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地震後三日目の夜になったが、地震・津波による冠水や道路寸断のため人々が取り残されている所がまだ何十か所もある。避難者の数は30万を超えている。午後4時現在170万世帯が停電している。福島の原発は懸命の作業にもかかわらず、安全な状態になる目処が立たない。人的被害の実態はまだ正確に把握されていない。宮城県の県警本部長が犠牲者数は(宮城県で)「万単位になることは間違いない」と見通しを述べている。今日津波警報・注意報は丸二日以上たってようやく解除されたが、3日以内にマグニチュード7以上・震度6の地震が起きる確率は70%であると気象庁は発表している。原発稼働停止による電力供給不足のため菅首相は今日の夜の会見で首都圏を含めて計画停電を了承したことを伝えた。今日地震の強度が当初のマグニチュード8.8から9.0に上方修正された。この地震による津波の被害はすさまじい。特に岩手・宮城・福島の沿岸地帯には正に壊滅的な被害を受けた地域がいくつもある。復興にどれだけの時間がかかるか。惨状を目にした被災者ー家族を失った者も多いーの気持ちを思わざるを得ない。菅首相も先の会見で言ってたが「日本は戦後最大の危機にある」ー違う言葉だが同様のことを言っていたーと誰しも思っているだろう。
March 13, 2011
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11日午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード8・8の国内観測史上最大の巨大地震が発生、北日本から関東にかけて強い揺れと津波が襲っ た。気象庁によると宮城県栗原市で震度7、仙台市など宮城県各地、福島、茨城、栃木各県で震度6強を記録した。震源の深さは約10キロ・メートル。 この東日本巨大地震により最大10メートルに達したと見られる津波や多くの火災が発生、岩手県から宮城県にかけての太 平洋岸の各地で壊滅状態の地区が続出、死者多数の情報があり、甚大な被害が出ている。 警察庁によると、午後8時半現在、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉、東京、神奈川で少なくとも死者59人、負傷者、行方不明者多数。 岩手県釜石市、大船渡市などでは津波により家屋400戸以上や車が大量に流され、同県山田町で死者多数との情報があり、大船渡市末崎町の細浦地区 は全体が津波に流され壊滅状態という。福島県相馬市の海岸線でも土砂崩れが相次ぎ、行方不明者が多数出ている。 津波は宮城県内にも広範囲に押し寄せ、仙台市では海岸線から約2キロ離れた地点まで達し、ビル、家屋や車が多数流され火災が相次いでいる。気仙沼 市でも大火災が発生、石巻市沖では約100人が乗った船が流された。茨城県ではコンビナート火災が2か所で発生、千葉県市原市でもコンビナート火災が起き ている。 (2011年3月11日21時14分 読 売新聞) 先月のニュージーランド地震による日本人犠牲者の身元が殆んどまだ判明しないうちに、日本が巨大地震に見舞われた。被災地の広さも日本の災害史上最大と見られる。(ラジオの情報を聞いているが) 東北の太平洋岸の殆んどの験潮所の設備が津波で破壊された。想定を超える大津波が襲ったと見られる。テレビで見た津波の映像は圧倒的な進行力としか言えない。直接それを見た人の心に忘れることができない恐怖感を植え付けただろう。宮古島でもこれまで70cmの津波が記録されている。東北沖のまぐろ漁船から複数の行方不明者がでたと報告されている。津波以外にも、福島の原発が地震により設備に不具合が生じて放射能漏れの恐れがあるため県は周辺住民に避難指示を出している。停電・断水の地域が広範囲に渡っている。首都圏では交通網がマヒしたため、大量の帰宅難民が生じている。今、仙台で水死とみられる200~300人の遺体が発見されたとラジオから言っている。 阪神からまだ16年しか経っていない。
March 11, 2011
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村上春樹の本を図書館で借りようとしたが、端末を検索したらたくさんあるのに本棚の方へ行くと小説は殆んどなく、エッセイ?が数冊あった。次にブックオフに行ったが古本なのに高い気がした。ジュンク堂まで行って、そこで期待した村上春樹の著作群を見つけた。「スプートニクの恋人」という本(文庫版)を買った。他に町田康の「真実真正日記」という本を買った。レジでカバーをつけますかと聞いてきたので、「いらん、いらん」と言った。店員は「失礼しました」と言って、2冊にカバーを付けてからー私は珍しく気持ちに余裕があったので「いらんと言っただろう」と言わなかったービニール袋に本を入れ口をセロハンテープで閉じた。帰ってから本を袋から取り出すとき、単純に張り付けたのでなく、外しやすいようにセロハンの端は浮いているのに気付いた。これは初めてのことだ。これは嬉しかった。セロハンテープは万引きを疑われているようで嫌なだけでなく、その上袋を破らないと本が取り出せないため、袋がすぐにゴミに化すのも嫌だから。今村上春樹に関心を持ったのは、武田鉄也がラジオで「自分を知ることは呪いである」(うろ覚え)という村上春樹の言葉か文章を紹介していたことと今読んでいる 氏のインタビュー集「夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです」の中で氏が言及する文学の力ー氏はオウム真理教というカルトに若い優秀な人々が取りこまれたのは、文学を担う者達が正しい物語を提示できなかったからと言っていますーというものを氏の小説が持っていることを知ることができるかもしれないと思うからです。ところで、そのような文学の力は文学しか持ちえないものなのか。
March 9, 2011
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という本を読みました。著者は05年の芥川賞受賞作家です。主人公はおそらく親に捨てられた施設出身の刑務官。彼の心の葛藤(はさまれていたキャッチコピーには「人間の光と闇」とあります。)ー最後はめでたく?穏やかに治まっていくーが描かれています。受刑者S(連続婦女暴行犯)の主人公への言葉「倫理や道徳から遠く離れれば、この世界は、まったく違ったものとして、人間の前に現れるんです。ー太字はインテグラル、以下同ーまるで何かのサービスのように。まあ私の場合、勇気を必要としましたけど。ちゃんと計画を練れば、簡単に捕まるものじゃない・・・。~(中略)私は自分を解放しました、すごかった。人生がまったく別のものになった。風俗のように、同意のもとのセックスでは、もう興奮しなくなっていた。興奮。いいですか?人生のキーワードは、興奮ですよ」施設長の主人公への言葉「自分の好みや狭い了見で、作品を簡単に判断するな」「自分の判断で物語をくくるのではなく、自分の了見を、物語を使って広げる努力をした方がいい。そうでないと、お前の枠が広がらない」 主人公の未成年殺人犯への言葉「いい、いいからお前は控訴しろ。裁判でのお前の供述と違う。控訴してもお前の死刑の判決は変わらない。でも事実を言わなければならない。事実を言ってから、死刑になれ。俺は死刑にはどうしても抵抗を感じるよ。死刑には色々問題があるのもそうだけど、人間と、その人間の命は、別のように思うから。・・・・殺したお前に全部責任はあるけど、そのお前の命には、責任はないと思っているから。お前の命というのは、本当は、お前とは別のものだから。~」上司の主人公への言葉「~俺が言いたいのは、死刑を、もっと確かなものにして欲しいということだよ。マスコミや世間が騒ぐか騒がないかで、影響されるようじゃたまらない。年齢だってそうだ。被害者からすれば、それが十七歳だろうか十八歳だろうが、関係ない。なのに、十八歳を一日でも過ぎれば死刑で、一日でも達してなければ死刑にできない。だいたい、十八歳ってなんだ」
March 1, 2011
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