迦陵頻伽─ことだまのこゑ─

PR

×

プロフィール

嵐悳江

嵐悳江

カレンダー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

浮世見聞記

(698)

現代手猿樂

(19)

鐵路

(25)

十二代目片岡仁左衛門

(35)

戯作

(3)

七代目嵐徳三郎

(17)

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2025.06.19
XML
カテゴリ: 浮世見聞記




開幕前も、開幕後も、いろいろなヒトがいろいろなことを宣ってゐて實際がまったく見えず、また信用もしてゐないので、やはり自分の目と、耳と、足で、しっかり觀るに限ると、大阪夢洲の會場へ出かける。



地下鐵中央線「夢洲」驛を出て東口ゲートを通過するまでは僅か二十分、會場へ入ると、「いよいよ私はここへ来た!」と、やはり氣分は高揚する。



と云っても興味をそそるやうなパビリオンは無く、まずはどのやうな雰囲氣なのか、外觀を見物してみることが今回の目的なり。


が、一ヶ所だけ必ず訪ねたかったのがエチアピアで、實家の押入れから出て来た古いアルバムに殘されてゐる昭和四十五年の大阪萬博の冩眞のなかで、エチアピア館を撮った一葉がなぜか印象的だったので、



今回はブースで参加の同國をまず目指す。



昭和四十五年の萬博では名産のコーヒーを来場者に振る舞ったと資料にあり、その時のカップ類が今回は展示されてゐて、



私は冩眞でしか知らない五十五年前が、にはかに身近な世界となって私の前に現れる。

現地からの女性にはコーヒーも振る舞っていただき、





とのエチアピアの諺を教へてもらへたことが、今回の意義を大いに彩る。


そのほか、見られるものはなんでも見ておかうと徘徊するうち、思ひがけず『けっきょく空飛ばないクルマ』を一瞥し、



場内係が無遠慮にアクビする忘パビリオンでは“夜の地球”と云ふ現今らしい逸品を一瞥し、



我々の税金を○億圓も注(つ)ぎ込んだ厠もしっかり利用し、



いちおう静けさはあった森を通り抜け、



やうやく工事が再開したネパール館の前を通り過ぎ、



ミカド夫婦とその一人娘も歩いた大屋根リングを私も歩いて、



なかなかしっかりした造りであることに感心しながら、



ナントカ菌がたくさん検出された海を眺め、



しかしユスリカには出逢へず、



なかなかどうして、しっかり嵐悳江(わたし)流に、今しかない時間を樂しむ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.06.19 23:48:46
[浮世見聞記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: