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今日は3年ぶりに総合病院へ朝一番で行って、MRI検査の予約を取る。
2023.11.30
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昨日はPCを修理に出しに行ってから歯科医へ。帰宅してしばしほっとしていたが、真夜中突然電話とネットがつながらなくなった。モデムの点灯がおかしな状態と正常化する状態を繰り返し、一時間以上かけてようやく繋がったが、不安なのでAUひかりの24時間サポートへ連絡し、遠隔調査することになった。多分只今調査中。一昨日、昨日とアクセス数がトンデモ増加。100以下から3000や2000超えって????
2023.11.29
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夕方に歯科検診の予定その前にPCを修理に出す
2023.11.28
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そろそろPCをメンテナンスに出すころかなと。このPCは2018年12月に買い替えてからそろそろ5年。過去記事によると2018年12月4日から11日まで、PCが自宅にないあいだ井戸の底は空白期。今回はどうなるやら。
2023.11.27
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夕方からマーダーミステリーに参加する予定。予定通り初マダミス体験からただ今帰還。「人狼村の祝祭」薬草師役ゲーム結果。カードの選択を誤り、真犯人〇〇屋に関する情報をほとんど得られず、大外れ。
2023.11.26
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11月1日のチラ裏がカテゴリ違いだった。★
2023.11.25
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1795年イギリス、靴職人ネビルは友人ジョージとともに海軍の強制徴募にあい戦艦ハルバート号に無理強いに乗船させられる。そしてある新月の夜、上級水兵ホーランドが撲殺される事件が起きた。続いてもう一人、水兵のホイスルが刺殺される。ホイスル殺害犯として名乗り出たポジャックという水兵はフランス海軍との戦闘で死亡してしまう。その後も姿なき殺人者による犯行は続く.....真犯人究明を託された海尉ヴァーノンと部下のマイヤーは真相にたどり着けるのか。そしてネビルは、無事故郷に帰還できるのか。----------------------三年ぶりの鮎川哲也賞受賞作にかなり期待した。けれど18世紀の英仏海軍の戦闘、当時の海軍水兵の過酷な生活を描いた場面は歴史小説や快癒冒険小説の趣であるげ、それらにあまり興味がもてない私にはやや退屈した。100ページ過ぎて殺人事件が起きてからは、ヴァーノンとマイヤーの相棒っぷりがいい感じでマイヤーのトンデモ推理をヴァーノンがたしなめたりと、面白くなった。もっとこの二人を中心にして物語を展開しても良かったのでは。謎の描き方は、死んだはずの人物が実は生きていたり、イヤなヤツがやっぱり犯人だったりお約束どおりでさしたる意外性はなかった。せっかく、帆船でなければ出来ない物理トリックを考案しているのは立派だが、トリックの謎解きが簡明を欠き、判りづらい説明なのが難点。ストーリーは巧く作っているのに、伏線回収が拙くてはミステリーとしての魅力が半減するだろう。作者は受賞最終候補常連のとのことで、筆力や物語を構築する才能、本格ミステリの知識のある人のようなので、別のテーマで描かれた作品が出たら読んでみたい。謎解きのあとは英国式ティータイムを。
2023.11.25
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4年ぶりに薔薇の小径の薔薇を眺めた。秋の薔薇はまばらでひっそりした佇まい。赤の花が主で、あとは黃薔薇が目につく。白薔薇は何処へ?その後、少しピアノ演奏を聴く。ショパンラヴェルプーランクラフマニノフプロコフィエフその他
2023.11.24
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日々空気が冷たくなってゆく。地域猫たちもお籠りして姿をみせなくなる。間もなくこの子たちともしばしのお別れか。夕方猫街に買い物に出かけたら、イベントのせいで駅前がごった返していた。すごい人だかりと騒音。猫は騒音は嫌い(ΦωΦ)ニャ と、灰猫が申しております。
2023.11.23
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下巻の249ページを占める作中作「愚行の代償」ホテル「ヨルガオ館」を経営する女優サマンサが絞殺遺体で発見された。名探偵アテュカス・ピュントとヘア主任警部が本件の捜査に当たるも、サマンサの10歳年下の夫フランシスまでが短剣で刺殺される。は、そんなお話。「愚行の代償」を読み終えたスーザンの考察は紆余曲折の考察のすえに8年前のフランク・パリス殺害事件の真犯人と、セシリー失踪事件の真相に辿り着く。謎解きの鍵は最初のページに示されていた?事件関係者七名を前にスーザンの謎解きがはじまる。お約束の「名探偵皆を集めてさてといい」そして事件の顛末は.........--------------------「愚行の代償」は往年の本格ミステリの王道。事件の時代背景を1950年代に設定したのもむべなるかな。ヒッチコック映画への言及とかのメタミステリ要素も楽しめて、読みごたえのある中編に仕上がっている。犯人の意外性も十分で、私にはこの二段構えの事件の構造が見抜けず、真犯人が判らずじまい。本編「ヨルガオ殺人事件」はスーザンの捜査というより調査小説のてい。ややサスペンスには欠けて、その一人称の語り口に飽きる部分もあり、人物像の設定に無理が感じら謎の提示が巧妙なので良しとする。私の謎解きは、一部は当たったが事件の全容は推理できなくかった。っていうより、あれこれちりばめられた謎の各要素をきっちり回収して、ロジカルな正解に結び付けられる読者っているのかな。何のかんの言いつつも、ホロヴィッツは本作でも本格ミステリの楽しさを提供してくれたが、複雑な謎を読みやすくしているのは翻訳者の技量に負うところが多いと思う。今作もスーザンパートと作中作パートの文体の描き分けが良かった。翻訳氏に多謝。このチラ裏を書いてるあいだに入ったニュース。 ↓クローゼットの中の死体。読んだことの有るような話がリアルに起きた (・_・)え?
2023.11.22
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午前11時の予約で手外科へ。血液検査の結果 異常ナシあああ、最初からわかっていたのよね。昔から関節の痛みを訴えると、リュウマチを疑われて血液検査になる。めまいや立ちくらみを訴えると、痩せているから貧血だろうと血液検査になる。だけど、いつもなーーーんにもナシ。今回もこうして骨も血液も検査して正常?と判定されると治療対象がない。靭帯とか腱とかを超音波検査やMRIで診断や治療する気が医師側にないと如何ともし難い。左手指第二関節の腫れと痛みは様子見となった(実質放置)そりゃまあ、日常生活に支障きたしてないしーちょっと見た目、腫れは目立たないしー余程強く力を入れて握ったり、関節を強く押したりしないと痛みは生じないしー私が以前に比べて太く不細工になった関節に自己嫌悪感じてるだけかも。はい、様子見で幸い。もう信用ならない医療続ける気にならないので。それにしても、小指からして二号以下の指輪が入らないのでは私の人生変わったな。
2023.11.21
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昨日のNHKのDOCはかなり見応えがあった。宗教団体だの入れ墨だのと感染症患者の絡み、医療関係者の訴訟案件とか、中々中身が濃いぞ。これまで脇の甘い、男女関係にユルイキャラの、あれこれペラい描写にうんざりしてたところを持ち直してくれた。海外でもいかがわしい宗教団体ネタがトレンドなの?これって、我が国のリアルをヒントにしてたりして。とは言え、女医の恋愛対象の意外な正体が司祭様!!とくるのは、イタリアならではかと・・・・・うーーーんん破戒僧とはなにげにゴシックロマンの香り|д゚)チラッ.......なんてことはないか。それはどーでもいーことで、もう物語半ばまで来たのでこの調子でラストスパートしてください。昨日から熱が個人的平熱より高め。今日も36度~37度までのあいだでバラツキのある検温結果。スタジオは休んで大人しくしていることにする。あいにく、診察してくれるDOCはいないもので。
2023.11.20
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昨日、TVのオンエアで「翔んで埼玉」再見。何度視ても笑える茶番。今回の茶番パートⅡ「翔んで埼玉~琵琶湖より愛を込めて~」にも期待できるか?でもね、柳の下の泥鰌を狙うばかりでなくいっそ「トンデモ東京」 ってアイディアどうよ。もっと間口を狭めて、東京23区でディスり合戦する茶番とか。東京都内っていうのがミソで、都下の〇〇市や○○○市は戦力外。って、これこそ差別とディスりだわ。で、男の娘ならぬ女の息子が主役でーーーーーーーはい、アイディアでなく妄想です。此方の妄想はさておき、この機会に魔夜峰央先生、新作「翔んで埼玉」描いてくれないかしら。
2023.11.19
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元編集者、今はクレタ島でホテル経営をしているスーザンのもとを英国人のトレハーン夫妻が訪れる。夫妻の娘セシリーは、8年前の殺人事件の真相が、スーザンがかつって担当した推理小説に描かれていると言い残して失踪したのである。その小説こそアラン・コンウェイ作アティカス・ピュントシリーズの一冊「愚行の代償」だった。夫妻からのセシリー捜索依頼を受けて、英国に帰還したスーザン。セシリーとアランを巡る人々への聞き込み調査を行い、謎解きのため「愚行の代償」の再読に着手するのだが........--------------------「カササギ殺人事件」から2年後の物語。そのストーリーの中に作中作が描かれている、一読で二度美味しい構造。二重構造の謎解きとその先に意外な真相があるだろうと希望的観測のもと読んでいる。「写本室の迷宮」では作中作の不出来さに肩透かしを食らったが、今回はそんなことはあるまい?全体の謎への考察としては視点人物スーザンに怪しさはないだろうとただしトレハーン夫妻が本当のことを言っているとは限らない登場人物は全員わけあり、隠し事ありかもセシリーはすでに死んでいる(殺されている)か彼女こそ8年前の事件の重要参考人とか一番疑わしいセシリーの夫はレッドヘリング.....と見せかけて一周回ってやっぱり、かどうか????????なんちゃって、今のところありきたりな当て推量をしている。
2023.11.18
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空と私のあいだに金曜日の冷たい雨が降る。午前中から大学病院へ。治療が終わったのが2時すぎ。次回予約は新年5日午後3時30分。帰路雨はやんでいた。猫街ぺぺに立ち寄って🐾プリンスポイントアップだの、カード利用割引だのとちょっとお買い物。はい、どうせ食料ですよ。このPrinzessinneinは色気なし。
2023.11.17
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「ポアロのクリスマス」再読。ゴーストン館の当主であるシメオン・リーが鍵のかかった部屋で血まみれになって惨死していた。部屋は散乱しており、シメオンが保管していたダイヤモンドの原石が紛失しており物取りのしわざかとも思われた。しかし当時館にはリー家一族がクリスマスイベントのために集められており、遺産を巡る犯罪とも考えられるが........クリスマス・イヴに起きたこの事件を、ポアロは地元警察のサグデン警視らと共に解明しようとする。--------------------再読したら、初読みのときとかなり違った印象。「ポアロのクリスマス」一足お先にクリスマスストーリーをというほどの聖夜の情景描写はなく、ポアロによる事件関係者への聴取の描写が延々続くのには、途中で飽きてきた。怪しいやつ、つまり殺害動機ありげなやつは実はシロであると考えれば、犯人の絞り込みは案外容易。密室殺人の物理トリックもこんなドタバタ細工が成功するの?といった仕掛け。謎解きのヒントが状況証拠ばかりでロジカルに推理するのは難しい。最後は犯人の自白で逮捕というのも何だか消化不良。これは読み直しても同じ感想しかない。二度読み必至の佳作というほどではないかも。ドラマ版は原作と人物設定その他もろもろかなり違っていて視た当初は原作との違いに不満たがあったけど、映像ならではの見どころがあって、退屈しなかったような。ドラマのほうも視直してみようかな。それにしても今年くらいは良いクリスマスストーリーのミステリーに巡り合いたい。それこそ何よりのクリスマスプレゼントだから。
2023.11.16
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誕生日を過ぎたのに買ってしまったケーキ。ああLUMINE10%offの誘惑。自分への贈り物より何よりやっぱ黒猫への供物でしょ?だーかーらー猫に小判でいらニャいいつも(ΦωΦ)意味無し!!はい、これこそ虚無への供物です。
2023.11.15
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自社ビル共有部のレンタルマットをテナントが汚損して、交換することになった。エントランスやエレベーターのマットやらこれで三回目。今回は前回の交換から一か月もたたないのにやらかしてくれた。そのたびに代金が当方負担になっているのでたまらないので管理会社に連絡した。このテナント、非常階段も汚して清掃会社を呼んでクリーニングする羽目になったこともある。その時も当社負担。なんとかの顔も三度。今回は此方が負担した分を清算してもらうように、管理会社を通して依頼する。いくら共有部とはいえ、ひとつのテナントが著しく汚していいわけないだろう。
2023.11.14
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昨夜スーパーに買物に行ったら、エントランスの植え込みにこのUo・ェ・oUがいた。ようやく犬には快適な気温?毛色の黒い箇所は闇に紛れそうな。今日は昨日よりさらに気温が下がって冷たい風が吹く夜。
2023.11.13
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今朝見た気がかりな夢。私は劇場にいた。見知らぬ劇場で歌舞伎座ではないのに舞台では新作歌舞伎らしき演目が上演されている。そして、何と何と、私の大好きな役者が出演している。残念なことに、相手役は見覚えのない役者で、やはり私が大ファンであるお方ではない・・・・・と訝しく思ったところで目が覚めた。午後からリアルで観劇に出かけるのでこんな夢を見たのだろうか。以下、リアル観劇後のチラ裏。「Re~奥州義経名残雪」 シアターサンモール 14:00 千穐楽義経伝説とリインカネーションの物語。のつもりなのだろうけど、主題があまり伝わらない脚本と演出。前半部のもたついた進行と、ベテランと新人の玉石混交のキャストと、辷ったギャグの挿入のせいか。ご贔屓が一名出演していたので観たまでのことか。
2023.11.12
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異端カタリ派研究者の大学教授で、ミステリ新人賞選考委員を兼ねる富井は、チューリッヒで奇妙な手記を入手する。手記の作者は戦時中渡欧していた高名な画家星野泰夫。この星野の手稿は、彼が遭遇したある殺人事件の謎解きを読み手問う「読者のへの挑戦状」でもあった。そして何が奇妙と言って、手記の中にさらにミステリらしき「イギリス靴の謎」なる作中作が仕組まれていることだ。手記の舞台は第二次世界大戦後のドイツ。壮厳な図書室を持つ館で催されたミステリーゲーム。ゲームの課題は「イギリス靴の謎」の謎解き。やがて起こる当主殺し。ゲーム参加者たちが披瀝する多重推理。誰が二重、三重に企まれた謎を解き、真相にたどり着くのか。富井?それともこのミステリーの読者こそ........ 第12回鮎川哲也賞受賞作。作者の博識がちりばめられて、物語がゴシックロマン風に仕立てられて、イながら本格の常道を踏み外さず、きちんと意外性も用意されている鮎川哲也氏自身の選評よりーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーキリスト教異端派研究、「薔薇の名前」やエラリー・クイーン作品へのオマージュといったガジェット、衒学趣味と本格ミステリへの愛と、私の好きなガジェット一杯。なのに、お腹いっぱいになるほどボリューム過多の長編にはならず、専門知識への蘊蓄も過剰にならずで、バランス良い構造のストーリー。やや生硬さがあるものの、冗漫に堕すことない文体で心地よく物語の迷宮で遊んだ楽しさがあった。しかしストーリーの面白さに比べて、肝心の謎はそれほどでも。特にどんな複雑深遠な真相が隠されているのかと構えて「イギリス靴の謎」を読むと、期待はずれでがっかりするかもしれない。手記で描かれた殺人事件の犯人やトリックの意外性も今ひとつ。迷宮に光を当てたら、よくある建造物だったような?肩透かしを食らわせるこれが作者の狙いではまさかあるまいけど。ともあれデビュー作ゆえ、ミステリー要素の構築に甘さがあったのかもしれないが、私の好きな作風であることは確か。作中ラストで予告されているように、続編があるらしいので読んでみたい。
2023.11.11
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ようやく秋らしさ。午後から会議。会社に到着早々、風邪で具合が悪いと言い出すもの一名。これから発熱しそうな 悪寒 (((;"°;ω°;)): ブルル とのこと。はぁ、だったら休んだら?どういうつもりか、会社から病院に電話してインフルエンザの予防接種を申し込んでる、その御仁。おそかりし、この人コロナ禍の前年、インフルに罹ってるのよ。今更なにを。ついでにコロナワクチン7回目打って、帯状疱疹ワクチンうったら副作用で体調が悪い者も一名。頭が痛いだの咳き込むとかグチグチ、って誰に対して文句つけてるの?それでいて、ちゃんと診察を受けるように勧めても素直に従わない。だったら自分の身体は自分で管理してくれ。我関せず。インフル疑義の君は会議が終わってもいつまでーも退出しないので、もう業務終了時間になると告げたらこれから予防接種で病院に立ち寄るから、予約時間に丁度いいように社内に居座るとのたまう。施錠は自分でするってさ。はいはい、畏れ入りました。此方が退散しましたよ。で、夕方のNEWSでインフル患者10万超え。そらなーーーーー。
2023.11.10
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またひとつ歳を重ねた。こうしていずれは彼の人の死し年を超えて生き延びてしまうのだろうか。誕生日に買うつもりだったもの。まだ手に入れる決心がつかない。それよりも今に今を重ねるほかの生を知らず今わが視野の潮(うしほ)しろがね 『友の書』春日井建こんな歌が贈る言葉にふさわしいような気がする。
2023.11.09
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民間企業による宇宙旅行ツアーの宇宙旅客機スペースポートに、添乗員として乗り込んだ土師穂稀。一行が宇宙ホテル「星くず」に到着早々、機長の伊藤が不審死する。無重力状態ではありえない首吊り死体となって。そして地球との交信手段が途絶えた中、ツアー客は何者かに襲われ、あるいは命を絶たれ.....土師は無事ホテルを脱出し、地球への帰還を果たせるのか。-------------------SFとしたらよくあるお話。遥か地球を離れて宇宙旅行の最中に、事故だか事件やら多発。ミステリとしたら、「そし誰」的な、孤島のクローズドサークルの舞台が宇宙ホテルが変わったまで。死んだと思っていた人物が実は、〇〇なフーダニットもこの手のミステリの常套手段。だけど本作は、SFには詳しくない素人として充分面白く楽しめた。だからフーダニットは判りやすいが、空想科学小説のギミックにトリックをうまく落とし込んでいる作者の巧さを感じた。ハウダニットを解明するには物理や化学の知識が必要。無重力とは何か?とか。別に相対性理論を理解出来るまでの高度な知識は要しないにせよ、読んでいて御手上げしてしまう人、それなりにいそうだ。あーー私も重力理論苦手だった。だけど本作は、SFには詳しくなく、科学知識が何ほどでもない私でも充分面白く楽しめた。そして如何にもSF的壮大さの犯罪計画、これは想像がつかない。てゆーか、この犯行動機こそ犯人の妄念、妄信、妄執から来たものだから。妄想噺といえば、地球平面説を信じている、政木のキャラが笑える。ラストのオチでさらに笑えた。と、今回は緑の手帳に書いておこう。はい、こちらも黒猫よ🐾
2023.11.08
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楽天お買い物マラソンたけなわ。此処しばらく、物欲が減退したの何のとグダグダ言い訳して、日用品すら買うのサボっていたら洗剤も調味料もお茶もないじゃないの。どーやって生活するのよ。と、焦って買い漁ろうとしたらいつも購入していた商品がない!!!消えた?あっても甚だしく値上げ。楽天にとどまっていられず、yahooやamazonまで商品を探す羽目になった。結局越境してまで買い回ってしまった。夕方からは鍼治療へ。駅地下道の気の狂ったような暑さ。いや季違いそのもの。体調は悪いし、出かけたくもないし、買い物もしたくない。だから、週末の外出予定をキャンセルしてしまった。全てがうっとおしく、無気力。5月病ならわかるけど、11月病ってあるかしら。
2023.11.07
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第一回警察小説新人賞 受賞作行方不明となった育ての親で目明しの利吉を探すおまきは、目の見えない要と、絵のうまい亀吉とともに見廻り同心飯倉の弟子となって、江戸を騒がせている火付けの下手人を追う。-------------------------新人らしからぬ良く練れた文体、目明し、同心の登場、江戸市中の火付けといった時代劇ドラマでお馴染みの判りやすい物語設定。時代小説としては及第点の受賞作なのだろうが、警察小説としてはいかがなものかと。警察ものの題材を、時代ものの定型に体裁よくはめ込んで仕上げただけの作品ではないのか。お江戸人情噺的なエピソードが延々続き、肝要な事件と捜査の描き方は浅く物足りなさを覚えた。事件の謎と謎解きは、事情の説明ではなく、あくまで検証と解明でなければならない。これにも本作は意を尽くしているように思えない。人物設定も御都合主義で、ステロタイプな善男善女が多数、視覚障害の少年を持ってくるに至っては、読者の受け狙いのわざとらしさを感じるばかりで、キャラに感情移入できなかった。作者の才が時代物大衆小説にあるのか、警察小説ミステリーにあるのか、賞の選者は如何ほど見極めて評価したのだろうか。選ばれた作品のあらさがしをする以前に、そちらのほうが気なった。
2023.11.06
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今日の午後、愛読してやまないミステリー作家のトークイベントがあるので出席することにした。生配信もあるのだけれど、会場が歩いていける距離なのでね。どんな話が聞けるのか、ちょっとワクワクドキドキ。そして、行きて帰りし物語はーーーーー90分程度、インタビューの質疑応答が終わって、早々に会場を退散。だって、建物の通路も外の歩道もすごーい混雑。どこぞの国の事故とか思い起こす密集・・・・・ミステリの密室殺人事件より、リアルな密集人身事故のほうがこわいわ。とても歩いて帰れる状況ではないので、地下鉄で帰還しましたよ。帰路、少しだけ雨が降ったのは、ミステリー日和だったってことか。雨降りだから、雨降りだから?トークの内容は別に井戸の底に記さなくってもね。後日You Tubeのアーカイブ配信があるそうだから。それに 誰も 此処を 見てない!!の精神でいますので。
2023.11.05
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回復ディスクを作ってから未使用のまま4年経過してしまった。https://plaza.rakuten.co.jp/astra1000/diary/201908020000/本日最新版Win10の再インストールディスクを作成。
2023.11.04
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私雨邸の当主天目石昭吉が鍵のかかった部屋で刺殺された。犯行現場にはダイイングメッセージと思しき「T」の文字。土砂崩れでクローズドサークルと化した邸宅に集まったのは雨目石サクラ 雨目石梗介雨石杏花トレキング中道に迷った 水野自殺に失敗した 田中執事料理人そして物語の視点人物の三人大学ミステリサークル所属の大学生 二ノ宮昭吉の孫 雨目石京介雑誌編集者 牧けれど神の視点をもつ X は語る。「私雨邸には現在10人いる。 このうちの1人が、今回の事件の犯人である。」やがて第二の殺人がおこり、屋敷の料理人恋田が腹部を刺されて亡くなり、やはりダイイングメッセージらしき血文字 「K」 二つの密室殺人について、各人が推理を披瀝し始めるが、トンデモ推理に終わり、残る人々の混迷は深まるばかり......--------------------鍵はかかっていなかった鍵はすりかえられていたうーーん物理トリックでもなんでもない、日常でよくあることを非日常的な殺人トリックに利用したのか。これ、盲点をついたうまいやり方かも。フーダニットは有名先行作品の〇〇人物が容疑者。だから早々に、疑惑の目を向けて犯人を絞り込める読者は多いかも。私も気づいて、解決編でああやっぱりと思った部類。フーダニットに斬新さがないが、ホワイダニットには想像もつかない動機が用意されてもいる。だけど、なんかこじつけ感がある。それに、この物語構造なら、地の文で「X」を登場させる必然性があったのかどうか。第二の解決がラストで用意されていても、すっきり謎のクロスワードが嵌った気持ちよさが読後になく不満が残った。叙述トリックそのものが、意外性に関しては限界に来ているそんな疑念を抱かせる一作だった。
2023.11.04
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楽天SUPの改悪でどっちを向いてもポインドビンボー。楽天Peyを使えばいくばくかのたしになるかと、ダウンロードしたものの使い道があまりない。西友と一部の百貨店くらい。シルバーウィークもさしたる買い物もせずに過ぎていくのか。
2023.11.03
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異例の暑さというよりは異常な気温。夕方からの美容院の予約を取ったので、いくらかは涼しくなっているだろう。美容室に到着したらお客はまばら。連休前の平日だからか。嵐の前の静けさ。新人アシスタントが長身のちょいイケメン風。すごおーく、近隣に住んでること、少年時代からサッカーを続けていることを知った。今年最高短くしてもらって満足。
2023.11.02
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東京都中野区野方警察署の取調室。暴行傷害で逮捕されたスズキタゴサクと名乗る男が聴取を受けていた。しかし男は取り調べの最中、都内の廃ビルの爆発を予告する。予告は的中「わたしの霊感じゃあ、ここから三度、次は一時間後に爆発します」続いて東京ドームシティで爆破が起こり、死傷者が出る。追求をのらりくらりとかわすスズキの正体は何者なのか。取調官が入れ代わり立ち代わり、あの手この手で攻めるうちにかつて免職処分になり自殺した刑事長谷部と爆破事件の関係が浮上する。しかし長谷部の息子の足跡を追い、捜査を行う倖田沙良と矢吹は爆発に巻き込まれてしまう。警察当局は残る爆発を食い止めることが出来るのだろうか。--------------------ほぼ取調室での警察官と容疑者の会話で進行する形式にうんざりするかと、思いきや巻置く能わず、一気読みになった。取り調べの様相はスズキと聴取する刑事、いずれにも苛立ちと不快感を覚えるのにこんなにも引き込まれるのは何故だろう。読者の共感を得られるような甘ったるい人物像や,ユルい人間関係を描かないハードな作者の描写力ゆえか。容赦ない筆致でありつつも、読者の心を掴む作者のストーリー展開の巧さに感心した。スズキの正体が何者か謎解きの対象なのだろうが、ヒントがわからない。爆弾の所在が「何処に」を、取り調べの謎解きゲームの会話から推理するのもほぼ無理ゲー。とハラハラしながら読み進め、終盤近くでどんでん返し。私には「真犯人」の予想もつかなかったから、やっぱりムリゲーであった。群像劇だと思って、その他の人物に目配せず視点もれしていた。真犯人の目星がついてからの怒涛の伏線回収がやや性急なことと、エンディングが曖昧さがありカタルシスに欠ける点に後味の悪さが残った。けれど、その曖昧さこそ探偵役は自らの推理が真実であることを証明できないという命題の提示なのではないか。警察捜査小説にもこの後期クイーン問題。爆弾のありかは不明という未解決問題を残したまま物語も終幕という後味の悪さ。けれど、そのいやな味わいも作者の計算のうちかもしれない。仕掛けられた爆弾に翻弄され、手玉に取られたのは読み手なのかもしれない。
2023.11.01
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