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インド南部ニルギリの丘陵地帯に立つコロニアル様式の邸宅グレイブルック荘。その当主バスカー・フェルナンデスは何者かに命を狙われていた。元警察官のアスレヤは、バスカーに請われてこの屋敷を訪れる。バスカーは二通の遺書を認め、自身の死に方によって何れかが効力を発揮すると宣言していた。地崩れで屋敷が孤立する中、果たして殺人が起きる。しかし殺されたのは招待客の画家フィリップだった。礼拝堂で発見されたフィリップ遺体はバスカーの車椅子に乗せられ、凶器と見られる短剣が川底から見つかった。地元警察はモングレルなる人物を犯人として逮捕するが、バスカーの世話役のセバスチャンが何者かに銃撃され死亡する第二の事件が起きてしまう。屋敷の人びとそれぞれが何かを隠し、秘密を持っている.......アスレヤはフェルナンデス家の客間に集まった12人を前に、驚愕の真相を語り始める。------------------正統派英国ミステリの流れを汲む、作風というのに惹かれて紐解く。そろそろ特殊設定ミステリは食傷気味かな。読みやすい文体、過不足ない人物描写、舞台設定がインドの未知の土地。魅力ある要素が一杯の一作だった。遺産相続を巡る血族の確執、クローズドサークル、どこかに隠れている殺し屋などの道具立てはたしかに往年の英国ミステリを思わせるのに古臭さも感じない。解説にはアガサ・クリスティを髣髴させる描写、とあったが、血を吹く遺言状の存在、いわくつきのフェルナンデス一族の秘密が、私には「犬神家の一族」を思い起こさせた。とはいえ、あんなおどろおどろしい血腥さはない。スプラッターやホラー風味苦手な読者でも読めそうだ。解決編はお約束の「名探偵みなをあつめてさてといい」の流れが楽しめる。この解決編、推理に必要な手がかりが十分に読者に開示されているとはいえない恨みが残りはするが。トリックは「犬神家」同様、○○入れ替えだったが、間違いの殺人に見せかけてミスリードする手口は巧妙。私は見事にひかかってしまった。今、インドミステリーに興味津々で、アスレヤシリーズの次作や、アビール・ムガジーの新作に期待するのも良いが、その前に「帝国の亡霊、そして殺人」を読書予定にしている。まっ予定は未定でいつになるかしらんが。
2023.04.30
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断捨離した物ブラウンイージーパンツ白レギンスパンツネービーTシャツ買った物は無し。バッグを通販で注文したが、これは衣類とは別計算。今日も鍼灸治療に出かけた帰り、LUMINEに立ち寄ったが、購入意欲をそそるようなものがなかった。ルミネアプリのクーポンの使い道がない......どうせ花より団子で、食品を購入することになるんだろうな。これもまた、どうしても食べたくなるような美味しそうなものが思い至らない。
2023.04.29
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お友だちのキジトラ(=^・^=)今日はちゃっかり開店前の餌やりしてくれる飲食店の中で休憩木戸御免なのねもはや半分イエネコで半分ソトネコ呼べばこうして足元へやってくるけど、名前知らず夏は風とともに去り夏は五月雨とともに来たりぬ夏支度せよ縞模様
2023.04.28
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メディカルセンターの記録 非表示日記へ2019年分2020年からはコロナで通院せず
2023.04.28
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なーんとなく視てしまう深夜ドラマ。我が身がこれまでもこれからもソロなので、なーんとなく親近感なんちゃって?別に一人で生きようが遊ぼうが、個人の趣味の問題で他人にすすめるものでもないけどな。昨日はなんとボードゲームがテーマ。JELY JELY CAFE(ジェリージェリーカフェ)って、プレイヤーなら知らぬものないほどのリアル有名店でロケしているとは。店舗は渋谷だけでなく猫街にも、井戸の底から歩いていける距離にも有るのだから、frauleinein的にはさらにリアル。遊んでいたのはたぶん「枯山水」だと思う。2014年の発売当時、在庫切れになって一時値段が高騰していた記憶がある。新版が出たのね。楽市でもamazonでも売ってる。だけど私が今体験したいゲームはボドゲでなくマーダミステリーかな。ソロでないネタがありなら、五月女さんがマダミス体験するエピソードとかどうかしら。
2023.04.27
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朝目覚めると雨。こんな夢を見ていた。以前勤めていた会社で、PCにログインしようとしてもIDがエラーにになって仕事ができない夢。焦燥が募るうちに目が覚めた。悪夢と言っていいか。先週、暑さに耐えきれず、手を出してしまった今年の初西瓜。まだ甘さが淡く、果肉の色も夏の陽に酔ったような赤味には遠く思えた。西瓜糖の日々には早すぎた。この2,3日の冷え込み。あの夏日は何処へ行った。雨の中夕方診療所へ行く予定。そして治療からの帰路、山手線内回り外回りとも大幅な遅れ内回り11分。原因は 今日は多数の病人が出た!! のだそう。やっぱり、皆体調不良なのかしら。
2023.04.26
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食ネタや医療ネタばっかり、と言った舌の根も乾かぬうちに、今日はやっぱり医療カテゴリ。昨日はいつもの耳鼻科でBスポット(EAT)をやって、随分具合が良くなった。耐え難い喉のイガイガ感とか、粘液が出そうで出ない閉塞感とかが軽減することの不思議。慢性上咽頭炎は完治はしないと言われているけど鼻内翼口蓋神経節刺激法(INSPGS)なる治療法が有効であることを知った。上咽頭のさらに上、天蓋といわれる部分にアプローチできる治療。そう、そこ問題の患部なのよね。この治療法を開発したのは、やはりBスポットの名医で知られる大阪のドクター。複雑で高度な手技だから、何処でもできる受けられるというわけにではない。それに特殊な医療用カメラ(スコープ)を用いないと正確に行うのは難しいだろう。You Tubeにずばり診療風景の画像あり。(此処には動画はらないけど、検索で出てくるよ♪)とっても参考になった。都内でも施術しているところちらほら、だけど安易に受けるのはなんだか不安。だけどコロナ後遺症に有効とのことで、施術希望者が殺到してそうだな。
2023.04.25
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初夏はもうそこまでなのに季が違って断末魔の林檎大きいのや小さいの不揃いな林檎たちこれで今季最後とばかりにタルト・タタンを作っている皮付きのままだったり、シナモン風味だったりなにやら、食ネタや病気ネタが多いんだけど昨日から突然のどの痛みが出てきた。ずーーと痛みはなくて、おなかの調子は良くなってきたのに何故?風邪を引いた?風邪薬を飲んでみたけど何だかって当然か。やっぱりちゃんと耳鼻科に通うことにしよう。今月最後の週は通院三昧か。
2023.04.24
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敗戦後6年目の港街K市。まだ見ぬ異父姉を探して此処に流れ着いた矢代信夫は、ひょんなことから製麺所を営む河本一家のもとに居候を決め込むことになる。市内で新制高校の女教師が、遊郭の遊女が殺害され、二人ながらその遺体には能面の泥眼が被せられていた。この猟奇的事件の調査を進駐軍から依頼されたのは、アメリカ人技師リチャード・マクドウェル通称ディック。彼の推理によれば本件は新古今和歌集に傚った見立て殺人であり、予想によれば、犯人の次なるターゲットは麝香草荘の当主槇紫苑だと言う。ディックは第三の殺人を防ぎ、紫苑を守ろうとするのだが.....第6回ばらのまち福山ミステリー新人賞優秀作。--------------------発端の謎の提示は魅力的。しかしその後の事件の描き方、物語の展開が散漫で緊密さを欠いて読んでいて飽きてきた。舞台となる「戦後」の描写にせよ書き割りのような薄っぺらさに映る。類型的なキャラの配置のところへわざとらしく、探偵役を外国人にするとか、うーーんん、御都合主義じゃない。それに殺人事件を予測して防ごうとするって、探偵が早すぎるですか?その通り、紫苑は殺されずにすむのが伏線なのだが、予定調和の如しでインパクトに乏しい。各章の冒頭に掲げられる、秀逸とは言えない短歌も意図不明で邪魔なお飾り。真相は重層的で凝ったものだが、その構築を精緻に解き明かすだけの筆力が作者にないため、解明さてもさしたる驚きも感じなかった。毎回受賞作の選評を読むのを楽しみにしているが、それによれば応募当時の原稿を加筆修正して、まれな傑作に仕上げたのが本作だと記されている。ではこの賞の選者の「傑作」の基準は何であるのか。疑問が残った。
2023.04.23
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かねてから、ほしかったマザーのデニム。ほぼ即決。衝動買いに近い?ブラックデニムだけど何処かインクブルーが潜んだような不思議なニュアンスの色。濃くないのに深い、闇色とでもいうか。ハイウエスト過ぎないこと、膝のラインのフィット感とかも気に入った。サイズは付かず離れず24インチ。25インチでゆるっと、なんて欲を出すとまた私はズルっとブカっとなるからね。
2023.04.22
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夕方、鍼治療にでかけて、鍼灸院で聞いたこんな話。猫街のお隣区で候補者が「私は嘘をつきませんー!他人にめいわくをかけませんーー!!私に投票してくださいーーー!!!」っって言ってたんだとか。はぁ、小中学校の学級委員の選挙ですか?他人のおしゃべりの内容だからホントかどうかは知らんけど。あーーあ、明日はどうなることやら。20日をまたいで、気がゆるんだのかこの暑さのせいか、帰り道は色々散財した。食品なら麺類とか、西瓜とか冷たいものに手が出た。衣類はデニムを買ってしまった。
2023.04.21
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昭和29年、大阪市。代議士秘書宮益が頭部に麻袋を被せられた刺殺遺体となって発見されたのを皮切りに、右翼団体総帥仁科、チンピラヤクザ菅沼が同様の手口で殺害される。猟奇連続殺人として大阪市警による捜査が開始され、中学を出て巡査になった若手刑事新城は、国警から赴いたてきた帝大卒のエリート守屋警部補とバディを組むことになる。官僚的で四角四面な堅物の守屋は地取調査すらできず、新城と反りが合うはずもなく、警視庁内の派閥争いもあって捜査は難航するが、ついに警察の追求の手は疑惑の代議士北野にまで及び.....第23回大薮春彦賞受賞・直木賞候補作品。-------------------実在した「大阪市警視庁」を舞台に、戦後の歴史風俗が描かれ、そこに人種差別や戦争責任の問題が絡みむかなりリアルな描写にもかかわらず、大阪という土地柄のせいか、どこかからっとした雰囲気。松本清張賞受賞と大薮春彦賞のW受賞作家の実力故か、重く暗い主題を、深刻ぶらずしかし興味深く描いて、面白く読ませる筆力はさすがと感心した。市警の面々の群像劇がわちゃわちゃして新喜劇のよう。新城と守屋のやりとりも凸凹コンビの漫才か? って。いや褒めている。ストーリーが佳境に入り盛り上がったところで、事件の裏にどれだけ巨悪が潜んでいて、フーダニットもそれにふさわしく大物が正体を表すのか.....と、期待していたら意外や目立たないキャラが犯人だった。まっ、いいでしょう。猟奇的な殺害を行ったホワイダニットも戦時中、戦後と特異な背景ならではのもので納得出来るかな。この小説、映像化しても良さそう。映画でもTVドラマでも。あっ、でもストーリー改悪したり、ヘンな脚本演出配役だったら意味ないか。それよりもこの新城と守屋の「相棒」で何作かシリーズ化して刊行ほうが良いかな。
2023.04.20
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黄砂とPM2.5の日々をはさんで、2週間耳鼻科の治療を休んだ。そこで今日は夕方から診療所へ。往路の都営三田線は冷房がきいていて、寒いくらい。そうそう、今日はあちこちで夏日だった。6時30分頃到着して、不調の人が多いらしく、最終の人は9時過ぎの治療になるらしい。先生も看護師さんも大変。私は7時30頃には治療してもらえたかな。喉のことはさておき、このところ消化器系の具合が悪い。胃の不快感はないから明らかに調子が悪いのは腸、なーんてしゃれにならないけど。内蔵真菌症を疑ってみる。肺や気管支だけでなく腸も真菌にやられるんだよね。だけど、私は以前真菌症の検査したとき特に異常が発見できなかった。自分で入手した抗真菌薬を服薬することくらいしかできない。(だけど、これ効果あると思う)カビの季節の一手前で手を打ったほうがいいかも。嚥むならスポラルが良いんだけど、今むちゃくちゃ高額。以前は値下がりしたとき買って、効いたんだけど。ちょっと手が出なくて残念。トリアゾール系は概して高い。そのうちでは安価で効き目ありそうな薬品は軒並み在庫切れだなあ。
2023.04.19
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夜目にも著く白い躑躅。金網越しにまるで白い壁のよう。パンジーとか、この黄色い花びらも夜の光の中では白く見えるから不思議。そして昼の光の中での白白躑躅が盛んだけど、紫陽花の葉の緑も生き生きとしている。もう雨季の予感?
2023.04.18
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猫のソックスみっけ♬(=^・^=)のワンポイント刺繍。あまりの可愛さに衝動買いしてお持ち帰り。黒に灰猫グレーに赤猫これラス1だったらしい。なんという僥幸。本家靴下にゃんこはきかえたらどう?ホワイトソックス以外いらにゃい!
2023.04.17
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ただいま休憩時間。1 占い狂人と狐の村 村人☆2 アルティメット村 狼★3 ノーゲーム (廃村)狼4 鼠の村 村人☆5 鼠の村 村人★6 はぐれ狼と暗殺者の村 村人☆7 はぐれ狼と狩人の村 狩人★4と5が面白かった。いない鼠に翻弄される村人と狼。6と7も面白い。2について。アルティメットが嫌いというゲーム仲間がいて、その理由が今回よくわかった。やりたくない。3は論外。そのそもGMもプレーヤーも以下自粛。
2023.04.16
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朝から雨。黄砂のせいかPM2.5のせいか知らんけど、今秋水曜日から眼が痛くなったり、昨日スタジオに行ったものの、レッスンが絶不調。ついに今朝は喉の調子、お腹の具合まで悪くなった。しんどいけど、不承不承歯医者へ検診に出かける。こちらは歯根も割れた部分も安定していて、大学病院の治療を待つばかり。でもあと4ヶ月か。体調不良のストレスからか、帰る途中デニッシュを買って二個一気に食べてしまった。糖質制限違反すると余計具合が悪くなるはず.......ああーあ、私のばか、ばっか(。>﹏
2023.04.15
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第9回アガサ・クリスティー賞受賞作。1944年、4月。パリが陥落し、ナチスによるレジスタンス狩りが進む中、フランス中西部のサン=トルワン。村の司祭ステファン神父はレジスタンス党員モーリスを匿うが、モーリスは何者かによって殺されてしまう。村の騒乱を恐れたステファン神父はモーリスの遺体を井戸に投じ、事件を隠蔽するが、その最中オランダ人義勇兵SSの脱走兵に遭遇し、その中の一人ブラムまでかくまうことになる。後日ナチ親衛隊ベルトラン中佐が村を来訪する。ベルトランの目的は何なのか、何よりも誰が殺人犯で、殺人者は村の中にいるのか。やがて8月。疑心暗鬼と不穏な空気が漂ううちにもパリ解放の報が届く。しかしステファン神父が迎えた「審判の日」とは......--------------------ベルナノスの「悪魔の太陽のもとに」や「田舎司祭の日記」、はては「ムシェット」あるいは大岡昇平の戦争を扱った、遠藤周作の宗教を取り上げた小説を読んだときのように作品世界に引き込まれて、推理そっちのけで読了。あまりにも重いテーマと、血みどろな惨殺シーンを描いていても、その筆致はどこか静謐で淡々たる趣がある。小説として読み応えがあるだけでなく、ミステリーとしても〇〇入れ替えすりかえトリックの使い方が効いていて、テーマに沿った犯行動機の設定も巧い、と感心した。完璧、間然するところなき逸品とは言えなくとも、佳編の問題作だろう。私はこんな作風が好きだけれど、懐の深い、抽斗の多い作家のようなのでむしろ別の作風のミステリを描いてくれたら読みたいと思う。そう、ホラーがデビュー作なので先ずはそれを時間が許せば。
2023.04.14
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参考資料、非公開、後日削除かも。探偵ポワロをTV公開順で再見する目論み。全編コンプリートなるか?説明的な文体で整合性を持たせようとする文章には美しさがない。イメージの喚起力にとんだ文章の美しさが必要だろう。SFやファンタジー幻想文学はいわでも日常のリアルを描いた場合でさえ。読むたびに思う。
2023.04.13
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遠ざかっていた「探偵ポワロ」をまたYou Tubeで見始めた。この「スズメバチの巣」は佳編だと思う。例によって声のキャストも充実。(容疑者役は津嘉山正種)田園風景、1930年代の風俗の描写、ご贔屓のジャップ警部の登場相変わらずいい感じ。殺人事件が起きるのを予測して、未然に犯行を止めようとするポワロ。えぇ、探偵が早すぎるじゃない それって。ちゃんとトリック返しまでしてるしー。青酸カリを洗濯ソーダにすり替えるとは......。この調子で未見だったものをゆっくり楽しんで視聴して、年内全作完走できるかな。*昨日朝起きたときから眼が痛かったのは黄砂のせい?今日が黄砂濃度最悪の日らしいけど。外にも出られず迷惑至極。誰のせいよ。悪いのはだーれだ。にしても、昨日アクセス数近来になくダダ上がりしたのは不気味。
2023.04.13
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昨日、指輪に続いて19-neufにオーダーしていたチャームが届く。今月今週はジュエリーラッシュかな。撮影がうまくいかないほどあまりにも、あまりにも小さいイニシアルチャーム。このデザインでイニシアルKバージョン。自分のイニシアルがKなことは、割と気に入っている。カフカの城のヨーゼフ・Kとか倉橋由美子の小説の登場人物の名前がKだったりするせいか。倉橋由美子はカフカに影響を受けたからKなる人物名を多用するのかしら。いや、何より彼女のイニシアルがY・Kだわ。プラチナを飾る淡い明るいエメラルドの緑と、深くて暗いサファイアの青。私一人の守護星のようなもの。手持ちのチェーンにセットして、身に着ける機会を多くして育てていきたい。というより、御守りのように一緒にいる時間を長くしたい。出来るだけ。
2023.04.12
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2002年のドラマを配信で視る。キャスト、演出、映像とも私の好きな作品だった。脚本がいいのかな。原作つきではなくてオリジナルか。荒唐無稽であり得ない設定とかは、そこは所詮TVドラマのこと、娯楽だからとゆるい見方をしておく。20年前のドラマってこんなに面白かったんだ。TBSってむかーし、むかしは良いドラマ作ってたんだよね。それは他局も同じことだけど。松雪さん、この頃から「容疑者Xの献身」に向けて、どんどん良い女優になっていたのよね。去年パルコ劇場の藪原検校の舞台の彼女を見損なったことを激しく後悔している。
2023.04.11
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先月注文したセットエトワールエトワールリングが仕上がって、井戸の底に墜ちてきた♪小さな小さな一つ星。「イロンデール(Hirondelle)」は燕のこと。この指輪はツバメが運んできた星なのね。以前イロンデールで作ったピンキーを無くして、うちのめされた。今回慎重にサイズ合わせをした。マイサイズは1号以下と判明。0.5号で作ってぴったり。どうかこの星は私の指から逃げないでおくれ。と、燕に祈った。
2023.04.10
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あかつき自動車の自動運転車のテスト運転中、パワハラ課長門倉が事故死した。それが事故ではなく、サイバー攻撃による殺人を思わせる脅迫メッセージが会社宛てに届く。警察が動き出し、捜査一課の刑事前之園美紅は、サイバー課の斎藤とバディを組むことになった。彼女は周囲の女性蔑視の風潮と闘いながら、反りの合わない斎藤とともに捜査を進めてゆく。この事故の一年前、あかつき自動車開発チームのチーフ上井出の大学同期の同僚で、地方に飛ばされようとしていた一ノ瀬が自宅で首を吊って亡くなっていた。自殺で片付けられたが、不審に思った上井出は独自に調査を行っていた。そして、難航する捜査を打開すべく警察庁で開発されたAIマリスが参画することになった。マリスの推論は事故あるいは事件を正しく解決に導くことが出来るのだろうか。------------------AIの探偵ときてまたトンデモ系かと思いきやどうしてどうして、そのミステリーの文法は整合性のある作品だった。企業小説の要素と警察小説の描写。どちらもあまり好きではない私がとても面白く読んだ。さすがはばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作と関心。時系列の錯誤トリックが巧みでうっかりひっかかってしまった。こんなに簡明なレトリックに欺かれるとはfraulleinnein、不覚にも程がこのトリックが事件を調査する側に〇〇がいる意外性を担保する。新人賞の選評に、人物造型が類型的との指摘があるが、トンデモキャラに食傷気味の私には受け入れやすく、人物への抵抗な感く読み進められたのは、いっそ気持ちが良いほどだ。偶発性を利用した殺害トリックか、予期せぬ事故による致死なのか、の曖昧さも多重推理と捉えれば、本作にとって大した瑕疵と思わない。ただしマリスが前之園に和歌を持ち出してその意味を問うエピソードはわざとらしさを感じていただけなかった。好みの問題だけど。マリスとは悪意の意味だから、AIが生身の人間を弄った意趣を描きたかったんだろうか。うーーんん。*休日の午後だというのに、ナントカのショーニンと称する宗教の勧誘がマンションにやってきた。勧誘や営業での訪問は禁止のはず。立ち入るなんて承認しておりませんけど。キモい。こういうリアルってミステリより不気味でコワイ。いえ、宗教施設内での事件を題材にしたミステリは好きですけどね。
2023.04.09
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山田風太郎の小説は好きだけれど、その私生活や私信にはさしたる興味はない。にも関わらず、この本を繙いたのは、中井英夫から山田風太郎への手紙が収録されていたから。それだけのこと。たった三通。そのうち世田谷区羽根木に住んでいた頃の手紙は二通。風太郎が中井に返信したかどうかは知らず。(風太郎から中井への手紙は載っていない)その他の誰か知らない「その人々」へ配達された手紙は何処へ消えたのだろうか。中井英夫全集にも書簡集はない。通りすがりの光景。午後鍼灸院へ行くため私鉄に乗ったら、プラットホームでツインテールでミニスカのJKらしき子がしゃがみ込んで、スマホで誰かと泣きながら話しているのを目撃した。異様というより、妙な不思議な絵のように映った。彼女の流した涙は日々の泡ならぬ日常の泥流に流れ去るだけなのだろうか。それより異様なのは急に昨日のアクセス数が上がったこと。いつもの3倍?4倍?これはマジ、不思議でなくて不気味な怪現象。
2023.04.08
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タルトタタンもどきを自分で作るの飽きた、しんどいーーーーと、そこで一昨日、駅構内の「これもう食べた?」で買ったカスタードクリームのアップルパイとクラシックアップルパイ高級アップルパイという触れ込みなんだけどう-----んんフツーにアップルパイの味糖質過多のリスクを犯し、かなりのお値段だったわりには(以下自粛)やっぱり私は自家製のスイーツもどきが身の丈にあっているか。あーーあ 今日もアフォな鳩首会議で疲れた。こういうときはやっぱり食べ物で気晴らしになっちゃう。早速何か作るかな。苺と林檎があるし、ふっふ♬
2023.04.07
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「読みたい!」と「ベスト10」とかぶってないものだけ。そうなると、読むかどうか微妙。ていうか、「このミス」はあまり参考にならない企画ばかり。すごい、すごいと言われてもどこがすごいのか、首をかしげること多し。国内同志少女よ敵を撃てプリンシパル地図と拳馬鹿みたいな話!昭和36年のミステリ七人の証人 西村京太郎海外 われら闇より天を見る光を灯す男たち五つの箱の死 カーター・ディクスン九人の偽聖者の密室冤罪法廷エリザベス女王の事件簿レインドッグス噤みの家窓辺の愛書家*昼は暖かく、夕刻になって涼しい風が吹いてきた。珍しくベランダ側の窓を開けて、井戸の底の風通しを良くした。埃や花粉が入ってくるのが嫌なので、窓は閉ざしがちなんだけれど。春の風が日々の泡を流し去ってゆく。
2023.04.06
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近隣のスーパーで骨付き鶏があったので即席ローストチキン。今日は取り敢えずフライパンで表面に焼き目をつけてからオーブンへ。丸鶏も売っているので、そっちを買って詰め物をしてちょっと本格的に作ってみたいな。クリスマスにローストチキン食べる気が起きなかったのに今になって季節違いもはなはだしい。季が違っているのは仕方がない.......これに尽きる。
2023.04.05
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治承四年(一一八〇年)平清盛は、福原への遷都を行い、富士川の戦いで敗退した宗盛・知盛・重衡の清盛の子息らは京都への還都を父に進言すべく清盛の館を訪れた。その夜から邸内で怪事件が続く。清盛の寝所での名刀の消失化鳥の目撃情報平氏を誹謗していた青侍のバラバラ死体の発見厩舎で飼われていた猿の殺害さらに幼い巫女が逆さに吊られ命を落としそうになる。館に滞留中の清盛の異母弟池大納言平頼盛は清盛の命を受け、これら四つの謎を解こうとする。しかし源頼朝と頼盛の内通を疑う三人の甥は快く思わず、知盛もまた、独自に事件の推理を披歴するのであった。頼盛は聡明な甥の推論を如何にして論破するのか。_____________________よく出来た歴史ミステリー。時代考証、ミステリとしての謎の提示、伏線の仕込み、がきっちり整っている。この時代ならで習俗、建築物の構造、政治的背景を、トリックと犯行動機の落とし込み方も整合性があって、おっそう来るかと感心させられた。とはいえ、本編中盤までの、文体がまるで子供に判りやすく話しかけるが如しで、かえって私には説明的で読みづらく、途中で飽きたりした。あっ、この作者児童文学者だったか。それが中盤を過ぎて謎解きの段になると断然面白くなる。「犯人」は最初から頼盛が絞り込んでいる発言があるので、あとはホワイダニット、ハウダニツトを如何に解くか。これが難題だった。私は化鳥の正体は判った。それに誰それ同士がグルであるとか(偽証している)、アリバイ表に全てが記録されていないとか、直観でなんとなく判ったが、ロジカルに推論するのはほぼ無理だった。そこで知盛の「間違いの推理」が生きてくる。知盛の推理に頼盛がどう反証し、ロジックの破綻を指摘するかを推理する。そんなゲーム性もある。私には皆目だったけれど。最後ある種どんでん返しがあり、ラスボスの登場とタイトルに潜む作者の真意と探偵役の秘密が示される。この幕引きはうまい。というよりまた幕が上がって、頼盛シリーズ次回作があるのだろうか。
2023.04.04
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3月28日坂本龍一氏逝去。去年の画像。「最後になるかもしれない」 と言っていたから、予感していたのかもしれない。やはり「戦場のメリークリスマス」だけど1992年版「嵐が丘」の音楽も彼。とても良いサウンドトラックだと思う。聴き直し、見直しをしたくなった。
2023.04.03
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2023年4月2日14:00RSアートコートオール新曲プログラムパオロ(PAORO)と呼んでいるヴァイオリンでの演奏を初めて聴いた。私の好きな音色の楽器。ストラド、ヴァルネリ、アマティだけが名器ではないしね。今日はロックやアニソンの演奏だったが、クラシックを弾いたらどんなだろう。興味ある。今日は四月馬鹿の続きのような4月2日だった。早朝から昨日配送されたばかりの家電の初期不良に振り回された。(返品するしか無い)午後はアートコートへ出かければ、間違ったアクセス案内メールが送信されて道に迷うこと30分以上。狸に馬鹿され、狐につままれたような。
2023.04.02
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★ Setzen wir Poesie zusammen三月兎が逃げた空が夏の始まる海に触れる心より深く沈んだ人魚を貴方は探す時間の網は徒に拡がり四月の魚を捕えた言葉にすれば嘘で 嘘で 嘘で 偽書を燃やす焔で蒼穹が渇けば詩人は黙し翼の熔けた燕の失墜を謳わない
2023.04.01
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