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あなたが迎えに来てくれた道ごねる私のギリギリまでそばにいて手をつないで歩いたどんなに日が暮れてももうあなたはいない →
2005.06.30
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殺してしまいましょうか何を驚いているんです言い出したのはあなたの方でしょうこんにちは 死神です彼 このままじゃ駄目になりますよええ あなたがおっしゃるとおり部屋にこもって人形の相手ばかりきっとあれは彼の恋人なのでしょう彼女は動きませんが嫌なことは言わないしなんでも彼のいいなりです魅力的・・そうですねあなたよりは といったら怒られるでしょうか別にいいじゃありませんか殺人ではないしただ 人形をこわすだけなんでしょう?思い入れのあるものなのでもし少し魂がはいっているようなら僕が丁寧にお連れしますよね?それではやってみましょうか簡単ですだってあれは鏡にうつったあなたの姿あなたに片想いしている彼の精一杯の愛情表現だって彼の恋人になるのは嫌なんでしょう?大丈夫あなたは悪くありませんご心配なくこの死神が共犯です →
2005.06.30
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今までふみきれなかったのはきっと冗談では済まなくなりそうな気がしたからだ。ただ触れあっているだけなら若気のいたりとして思い出に出来るような・・・そんなこともあったと。(でも、)泣いている天使の髪をなでながら(もう十分、冗談でなんか済んでいない。)と思った。俺は天使が泣き止むのを待って「あれってさ、本名?」と聞いた。天使は俺の腕の中で鼻をちょっとすすってから「ん・・?」と言う。目元を自分の手の甲でこすりながら俺の顔を?顔で見ている。俺はその顔を覗き込むようにして「"シア"?」と言った。彼の名前を呼んだのははじめてだった。芸名かもしれなかったので、なんだか嘘くさい感じがして呼ぶのが嫌だったから。俺の声を聞くと彼はカッと赤くなってうなずいた。そっと細い首に手をまわして、おでこに口付け「誕生日なんだよなぁ・・」とつぶやいてみた。また"シア"はキョトンとして俺を見ている。「お前さぁ、あの荷物の中に化粧品とか入ってんの?」俺はシアの大きな鞄のほうを指さして聞いた。「・・あ、うん入ってるよ・・?」という彼と手をつないで、その鞄まで連れていった。「開けていい?」許可を得て鞄を開ける。「えーっと、こういうのじゃなくて・・。」ガサガサと中身を物色する。「これって何するやつ?」一個ボトルをとって聞いてみる。「化粧水の後につけて、肌を保湿するんだよ。」「これは?」違うボトルを指定する。「それは、メイク落としとか・・なんでもいいんだけど 冬に足がひび割れた時に塗ったり・・。」「あ、じゃあこれかな。」よく見るとオイルと表示してあったのでまさにそれだった。「なに?」まだわかってないシアの耳に近づいて「ぬるやつ?」と囁いた。「え・・。」俺からボトルを受け取って、しげしげみている。ずっと欲しがってたからなぁ。自分が普段から持ち歩いていたなんてそりゃあ驚くか。「使ってみる?」「・・・いい・・の?」さっきまで泣いていたので目が濡れている。それは俺のセリフだった。いつになく不安そうな瞳が、暗闇の中で俺を見上げている。なるだけ優しくふるまってはみたもののオイルによってかわいらしく寝乱れるシアに我慢なんて出来なくてきっと今日は途中でやめるなんてことは無理だった。無言で行為を続ける俺にどうか彼が恐れをなしていませんように祈りながらも彼を思いやれずにただ「シア。」と苦しい息をしながら、折にふれ呼んでいた。身を硬くしている彼を無理やりひらかせて彼の念願でもあった想いをとげる思っていた程の罪悪感はなかった。彼の瞳にたまっていく涙を目にしながらこんなに直接的な泣かせ方をしたのははじめてかもしれないと思った。大人気なくあがった息を肩でしてシアの横に倒れこむちょっと安心したような照れたような彼の顔を間近にすると、彼の手がのびてきて俺の髪をなでた。彼のほうがよっぽど落ち着いている。俺なんて、ひとつになるという感動をあじわう余裕なんてどこにもなかった。カーテンから差し込む光はもうかなり明るくなっていて。あんなに吹いていた風はもうやんでいる。少し曇っているけど、何故か今日はいい天気になりそうだと思いながら目を閉じた。はずさないと起きた時にしびれているかもしれないけれど天使の細い首に腕枕をしたままで。 →
2005.06.30
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優しいあなたのことずっと好きでもいいよね →
2005.06.29
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飲んでますね?では運転などいけません僕は死神なので空を飛んだりできるので必要がないのですが人間だといちいち車に乗ったりしないといけないので大変ですねでも 駄目ですよ乗るのならお酒はあなたはよくても もし事故になってしまったらまわりの方が迷惑ですそんなに泥酔してしまっては・・・僕が今言ってることもわかってないのかもしれませんねいいですよ 別にたしかに僕には関係のないことですただ ではもうこの事故のことはあきらめていただくしかありません運が悪かったとでも思うと?そこまでおっしゃるのなら本当のことはお知らせしないでおきましょうあなたは運転などしてはいなかったそう 事故をしたのはあなたを送ってくれていたあなたのあのお友達事実をゆがめられても酔っ払っていたのだから仕方ありません →
2005.06.29
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今日もよく働いたなぁ。などと思いつつ、帰宅して玄関をあけると「おかえり!」と言って、いるはずのない軽やかな天使がとびついてきた。「た・・ただいま・・。」驚いて、とりあえず荷物をその場におろす。合鍵を渡してあるのでときどき彼はこういうふうに突然やってくる。俺の頬にちゅっちゅっと二回キスをしてから顔を覗き込んで「俺も今来たとこなんだよ?」と笑った。部屋を見ると天使の上着と結構大きな荷物が置いてある。「仕事は?」天使の不規則な仕事は時間が読めない。これから休みなのかこれから仕事なのか会っている時はいつも気にしていた。「さっきで終わり。明日は夕方まで休み。」俺をたしかめるように胸元に抱きついている。画面や写真で見るよりもかなり細い体。本当に同一人物だとは思えない。「お前ちゃんとメシ食ってんの?」心配になってたずねる。「またそんなこといってる。お父さんみたい。」天使のかわいらしい舌がちょっと出てイーっという顔をした。玄関先のままだったので、鍵を後ろ手に閉めてから天使を抱きかかえて部屋の中に入った。そうしていてもやっぱりとても軽かった。ベットにおろしたけど、そのまま腕を離してはもらえずに唇へのキスを求められ「栄養をもらいに来てるんだよ?」と小さな声で甘えられる。そんなふうにされては抗うこともできなくてまたしても大人気なく少年の誘いにのってしまっている。なかなか会えない分を補うようにかなり長い時間何度も何度も口内をたしかめた。あたたかくて小さな口元も遠慮がちにそれに答えて苦しそうな息遣いにかわったのでゆっくりと離れた。天使の真似をして、頬に音をたてて二度キスをする。「大丈夫か?」赤い顔をした天使の顔を覗いた。天使は軽くうなずいて「・・瀬戸さん。」といった。少し震えている。「どうした?」「あれ、買いたかったんだけど・・。」「あれって・・?」なんのことを言っているのかわからなかった。「あれだよ、ぬるやつ?」塗る?ああ、そうだった。それがないと出来ないのだとこの前の旅行の時に確かにそんなことを言っていた。「どこに売ってるのか聞いとけばよかったと思って。 トッシィに頼むにもいえなくて。」なんていって頼むのだろう、と思いつつ。「俺が用意しとくから、お前はそんなの買わなくていいよ。」といった。今をときめく芸能人が、まさか店の人にセックスの時に使うクリームを、なんて聞かないだろうけど。(いや、やりかねない。)「だって、瀬戸さんそんなこといって いつまでものばしのばしにするつもりなんだもん。」天使はすねてゴロンところがり、ベットの上うつぶせになった。「そんなことねーって。」なだめるようにその背中に触れる。「あーあ、俺今日誕生日なのになぁ。」「なに、お前誕生日なの?」「そうだよ、おめでとうは?」首だけこちらにむけて、横目で俺を見た。なんにも用意していない。何歳になったんだろう。「じゃあ、ケーキとか買ってこようか?」いらないのだろうと思いつつも聞いてみる。案の定黙ったままで首を横にふられてしまった。「ではマッサージなどさせていただきます。」といいつつ、天使の手をとって指先から軽くマッサージをはじめる。結構得意なのだった。細い腕から二の腕に、そして肩に。いつも裸で抱き合ったりしているのに改めて触れるとどこもかしこも細かった。背中はのしかかるような姿勢でつぼを指圧してみる。何度か細かく押したあと、ちょっと変なとこに入ってしまったのか天使の体がビクッとはねて驚いた。「ごめん、痛かった。」あわてて彼の顔を見るとちょっと雰囲気がおかしくてこれは、もしかするとまた泣こうとしてるんじゃ・・と思ってる間にポロリと瞳から涙が落ちた。「どうした?」起き上がらせて抱きしめる。意味はわからなかったけど、なんだか俺が悪いような気がした。俺の胸のあたりから天使の涙交じりの声がする。「俺だけやらしいこと考えて・・ 瀬戸さんは疲れてんのに 俺がねだってばっかで・・。」風が強かった今日は雲がものすごいスピードで流れていた。窓のそとはもうすっかり暗くなっていて天使の頭をなでながらふと明日は晴れるのだろうかなどと考えていた。 →
2005.06.29
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いいよねずっと想っててもこのままおばあちゃんまでひとりでいるのも素敵じゃない? →
2005.06.28
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吸血鬼というとあの美女の生き血をすするというあれですかいいえ 僕はそうではありませんどちらかといえば東洋の者死神ですなるほどたしかにあなたは絶世の天地をゆるがすような美女ではありますほんとにお世辞などではなくてお美しいでも実は・・知ってるんですあなたがそんなに綺麗な理由を申し訳ありませんあなたの秘密は特殊な手術で整形したこと悪魔に魂を売り渡したあなたは定期的に同じ血液型の女性を連れ出さなくてはいけません自分の腐っていく血液を全部入れ替える為にすぐにやってくる期日を気にしながら日夜次の獲物を狙うあなたこそが吸血鬼しかし皮肉なものですあなたのその瞳で見つめられてはこの死神だって生き血のひとつもすすってみたくなるというものでしょう →
2005.06.28
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温泉に入って浴衣を着て。テーブルに並べられた豪華な料理をはさんで俺と天使は仲良くむかいあっていた。「それではごゆっくり。」といってすべて並べ終えた仲居さんが出て行ったあと天使は濡れた髪のままうれしそうに「なんだか新婚さんみたいだねぇ。」といって笑った。天使の仕事の撮影旅行に、ちょうど休みがあった俺は同行させてもらったのだ。そうでもしないと忙しい彼と一緒に旅行なんてとても出来ない。ひとつひとつ小鉢を珍しそうに見て、少ししか入っていない料理を一口づつ口にはこんでいる。「どうしたの?」俺の視線に気がついて、首をかしげる。「いや・・うまい?」愛しいなぁと思ってみつめていました。とは言えなかった。「うん、おいしいよ。」微笑んでからまた食べている。最近は調子がよくてどんどん仕事をこなしている。ハードなスケジュールにもめげずに泣くことも少なくなった。(瀬戸さんがしょっちゅう会いにきてくれるようになったから)と天使は笑って言うが、実際彼のマネージャーの都市田も俺にさえ会わせていれば天使の調子がいいことがわかっているので積極的に連絡をいれてくる。(彼は無口なので連絡手段はもっぱらメールかFAXだけど)「ふー、もう食べらんないや。」俺がボーっとしてる間に、食が細い天使はもう食べ終わってしまった。「全然食ってないじゃん。」全部の皿にはしはつけているが、ほとんど残っている。「そんなことないよ、今日は俺にすれば食べたほうだよ。」はい。と言ってきれいに残っている刺身を皿ごと俺にさしだす。俺がそれを受け取ると「あ、そうだ食べさせてあげる。」といって立ち上がり、俺の隣に正座した。「はい、あーんして。」ありがちなセリフで俺の顔を見上げる。「そんなのいいって。」本気で照れてきて、お断りした。「なんで?いいじゃんせっかくだし。」本当に嫌だったので、天使が持っているハシと小鉢をそっと奪ってもとにもどした。「ちぇーっ。」かわいらしくスネた顔をして、立ち上がろうとしたので肩をつかんで「ここにいて?」といった。「・・うん。」食べている俺にゆっくりと天使が抱きついてくる。胸元に天使の濡れた髪がある。俺の背中にまわされた腕を感じながら前よりもさらに細くなったなぁと思った。「食べてる音がする。」「そりゃそうだろ。」「だよねぇ。」そんな状態で落ち着いて食べられるわけもなくて俺も大半を残したまま食事を終えた。少しぬるくなったお茶を飲みながら天使にもすすめる。俺が持ったままの湯のみから餌をもらう小鳥のようにお茶を飲む。かわいくてがまんなんて出来ない。「また、仲居さんがくるかな。」といいながら、畳みの上にゆっくり天使を倒した。「瀬戸さん。」「ん?」「ほんとはこれ・・。」といいながら、天使の手が俺の昂りはじめたものにそっと触れた。「入れるんじゃ・・ないの?」「え?」予想しなかった天使の質問は俺の動きを止めた。「い、入れるって。」「違うの?」横になったまま真剣に俺を見ている。「あー、今日は無理じゃねぇ?」文字通り頭をかきながら答えた。「なんで?」不満なのか安心したのか、その表情からは読み取れなかった。「だって明日は撮影あるし、なんか用意とかいるだろうし。」「用意って?」「えーっと・・」なんでこんな具体的な話になるんだ。せっかくの温泉なのに、情緒などは?「多分、なんかぬるやつとか?」天使は両手をのばして俺を抱くと「じゃあ、今度ね。」と言った。動揺をかくしながらキスを落とす。天使はときどきとても大胆だ。モデルだからなのか度胸がすわっている。いつもは独り占めなんてできない彼の香りをあじわいつつ後でまた一緒に温泉に行こうと思った。岩風呂につかりながら打たせ湯ごしに真っ暗な空を見て。真夜中の二人しかいない空間にみごとな月がきっとでている。 →
2005.06.28
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されていたつもりでしていた私あなたは誰だろう私の何だろうどうしてこんなにもあなたが必要だと思うのだろう →
2005.06.27
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出会い系ってなんですか携帯電話やパソコンで男女が出会うというあれ?いえいえ 別に僕は死神なのでやってみたいわけではないのですが少し興味があったものでしかし結構それに関連する事件が増えていますしあなたも気をつけてくださいよあんなにつくしてくれる奥さんがありながら悪い人ですでも もう こりたんですか最近はしていない?ああそうか 女性のストーカーにあったんでしたね彼女はあなたがいるいろんな場所にあらわれてゴミをあさり 自宅ドアを破壊最後には不法侵入で部屋中をめちゃめちゃにしていきました思い出しましたでも僕の知っている事実はちょっと違いますあの女性はストーカーなどではなかったんですよまあ 今幸せならそれでいいとは思いますが知りたいですか 本当のことを?気付いてなかったのなら申し訳ないのですが事実は小説よりもなんとやらでして部屋中に落書きしたのも彼女にあなたの居場所や携帯番号を教えたのもそれはあなたの奥さんですなにも知らないかわいい女性だと思っていたのはあなたの思い込みではないのでしょうか →
2005.06.27
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天使の髪の香りに気をとられているとものすごい力で体を押し戻されてわけがわからない間にスラックスの前を開けられていた。「俺がする。」少年のするどい眼差しが俺を見入る。「・・え?」動けないまま、この状態となんで下半身がスースーしているのかがわからない「ちょっ・・お前・・。」天使のやわらかい髪が俺の両手におさまる場所に存在している。「いいから。」急に襲われるリアルな感触。天使の口の中がとても熱いことがわかる。「な・・なにやってんの?」俺はびっくりしてあわてて天使の頭をつかむと無理やり離した。「痛っ!」あまりにも勢いよくやったので天使の歯を自分にひっかけてしまう。「わっ、ごめん!大丈夫?」「~~~。」声が出なかった。天使は動けなくなってる俺にも容赦なく手をのばしてきてその場所に触れようとしてくる。「どうしよう、痛い・・よね?」心配そうに覗き込む瞳。油断したすきにまた直接むきだしのそこに手があたる。「・・・そんなとこなでるなよ・・。」痛みはちょっとの間で治まった。なんて状態なんだろう、天使の綺麗な手に俺が握られている。天使は俺の顔をうかがうように見て「なんで離すの?駄目だった?」と聞いた。「ダメっていうか・・。」ちょっと頭の中がパニックだ。天使はとても綺麗だし、女の子みたいだけどでも本当は男の子なのできっとそんなことするのは、俺が思ってるほど抵抗がないってことなのか?でも・・あの雑誌とかでお綺麗にうつっている天使が・・TVとかに出ている本当に天使なのにそれは・・どうなんだぐるぐるめぐる思考。俺が黙ってるとまた天使は口でしようとして顔を近づけてゆく「わっ!ちょっちょっと!」またあわててひきはなす。「なんで?次はしていいみたいなこと言ってたじゃん。」たしかに(次は交代な)なんて言ってしまってたけど、でも・・言葉も出ずにただ困って天使に視線をむけた。俺のひざの近くに俺の顔を見上げる天使の顔がある。口元がなにかいいたそうに少し開いていてさっきのなごりでアゴのあたりまで湿ってた。なんかわからないけど、ものすごく恥ずかしい。「・・瀬戸さん・・なんで赤くなってんの・・?」天使まで俺につられてちょっと照れた顔になっている。「だってお前・・なんかおかしくねぇ?」「なんで?おかしくないよ。」「そうかな。」「そうだよ。」さっきまでの張り詰めた空気が消えていた。「ねぇ、ゆっくりするから。」いくぶん落ち着いてきて、ここで拒否するのもなんだか違うような気がしたので「・・・お願いします。」と言ってみた。今度は俺も心の準備が出来ているのでなるだけ力を抜いて、せっかくの申し出に身をまかせる。言葉どおりにゆっくりと近づいてくる口元。ぎこちない動きはとても一生懸命で途中で気がついたけど、この前の俺を真似ているのだなぁと思った。冷静に眺めている俺に気がついて、天使は「俺、ヘタ?」と顔をあげた。「そんなことねーよ。」と答える。「・・どうすればいいのかな。」自信なさげな弱音をはいて、気が少し済んだのか、もうなにがなんでもという感じもしない。「じゃあ俺がしようか?」「嫌。」「なんで?」何故か俺から手は離さないままで、天使が隣に横になる。「また一人だけなんてヤなんだもん。」「うーん、じゃあ・・・」俺は天使にかぶさって、二人をならべて一緒に握った。「これで・・?」と天使に聞くと「わかった。」といって俺の首に両手をまわす。そこにたどりつくまでにかなりの時間があったからなのかその行為自体は一瞬だった。下にいた天使はびしょ濡れだったけど、とても満足そうなうれしそうな顔をしていた。「あーあ、またお前こんなヨレッたおっさんに・・。」と俺がため息をつくと「よれってないってば。」と言ってクスクス笑った。「ごめんな。」謝りながらティッシュで天使の体を拭う。そんな俺をジッと見ながら天使は「・・かわいい・・なぁ。」と言った。「お前なに言ってんの?」また照れてしまう、かわいいのは天使のほうなのに。「・・瀬戸さん、俺機嫌悪くてごめんね。」天使はそれから簡単に俺に一緒に仕事するのを断られたことが嫌だったことと携帯がつながらなかったこと、それに、今度の仕事でかなりキワドイからみがあるので落ち込んでいたことなどを説明してくれた。「でも、もう仕事やめるって言わなかったから偉いよね?」俺に服を着せられながら、天使が不安そうに聞いてくる。「ああ、えらいな。」俺も服を着て、タバコに火をつけた。空は今どうなっているんだろう、雨はふっていないみたいだけど。最近外で見る天使の肌の露出が激しくなっていることには俺だって気がついていたそして、キワドイからみ?天使の腕が俺に甘えてまとわりついてくる。「さっきまではそんな仕事なんて とても無理って思ってたけど、今は素っ裸にだってなれそう。」笑っている天使とは裏腹に、大人気なく湧き上がる感情。今まではそうでもなかったのに、なんでかなぁ。俺以外にはなんにも見せるななんて。仕事を大切にしろと諭す立場の俺がそんなこと言えるはずもなく今日はうなされそうだと思った。 →
2005.06.27
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そばにいる時はケンカしてばかりで離れてはじめて好きになった時もうあなたは玄関を出た後 →
2005.06.26
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生き返らせてみましょうか僕にならできるかもしれませんよ本当ですたまには死神らしいところをお見せしましょうあなたがたった今刺し殺して逃げてきたあのあなたのお母さんの命をおかえししますいいえ御代はいただきませんのでどうかご安心をさあそんなことよりももどってたしかめてみてくださいあなたは今とてもお困りなんでしょうからえ?やっぱり亡くなってました?おかしいなぁそんなことはないはずですがよく見てくださいあなたが刺した傷なんてありませんそのかわりに締められた首の跡が犯人はあなたではなくて・・そう 新犯人はあなたと同じような気持ちで彼女の借金に苦しめられていたあなたのお父さん嫌だなぁそんなことありませんよ僕に生き返らせるなんて能力がなかっただなんてどうしましょう彼でなくてもご兄弟や親戚の方がお母さんに手をくだすのかもしれませんがなんでしたらもう一度魂をおもどししたほうがよろしいですか? →
2005.06.26
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俺に背中をむけてうつむいている天使に声をかけた。「どうした、なにか・・怒ってんのか?」俺が腕をつかんだままなので、それ以上逃げることも出来ずにむこうをむいたままで「離してよ。」といった。「部屋に上げてくれるなら離すよ。」交換条件をだしてみる。天使はゆっくりと俺の顔を見て無言で俺の手をとって自分の腕からはなした。なにも言わずに部屋にはいっていく天使を追って俺も部屋にはいる。シンプルな部屋には一応の家具が用意されていた間借りしているだけのせいかあんまり荷物はない。ベタ置きのローソファーに正座して座った天使は俺を恨めしそうに睨んで「なにしにきたの?」と聞いた。「会いに来ちゃいけなかったのか。」俺もおなじソファに少し間をあけて座った。「都市田さんに言われたから? 仕方なく?」野良猫をなでたい時みたいに、今にもひっかかれそうだった。TVで見る天使では想像もできないほどのけわしい表情で張り詰めた緊迫感がただよっている。「そりゃ居場所はトッシィに聞かなきゃわかんなかったけど。」とだけいって、わざと俺はソファーにひじをついてもたれかかり天使の顔を笑顔で眺めた。「お前は俺に、会いたくなかったの?」頬に手をのばして触ってみる。ビクリと身じろいで、逃げられてしまった。「・・・その気もないのに触らないでよ。」うつむいている天使の顔はよく見えなかった。「もう、俺とは寝たくないってこと?」聞いてみる。「・・・どうして?」はっきりした声で言ってから、天使が悲しそうな顔を上げる。「俺はあんたが・・・・ あんたのことが好きだって言ってるじゃないか。」また泣きそうになっていた。視線が会った天使に出来るだけ穏やかに言ってみる。「言ってみなって、話だけでもしないと。」彼は自分のシャツの裾を握り締めていた。「だって・・ 言いくるめられるもん。 俺がどうしたって・・話なんて聞いちゃったら。」耐え切れなくなって瞳からぼたぼたとあふれ出る涙が彼の正座したひざに落ちている。どうしたらいいんだろう。「お前はもう俺に、会えなくても平気? 俺は耐えられないよ。」「・・嘘・・つき。」「どうしたら気が済む? 許してもらえる? なにか怒ってるんだろ?」いっぱいいっぱいになっている天使につけこんで抱き寄せて、涙を親指でぬぐいながらキスをした。それでもどんどん出てくる涙。天使は「う~~~~。」と呻いて俺の胸元のシャツを両手でつかんで顔をふせた。俺は手をのばして、彼のシャツを背中から脱がせる。泣いたままの天使の体に触れて、唇にキスを繰り返す。お互いの体温を重ねていると次第に天使も落ち着きをとりもどしたようだった。やっと泣きやんだ彼に「またあんまり寝てないのか。」と聞いてみた。「時間はとってもらってるけど・・。」会えなかったから。と目を閉じていった。また躊躇してしまう。無理をさせてはいけないんじゃないだろうか、この後の仕事にさしつかえるのでは?俺の思考をみすかすように腕の中からまっすぐな視線を感じた。赤く充血した口元から弱々しい声が聞こえる。「嘘でもいいから。」嘘ではないことを証明する為に天使の希望にこたえる為にいろんないいわけを心の中でして俺は天使の髪に顔をうずめる。空を見上げる余裕なんて全然なくてただ自分の中から湧き上がる欲望の熱を天使に押し付けてしまっていいものなのかどうか瞬時の判断なんてとてもできなかった。 →
2005.06.26
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必死で練習している調子はずれな声が聞こえる望まれなくても続けるのは自分の気が済むまでやってみたいから彼の一途さを感じながらあれは私なのかもしれないと思った →
2005.06.25
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ここは牢屋の中ですかへぇこんな風になってるんですねおはようございます僕は死神なんですがここに入るのははじめてですむこうのほうにある縄がわっかになって吊るされている部屋のほうにはたまにお邪魔するんですがははは・・ところであなたはどうしてこちらに?爆弾で人を殺したのですかしかも小さいコを それはいけません子供にはなんの罪もなくて彼らは愛されて保護されるべき存在どんなにいたづらをしても許してあげてください事故で?なるほどあなたは別に殺すつもりなどなかったただ手作りの爆弾を誰もいない場所でいいから試してみたかっただけなんですねわかります実際あの場所には誰もいませんでしたそうあの幼稚園に通っていたお子さんでさえも嘘ではありませんあなたが現場を去る時にバラバラになった園児の死体を見たのですか?園児が一人亡くなったのは事実ですがそれはあなたが犯人ではありません爆発したあとに別の場所で亡くなった死体が投げ入れられて一緒に燃えたんですよ今は子供をちゃんと育てられない方も多いもので運ですよね よかったのか悪かったのか偶然そんな現場に居合わせるご夫婦もいらっしゃいますそれではもう一度おうかがいしますがあなたはどうしてこちらに? →
2005.06.25
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強風に形をかえる雲を眺めながら考えている。大切にしたいって気持ちより欲望のほうが勝ってもそれは愛だと呼べるのだろうか。この頃、暇さえあれば浮かんでくる天使の顔を浮かべながら俺はたばこをもみけした。もともと営業体質だったのかこの仕事につく前から心の中ではいつも"ソレ以上ハヤバイ""OK.ススメ"と瞬時に判断がくだる。悩んだことなんてあんまりなかったし、そんな気持ちもよくわからなかった。TVの画面では天使が出ているCMが俺を追い詰めるようにしょっちゅう流れている。彼は自分では「俺って芸能人なのかな?」などといっていた。自分がどれだけ世間に露出しているのかよくわかっていない。ただ、なかなか会えないと俺に愚痴だけをこぼして。切ないのは辛いのは「俺の方だっつーの。」画面を見ながらつぶやいた。だいたいどーしろっての?一般人が芸能人にそうやすやすと会いになんて行けるわけないだろう。日々弱っていく天使のことは彼のマネージャーである都市田から聞いていた。ついでにまた、俺がいるほうが天使の調子がいいからと仕事の依頼まであった。(本業にさしつかえるのでお断りした。)最後に会ったのはいつだっただろう。またあの細い体で一人でがんばっているんだろうか。たしかに、きめの細かい白い肌をこの手でたしかめたのに。あるいは泣き顔をあんなにまじかに見ていたのに。今はそばにいない現実。たえきれなくなって上着を手に取り彼の元へ向かう。冷静な判断なんてとてもできるような状態ではないと思った。都市田に連絡をいれるとすぐに天使の居場所は教えてくれる。今は仕事場の近くにかりているウィークリーマンションにいるそうだったので、教えられた部屋のチャイムを押して天使の登場を待つ。「はい。」とドアを開けてくれた天使の顔になつかしさを感じた。喜んで迎えてくれると思っていた彼の表情は次第にこわばっていきやがて「・・瀬戸さん。」とやや緊張したような声でいってから、伏し目がちに俺の方を見た。「あれ?喜んでくれねーの?」わざとおどけてみせた。心の中では不安でたまらない。もう天使は俺のことなんて忘れてしまったのだろうか。「なんで、今更・・。」泣きそうな顔でつぶやいたのが聞こえた。今更ってどういうことだろう、俺が次の言葉を発する前にと、部屋の中へ逃げて行く天使を追いかけてはらいのけようと懸命に動く腕を無理につかんだ。心の中で響く判断"今シナイト心ハ離レバナレ" →
2005.06.25
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あなたをどれだけ好きなのかより今そばにいてくれること大切なのはなんだろうそれでもわからない好きなのかどうなのかこんなにせつないめにあっても →
2005.06.24
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最近のコピー機はいろんなことができるんですねFAXやプリンタの機能にくわえてスキャナーとしてまで使えるだなんてまったく技術は進歩するばかりですもちろん僕は死神なのでそんなの使うこともないんですけどそれにしてもコピー機本体にある程度のメモリを記憶するディスクがはいっているなんてちょっとした書式は記憶させておいていつでもすぐに取りだせますところであなたのまわりには同じ話ばかり繰り返す人っていませんかそう どこにでもいますよね彼らも同じなんではないでしょうか自分のハードディスクの中にちょっとしたメモリを記憶しておいて何度もだしているのです何度も何度もつらいでしょうがどうかつきあってあげてください彼らは多分それしか仕方がないのですつまらない人生の中で数少ないデータだけが心のささえきっとそれ以外には何の価値もないんでしょうかわいそうだとは思いませんか彼らの幸せがそこにしかなくても黙ってうなずきあわれみの視線はかくしておきましょうその物語の中のあなたも一員なのだから →
2005.06.24
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激しくドアをノックする音と「瀬戸さん開けて!早くして!」という声に起こされて、ぼさぼさの髪をかきながら扉をあけるとすばやく部屋の中に入ってきた少年は後ろ手にドアを閉めた。肩で息をしながら勝手に俺の部屋にあがりこみ窓ぎわまでいってカーテンの隙間から外を覗く。「・・あー、助かった・・。」と大きく息をついてその場にしゃがみこんだ彼に後ろから声をかけた。「で、なんでしょうか?」俺の他人行儀なセリフに頭だけふむくと「会いにきたに決まってんじゃん。」口をとがらせる。こんな朝早くにですか?と心の中だけで思った。時間は早朝五時少しまわったところ。モデルなんてしている彼の感覚は少しおかしいのかもしれない。「ちょっとシャワーしてくるから待ってて。」俺は天使にそう言ってから起ききれない頭を覚まそうとバスルームにむかった、ヒゲも剃りたかったし。「じゃあ一緒にはいる。」背を向けた俺に抱きついてきてじゃれつく「なにいってんの狭いから無理だって。」「えー、だってあんまり時間ないから ・・・近くにいたいんだもん。」俺から離れずにまわした腕に力を込めて抱きしめられた。「なに、この後仕事?」「夜からね。」「じゃあ時間あるじゃん。」「エッチしなきゃいけないんだから、そんなにないよ。」いけない、なんて彼の中ではもう決まっているらしい。たしかにこの前、今度は最後までするとはいったけど、・・彼は俺のそんなちょっとした言葉は聞きのがさないのだ。「じゃあ顔だけ洗わせて。」俺は天使をひっつけたまま、歯を磨いて顔を洗ってついでにヒゲもそった。その間天使はじっと俺に抱きついたままで鏡の中の俺のことをめずらしそうにずっと見ていた。「瀬戸さんてさ、自分で言うほどおっさんなんかじゃないよね。」鏡に写った大きな瞳が俺を見ている。「そう?」とだけ答えてタオルで顔を拭く。天使は俺のTシャツのすそから手をいれて「おなかだってでてないし。」と言った。誘っているつもりなんだろうか。遠慮がちな手に痛々しさを感じる。俺はおもむろに天使を横抱きにして頬に軽くキスをした「じゃあ、やる?」天使にささやくと、恥ずかしそうにコクンとうなずいた。狭いベットに美しい彼をそっとおろしてゆっくり脱がせながら、朝の光の中白い肌を観察する。少し離れたままで手触りも確かめながらいろんな場所に触れていると「・・・なんで見てんの?」と天使は手で顔をかくしながらいった。「綺麗だなーって思ってさ。」自分からあんなに誘っておいて照れている彼がかわいくて思わず笑ってしまう。最後までの"最後"の意味をきっと彼は知らない。はやく決着をつけて眠らせてやりたいと思いながら「ギブアップは、無しな?」といってから彼の分身を口に含んだ。やめてほしいという言葉はなかった。しつこく刺激をあたえて、何度かの終わりを導いた後もう、気が済んだだろうという意味をこめて「大丈夫?」と聞いてみた。涙目で黙ってうなずいた彼は弱々しく俺に手をのばして腕にしがみついて目を伏せる。「・・・なんで?」整った口元からかすれ気味の声がもれる。「・・・明日が・・休みじゃないから・・?」疲れさせて眠らせようという俺の魂胆がみえみえだったのかあきらめたような口調で尋ねられた。悲しそうな彼をなんとかしたくてたおやかな手をとって、ゆっくりとちゃんと反応している俺自身に触れさせる。「あ。」とちょっと安心したような顔をして、俺の顔をみあげた。「今度する時は交代な?」うれしそうに何度かうなずいてその後すぐに天使は安心して眠りに落ちた。腕枕をしたままだったので俺も身動きができずに、何時間も寝顔を見ていた。彼が目が覚めた時、「起きたのか。」といいながらつい口元をおさえた俺をみて「いいよタバコ吸っても。」穏やかに彼がいう。「その辺に火が・・。」ライターを探しながらごちゃごちゃのテーブルの上に小さな紙袋を発見した。「そうだ、それ作っといたんだった。」不思議そうに見ている天使にそれを渡した。彼が袋を開けると中に入っている真新しい鍵「この前欲しいっていってたよな?」びっくりして何も言えずに彼の目から涙がでてきたのでこっちのほうが驚いた。空はそろそろ夕暮れ時で、窓から茜色の光が映画のようにさしこんでいる。もうすぐむかわなくてはいけない彼の仕事を気にしつつたかがこんなボロ部屋の合鍵一本で泣きじゃくる少年をなだめながら携帯の彼の名前"泣いていた天使"ではなく"泣いている天使"のほうがピッタリくるのではないかと漠然と思っていたのだった。 →
2005.06.24
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タクティクスに惑わされる泣きながらセックスする白いシャツあなたの愛しくて死にそうになる →
2005.06.23
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死神です最近忙しすぎておかしくなりそうです暑くなってきましたからね実際急激な気温の変化は人命にも大きく影響されるんですよそれにしてもあなたのそのペット熱帯魚だなんて豪華ですねでも温度管理とか大変じゃないですかまぁたしかに綺麗ではありますけどやっぱり心の余裕がないと飼えませんよところですいません 急いでましてちょっとお尋ねしたいんですがこの魂の主の体はどこにさがす手間がはぶけるので教えてくださると助かりますいいえ僕は警察などではありませんから本当のことおっしゃってくださって結構ですよなんの問題もありませんただちょっとだけ確認したかっただけなのでなかったらなかったでなんとかなりますからかまわないんですが一応念のためです駄目ですか内緒?うーんなんとなくは想像はしてみたんですが考えなかったことにしておきましょうなにしろ忙しすぎるもので・・少しづつ 少しづつちぎっては与え ちぎっては与えピラニアって肉食でしたよね →
2005.06.23
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あの後。天使が立てこもっていた部屋から出てきてスタンバイの声がかかった後。なぜか俺まで裸にむかれて(ついでに胸毛までつるつるに剃られて)目がつぶれるほど眩しい照明があてられた真っ白なシーツの中にいた。俺の腕の中には裸の天使が横になっていて、小声で俺に「いちゃいちゃしてていいらしいよ。」とうれしそうに言った。この前の看板になった写真で要領を得たのか俺達のベットの少し離れたところではトッシィが腕組みをしてうんうんとうなずいている。こんな公衆の面前では無理だろう、と思った。俺は天使と違ってモデルではないし、いちゃつけといわれたってどうしていいのやら。固まっている俺を見て天使は残念そうにため息をついた。「・・だよね。こんなとこじゃ無理かー。」目を閉じて拗ねたような顔も俺ごしにバシバシ写真にとられている。「瀬戸さん?」天使の大きな瞳が上目使いに俺を見た。「え、なんで名前・・。」名乗ったことはないはずだけど、都市田というあの敏腕マネージャーが調べたんだろうか。「首から名札さげてたじゃん、いつも。 会社でさ。」会社ではそうだけどなんで知って・・。「俺昔、瀬戸さんの会社のチラシの仕事してたんだよ。 気づかなかった?」衣料用品を扱っている俺の会社はたしかにチラシなども配布している。でも、全然きがつかなかった。そうだったのか。「あの頃から好きだったのになぁ、つれないなぁ。」うーん、とノビをしてシーツの中ごろごろと転がる。遠くまでいってのそのそと四つ這いで俺の元にもどりまたゴロンと横になった。俺に背をむけた姿勢で、抱かれるように腕枕されている天使はそのまま俺の手を自分の目の前に持っていって観察している。天使の白い指が俺のごつい掌をなぞっている。さっきまであんなに顔色が悪かったのに、今は化粧でごまかしているのか。平気そうに見えるけどきっと寝不足でつらいに違いないのに。こんなに細い体でのがんばりに思いをはせるとなんだかひどくかわいそうになってきた。「ちょっと、じっとしてな?」俺は天使にだけ聞こえるような声でそういってシーツの中をさぐり、少年の一番中心の部分にそっと手を触れた。驚いて動きを止める天使は「・・なに・・」と甘くなってしまいそうな声をおさえながら言った。「動くとバレるぜ?」片手であまるほどの大きさの綺麗な感触をたしかめながら、天使の耳元に口付けた。このさい外野は無視することに決めていた。しだいに息があらくなり顔が高揚して行くのも抑えられなくなってきた天使は「も・・こんなんじゃバレてるよ、瀬戸さん ひどい・・。」と言って、自分につながっている俺の手を止めようと弱々しく抑えていた。「なんで?いちゃいちゃするんだろ?」動きはやめずにささやきを続ける。「体心配だから今日は触るだけな。 次に会った時はちゃんと最後までするから・・。」少年の震えは快感によるものなのか、それとも違う理由があるのか。「そんなの嘘だってわかるんだから・・。」彼の目元から涙が溢れだす。泣きながらも声をあげるのをこらえている姿がとても愛しいと思った。OKの声がかかり用意されていたバスローブをはおって見せてもらったこれでいきますと決められた写真は天使が目に涙を浮かべながら赤い顔をして俺の頭を抱いているアップのものだった。またしても俺の顔も、誰だかわからない程度には横顔で露出している。「まるで、やってるみてぇだな・・。」あまりにも露骨な写真に唖然とした俺が言うと「やったことないのにねぇ。」ケロっと笑いながら天使が言った。いや、もうこれではやったも同然なんじゃないだろうか。剃られた慣れない胸に手をあてて空を見上げたけどその広いスタジオの中では天井からいくつもつるされた、でかい照明が見えるだけだった。 →
2005.06.23
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言えなかった言葉が言えるようになってゆく死ぬかもしれないけどもう 怖くない →
2005.06.22
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さがしものですか?それより怪我なさっているのではそれくらい大切なものなんですねわかりましたこの死神も一緒にさがしてさしあげましょう色は何色ですか白?なるほどああいうのってなぜか片方だけなくなるんですよねなんでかな道に落ちているのも大抵片方だけですもんねああそういえばここにくる途中で落ちていたかもしれませんあれはもしかしてあなたのだったのかなすいませんてっきり色が・・赤い色だと思っていたのでそれよりも急がないと手遅れになってしまいますみつかってよかったですねその中身がはいったあなたの手袋 →
2005.06.22
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どっかで見たことあるな、この人。ああそうか、あの夜天使ともめていた男だ。俺の前に現れたずーたいのデカイ、無口なおっさんはあの町中にあふれる俺と天使のキスシーンが写った写真を手に持っていて俺の顔と写真の中の俺を交互に指差してから、自分の名刺をさしだした。そこには芸能プロダクション、ルーフィーと書いてある。「で?なんですか、都市田さん。」名刺にとしだとルビがふってあるその名前を呼んでみた。おっさんは身振りでなにかを訴えていて、あっちの方を指差したりしているけど、なにがいいたいのかさっぱりわからなかった。道端でバッタリ出会って立ち話だったので、外の雑音で小さく発せられる言葉もよく聞き取れない。「うん、うん、天使があっちで・・? えーっと怒ってる??」ジェスチャーゲームか、と半ばバカらしくなってきて俺が空を見あげると-ちなみに今日は快晴だ-突然視界が揺らぎ、大きなその男の肩になんと俺は抱えあげられてしまった。「ちょっと!あんたなにすっ・・」有無を言わさずにその場から走り去る。なんて力だろう。大人の男を軽々と担いでこのスピード。「待てってば、誘拐・・誘拐なんですか~。」俺の声が聞こえたとしてもそこにはもういない。どれくらい走っただろう。立派なビルに入って、複雑な廊下を抱えられたまま連れて行かれたドアの前には10人くらいの人だかりが出来ていた。そこでやっとおっさんにおろされる。「なんすか?」おっさんはしゃべらないのでその辺にいた人に尋ねた。「シアちゃんがね立てこもってでてこないのよ。」男のなりをした女言葉でしゃべる人がこたえてくれた。シアちゃんというのは天使の名前だ。俺は都市田の顔を見るとため息をついた。目で俺になんとかしろっていっている。(なんで俺がこんなめに。)と思いながら人をかきわけ、ドアを軽くノックしてみた。「あー犯人に告ぐ、犯人に告ぐ。 君達は完全に包囲されている、無駄な抵抗は・・。」続けようと思ったその時、急に閉ざされていたドアが開いて部屋の中に急激に引き入れられた。そしてまたすぐにドアは閉まり、鍵がかけられる。薄暗い部屋で小さな影に抱きつかれた感覚。弱々しい力で俺に必死ですがりついている天使はまたボロボロになって泣いていた。「汚ねぇツラ・・。」近寄ってみると、こないだ会ったばかりなのにヤケになつかしい彼の顔があった。「・・も、・・やめ・・やめる。」泣きながら俺の胸に顔を埋める。「仕事・・やめ・・る。」それだけやっというとそのまま大声をあげて泣き崩れた。つきあって俺もジベタに座り込みずっと髪をなでている。「そうか。」とだけ言った。しばらくして落ち着いたので、「どうした?」と聞いてみた。天使は静かに「あんたに会いに行けない。」と言った。「携帯で呼び出せば?」「充電する時間もない。 もう、裸になって写真とられるの嫌なんだ。」たしかに"天使"をモチーフにした彼のイメージでは裸の写真が多いのかもしれないと思う。「じゃあ、仕事やめて俺と同棲でもするか?」俺の言葉に彼はだまりこんでしまう。「俺が稼いてくるからお前は働かなくてもいいし、 ご飯とかだけ作っといて? 夜は毎晩でも一緒に寝れるし。」「・・してくれんの?」「ご希望とあらば、なんなりとお申しつけを。」俺の太ももの上に寝そべっている彼の髪をもてあそんでいた。この小さな頭の中で今いろんな思考がめぐっているんだろう。彼のはりつめた気持ちがほぐれていくのがわかる。「最近ぜんぜん家に帰らせてもらえなくて 眠ってないんだ・・。」そう、多分仕事が嫌になったわけじゃない。疲れてしまっただけなんだ。「じゃあ、"トッシィ"にいって睡眠時間だけでも 確保してもらわないとな。」「都市田さん?」「あのおっさんに連れてこられたんだよ。 しゃべんねーけど結構優秀じゃねえ?」俺を連れてくるなんて的を得ていると思った。きっと天使のことよくわかってる。「お前は商品なんだろ?」少年に問いかけてみた。「え?」「営業ってさ、お前が思ってるよりもすごく大変なんたぜ いろんな人に頭さげまくって、 必死でやっとひとつ商品を置いてもらえる。 今だってドアの向こうでお前のことみんな心配してた。 ・・いい仕事じゃねーの。」天使は俺の足に甘えたままで「どうしてそんなこと・・。」と目をそらしていった。「俺も営業のはしくれとしてさ、 やっぱり商品はいい状態で出荷したいって思うから。」天使を商品に例えるのは少しまずいのかと思いながらも俺は芸能プロダクションなんてものはよくわからないのでまあいいかと思った。ドアを開けて一瞬まわりが静まり返ったあと潔く頭をさげた天使の「みなさんどうもすいませんでした。」という言葉にパラパラと拍手がおこり「じゃあ、それではスタンバイします。」という声がかかった。明かりの下でさらされる色の悪い天使の顔が凛としている。そーっと横目で俺の顔をみて小声で「あれでよかったかな?」と聞いた。「いいんじゃねーの?」余裕な顔をして、それから都市田の元にかけよりごめんなさいをしている天使のこと眺めながらなぐさめたりしないで素直に同棲しとけばよかったのに。なんて思った。俺は優秀な大人なので仕方ない。 →
2005.06.22
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ヨウセイの気分何百年も寿命のある私は先に死ぬ人間のあなたを前にただ泣いてばかり →
2005.06.21
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耳元に痛いかと繰り返す彼の言葉に何度も首をふった痛いのは心だわ彼女の匂いの残る髪痛いのは心だわいつまでたっても離れられないこうしていても彼女にはかなわないのに →
2005.06.21
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トントン トントン音がしていますねせっかくの休日だっていうのにおちおち寝ていられませんああ 僕は死神なのでもちろん休日なんてありませんがなにか壁にうちつけてるんでしょうかあるいは日曜大工で棚でもつくっているのかトントン トントンなんだかはらがたってきますせめてもうすこし遅い時間にしてくれたら朝はゆっくりできるっていうのにそしていったいいつまで続くんでしょうかかなり長い時間やっています少し止まったかと思えばまたはじまったりしてよけいにイライラはつのりしまいには殺意まで・・過去そういうことがあったんですよご近所のトラブルはささいなことでも深刻です今あなたの耳に聞こえている音は以前に殺された方の部屋からそう思い出していただけましたか隣の部屋は今は空家死者が出た部屋ってなかなか次の人がはいりにくいものです →
2005.06.21
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片想いが幸せだと感じるのは臆病な大人のいいわけなのかもしれません →
2005.06.20
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ずっと二人きりだったのでその行為はたやすかったことでしょういいえ そういう意味ではなくてすいません どうも最近はそっち方面に話がいってしまっているようですが違います僕は死神なので仕事をしにまいりましたそう あなたの大切な人をお迎いたしますあなたは長年彼に信頼をうけ秘書であり お抱え運転手であり公私にわたる密度の濃いおつきあいでありました大変人見知りな社長になりかわって大切な商談や会議にもあなたが出席されていましたねどんな見返りがあったっていうんですかそんなに長い年月を彼の為についやして同性なので結婚するわけにもいかなかったでしょうもちろんですそんな関係ではなかったことは存じていますただ ちょっと聞いてみたかっただけなんです身寄りのなかった人嫌いな社長と死ぬ前にきれいに入れ替わったあなたは彼のことを好きだったのか嫌いだったのかいったい どちらなのでしょうか →
2005.06.20
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ここのところ毎日この時間だ。忙しすぎる営業に追われて帰り道真夜中の繁華街を徘徊している。今日はちょっと飲みすぎた。ネクタイを緩めながら空を仰ぐ。ネオンのせいなのか星なんてあんまし出てないなぁ。俺がよそみをしていたからなのか、なにかに体がぶつかって足を止めた。「あ・・。」夏だっていうのに暑そうな帽子を深くかぶって、目元を隠した少年の姿。泣いてるのか。間もなく彼の連れらしきガタイのでかいおっさんが現れた。言葉はかわさずに視線でけん制しあう二人。少年は無言のままで俺の腕につかまり、影になって男を睨んでいた。ため息をついてあっさりあきらめ、その場を立ち去る男。そうそう、恋愛というものあきらめも肝心ってね。「で?」俺の腕につかまったままの、少年の顔を覗いてみる。「ボクちゃんは、俺にいいことでもしてくれんのかな?」顔色の悪いままで首をブンブンと横にふって、彼は「あんたは?これからどこいくの。」と言った。「俺?俺はこれからラーメン食って帰るとこ。」ちょっと酔っ払ったいい調子で、フラフラ歩き出す。いつまでも腕を離さない彼はそのままにして、ラーメンも一緒に食って、いろいろ説教した。説教ジョウゴなので仕方ない。だんだん打ち解けてきて話を聞いているうちに、色気が出せないのが悩みだなんていうので、さっきの彼氏に頼めばいいというと、さっきのは仕事関係の事務所の人でそういうんじゃないと言われた。彼の仕事はモデルだそうだった。「あーあ、俺もう駄目かもしんない。」ラーメンの湯気と一緒になって、彼のため息が上がっていく。「なにいってんだか、若いのに。嫌味か。」「この世界じゃもう若いとはいえないんだよ。 俺よりも、もっと若くてカメラの前でもちゃんと 笑顔つくれるヤツがいっぱいいるし、 ・・・そういうヤツは要領よく 実力者とかに抱かれちゃったりしてるし。」表情が曇ってゆく。そんなこと知らねーけど、なんだか大変そうだなぁ。てか、モデルっていうのはマジ話なのか。「お前も寝ればいいじゃん。」「やだよ、普通でもやったことないし。」「ふーん。」イマドキ珍しいな。そうでもないのかな。なんかちょっと感動した。だからなのか、その後俺の汚ねぇアパートに連れて行ったけど手を出す気にもなれなかった。「なんで?」キスさえ拒否った俺に彼だって質問していた。「さぁ・・飲みすぎたかな。」さっさと風呂はいって寝ようと思った。「俺あんたとだったらいいって思ったのに。」また泣きそうな彼の誘惑も余裕でクリアできていた。「お前かわってんな~ こんなとこで、こんなよれったオヤジに抱かれることないだろ。 もっとモデルとしてプライドとか持てよ。」「そんなの関係ないよ。それに・・ そういうこと経験ないから、 色気とかだせないのかもしんないじゃん。」協力してよ。と彼は小さい声でいった。一時の気の迷いなんだろう、それにつけこんで俺がいただくわけにもいかなかった。「ご必要とあらば、わたくしどこへでも参上いたしますが 今はこのとおり・・。」といいながら黙って待っている彼に近づいていき唇には触れずに彼の襟元にキスをして思い切り吸い込んだ。「ちょっ、痛っ。やめ・・。」内出血が皮膚から溢れるほどのきついキスマーク。「なにこれ、ひでー。」あわてて鏡を見にいった彼が涙目になっていた。俺は笑いながら、「色っぺーだろ?」と言う。ムキになった彼は俺の上着のポケットに入っていた携帯を勝手にとりだすと「番号登録しとくから。」とうちこんでいる。「あー・・。」「なに?」キッと睨まれる。いや、いいんだけど。「俺名前とか覚えらんねーから、できれば身体的特徴で・・。」そもそも容量に空きはあったのかな。なにしろ営業職なもんで。「わかったじゃー"モデル"でいい?」「うーん。」「"帽子"、とかは?」「えーっと。」「どうすんの?」俺は少し考えてから「"泣いていた"にして。」と言った。それが一番わかりやすいと思った。どこまで起きていたのか覚えていない。朝起きると二日酔いで重くなった頭を抱えながら、枕元にきっちり置かれた自分の携帯電話。夕べのあれは夢だったのか。さして気にもせずにまたいつもと同じ一日がはじまる。今はまだ少し、かすかな記憶はあるけれど、きっと忘れてしまうんだろう。今の世の中そんなことは、多分よくある話なのだから。 →
2005.06.20
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スープラでもポルシェでももちろん全然ダメあなた付きでなくちゃ迷惑なだけ →
2005.06.19
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叶わないだなんてどうしてそんなことを?死神は結婚なんて制度とは無縁なもので詳しいことはよくわかりませんが幸せなことではないのですかそうでもない?まあ、一生とは結構長いですからその期間ずっと愛しているといいつづけるのはお互いつらいものがあるのかもしれません誰が一番勝ったのでしょうか若くして大富豪の旦那さんを亡くした未亡人それともお金なんてなくても長年添い遂げた二人新婚当時から長いことラブラブで"勝ち"だと思っていても実は知らなかっただけで旦那さんには愛人が・・・なんてケースもあるでしょうだから一概にはいえませんよ僕個人の意見ですがあなたにだって死ぬ間際の旦那さんの「お前のおかげで幸せな人生だった。」の一言で勝ち抜ける可能性はまだ残されているんじゃないかと思うんですが →
2005.06.19
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「一緒にきて!」雑誌のグラビアから飛び出してきたような綺麗な少年が、俺の腕をひっぱっている。わけがわからずにとりあえず、手にもっていた食べかけのホットドックをそこにいた後輩に手渡した。「さきもどってて。」それだけ告げるのがやっとで、俺はうながされるままに少年についていく。ああ、そうだ、あのコだ。走ってる途中で思い出した。少年とは以前に一度だけ会ったことがある。夜中の繁華街、彼はこんなに綺麗じゃなくて、もっと自信なさげに泣いたりしていた。あの後、特になにもなかったよな。ただ、俺の携帯に勝手に自分で番号を登録してたっけ。ああ、だからさっきかけてこれたのか。まだ、この後仕事もあるのに俺はのんきにそんなことを考えていた。平日の昼下がり、人の行きかう路上で立ったまま、昼メシがわりにホットドックをほおばっていた。いい天気だなぁ、などと空を仰ぎながら。後輩があとから買ってきてくれたコーヒーをうけとろうとした時に少年からの携帯が鳴ったのだった。画面には見覚えのない"泣いていた天使"の文字が表示されている。電話の向こうからは「今どこ?」という声が聞こえた。「どこって・・駅前?」とりあえずそう答えると「わかった、すぐ行くからそこ動かないで!」あわただしい声のあとすぐに切れた。間違い電話じゃないのかと思って放置していると、間もなく本当に彼は走ってやってくる。必死さに流された。なんだろう、どうしたっていうんだろう。彼に連れてこられた場所は、外だったしわりと近かったけど高そうなカメラを持った人や、照明をあてる機械を持った人や他にもたくさんのいろいろな機材を手にしている関係者達があつまっている撮影現場だった。そうだった、モデルとか言ってたっけ。俺がぼさっとしている間に、彼がもどった現場はきびきびと準備をはじめていつのまにか、その人々の中心にあるガードレールに軽く座らされた俺の目の前に彼だけが立っていた。「なに?」さっぱりわからないので聞いてみた。「必要だったらしてくれるって言ってたじゃん。」「だからなにが・・。」「キスだよ。」「は?」「ほら、甲斐性あるとこ見せてよ。」いたずらに微笑む顔とはうらはらに、俺の首にまわされた彼の腕はかすかに震えている。こんな思いっきりな人前で、キス?俺史上はじめてだなぁなどと思いつつ。まぁ、必要ならばさせていただきますよ。と開き直ってみる。あんまり密着するとまずいんだろうか、そもそもなにに使われる写真なのか。こんなによれよれな俺でいいのか。腕の中で小さくなる彼がどんどん赤い顔になっていく。「ごめん、無理やり連れてきて、 でもあんたじゃないと嫌だったんだ。」なんだか人間らしくなった。俺の顔をうかがう表情、不安気な瞳もずいぶんこの前とは印象が違っていた。「いいよ、普通にすればいいんだな?」指で彼の顎をこちらに向かせて俺は恋人にするみたいな丁寧なキスをした。こんなことしていいんだろうか、素人にはよくわからない世界だ。唇が離れていった後、うれしそうに俺の頭を抱いた彼は「ありがと。」と耳元でささやいた。カシャカシャとうるさいカメラの音にまぎれてこんなにたくさん人がいるっていうのにまるでそこは二人っきりでいるみたいだった。「俺の顔しか出ないから安心して。」そりゃそうだろう、それにきっとどこかに小さく載るのかともすれば使われない、テスト用の写真だったりするのだろう。彼の恥ずかしそうな顔を見ながらなんとなく惚れたかもしれないと思った。さっきまで忘れてたっていうのに勝手な話だ。数日後、目を閉じているとはいえ俺の顔もちゃっかりうつった彼の写真は雑誌の片隅などではなく、ビルの上や駅などに張られている巨大な看板に使用されあの日、表情のだしかたでライバルに負けそうだといっていた彼の大出世が俺にとって、ここ最近では一番の驚きになった。 →
2005.06.19
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もうわかった結ばれない環境にはらをくくったもう覚悟はできている →
2005.06.18
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はい どうも 死神ですすいません今 ぎりぎりでしたよねあーあせりましたあなたを抱えそこなうところでした大丈夫ですかこんなに高いところから落ちるだなんてどうされました?足をすべらせたああ そうなんですか駄目ですよ気をつけないと今回はもうお亡くなりになってしまったのであきらめて僕と一緒にきていただきますけど次はどうか気をつけてくださいねそれにしても急なことだったのであなた自身なにがおこったのかわかっていませんねわかりますそれだと気持ちの整理なんてつきませんよね仕方ありません ひとつだけですよあなたが知りたいことを見せてさしあげましょうどれがいいですかつきおとした犯人達の顔を見るのか地面にたたきつけられたご自分の様をみるのかそれともあなたが亡くなった後のご家族の様子など?いっそなにも見ないで行かれるほうが幸せなのかもしりませんあなたの人生のしめくくりです知りたい情報をどうぞご自由に →
2005.06.18
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お客さんの人だかりの中心でいつもライトを浴びて遠くにいた憧れの人の顔が今こんなに近くにある。暗闇の中ただ目を閉じて、自分の唇にきれいに重なる彼のそれを感じていた。丁寧に、まるで僕の口の中を確認するかのようにゆっくりと動く彼の温度やサラサラした粘膜の感覚に脳が支配され息が上手く出来なくなる。僕の苦しそうな声が少し漏れてシマさんは飲み込みそうに触れていた僕の舌を甘噛みすると最後に小さな音をたてて離れていった。涙目になって見ている目元を唇でなめとられる。「恐いですか」僕の髪をなでながら、囁いた声はかすれていてまるで内緒話でもしているようだった。彼の胸に押し当てられた耳に脈を打つ音が響く。シマさんだってドキドキしてるくせに、どこまでも優しい。きっと今からでもやめてくれるつもりでいるのだろう。声をださないで僕は黙って首を振った。それから服をぬがされていた、たよりない裸の胸に彼の息がかかり、赤い箇所に下りてくる甘い感触がいつまでも交互に続いていくそれは繰り返し繰り返し僕の香りを味わうように首すじにもまつ毛にもふりそそいであたたかいユリカゴの中で眠っているようなまどろんだ気持ちになっていると、急に彼が離れていく気配がしてとっさに僕の下におりていこうとする彼にしがみついた。「離れちゃ、ヤだ。」口でそうされることが嫌なんじゃなくて本当にそばにいてほしかった。「はい。」いつもみたいに穏やかに笑って、また行為は続く。やがて後ろから優しく抱かれてそーっと下腹部に忍び込んできた手に嫌な気持ちはしなかった僕自身を愛しむ柔らかさに身をまかせる想像よりもはるかに繊細な動きになにも考えらずにこんな時でも急がないシマさんはきっと慣れているんだろうなぁと漠然と思った僕がどんなに失態をさらしてもきっと受け止めてくれるんだろう緊張していた気持ちはいつのまにか安心にかわり最後にはすっかり体の力を抜いていた。おしよせる高まりをしっかり抱かれたまま超えることができた後あがった息を整えながらコメカミに彼のキスをうける。「今日はこれでおしまいです。」おつかれさまでした。と忍び笑いで言う彼の顔をじっと見ていた。シマさんはいいのかな。なんて、なにすればいいのかわからないけど。終わりと聞いてほっとしたからなのかまたすごく眠くなってきて瞼があけていられなくなってきた。腕枕でおでこにキスをされながら、彼の優しい視線を感じる。頬に彼の指先が触れている。この、僕で汚してしまった長い指も彼をひとりじめできているそんな気持ちがして彼が魔法で出してくれるどんな品物よりもうれしいと思った。→
2005.06.18
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私が誰にでも優しいのは一人だけだとこの想いがバレるからよわかってないわね →
2005.06.17
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恋煩いですねよくわかりますこの死神も結構惚れっぽいものですからあ そんなことご存知でしたよね照れますでも僕はあなたのようにそんな入れあげる恋はしたことがありません毎日多額の給料をつぎこみお店に通うあなたのそれもまた恋と呼ぶにふさわしいすばらしいときめきだとは思いますただ 忘れないでくださいすべての女性は女優ということわざもありますしお店は舞台で女性は女優あなたの心の恋人はもちろんお客さんであるあなたの都合のいいように作り上げられた創作でこの世にはいない存在叶わない恋はいくつもありますが本当にお気の毒ですそんな彼女の為にもうすでにどうにもならないほど借金がかさみ奥様とは離婚会社もクビに家には恐い取立てが毎日おしかけているだなんて →
2005.06.17
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「優しくしますから。」耳元で甘く囁かれたあの後、シマさんの手の感触を心地よく感じながらもどうやら僕はすぐに眠ってしまったらしい。次の朝目が覚めて、彼の裸の上半身が隣で眠っているのを見てすごく悪いことをしたなぁって思った。「ごめん・・・。」シマさんが目を覚ましてから言ったけど、彼はクスクス笑いながら、「どうして?」って答えて僕の頬に軽くキスをした。それだけだった。あれから店をやめてしまった僕は、シマさんの部屋を掃除したり食事をつくってあげたりしてアルバイト代をもらっている。シマさんは新しいお店にも手品をしに行くようになったからものすごく忙しくて、僕は毎日部屋には来ているけど、なかなか会えない日々がつづいていた。シマさんは僕のこと大切にしてくれている。新しいお店にも従業員入口から入れるように紹介してくれた。けど、ショーはまだ一度しか見に行っていない。たくさんのお客さんに囲まれて女のコのファンに愛想よく笑っているシマさんを見るのがとってもつらかったからそれに・・・たくみにカードをさばく手つきや最後の仕掛けを決めた時の彼のとぼけた顔をよこしまな目で見てしまう自分がとっても嫌だったんだ。あの指に触れられた感覚が忘れられない。僕がシマさんのことそんなふうに見ているなんてわかったら嫌われてしまうに違いない。わざと、シマさんが仕事でいない時間を見計らって部屋に掃除に来ていた。たまに誤って、出勤前の彼に出くわしてしまったけどそれくらいで調度いい感じがしてた。そんな時決まって彼は名残惜しそうにキスをして「今日はこれでがんばれます。」といって出かけていく。行かないでって言って、僕からキスをしたら彼はどんな顔をするだろう。僕は部屋を片付けながらいろいろ考えてしまう。子供のくせにやらしいって思われるんじゃないかな。それともうれしそうにしてくれるんだろうかシマさんは優しいからあきれてもきっと表面にはださない広いベットのシーツをかえなくちゃ。さっきまで彼が寝ていた。ちょっと横になってみる。シマさんの匂いがした。この場所で手をつないで眠ったなんて、今は信じられない。「なにもしませんから。」なんて言ってたっけ。あなたにだったらなにされたってかまわないよ。あの時だって、そう思ってた。僕はいろいろ思い出しながら、そのベットで目を閉じてしまって、いつのまにか眠ていたらしい。「ミチルさん?」シマさんの声で目が覚め、あわてて起きる。今、何時だろう。「あ・・・お帰りなさい。」「ただいま。」「ごめん、僕途中で寝ちゃってたみたい。」仕事から帰ってきたってこと?食事もまだつくってなのに「どうしよう。すぐなにか作って・・」キッチンへ行こうとした僕の腕をつかんでひきもどし抱きしめられた。「待っててくれたんじゃないんですか」「・・・え」「あれからあまり目もあわせてくれないから心配で。 怒ってますか。」「そんな・・怒ってなんかないよ。」「じゃあどうして、私がいる部屋にはいてくれないんですか。」「それは・・。」「嫌だったなら、もうしませんから・・許してください。」自信なさげな声と、早い彼の鼓動が聞こえる。愛されてる感じがして幸せだ。「違うよ、逆だよ。」「・・・逆ですか。」「そうだよ、してほしくて。」きっと大丈夫、言ってしまっても大丈夫。「してほしくなるから、こなかったの。 シマさんは忙しいのに、ずっとそばにいて お店になんて行ってほしくなくなると思うから。」「ミチルさん・・。」恥ずかしくて、顔から湯気でも出そうだ。「触ってもいいですか。」彼の問いにうなずくのが精一杯で、僕はベットに座らされた。少し離れて服を脱いだシマさん。奇跡を生みだすマジシャンの筋肉が見える。そうわりと、手品には筋肉がいるんだって彼は言っていた。本当に整った体をしている。あんまり僕が真剣に見ていたので、シマさんはちょっと照れて「指を鳴らしても、今はなにも出せません。」そういって、明かりを消した。 →
2005.06.17
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あなたに触れたら溶けていく何度であってもそれが私の溶解温度 →
2005.06.16
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ハシが転がっても笑うという年頃があるそうですがどうなんですか僕は死神なので年頃とかそういうのはわかりませんけど楽しそうですねいつも笑っていられるということでしょう?なるほどたしかに彼女達は笑っています路上で安いジャンクフードをむさぼって家には帰らずにいろんな場所を泊まり歩いてそれが流行なんですか捜索願もだされずにもう いつからいないのか家族の方でもよくわかりませんネットや紹介で出会う危険な人物からも逃れることができずに日々増える被害者達やっぱり若い女性が多くて海に沈められた車の中や塗りこめられたコンクリートの奥から彼女達の笑い声が聞こえると思うのは単なる僕の気のせいなんでしょうか →
2005.06.16
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わざと彼に見つかるように足元に置いておいた一枚のコインそれはチョコレートでできていた。「シマさん、これ落ちてました。」かわいくて健気な彼は思惑どうりにそれを私の元まで運んでくれる。「それ、よかったらどうぞ。」「え?」「チョコレートなんです。」客がひけて照明の落ちた店の中で、彼はコインを観察すると「本当だ。」といって、私が惹かれているあの純粋な笑顔を見せてくれた。「・・もっといかがですか?」彼の小さな手をとって、掌を開かせる。「指を鳴らします。」といって私の本業のマジックで、彼の為に用意したたくさんのコインチョコをその掌に出した。受け止められずに数枚をゆかに落として「すごい・・・すごい、すごい!」ととびきりの笑顔。魔法を魅せられているのは私の方だと思った。「あ、邪魔しちゃってゴメン。チョコありがとうございました。」ちょこんと頭をさげて、慌てて逃げていく背中を見ながら。つれないなぁ。ため息をついた。手をかけて仕掛けても話せるのは数秒、年甲斐もなくあんなに子供な彼に夢中になっている。ある日、偶然彼が店長に迫られている部屋に入ってしまった。恋人なのかと思ったが、彼の青ざめた表情と、不自然にやぶかれたシャツ。「すいません。すこし、お借りしてよろしいですか?」と言って、とっさに彼をつれだした。手にもっていた、ショー用の黒い布を彼の肩にかけて、とりあえず店の外まで連れ出した。彼は涙をこらえて、ガタガタと震えている。「もしよろしければ、私の部屋に来ませんか? すぐ近くなので、お風呂お貸ししますよ。」こんな時に誘うのはずるいだろうか。そう思いながらも、断られたって強引に連れてかえるつもりだった。部屋について、彼にシャワーを浴びさせる。やぶれた服のかわりに私のシャツをだしておいた。あがってきた彼は頭からバスタオルをかぶって下はなにも着けていなかった「あの・・。」いくぶん顔色がよくなっていて安心する。「シマです、ミチルさん。」あたたかい紅茶を渡しながら並んでソファーに腰をおろした。「大丈夫ですか?」「あ・・・助かりました。」さっきより落ち着いている。「そうですか、よかった、お邪魔だったらどうしようかと。」「そんな・・・そんなこと。」実際店長とは仲がいいような感じがしていたし、つきあっていたって不思議ではないから。「よくあったまりました?」「・・うん。」なかなか手にはいらなかった彼との時間自分の部屋にいるなんてまだ信じられない。「シャツはちょっとあれなんで、私のを着て帰られますか?」「いいの?」「はい、どうぞ。それに、泊まって帰られてもいいですよ。 もう電車もないと思いますし。」「・・ありがと、シマさん。」「はい。」私がどれだけうれしいのか、君はわかっているだろうか。今日は一晩中一緒にいられる。「髪、触ってもいいですか?」「うん。」私は舞い上がってしまって、調子にのっている。直接触れるのは贅沢な気がして彼がかぶっていたタオルでそのまま頭を拭いてあげた。彼は力なく、なすがままうなだれている。やがて少しずつ彼の瞳から涙があふれた。かわいそうに、びっくりしたんだろう。もし私が行かなかったらあの後どうなっていたのか考えると恐ろしい。「指を・・ならします。」私はショーでするみたいに、クルリと掌をかえして飼っているインコを出してみせた。「あ・・かわいー。」涙顔のまま驚いた顔。「眠ってたか・・起こしてごめん。 このコの名前はピロさんです。」彼の手に鳥をそっとうつす。「ふふ・・ピロ・・。」彼は笑って、残りの涙をにじませた。愛しい。今彼に触れたいと願う私は相当悪趣味だな。ピロは眠そうに彼の手の中でフラフラしている。「カゴは・・もどしてあげないとねむそうだから。」「ああ、あそこです。」ベットの横に吊るされている鳥かごまでゆっくりと、彼は両手でピロをつつんでそっと運んでいった。鳥をもどしてからも、少し高い位置にあるカゴを眺めて長いことたちつくしている。後ろから近づいて期待する気持ちを抑えつつ「寝ましょうか。」といった。「なにもしませんから。」「そんなこと・・思ってないよ。」彼は上の空でそう答え、まだカゴを見ている。「そうですか?」「・・・うん。」「一緒のベットで大丈夫ですか?安心してくださいとても広いですから。」やっと振り向いた彼に自分の手をさしだしてベットへといざなう。なにもしないから、君の香りを感じることやいつまでも寝顔を眺めることを許してください。今日はきっと眠れないに違いない。私の横で瞼を閉じた彼は、「手、このまま繋いでてもらっていい?」といって、ますます私の方に身を寄せた。「もちろん、いいですよ。」繋いだ掌から想いが伝わればいいのに。「おやすみなさい。」彼のお行儀のいい挨拶に気をひきしめて、答えた。「はい、おやすみなさい。」どうか朝がくるまでなにもしないでこの気持ちのまま、彼を大切にできますように。 →
2005.06.16
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静寂は優しい気持ちになるあなたの寝息が聞こえる静かな時間月明かりと波のようなただ雨音だけ →
2005.06.15
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暑さに支配されてあなたの心が私にはなくてもちょっとした会話が私には蜜月二人きりなのに私じゃ駄目なのかな →
2005.06.15
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ストレスなのかもしれません人間のみなさんにはよくあることです僕は死神なので睡眠をとりませんしそういったことは経験がないのですがあなたも今夜がはじめて?まあ たまにはいいんじゃないでしょうか夢っていろんな自分の欲望をかなえて発散させてくれるものでもありますし極端なダイエットで食欲が満たされていないからですよだからそんな家じゅうの食べ物をボロボロこぼしながら手づかみで食べ尽くしてしまう恐ろしい夢なんて見てしまったんです少し食事を減らす程度にされてみてはいかがでしょうかじゃないとまた繰り返すかも気にしないなら別にかまいませんがあんまり自分を追いつめるのもいいとはいえませんじゃないと翌朝目が覚めてやけにもたれて重くなった胃を抱えながら実際あなたの部屋に散乱する食べ散らされて転がっているゴミをまのあたりに現実を何度も確認するのは辛すぎます →
2005.06.15
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死に別れる時つらいから私達上手くいかなかったのよ今のうちに離れておいたの →
2005.06.14
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"ミンチにしてやる"なんてセリフどこかで聞いたことありますがそれは悪趣味だと思いますよ死神に言われたくないっておっしゃいますかまあ そうでしょうけどハンバーグに抜け落ちた歯を入れられたのでは食べてしまった人はもしかして人間の死体でつくったのかと誤解してしまいますあなたはそれを見て楽しいのかもしれませんがいかがなものでしょうかそんなに嫌な気持ちにさせたい相手は誰ですかよくケンカしているあのお友達?いいですけど知りませんよあなたのいたずらにヒントを得てひき肉に遺体を混ぜる方法を手にいれたあなたのお友達のかくれ連続誘拐殺人犯の方次に材料になってしまうのはあなたでないとはいいきれないのでいやがらせもほどほどに →
2005.06.14
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