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先日、娘と真清田神社の近くにあるお茶漬け専門店へ食べに行きました。テレビの情報番組などでたびたび取材されていたお店です。なんか夜しか営業していないと思っていたら、ランチもあるとか。おもしろそうなので、さっそく行ってみました。真清田神社の周辺は、昔はにぎわっていたらしく、神社の境内をとりまく塀が、いくつもの小さな店になっています。毛織物の産地だったので、半端になった毛糸を山のように積み上げて売っていたとか。今は、ほとんどが板戸を降ろしてしまっています。けれど近頃、この神社周辺の空き店舗を利用して、個性的なお店ができてきました。ベトナム雑貨を売るお店、中古衣料屋、占いのお店、彫金のお店、レンタルスペース、バーなどなど。 お茶漬け屋の名前は「ニューヨーク」。ランチは680円~880円ぐらいで、ちょっとしたおかずやサラダもついて、おいしいお茶漬けがいただけます。ものすごい種類があって、フォアグラ茶漬けとか、いちご茶漬け(想像もつきません)なんてのもありました。夜は前菜やらスープやらあるちゃんとしたレストランになるようです。(もちろんお茶漬けはあります)カウンターだけで7席ほどの、奥行き2mほどの店ですが、柱やカウンターのこげ茶色と白い壁がシックな感じを出していました。ご飯を食べて塀沿いに歩くと、赤い色がすてきな彫金屋さん。外にトカゲのフィギュアがつないでありました。 さらに「haco shop」というレンタルスペース。この間はボタン展をやっていたようです。どんどん歩いて塀の角を曲がると、揚げパン屋さんがありました。お腹がいっぱいなのに、珍しくて買ってみました。注文して揚げているのを待っている間、お店の前のテーブルで一服している二人連れのおじさんたちに話しかけられて、しばしおしゃべりしていました。揚げパン屋さんには似合わない、不思議な組み合わせでした。横から真清田神社の境内に入りました。娘はさっそく揚げパンを食べ始めました。境内の向こうでは、家族連れがハトに餌をやっているなあと見ていたら、いきなりハトが一斉に飛び立って、こちらへ向かってきたのです。揚げパンは大丈夫か!と思って娘の方を見ると、一気に口にパンを押し込んだ娘の顔がありました。ハトは、私たちの頭上の門の上に向かっただけでした。ところで真清田神社の絵馬は、けっこうアートなんです。話に聞くところでは、宮司さんが顔が広くて、知り合いの美術家さんたちに頼んで、何年か前に絵馬展を催したそうです。その作品を使っているとかで、なかなか個性があります。私は去年の犬の絵馬が捨てられなくて取ってあります。 今年のいのししも、おもしろいですね。少々さびれた感のある真清田神社周辺も、ぶらぶらしてみるといろいろと発見がありましたよ。
January 29, 2007
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知人がいろいろと街の活性化事業に着手しています。春に真清田神社で開かれる、「杜の宮市」もそうですが、メルマガを見たら、今度は「アートあふれる一宮」という活動を始めたようです。かなり以前、一宮では「ギャラリー織部亭」の大島さんという方が中心となって、「街にアートがあふれる」(そんなような名前だったと・・)といった現代アートの展覧会をやったことがあります。残念ながらいろいろあったらしく、すぐ終わってしまったのですが、とても質の高い展覧会でした。アーケード街に和紙でできた羊の群れが並んでいたり、お店のショーウインドウの中に等身大くらいのおしゃれな女性の人形がいたりと、市内のあちこちで作品に遭遇して楽しかったです。今回の「アートあふれる一宮」は、美術館や博物館だけでなく、街中にあるアートなもの、アートな場所をみんなでHPに紹介していこうという試みのようです。また、アートを見て回るイベントも28日に催されるようです。『「あなたが発見したトマソンな風景、野外彫刻、建築物、不思議な風景等も登録してください。」[註]◎トマソン=赤瀬川原平氏の提唱する「超芸術トマソン」。「不動産に付着していて美しく保存されている無用の長物」と定義され、創作意図の存在しない、視る側による芸術作品』とあって、かなり自由にとらえていいみたいで楽しそうです。すでにいくつか載っていましたが、なかなかいいところがありました。 jipb Cube Gallery(キューブ・ギャラリー)一宮にこんな所があったんですね。郊外のアートおそるべしです。現代美術の4ヶ国巡回の常設展示スペースということで、透明な四角い箱の中にアートがつぎつぎと展示されていくそうです。刺激的ですね。「アートあふれる一宮」のサイト、ジャンクなアートやシュールなアートがいろいろ紹介されていくといいですね。
January 22, 2007
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(ブログの管理画面が変わっていてびっくりしたー!)読書ネタが続きますが、瀬尾まいこさんの「幸福な食卓」が映画化されると知って、ぜひとも紹介を。ちかごろは本当に読んだ本が映画になることが多く、映画を見たい気持ちと、裏切られたらいやだなーという気持ちで揺れます。配役とか特に「イメージが違うー!」ってありますよね。あまり俳優さんを知らないので、いつもキャストを見てもピンと来ないのですが、「幸福な食卓」はどうでしょうか。瀬尾まいこさんは、まだそれほどたくさん本を出してはいないのですが、どれも主人公を暖かく見守るいい人が登場していて、ハッピーエンドではないのですが、後味のいいお話です。初めて読んだ「図書館の神様」では、あまりにまっすぐ過ぎて友人を追い詰めてしまった過去を持つ主人公が、高校の教師となり、文芸部の顧問になります。彼女はすごくいいかげんな顧問をしているのですが、たった一人しかいない部員の男子生徒が、風変わりなんだけど、どっちが大人かわからないくらいの言葉で話すのです。恋愛とかでなく、人間として、いい影響を与えていくのです。(娘に言わせれば「こんなりっぱなやつはいない。」そうですが)いい話だったなあと思って、他の作品も次々と読みました。「天国にはまだ遠く」は、自殺しようと旅に出た女の子が、ふと泊まったさびれた民宿の主人(といってもまだ若い。親が死んで、脱サラで継いだのだそうだ)の、やはり風変わりさと、ぶっきらぼうな中にあるやさしさに出会って、またがんばろうと思う話でした。ここにも浮世離れしたいい人が出てくるのです。デビュー作(だと思うのですが)「卵の緒」は中編集で、ちょっと飛んでいて、それこそありえないぐらい大人びた少年が出てきます。主人公と少年との微妙な雰囲気がいいです。新しい作品では「強運の持ち主」、これはよかったです。元気がでますね。これについては、「この本を読んでみよう」に書いたので見てください。そして今度映画になる「幸福な食卓」。これは実はとても悲しい話なのです。でもやはり暖かい感じが残るのです。お母さんは別居、お父さんはお父さんをやめているという、いわゆる普通の家庭から見たら、かなり変な家庭でありながら、けっこう幸せに暮らしている子どものお話です。中学生の妹が主人公で、社会人のお兄ちゃんがいます。別居していても、お母さんは時々家事をしにやってくるし、両親は仲良しです。妹の佐和子には、塾で知り合った、またまたすごくいい人のボーイフレンドもいて、佐和子のことを支えてくれます。みんないい人で、お互いの会話が暖かく、悲劇的なことが実はいくつも起きるのだけど、印象はいいお話だったなあと残るのです。佐和子のラブストーリーが、ちょうど映画向きなのかなと思いつつ、登場人物たちの、ちょっと天然の入った、愛する人に対するやさしい思いをうまくだしてくれるかなあと思います。瀬尾まいこさんの次のお話、楽しみです。
January 19, 2007
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浅田次郎の「地下鉄にて」。やっと図書館の順番が来て読めました。浅田次郎さんの小説は、どこか暖かい気がするのは、自分がそういうタイプのばかりを選んでいるせいもあるのだけど、「いい話だったなあ。」といつも思います。そして意外とSFなんですね。さりげなく時間を超えているのです。映画で話題になった「鉄道員」の時も、赤ん坊のころに死んでしまったわが子が、だんだん成長した姿で、次々と駅長の前に現れるという話でした。仕事一筋だった鉄道員のやさしさが描かれて、悲しいのですが美しい話でした。この「地下鉄にて」も、主人公は、父親の傲慢さに耐え切れず、裕福な暮らしを捨てて家を出、しがない営業をして暮らしていたのですが、ある日突然、地下鉄を入り口にして、過去の時代と現代を行ったり来たりするようになり、父親の過去を知っていくのです。主人公の兄が自殺する日から始まって、戦後の闇市を生きる父、満州で民間人を助ける父、出征する父、そして丁稚時代の父と時間をさかのぼって出会います。しかし東京の地下鉄は、戦前からあったのですね。戦前のアールデコにいろどられた銀座の町、手づくりが感じられる地下鉄の造形、そして地下鉄にあこがれた人々の気持ちが丁寧に描かれていて、目に浮かぶようでした。そのすばらしいデザインを現代に残せなかったことが残念です。その地下鉄線は戦争中も動いていて、今もまだ使われています。今の地下鉄のホームや地下街に、昔のままの壁や地下街が残っているらしいのです。「そういえば」と思い出して、本箱を探してみたら、荒俣宏さんの「東京異聞」という本にも書いてありました。東京には網の目のような地下都市が隠れているのだそうです。話の方は、戦後のどさくさを上手くわたって一代で財をなした父親の若い頃は、主人公が思っていたような冷酷で金儲けだけの人間でなく、困っている人をほっておけない男気のある若者だったのでした。主人公は過去の時間に行って、若くして自殺してしまった兄を助けようとしたのですが、兄はやはり自殺してしまい、家庭の崩壊は止められなかったのでした。しかし主人公は、自分が父親の子どもであることに誇りを持ち、自分自身の力でがんばっていこうと勇気付けられるのでした。今の地下鉄の風景から、自分の知らない過去の世界へ。夢ではなく本当に体験していく様子が、とても不思議な感じでおもしろかったです。ただ読み終わったのが夜中だったので、ちょっと自分も時間をワープしそうで怖かったのがおかしいですね。
January 16, 2007
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1月は、いろいろとお正月行事が続きます。元旦、書初め、七草粥、お鏡開き、そして今度はどんど焼き。時代は変わっても、伝統行事が色濃く残っている季節ですね。近頃は、特に懐古趣味というか、そういった行事が紹介される傾向がありますよね。スーパーで七草粥のセットが売られるし、お鏡開きの前にはあんこが並ぶし、今は節分用の豆が並び始めています。節分間近になると、近頃は太巻きが出回るし。これはもとは関西の習慣らしく、大阪出身の友人は昔から食べてたと言ってました。あれもこれもと紹介されて、郷土色がなくなるのもちょっと寂しい気がします。どんど焼きは、うちの辺では近くの神社が主催して行われるのですが、転勤で御殿場にいた頃は、町内の行事でした。さいと焼きと呼んでいました。その頃になると市内のあちこちの空き地や田んぼの真ん中に、さお竹や枝やらを寄せ掛けた焚き火の準備が見られます。けっこう大きなもので、形をわかりやすく言うとインデアンの家のような感じです。だいたい14日ということですが、地区によって多少前後するようです。子どものいる家では、その日までに細くて長い竹の棒を用意します。手頃なのがなかなかなくて、近所のスーパーで買いました。一本100円ぐらいでした。その先に団子用の粉でテニスボールくらいのお団子を作り三個刺します。家によっては赤や緑の色をつけるところもあります。当日の夕方、子どもたちはそのお団子と、お習字を持って焚き火の所へ集まります。火がつけられ、ぼうぼうと燃え出すと、焚き火のまわりにその竹を刺し、お団子を焼きます。そしてお習字を燃やします。空き地の隣の車庫を開放して、近所のおばさんたちが、おでんや甘酒をふるまいます。おじさんたちにはお酒も出ます。しばらくすると、太い竹に火がまわり、ポン!ポン!と爆竹のような音が響き始めます。そのまわりで大人たちは談笑し、子どもたちは焼けたお団子を食べたり、走り回ったりして暗くなるまで遊びました。その日は、市内のあちこちで竹のはぜる音がして、威勢がいいです。おまけに消防車も一晩中走り回っていたようですが。上の子は友達に誘われて、他の地区のさいと焼きに行ってきましたが、そこではお菓子がもらえたと言っていました。こういった行事があると、地元の人たちとも顔見知りになっていいものです。子どもにとっても楽しい行事として思い出に残っています。
January 13, 2007
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Tシャツの新作を作りました。和柄に凝ってます。ソフトの使い方が、少しわかってきておもしろいです。拙いながらも、できたら人に見せたくなるのが人情。ブログって便利ですね。一応商品なのですが、一枚も売れてはいません。でも出来上がりの画像が見えるので、楽しいです。和柄もの屋という名前で出しています。椿の花Tシャツ波千鳥青桃の花Tシャツ波千鳥赤
January 11, 2007
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世間は仕事始めの日、INAXギャラリー名古屋に行きました。以前、場所を思いっきり勘違いしていて、栄のど真ん中だと思っていたら、そこはノリタケのショールームだったので、今度は事前に確認しておきました。納屋橋でした。天気がよければ、名古屋駅から歩いてちょうどいいくらいの距離です。納屋橋のあたりの堀川沿いも最近はちょっとおしゃれになってきて、歩くと楽しいです。ちょうど今「『室内』の52年 - 山本夏彦が残したもの - 展」をやっているのを新聞で見て行きたかったのです。私の好きな工業デザイナーの秋岡芳夫さん(デザインが好きというより、日本の職人さんや資源について考えたものづくりに対する考え方が好きなのです。)の展示もあると書いてあったので。「室内」という雑誌は全然知らなかったのですが、これまで目を向けられなかった職人さんや、手仕事の道具に注目して取り上げたり、輸入家具を壊してみせて構造を研究したりと、画期的な特集をいくつも打ち出していたそうです。編集長の山本夏彦さんの強いポリシーと指導力が、隅々にまでゆきわたった本だったようです。その人のもとで、雑誌にづくりに関わった人々の言葉が展示してあったり、ジオ・ポンティの超軽量椅子が生まれるまでの紹介や、使い込まれた道具の展示、そしてすぐれたデザインの製品を載せた「室内」の表紙がずらりと展示されていました。こういった方面を勉強している人なら、わくわくしそうですね。この展覧会は2月16日まで。その後東京へ行くそうです。詳しくはINAXギャラリーのHPでご覧ください。さてこのINAXギャラリーは、INAXビルの二階にあって、これまでの展覧会の本なども販売していました。子どもが、よその中学校がロボコンに取り組むルポの本を買いました。なんとロボットのタイヤもファックス用紙の空になった筒を使って自分たちで作るのだそうです。そして校内で大会があるのだとか。他にも「世界あやとり紀行」など、なかなかおもしろい企画がありました。
January 5, 2007
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明けましておめでとうございます。年々、お正月らしさを感じなくなってきたのは、年のせいでしょうか?でも、お店も元旦早々からやっているところが増えて、普段とあまり変わらない様子ですよね。我が家は今年はお客様もなく、家族だけで静かに過ごし、正月らしくなさに輪をかけています。とりあえずおせち料理は作り、お雑煮は食べ、初詣は行きました。昨年は2月に義母が脳梗塞で倒れ、ばたばたした1年でした。それまで本当に元気で、車も運転して飛び回っていた人でしたのに・・・幸い左半身がちょっと不自由ながらも、身の回りのことがまあまあできるまでに回復しましたが、ときどき体調がぐっと悪くなるので気をつけなくてはいけません。人生何が起きるかわからないということを、しみじみ実感した年でした。相田みつおさんだと思ったのですが、「そのうち、そのうち、と言っているうちに過ぎてしまうものだ」というような言葉をみたことがあります。私もそろそろ年になってくると、そんな言葉が耳に痛いです。「どうしようかな」と迷ったときは、なるべく実行していこうかなと思います。とはいえ、たいしたことではないのです。展覧会を見に行くとか、旅行に行くとか、遠くはないのだけどなかなか会えない親と(こちらが同居してるので)話すようにするとか、ささやかなことなのです。でもささやか過ぎて、後回しにしてしまうことってありますよね。ちょっと自分を後押ししてみようと思った新年です。
January 1, 2007
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