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一宮の「フォーラム21少年少女合唱団」の定期演奏会に行ってきました。会場は伏見にあるしらかわホールです。まだできて15年ほどの合唱団ですが、よい指導者に恵まれ、オーストリアやイギリス、オーストラリアなどへ行って公演をしたり、海外の音楽家や合唱団との共演をしたりと、活発な活動をしています。お友達の子供さんが団員なので、毎回聞きにいかせてもらっていますが、今年はなんだかたいへん盛りだくさんな公演でした。というのも、落語の三遊亭圓窓師匠とのコラボあり、声楽家の藍川由美さんとのコラボありという3倍お得な公演だったからです。落語とのコラボは「叩き蟹」という左甚五郎が出てくる人情話が演目です。はじめ、「落語とのコラボってなに?」と思っていたのですが、これはいわゆる「落語コンチェルト」でした。独奏があって、合奏がある。師匠が落語を語り、合唱団がパフォーマンスもつけながら歌を挟むのです。演奏が始まったらすっかり引き込まれてしまいました。噺家というのは、本当に情景を描くのがうまいですね。プロの実力を感じました。師匠が最後に語り終わると手拭いを顔に押し当てて泣き出してしまい、思わずほろりとしてしまいました。いいコラボでした。もちろん普通の合唱も、声楽家の方の歌もよかったのですが、生で落語を聞く機会がなかったので感動しました。こうして毎回いろいろなチャレンジをしてくるフォーラム21の公演を、いつも楽しみにしているのです。
March 31, 2008
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図書館から借りていた本が期限切れになりそうだったので、しばらく読書モードになってます。この本は、広告やテレビ番組などのメディアに含まれるメッセージが、人々にどんな価値観を植え付けているかを解き明かしたものです。たとえば、幸せとは本来、人間関係や心の持ちようなど、メンタルな部分に由来するものですが、テレビのCMは、すてきな部屋や、車を買えば手に入ると印象付け、物欲にすり替えます。テレビ番組や、雑誌は、「流行のファッションをすれば人気者になれますよ。異性にもてますよ。」とささやき、服などを売ります。さらにそのファッションはスリムでなければ着られないようになっており、太めなことに劣等感を抱かせ、ダイエットに消費させるのです。家庭の風景では、当然のようにお母さんがご飯を作り、掃除をする風景が流れ、人々にジェンダーを植え付けます。アナウンサーは、有名人の結婚や出産のニュースの中で、女性に対してのみ、「仕事は続けるそうです。」と付け加えます。「働く女性が子育てもしやすい社会」と言って、子育ては女性の仕事のように思わせます。新聞の報道では、新聞によって同じ事件でも取り上げ方が違います。極端な例では、北朝鮮と日本では、拉致問題についての報道の内容が全然違いますが、外国が相手でなくても、相手の権力や経済力で記事の論調がかわるのです。もちろん新聞によって論調が変わるのは当然のことなのですが、問題なのは、それを客観的な報道であると印象付けている点なのです。様々なメディアからあふれ出る情報を、私たちはいやでも浴びています。そして知らないうちに洗脳されていることを知って愕然としました。一見ほほえましそうな映像ですら、私たちの考え方に影響を与えているのでした。私たちはそれを意識して、メディアに触れていかなくてはと思いました。大変読みやすい本で、わかりやすく書かれています。若い人たちにも是非読んでもらいたいです。
March 22, 2008
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書評で、図書館にアルバイトに入った人の、ひと夏の物語というような紹介だったので、おもしろそうだと図書館で借りてみました。(新刊なので「まだないかな」と思っていたらちゃんと入っていました。)読んでみたら、この本は、図書館の司書の方が、図書館で本を探す方法を、物語仕立てにして紹介したものでした。だから、かなりストレートに本の探し方を説明した本です。図書館の臨時職員に入った人が、司書の人に、ある事柄を調べていくための本の探し方をいろいろ教えてもらっていくのです。だから物語としてはちょっと殺風景ですが、普段、何か調べようとしても、本がないなあと思う人には、ぴったりの本だと思います。私もけっこう図書館でバイトをした経験があるので、納得するのですが、何かを調べようとするとき、タイトルがそのものずばりの本があればいいのですが、そんなことはほとんどありません。そんなときに、どうやって調べたい事柄を見つけるかを、わかりやすく教えています。そうやって探すのかと目からうろこでしょう。図書館好きの方は、ぜひ読んでみてください。おもしろいですよ。
March 20, 2008
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今日は息子の中学校の卒業式でした。一応、中高一貫校なので、「へえー卒業式があるんだ」と思ったことです。でも義務教育を終えるという点では節目ですよね。もし、高校まで義務教育になったら、卒業式もないかもと思ったりして。そういう話が確かありましたよね。いまや高校まで行くのは当たり前になってきているとは思います。ただ、勉強の嫌いな子にとっては、高校の勉強など、なんの役に立つんだろうと思いながら、さらに3年間学校に行かなければならないのって苦痛でしょうね。高校になると専門的な学科の学校もあるから救われる部分もあると思います。スポーツや、芸術などの分野に、若いうちから打ち込む人もいるでしょう。普通科にあるような勉強ばかりじゃ、不登校や悪いことに走る子もでてくると思います。義務教育は、本当に社会生活を送る上に必要な勉強をやってほしいと思います。そういう意味で、もっと現代社会、政治、経済の勉強が必要でしょう。学校の社会とか、歴史をずーっと古代からやってきて、現代までたどりつけないというのが、現状ですから。裁判員制度とか、ちょっとした法律とか、金銭教育とか、子供たちが世の中に出て行く際に、必ず理解しておかなくてはならないことがあると思うからです。いろんな学問の世界があることを知ることも大切ですが、とりあえず、読み書きそろばんではありませんが、社会人としての常識が身につけられるような内容の義務教育をやって、その後は選択肢がいろいろあるという風がいいなと、思います。それには義務教育の年数は何年あればいいでしょうか?
March 18, 2008
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土曜日に家族で劇団四季のミュージカル「マンマ・ミーア」を見てきました。30年ぐらい前にヒットしたアバの曲で全体を構成したミュージカルです。ちょうど自分が学生だった頃聴いた曲ばかりで、それだけでも懐かしいです。アバの曲はその後、テレビドラマで使われ、脚光をあびました。娘はその時にアバの曲を知ったそうで、「マンマ・ミーア」はぜひということで見ることになったのです。ストーリーは父親がだれか分からない娘が、母の古い日記帳から父親候補を探しだし、自分の結婚式に招待するという話です。ただその候補が3人いたので、笑いあり涙ありの物語になっています。四季の舞台は、おととし見て以来久し振りでした。とにかく久しぶりにうまい歌を聴いたという気がしました。よく通る声、豊かな声量、そしてミュージカルらしく歌詞のひとつひとつに気持ちを込めて歌っているので、聞いていて、とても気持ちいいのです。四季の役者さんは、本当にみんな演技もうまいし、歌も上手だしすばらしいですね。また、アバの曲が、こんな風にミュージカルになるなんて不思議でした。私のイメージではダンスミュージックという記憶ですから。元の歌詞をよく知らないのですが、アバの曲だけで物語ができるんですね。もとのミュージカルを構成した人もすごいけど、うまく日本語の歌詞をつけた人もすごいと思います。だって言葉の作りが全然違うのに。最後は客席がみな立ち上がり、フィナーレに合わせて手拍子して盛り上がりました。「名古屋の舞台でこんなに盛り上がるなんて」と娘と話したことです。いつもは、お客さんのノリが、わりとおとなしいので。やはり曲のノリがいいからでしょうか?
March 11, 2008
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友人がお料理教室のツアーでイタリアに行ってきました。そのお土産のソースやオリーブオイルを使ったお昼を御馳走になりました。友人たち5人が集まって、土産話を聞きながらランチ。単なる観光旅行と違って、お料理教室のツアーということで、市場やケーキ屋さん、食品加工工場を中心にまわってきていて、おいしそうな写真がいっぱいでした。ドレスアップしなければならないような所は全然行かなかったそうで、どれも庶民的なお料理ばかりで温かい感じがしました。集まった友人たちとは、もとは国際交流の関係で知り合ったのですが、仕事も様々、出身地も様々ながら、時々は平日の昼間に集まってお茶を飲んだりできるぐらいの環境のメンバーです。それぞれ趣味や特技があって、話題も豊富。子供の話やすてきなお店の話もすれば、音楽や美術の話、また政治や社会問題など硬い話題についても語る。だれかに困りごとが起きれば、みんなで力になるといった、頼もしい友人たちです。私の大切なシンクタンクです。世間はなかなか真面目な話ってしにくい風潮がありますが、こういうメンバーに出会うことができて本当によかったと思います。いつも、いろいろ刺激を受けながらのおしゃべりは、私の大切な時間です。 サラダはオリーブオイルと塩ポン酢で マロンやイチジクのソースでハムを アンチョビやアーティーチョークのペースト入りパスタ ペリエのかわり?
March 7, 2008
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家の近所にお地蔵さんのお堂があります。年に2回お祭りの日があって、ある日突然町内にのぼりが立ち、夕方、子供たちにお菓子のお下がりが配られます。これまではお菓子をもらいに行くばかりだったのですが(もう行かなくなって何年にもなりますけど・・)、今年初めて、町内のうちの組が今年は当番に当たるので、お手伝いに出るようにと連絡がまわってきました。「当番なんかあるんだー」と、同じくらいの年頃のお隣の奥さんに言ったら、「なんでも17,8年に一回ぐらいで来るらしいよ。」とのことでした。どうりで知らなかったはずです。その頃は大ばあちゃんが健在で、町内のおつきあいは、一手にひきうけていたので。さて、行事は旧暦で行われるので、日祝関係なく、旧暦1月23日(今年は2月29日の金曜日)の朝9時集合。うちの町内も含めてまわりの3つの町内から当番の組が出て、のぼりを立てたり、提灯をつるしたり、掃除をしたり、お地蔵さんの前掛けを新しくしたりします。のぼりは70本ほどあって、それを町内のあちこちに立ててまわります。こうやって、立てていたのかと知りました。お堂に、お餅やお菓子を供え、1時間ほどで準備ができました。きれいになったところで、庵主様がいらしてお経をあげてくださいます。その後は、当番で順番にお堂のお守りです。3~4人ぐらいで3時間ずつ、のんびり座っておしゃべりです。次の日も朝からお守りをして、3時頃に片付け、お下がりを配ります。のんびりとしたものですが、核家族で共働きの家ではたまりません。今年の組長さんがそういうところだったので、気の毒でした。とはいえ、うちのようにお年寄りがいるところでは、お手伝いは私やら主人やらが出ておいて、お守りをするときは、義母に行ってもらったら、久しぶりに近所の人と世間話ができたなどと喜んでいて、いいこともあります。基本的にうちの辺は、ほとんどの家に元気なお年寄りがいるので続いているのでしょう。私が会社に「明日はお地蔵さんの行事で休みます。」と言ったら、たいそう驚かれましたが、こういう行事があるというだけでも自慢できるかもしれません。ちなみにこのお地蔵さんはけっこう由緒があって、寛永八年(1631)に、火あぶりの極刑に処せられたキリシタンの霊を弔ったものだそうです。 お堂もいつ頃作られたものかは知りませんが、最近道路の拡張のために移転した際、軒下の彫刻をお色直ししたので、ちょっと東照宮風になっています。
March 3, 2008
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大須に行った日は盛りだくさんで、夕方から映画も見ました。話題のドキュメンタリー映画、「いのちの食べかた」、今池のシネマテークという自主上映の小さな映画館で1週間だけやっていたものです。野菜や食肉がどのようにして、産地から私たちが目にする姿になっていくかを、たんたんと描いたものです。普段、特に日本ではきれいにパックされてしまったお肉しか見る機会がないので、なかなか衝撃的でした。これはアメリカの映画ですが、そのものすごい流れ作業に唖然とします。これでは日本の農業など、値段ではとても太刀打ちできないなあと思いました。野菜の手入れも収穫も、とてつもなく広大な畑をひたすら機械で作業をしていくのです。肉用の鶏は、窓のないトンネルのような、それも向こう側が見えないくらい奥深い部屋で、びっしりと飼われていました。とにかく量が半端でないのです。それに比べると日本の農業は手塩にかけると感じですよね。誰それさんが丹精こめて作りましたというのが、売り言葉のこと多いですよね。映画の情景は工場でものを作るように、食べ物が無感動に流れていくのです。この映画のクライマックスは、生き物が肉になっていく様子です。鶏や豚や牛がさっきまで生きていたのに、流れ作業の途中からごろんと横たわり、吊り下げられ、切り裂かれていく。たんたんと労働者たちが、その作業をこなしていく。命があったものが、食べ物としての肉にかわっていくのです。私たち人間は、食べるためとして、こんなにたくさんの命を奪っているんだなと思いました。そして、そのことをもっと意識して、食べていかなくてはと思ったのです。
March 1, 2008
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