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フリーページを少々整理致しました。拙文の盗作がみとめられたため、自衛策です。2年程前にも、ライブレポを盗作されたことがありました。前半部分はご自分の文章でしたが、後半からすっぽりまるごと私のブログそのままでした。その旨、コメント欄に書き込んだところ、そのブログは完全放置状態になりました。問題の記事も削除されることなく、そのままですが私のコメントもそのままなので、第三者が見たら盗作とわかりますからまあいいか、と思って放置しています。今回の場合は、ちょっと違います。そのかたは自称・詩人で、ゆくゆくは詩集を出版したいらしいのですが、私のブログにかかれた文章をご自分でアレンジして自作の詩として掲載しているんです。すっぽりまるごとの盗作よりずっと悪質です。コメント欄にその旨書き込んだところ、私のコメントだけさっくり削除されており、平気な顔でそのまま同じ行為を繰り返していらっしゃいました。しかも、別の日の日記では、『アレンジは盗作ではない』と驚きの持論を展開なさっておりましたその後も、何度もここを覗きにきます。(楽天会員のかたなのです)ほとほと困ってしまい、今回まだ「アレンジ」されていないであろうものを自衛手段として削除しました。(そのかたの「作品」は全部みてないのでわかりませんが… 無事と思いたい…)どんな稚拙な文章でも、ブログの著作権は当然筆者にありますので当ブログでは、わざわざトップページに著作権のことなどは掲げておりません。でもそのかたは、トップページでご自分の「作品」の著作権を謳った上で盗作を繰り返しているのです。きっと「アレンジしているから」オリジナルだとお考えなのでしょう。あきれてものも言えません。こういうかたは、本を出版なさってからも素人のブログを徘徊してエサを探して回るのでしょう。こんな蛮行を知らずにそのかたを応援なさっている読者のかたたちがお気の毒です。アクセスブロックできれば、そうしたいくらいなのですがそういう機能は残念ながら楽天にはついてないんですよね・・・他社なら付いているのでしょうか?そういう機能のあるブログがもしあれば、引越しを検討しております。
2009.01.31
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)文字の持つ呪術性の回復、サン=テグジュペリ像の変化、映画と本と田舎暮らしなど、本をめぐる今日的な省察からジョイスの『ユリシーズ』、フォークナーの時間と語りの問題や『野生の思考』と物語の擁護、岡本太郎の異文化に向かう姿勢への批判まで。たんに文学の領域にとどまらず、広く現在の文化や政治にかかわる問題にまで踏み込んだエッセー集。 なんだか池澤さんのエッセイは年を重ねるごとにどんどん壮大かつ難解になっていく。初期の頃からあらゆる分野に眼を向け、ワールドワイドなエッセイを書く方だったけれどここ数年その世界の広がりの加速が著しい。近年の氏のエッセイを隅々まで精読し、全ての内容を理解できるかたは、相当な博学と視野の広さを自負していらっしゃるに違いない。先月読了した『風神帖』のほうは、交流のあった人物などの思い出話が主だったので、まだ追いつけたのだけれど本書のように文学論やら社会論やらを縦横無尽に展開させてユリシーズやフォークナーを熱く語られてしまうと、もはや凡人には理解できましゅえーん! すいましゅえーん!と投げ出したくなる。が、その衝動を抑え、何とか読了(笑)興味深かったのは、やはり冒頭の『文字の呪術性を回復する』だ。 - * - * - * -電子的な手段で文字の形を呼び出せる時代に、文字はどういう意味を持つか。どこまで意味を失うか。文字はあまりに軽くなってしまった。金石文の重量感を喪失して、紙一枚の重さもわずらわしいと、ついにまったく重みを捨ててしまった。インターネットを駆けめぐる文字に重さはない。(中略)かつて文字の要素は二つあって、一つは漢字に見るように祈りであり、もう一つはクレタ島の線文字Bに見るように帳簿付けであった。文字は形而上と形而下の二つの側面を最初から持っていた。コンピューターは帳簿付けを格段に発達させる一方、祈りの面を捨てさせた。素材から離れ、物質から離れ、速やかに簡便に重量なき文字を書く手段を提供することによって人と神の間を裂いた。この喪失を補うためにも、ぼくたちはもう少し肉体的な方法で文字を書くべきなのかもしれない。 ( 本書より抜粋 ) - * - * - * -以下は、私の勝手な考察。音が似ている文字は、含まれる意味も似ているのだという。「紙」に直接文字をしたためることは、その昔、「神」への直訴だったに違いない。時代は流れ、神がただの紙になり、それがモニター画面になってしまった時点で「神」への道は裂かれたけれどでも、まだ文字の形の持つ呪詛はその意味をとどめていると、私は思う。紙は、筆にしろペンにしろ、書かれた文字をやわらかな全身ですべて受け止めてくれたけれどパソコンのモニターはつるりとしていて、打たれた文字を跳ね返す。多くは、それを書いた人自身に。そして送信された文字は、その言葉の意味を、かかれた時そのままに、ダイレクトに受け手の心中へと流し込む。紙を媒体にしたときのような、ワンクッションおいたやさしさはない。形而上のごまかしも効かない。受け手の心には、書いた人の心中がありありとうつしだされる。なぜなら、モニターは元々うつすものだから。紙にかかれたものは、自身の手を離れ、ある部分が『向こう側』へいく。けれども、モニターの中の文字は、ずっとそこにとどまり続ける。重さがなくなったゆえに、気づかれずに蓄積される、呪詛。そういった意味では、古代より現代の方が、言葉はこわい。もう一つ <『野生の思考』と物語の擁護>の中にも膝を打つような一節があった。- * - * - * -時間が経つにつれてすべてがよくなるという保証もないままに、過去において人は貧しく、愚かで、不幸だったと言いきる。知識の増加がそのまま進歩であるという科学の思想と、それが人間の幸福を保証するわけではないという実感の間に大きな隙間がある。(中略)かつて、人は愚かだったのか。地球が太陽の回りをめぐっていることさえ知らなかったのか。しかし、愚かというのは判断力の不備であって知識の不足ではない。太陽の方が回っていたところで、日常生活には何の支障もない。全ての学説は仮説である。それに、親の世代を見て、もう少し前の世代を見て、自分たちを見れば人間が時とともに賢くなっている何て言えるわけがない。- * - * - * -本当に、まったくもってその通り。読んでいて胸がすいた。
2009.01.30
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アサヒビールさんのサイトで当選クリアアサヒ 1ケース(24本)です麦の香りを残しつつ、雑味を取り除いた新ジャンルビールテイスト飲料です。何が当たっても嬉しいものですがこういう重たいものの当選はホントに嬉しいです(我が家の買い物の足はすべて自転車なので)アサヒビールさん、ありがとうございますダンナが家でビール系飲料をを飲むのはせいぜい1週間に一度なので単純計算で、これで夏まで持ちます先日『モラタメ』さんで格安購入した金麦&ダイエットクリアテイストもまだあるし 先々週はネスレさんからマギー 野菜ブイヨンを戴きましたし今月は何だかものすごくラッキーな気がフリフリ♪の成果かしら?? (≧m≦*)お月様、どうもありがとうございます来月もお願いします
2009.01.29
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遂に届きました!『15/25 ANNIVERSARY WITH THANKS-LIVE DVD BOX 2008』 ↑画像のように、装丁も豪華ですさすが藤井兄の四半世紀記念の品だけのことはあります。(弟ではこうはいかない)このDVD BOX、あの藤井兄弟25周年記念ライブ『THANKS』の、号泣アンコール6曲がノーカットで入っているという、とってもすんばらしいシロモノですお値段もそれなりにすんばらしかったですがこの6曲のためだけににまんえんちかくふんぱつしたといっても過言ではありません…早速、ひとり鑑賞会開始!!!・・・と言ってもこのDVD、5枚組ですので一気に全部見られるはずがありません。まずはいっちばん気になる例の大号泣曲、『Standing on the Rainbow』から。・・・ううっ 何度見ても、何度聞いても泣けるっ結構画像もきれいで、会場の盛り上がった雰囲気も良く撮れてます。これはパソコンではなくて、大画面TVで見た方がいいかも。あの日の感動が蘇り、しばし画面に釘付けの私。気にかかっていた、号泣オバケのアップも登場せず、やれやれ、とほっと胸をなでおろし、再び、アンコールの最初のシーンから再生おおっ!しょっぱなの『You Love Rock'n' Roll』からいきなりワタクシ、写ってます!ノリノリで拳ふりあげてるわ~~~(≧m≦*)『クレイジーパラダイスへようこそ』では、兄の後ろで結構しっかり(当日の服装を知ってるひとなら発見できる大きさで)ガンガン拳振り上げてます!ww その間5秒ほど。そして問題の大号泣した『Standing on the Rainbow』さっき、ざっと見た時には発券できなかったのでよかった、写ってないと安心したのもつかの間。よくよく見れば・・・なんと!!! ワタクシ、この曲だけで5カ所以上も写ってますけど!!!しかも、一カ所など藤井兄弟の狭間で、涙に暮れるという絶妙のカメラアングル!!!・・・嗚呼、通して見るのが何だかコワいっす・・・
2009.01.28
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)時は乱世。天下統一を目指す秀吉の軍勢が唯一、落とせない城があった。武州・忍城。周囲を湖で囲まれ、「浮城」と呼ばれていた。城主・成田長親は、領民から「のぼう様」と呼ばれ、泰然としている男。智も仁も勇もないが、しかし、誰も及ばぬ「人気」があった―。 いやあ、面白かったです!元々時代小説が苦手なので、序盤は入り込めず、これでは終盤まで読み切れるかどうか、とあやぶんでいたのですがとんだ取り越し苦労でした中盤から俄然面白くなってきて、一気読み!切った殺ったの沙汰が苦手で、武将の名前は敵味方の区別もおぼつかないな私でも、それを上回る「のぼう様」の魅力でした<< 半分ネタバレあらすじ>>忍城の城主・成田氏の嫡男・長親は、領地の農民達から面と向かって「のぼう様(でくの坊の略)」と笑われるほどのうつけもの。武勇に劣るどころか何をするにも鈍臭く、ぼんやり者でなにもできないが不思議と人を惹き付ける魅力があった。秀吉の天下統一を前に、北条氏の傘下にある忍城は石田三成の軍と対峙する。敵は2万、こちらは数千。その名を知られる名将・を抱える忍城も勝ち目はない。投降・開城しようと決まったが、和戦の談義に訪れた敵将の、あまりに人を小馬鹿にした態度を見た長親は合議を翻し、合戦を申し渡す。果たして、忍城の運命やいかに・・・・とにかく、「のぼう様」のキャラクターがいいです。何をするにも不器用な故に愛され、その放っておけない人柄が、農民たちや士族をまとめあげてゆきます。普段何を考えているのかわからない程ぼんやりしているけれどここぞというときには、誰も予想だにしない程の秘策を繰り出し、勝利を得たあとも決して奢らず、また馬鹿に戻り、でもその実、けっして気を抜かない。こんな武将、ぜったい敵に回したくない・・・というか、だれも回せないでしょうね。三成も、中盤からずっと「のぼう様」に魅せられっぱなしですしでも、なにより魅力的なのはのぼう様の、弱者への愛と、けっして揺るぎのない、それこそ「馬鹿」のつく程真っすぐな正義感とプライドでした。 - * - * - * -強き者が強きを呼んで果てしなく強さを増していく一方で、弱きものは際限なく虐げられ、踏みつけにされ、一片の誇りを持つことさえも許されない。小才のきく者だけがくるくると回る頭でうまく立ち回り、人がましい顔で幅をきかす。ならば無能で、人が良く、愚直なだけが取り柄の者は、踏み台となったまま死ねというのか。「それが世の習いと申すなら、このわしは許さん」 ( 本書より抜粋 ) - * - * - * -この小説が、この時代、多くの人に愛される理由の一端が見える一節です。最後に、のぼう様が、天守閣で寂しげに頷くシーンも、ジーンと来てしまいました。。。
2009.01.27
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本日1/26(月)16:55 に新月を迎えます。 新月になった時刻から8時間以内に(※ 8時間以内に間に合わなかった場合、効力は薄れますが、48時間以内でもOKです )2個以上10個以内 願い事を「手書き」で書いて 日付をつけて大事にしまっておくと願いが現実に向かいます。 ※ 必ず自分自身に関するお願いを書いて下さい ※このお願いは「なんでも叶う魔法のおまじない」ではなく何度も繰り返して願い事を書くことにより、 新月の力を借りて、自分の深層心理(無意識)に作用させるものです。(無意識は、表層意識よりもずっと大きな影響力があります) したがって 地球環境や 他人の言動についてのお願い事、 「宝くじ当選」など、100%運頼みの願い事はこの『新月のお願い』では 叶いません今回の新月は水瓶座でおこります。 叶いやすいお願いキーワードは・・・ ユニークな解決法、予知、 人道的姿勢、啓示、ユーモア、友情、冷淡・無関心 等に関する願い事が 特に有効です。<主な願い事カテゴリ> ・革新的なエネルギーを刺激する願い事 ・明るい未来をもたらす願い事 ・人道主義を呼び起こす願い事 ・胸がときめく体験を引き起こす願い事 ・大局を見る目を持つための願い事 ・友情を育てる願い事 ・他人への無関心を和らげる願い事 ●関連のある身体の部分・症状: 足首・ふくらはぎ、血液循環、痙攣・発作、下肢静脈瘤 (これらの事柄に関することが比較的叶いやすいというだけで これ以外のことをお願いしてはいけない、というわけではありません。 叶いやすいお願いを無理に探すよりも 自分が本当に叶えたいお願い事をしてください。 何度も繰り返し願うことにより夢は実現に向かいます) ◆今回の新月直後~2日後までの間のヴォイド・タイム◆ (星の並びがよくなく、トラブルが起きやすい時間帯) 1/28(水)02:12 ~ 15:13 までの間** 注意 **お願いごとを書くときには 「○○しますように」という書き方よりも「○○しました」「○○になった」というように 過去形で書いたほうが有効です。 皆さんの真摯な思いを お月様はきっと、そっと後押ししてくれますよ ^^。
2009.01.26
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前々から欲しかった水晶クラスターを購入しました。購入先はいつもお世話になっている『クロージョーアイズ』さん。オークションで半値以下での落札ですクロアイさん、いつもありがとうございます水晶クラスターとは、水晶の結晶が群生したもので、手持ちの石の浄化をはじめ、家全体の浄化もできるというスグレモノ強力なパワーを秘めている石だけあってお値段もそれなりにするので、なかなか手が出せずにいたのですが、今回、縁あって我が家にやってきてくれました♪今回購入したのは、クラスターの中でもフラワー水晶と呼ばれるとても穏やかで、なおかつ華やかなパワーを秘めたもの。(石の意味の詳細 こちら)一般的に、クラスター水晶というのはエネルギーが強く、その力強さが鋭さとなり、あまり癒される印象は持てないのですが、この石はもう、手元に届いた瞬間からほわあ~んと癒しのエネルギーを発してくれるので、驚きました。とっても穏やかな波動なのに、そのパワーは強力で、なんだか、この石が届いてからというもの、微妙に頭がクラクラします(笑)でもこのクラクラ感、瞑想にはもってこいかも(やらないけど www)
2009.01.25
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ともだちと、まいにちあえるときもある。でも、あえないときもある。子ぐまは、とつぜんともだちと会えなくなってしまいました。イモムシが、まゆをつくったのです。イモムシは「また会える」といいますが、子ぐまは、しんぱいでたまりません。あめの日も、かぜの日も、ゆきの日も、まゆのようすをみにいきますが…。「ドントウォーリーベア」は、ともだちを思う気持ちがいっぱいつまった物語です。 『ありがとう子ぐまくん』に続く『サンキューベア』シリーズ第二弾。たとえ ずっと傍にいられなくても、たとえ あえなくなってしまっても、たとえ 生まれ変わってたとしても、ずっとずっと きみを思っているよ。そんな気持ちの伝わる、やさしい絵本です。内容からして、今回も藤井兄が翻訳したくなるもの頷けます(笑)先日読んだ田口ランディさんの『パピヨン』に続き、またも、羽化をして形を変えるいのちが主題。(この絵本では、蝶ではなく、蛾でしたが・・・)私もそろそろ、生まれ変わるのかもしれませんwww (≧m≦*)
2009.01.23
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私が大好きな三浦しをんさん。待望のエッセイ新刊情報です。『ビロウな話で恐縮です日記』【太田出版 書籍紹介】◆人生に退屈なことなど何もない◆ 天下無敵の妄想体質作家・三浦しをんが贈るミラクル・ダイアリー・エッセイ!著者自身による愛てんこもりの脚注&書き下ろしのおまけも収録! ◆365日ワンダフル煩悩ライフ――日々いろいろ考察しています。ロシアの王様の濃厚フェロモン/(まだ生まれていない)孫の教育/海賊になった夢/ローストビーフの賞味期限/音大生の傾向/恋愛短編集のタイトル/息子さんと娘さん/一万年後の太陽の死/本日の殿/号泣する学生風男子/ブチャイクな猫/ファンタジーの波/紫色のバラの人たち/「つきあいたい」好きと「こうなりたい」好き/漫画の新文法/BL的「暗号濡れ場」/レジまわりに関する人称視点問題/ものすごく小声で喧嘩する三十代男女/焼きそば地獄/愛のなかの暴力的要素 and more!まえがき 日記、それは自意識との戦い。一章 坊さんも三日で飽きる二章 弘法大師さえ筆を折る三章 河童は川遊びに興じる四章 門前で小僧が昼寝するあとがき 日記、それは記録に対する人間の執念。しをんさんは、小説は勿論いいのだけど、何と言ってもエッセイが笑えます!なんと本日発売だそうなので、早速図書館に予約を入れたいところだけれど今、予約枠がいっぱいです・・・早く空け! 一冊ぶんでいいから空け!!!『まほろ駅前多田便利軒』の文庫版も先月発売されました。【内容情報】(「BOOK」データベースより)まほろ市は東京のはずれに位置する都南西部最大の町。駅前で便利屋を営む多田啓介のもとに高校時代の同級生・行天春彦がころがりこんだ。ペットあずかりに塾の送迎、納屋の整理etc.ありふれた依頼のはずがこのコンビにかかると何故かきな臭い状況に。多田・行天の魅力全開の第135回直木賞受賞作。 (読書日記こちら)現在、小説雑誌に続編も連載されているようでそちらの刊行も楽しみですあと、これも取り寄せられるか司書の方に訊ねたい。 『J-POP名曲事典300曲』(ヤマハミュージックメディア刊)“青春の宝物”! J-POP黄金時代の名曲が300曲本書は、“名曲の時代”を再現する“GOOD SONGS REFRAIN”です。1980年にヒットした寺尾聰の「シャドー・シティ」から'95年のMY LITTLE LOVERの「Hello,Again~昔からある場所」まで、Jポップ史の名曲“300曲”をジャケット写真と共に紹介。アーティストインタビューをはじめ、関係者の証言や名曲の生まれた背景やエピソードを網羅。青春時代に聴いた名曲を改めて聴けば、自分の人生そのものが再現されるはずです。■収録曲YES-YES-YES(オフコース)/I LOVE YOU(オフコース)/待つわ(あみん)/卒業(尾崎 豊)/フォルティシモ(ハウンド・ドッグ)/恋したっていいじゃない(渡辺 美里)/虹をみたかい(渡辺 美里)/素直に I'm Sorry(チェッカーズ)/Runner(BAKUFU-SLUMP)/ともだち(中村 あゆみ)/会いたい(沢田 知可子)/愛は勝つ(KAN)/木蘭の涙(スターダスト・レビュー)/フリフリ'65(サザンオールスターズ)/全14曲音楽評論家の富澤一誠というかたが書かれたらしいのだけれど兄友Yさん情報によると(Yさん、いつもありがとう)、ちぇっかるずのデビュー当時の興味深いエピソードがたっくさんかかれているらしいのだ25年来ファンの私もYさんも、初めて耳にするようなお話ばかり。買うとかなりお高いし(楽天内で一番安いこのリンクで¥2900)できれば図書館で要る部分だけコピりたい・・・もし、借りられたら、Yさんのぶんもコピっておくからね! * * * 全然関係ないのだけれど本日、某国営放送からの足跡がめっちゃ頻繁についてます。なぜだ? 謎だ。ランディさんの『パピヨン』にこの局のディレクター?さんの話が載ってたからかなあ???
2009.01.22
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今年最初の『モラタメ.NET』当選紀文食品さんの 『チーズクリームはんぺん& 明太子風味マヨポテトはんぺん』。各2パック、計4パック届きました『モラタメ』さん、いつもありがとうございます昨年末、スーパーで『明太マヨポテ』の方を買ったのですが手軽な割になかなか美味しかったので、また買おうと思ったら、もう売ってなくて・・・その間、商品改良でもしたのでしょうか。この商品はふたつとも、直径5センチほどの小さい丸いはんぺんの中に具材がサンドされているのでさっと焼くだけで、おつまみやお惣菜になり、「もう一品欲しいな」というとき、とても便利です♪早速、今晩のおかずに頂きました。(今夜の主食は、具沢山生ラーメンだったのですが あまりにも豪快に具沢山にしすぎてしまい、 とてもじゃないけど写真は載せられません)チーズクリームのほうは、とってもまろやかなお味。一口食べると、中のチーズがぷにっと顔を出します。チーズの量もちょうど良くて、中身がこぼれることもないし、少なすぎて味がしないなんてこともなし。今回はただバターで焼いただけだったのですが、チーズがマイルドなので、バター醤油のほうが美味しかったかもしれません。明太風マヨポテは、少しぴりっとしていて、でもマイルド。辛すぎないので、お子さんや辛いものが苦手なかたでも食べられそうです。ピリ辛風味を期待すると、ちょっとアテが外れちゃいますが ^^;)でもおいしいです。私が昨年購入したときには、ひとパック¥100でしたので値段もお手頃で、冷蔵庫に常備しておくと便利なのではないかと思います♪^^
2009.01.21
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生と死、ターミナルケア、看取りに真正面から挑んだ衝撃作!「死」を捉えようとする田口に突きつけられた父の看取りという現実。これは偶然なのか。生、死、ターミナルケア、意識、エリザベス・キューブラー・ロスの真意に迫る衝撃作!【内容情報】(「BOOK」データベースより)生涯を「死と死に逝くこと」の研究に捧げたエリザベス・キューブラー・ロス。ロスが残した「蝶」の謎を追い、田口はポーランドの強制収容所跡へと向かう。生と死をめぐるシンクロニシティのなかで、看取りという現実に直面しながらロスを追い求め、捉まえた「死」と「意識」とは。 読後、しばし呆然。紹介文の中に二度も書かれた「衝撃作!」の文字は伊達ではなかった。とにかく、すごい。なんというか、すごい。これではまるで小学生の感想文みたいだけれどもう「すごい」としか言いようがない。私はランディさんの著作が好きで、全部読んでいるしブログも更新のたびに目を通している。なので、ランディさんのお父様の発病や、受け入れ先の病院がなく奔走したこと、半年後の昨年のはじめにお亡くなりになったことも、ブログで読んで知っていたし、今までに書かれたエッセイやご自身の体験を基にした小説などで、お父様のアルコール依存や家庭内暴力で心身ともに疲れ果てたこと、大人になっても昔年の怒りが消えなかったことも知っていたつもりでいた。 でも、今までの著書で散々語られていたこれらのことがいざ「看取り」となると、今までの視点全く違ってくる。まずそこに驚いた。 今までのランディさんのエッセイはいい意味でも悪い意味でもどこか独善的であり、そこが魅力でもあったのだけれどこのエッセイ、、、もとい、ノンフィクションは違う。事実について、終始、客観的である。奔走し、悩み、疲れ果てる自分を眺めるもう一人の自分、のような視点で書かれている。今までのような、先へ先へと突っ走ってしまう主観が殆ど見られない。これは、エッセイとノンフィクションの違いなのだろうか。それとも「看取り」という大波を超えた境地なのか。 * * * * * *本書はまず、エリザベス・キューブラー・ロスというアメリカの精神科医が残した「蝶の謎」を追ってポーランドに行くことから始まる。ロスは、ターミナルケアという医療施設の必要性を最初に説いた医師であり、「死後の五段階」という論文を発表して一躍時の人となったが、「死は、人生の最終ステージではなく、次のステージへの扉であり、 さなぎから蝶が羽化するように、人は死んでもその形がかわるだけ」と霊的な思想を確信するようになってからは、学会や医師会から排除される。そんなロスが若い頃にポーランドの収容所で見たという「壁にかかれた蝶」を探すためにランディさんは渡欧したのだが驚くべきことに、収容所の壁に蝶は存在しなかった。あれだけ強くインスパイアされたと公言していたものが嘘だったというのか?腑に落ちぬまま帰国すると、ランディさんの父が骨折で入院しており、その検査の過程で末期癌が見つかり、余命半年と宣告される。アルコール依存と、骨折と、鎮静剤の投与から発症した認知症。そんな3つの病をかかえた厄介な老人の受け入れ先はどこにもない。ランディさんは中断せざるを得なくなったロスの一件を思いながら『偶然は、すべて必然』という言葉を思う。終盤は、看取り終えてからあらためてロスの人生や考え、蝶の意味を問い直しているのだけれどなんといっても、この終盤のロスの心理分析に感嘆した。もちろん、ランディさんの仮説が正しいとは限らないけれどなるほど、そういう見方もあるのかと、眼から鱗が何枚も落ちた。* - * - * - *無償の愛や、死後について語る人は、普通の人間に平安を与えはしない。本気で無償の愛を生きようとしたら、私たち凡人には苦しいのだ。そんな偉大なことはとてもじゃないができない。無償の愛など与えていたら生活できないし、身が持たない。だから、正義を語る人間は、実は私たちの心に平安ではなく重たい石を投げ込んでいるのだ。 - - - - - - -社会は人がバラバラでは都合が悪いことがたくさんある、全体でまとまっていてほしい、それが暗黙の社会のプレッシャーだ。私のやり方、私のスタイルを貫こうとすれば、学校では問題児、親とは衝突し、組織では上司といざこざを起こし、友達とは喧嘩する。人はみな違う。すべての人とうまくやることはできない。その葛藤の中にこそ人生の学びがある。そのことを、ロスは繰り返し繰り返し、私たちに教えようとしている。でも、そんなこと誰が聞きたいだろうか。真実なんて、知ったら苦しいだけだ。皆が耳を塞ぐから、彼女はTシャツにプリントしたんだろう。 私は大丈夫でない。あなたも大丈夫でない。 だからそれで大丈夫。 ( 本書より抜粋 )* - * - * - *他にも、ランディさんのお父様が『退院』するときホスピスの正面玄関からおくられてランディさんの10才になる娘さんがボロボロ涙をこぼす話や、ロスの著書の引用など、興味深くて抜き出したい箇所がたくさんあったけれど、上記に引用した241ページ以降は、本当に読んでいて感慨深かった。 私のライフ・レッスン。 それは受け入れ難い父親を受け入れようと努力すること。 それに尽きる。 自分に侵入して来る強烈な個性にたじろがず、飲み込まれず、 どうやって相手と共存するか。(中略) 自分に危害を加えて来る理解不能な相手を、 親として認め、恨まないこと、憎まないこと。と本書中、序盤で語ったランディさん。そのレッスンは、合格点を遥かに超えて、クリアされていた。
2009.01.20
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予約待ちリスト その1の続きです。「その1」のほうは、読書ブログを書いているかたのお薦め。こちらは、私が読みたいと思った本と読書コミュのかたのお薦めが主です。 * * * * * * *『カンバセイション・ピース』保坂和志幼少時の記憶や一族の歴史が「気配」として今も息づく古い家に暮らすことになった作家の「私」は、時空を超えた生のシンフォニーを聞く。待望の長編、著者最高傑作。『聖家族』古川日出男異能の者を輩出しつづける青森の名家・狗塚家。平成X年現在、孫たちは三人。半ば人ならざる存在の長男・牛一郎。死刑囚となった次男・羊二郎。胎児と交信する妹・カナリア。「異能の者」とは何か?「天狗」とは?「家族」とは?「故郷」とは?「日本」とは?排除され流亡せざるをえなかった者たちが、本州の果て・東北の地で七百年にわたり繋いで来た「血」と「記憶」。生の呪縛と未来という祝福を描く、異形の超大作。『百年小説』世界文学の巨匠たちの知られざる傑作をまとめた「諸国物語」の好評を受け、森鴎外から太宰治まで、日本の作家51人の傑作短篇を1冊にまとめた「百年小説」が発売されます。明治末までに生まれた作家たちの「名作」と「知られざる傑作」が絶妙なバランスで構成され、時代の流れを実感できる、生年順の編集です。明治に生まれた「小説」の潮流、「華麗なる文章の冒険」をお届けします。『カディウスの赤い星』逢坂剛 フリーのPRマン・漆田亮は、得意先の日野楽器から、ある男を探してくれと頼まれる。男の名はサントス、二十年前スペインの有名なギター製作家ホセ・ラモスを訪ねた日本人ギタリストだという。サントス探しに奔走する漆田は、やがて大きな事件に巻き込まれてゆく。直木賞を受賞した、著者の代表傑作長編。第96回直木賞、第40回日本推理作家協会賞、第5回冒険小説協会大賞受賞作。 『スヌスムムリクの恋人』野島伸司親同士の縁で生まれたときから幼なじみとして暮らした四人の男子。最後に未熟児として生まれた野坂望(通称ノノ)は、いつしか自分の心が女の子であることを自覚する。『四日間の奇蹟』浅倉卓弥第1回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞金賞受賞作。脳に障害を負った少女とピアニストの道を閉ざされた青年が山奥の診療所で遭遇する不思議な出来事を、最高の筆致で描く癒しと再生のファンタジー。『秘密。 私と私のあいだの十二話』 (三浦しをん、森絵都、小川洋子、伊坂幸太郎 等)レコードのA面・B面のように、ひとつのストーリーを2人の別主人公の視点で綴った短編12編。たとえば、宅配便の荷物を届けた男と受け取った男の扉をはさんだ悲喜こもごも、バーで出会った初対面の男女、それぞれに願いを叶え合おうといった男の思惑、応えた女の思惑など…。出来事や出会いが立場の違い、状況の違いでどう受けとめられるのか、言葉と言葉の裏にあるものが描かれた不思議な一冊。『症例A』 多島斗志之精神科医の榊は美貌の十七歳の少女・亜左美を患者として持つことになった。亜左美は敏感に周囲の人間関係を読み取り、治療スタッフの心理をズタズタに振りまわす。榊は「境界例」との疑いを強め、厳しい姿勢で対処しようと決めた。しかし、女性臨床心理士である広瀬は「解離性同一性障害(DID)」の可能性を指摘し、榊と対立する。一歩先も見えない暗闇の中、広瀬を通して衝撃の事実が知らされる…。正常と異常の境界とは、「治す」ということとはどういうことなのか?七年の歳月をかけて、かつてない繊細さで描き出す、魂たちのささやき。 『断崖の年』日野啓三ガンは予告なく訪れた。自覚症状もないままに、非現実の感覚でガンを体験した著者が、小説とエッセイの境界を往来して記す。発病から快癒までの、意識のなかで見た断崖の光景。伊藤整文学賞受賞のロングセラー。
2009.01.19
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私の利用している図書館は一人20冊まで予約が出来るのですが、常に予約枠はいっぱいの状態です基本、日記をリンクしてくださっているかたやRSS購読している読書ブログの書評を参考にしているのですが、昨年、某所で読書コミュを開設してからというもの、そちらでも面白そうな本をじゃんじゃん紹介していただいているので予約枠に入りきらない『予約待ち本』のリストがどんどんなが~~~~~くなっております読むスピードが遅すぎてリストは長くなるばかりここらでちょっと整理してご紹介しておきます。最初の一冊のみ、既に予約してある本ですがその他の作品はいったいいつになったら読めるのか、想像もつきません・・・途中で「お、これもおもしろそう!」なんて思うと既にあるリストの順番を無視して割り込ませてしまうので * * * * * * *『未見坂』堀江敏幸【内容情報】(以下、「BOOK」データベースより)父が去ったあとの母と子の暮らし、プリンを焼きながら思い出すやさしかった義父のこと、あずけられた祖母の家で、あたりを薄く照らしていた小さな電球、子ども時代から三十数年、兄妹のように年を重ねてきた男女の、近いとも遠いとも計りかねる距離。惑いと諦観にゆれる人々の心を静謐な筆致で描き出す、名手による九の短篇。 『雪沼とその周辺』の続編ということでリスト・イン。『荒野』桜庭一樹恋愛小説家の父をもつ山野内荒野。ようやく恋のしっぽをつかまえた。人がやってきては去っていき、またやってくる鎌倉の家。うつろい行く季節の中で、少女は大人になっていく。 『夏から夏へ』佐藤多佳子走れ!!陸上日本代表男子リレーチーム。『一瞬の風になれ』の佐藤多佳子初の書き下ろしノンフィクション。『三月の招待状』角田光代新たな門出を祝う34歳の離婚式。何を終わらせ、何を変えるのか―。男女5人の友情と恋愛を描いた長編小説。 『365日のバースデーケーキと星占い』今田美奈子1日1個、366個のお祝いのお菓子に幸福を呼ぶ“星占い”がついてます。巻末にレシピ掲載。『プラチナタウン』楡 周平これぞぐっ~ジョブ!?平成の大合併からも爪弾き。財政破綻寸前の田舎町が採った逆転の秘策とは?シリアスな問題に明るく切り込む、硬派な新社会派小説。『ある日、アヒルバス』山本幸久東京生まれの東京育ち(ただし八王子)の高松秀子(デコ)はアヒルバスに入社して五年の観光バスガイド。一筋縄ではいかないわがままなツアー客たちに振り回され、新人研修の指導員になったものの教育は遅々として進まない。そんな中、同期の中森亜紀にアヒルバスの「革命」を持ちかけられるが…若きバスガイドの奮闘と成長を、温かな目線と軽妙なユーモアで描くお仕事&青春小説の傑作。 『ひゃくはち』早見和真108―それはボールの縫い目、そして煩悩の数。補欠だからこそゆずれない夢がある。映画化原作!注目の大型新人デビュー作。 『草祭』 恒川光太郎遠くで怪物が、もおん、と哭く。その顔は夫を殺した男のもの。あるいは、私のーー。異界への扉が開く土地、「美奥」をめぐる不思議な死と再生の物語。『天使の歩廊 ある建築家をめぐる物語』 中村弦【日本ファンタジーノベル大賞 大賞受賞作】死者と共に暮らせる別荘、永遠に飽きない家。「住む者の心を狂わせる」建築家とは何者か?選考会開始(ほぼ)10分で受賞決定、華麗なる建築幻想小説!『オケ老人!』荒木 源平均年齢世界最高齢(?)の梅が岡交響楽団が贈る、笑い、涙、サスペンスありの世界にひとつの交響曲。
2009.01.18
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)パラレルワールドからやってきた男に、「君は、すごいんだ」って言われた。私には、気付いていない可能性があるんだってさ。金メダルが狙えるくらいの―だから、走ってくれないかって。「私」の影武者として、あっちの世界で。信じてみよう、この人の言葉を。素人だけど、走ってみる。42.195km。2016年、東京オリンピックを目指して。本気を出しもせずに、生きているつもりでいるのはもうやめた。並行世界の「私」のために、私自身のために―。第20回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。 もし、あの時、ああしていなかったら・・・。誰もが考えたことのある、もうひとつの未来。もうひとりの自分。そんな「もうひとつの世界」=パラレルワールドで活躍する4ヶ月を描いたランニング・ストーリー。初読み作家の里見さんですが本職がライターであるせいか、とても読みやすい文章ですさらっと軽くサクサク読み進める割に終盤のデッドヒートの盛り上がりなどはなかなか運動など全くしたことのなかった主人公が自分の素質に気づき、目覚め、走ることの喜びを体得していく過程もよかったですし、レース中、他者との戦いから、最後には自分との戦いになり、その限界を超える心理描写なども臨場感を持たせつつ、わかりやすく描かれていました。<< あらすじ >>父亡き後、母が一人で営む食堂を手伝う夏子は新進女優の親友・杏(あん)からTVドラマの出演が決まったと報告を受ける。彼女が女優になりたいという思いを抱かせた切っ掛けは夏子だった。これといった人生目標を抱けない夏子は、そんな杏を前にふと思う。「あの時、自分があんなことを言わなければ ひょっとしたら私、今とは違う人生だったかも…」と。一方、「もうひとつの世界」では「夏季」は、鮮烈なデビューを飾ったスーパースター並み人気のマラソンランナーだったが2016年度「東京オリンピック」選考会をかねた名古屋国際マラソンを前に疲労骨折。入院生活を余儀なくされていた。ゴリ押しで出場を迫るエージェントと絶対無理をさせたなくない村上コーチ。「夏希を出場させなければ、コーチはクビだ」と言われ、悩む村上は出先の「定食屋」で風変わりな博士と出会う。村上の悩みを聞くと、夏希の大ファンの博士は「もうひとつの世界から、別の夏希を借りてくれば良い」と提案する。彼はパラレルワールドを自在に移動できる『パラレルトリッパー』の開発者だった。何度かの失敗の末、ようやく「夏子」を探し当てた村上は戸惑う夏子を前に土下座で頼み込む。 もうひとりの自分がマラソンランナー? 影武者になれ? そんなの絶対無理と断る夏子だが、ふと亡き父の言葉が頭をかすめる。 「失敗するのは、いやなことかな。 お父さんは、やらないで後悔することのほうが よっぽどいやだけどな」「もうひとつの世界」で走ることを、夏子は決心する。選考会まで4ヶ月。 優勝しなければ「夏希」はオリンピックに出られない。果たして調整は間に合うのか・・・- * - * - * - * - * -失敗するよりいやなことは、やらないで後悔すること。そうだ。この世には、失敗することなんかよりも、もっとずっと怖いことがある。後悔することだ。自分は、後悔しないためにこの世界へやってきたのではなかったか。そして今、想像を絶するような苦しさを代償にして、学んでいる最中なのではないか━━後悔しないためには、全力を尽くすしかないのだと。自分を押し潰そうとしていた恐怖が去るのを、夏子は感じた。 - - - - - - 本気で誰かと競い合ったことなんて、これまでなかった。勝っても負けても、しこりが残るような気がしたし、たとえそれが誰のものでも、むき出しの負けん気というものが、夏子にはいつも気恥ずかしく思われた。何てさびしい人生だったのだろう。本気になれなかったのは、何かに真剣に取り組んだことがなかったからだ。できるかどうかもわからないことに、それでも全力で挑んだ経験を持たなかったからだ。本気を出しもせずに生きているつもりでいたなんて、まったく、思い上がりもはなはだしい。あらんかぎりの力。人がそれを尽くすことの、何が恥ずかしいというのか。それはむしろ、貴いことなのではないか。 ( 本書より抜粋 )- * - * - * - * - * -物語の主人公・夏子は22歳。その年頃の若人たちに読んで欲しい、お薦めの一冊でした。それにしても今年に入ってから読んだ本は、すべていい感じ。読み終えるたびにレビューを書いています。アタリが多いのは嬉しいけれど、結構大変・・・本書と同時に図書館で借りてきた三冊も全部レビューが上がりそうな予感です・・・
2009.01.17
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第140回芥川賞・直木賞が決定しました。芥川賞津村記久子『ポトスライムの舟』(↑リンク先は、予約販売です)直木賞天童荒太『悼む人』山本兼一『利休にたずねよ』 天童さんは、『永遠の仔』があまりにも有名ですし今回の受賞も納得。山本さんの受賞は、良い意味で意外で嬉しいです津村さんは、太宰治賞を受賞した『君は永遠にそいつらより若い』の広告がインパクトがあり気になっていた作家さん。【内容情報】(「BOOK」データベースより)身長175センチ、22歳、処女。いや、「女の童貞」と呼んでほしい―就職が決まった大学四年生のだるい日常の底に潜む、うっすらとした、だが、すぐそこにある悪意。そしてかすかな希望…?第21回太宰治賞受賞作。 でも、こっちのほうが面白そうかも『婚礼、葬礼、その他』【内容情報】(「BOOK」データベースより)友人の結婚式に出席中、上司の親の葬儀に呼び出されたOLヨシノのてんやわんやな一日。若者たちの群像小説「冷たい十字路」併録。 私の利用する図書館では両賞候補になった時点で予約数が20ほど増え、受賞決定で更に200~600人増えますここはひとつ、受賞作はあきらめて過去の候補作を読んでみますかあ、山本さんの『利休にたずねよ』だけはしっかり予約入れました
2009.01.16
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)聴覚をわずらい、目的のない旅に出た。「音のない世界」を彷徨いながら、鮮明すぎる過去の記憶と向き合う彼は、旅の終わりを見つけようとしていた。癒しと救いの意味を探す、長編小説。 << あらすじ (前半ネタバレ。注意!) >>急性ストレス性難聴を患ったヒロヒサは勤続30年の特別休暇を使い、心と病を癒す為、ドイツに降り立つ。音のない中、カフェでぼんやりしているとき、隣席のファミリーの子供があまりにも愛らしくてつい魅入っていると、若い母親らしき女性が声をかけてきた。彼女・カスミは、実は子供の母親ではなく、子供の父親に半年契約で「買われた」女だった。今日で契約が切れたので、これからは貴方の看護をしながら一緒に旅したいという彼女に、そんなお金はないと断ると「では一卵性の旅友ということにしましょう。一卵性だから離れてはダメ。 旅友だからお金もいらない」という。不思議な彼女に半ば強引に押し切られ、一緒に過ごすうち、彼女が誰かに似ていることに気がついた。故郷の島で兄妹のように育った祥子だ。急に鮮明に湧き上がる過去に戸惑い、カスミの献身への戸惑い。自分はカスミにとって負担なだけなのではないのか。塞ぐヒロヒサにカスミは、自分の過去を語り始める。何故彼女が、娼婦にまで身をやつしたのか・・・。「神様を探しに行きたい」という彼女にヒロヒサは、「いっしょに探そう」と提案する。はたして2週間で、ふたりの「神」は見つかるのか・・・・。冬の静けさの中に感じる、人肌のぬくもりのような小説です。50代の男と、20代の女が、共に旅先のドイツで出逢い、2週間一緒に旅をする、その過程とふたりの傷心の過去を交互に描きながら、物語は進みます。特に文章や構成が巧みというわけではないけれど、人と人とのかかわり合いや、やさしさ、思いやり等心のあり方を軸に牽引されていき、そのやわらかさが物語全体を包みます。主人公の男女には、それぞれ過去に大きな傷を持つことが語られ、2週間の旅の中でもちょっとした事件は起こりますが、それらはあくまでもストーリーの脇役で主軸はあくまでもふたりの心情。といっても、ありがちなラブロマンスに発展するのではなく、それだけに清涼で、キラキラと輝いて見えます。ことこまかに心理描写ではなく、出会った人々に対しての言葉や心のやり取りでそれらが間接的に表現されていて、そのワンクッション置いたやわらかさがとても心地よいです。作者の意図的なものかどうかわかりませんが最初は、主人公達に対する周囲からの働きかけが中心に描かれているのに対し、後半は、主人公達が周囲に対して働きかけて行くように描かれています。単にふたりの傷が癒えたからというだけではなく旅の中で、なにか、生きて行く上で大切な『道』を、ふたりがそれぞれに見つけたからなのかもしれません。それにしても、昨年読んだ『そうか、もう君はいないのか』といい、本書といい、この年代の男性は、どうしてこうもロマンティストなのでしょう。目の前に現れた女性を「天使」「女神」と臆面もなく書かれるとむずむずと面映く落ち着かない気がするのは、私の根性がねじまがっているからかしら?
2009.01.15
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第140回芥川賞&直木賞がもうすぐ発表されますが候補作を記事にするのを忘れてました(まめ子さんの記事を読んで気がつきました。 まめ子さん、いつもありがとうございます)<<芥川賞候補作>>鹿島田真希(かしまだまき) 「女の庭」(文藝秋号)墨谷渉(すみたにわたる)「潰玉 (かいぎょく)」(文學界12月号)田中慎弥(たなかしんや)「神様のいない日本シリーズ」(文學界10月号)津村記久子(つむらきくこ) 「ポトスライムの舟」(群像11月号)山崎ナオコーラ(やまざきナオコーラ) 「手」(文學界12月号)吉原清隆(よしはらきよたか)「不正な処理」(すばる12月号)<<直木賞候補作>>恩田 陸(おんだりく) 「きのうの世界」(講談社)【内容情報】(「BOOK」データベースより)塔と水路がある町のはずれ、「水無月橋」で見つかった死体。一年前に失踪したはずの男は、なぜここで殺されたのか?誰も予想できない結末が待っている!!恩田陸が紡ぐ、静かで驚きに満ちた世界。 (拙文読書日記 こちら)北 重人(きたしげと) 「汐のなごり」(徳間書店)【内容情報】(「BOOK」データベースより)北前船の着く湊町は賑やかで慌ただしい。銭と汗の匂いのする町を舞台に、想い人を待ち続ける元遊女や、三十年間、敵討ちの漂泊の果て、故郷に戻ってきた絵師、飢餓から逃れ数十年、行方の知れなかった兄と邂逅する古手間屋、米相場の修羅に生きる男など、心を打つ六編の物語。 天童荒太(てんどうあらた) 「悼む人」(文藝春秋)【内容情報】(「BOOK」データベースより)聖者なのか、偽善者か?「悼む人」は誰ですか。七年の歳月を費やした著者の最高倒達点!善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語。葉室 麟(はむろりん) 「いのちなりけり」(文藝春秋)【内容情報】(「BOOK」データベースより)水戸光圀の一通の書状が、葬り去られた鍋島の過去を招きよせる。上意討ちの命を受け、愛する妻の父親を狙わねばならなかった男の赤心。骨太の時代小説にして、清冽な恋愛小説。 道尾秀介(みちおしゅうすけ) 「カラスの親指」(講談社)【内容情報】(「BOOK」データベースより)“詐欺”を生業としている、したたかな中年二人組。ある日突然、彼らの生活に一人の少女が舞い込んだ。戸惑う二人。やがて同居人はさらに増え、「他人同士」の奇妙な共同生活が始まった。失くしてしまったものを取り戻すため、そして自らの過去と訣別するため、彼らが企てた大計画とは。 山本兼一(やまもとけんいち) 「利休にたずねよ」(PHP研究所)【内容情報】(「BOOK」データベースより)おのれの美学だけで天下人・秀吉と対峙した男・千利休の鮮烈なる恋、そして死。 直木賞はきっと、『悼む人』でしょう。個人的には、前回候補作『千両花嫁』が割合好きだったので山本さんに取って欲しいのですが。。。(拙文読書日記 こちら)恩田さんは、いい作品とそうでないものとの差が激しいのですがこの作品では微妙・・・と思うけれど、直木賞って大抵、「なんで前回のじゃなくてこっちで取るの?!」っていうこと、多いんですよね恩田さんは直木賞候補常連だからなあ・・・未読作家では北さんの「汐のなごり」が読んでみたいです。チェック!芥川賞はどれも未読。鹿島田さんは2冊、山崎さんは4冊読んでます。他の作家さんは未読ですが、今回の候補は、お名前と代表作は知っている方が多いですね。直木賞はともかく、芥川賞は最近、「えええっっっっっ!!!!!!」っと悪い意味で驚く受賞作が多いので今回こそは期待したいです・・・選考委員には、大好きな池澤夏樹さんも入っていらっしゃるんだけどなあ。う~~~ん・・・
2009.01.13
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(←単行本 / 文庫本→)さえないし、パッとしない。だけど、宝物みたいな毎日。売れないアイドル、家出少年、定年間近の会社員--。彼らのドタバタした日々を、優しい筆致で描いた短編集。【内容情報】(「BOOK」データベースより)こどももおとなも人生はハプニングづくし。東京・世田谷線沿線を舞台に描く、ささやかな変化と希望の物語8編 なんでもないような日々の温かさ、時の流れにじんわりとなる短編集。人の記憶って不思議なもので月日が流れて、ふと「たのしかったなあ」「なつかしいなあ」と思い出すのはむかし大はしゃぎした、どんなサプライズやビッグイベントでもなく、何のかわり映えもしないように思えた日常の一コマだったりするものだけれどきっと誰にでもあるそんな日々の一コマ一コマが、大切に収められているような一冊。さらりと軽く読めるけれど、くらりとココロが揺れ動きます。特に、最初の『閣下のお出まし』という家出少年の話と、バツイチでふたりの子持ちの母親が見合いを勧められる『普通の名字』という二編が印象深かったです。<< あらすじ紹介 >>特撮が大好きな10歳の少年・一番は、母一人子一人の生活ながらも優等生。ある日、つまらないことが原因で母親と喧嘩して家を飛び出し、写真でしか顔を見たことのない父の家を訪ねて行くがチャイムを押すと、中から現れたのは同い年の見知らぬ少年で・・・。 (『閣下のお出まし』)妻子ある上司と付き合って3年。彼が病死したのと同時に16年働いていた会社を辞め、うらぶれた小さなスナックで働き始めた陸子。そんな彼女を訪ねてきた謎の女の正体は・・・。 (『犬が笑う』)定年間近の虹脇を、若くて美しい女子社員が呼び止めた。「あの、今夜、何かご予定はありますか? ご相談したいことが…」ふたりで呑みにいった帰りのタクシーの中で、彼女が右手を握り囁く。「殴って欲しいひとがいるんです・・・ 」。 (『ハッピー・バースデー』)雑貨屋で店番をしているミトコはバツイチで二人の子持ち。経営者の女性に突然お見合いを持ちかけられ、有無を言わさぬ勢いで「この中でなら誰がいい?」とたずねられ広げられた写真の中で、一番冴えない男を選ぶ。ありふれた名字とこれといった取り柄のない男は、意外にも・・・ (『普通の名字』)会社の窓からぼんやり外を眺めていたら、犬に散歩「させられていた」おやじが、突然犬に逃げられた。一生懸命追いかるおやじを助けようと、退屈な会議を抜け出した俺は・・・ (『コーヒー・ブレイク』)住宅地の片隅の公園。籐のたったカメラ小僧たちの前で、籐のたったモデルの私が微笑む。女優とは名ばかりのこの『現状』を自嘲する私だけれど撮影後の書店で、偶然学生時代の元カレに遭遇。彼はいたいけな娘を連れて微笑んでいた・・・ (『五歳と十ヶ月』)人見知りで付き合いが苦手な俺は内勤を希望していたのになぜか新規開拓の多い外回り営業に回された。これは会社の嫌がらせだ。そんな俺の心の癒しは特撮好き仲間4人での会合。俺たちだけは、いつまでも、夢を追って生きてきた。はず、だったのに・・・ (『意外な兄弟』)警官に認知症の徘徊と間違われて憤慨する老女。失敬な。ただ歩き回ったわけではない。この地図が悪いのだ。第一、以前に来たときとだいぶ街並が違ってしまったから。この数十年で、みんな変わって行く。街も、家族も。心の中の思い出も、消えて行く・・・ (『うぐいす』)
2009.01.12
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最近、泡盛&日本酒ばかりだったのですが昨夜久々に焼酎Barに行ってきました。今回のヒットはこれ!『蔵の神』 私は黒(左側)、ダンナは白(右側)を呑んだのですが白が他銘柄の黒くらい呑みやすく、コクもあり黒のほうは、芋焼酎が苦手なかたでもいけるくらいすっきり軽やかでクセもあまり感じず、スイスイいけちゃいます。飲み過ぎ注意の危険なお味続いて私は『黒石岳』、ダンナは『旬』 『黒石岳』は、濾過器を使わずに丁寧に仕上げたお酒でまろやかで優しい、昔ながらの懐かしい味わいで呑みやすいです。『旬』はさつま寿の新酒で、ダンナがかなり気に入って何倍も呑んでいました。(時間制飲み放題 ww)次、私『大正の一滴』、ダンナ『泰明』 『大正の一滴』美味しかったなあ。味が濃いです。人気があるらしくて、ちょっとしか呑めなかったけれど。『泰明』は、麦です。がつんと麦の香ばしいかおりがします。最後に珍しかったので、これ。紅芋焼酎『さつま夢街道』くっとくる味、濃厚な香り。マニアむけの味です(笑)
2009.01.11
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明日は満月。満月といえば フリフリ♪今月もお月さまの力を借りて通帳やお財布を楽しくフリフリ♪しちゃいましょう!フリフリとは??やりかた → こちら 今月は1月11日(日) 12時27分(お昼)が満月ジャストタイムです。 ※ ヴォイドタイム(フリフリしない方が良い時間)は 1月11日 13時27分~1月12日 02時42分 ※ 満月1時間後にヴォイドに入りますので、 ジャストタイム前までにフリフリしたほうがベストです。さあ みんなで Let's フリフリ♪♪ - * - * - * - * -本日、1/10は 十日戎の日。この時期、ニュースでよく流れる『福男』ダッシュで知られる神社の近郊に藤紫家はあるのですが、昨夜からまあ道路の路上駐車のひどいこと!いつもはガラガラのコインパーキングも近隣スーパーの駐車場もびっちりなので仕方なく止めるのでしょうがあまりにあちこち無節操に止められているので(カーブを曲がるといきなり路駐に出くわしたりする)あぶなくておちおち自転車で走ることも出来ません三日間で100万人が訪れるという十日戎。参拝はぜひとも電車・バスをご利用下さいませ そういえば、一昨年働いていたこの時期ヒマでしょーがない香水&オーガニックカフェ(爆)ではあまりに客が来ないので店長に「十日戎の時、胸に店名の入ったゼッケンをつけ かぶりものをして走ってみてはどうか」と真顔で提案していたパートさんがおりました(笑)今日はあのカフェ、お客さん入ってるかな?
2009.01.10
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【内容情報】(「BOOK」データベースより)未婚の母を決意したタマヨが食べたいという「たたみいわし」。幼なじみの墓参の帰りに居酒屋で味わう「かつおへそ」。元放蕩息子のロクさんが慈しみつつ食す「ひょうたん」。ほかにも、「青ムロくさや」「からすみ」「ドライトマト」など68種。江戸の達人が現代人に贈る、ちんみと酒を入り口にした女と男の物語。全編自筆イラスト付き。粋でしみじみ味わい深い、著者最後の傑作掌編小説集。 【目次】青ムロくさや/たたみいわし/とうふよう/さなぎ/またたび/がん漬け/ふきみそ/ふぐこぬかづけ/うばい/からすみ/かぶらずし/このこ/ふなずし/とうふみそづけ/ほやしょうゆづけ/きんちゃくなす/しおなっとう/鮭の酒びたし/しおうに/ふくしらこ/あんきも/にがうるか/キャビア/そばみそ/モッツァレラ/じゅんさい/うみたけ/オリーブの実/みみがー/つくだに/ばくらい/ほねとかわ/くろまめ/さくらくんせい/うずらのぴーたん/かつおへそ/わさび/いぬごろし/瓶詰チェリー/虫の味/くじらベーコン/ぎんなん/パルミジャーノ・レッジャーノ/ちょろぎ/ゆべし/べにしょうが/きんつば/さしみこんにゃく/リエット/きもやき/ドライトマト/ラルド/みんでんなす/黒いブーダン/いぶりがっこ/にこごり/板わさ/はたはたずし/きんざんじみそ/ひょうたん/もうかの星/かつおのこ/貧乏人のキャビア/ジコイカ/エスカルゴ/ひずなます/はまなっとう/たてがみさしみ 酒飲みなら目次を眺めるだけでもう一杯いけそうな一冊とにかく、味の表現が秀逸で表情豊かなので自分の口内に珍味がましましているような錯覚に捕われます。 - * - * - * - 口にふくむと、入道雲が湧き立つように乳くさい。 うまみがもりもり舌いっぱいにひろがる。(中略) ひれ酒をふくむ。 寒牡丹がこぼれる華やかさで白子が膨れ上がる。 ( 「ふくしらこ」 より抜粋 ) - - - - - - 口中で転がしていると、ふいにほろっと細片が崩れ、 それを舌で置い裏ごしするように潰す。 部位により微妙に香りが違う。そこへひやおろし。 海底の沈黙は、豊かなときを育むふとんなのかもしれない。 ( 「あんきも」 より ) - - - - - - - 薄い一片を、舌に乗せ、唾液となじませる。 と、毛穴という毛穴から、その呼気吸気が、 すうはあと出入りするのが解る。 そこへ発砲白ワインを流し込む。 花びらが、はらはら舞い降りて来るような、朗らかに高揚した気分。 食べ、呑み進むにつれ、日向の干し草に埋もれて、昼寝をしている心地になる。 ( 「パルミジャーノ・レッジャーノ」 より ) - - - - - - - 黒くて甘いたれにつけて、うずらのぴーたんを噛みしだき、 黒くて甘いハーブ臭い、くせのある暖かなウニクムを流し込む。 プリプリした琥珀の輝きの白身の中から、 濃厚な暗緑色の黄身が、曇った夜空のようにとろけ出す。 甘くない。反省を強いられるような、味。 ( 「うずらのぴーたん」 より ) - * - * - * -佃煮、じゅんさい、あん肝などのおなじみのものから馬のたてがみの刺身など聞いたことのないものまでずらり。中でも眼を見張ったのがホヤをこのわたで和えた「ばくらい」というシロモノ。・・・一体ぜんたい、どこぞの古人がそんな英断を下したのか?味の表現もさることながら、文章もいいです。どの話も、わずか2ページほどの掌編ですが、その短い中に、さまざまな人間模様と人生のドラマが詰まっています。ちょうど、お酒を呑んだ後、舌や身体が心地よく痺れるようにこの掌編のひとつひとつを読んだ後舌やココロが痺れてゆくのです。この本の中で私が一番好きだったのは「ほねとかわ」氷頭なますと鮭の皮が好物だった今はなき祖父を想う話のラストの部分です。- * - * - * - たいしたことはない。 裕福に暮らそうが、倹(つま)しく暮らそうが、 長生きしようが、短命だろうが。 たいしたことはない。 祖父は、自分自身の人生をたいしたことなかった、と言ったのではなく、 三途の川が、ちょろっとした一跨(また)ぎの景色だったのではなかったのか、 と今になって思う。 世界中で、生まれては死んで、死んでは生まれる。 日常茶飯。 殺したり殺されたりは番外だろうが、生まれた限り死は約束。 たいしたことない。 たいしたことであるはずない。 生きている今が、与えられた現実のすべて。 解ったつもりでも、死は誰にとっても初体験なのだから、その瞬間は怖い。 なにせ、その後が解らない。 ともあれ、とりあえず生きている。 骨と皮の間に命がある。 たいしたことない、唯一の命が。 - * - * - * -杉浦日向子さんの著書を読んだのはこの本が初めてなのだけれど素晴らしく文才もあったかたなのだなあ。。。若くしてお亡くなりになれたことが惜しいです。読書が苦手なかたでも、一日2ページ読切りなら読めるはず。お酒を呑む人も、呑まない人も手に取って欲しい一冊でした。この文庫本、買ってしまうかも。
2009.01.09
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「胸の傷がどうしてついたのか、不思議に思ったことはない?」自動車事故で全身火傷を負い、人生に絶望した「わたし」の眼の前に突如現れた見ず知らずの女、マリアーネ・エンゲル。彼女が「わたし」しか知り得ないキーワードを発したことから、男(わたし)は彼女に興味を持ち、物語は始まります。<あらすじ(現世のみ)若干ネタバレ>火傷のわたしを見舞うたびに、何故かダンテの「地獄編」を語り、中世ドイツやアイスランド、イタリア、江戸時代の日本などの「過去生」で「わたし」が彼女にプレゼントしたものを、再び彼に贈りながらふたりは恋人同士だったと語るマリアーネ。「忘れてしまったの?」と彼女に問われ「わたし」は、それはきみの創作であり、病(統合失調症)のせいだと説得しますが「医者や他人からはそう思われても仕方ないけど、あなたにはきっとわかるはず」と頑に譲ろうとしません。いささかうんざりしながらも、動くこともできず他にすることも、見舞いにくるひともないので、彼女の話に耳を傾けるようになるうち、なぜか「わたし」は、彼女の話に引き込まれて行きます。退院する「わたし」を自宅に引き取り、地下の仕事場で寝食をわすれ取り憑かれたようにガーゴイルを制作しながら合間に尚も「ふたりの過去」を語るマリアーネ。「わたし」はマリアーネに対して感じる感情、「初めて逢うのに感じる懐かしさ」を徐々に認め、深めてゆきます。ある日彼女は「わたしは神からたくさんの心臓をあずかっていて、 それをひとつずつ像に込めている」と言い始めます。やがて、文字通り<身を削るように>彫刻に打ち込むマリアーネの「カウントダウン」がはじまって・・・こう書くと、単にべたなメロドラマかとおもわれそうですが宗教、聖書、医療、心理、麻薬、友情、etc…そしてもちろん恋愛、ととにかく描かれる世界が幅広いです。(ちょっと…いや、かなり広げ過ぎかな、という気もしますが・・・)作品自体長いのですが(550ページ弱)内容も700年の時を超えて世界各国、果ては本物の地獄までをまたにかけた物語という壮大さ。その上、メインとなる転生物語が、数回に分けて引き延ばし、じらすように語られるので読む側も時間が行きつ戻りつ引き延ばされる感じで、読むのにかなり時間がかかりました過去性のエピソードはどれも印象深く、現世の火傷や過去生の仕打ちの痛々しさも生々しくて読んでいて胸に迫ります。しかしなんど生まれ変わってもひどい「火難」に遭うこの主人公の業の元はいったいぜんたい何なのか、と思わずにいられないのですがこのあたり、キリスト教に疎い私には、理解し難いところではありますしかしながら主人公のひどい(見るも無惨な)火傷を負ったものの眼を通した人間観察や価値観の変化も興味深かったです。麻薬やセックスに溺れ、愛などという言葉の存在すら認めようとしなかった主人公が終盤、<ほんものの>愛や幸福に目覚める下りは、じんわりと心を揺さぶります - * - * - * - * - * - * -予想もしなかった運命の大逆転。皮膚が焼けてなくなって初めて、わたしは感じられるようになった。みるもおぞましい存在に生まれ変わって初めて、わたしは人の心が持つ可能性を垣間見られるようになった。わたしがこのひどく醜い顔と忌まわしい肉体を自分のものとして受け入れたのは、そのおかげで否応なく、自分自身の枠を超えなくてはならなかったからだ。以前の肉体では、わたしは自分の枠の中に隠れることができた。わたしは魂のヒーローではないし、これからもヒーローにはなれないだろう。だが今の私は以前よりよい人間だ。いや、そう自分に言い聞かせている。今はそれでじゅうぶんだ。 - - - - - - -三人の名匠(マスター)はかつて言った。マリアーネ・エンゲルの思い人なら、彼女を解き放つためにその最後の心臓を解き放たなければならない理由を知るだろうと。そう、わたしは知っている。マリアーネの苦行の終わりは、わたしのそれの始まりなのだ。(中略)というのも彼女を解き放つ行為は、一瞬で終わるものではないからだ。それはわたしの生涯にわたって進行するひとつの過程であり、わたしはわたしの石像から最後のひとかけらを削り取るまで、死ぬことを自分に許さないだろう。 ( 本書より抜粋 ) - * - * - * - * - * - * -本書が処女作ということで、あまり期待せずにいたのですが、なかなか楽しませてもらえました。やや難があるとすれば、無駄に長い前フリや余計な一文(外国人作家にありがちなシニカルなジョーク)を省いて、作中に登場するガーゴイルのように、極限まで美しく削り、磨き上げてほしかったな…^^;)作者のアンドリュー氏は日本にも5年滞在したことがあるそうでその時、作家になろうと決意したそうです。カバーの作者紹介の下の部分には、おちゃめにも氏のハンコが巻末に特別寄稿文を寄せている友人のアンジェラ・アキさんの話も最後にほっと心温まりました
2009.01.07
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正月実家に帰省した時にいつも必ず身につけてる天然石のブレスレットを鏡台の上に置き忘れたと翌日気がついて電話した「忘れたから送って」と先程届いた小さな包ハムやらマスクやら何やら色々入ってたブレスだけでよかったのに・・・母の愛に手を合わせた
2009.01.06
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初夢を見逃した(=覚えていない)ので『夢バトン』なるものを拾って参りました。1、小さい頃、何になりたかったか?10歳頃まで → バレリーナ、画家14歳頃まで → 絵本作家、児童小説家18歳頃まで → 夢見ていたのは作詞家、現実的には学芸員20歳頃まで → ライブ・ミキサー、レコーディング・ミキサー、ラジオ局ミキサー2、その夢は叶ったか?現状を見ていただければおわかりかと・・・一応、ミキサーにはなりましたが、己の才能のなさと耳の悪さとあからさまな男女差別とセクハラな日々に凹凹・・・3、現在の夢は?あるけどないしょ4、宝くじ3億円当たったら?半分で図書室付きの家を建てる一億円は貯金してつつましく暮らすあとの5000万は寄付5、あなたにとって夢のような世界とは?争いのない世界6、昨夜見た夢は?夢は見ない質でして・・・7、この人の夢の話を聞きたいと思う5人は?どなたさまもご自由にお持ち帰り下さいませ♪ * * * * * *これも『夢』のひとつでしょうか?10億円の福袋ダイヤもホテルのオーナー権もいらないけれど無人島は、ちょっと、、、いや、かなり魅力的です♪
2009.01.05
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【大晦日】夜遅くなると店が混むから、ということで夕方まだ明るいうちから神戸de呑み始める。この日が仕事納めダンナは終始上機嫌de忘年会たんと呑んだ上Barで呑み直し、へろへろで帰宅し、年越し蕎麦を作って食べ直し(?)へろへろ司会の紅白を布団の中で遠くに聞きながらゆく年くる年まだかなあと思いつつ、いつの間にか爆睡【元日】夜も明けぬうちに自然覚醒顔を洗ったりしているうちにすっかり目が覚めてしまう。そのうち白々と夜が明けてきたので新春の来光をベランダで浴び、昨年の感謝とともに「今年も良い年になりますように」と手を合わせる。夕方前に横浜の実家に到着我が家のお正月は毎年おせち以外のごちそうが並ぶのだけれど今年は蟹鍋とお刺身など。生でもいけそうな蟹身を前に、ダンナが早速「おれは(例年テーブルに並ぶ)ボイル蟹の方がうまいと思う」と自ら貧乏舌を披露する。いつも正月は家にいない愚弟が今年は珍しく在宅しており、ダンナと3年ぶり3度目のお目通りが叶うしかも偏屈ものの弟は、いつもは挨拶だけなのに何故かこの日は、TVK(テレビ神奈川)で放映していた『ガンダム lll』を見てダンナと意気投合。誰も口を挟めないオタク談義で2時間以上ふたりで盛り上がる。・・・弟と2時間以上も話したことのある家族なんてこの37年、誰一人としていなかったのに(別にお互いに避けている訳ではなく、こちらは普通に話しているのに 勝手に彼が喧嘩越しになるので会話が成立しないのです・・・)毒気にあてられたせいか(?)その後ダンナは悪酔い、そのままダウン【二日】酔いつぶれたダンナにあわせて早く就寝したせいで早朝起床箱根駅伝もスタート前からバッチリ観戦初出場の上武大を応援しつつ、各校のデッドヒートに手に汗握って応援山登りの5区を前に心を残しつつ、浅草寺へ例年以上の激混みで、雷門前から数十メートルの行列境内の屋台村で、大阪では見たことのない「大阪焼き」という食べ物を発見早速食す。今川焼の中身がお好み焼きの豚玉のような食べ物で、意外と旨かったがなぜあれが「大阪焼き」と呼ばれているのかは謎のまま。その後、浅草商店街の伝統工芸の店で焼き物や履物を見て回ったり、道路に椅子とテーブルを出しただけの簡易食堂のあまりの盛況に「まるで(大阪の)新世界みたいだね」と言い合ってみたり、この時期、ここにきたら絶対に立ち寄る花やしき通りのカレンダーの露天をひやかしたり(超特大版の女性のヌードや 全身に彫りの入った褌姿の男性の集合写真等迫力満点)横浜に戻っていつものBarで極上のカクテル(値段ではなく味)を堪能した後帰宅。帰りに鎌倉八幡宮のお屠蘇をサービスしてもらったのだけれどさっき、浅草に行ったばかりなのに、はたして良かったのだろうか??【三日】スタートからゴールまで箱根駅伝を堪能東洋は昨年まで応援していたチームだったので感動!(ユニフォームが黒寛政大@「風が強く吹いている」に似ていたから 笑)応援していた上武大もしっかりゴールまで襷が繋がって、初出場でこれはすごいよなあ、と、これまた感動!すっかりくつろいで、お年玉までもらってしまい(本当はもうこちらがあげる年なのに・・・)大阪の行きつけの安い居酒屋でまたまた堪能ののち帰宅。そして、今日は休肝日。。。というわけで、正月から飲み倒しな私ですが今年も宜しく御願い致します
2009.01.03
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