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角川ビーンズ文庫彩雲国シリーズの外伝集です。本編は「はじまりの風は紅く」「黄金の約束」「花は紫宮に咲く」「想いははるかなる茶都へ」「漆黒の月の宴」と出ています。紅・黄・紫・茶・黒と来て、また紅?と思ったら、雑誌ザ・ビーンズに掲載された外伝・・・をだいぶ加筆修正してありましたね。掲載作品は「幽霊退治大作戦!」「会試直前大騒動!」「お見舞い戦線異状あり?」「薔薇姫」の4作品。最初の2作品は、雑誌ザ・ビーンズに掲載されたもののはずなんですけど、1つが、少々・・・いえ、かなり変わっています。今回の書き下ろし、会試前に秀麗が(川に落ちて)風邪をひいて寝込んでしまったときの話。紅家に集まったのは、すごいメンバー。しかし、その彼らを、こき使うという元公子様。さすがです。「薔薇姫」はちょっとしたおまけといった感じの短い話です。彩雲国シリーズは、主人公のしっかりもの秀麗と、まわりの変人貴人が楽しいのですけれども、また、というかやっぱりというか…p36 こういうときこそ「鉄壁の理性」だ。自称「鉄壁の理性」を今こそ発揮せんでどうするっ!…と自己暗示のごとく言い聞かせ絳攸(こうゆう)はヤケ酒のように茶をあおった。p64「祝福は惜しみなくしてあげるど、祝儀はあげないわよ」「彩雲国物語 朱に交われば紅」 雪乃紗衣(角川ビーンズ文庫)
2005.04.29
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コバルト文庫本編が終わって1年。メモリアル本ってどんなのかな、と思っていたら、コバルト未発表の同人誌に掲載された超番外編6作品が掲載されていました。ミラージュ年表もついています。懸賞CD用ドラマなども掲載。浜田翔子さんのイラストも素敵ですね。今回のコバルト文庫の懸賞では、イラストの生プリントを1タイトル500名に。いつだったか、やはり応募したんですけど、何種類か応募したら、ミラージュではなくって、あさぎり夕さんの生写真が当たりました。今度は、応募券すべてミラージュねらいにしようかと(^^;)「捨てられた猫のように」 雨の中で鳴いていた子猫を拾ってしまった高耶。 猫もかわいいけど、「にゃんこ」をかわいがる高耶さんがかわいい(*^_^*)「CALL 捨てられた猫のように2」 猫を松本につれて帰った高耶。美弥ちゃんも登場。「Decadent Eve 」 わざわざ松本から料理を作りにきた高耶と直江の話。って、他にもありましたよね。でも、こっちでは…某氏が「この外道犬!」などと言われております。伏せ字あり(笑)「氷結の夜 THE GUILTY NIGHT」 同名の歌もCDアルバムに載っていますが… 寒そうです「Northrn Cross」「聖痕」 2作とも直江と高耶さんの話です。超番外編って、本編ではけっしてあり得ない時系列の話です。そういう意味では、作者が同人誌で発表したというものなるほどと思います。あと文庫になっていないのは、完結前後に雑誌コバルトで掲載された(正規の?)番外編です。合わせても1冊にならないので、いずれ何かを加えて出るんじゃないかと期待しています。p258苦痛も空虚も、私には怖くない。私が存在する限り、あなたの魂を孤独にはさせない。 あなたが欲しい。ーーーあなたを愛している。「炎の蜃気楼メモリアル」桑原水菜(コバルト文庫)「聖痕」より
2005.04.27
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ゴールデンウイーク前に出る新刊、今日帰りに本屋に寄ったら、大量に積んでありました。おもわずほいほい持ってレジへ。・・・・・。一葉さん、さようなら。それにしても、お気に入りシリーズたくさん出ていました。【コバルト文庫】 炎の蜃気楼メモリアル(桑原水菜) あの夏のシルエット(あさぎり夕) 聖石の使徒 蒼の組木箱(前田珠子) 姫神さまに願いを~虚白の磐座(藤原真莉) 闇に歌えば 青い翅の夢魔(瀬川貴次) 【角川ビーンズ文庫】 彩雲国物語 朱に交われば紅(雪乃紗衣) バルビザンテの宝冠 王の星を戴冠せよ(高殿円) 【角川スニーカー文庫】 トリニティ・ブラッド神学大全(吉田直) 【徳間ノベルズ】 優しい煉獄(森岡浩之)
2005.04.27
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産業編集センター発行「ウルフ・タワー 第2話」を抜け出しへ。そして、をも抜け出したものの、捕まってしまいに連れてこられた16才の少女、クライディのお話。前回クライディはに来て「掟」の執行者とされながらも、「掟」を壊して、追ってきたアングルと共に自由な世界へ逃亡しました。そして、移住の民ハルタ族の一員としてみとめられ、晴れてハルタ族のリーダーアングルとの結婚…の儀式の直前に、気球から降りてきた男達に攫われてしまった。クライディがつれて来られたのは、奇妙な魔法の宮殿。そこは、プリンス・ヴェナリオンと呼ばれるアングルにそっくりな青年が、機械仕掛けの人間と住んでいる、部屋や階段が突然動き出す奇妙な仕掛けの屋敷だった…何故ここに送られたのか、この屋敷を造り、幼いアングルを置いて出て行ったというアングルの母はどこへいったのか、毎晩空に飛ぶとは?世界の姿がだんだん見えてきました。どういった訳なのか、世界は少数の家系により支配されている都市国家のようなものから成っている。そして各都市は、ロボットを使うような科学技術と、選ばれた家系以外の人間を「奴隷」とするような封建制、そして移動手段については、動物に乗ることや船、気球のレベルを超えることがなく、基本的に国家間の交流がない閉ざされた社会です。軽い読み物だと思って読み始めましたけど、読んでいくうちに、だいぶ考えさせられる話です。単純に、辛い生活をしていた少女は実はプリンセスだったということがわかり、本来の身分を取り戻し(または拒否し)恋人と幸せに暮らす…というような甘い話ではなさそうです。全部で4話ということなので、あと2話楽しみです。【本日の言葉】p336「ぼくは外の世界がーー人間がこわいんだ。現実の人間すべてが。どんな本を読んでも、この恐れは消えないんだ」「ライズ 星の継ぎ人たち」タニス・リー(中村浩美 訳)産業編集センター
2005.04.20
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「ウルフ・タワー 第1話」産業編集センター外界と隔絶された国、で奴隷として育った16才の孤児クライディ。プリンセスやレディに仕える生活が、ある日、熱気球に乗って現れたハンサムなプリンスによって一変することになる。のオールド・レディ、プリンセス・ジザニアは彼女を呼びつけて言う。あなたの母はのプリンセスで、執事と恋に落ちたために追放されたのだと。そうして、今囚われの身になっているプリンス、ネミアンを逃亡させて一緒にに行き、を目指します…主人公のクライディが、日記に語りかけているという文章で書かれています。世界のすべてはこの国だけであり、まわりは恐ろしいであると聞いてそだった少女。訳がわからないままに、お膳だてされた脱走と、その後の旅。いろいろな民との出会い、いろいろな都市と生活。そしてネミアンの故郷であるとわたしたちが、この小説を読むと、主人公が最初、この国だけが世界であり、他は野蛮で恐ろしいところと思っているのは、とてもばかげたことだと思います。そして、「掟」にとらわれているも。しかし、ここまで極端でなくても、自分の国の、自分の周りのばからしさは、外からみないとなかなかわからないのかなとも思います。おかしいと思ったことに、決着を付ける主人公がとても潔いと思います。【本日の言葉】p126 パットゥはよく大まじめにこういった。「やっかいごとっていうのは、逃げようとすると、必ずあとを追ってくるものよ」ほんとうにそのとおりだなって思う。だからといって、逃げようとするのをやめたりはしないけどね。
2005.04.12
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ハヤカワ文庫グインサーガ100巻を記念して、ハンドブックがでました。1~100巻と外伝の表紙カバー絵(カラー)や、作者との100問答、いろいろな方々からのメッセージ、5大都市研究、総合大辞典、67巻以降のストーリー。そして、今回は書き下しの外伝短編「アレナ通り十番地の精霊」です。アレナ通り十番地…というのを見て、すぐゴダロ一家の話、とわかった人はすごいです。英雄や国王、姫君、魔道師などの話に隠れていますけれども、ごくふつうの一家でありながら、さまざまな場面に顔を出しています。望みを叶えてあげる。そう言われたときに、願わずにいられるだろうか?他人を押しのけてでも、願いを叶えたいと思わないだろうか?ゴダロ一家、ダンは平凡な庶民の代表と思っていたけれども、やはり、グインの運命にからんでくるだけあって、とっても珍しいほど善良な一家なのでは。追記100巻記念特別カバー版が限定発売だそうです。売っているはずの店に行ったけど、ないっ!!でも、「グイン・サーガ100巻達成記念フェア」絵はがきを1枚もらえました。いろいろあったんですけれども、ナリス様(「運命のマルガ」カバー)の絵はがきをゲット【本日の言葉】p257 俺は、英雄なんか、我が子に持ちたいと思わないんだよ、精霊さん。大金持ちも、傾城の美姫も、すごい学者やすごい王様や女王様も。俺はどこにでもいるありふれた脇役だよ。それのどこが悪い。「グイン・サーガ・ハンドブック3」栗本薫監修(ハヤカワ文庫)
2005.04.11
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ハヤカワJA文庫(早川書房)とうとうでました100巻目です。以前、決めてあると言っていた「豹頭王の花嫁」にはたどり着いていません。もっとも花嫁=試練…という場合もないわけではないですが、今回もあいかわらずルードの森です。同時発売らしい「グイン・サーガ ハンドブック3」はまだ置いていませんでした。グインは、あいかわらず記憶喪失状態です。しかし、さすが100巻も続くと、読者の方も記憶喪失気味になっており、いろいろな人が、グインに過去の行動について説明していくのを、そういうことがあったなあと思いながら読んでいます。グインの知らないグインの生涯、それが語られることによって、ちょうど100巻目のストーリーの棚卸し?のような感じです。それにしても、シルヴィアのことは思い出せないくせに、リンダやアルド・ナリス、マリウスには反応するというのが、パロ王家への関わりを感じさせます。しかし、イェライシャが、「義兄のマリウス」といったのが、すごく違和感感じました。うん、たしかにマリウスの妻(この場合妻だった…かな)オクタビアとシルヴィアが異母姉妹なので、マリウスは義兄なんですけど…でもね、歌う小鳥さんと豹頭の戦士で、小鳥さんが兄といってもねえ…追記通常版と限定カバー版の画像を追加しました。内容は同じですが、カバーが違います。【本日の言葉】p22 「きさまが立派であればあるほど、正義の味方であればあるほどーー俺はどんどん、追いつめられてゆき、どうしようもなくなりーーそうして結局、俺はきさまを前にしていつもあがいているばかりだった。だが、もうそんなつまらないことはしねえ。俺はばかだったんだ。俺は、腹が据わってなかった、俺が、肝っ玉が女子供みたいに小さかった馬鹿だった、それだけなんだ」「……」「もっとずっと早くにこうしてりゃよかったんだ」「グイン・サーガ100 豹頭王の試練」栗本薫(ハヤカワ文庫)から
2005.04.08
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キャラ文庫(徳間書店)リーマンもののボーイズラブです。小説キャラ掲載の「13年目のライバル」と書き下ろしの短編「13年目のジェラシー」夏目桂が勤める会社「SURUGA」はインテリア、照明器具などを専門に扱う商社。現在、系列会社「SURUGA ANEX」で新ブランドのリーダーを務めている。しかし、今回本社からサポート役として出向してきた阿久津は13年前のトラウマの元凶だった。同じ高校、同じ大学…親友だと信じていた彼とは、「あの」出来事以来口をきかなくなっていた。やがて、同じ会社に就職したと共通の友人を通じて知った。しかし部署が違い、やがて夏目が出向、阿久津が海外赴任となり、会うこともなかったが、突如の再開…「こうと決めたらストイックなまでに一途で頑固な『剛の夏目』と、柔軟な発想と行動力が売りの『柔の阿久津』。お互いの短所を補い、長所を伸ばし合えば、君たちはいいコンビニなると思うけど」何も知らないANEXの社長のセリフ。新ブランドの存亡の危機に、夏目は、阿久津のアイデアを認め、新進陶芸家とのコラボレーションに賭けることにした…実は、表紙のイラストで気に入りました。Leeさんという方のイラストなんですが…説明を見たら、別名義で「A・Iレボリューション」(秋田書店)と…。プリンセスに連載していたときに、読んでいた覚えが。それで、なんか見た覚えがしたんですね。ストイックな感じの美人の夏目とプレイボーイの阿久津。なんとなく気になって。その後の話、「13年目のジェラシー」も読んで、やっと決着がついたという感じですね。【本日の言葉】p242「頭が切れて、ハンサムで、どんなわがままもきいてくれて、エスコートも完璧で…だけどどんなにいい男だって、他人のものなんかに興味ないわ」「13年目のライバル」岩本薫(キャラ文庫)
2005.04.02
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