2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全10件 (10件中 1-10件目)
1
角川ビーンズ文庫シリーズものではない単発の小説です。今のところ。お話は、双子の弟王子が、眠っている兄、国王にまさに剣を突き立てようとしているところから始まります。傭兵団のリーダーテオは、兵士に追われている少年を助けますが、その少年は記憶を失っていました。その少年を、暁の女神の名前であるエオスと名付け、旅を続けます。ある集落にきたところ、領主のところに中央から客人が来たため、芸をできるものをと言われ、テオとエオス(女装)の剣舞を見せます。それを見た中央の客人、近衛大隊長の一人であるピンダロスはエオスの顔を見て・・・文庫の帯のあおり文句は「玉座の主は、光の王子か影の王子か。」・・・思いっきりネタばれしています(^^;)つまり・・そういう話です。状況設定としては面白いのですが、イマイチ感情移入できませんでした。弟王子が、兄を殺したいと思うほどの気持ちが理解できません。国王の補佐であるサティロスの過去もちょっと唐突。近衛大隊長で普段はいがみ合っているピンダロスとゲルギリウスも、本質的なところでは相手の能力を認め合っているし、エオスとテオも、異常なぐらい人がいい。「国王」が銀鉱山掘削のための人夫を徴集する・・・国王しか持つことのできない聖剣話はいろいろテンポ良くながれていくので、さらっと読むのはいいのですが、ちょっと立ち止まって考えてしまうと、疑問がたくさん・・・でした。
2005.02.27
コメント(0)

講談社X文庫ホワイトハート「斎姫異聞」「斎姫繚乱」と続いているシリーズ「斎姫異聞」15巻+外伝1巻「斎姫繚乱」現在5巻目平安時代、藤原道長の時代。天皇が崩御し、中宮彰子は皇太后となった。主人公の源義明は四位の蔵人権頭。先帝の信任を得ていたが、天皇が代わり風向きが変わってきた。先帝の異母妹を妻にしている。不動明王の浄化の力を持つ。宮は、先帝の異母妹。実は、母が伊勢神宮の斎宮であったときに、神に愛されて生まれたという「神の子」。母が斎宮を退き、円融院に嫁したため、円融院の皇女ということになっている。宜陽殿に住んでいたため、宜陽殿の宮とも言われる。式神をあやつる不思議な力を持つ。宮と義明が、さまざまな怪異を解決していく・・・といった話しですが、「斎姫繚乱」になってから、夜の力を持つ「月の姫」が登場し、宮と義明の世界が変わってきました。今回、義明は前回の事件のあと記憶を失っています。宮とのことも忘れ、自分のことも忘れています。しかし、野々宮で潔斎中の当子内親王のもとに、怪しい影が・・・そもそも斎宮になるのは、当代の帝の皇女ではなく、落ちぶれた親王家の女王が多かったという。内親王であっても当代の帝ではなく、先代の皇女が多かった。しかし、当子内親王は、皇后腹の第一皇女。ただし皇后は道長の娘ではなく、道長の娘が中宮にあがると、道長にとってじゃまな存在になっていた。一方、宮は秘かに心配していた。月の姫がこの世界に降りてきた理由は、かつて愛した長屋王の魂の転生した姿が義明ではないかとのこと。もし義明が本当に長屋王の転生であったら。そして、記憶を失った義明の記憶が戻るならば、それは誰の記憶になるのか。今回は有名な?井上内親王の怨霊が登場します。奈良時代、夜の係累である月の姫が此の世に降りてきたことにより、月の加護を受けていた藤原氏が天運を引き寄せてしまった。月の姫は長屋王を陥れようとする者どもを逆に呪い殺そうとして、かえって長屋王の首をしめてしまった・・・宮と義明、義明の異母弟、従姉妹で皇太后に使える貴子など宮と義明を取り巻く人々が、義明の記憶が戻るのを静かに待っています・・・【今日の言葉】p205 「帝は…妾を救ってはくださらなかったのに…」「怨呪白妙 斎姫繚乱」宮乃崎桜子(講談社X文庫ホワイトハートより)
2005.02.24
コメント(0)

少年マガジンコミックス(講談社)Chapitre 58 天の世界さくら姫の記憶を取り戻すため、次元のかなたに飛んだ羽根を探し求める小狼(シャオラン)、それぞれの理由で次元を旅することになったファイや黒鋼とともにとばされた先は、紗羅の国。しかもファイ・黒鋼とさくら・小狼はそれぞれ敵対するグループにとばされてしまう。「阿修羅像」を神とあがめるものと「夜叉像」をあがめるもの。しかも、対立が激化する中、さらに異変が起こり、阿修羅王と夜叉王が戦い続ける世界に吸い込まれてしまう・・・ツバサにはCLAMPの他のマンガの登場人物が「別人」として出てきますが、今回の阿修羅王と夜叉王といえば「聖伝」の主人公たち。それを考えると、やはりこうなってしまうのでしょうか。【本日の言葉】p146強い望みを持つものは その望みを叶えるまで 己を顧みないそれ故に強い「ツバサ- RESERVoir CHRoNiCLE (9)」(講談社少年マガジンコミックス)CLAMP より
2005.02.21
コメント(0)
コバルト文庫(集英社)あさぎり夕さんの、ボーイズラブ小説。「親猫」シリーズ、というか、「芳&久住シリーズ」というか・・・「猫かぶりの君(1)~(4)」「夜の野良猫捜査線」「親猫は愛を宿す(前)(後)」「親猫は過去に惑う」と、タイトルを書くと、「親猫」でいいんじゃないかな。登場人物は、「御園高校シリーズ」「子猫シリーズ」と一部共通です。南部芳は、クールが売りの財閥御曹司。叔父が会長を務めている一ノ関コンチェルンの関連会社に勤めている。(社長も別の叔父)。同僚の久住は、実は、芳の父の会社に切り捨てられた下請け会社の息子で、そのために両親は自殺してしまったという過去を持つ。復讐のためといいながら、芳に手を出してくる久住に、いつしか惹かれてしまう・・・久住が、小さな子供と二人暮らしで、子供に店屋物やインスタント食品しか食べさせていないと知ると、芳は食料を抱えて久住のアパートに。と言う感じで始まる2人+公平(久住の息子)の話です。ちなみに、大きくなった公平くんが主人公の「子猫」シリーズもあります。今回は、芳が久住そっくりの男に間違えて声をかけてしまったことから話が始まります。このそっくりさんは、久住の従兄弟、久住が、両親の自殺ということがなければ、そうなったであろう「幸せな」生活を送ってきた男。こうありたかった存在に、芳が出会ってしまったことで、久住の悩みが・・芳の双子の弟、晶や芳の異母兄の大河、従兄弟の一ノ関潤そして今回は芳のお母さんまで登場します。やはりお母さん、最強ですぅ。【本日の言葉】p157「お前な、久住を語る前に、自分の人間性について考察した方がいいぞ」「ああ、それはご心配なく。僕は高次の存在ですから、人間性は不要です」「親猫は恋に落ちる」あさぎり夕(集英社コバルト文庫)より【楽天ブックス】親猫は恋に落ちる
2005.02.16
コメント(0)
コバルト文庫(集英社)レマイユの吸血鬼シリーズ。ルイ王朝時代のフランスを思わせる時代背景の吸血鬼ロマンもの。リブラン国王リュイ14世の時代。レマイユ伯爵イブ・アントアーヌは、吸血鬼を退治する王命を受けた「薔薇の騎士」一族の末裔。領地を出て、普段は場末の秘密劇場の舞台に立っている美青年。ひょんなことから国王に疎まれている第2王子のジェラール・オーギュストと知り合って、王室の別荘に居候中。国王が溺愛する王太子リュイ・フィリップは病で明日をもしれぬ身。王太子の病気を治すために、隣国ローゼンブルクの領主「魔術候」から優秀な医師を派遣してもらうことになった。かつて、リブラン王国が建てられたとき、隣国の「魔族」と戦い、人質として捉えた女性を殺し、血を騎士たちに飲ませた。ほとんどの騎士が「魔族」の血を口にすると息絶えたが、ただ一人生き残り、その力を手にしたのがレマイユの地の長だったという。第2王子ジェラールの出生の秘密、イブの血にまつわる謎、隣国から来た怪しい医師、それぞれの秘密と思惑がからむ…最初、読んでいるうちは、このタイトルの意味するところがわからなかったのですが、読み終わってみると、そう、そうなんですね。最初は、イブとジェラールのちょっと妖しい吸血鬼退治といった話だったんですけれども、隣国との絡みが出てきましたね。イブが、吸血鬼化するとブロンドの女性に変化するのだけれども、「血」を受け継ぐというのは、こういうことだったのですね。【本日の言葉】p131~132「あのかた、意気地なしなの」「はい」「困っている相手をまえにして知らんぷりで歩き去る度胸を、おもちじゃないのよ。知ってるでしょう?」「黒騎士の嫁~レマイユの吸血鬼」真堂樹(集英社コバルト文庫)より ISBN4-08-600544-1
2005.02.15
コメント(0)
角川ビーンズ文庫「キターブ・アルサール」シリーズの外伝です。1巻 赫(あか)い沙原2巻 蒼い湖水(みず)3巻 皓(しろ)い道途(みち)外伝 不機嫌なイマナ外伝 風の呼ぶ声砂漠の国の物語です。今回「風の呼ぶ声」は、本編の時代の何年か昔の話です。風の民と呼ばれるアル・シャマル族の「次代候補」ジェナーと従兄弟で同じく次代候補であるカウス、23年に一度行われる祭りの舞姫を務めるイリヤ。族長の息子ジェナーの舞姫のイリヤへの想い。カウスの謎の行動の理由。通常の祭りには奉納されない舞が何故、今回特別に奉納されるのか?外伝「不機嫌なイラナ」で主役級?だったカウスの昔の話です。当然前作を読んでいるものには、カウスの放浪癖の理由も族長になれない理由もわかるのですが、登場人物であるジェナーやイリヤは知らない。そこが、もどかしいというか、未来をしりつつ過去の話を読む歴史小説のような感じがしてきます。すでに先の時代の話を読んでから時代をさかのぼる場合、このまま行けば、起きてしまう事件を知りながらもストーリーを追っていくというのが、登場人物をはるかなる高みから見物する気分になります。読者である自分は知っているのに、登場人物たちは知らずに悩んでいる。この神の視点から現実にはありえない世界を見ることがファンタジーの視点なのかなとも思います。
2005.02.09
コメント(0)
ハヤカワ文庫JAとうとう99巻です。でも、グインはあいかわらず記憶を失ったままルードの森です。この巻はまさに、グインとイシュトヴァーンの話です。グインは、記憶を失ったままとはいえ、その判断力やカンが鈍った訳ではないので、イシュトヴァーンも、まさかグインがまた記憶を失っているとは気が付いていません。しかし、なにやらおかしいということは、気が付き、これが彼の不審を強めています。グイン・サーガのはじめのころ、豹頭の戦士グインと虹の傭兵イシュトヴァーン、亡国のパロの双子のリンダ王女とレムス王子の4人の冒険の頃とは、変わってしまっています。この森はまだ続くので、次の100巻の舞台も、1巻と同じルードの森なのかなあと妙に感慨深く思います。【本日の言葉】p.103「なんて、長い旅なんだろう。なんて、長い」「ルードの恩讐」栗本薫、ハヤカワ文庫JAISBN4-15-030781-4
2005.02.08
コメント(2)
角川ビーンズ文庫ローゼンクロイツ・シリーズの作者の新シリーズです。「ダルタニアンが女だったらおもしろいかも」と作者があとがきで書いているように、三銃士(しかも原作に少年少女世界の名作に入っているようなイメージ)のダルタニアンの女の子版です。アンジェの田舎で男の子同然にそだった銃士の孫、ジュリアは領主の息子との突然の婚約話に驚き、家を出る決心をする。祖父の昔の同僚だった銃士(今は銃士隊の隊長)からもらったという紹介状と、ジュリアが嫁に行く日のためにためてあったという金貨を持って・・・・ひょんなことで、銃士隊の3人と知り合い、そして王妃の指輪を取り戻すために密命を帯びて4人で隣国へ・・・とまあ、三銃士のストーリーとジュリアの出生の秘密(読者にはばればれですが)で、話がすすみます。ローゼン・クロイツシリーズの舞台と同じアキテーヌ王国が舞台です。時代は・・・ローゼンより前なのかなあ。主人公のジュリアはともかくも、三銃士の一人、ユーグと謎の騎士、クロードとの関係が気になります。最初のシーンで出てきた「モンフォール伯」以後まだ出てこないのですけど、これも気になる名前ですね。ところで、三銃士というと、大和和紀さんのマンガ「アラミス’78」を思い出してしまいました。いえ、これとはまったく関係ないんですけど、78年というとすでに四半世紀過ぎている????【今日のお言葉】p209「自分の道を切り開くためです」「マスケティア・ルージュ」志麻友紀 角川ビーンズ文庫ISBN4-04-445115-X
2005.02.04
コメント(2)
ウイングス文庫(新書館)小説Wingsに連載した短編に、書き下ろしを加えたものです。「黄金戦士」小説Wings 2004年春号掲載「時渡りの砂」小説Wings2004年夏号掲載「それぞれの事情」書き下ろしあとがきに「小説ウィングス創刊号でのデビュー以来ずっと引きずってきた、月光界シリーズの完結」と書いてありました。月光界といえば、小説ウイングスに出る前に、大陸書房と角川スニーカー文庫から「月光界シリーズ」が出ていました。月光界はその名のとおり、月が太陽よりも輝き、人々は月の出ている間に生活します。月光は魔道のもとになりますが、太陽の出ている時間は、妖魔の時間でもあります。太古、大異変が起こりこういう状態になったらしいのですが、そのときの影響で、人々は様々な獣相を持ちます。したがって、どんな獣相の相手ともしっくりくる獣相を持たない人間が「美形」・・・月光界シリーズを発表順に並べるとこんなところでしょうか。○「月光界秘譚 永の楽土」ウィングス・ノベルス緑の猫目をもつ真牙が、ご先祖様である雪耳のもと、風霊操りの修業中の話。○「月光界シリーズ」角川スニーカー文庫(角川書店)「界渡りの魔道者」「霊獣ムフゾの王」「結界の墓碑銘」「新月闇の結晶」「大地の守護者」「帝王の絆」「闇待ちの大陸」「月影の聖母 」○「天界樹夢語り」ウィングス・ノベルス「妖魔の里」「真逆の剣」「裏切りの海」「シンデレラの呪い」「心臓に鎖」「幻想迷宮」「緑星」 霧の中、外界から閉ざされた妖魔の里。"死の髪"を持つ里の長・永樹は、2人の子を産んだ。兄の名はショッキング・ブルー。弟の名は暗黒丸…。今回のシリーズの過去の話です。○「月光界秘譚」ウィングス文庫(新書館)「風船の傭兵」「太陽の城」「滅びの道標」「いにしえの残照」風舟を操る魔道者・真牙、今は「緑魔」となったD・D、そして、ネンゲの恐るべき主宰タピール公と月の神祇官オーロイレのあいだに生まれた息子サファ。ジョーロウへと向かう。○「月光界・逢魔が時の聖地」(1)~!3)ウィングス文庫月光界秘譚の続きただし時代順にみると「月下秘抄」「永の楽土」「天界樹夢語り」「月光界秘譚」「風船の傭兵」「月光界」になるような感じです。(とりあえずここまで)
2005.02.03
コメント(0)
JCTS COMICS(白泉社)雑誌「メロディ」等に掲載されたシリーズです。ブライトの憂鬱「フレンドりーな悪魔」2002年10月・11月号「氷のように輝く君に」2004年10月・11月号他に「K子ちゃんの個展あれやこれや」2002年5月号「モンゴルの大草原で馬に乗った…!!」 「地球小町」(小学館)1997年2号「ブライトの憂鬱」は、竹宮恵子さんの名作(といってもいいと思う)「わたしを月まで連れてって!」の主要登場人物おヤエさんの息子で、シェラトン財閥の後継者、ブライトが主人公の話です。「わた月」では、また10才の少女だったニナもしっかりミセス・マイルドになっています。ブライトは、実はニナと同じ超能力者。それで、おヤエさんはニナにブライトの家庭教師を頼んでいます。それで、ブライトにとっては「ニナ先生」です。今回の「ブライトの憂鬱」では、ブライトは17歳。ニナもしっかりと大人になっています。「わた月」の最初のコミックス(FLビッグコミックス)が出たのが1982年なので、もう20年以上たっていますから、当然といえば当然なのですけどね。それにしても、ダン・マイルドやおヤエさんは年を取っていませんね。ダン・マイルドは、ニナと17歳違いらしいので、ニナが30歳ぐらいとすれば(おヤエさんの結婚の時、10歳で、おヤエさんの息子が17歳なので、それくらいにはなっていますよね)もう50歳近く!!!ハリアン・シェラトンも確かに少し年を取っていますけど、(ダンと同じぐらいなら)50歳には見えない・・・若いです。ニナといえば、かわいい女の子だったので、大人のニナはちょっとと思ったら、怒ると子供化するんですよね(笑)ちなみに今回は、ブライトが火星の学校で知り合った、クア・ティとの話にブライトの妹のナナエの婚約者、人工自然環境テラ・フォーミングの専門家であるサーペンタインとのからんだ話と、ブライトの恋(!)の話。それにしても、この「恋人」は・・・意外でしたね。さすが超能力者・・・と言っていいんでしょうか・・・主人公はブライトですけれども、やっぱりニナは主役級です。ところで竹宮恵子さんの公式ホームページで、ブライトの憂鬱関係のイラストを見つけました。なんとなく楽しいです。(ギャラリー銀の森にありました。ナナ中心です)http://www.tra-pro.com/index.htmlなお、楽天リンクをさがしたら、「ブライトの憂鬱2」はなかったので1の方を貼っておきます。【楽天ブックス】ブライトの憂鬱【本日の言葉】「ブライトの憂鬱」竹宮恵子(白泉社 JCTS COMICS ISBN4-592-14200-4) p93 人が変わる瞬間なんて 悪魔のささやきひとつフレンドリーなそのささやきを受け入れ犯してはならない一線を越えれば違うものが見える
2005.02.01
コメント(0)
全10件 (10件中 1-10件目)
1

![]()
