催 広汎性発達障害と診断されたわが子/療育・特別支援教育へ提言特定非営利活動法人 Education in Ourselves 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム(所在地:埼玉県さいたま市、代表:知覧俊郎)は、2019年6月22日(土)、現役の医師である母親が「広汎性発達障害」と診断されたわが子の16年間の成長報告と、療育・特別支援教育への提言を行う第16回 「発達障害」連続セミナーを大阪市・ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)7階ホールで開催いたします。 親子に長年関わった指導者(河野俊一さん)による解説、青少年教育に詳しい教育者(吉田景一さん)による問題提起も予定しています。<イベント詳細>https://www.education-in-ourselves.org/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B-news/<お申込み・お問い合わせ>https://www.education-in-ourselves.org/%E7%94%B3%E3%81%97%E8%BE%BC%E3%81%BF-%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/【主なテーマ】 4歳で「広汎性発達障害」と診断され、就学猶予、小学校(普通学級)、中学校(特別支援学級)を経て、今春、単位制の高校へ進学した息子さん。両親は診療と両立させながら、16年間、子育てに当たりました。 幼児期、育児書の教え通りに子育てしたところ息子さんの言葉の遅れや執着行動は改まるどころか、ますます激しくなり、ようやく両親は「これはたいへんだ」と気持ちを切り替えることになります。 接し方を改めて家庭でも言葉の力を伸ばし、ひらがなの読み書きを身につける学習に力を入れた結果、息子さん自身の力を伸ばすことができました。いまでは式の計算・方程式・英語、漢字の読み書き、聞き取り、読解などの学習を続けています。学力だけでなく、穏やかで、周りから親しまれる性格の高校生に育ちました……。 このような長期にわたる具体的な接し方・教え方のプロセスについて母親(医師)から報告してもらいながら、教育・学習(学校教育・家庭教育)の意義を参加者で集積・共有したいと考えています。【この連続セミナーについて】 「子どもの教育と医療」を主なテーマとする当NPO法人では、設立当初の2017年3月から首都圏(埼玉県さいたま市・川口市)で「発達障害」連続セミナー[実例から知る、「発達の遅れ」が気になる子どもの教え方](これまでのシリーズ名は[わが子の「発達の遅れ」、その改善に取り組む保護者たち]など)を開催しています。 目的は、「発達障害/発達の遅れ」をめぐる「長期的・具体的な実例の集積・共有」に置いています。つまり、家庭環境や家族構成、診断名や障害の程度などが異なる親子の成長記録を複数集め、その作業を通して効果的な接し方・教え方を比較検討したい、検証したい、見つけたい……、ということに他なりません。 参加者は、埼玉県を中心に、首都圏、東海、甲信越、関西、九州、北海道など、全国各地にお住いの保護者の方ですが、今回、関西地方の保護者・教育関係者からの強い要望を受け、初めて大阪市内での開催となりました。 各回のプログラム構成は、「発達障害/発達の遅れ」をもつ子どもの保護者による体験発表と、その親子に長年関わってきた指導者による解説という組み合わせです。 これまで体験発表された保護者は、看護師、医師、教師、保育士、弁護士、会社員、主婦の11名(うち父親は2名)にのぼります。「自閉症」「知的遅れを伴う自閉症」「広汎性発達障害」「高機能自閉症」「多動性障害」などと診断された子どもたちの、5年、10年、20年の成長記録です(添付資料を参照してください)。 保護者による報告の中には、「発達障害/発達の遅れ」をめぐって両親が誤解と偏見にぶつかりいかに苦労したかという事実がありました。しかしながら、家庭学習や学校との信頼関係づくりといった学習面に地道に取り組むことによって、生活全般の障害を少しずつ乗り越えたうえで学力も伸ばし、親と子の両方に自信と見通しが生まれるという事実が示されています。 セミナー当日にはそれらのプロセスが、一過性の情報としてではなく、「この時にはこうだった。また、別の時はこうだった」という具体的で連続した出来事の実例として報告されることになっています。 このような成長記録が自らの体験として医療者や教育者から報告される機会はきわめて少なく、また長期にわたる子どもの成長過程が具体的かつ多角的に取り上げられる機会も少ないため、子育て中の保護者はもちろん、教育関係者や医療関係者にとって大いに参考になるのではないかと私どもでは考えています。【過去参加者からの声(原文のまま)】・「今回のような、発達障害の子どもがどのような人生を歩んできたのか、親がどのような教育をしてきたのか聞ける機会は貴重で、大変勉強になりました」(5歳の子どもの保護者/第14回アンケートから)・「実際に幼い頃から毎日接してきて育ててきた人の話は初めて聞いたので、同じ親の立場として勉強になったのと自分が生きていくうえで前向きになれます。もっとこういう機会に参加させていただきたいと思いました」(小学1年生の子どもの保護者/第9回アンケートから)・「子どもがどのように変容して、親としてどう感じてきたか、その話が聞けて、心情が理解できました。たくさんの経験に基づいていて、具体性があり、とても分かりやすかったです」(小学校特別支援学級の教師/第10回アンケートから)・「どの学校も充分な特別支援教育を行えているかというと決してそうではないと思います。しかし、家庭と学校が反発のみでは、子どもは決してよくならないと考えます。……(中略)……。幼児期から就労にたどり着くまでの成長期についてのお話が聴けたこと、大変良かったです。多くの保護者にとって参考になったと思います」(中学校特別支援学級の教師/第14回アンケートから)【文部科学省、厚生労働省からも後援】 今回、文部科学省、厚生労働省などの後援も受けました。いま、「教育と医療の連携」が叫ばれていますが、その方向性に沿ったセミナーになるものと考えています。 なお、テーマは「発達障害/発達の遅れ」ですが、その解決の糸口をつかむのが幼児期からの効果的な教育・学習であるとの事実が報告されるため、ハンディのある子どもの親だけでなく、一般の子どもの親にとってもきわめて有意義だと思われます。【セミナー概要】テーマ :「発達障害への適切な対応を考える 母親(医師)からの報告と提言」プログラム:・母親(医師)による体験発表 ・河野俊一さん(エルベテーク代表/医療法人エルべ理事)による解説 ・吉田景一さん(甲子園短期大学幼児保育学科准教授/ 前大阪府立港高等学校校長)による問題提起日時 :6月22日(土) 18:30~20:30(受付開始18:00~、開場18:15~)会場 :大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)7階ホール定員 :500名(対象:保護者、教育関係者、医療関係者、市民など)参加費 :1,000円(大人)/500円(学生)/無料(子ども)主催 :特定非営利活動法人 Education in Ourselves 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム共催 :株式会社増進堂・受験研究社(大阪市西区新町2-19-15)後援 :文部科学省、厚生労働省、大阪府、大阪市、大阪市教育委員会、 埼玉県教育委員会<イベント詳細>https://www.education-in-ourselves.org/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B-news/<お申込み・お問い合わせ>https://www.education-in-ourselves.org/%E7%94%B3%E3%81%97%E8%BE%BC%E3%81%BF-%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/【「特定非営利活動法人 Education in Ourselves 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム」について】2017年1月、医療ライター、医師、教師、編集者、アーチストなどが参加し、設立しました。主なテーマは、「子どもの教育と医療」。特に「発達障害/発達の遅れ」について、医療の分野と同じように教育においても、長期にわたる具体的な実例という貴重な情報をベースに議論・交流することが、保護者、そして教育・療育関係者、医療・福祉関係者にとって有益ではないかと考え、「発達障害」連続セミナーを開催しています。その他、「子どもによる発表会+自然観察会」「親と子のワークショップ」などの活動を行っています。今後、「子どもの教育と福祉」などのテーマも視野に入れていく計画です。[@PRESS]大阪の皆さんの熱意が伝わり、今回の開催が実現されるのでしょうね。☄
2019.05.20
コメント(6)
![]()
『天才と発達障害』――モーツァルトもアインシュタインも…「空気が読めない人」を生かす方法とは?「天才」といわれて、どんな人物を思い出すだろう。アインシュタイン、モーツァルト、南方熊楠…古今東西、歴史上にはさまざまな偉業を成し遂げた天才たちがいる。凡人には到底およばない彼らを単純に尊敬する一方で、どこかで「天才=変人」という印象を持ってはいないだろうか(実際、上記の3人は映画や本を通じて、その変人ぶりが描かれたりしている)。 昭和大学医学部精神科教授・岩波明氏の最新刊『天才と発達障害』(文藝春秋)によれば、天才たちにある精神特性があったのは事実のようだ。この本では豊富な事例をもとに、彼らの過剰な集中力や大いなる創造性といった側面が発達障害などの精神的特性と関連していることが珍しくないことを示してくれる。 中でも世の中にない物を生み出す力となる「創造性」は、天才を天才たらしめている大きな特徴といえるだろう。最近の研究では、マインド・ワンダリング(たとえば授業中に上の空で別のことを考えてしまうなど、現在進行していることとは無関係な思考が生起する現象)を「適度」にする傾向がある人ほど、創造性が高いというデータがあるという。 このマインド・ワンダリングは、精神疾患の中でとりわけADHD(注意欠如・多動性障害)と関連が深い。たとえばアメリカの研究所で「24時間仕事男」と揶揄されるほど研究に没頭する一方で、極端な浪費癖と生活力のなさが目立ったという野口英世や、ひとつのことに打ち込むと他のことを忘れてしまう過剰集中の傾向と、自分でも抑えられないほどの癇癪持ちという衝動性を持つ南方熊楠といった天才たちの特性は多分にADHD的。ほかにもモーツァルトやマーク・トゥエインなどが紹介されているが、彼らのADHD的特性が創造性のファクターになったと考えられるのだ。 また、もうひとつの発達障害であるASD(自閉症スペクトラム障害)に該当する天才たちも多くいる。時に平均以上の知的能力を持っているが、とにかく特定の事柄にこだわりが強いという彼らだが、たとえばほとんど家から出ずに毎日、日課通りの生活を送っていたというダーウィンや、長らく隠遁生活を続け「自分自身の中に引きこもりたい」との発言まで残しているアインシュタインなど、対人コミュニケーションに難ありの人物が多い。他人の表情や言葉のニュアンスを汲み取れず、いわゆる「空気が読めない」ために孤立することも多いが、その異常なまでのこだわりの強さと集中が創造性につながっているとも考えられる。 ひとくちに発達障害といってもレベルはさまざまであり、天才だけにより極端な特性が出ていたという面もあるだろう。こと彼らに関してはお世辞にも「つきあいやすい」タイプではないが、そんな彼らがイノベーションを巻き起こし時代や世界を変える原動力となったわけだ。さまざまな行き詰まりをみせている現代社会は、むしろ彼らのようなタイプの登場が切望されもするだろう。 ではこの先、こうした天才をどうやって育てたらいいのだろう。本書は「〈天才を使いこなせていない〉日本社会の現状を変えなければいけない」と警告する。単一民族国家ではないが日本は極めて高い同質性を持ち、中でも教育現場ではより同調圧力が働きやすい。そこでは、いつも上の空だったり、空気が読めなかったり、集団に馴染めなかったりする発達障害の子ははじき出されてしまいやすく、もしも彼らの中に天才の芽を持つ子がいたとしても、それを育てることはおろか、見つけてあげることすらできていないおそれがある。 近年、ダイバーシティの重要性がことさら強調されるが、性別や人種だけでなく、こうした発達障害をプラスに評価し個性として受け入れることも大事だ。ある意味、天才を事例に発達障害の「超プラス面」を分析しているともいえる本書。こうした本をガイドに個人が意識変化することも、イノベーションの大事な一歩になるだろう。[ダ・ヴィンチニュース]天才と発達障害発達障害の捉え方一つで、随分と関わり方も変化してくることでしょうね。☄
2019.05.19
コメント(9)

障害者手作り 弁当とランチ Creer(徳島市昭和町3)【連載お店ファイル】 障害者の就労の場として、NPO法人「Creer(クレエール)」が、徳島市昭和町3の県労働福祉会館1階で営業している。働いているのは精神・知的・身体障害者25人と職員8人。調理、弁当詰め、配達、事務などを分担する。白を基調にした明るい店内。奥では障害者らが行う調理や盛り付け作業を見ることができる 販売するのはランチと日替わり弁当で、全て手作り。食材は地産地消にこだわり、料理は健康を考えた野菜中心で薄めの味付けだ。 ランチには、鳥の唐揚げ定食やカツカレーなど1日数種類を提供する。価格は500~600円ほどで手軽に食事を楽しめる。 弁当は1日200食限定。日替わり弁当は、容器を仕切った各マスに、それぞれ違った料理を盛り付けた9マス(550円)と5マス(400円)の2種類。おかずだけを詰めたパック(400円)のほか、「豚カツ弁当」や「塩からあげ弁当」(各550円)などもある。 5月7日からは子ども食堂を本格的にスタートさせた。趣旨に賛同した、やます鈴栄青果、山銀青果、ハローズ万代町店(いずれも徳島市)が野菜と果物などを提供してくれることになり、高校生以下は無料で食事ができる。クレエールの原田昭仁理事長は「協力に大変感謝している。子どもたちの憩いの場になれば」と話している。■Creer 住所=徳島市昭和町3 営業時間=11時半~14時(子ども食堂は13時~18時、第4土曜10時~15時) 定 休 日=土・日曜、祝日 問い合わせ=〈電088(654)5205〉[徳島新聞]日替わりで出されるランチの唐揚げ(手前(左))とカツカレー(手前(右))子ども食堂で提供される食事(奥)地元に根付いた食堂、老若男女の様々なニーズを担っていますね。☄
2019.05.18
コメント(7)

障害抱える茅ケ崎の夫婦、子育て奮闘 「家族つくる権利」保障を 行政支援策なお不十分 「子供の笑顔と日々の成長が一番うれしい」。軽度の知的障害がある茅ケ崎市の小林守さん(32)と聡恵さん(23)夫妻。NPO法人「UCHI」のグループホームで、長男の陽飛ちゃん(1)の子育て真っ最中だ。障害者の不妊手術を定めた旧優生保護法は平成の時代に入って差別的条項を削除し、今年4月に被害者救済法が施行されたが、現在も障害のある親に特化した子育て施策はほとんどなく、専門家は「障害者が子を産み育てる環境の整備が不可欠だ」と訴える。 小林さん一家の居室はマンションの一室。共働きで保育園の送り迎えは聡恵さん、陽飛ちゃんの入浴は守さんが担当している。夕食は別の建物で入居者とともにするのが日常という。 ■限界もある 夫妻は児童養護施設などを出てからグループホームで出会い、結婚を決意した。職員は、先を見通すことが苦手な2人に出産費や生活費など年間の収支計画を作らせて意思を確認。保健師による育児指導や職場環境の調整にも取り組んできた。 「行政手続きや保育園の書類に分からない点があれば職員に相談できるから心強い」と聡恵さん。ただ限界はある。UCHIのような障害福祉サービスの事業所では、障害のない子供は支援の対象外。直接、子供の世話をすることは認められず、例えば急病時も親が病院に連れて行かなければならないという。行政にも障害者に特化した子育てサービスはほぼなく、UCHIの牧野賢一理事長は「全く支援を受けていない障害者が子供を育てられずに手放してしまったり、虐待してしまったりするケースもある」と指摘する。 ■区別はなし 65歳未満の知的障害者を対象とした厚生労働省の平成28年調査によると、「夫婦で暮らしている」と答えたのは4・3%で、「子と暮らしている」は3・1%。結婚して子を持つことがいかに困難かがうかがえる。 厚労省は「行政の子育てサービスは子供の観点から設計され、親が健常者か障害者かで区別はない。保健師などが親の相談を個別に受ける態勢は取っている」とする。 重度障害者向けの「重度訪問介護」と、食事介助や家事援助をする「居宅介護」は、利用者が子供の世話を十分にできない場合にヘルパーが授乳などの育児支援をすることを認めている。ただ健常者の家族がいるケースは原則対象外。育児支援を受けられる時間も限られているほか、ヘルパーに育児の専門知識はなく、「あくまで補完的なサービスにとどまる」(厚労省)のが実情だ。 ■「共生を」 「行政は障害者が親になることを想像していなかった」と話すのはNPO関係者の女性(37)だ。19歳の時、交通事故で脊髄を損傷。現在5歳の娘を育てている。障害者向けの子育て情報や相談場所の必要性を訴えるが、「障害者に結婚や出産は期待されておらず、本人もイメージを持てないのが現実です」。 これまで6組の障害者夫婦の子育てを支えてきたUCHIの牧野理事長は15年ほど前、行政の担当者に「障害者に子供は産ませないよね」と言われた経験を明かす。 旧優生保護法は改正され、今は「共生」が叫ばれる時代。だが牧野理事長は、行政の支援体制は依然不十分と指摘。「障害のある親が合理的配慮を受けながら地域で子育てができるよう、一般のサービスとつなぐ調整役や障害に特化した相談員の配置が必要だ」と訴え、こう続けた。「家族をつくるという、人間としての当たり前のニーズに社会は向き合わなくてはならない」 令和の時代は、誰もが「家族をつくる権利」を保障されるようになるかが問われている。 【用語解説】旧優生保護法 「不良な子孫の出生防止」を目的とし、知的障害や精神疾患、遺伝性疾患などを理由に不妊手術を認めた。平成8年に障害者差別に当たる条文を削除し、母体保護法に改正。不妊手術を受けたのは約2万5千人、うち約1万6500人は強制とされる。今年4月に被害者への「反省とおわび」と一時金320万円の一律支給を盛り込んだ救済法が成立、即日施行された。一方で、おわびの主体は「国」とせず、違憲性への言及もないことに批判がある。[産経新聞]家族であっても全く家族としてみなしていない、事務的な対処に違和感を感じますね。☄
2019.05.17
コメント(7)

Fit母子手帳 障害児の子育て支援ハンドブック平成28年度に県が初めて発行し、毎年度改訂している「障害児の子育て支援ハンドブック」。県はもともと障害のある人々への支援をまとめた「障害者ハンドブック」を発行していましたが、その中から障害児の子育て支援に関する情報を抜粋し、新たな情報を加える形で、障害児の子育てに特化したハンドブックを作成しました。 ハンドブックはB5判オールカラーで68ページ。イラストを随所に用いるなどして、カラフルで読みやすい誌面を目指しています。平成28年からの3年間で、累計約7千部を発行。県内各事業所に1冊ずつ配布する他、各市町の障害福祉関連部署でも配布しています。 主な内容は、「施設などサービス」「在宅福祉サービス」「障害者手帳」「医療費に関する支援」「経済的支援」「特別支援教育」など。それぞれの支援を受けるための条件や手続き、各市町の相談窓口などを掲載しています。平成30年度版では、ヘルプマーク・ヘルプカードなどの取り組みも新たに紹介。障害児とその保護者にとって、大きな助けとなる一冊です。 問い合わせ 佐賀県 健康福祉部 障害福祉課電 話 0952-25-7064 ハンドブックは県のHPでも公開中https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00354304/[佐賀新聞]できたら、警察や交番、各病院にも配布して頂きたいですね。369万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2019.05.16
コメント(10)

大人気イベント『大昆虫展in東京スカイツリータウン ~みんなで応援!昆虫メダリスト~』7月開催決定!今年で7年連続となる夏休みの大人気のイベント『大昆虫展in東京スカイツリータウン ~みんなで応援!昆虫メダリスト~』を7月20日(土)~9月1日(日)までの44日間で開催することが発表された。本展は、“夏休みに子供たちが実際、見て触れて知る”ことで、様々な昆虫に興味を持ってもらうために開催されるもの。今年の大昆虫展のテーマは“スポーツ”。人間と比べて飛びぬけた能力を持つ昆虫がたくさんいるが、跳ねる力が一番強い昆虫は? カブトムシって人間の○○倍も力持ち!?など、さまざまな昆虫の能力を標本やパネルで分かりやすく紹介される。さらに『大昆虫展』では初の「幸運を呼ぶ虫」で有名なテントウムシの生体も展示される。そして今年も金・土曜日のみナイト開催が決定。金曜日限定で「昆虫食」教室も開催される。自由研究にも役立つコンテンツが盛りだくさん。パワーアップした“大昆虫展”で思い出に残る夏を過ごしてはいかがだろうか。チケットは5月14日(火)10:00から発売開始。イベント情報『大昆虫展in東京スカイツリータウン ~みんなで応援!昆虫メダリスト~』期間:2019年7月20日(土)から9月1日(日)までの44日間 会期中無休 会場:東京ソラマチ イーストヤード5階 「スペース634」 (東京都墨田区押上1-1-2) 時間:昼の部 10:00~18:00夜の部 18:30~21:00 会期中 金・土曜日限定 ※最終入場はいずれも終了時間の15分前 料金:①昼の部 大人券1,000円(高校生以上) 子供券700円(4歳以上) 親子券(大人+子ども各1名)1,500円 ※3歳以下は無料②夜の部 大人券1,000円(高校生以上)子供券700円(4歳以上) 親子券(大人+子ども各1名)1,500円 ※3歳以下は無料※障害者割引について ・窓口で手帳をご提示にて障害者割引を適用、入場料を半額とさせていただきます(障害者の程度、内容の規定はありません)・介護者の方は、手帳1冊につき1名様が半額料金となります主催:大昆虫展実行委員会 後援:環境省(予定)/墨田区/墨田区教育委員会 特別協力:TOKYO MX/東武鉄道/東京スカイツリータウン監修協力:五箇公一(国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室室長) 、丸山宗利(九州大学総合研究博物館) 協力:平井文彦(日本自然科学写真家協会会員、ネイチャービデオグラファー)、法師人響(昆虫写真家)、内山昭一(NPO法人昆虫食普及ネットワーク理事長)、すみだ北斎美術館 展示協力:アグリ総研、大澤直哉(京都大学准教授)、ふじのくに地球環境史ミュージアム[SPICE] あっという間に夏休みになりそうですね。☄
2019.05.15
コメント(8)

3級は“配慮があれば仕事ができる”障害年金の等級を解説突然の病気やケガで介助が必要になって、働けなくなったら仕事も家事も滞り、家族の一大事。そんな危機を救うのが、障害年金。基本的なことから押さえておこう。 「自分や夫が大きなケガや、がんなどの病気にかかったとき、『収入が減ってしまう』と不安を抱く人は多いことでしょう。家のローンが残っていたり、子どもの学費が100万円単位でかかったり……。そんな出費が重なる50代でも、年間で100万円以上の『年金』を受け取ることが可能なんです」 こう話すのは、社会保険労務士の石田周平さん。年金っていまは、確か65歳以上にならないと支給されないんじゃ? 「ええ、年齢が高齢になって受け取る年金は『老齢年金』(『厚生年金』と『国民年金』がある)というんですが、病気やケガによって生活や仕事が制限される場合には、『障害年金』というものがあって、20歳以上で条件に該当すれば受けられるんです」(石田さん・以下同) 障害年金とは仕事ができないなどの状態、つまり「介助が必要」になったなどの場合にもらえる年金。 「受け取る権利があるのに、障害年金という制度の名前が広まっていかないのは、仕組みが複雑で手続きが煩雑なうえに、年金事務所の窓口で受け入れられて初めて認められるという、『申請主義』の側面が根強いからです」 制度が複雑でも、多額の年金が受け取れるのが障害年金。いざというときのためにも仕組みを知っておいて損はない。 「病気やケガをして初めて診療を受けた日を『初診日』と呼びますが、その日に国民年金に加入しているのか、厚生年金に加入しているのかで、手続きする障害年金の種類が変わります。自営業や専業主婦は『障害基礎年金』、会社員などの方は『障害厚生年金』(1、2級は障害基礎年金も)を請求することになるんです」 1~3級という障害の程度について、説明してもらおう。 「年金で定められた障害の等級は1~3級ですが、これは、障害者手帳の障害等級とはまったく別モノです。障害年金には独自の等級があり、障害者手帳の等級とは連動していないので注意が必要です。障害年金の等級の考え方として覚えてほしいのは、『がん』などの病名やステージなどで決まるのではなく、その病気やケガが原因となって生じている『障害の状態』で判断されるのです」 詳しくは次の各項目を見てほしい。 ■障害年金の等級と判断の目安 【1級】身のまわりのことはかろうじてできるが、他人からの介助が必要でベッド周辺や寝室での生活しかできない障害の状態:両目の視力の和が0.04以下。両耳の聴力レベルが100デシベル以上しか聞こえない。著しい機能の障害や、すべての指を欠くなど、上・下肢の著しい障害。座っていたり、立ち上がることができない。長期の安静が必要で、または精神の障害で、日常生活ができない、など。 【2級】長期安静が必要で歩くことができないので仕事をすることは難しい障害の状態:両目の視力の和が0.05以上0.08以下。聴力レベルが90デシベル以上しか聞こえない。咀嚼機能を欠く。音声、言語機能に著しい障害。両上肢の親指および人さし指または中指がないか、著しい障害がある。また、片方の腕、片方の足の機能に著しい障害がある。歩くことができない程度の障害がある。身体障害や精神障害、長期安静の必要などで日常生活が著しく制限される、など。 【3級】障害が残っているが、職場の理解や援助などの配慮があれば仕事ができる障害の状態:両目の視力の和が0.1以下になった。40センチ以上離れた声を聞き取れなくなった。咀嚼や言語機能、脊柱機能に著しい障害が残った。腕、足の大きな関節が使えなくなった。上・前腕、大・下腿に骨折の後遺症を残し著しい障害が残ったなど。労働が著しく制限される身体、精神・神経障害が残った場合。 【障害手当金】治療効果が期待できない状態で、労働が制限される障害の状態:両目の視力の和が0.6以下になった、など1~3級より軽度で病状が固定している状態。 ※1、2級は国民年金法施行令別表より、3級は厚生年金保険法施行令別表第1より、障害手当金は同表第2より、それぞれ要約し抜粋。 しかし「障害の等級」の各項目だけでは、私たちが罹患する可能性があるがんや腎臓病、うつなどの病気やケガが、それぞれどこに該当するのか、実際わかりにくいが……。 「たとえば『骨折』により『車いすを要する』といっても、足の機能の障害は程度によって細かく区分されていて、1~3級のどこに該当するかは、個別に詳しく審査しないと判定できません。これは、がんやうつにしても同じで、あくまで傷病名ではなく、その状態によるんです。しかし、たとえば腎疾患患者にする『人工透析』は、原則として『2級』に該当するように、病名別の細則で決められているものもあります」 [女性自身]誰でも不意に障害者になり得る訳で、こういう知識があると、いざという時に慌てませんね。☄
2019.05.14
コメント(9)

障害者雇用の改正案、衆院通過中央省庁の障害者雇用水増し問題を受け、厚生労働省の行政機関への監督機能強化を柱とする障害者雇用促進法改正案は16日の衆院本会議で、全会一致により可決され、衆院を通過した。今国会で成立する見通し。 障害者の計上方法が不適切な場合、厚労省が国の機関や地方自治体に対し、適正実施を勧告できる権限を創設。障害者手帳の写しといった確認書類の保存を行政と民間企業の双方に義務付ける。 雇用の質の確保や離職防止のため国の機関や自治体に対し、働きやすい職場づくりに向けた「障害者活躍推進計画」を策定させたり、障害者を解雇する際のハローワークへの届け出を義務付けたりする。[REUTERS]二度と水増し問題が発覚しないこと、祈るばかりですね。☄
2019.05.13
コメント(10)

発達障害を抱えた子の可能性を伸ばす指導(1)選択肢の多様化が重要障害者は英語で“People with special needs”と呼ばれる。スペシャルニーズを持つ子供たちの未来には、これまでになかったものを含めた選択肢が広がっていくべきだと私は考えている。過去や前例にとらわれた思考ばかりでは先細りになるばかりである。支援の向こうには、「選択肢の多様化」がある。時代の進歩と発展に伴い、職業が次々となくなっていくといわれる中、職業や職域、新しいスキルを創造することがますます重要になっている。一方、発達障害のある児童生徒は増加の一途をたどっている。高校年代の就学の選択肢は果たして広がっているのか、今後どうなっていくべきなのか、述べていきたい。平成の世になって、わが国の特別支援教育は大きく前進したといわれる。小中学校でのアセスメントの実施、特別支援教育コーディネーターの配置、校内委員会の開催、個別支援計画の実施・巡回指導などが普及した。中でも、通級指導教育(個々の障害の状態に応じた特別の指導)は増加傾向にある。障害者に対する就業支援制度など、国内でも障害者の周辺環境の整備や見直しが進んできている。小中学校の通常学級の6.5%が発達障害の児童生徒とされる中、いまや97%の進学率を誇る高校でも特別な配慮が必要な生徒は多いといえる。しかし、義務教育以降の「学びたい」「福祉の対象になりたくない」という意思を持つ発達障害者への支援は、いまだ立ち遅れている現状にある。発達障害児には中学校卒業後、いくつかの選択肢が存在する。公私立の高校の種類には全日制、定時制、通信制、特別支援学校の高等部などがある。そのうち特別支援学校は障害者手帳を取得した生徒を対象としており、発達障害者だけを受け入れる高等部はない。従って発達障害のある生徒は、知的障害、肢体不自由、病弱な児童と一緒に通うことになる。特別支援学校は基本的に基礎教科の勉強よりも障害者の就業支援に重点を置いていて、福祉ニーズを満たす職業訓練所としての意義が強い。しかし、発達障害のある生徒の中には、中学時代に不登校経験を持つ生徒が少なくなく、「義務教育段階の未学習部分を学び直したい」「高校の教育課程に準拠した学習をしたい」という強い希望を持つ生徒がたくさんいる。学びたい生徒の受け皿がない、この課題については次回述べたい。【プロフィール】日野公三(ひの・こうぞう) 明蓬館高校校長兼SNEC総合センター長。2009年、明蓬館高校を創立、12年に校長に就任。13年、SNEC(スペシャルニーズ・エデュケーションセンター)を設立。高校段階では例のない特別支援教育と才能開発センターとして注目を集め、全国主要都市にSNECを開設。[教育新聞]特別支援教育に通常学級支援には、令和に託された課題が多々ありますね。☄
2019.05.12
コメント(9)

2台目のクルマに減税はなし! 福祉車両の税制度や助成制度に必要な条件消費税は何台でも非課税になる 福祉車両の税制や補助について大切なことは、「非課税」、「減税や免税」、「補助や助成」を分けて考えること。そして、クルマ本体と、手帳に関わることを分けて考えることです。 まずは、福祉車両として認められたクルマについて。福祉車両の要件を満たした場合は、車両本体価格の消費税が「非課税」となります。すなわち、非課税の福祉車両の購入台数には制限がありませんので、2台でも3台でも10台でも消費税は非課税。しかも、納車時に装備されるナビやオーディオについても非課税となります。 次に税金面。福祉車両の利用者は自動車取得税と自動車税が「減税や免税」になることがあります。減免額は身体障害者手帳や愛の手帳(療育手帳)などの等級によって決まります。基本的には手帳を取得している方が購入した場合に適用になりますが、生計を共にしている場合は認められるケースもあります。 これらは税務事務所が担当。直接税務事務所に出向いても対応してもらえますが、購入時の「補助や助成」などについては税務事務所ではなく、市役所の福祉担当となります。市役所の福祉担当では税金のことなども教えてもらえるので、一度福祉担当に出向くことを基本としましょう。「減税や免税」、「補助や助成」については手帳を持つ方1名につき1台しか対象とならないことが一般的。家族に障がい者が2名いれば、2台分が対象となりますが、そうでない場合は2台目は「減税や免税」、「補助や助成」は受けられないと思っていたほうがいいでしょう。[carview]福祉の「非課税」、「減税や免税」、「補助や助成」、福祉車両を例にとっての、こういう説明だと分かりやすいですね。☄
2019.05.11
コメント(5)

繰り返す窃盗…知的障害者、利用され 福祉の支援で更生へそれはあまりにもお粗末な窃盗事件だった。北九州市の大型商業施設。多くの人目がある夕方、男性(33)はバーベキューセットをカートに乗せたまま外に出たところを警備員に見つかり、現行犯逮捕された。 2015年5月、国選弁護人として市内の警察署で接見した小鉢(こばち)由美弁護士(福岡県弁護士会)は、目をそらしながら、どこか人ごとのようにゆっくりと話す男性の様子に違和感を覚えた。事件の経緯を尋ねると「地元の友達2人から『バーベキューをしたいから盗んでこい』と言われた」と答えた。 男性はこれまでも他人から言われて盗みを働いては、何度も捕まってきたと説明した。中学生の指示に従ったこともあったという。「知的障害があり、逆らえずに利用されたのではないか」。そう疑った小鉢弁護士が頼ったのが、障害者の相談支援を担う北九州市障害者基幹相談支援センターだった。福岡県弁護士会は前年の4月から北九州市と協力して、知的障害が疑われる容疑者の再犯防止支援の取り組みを始めていた。 小鉢弁護士は、センターを通じて協力を依頼した社会福祉士を連れて再度接見し、刑事責任能力があるか専門家に判断してもらう簡易鑑定を検察に要請した。その結果、男性に軽度の知的障害があることが判明。接見を重ねる中で、高校卒業後に介護ヘルパーとして働いた男性が「二つの作業を同時にできない」という理由から4カ月でクビになっていたことも分かった。 2人暮らしをしていた父が亡くなってからは、盗みを止めてくれる人もいなくなった。自分に知的障害があるとは知らず、福祉に頼る発想もなかった。 小鉢弁護士は社会福祉士の協力で更生支援計画を作成し、裁判の証拠として提出した。判決は「福祉とつながることで社会復帰が期待できる」として執行猶予が付いた。 更生支援計画に基づき、福岡県内の自立訓練施設で1年余り過ごした男性は現在、グループホームで生活しながら清掃関連の仕事に従事する。「自分の弱さにつけ込まれてずっと利用されてきたが、施設では相談できる職員もいてトラブルに巻き込まれることがなくなった」。小鉢弁護士同席で取材に応じた男性は「警察に捕まったことで友達から離れることができた」と振り返る。 刑務所出所後の更生を支援する「出口支援」に対し、男性のケースのように、捜査段階から再犯防止の枠組みにつなげる取り組みは「入り口支援」と呼ばれ、関係者は今後ますます重要になると指摘する。ただ、男性のように軽度の知的障害者や認知症の高齢者については、弁護士らが障害や認知症に気付かない限り、福祉のレールに乗せるのは難しい。 出所者の社会復帰支援にも携わる立命館大の掛川直之専門研究員(司法福祉学)は「本来は支援が必要なのに漏れるケースは少なくない。関係機関が連携し、捜査段階から出所までの各段階でそうした人を見落とさない態勢作りが不可欠だ」と指摘する。 ささいなきっかけで再犯を繰り返す障害者や高齢者が後を絶たない。再犯の連鎖を断つ道はあるのか。現状と課題を探った。(続きは8日以降に掲載します)[毎日新聞]警察に助けられる時代になってきましたね。もっともっとこういう福祉支援が定着してくるといいですね。☄
2019.05.10
コメント(8)

障害者は見た目に障害がないとダメなの? ~ある発達障害者の体験から~「バスで料金払うときに手帳見せて障害者の料金で払ったんだけど、後ろの老人の一言でかなり落ち込みました。 自分は発達障害だから見た目は何もないんです。『最近の若者は見た目丈夫なのに嘘ついて手帳貰ってるのか。』その先は頭真っ白になって聞こ取れなかったけど悲しいですね」 こうツイッターにつぶやいたのは、ADHDと自閉症スペクトラムを抱えている、こーたろさん。こーたろさんは、成人してから発達障害の診断を受けた、大人の発達障害当事者のひとり。子どものころから、会話の際に場の空気を読めずに突然違う話をし出したり、相手の気持ちをなかなか上手くくむことが難しかったりなど、自閉症スペクトラム特有の特性があったために、周囲から浮いてしまったり、いじめを受けてしまったりということもしばしばあったそうです。■ 大人になって知った、自分が「発達障害」だということ こーたろさんが子どもだった当時は、今ほど発達障害の概念が確立されておらず、情報も少なかった時代。自閉症の概念といえば、著しく勉強ができずに自分の世界に閉じこもってしまいコミュニケーションが非常に難しい、という様なイメージだった時代。こーたろさんは、子ども時代からあった自閉症スペクトラムについて、親からも理解されず、暴言や暴行を受けて育った背景があります。 そんなこーたろさんが発達障害の診断を受けたのは、22歳の時。はじめて入社した会社で上手く行かず2社目に転職しましたが、仕事が覚えられない、ミスが続くなどの失敗が相次いだせいもあってか、上司からの執拗なパワハラを受けうつ状態に。自殺未遂やうつ状態から、2018年5月に精神科を受診。その場で休職の診断書が出され、後日、検査した結果、ADHDと自閉症スペクトラムとの診断がおりたということです。現在も休職していますが、パワハラで受けた傷はそう簡単には癒えないようです。■ 障害者手帳は簡単に交付されるものではない 自閉症スペクトラムなどのいわゆる発達障害は、医師の診断書を保健所に持って手続きをとれば、精神疾患のひとつとして“精神障害者保健福祉手帳”が交付されます。一見すると簡単な手続きに見えるかもしれませんが、そもそも診断書が出るまでには、何回もの診察などが必要なため、障害者手帳の不正取得を前提にして医師を欺くのは困難。さらに診断書を出す以上は医師にも責任がともないます。医師側も患者によりそいつつ、その点は冷静な診断を行います。つまり、医師の診断書が必要という時点で、単に噓をついて交付を受けるということは困難なのです。 障害者手帳を持つということは、自分が健常ではないということを示すこと。健常者と違って、脳の機能が違っているが故の特性であり、それは日常生活や社会生活を脅かす特性でもあり得ます。生活するにあたって障害と感じることが多くあるが故の、障害者手帳なのです。 こーたろさんが社会的に困難を感じたことのひとつに、指示されたことが一度で覚えられずに何度も聞き返すなどした結果、相手を怒らせてしまったり、ミスが多発したりすること、一つの事に集中している時に他の要件が入ってくるとパニックになって複数のタスクを完了させることが出来なくなる、などがあります。結果、提出物をため込んで期限内に提出できないといった、仕事上での問題を多く抱えるまでに至ってしまいました。 こうした、仕事ができない、対人関係でつまずく、などをきっかけとして抑うつ状態から発達障害に診断がつながることが最近増えてきています。これは、発達障害の特性故にまわりとの協働やコミュニケーションに困難と感じることが、二次障害的に適応障害や抑うつという状態(気分障害)を引き起こすことが多くあるためです。複数の学術文献からも、ADHDや自閉症スペクトラムと気分障害は併存すると指摘しています。 世の中には様々なハンディキャップを抱えながら生活している人が多くいます。四肢、内臓、視聴覚、脳神経など……多くの人が、目に見えたり見えなかったりする何かを抱えて生きています。しかし、目に見えないというだけで理解されなかったり、差別的・侮蔑的な扱いを受ける人も多い現状。先述のこーたろさんのツイートには、「心の病とか見た目で判断出来ない病とかいっぱいあります。高齢の方ほど理解不足ですね」「内面の障害者は、わかりづらいですよね。私も障害者なのでよくわかります」「わからない人はわかりませんね。ASDとADHDのグレーゾーンの私も二次障害二つ、三つありますが、優先座席、ヘルプマーク、手帳、何でも使って自分の人生を歩みます」など、理解を示す声があふれています。 また、「むしろ見た目で分からないけど辛いから手帳見せるんですけどね……」「自分も見た目では分からないけど精神2級の手帳を所持しており、バスでは見せています」「内臓疾患など見た目にはわからない人のために見せましょうよ。見た目でわかる私はタクシー乗る時につい手帳見せるの遠慮しちゃってたのですが、発達障害で手帳持ちの娘にそう言われてはっとしました」といった、認知を広めるためにも積極的に手帳を使っていくという人々の声も。こーたろさんは、自身の特性に対し、スケジュール帳、家のカレンダー、携帯のカレンダー機能を活用し、遅刻対策として、タイマーを出発時間の5時間前から一時間刻みでセットして、最後は出発時間15分前に鳴らすようにしているそうです。また「心がけてる事は、自分が間違ったことをした場合は素直に謝るようにしてます」と、自身の特性故に周囲とぶつかりやすいことを意識して行動している様子。■ 障害者手帳は生きるための助け 福祉は高齢者や障害が見た目でわかる人だけのものではありません。筆者の娘も、発達障害で手帳持ち。筆者が住む自治体では、市が運営している交通機関を福祉乗車券を利用すると無料で乗ることができるため、手帳を申請したときに福祉乗車券も発行してもらいました。おかげで、いじめや不登校など、“見えない心の傷”を負っていても、自発的に外出することができるようになりました。また、手帳を持っているおかげで、公共施設の利用料の減免などが受けられるので、積極的に見聞を広めに足を運べるようにもなりました。にぎやかなところに自主的に出ることで、発達障害者にありがちな聴覚過敏も少しずつ自分の限度を分かるようになってきました。 こうした、各種障害者手帳は、当事者の日常生活の助けになるほか、その人がその人らしく生きるための助けにもなります。障害者手帳というものは、見える・見えないにかかわらず、何かしらのハンディキャップを背負っているから持つ事ができる、特別なものです。目が悪い人のための眼鏡や、耳が遠い人の補聴器などと同じ、その人自身をささえるためのもの。眼鏡や補聴器、杖などと同じ感覚で使えるくらい、理解が広まって欲しいと、筆者は強く思います。<参考>気分障害と発達障害, および米国における成人発達障害の取り組み (合同シンポジウム: 成人期の発達障害と心身医療, 2009 年, 第 1 回日本心身医学 5 学会合同集会 (東京))(PDF)障害者施策 – 内閣府 他<記事化協力>こーたろさん(@xXiKmo6unbH0rr8)[おたくま経済新聞]とても繊細な部分で傷ついてしまうのでしょうが、折角得た権利、周りの目を気にせずに、胸を張って使うようにして頂きたいですね。☄
2019.05.09
コメント(7)

代ゼミが脱受験生? 「発達障害児向け教育」に参入した背景代ゼミが新たな教室を立ち上げる。といっても、通うのは受験生ではない。かつて無かった発達障害児向けの教育に進出する狙いは、どこにあるのだろうか。* * * 3大予備校の一つとして知られる代々木ゼミナール(代ゼミ)が、発達障害児支援教育に参入することが関係者への取材で明らかになった。東京都渋谷区代々木のビル内に、児童福祉法に基づく施設を6月に開設する方向で東京都に申請中だ。 発達障害児は症状や診断名が幅広く、知的な遅れはなかったり、何らかの分野に秀でた才能を持っていたりする場合も多い。未就学児教育のノウハウがあり、グループ内に難関校受験などの機能も持つ代ゼミによる施設運営は、障害児を抱える親から歓迎の声も上がりそうだ。 ただ、医師や看護師の確保など、これまでの代ゼミのグループの教育施設とは異なる準備も必要となる。私立の発達障害児向け教育施設自体がまだ珍しく、開設までの調整が難航する可能性もありそうだ。 計画を打ち出したのは、サピックス代ゼミグループの共同代表で、学校法人高宮学園代々木ゼミナールの副理事長も務める高宮敏郎氏。 高宮氏が4月1日付で関係者に配布した資料によると、まず同グループ傘下で中高生向け進学塾サピックスの運営に携わる「株式会社日本入試センター」に、「発達支援サービス課」を新設。同課の運営で、発達障害児の教育支援や放課後デイサービスなどを行う施設「あそびや」をオープンさせる計画だ。 あそびやでの具体的な教育や支援の内容は現在調整中だが、関係者は「障害の程度や内容にもよるが、従来の発達障害者支援センターと同様に、保育士らがグループ教育で発語の指導などを行うのではないか」と話している。 児童福祉法に基づいて都から認可を受けられた場合、利用者は施設利用料の1割を負担すればよいとみられる。現在、医師や看護師、臨床心理士や理学療法士を募集するなど、認可施設として開所するための準備が進められている。発達障害には、自閉症、注意欠如・多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)など様々な症状が含まれる。 2005年に施行された発達障害者支援法で、発達障害児は公共の療育センターで教育や支援を受けられるようになった。ただ、文部科学省の調査では、発達障害と診断される子どもは年々増え続けている。障害の存在が認知されるようになったためとみられるが、公共の療育センターなどが混雑するケースも増えているという。代ゼミはこうした社会的な要請も踏まえ、発達障害児の支援や教育に乗り出す方針を決めたとみられる。 サピックス代ゼミグループは、代ゼミを運営する高宮学園が09~10年、全国トップクラスの有名私立中学・高校受験の実績を持つ進学塾大手のサピックスを買収したことで成立したグループだ。 代ゼミ側の念頭にあったのは、大学の入学希望者総数が定員総数を下回る「大学全入時代」に突入すること。高宮氏は、14年度には27校あった代ゼミの校舎を7校に減らすなどの構造改革を進め、グループの“主要顧客”を予備校生から、小中高生に切り替えた。こうした流れの中で、すでに、幼稚園児を対象としたサピックスキッズを運営するなど、グループとして若年層向け教育事業を強化してきた。 関係者は「発達障害児支援教育参入の背景には、サピックスの中高の受験実績が安定してトップを維持していることで収益を確保できていることがある」と指摘する。予備校の存在感が薄れる中、中高受験以外の収益源を生み出すことはグループの最重要課題。発達障害児支援教育も、代々木の施設を皮切りに、全国展開を視野に入れているとみられる。※AERA 2019年4月29日-2019年5月6日合併号 [AERAdot.] やはり、大手だけに、求められているニーズに応えることで復活を狙うのでしょうね。368万アクセス達成しております。いつもご訪問にコメント感謝です。☄
2019.05.08
コメント(8)

東京愛らんどシャトル、6月から「身体障がい者割引運賃」の対象者拡大東邦航空は2019年6月1日(土)から、伊豆諸島の島々の間を運航するヘリコミューター「東京愛らんどシャトル」において、「身体障がい者割引」運賃の適用条件を一部変更します。「身体障がい者割引」から「障がい者割引」と名称が変更になるほか、対象者が拡大されます。第1種または2種の身体障害者手帳、戦傷病者手帳または療育手帳が交付されている方に加え、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている満12歳以上が対象となります。また、手帳区分・等級にかかわらず、対象者と同一便に介護者1人が利用できます。なお、手帳保有者が満3歳から満11歳までの小児、または座席を利用しない満2歳以下の幼児の場合、介護者に「障がい者割引」が適用されます。期日: 2019/06/01から [FlyTeam]割引の名称が変更になり、更に対象者も拡大されるのは有難いですね。☄
2019.05.07
コメント(8)

風俗店で食い物にされる知的・発達障害者 背景に社会的孤立暴力は最も弱い人に向けられる。しかも性暴力は見えにくい。知的障害や発達障害を持つ女性は、障害の特性につけ込まれて男性の性的な欲求のはけ口にされたり、風俗産業の食い物にされたりする上、被害をうまく訴えられず認められないこともある。最も弱いゆえに狙われる障害者の性暴力被害の実態と課題を、2回に分けて報告する。 照明を当てた体が、パソコン画面に白く浮かび上がる。画面右側のチャット欄にメッセージが次々と表示され… この記事は有料記事です。[毎日新聞]こういう記事は有料記事にせずに、もっと大々的に報道して欲しいですね。☄
2019.05.06
コメント(5)

障害者の性被害 守りきれない「法の傘」軽度の知的障害がある吉田えみさん(23)=仮名・神奈川県在住=は、特別支援学校高等部に通っていた時、男性教諭(当時20代)から性的な被害に遭った。 男性教諭は「背が高くてかっこいい先生」。バレンタインデーにチョコを贈ったのを機に手紙のやりとりが始まった。部活の帰りに男性教諭に「送っていくよ」と言われ車に乗せられた。「家に来ない?」。誘われるままについて行くと関係を持たされた。関係は数カ月間続いたが、ある時男性教諭のアパートに2人で入るところを知人に見られ、発覚した。 えみさんは誘われると断るのが苦手だ。「私のことを好きでいてくれると思っていたのに……。見つかった途… この記事は有料記事です。[毎日新聞]今でも、こういう不適切な行為に出る教師がいること自体、やるせなく、信じられないですね。☄
2019.05.05
コメント(5)

「ユニクロにメールしてみよう」から始まった原価「ほぼゼロ円」商品「ユニクロにメールしてみよう」。何気ないひらめきから生まれた材料費「ほぼゼロ」の商品があります。裾上げなどで裁断される布地を再利用。デザインはファッションの専門学校生が考案したバッグです。グローバル企業を動かしたプロジェクトには「福祉の世界も稼げる」ことを目指したメンバーの思いがありました。商品を手にする米田さん=「らふら」店内協力企業はクラボウ、YKK、ブラザー…大阪市住吉区で、障害者が手作りした雑貨を扱うセレクトショップ「らふら」(社会福祉法人ライフサポート協会)では、ファーストリテイリングや繊維メーカーのクラボウ、ファスナーを手がけるYKK、デザイナーなどを育成する大阪モード学園、ミシンを扱うブラザー販売の協力を得ながら、3月からミニトートバッグを販売しています。3月時点での制作者は、同法人が運営する生活訓練「つみき」の利用者で、軽度知的障害のある20代女性1人。もともと手芸が趣味で、「楽しい」と言いながら製作しているといいます。現在は少しずつ作り手を増やしながら商品作りをしています。段ボールいっぱいに届いたハギレは色ごとに分別している大阪モード学園の学生がデザインこのバッグ、何がすごいかというと、材料費をほぼかけずに製作できているという点です。バッグのデザインは大阪モード学園ファッションデザイン学科の学生が授業で考え、布地はユニクロの店舗で発生するハギレ、クラボウのサンプル反を無償提供してもらっています。また、YKKからはファスナーを、ブラザー販売からは縫製に使うミシン3台の無償提供を受けました。なぜ大手企業などの協力を得た商品ができたのか、プロジェクトの中心になった法人職員で「らふら」店員の米田麻希さんに聞きました。学生時代のバイトがきっかけ米田さんは学生時代、ユニクロでアルバイトをした経験があります。裾上げ後のハギレが廃棄されていることを知り、生かすことはできないかと考えていました。社会人になり、ライフサポート協会の法人職員となってからは、法人の独自商品を開発し、売り上げを伸ばすことで、法人内の作業所で働く利用者の工賃を上げることにつなげられるのではないかと考えるようになったといいます。ハギレをつなぎ合わせていく過程について説明する米田さん【障害者工賃】厚生労働省の工賃実績(平成29年度)によると、就労継続支援B型の全国平均工賃は、1万5603円。大阪府は1万1575円で、全国最低クラス。一方、府の障害者就労を支援する「エル・チャレンジ」によると、平成18年度から平成29年度までの「伸び率」は全国平均約127%なのに対し、府の伸び率は144%と、全国を大きく上回っている。ライフサポート協会の法人内の月額支給額の平均は約2万円で、府の平均工賃より8500円ほど高い。エル・チャレンジの担当者も「大阪府には全国平均より高い平均工賃を支払っているところも決して少なくない。利用者さんの月当たりの利用日数が平均して少ない施設にとっては、1か月あたりの平均工賃という評価方法は厳しい」とし、「個人の意見になりますが、この平均工賃はひとつの評価指標に過ぎず、これのみで福祉施設の現状を考えることは限界があるかもしれない」と話す。2017年5月、米田さんの経験と思いを法人内で共有すると、「ユニクロにメールしてみよう」と、ユニクロを運営するファーストリテイリングに早速連絡することになりました。実はファーストリテイリング、これまでも海外でハギレを使ったプロジェクトを展開してたこともあり、日本でも実施したいと考えていました。両者の思いが合致し、その年の11月には東京のファーストリテイリング本社でプレゼンし、「プロジェクトへの想いだけでなく、目的や販売拠点を持ち、計画を立てている。是非協力させていただきたい」(ファーストリテイリング)と、とんとん拍子で事は進み、同社が以前からCSR活動に関する意見交換を定期的に行っていたブラザー販売やYKKと、らふらをつなぎ、プロジェクトの輪が広がっていきました。仕組みを全国に広げるには…出した答えはここで出てきた課題が「ものはそろったけど、デザインや縫製はどうしよう」。「ユニクロは全国で展開しているし、福祉作業所も全国にある……。そうだ!全国展開をしている服飾系の専門学校に声をかければ、このプロジェクトがいつか全国的な広がりをみせるかもしれない!」 プロジェクトに関わっている人たちの総意が固まり、2018年4月にはモード学園に話を持ち込みました。ファッションデザイン学科の学生およそ40人の前で話をすると、デザイン案がなんと90近くあがってきました。法人職員の間では、「全部いい!」となったのですが、コスト面などでファーストリテイリングからのアドバイスを受け、一次審査で13案まで絞られました。その後、法人職員や、「らふら」とゆかりのある子育て世代の意見を聞きながら5案にまで絞り、その後二次審査を経て3案を採用することになりました。試作品も捨てずにとっておいてある。まだ縫製がぎこちないものも。現在在庫切れ、でも新作の予定も現在販売しているミニトートは、3案うちの1つで、残り2案はYKKから提供を受けているファスナーを使う予定だといいます。今後は商品作りの担い手を増やすべく、法人内にある障害者活動センター「オガリ作業所」(生活介護・就労継続支援B型)の利用者にも関わってもらう予定です。ファーストリテイリングの担当者は、「ユニクロの店舗から直接地域の施設の方にハギレをお届けする事で地域に貢献できれば、という思いで参加し、障害者工賃アップに今回の活動が良い影響を与えることができるのであれば、嬉しく思います」と話しています。米田さんは「大阪は商売の町なのに障害者の工賃は低いまま。すぐに効果がでなくても、売り上げが積み上がった結果、工賃アップに繫げたい」と期待しています。商品は1980円(税込み)で販売されていますが、現在在庫がない状態。在庫が出次第、「らふら」のSNSで告知する予定だといいます。facebookはこちらインスタグラムはこちら購入は社会福祉法人ライフサポート協会「らふら」(大阪市住吉区帝塚山東5ー8-7)まで。ハギレの組み合わせでまったく違う色使いになるのも楽しい施設内でとどまらない動きが生んだ商品試着室でジーンズの裾を合わせ、「あーあ。こんなに余っちゃった……」と落ち込んだ経験を持つ人が少なくないはずです。。私は「裾上げお願いします」と店員さんにお願いするたびに、裁断される布地の多さにため息をつく一人です。でも、余ったそれが、形を変えて障害者工賃アップにつながる可能性のある商品になっていることを知り「きれいごと」ではない、お金に向き合おうとするプロジェクトの真面目さを感じました。写真を一目見て「かわいい!」と思い、購入させていただいたバッグは今、お弁当入れとして活躍しています。福祉施設発で販売される商品は様々ありますが、デザインにこだわった商品は、正直、あまり多く知りません。でも、福祉のためという前提がなくても、単純に可愛いと思ってもらえるかを考えることは、福祉の現場で働く人のためになることを、あらためて感じました。施設内で完結してしまっていたかもしれない「物作り」を、市場に引っ張り上げたこと。企業のCSR活動と結びつけるなど外に開けた動きにしたことが、デザイン性に優れた、材料費ほぼ「ゼロ」の商品を生んだのだと思います。[withnews]一つのひらめきから始まる思わぬ展開も、お互い様に助け合える世の中へと変化しているからかもですね。☄
2019.05.04
コメント(8)

重症度、AIで自動推定 自閉スペクトラム症 静大、浜医大研究静岡大情報学部の狩野芳伸准教授の研究室と浜松医科大子どものこころの発達研究センターの土屋賢治特任教授らの研究グループが、人工知能(AI)を活用して自閉スペクトラム症の重症度を自動推定するシステムの構築を進めている。資格を持つ専門家しか実施できない自閉スペクトラム症の診断尺度・重症度評価尺度の一つ「ADOS」の結果を自動推定することで、診断の客観性の向上や標準化が期待される。 発達障害の一つである自閉スペクトラム症は、発話のタイミングや文法、語彙(ごい)、話す速度などに独特の特徴がある。ADOSは自閉スペクトラム症の疑いがある対象者への診断面接法で、15の課題に対する反応を観察し特定の合計得点が一定の値を超えると自閉スペクトラム症と診断される。得点が高いほど重症度は高くなる。 研究は、8~55歳の43人を対象に実施したADOSの計約700分の映像記録から音声データを文字で書き起こし、言葉の詰まりや中断、聞き取れない言語音、笑いなどの情報を追記した。作成したデータを用いてAIがADOS得点を予測すると、専門家による診断と同程度の結果が得られ、発話が多く含まれる三つの課題だけでも得点を予測できることが示された。 多様な指示語を適切に使う場合や笑いが多いほど重症度は低く、不明瞭語が多いと重症度が高いなど重症度の特定に有効な特徴も分かった。 グループは、2月に米国で開かれた世界最高峰の米国人工知能学会(AAAI)で研究成果を中間報告した。システムの性能向上に向けて、今後さらにデータ数を増やす。土屋特任教授は研究の意義について「自動化が実現すれば、誰もが早期に適切な支援を受ける機会が得られる」と語る。 <メモ>自閉スペクトラム症は、強いこだわりがあり対人関係を築くのが苦手などの特徴を持つ。脳機能の障害が原因とされるが、詳しいメカニズムは分かっていない。有病率は100人に2~3人と推定。根本的な治療法は確立されていないが、早期の発見、療育・支援が重要とされる。診断方法はADOSのほか、自閉症の疑いがある対象者の養育者を被面接者とする診断面接法「ADI-R」や医師による臨床診断がある。浜松医科大子どものこころの発達研究センターの土屋特任教授によると、幼児を診療する医療機関は少なく、専門医も不足している。初診が1、2年待ちという医療機関もあるという。[静岡新聞]対人関係が苦手な自閉症の患者には、もはやAIの進化でより良い支援が臨めそうですね。☄
2019.05.03
コメント(6)

障害年金データ公表 本年度から、不支給や停止人数国の障害年金を申請して不支給と判定されたり、更新の際に支給を打ち切られたりする人がどれだけいるか、厚生労働省は本年度から毎年データを集計し、公表する方針を決めた。障害年金の支給・不支給の判定にはばらつきが指摘されているほか、判断理由も明示されないため「不透明だ」と批判があった。 データが公表されれば、不支給とされた人数や割合の推移などが分かり、判定の妥当性を検証する材料の一つとなる。厚労省は障害の種類別や都道府県別など、どの程度詳細に集計するか今後詰める。ただ、本年度より前の過去分は集計しない考えだ。 障害年金は病気やけがで一定の障害のある人が条件を満たした場合に受け取れる。申請を受け日本年金機構の判定医が支給の可否や等級を審査する。審査は書類のみで、ほとんどは判定医が単独で判断するため、実際の障害の程度よりも軽くされたり、判定医が交代すると審査結果が変わったりする問題がある。 厚労省は年金機構の判定が都道府県ごとに分かれていた二〇一五年、不支給と判定される人の割合に最大約六倍の地域差があったとの調査結果を発表したが、その後は毎年の不支給の割合を明らかにしていない。一七年にはばらつきの是正策として判定を東京に一元化したが、どれだけ改善されたかも分かっていない。<障害年金> 病気やけがで一定の障害のある人が受け取れる公的年金。受給者は2017年3月現在、約211万人。その傷病で初めて医療機関にかかった初診日の時点で加入していた制度によって障害基礎年金、障害厚生年金などと種類が分かれる。障害の重さで1~3級があり基礎年金の場合、1級で月約8万1000円、2級で月約6万5000円。基礎年金は3級では支給されない。数年置きに更新手続きが必要な場合があり、「障害が軽くなった」と判定されると、支給が打ち切られたり減額されたりする。[東京新聞]全てのことに於いて、不透明な部分は明示、公表が必要ですね。☄
2019.05.02
コメント(10)

元年のあの日の紙面 平成から令和へ(5)1月24日付朝刊■記者が紙面解説<平成元年1月24日の紙面> 1面トップは8日前にJR山陽新幹線の西明石-姫路間で500メートルにわたって架線が切れ、上下線がストップ、乗客33万人に影響した事故の原因を続報。見出しは「欠陥金具4カ月放置 危険承知で運行」。広島県内でも同様の事故があったのに部品交換を先送りにしていたと報じた。これを受けて社会面では「なぜ、すぐ手打たぬ…/信頼崩れ『人災』」などと、利用者の怒りと不安を伝えた。 運動面では、大相撲初場所で横綱北勝海(現八角相撲協会理事長)が平成初の優勝を飾った。直前3場所全休明けの優勝で、大鵬以来21年ぶりの快挙だった。 三田版は、渡り鳥の飛来数が前年の2倍となり、青野ダムが“野鳥天国”になっていると紹介した。 ◇ ◇ 人が支え合う社会に-。きょう幕を開ける令和に、兵庫県三田市の加藤雅信さん(61)、明美さん(58)夫妻はそんな期待を込めた。 1989年1月16日、次男の悠太さん(30)は元気な産声を上げた。同24日付の「おめでた」に名前が載っている。平成の幕開け直後の誕生に、若い夫婦の感慨はひとしおだった。 数カ月たち、明美さんが気付いた。悠太さんは「動くモノ」に興味を示さない。知的障害と自閉症を併せ持っていると診断された。 「この子なりに日々、成長させてあげたい」。雅信さんはサラリーマンをやめて会社を立ち上げた。障害者に技術やビジネスマナーを教え、就職を支える。行政主導だった福祉は平成に入り企業の参加が認められ、障害者が働き方や支援を選べるようになった。 「仕事、楽しい」。悠太さんは今、市内の事業所に通い、公園の掃除などの軽作業に汗を流す。いずれ自立して仕事に就くとき、雅信さんは自身の会社が支えになってほしいと願う。 悠太さんに関わる人々から、たくさんの優しさを教えられた30年だと夫婦は言う。「でも、それは平和があってこそ」と明美さん。人に手を差しのべたくても、親世代の戦時は誰もが生きることに必死だった。 障害者を受け入れる学校や職場の態勢は年々整い、手助けする人工知能(AI)も開発が進む。人を思いやる気持ちが、社会を成熟させる。令和はみんなが当たり前に暮らせる、温かい時代になりますように。[神戸新聞NEXT]昭和世代は、育児に追われた平成でしたね。次世代へと羽ばたく子ども達の未来が更に暮らしやすい社会であって欲しいですね。☄
2019.05.01
コメント(7)
全31件 (31件中 1-31件目)
1