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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2017.12.09
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カテゴリ: 文芸
​ ​  『逆襲される文明 』 を読んで、
 久しぶりに塩野さんの作品を読んでみることにした。
『ローマ人の物語』 を読み終えて以来、4年ぶり。
 もちろん、その間も 『日本人へ』 のシリーズだけは読んでいたのだが。

 お話は、『ローマ人の物語』の終末部「ロンゴバルド族の南下」から始まる。

 一方、570年に生まれたマホメットは、632年で亡くなるまでに、
 アラビア半島の半ばをイスラム化していた。

642年にはエジプトがイスラム化。
その後、北アフリカ全域が支配下に置かれ、698年にはカルタゴ陥落。
710年にはジブラルタ海峡を渡り、イベリア半島に来襲。
が、ピレネー山脈を越えてのフランス来襲は、フランク王国が阻止。

652年にはイスラム教徒の海賊が、キリスト教国を襲うようになる。
705年のシラクサ襲撃を最後に、シチリア島への攻勢は一旦収まったものの、
725年に海賊行が再開されると、サルディーニャとコルシカも標的となる。
しかし、ビザンチン皇帝は動かなかった。

そして、紀元800年、フランク王国のシャルルがイタリアに入り、

シャルルは二つの艦隊を創設し、海上パトロールに当たった。
が、814年にシャルルが、816年にはレオ3世がこの世を去ってしまう。

海賊の横行が再開されると、
グレゴリウス4世の命を受けたボニファチオ伯が、
襲われているシチリアではなく、敵本拠・カイラワンに進軍し、勝利する。


これで怒りに燃えたイスラム軍船団が、今度はローマを目指してきた。
そして、シチリア島のパレルモが陥落。
ヴェネツィア海軍も破れ、メッシーナも陥落。
法王レオ4世は、オスティア港前の海上を決戦の場と決め、そこで勝利する。

しかし、イスラム側は攻撃の手を緩めることはなく、
878年、ついにシラクサが陥落、
シチリア全島が、イスラムの支配下に置かれることになった。
その勢力拡大は、留まるところを知らない……。

   ***

『間奏曲「暗黒の中世」に差した一筋の光』では、
パレルモにおける、イスラム教徒によるキリスト教支配について述べられている。
この地では、非イスラム教徒に対し、税を課していた。
そのため、イスラム教へ改宗しないように勧めていたという。

つまり、同じイスラムでも、北アフリカに住み、海賊を生業とする「サラセン人」と、
シチリアに住む「アラブ人」とでは、相当違うということである。
このイスラム教徒とキリスト教徒との共生社会は、
200年後に、ノルマン人に支配されることになった後も続いたのだった。

   ***

時に、キリスト教側が勝利する場面が描かれてはいるものの、
それは、あくまでも単発のもので、決して長続きはしていない。
大きな流れから言うと、やはりキリスト教側はイスラム教側にやられっぱなし。
「暗黒の中世」と言う言葉は、半端ない。





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Last updated  2017.12.09 15:49:08コメント(0) | コメントを書く
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