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2026.02.06
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カテゴリ: 浮世見聞記
千代田區立日比谷圖書文化館の特別展「THE SHOWA NUST GO ON─「昭和」という舞台を観に行こう─」を觀る。



千代田區の日比谷、有樂町、丸の内界隈にはかつて、劇場や映画館が集まる娯樂文化のまちが形成され、


(※戰前の東京寶塚劇場)

東寶の小林一三が昭和十年に提唱した「有樂町アミューズメント計画」──家族で樂しめる演劇のオモカゲは、現在も日比谷界隈に見ることができる。

今は大昔、日々の鬱憤晴らしに日夜映画館をハシゴしてゐた時分には、日比谷にいくつかある映画館にはよく足を運んだものだ。

かくして映画館や劇場は、ツマラナイ日常をしばし忘れさせてくれる夢の非日常空間なのである。


(※戰前の帝国劇場の客席)

ところがさうした娯樂文化は、實のところ時勢や世相と密接に連動し、反映させたものであることを、展示された昭和時代のさまざまなプログラムがはっきり物語ってゐる。



有事にはプロパガンダともなり得るこれは娯樂文化は、時には制限の對象ともなるなど、客席に座って見る“夢”が實は巧妙に粉飾された現世噺でもあることを、忘れてはならない。








(※國立劇場開場當時の記念繪葉書 述者藏)

が、すっかり國力が堕ちた現在はどうだ。

豊かな國には豊かな文化が生まれる。

藝術、娯樂、技術──


いまは、どうもさうではないと云へさうだ。





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最終更新日  2026.02.06 23:59:17
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