全6件 (6件中 1-6件目)
1

「異動辞令は音楽隊!」私見だが、「日本映画の生きる道はコメディにあり」と思っているのだが、素材を生かしきる作品の少ないこと。。。本作も全くダメダメだとは思わないし、脚本を練り込めばいわゆる"大いに笑って泣ける"作品になっていたはず。ということは邦画界にコメディを作る人材が不足しているということか。漫才やコントそして落語なんかの文化もあるのにね。絵に描いたような暴力刑事が上に睨まれて"音楽隊の係長"に栄転(?)となる。最初は不貞腐れていたオッサンが段々と音楽に目覚め、チームワークに目覚め、家族との繋がりにも目覚めるという"よくありがち"な作品。それでもこの2時間を"全くの無駄遣い"とは思えなかった。もっと細部まで丁寧に作っていたらなぁ。。残念。評点:63点
2023.06.29
コメント(1)

「決戦は日曜日」とっても"暇つぶしな映画"はないものか、、、あった!コレ。昨年1月に一般公開した準新作(?)なのにこのポスター、、、そして題名も。親父の病気入院中に国会が解散してしまったので、"取り巻き連中"が相談して、その娘が急遽出馬となった、、、というお話。どこかで聞いたことがあるストーリー(いや、実話)演説の台本もロクに読めず、暴言、暴行を繰り返す候補者だが、結局どんなことをしても当選するんだよね、世襲議員は、、、「どこかの国会議員はこんなもの」という事を絵に描いたストーリーで映画化して、これを誰が観るのかなぁ。多分、そんな議員さん達は絶対観ないだろうし。"誰かを楽しませるエンターテイメント"としてターゲットを定めて映画を作っているのか?大いに疑問です。でも私はそこそこ楽しんで観たのですが。評点:61点
2023.06.28
コメント(0)

「ホイットニー・ヒューストン」"この手"の映画は大体観る事にしている。大昔、映画館で観た「ザ・ボディーガード」やスーパー・ボールでの歴史的な国歌斉唱などいわゆる"名シーン"をふんだんに盛り込んだ破滅人生の物語。悲惨と言えば悲惨だし、パッと咲いてパッと散る花火のような人生ドラマだ。他の一流と呼ばれる歌手の多くは作詞、作曲、プロデュースなどをこなすが、彼女は天賦の才である"声"(the voice)のみを使い切った歌手だった。多分ほとんどの曲がカバーだし。声、顔、スタイルどれも抜群なのに、なぜこんな人生の終わり方をしたのか、、毒親父、毒夫を受け入れてしまった報いなのかもしれないが、、、大変残念だ。昔、「自分はプロの歌手になる」と言って、職場を離れていった部下がいたが、その時にある得意先の方が私にだけこう言った。「芸能界はある意味で非常識な人でないとやって行けないが、XXさんはそうではないのでは?」と。その言葉に何となく納得してしまった事があった。爆発的な声を持った"人間拡声(覚醒)器"のミス・ヒューストンはサビの部分では下顎を大きく振わせて歌っていたと記憶するが、この映画ではそこまで再現していなかった。これも大昔に、淡谷のり子大先生が八代亜紀の歌い方に対して「あなたは大きく顎を動かしながら歌っており、みっともない」と指摘した。ホイットニーの歌い方を見て淡谷先生は何と言ったのだろうか、、是非きいてみたかった。評点:75点
2023.06.27
コメント(0)

「ある男」"中だるみ感"はあるものの、見応えのある映画だった。何より"下手な役者"が誰ひとり出ていなかった事(子役を含め)で、純粋に作品を楽しめた気がする。こういうのを"サスペンスもの"というのか、、、ただ、謎解きが作品のメインテーマではなく、それぞれの人間が抱えている"暗闇"や"高揚"をクロスさせながら展開するストーリーは面白かった。原作者の平野さんの小説では「マチネの終わりに」が我が家にあるが未読。早く読まねば、、、バツイチの女性と何か影がある男性が知り合って結婚し、幸せな生活を送っていたが、ある日、事故で夫を失ってしまったことで、「ある男」の過去を探す事になる。こういうのも弁護士の仕事なんだ、、、と思いながら観た。多分、もう一回ぐらいは観るな、、評点:77点
2023.06.26
コメント(0)

「ザリガニの鳴くところ」アメリカでめちゃくちゃ売れたミステリー小説の映画化だけど、当然(?)小説は未読です。さて、映画の方はなかなか面白かったけど、ミステリーの謎解きは無いし、法廷でのやり取りは"何処かのお国"のようなずさんな警察のせいで犯人もまともに捕まえることが出来ないし、こんな判決も仕方ないというテイタラクだった。むしろこの映画の問題(?)はそんな事ではなく、主人公の女性の生き様を美しく描くことにあったようだ。彼女の人生を翻弄させた家族や恋人二人のだらしなさと対比すると彼女の高潔さがより際立っている。それが善なのか悪なのかはさておき、、アメリカ南部の湿地のようなベッタリとした差別が背景にあり、今回の被差別者は黒人であり、湿地に一人住む白人女性。日本でももっとじめじめした差別があるが、何かそれとは違うところはあるのかなぁ。。TVでの宣伝も虚しく日本での観客動員数は芳しくなかったのかも知れないが、くだらない映画にお金を払うぐらいなら、"この映画を見るべし!"でしょうね。今度この本も読んでみることにしょう。追記を少々映像表現はとても優れており、変な音楽で誤魔化したところもなかったですね。また、「ザリガニの鳴くところ」で生まれ育った主人公には"自分に危害を加える動物(人間)"を処分することはごく自然なことなのでしょう。当然居なくなったDV父親も含めて。評点:81点
2023.06.20
コメント(0)

「フェイブルマンズ」やっと観ることができた"スピルバーグ監督の私小説"映画久しぶりに"いい映画"に巡り逢えた気がした。もちろん脚色部分も多分にあるとは思うが、ご両親が亡くなった今だからこそ描くことができた作品でしょう。主人公が映画にのめり込む過程や"知的な父"と"感性の母"との関係性を見事に描き、時として笑い、時として泣け、そしてずっしりと重いというか彼の"闇の部分"まで描いた作品。昨年観た「ベルファスト」(ケネス・ブラナーの自叙伝映画)以上に、、、デイヴィッド・リンチ監督扮するジョン・フォード監督の地平線に関するセリフは写真にも通じるもので、勉強になりましたよ。。コロナ禍で作品作りに苦労したスピルバーグさんが捻り出した産物だから、いいに決まってます。私も多少は触発されて動画撮影に励みましょう。。評点:90点
2023.06.07
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1

![]()
