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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2010.12.29
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カテゴリ: 経済・ビジネス
『不機嫌な職場』 の続編。
 問題提起はしてみたけれど、その解決に向けての道筋については、
 あまり多くを論じぬまま終わっていた前著。
 その解決編として出版されたのが本著であり、その使命は見事に果たしている。

 1.一人ひとりがイキイキと前向きな感情を持って、職場やチームに参加できている。
 2.お互いを認め合い、支え合い、学び合う良い関係が築けている。
 3.自分たちがやっていること、自分自身を肯定できる。
 これが、p.42にある「良い職場、良いチームであるために必要な三要素」。

『頭がいい上司の話し方』 とでは、
書かれている内容が、あまりにも対照的なので、最初は結構驚いてしまった。
職場に求めるものが、二つの著作で、随分違っているように感じたからだ。
それは、双方の著作に書かれた、次の部分から得た感覚である。

  別々のタコ壺で暮らしている者同士が一緒に仕事をするためには、
  「成果を上げる」という共通の目的と「論理」という共通のルールだけがあれば十分だ。
  人生観や価値観を共有する必要は、まったくない。(『頭がいい上司の話し方』p.34)

社員たちに繋がりなど求めずとも、共通の目的とルールさえ明確に示すことが出来れば、
彼らは自ずから働き、仕事の成果は得られる、といった感じである。
仕事というものに対してドップリと浸り切るのではなく、一歩引いた所から冷徹に見つめ、
個々の社員を駒としてどのように動かすか、まるでゲーム感覚で臨もうとしている。


暖かみの感じられるものになっている。

  良い職場、良いチーム、良い会社をつくるものは何か。
  確かに個人の力は必要だし、全員の結集した力も必要です。
  でもそれを支えているのは、お互いのことを感じ、
  お互いに自分のことを伝え合い、お互いに同じ思いを持つ、


そして、本著は「感じる力、思いやる力を取り戻そう」と結論づける。
「個の時代」を突き進む前者と、古くて新しいものへの回帰を目指す後者。
私自身、最初は、両者の間に随分大きな違いがあるように感じた。
しかし、よくよく考えてみると、実はそれほど隔たりがないようなのである。

実際『頭がいい上司の話し方』では、
「人生観や価値観を共有する必要は、まったくない」と言いつつも、
コミュニケーションのとり方を、仕事をする上での最重要課題と設定し、
それをいかに上手く行っていくかについての記述だけで、本一冊を構成している。

そして、このコミュニケーションを行う際には、
必ず、お互いの感情の交換が伴うものなのである。
即ち、コミュニケーションをについて考えようとすると、どうしても感情について考えざるを得ない。
コミュニケーションを上手く行おうとすれば、どうしても感じる力、思いやる力が必要なのである。

   ***

では、本著で私が注目した箇所。
まず、ひとつ目は情動というものについて述べた箇所。

  ところが、どうもこの情動という、出来事(周囲の変化)に対して反応する力、
  出来事を感知する力自体が落ちてきているのではないかといわれています。
  身近に危険があっても、それを感じ取ることができない。
  自然や人の変化を感知する力が弱っている。
  だから、無意識のうちにそのリスクを放置してしまう。
  これは、人間にとって、すべての生物にとって危険なことです(p.58)

確かに周囲に対するヒトの持つセンサーは、能力が低下してきているように感じる。
自然の中で、自然を相手に生きていた頃には、もっと研ぎ澄まされていたはず。
それが、安全な都市の中で、文明の利器に守られ、
他者が自分に代わって危険を感知してくれるようになって、ヒト自体の能力は低下した。

次は、居心地が良い職場が陥る落とし穴についての記述。

  行き過ぎてしまうと、ぬるま湯感情が組織全体を覆ってしまう。
  誰かがやってくれる、このままでもいいという感情が支配的になり、
  誰も自分の業務範囲を超えた仕事に手を出さなくなってしまう。(p.90)

これは、ありがちなことである。
気を引き締めねば。





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Last updated  2010.12.29 18:05:38 コメント(1) | コメントを書く


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