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A Little Bit Further Away (F. Collins)Part Time Affair (N. Hubbard)Follow (The Stars Will Bring You Home) (F. Collins)Nowhere To Go On Tuesday Night (J. Mack)Stuck In A Groove (N. Hubbard)Ain’t Never Heard The Boogie (F. Collins)All Through The Night ((Let Me Be The One) (J. Mack)Keep On Dancin’ (L. Graham/P. Richmond)Let Me Have It All (F. Collins) Dyan BirchvoPaddie McHughvoFrank Collinsvo, pTony O’Malleyvo, keyNeil HubbardgAlan SpennerbTony Beardds, perMel CollinssaxJudy LInscottperJames MackpChicago Musicians:violins: Elliott Golub, Concertmaster; Sol Bobrov, John Frigo, Adrian Gola, Joseph Golan, Marlou Johnston, Peter Labella, Phyllis McKenny, Mary Ann Mumm, Florentina Ramniceanu, Arnold Rothviolas: Martin Abrams, Roger Moulton, Janette Simmons, Carol Weisscellos: Karl Fruh, Barbara, Haffner, Susan Labellatrumpets: Bobby Lewis, Paul Howardtrombones: Frank Tesinsky, Steve Berryg: Pat Ferrerisyn: Terry Fryerper: Bob Wessbergproduced by Leo Graham and James Mackdesign John Bergphotography Trudy Schlachter メル・コリンズが参加してるからって、バンド名なら聞いたことがあるからってそんな適当な理由で買ってみたココモ。 ガイド本の説明文を読む限りじゃ自分好みの音楽ではなさそうなのに買ってしまう私は本気で英国音楽バカかもしれない。 買った当時も「やっぱこんなもんか~」と1回聴いてすぐ棚に封印しちゃってました。 数年ぶりに聴いてみたわけですが… うん。 やっぱりこれはアレだ。 ファンキーでエモってて、白人音楽っつーより黒人音楽に感触が近いわ。 とりわけ大勢で歌うとこなんてかなーりブラック入ってますよ。なんだかゴスペルっぽいですよ。 レギュラーメンバー7人のうち4人が歌うんで結構な厚みがあります。 演奏もアダルトでおしゃれ、スムージーなメロディの流れは実にAORだね。 んでメル・コリンズ、ジュディ・リンスコット、ジェームス・マックの準メンバー3人、+シカゴでの録音時に来てもらった大勢の弦楽隊&ラッパ隊、ギタリスト、シンセ奏者、パーカッショニスト。 いったいぜんたい何名が本作に参加してるのやら。 そんな中、ニール・ハバードとアラン・スペナーの2人は知ってたよ。 なぜならグリース・バンドでレギュラー張ってたから。 聴き終わりました。 結論は、クソ盤ではないが私の好む音楽ではない。以上!
2007年05月26日
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Norwegian Wood (Lennon/McCartney)Pleasures Of A Lifetime (Collins)St. Thomas (Sonny Rollins)Goodnight John Morgan (Collins)Father Of My Daughter (Collins)2 B. S. (Charles Mingus)Monday Monday (John Philips)Don’t Make Promises (Tim Hardin) Ian Jelfsg, voKirk Riddleb, gChris BurrowsdsMel Collinsflute, tenor saxKeith Bleasbyper (3,8)producer Ray Singersleeve photo & design Mark キング・クリムゾン人脈でばかり語られがちの、しかし様々なバンドに在籍歴のあるメル・コリンズ(今年で還暦)を中心とする4人組。 おそらく本作1枚きりしか出してません。 クリムゾンで聴けるメルの豪快&野蛮なサックス・ブロウは早くも開花してまして、ソニー・ロリンズやチャールズ・ミンガスの曲をカバーしつつ、ビートルズの“ノルウェーの森”やママス&パパスの“マンデー・マンデー”も披露し、多彩なバックグラウンドを垣間見せています。 一番有名な(というか知名度の差がありすぎ)メルのみに目が行きがちだけど、他の3人もそれなりにテクはあるんじゃないかな。 とりわけ4人の技巧を思う存分に堪能できる6は大好物! 印象的なランニング・ベース、手数の多いドラミング(ハイハットやスネアなど“高音系”の使い方が上手いよ)、メロディラインをなぞるギターとサックス。 ミンガスのカバーはレーベル仲間のペンタングル(というよりそこのベーシストのダニー・トンプソン)もよくやってるんで個人的には常に旬なジャズメン。 この曲のベース・リフってば最高! フルートが陽気なロリンズ作品もすごく好きで、ジャズも聴いてみたいなあと思い始めたきっかけには間違いなく本作も入ってますね。 買った当時はあまり深いところまでは聴いてない10代の小娘だったけど、ジャズ・ロックってかっこいいなーぞくぞくするなーとうっとりしてたよ。 演奏パートに比べると歌声は少々弱いけど、まあ気になりません。 フォークで有名なトランスアトランティック・レーベルから出ているのも個人的には興味深いところです。
2007年05月26日
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Never Let Go ネヴァー・レット・ゴー (Latimer)Song Within A Song 永遠の調べ (Latimer/Bardens)Lunar Sea 月の湖 (Latimer/Bardens)Skylines スカイライン (Latimer/Bardens/Ward)Ligging At Louis オマシスへの旅 (Bardens)Lady fantasy レディー・ファンタジー: Encounter 出会い (Bardens/Latimer/Ward/Ferguson)/Smiles For You 微笑 (Bardens/Latimer/Ferguson/Ward)/Lady Fantasy レディー・ファンタジー (Bardens/Latimer/Ferguson/Ward) The Great Marsh グレート・マーシュRhayader 醜い画家ラヤダーRhayader Goes To Town ラヤダー街へ行くSanctuary 聖域Fritha 少女フリーザThe Snow Goose 白雁(スノー・グース)Friendship 友情Migration 渡り鳥Rhayader Alone 孤独の画家ラヤダーFlight Of The Snow Goose 白雁(スノーグース)の飛翔Preparation プレパレーションDunkirk ダンケルクEpitaph 碑銘Fritha Alone ひとりぼっちのフリーザLa Princesse Perdue 迷子の王女さまThe Great Marsh グレート・マーシュ Andrew Latimerg, flute, voDoug Ferguson (A5, 6, B)bRichard Sinclair (A1-4)b, vo (A1, 2)Andy Ward (A5, 6, B)dsPete BardenskeyMel Collins (A1-4)sax, fluteThe London symphony orchestra (B)conducted by David Bedfordleader : John Brownproducer CAMEL/Rhett Davies/David Hitchcock (David Hitchcock) (B)sleeve design Paul Henryillustration Terry PastorA1-3 : Odeon Hammersmith London October 1977A4 : Leeds University October 1977A5, 6 : Marquee London October 1974B : Royal Albert Hall London October 1975 カンタベリー地獄から脱出するきっかけを作ってくれるのは彼しかいない! とリチャード・シンクレアをターゲットにしてみたものの、彼が正式参加しているキャメルのスタジオ盤は持ってなかったんでライブ盤出してみました。 オリジナルメンバーはほとんど異動ないけれどシンクレアとメル・コリンズの2人はあっちこっちに顔出してるから次の選盤も労せず行なえることでしょう。 さてこちら、ファンタジー/メルヘン・ロックの雄キャメルがスタジオ盤を5作品出したのちに発表された初のライブ盤。 はるか昔20歳頃に青梅線沿線の古本屋の片隅で発見しました。 通常のバンド編成でのサイドAと本物のオーケストラと共演した「スノー・グース」全曲のサイドBという構成になっています。 デビュー作収録の“ネヴァー・レット・ゴー”で幕開けでして、1曲目からいきなりサックス/ベース&ドラム/ギターの各ソロという展開で度肝抜かれます。 ここでのコリンズによるブロウは星の数ほどある彼の仕事の中でも1、2を争う白熱加減で(と全仕事の数パーセントしか聴いてないけど断言してしまう無責任)、さすがのアンドリュー・ラティマーとピーター・バーデンスの2人もかすんでしまいそう。 サイドAでいい仕事をしているのは洪水のごとく押し寄せる鍵盤。 これによって音の厚みが格段に増しています。 キャメルのリリカルなピアノが大好きな私は聴くたびにバーデンスの早すぎる死を悼んでいます。 亡くなってもう5年半近くが経過するのか… サイドAの1と2で歌っているのは5作目からダグ・ファーガソンに代わって加入したシンクレア。 10代の頃からダンディな低音が魅力だった彼の歌声はまったりとしていて、系統としてはラティマーさんと同系の安心型です。 余談ですが数年前のキャメル来日公演でラティマーさんを目撃した私は確信しました。 ああ、このおじさんはまぎれもなく天然だなと。 何もない平坦なステージ上で転びそうになる、ギターソロに入り込みすぎて次の出だしを危うくとちりそうになる、最初のフレーズ間違えてカッティングでごまかす(しかしバレバレ)、痩せすぎてて体力ないのか終盤では見るからにふらつき気味。 ラクダみたいな優しい顔をしていて白髪が増えた髪はラクダ色で、見上げるほどの長身のラティマーさんは手もグローブみたいに大きかった。 握手してもらった時に思わずお父さん!と抱きつきそうになってしまったのはここだけの秘密ですよ! 話を元に戻して。 圧巻のサイドBはいつ聴いてもパーフェクト。 初のキャメルが「スノー・グース」だったから余計に感動するのかもしれないなー。 とくに曲名のとおり空を飛んでいるような“白雁(スノー・グース)の飛翔”はお気に入り。 いたく感動した私はポール・ギャリコの小説を読み、その後またアルバムを聴いて改めて感動していたのだけど、フリーザっていったらやっぱり…ドラゴンボールのあのキャラを連想しちゃうよね? またくだらないこと書いて文章のレベルをさらに下げてしまったわ。 聴き終わった脳は心地よい疲労感と満足感、そして充実感に支配されることうけあいです。公式サイトabout usの「we are not a cigarette company!」の大書きが笑えます。
2007年05月26日
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戯言みたくフレーム組むのはめんどくさいんでこうなりました。新しいレビューは行を挿入して追加するだけだから簡単♪
2007年05月19日
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索引作ろうかなあ。それとももうしばらく書いてからにするか・・・よし。暇だったら&その気が湧いてきたら作成しよう。戯言の方のレビューも再開しまーす。
2007年05月15日
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Impotence (H Hopper/R Wyatt)Those Words They Say (B Hopper)Memories (H Hopper)Don’t Try To Change Me (H Hopper/G Flight/R Wyatt)Parchman Farm (Booker White)Almost Grown (Chuck Berry)She’s Gone (K Ayers)Slow Walkin’ Talk (B Hopper)He’s Bad For You (R Wyatt)It’s What I Feel (A Certain Kind) (H Hopper)Memories (instrumental) (H Hopper)Never Leave Me (H Hopper)Time After Time (H Hopper)Just Where I Want (H Hopper)No Game When You Lose (H Hopper)Impotence (H Hopper/R Wyatt)Why Do You Care (B Hopper) with ZobeThe Pieman Cometh (B Hopper) with ZobeSummer Spirit (B Hopper) with ZobeShe Loves To Hurt (H Hopper)The Big Show (B Hopper)Memories (H Hopper) Graham FlightvoKevin Ayersvo, backing-voRichard Sinclairvo, gPye Hastingsvo, g, 12 string-gBrian Hoppervo, g, a-g, alto sax, soprano sax, tenor sax, flute, backing-voRobert Wyattvo, ds, tambourine, per, backing-voHugh Hopperb, a-gRichard CoughlandsMike Ratledgep, organ, fluteZobe:Dave Lawrencevo, bJohn Lawrenceg, backing-voBob Gillesonds カンタベリーの源流です。 活動期間は63年から69年と長くなかったけど、ヒュー・ホッパーとブライアン・ホッパーの兄弟、ロバート・ワイアット、ケヴィン・エアーズ、マイク・ラトリッジ、パイ・ヘイスティングス、リチャード・シンクレア、リチャード・コフランなどなど重要人物を多数輩出し、またソフト・マシーン(前半の5人)とキャラヴァン(後半の3人)の母体となったという点でもスルーするわけにはいきません。 兄ホッパーが貴重な音源を保存しておいてくれたお陰で、解散から25年後にめでたくCD化されたというわけです。 これは65年から69年にかけて録音された楽曲を集めたもので、22曲の中にはブッカー・ホワイトやチャック・ベリーのカバーもあったりして彼らのルーツの一部を確認することができます。 エアーズが歌うブッカー・ホワイトはダルな雰囲気がナウいし、兄ホッパー作の8はとても白人作品とは思えないほど黒い。 でもほとんどの曲調はジャケットからイメージできるとおりです。 つまりはサイケで軽くキャピっていてどこか暗さもあるビート・ポップ。 何名かは数年もすればジャズ方面へ旅に出ますが、ここでは旅支度もまだ。 どうやら音楽的に中心となっていたのはホッパー兄弟のようで、ほとんどは兄弟どっちかの作品。 他はエアーズとワイアットが1曲ずつ。 ワイアットはいくつか弟ホッパーと共作してますが、作詩のみ担当です。 10でシンクレアが歌ってるんだけど、17歳になったばかりとは思えない低音美声を披露していて惚れ惚れ。 21でラトリッジがフルートを吹いているのも面白いね。めんどくさいんでCALYX出しておこうっと。各人・各バンドのリンクはここからたどってね。
2007年05月13日
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Place Of My OwnRidePolicemanLove Song With FluteCecil RonsMagic ManGrandma’s LawnWhere But For Caravan World Iall songs written by Coughlan, Hastings, Sinclair & Sinclair Pye Hastingsg, b, voRichard Sinclairg, b, voRichard CoughlandsDavid Sinclairorgan, p, voJimmy Hastingsfluteproduced by Tony Coxsleeve conception and photography Richard Bennett Zeffdesign and graphics Peter Dale カンタベリー・シーン二大巨頭の片一方キャラヴァンの1作目です。 ちなみにもう一方はソフト・マシーン、これは私が勝手に思っているだけなので事実と違う!と言われても無視します。 ジャケは神話か何かを意識しているんだろうけど、4人とも小奇麗とは言い難いルックスなんでもうひとつ緊張感が足りない。 とくに一番右の彼氏(リチャード・コフラン?)はギャランドゥを出しちゃってますよ。 キャラヴァンはソフツほどジャズ色は強くなくて(と個人的には思っている)、この1作目ではまだワイルド・フラワーズ(4人全員が在籍していたバンド)のビート・ポップ感覚を強く引きずってますね。 演奏は一応は地に足はつけているけど油断したらどこかに行ってしまいそうで、歌ったら歌ったでさらにフーワフワ。 歌声の頼りなさは心なしかロバート・ワイアットに通じるものがあるなあ。 みんなで歌えば大丈夫なんだけどピンだとワイアットが憑依しています。 まだ20歳なのにもう前髪でデコを隠しているリチャード・シンクレア(余計なお世話)の声とは違うから、パイ・ヘイスティングスかデイヴィッド・シンクレアってことになるのかなあ。 同じワイルド・フラワーズから派生したソフツの1作目と比べると、こっちはおくすり感では譲るもののかわいらしさで勝っています。 4のコーラスなんてドタバタした太鼓とともに最高に萌えますってば。 曲名のとおりジミー・ヘイスティングスがフルート吹いてます。 サイケやアシッドと同じくらいフォークな雰囲気もあって、かの有名な英国フォークガイド本「ラビリンス」で紹介されているのも納得。 オルガンが暴れる7や9分あるラスト8(これもオルガン暴れてます)を聴いてようやく「そういやこのバンドってプログレのカテゴリーに入ってたんだっけ」と思い出した私なのでした。バンド公認サイト…らしい
2007年05月13日
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O Caroline (Sinclair/Wyatt)Instant Pussy (Wyatt)Signed Curtain (Wyatt)Part Of The Dance (Miller)Instant Kitten (Wyatt)Dedicated To Hugh, But You Weren’t Listening ヒューへ捧ぐ、でも聞いていなかった (Wyatt)Beer As In Braindeer (Wyatt)Immediate Curtain (Wyatt) Robert Wyattvo, ds, mellotron, pPhil MillergBill MacCormickbDavid Sinclairp, organSuper Star Dave McRaee-pproduced by Matching Molecover illustration Alan Cracknell 眼鏡をかけたモグラちゃんのイラストがとってもかわいいマッチング・モールの1作目です。 マッチング・モールはこれ1枚きりしか聴いてないことを先に申し上げておきます。 これまた豪華な4人です。 カンタベリーのバンドをなぞっていけば、労せずにこの4人の誰かしらに出会うことができるよね。 ロバート・ワイアットの歌声はか細くて音程も不安げなんだけど、すぐに彼だとわかるその高音はなんともいえない魅力があります。 フィル・ミラー単独作の4以外すべてに関わる作曲力を持っていて、なおかつ個性的なシンガーだから半身不随となってドラム叩けなくなってしまってもカリスマ音楽家として君臨できるんだろうね。 ワイアットの歌唱力はさておき、演奏面では申し分ないです。(歌声が前面に出ているのはバラードの1のみ。あとは時々効果音的にスキャットが入る) 4人(+ゲストのデイヴ・マクレイ)が繰り出す緊張感の高いアンサンブル…難易度の高い曲でも余裕の表情でこなしちゃってそうな感じがするよ。 自由で前衛的なジャズ・ロック。 とりわけミラーのギターは現世のものではないようなユニークさを持っていて、軽くナチュラルハイ入ってます。 アッパーかダウナーかと聞かれたらダウナーかな。全体のサウンドも。 でもどよ~んとした暗さに支配されているわけでは決してないです。 頭は良さそうなんだけどごくわずかに能天気さも見え隠れしていて…うーん、たとえが難しい。 ラストのメロトロンの洪水、妖しすぎ!余談。サイトがないか探していたらこんなお店を発見。前衛派珈琲処Matching Mole 高円寺にあるらしい。やはり…そうなのだろうか?アドレスにも「softs」「matching_mole」って入ってる。コーヒーってあまり飲まないけど行ってみたい。
2007年05月13日
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OriginsBull-DanceAriadneArenaExultationNaxosmusic composed and arranged by Ian Carr Ian Carrtrumpet, flugelhornNorma WinstonevoRoy BabbingtonbClive ThackerdsTony LevindsTrevor TomkinsperDave MacRaefender e-pGordon Beckhohner e-pKenny Wheelertrumpet, flugelhornTony Coeb-clarinet, clarinet, tenor saxBrian Smithtenor sax, soprano sax, flutePaddy KingslandVCS3 synproduced by Ian Carr and Roger Wakesleeve design by Keith Davis of Davis/Wade デリヴァリーを出した時、一度も名前を登場させてあげることができなかったロイ・バビントンにごますりしようと思い、彼の参加しているこれを紹介します。 いやそれよりも。(また私はバビントン氏の存在を危うくする発言を…) これ、ずーっとニュークリアスだと思ってたら、よくよく見ればイアン・カー・ウィズ・ニュークリアス・プラスなんだよね。 リーダーの名前を冠するのはともかくとしてプラスってなんだよプラスって。 そんでメンバーめちゃ多い! ドラマーは1人でも良かったんじゃ? リーダーと同じ楽器を担当するケニー・ホイーラーの立場って? 気が付けばギタリスト不在だよ! このサウンドは… クールの一言ですな。 洗練されていて都会的、流れるように進行します。 ノーマ・ウィンストンの浮遊する高音シンギング(全曲に入ってはいません)も効果的だし、各奏者のソロのコーナーも聴き応えあり。 これだけたくさんいるのにみんなで一斉にワー!ではなくちゃんと適材適所です。 適度に緊張感も漂っていて、これだけの「聴かせる」ものを作り出せるのはさすがプロ集団だね。 英国ジャズ・ロックと名の付くものはたくさんあるけれど、中でもニュークリアスはおしゃれでアダルトな雰囲気を醸し出しているんじゃないかなあ。 目立っているのは当然ラッパの群れ。 4人いてリーダーがラッパ吹きなんで納得ですが、1の終盤ですでにドラム・ソロが登場してきます。 鍵盤も3人で1台ずつ、3種類を弾き分けてますね。 パディ・キングスランドはジャケにもインナーのポートレートにもいないのでゲスト扱いかもしれませんが。 それとフェンダーとホーナーの音色が聴き分けできません。 やっぱり長い曲が多くて、3分の1以降は8分・8分・7分・6分・12分半という事態になってます。 アメコミ風のジャケが安っぽい本作はニュークリアスとしてなら通算5作目、ヴァーティゴからのリリース。CALYXはとりあえず出しとくノーマ・ウィンストン公式ゴードン・ベック公式
2007年05月13日
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Blind To Your Light (Phil Miller/Carol Grimes)Miserable Man (Delivery/Carol Grimes)Home Made Ruin (Phil Miller)Is It Really The Same (Keith Jarrett)We Were Satisfied (Phil Miller)The Wrong Time (Delivery/Carol Grimes)Fighting It Out (Phil Miller)Fools Meeting (Delivery/Carol Grimes)Harry Lucky (Steve Miller/Alfreda Benge/Pip Pyle)Home Made Ruin (alternate take) (Phil Miller)Is It Really The Same (live) (Keith Jarrett)Blind To Your Light (live) (Phil Miller/Carol Grimes)One For You (Steve Miller) Carol Grimesvo, perPhil MillergRoy Babbingtonb, string-b (1-12)Pip PyledsSteve MillerpLol Coxhillsoprano & tenor saxRoddy Skeapingviolin (2)Richard Sinclairb (13)painting by Larry Smartcolor photography by Ged Grimmel いいや、出しちゃえデリヴァリー。 前回紹介したハットフィールド&ザ・ノースのメンバーのうち、フィル・ミラーとピップ・パイルがかぶってます。 リチャード・シンクレアも13でベースを弾いていて、やはりカンタベリー業界って狭いな。 ロル・コクスヒルのサックスがほとんどの曲で吹き鳴らされていて、ゲストというより準メンバーとした方がいいね。 このスキンヘッドのおっちゃんのラッパ同様、ピアノやギターなど他の楽器も豪快イケイケモード全開! クリアではない、だけど決して耳障りではない音色で迫るアンサンブルがもうね…もうね… そんなメンズを従えるキャロル・グライムスはまさか深窓の令嬢なはずはなく、太そうな喉でハスキーな歌声を披露しています。 陳腐な表現だけどリンダ・ホイルとか、アメリカだったらジャニス・ジョプリン系統のシンガー。 でもジャニスほどしゃがれてなく、もっとコケティッシュな感じです。 ヘヴィでクールなジャズ・ロック。 男に媚びない女性シンガーとわざとらしくない迫力を出せる演奏陣の組み合わせって最高じゃないですか。 買った当時はタイトル曲(8)ばっか聴いてたけど、それ以外の曲もみんな名作っす。 本編は8までで、9以降はCDのボーナス。 日本盤CDはさらに追加されて全14曲になっているらしいぞ。 フィルの兄スティーヴ・ミラーは98年12月に54歳で亡くなっていて、私が持っているCDのブックレット裏には彼のピン写真が載ってます。 ピップさんともども合掌。 キャロルがデリヴァリー名義で出したのはこれ1枚。 ちゃんと調べてないけどたぶんそう。 またしても無責任発言かましちゃった♪キャロル・グライムス公式CALYXカンタベリー界では有名なサイト。音楽家やアルバムのデータ、リンクもいっぱい。
2007年05月13日
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The Stubbs Effect (Pyle)Big Jobs (Poo Poo Extract) (Sinclair)Going Up To People And Tinkling (Stewart)Calyx (Miller)Son Of ‘There’s No Place Like Homerton’ (Pyle)Aigrette (Miller)Rifferama (Sinclair)Fol De Rol (Sinclair)Shaving Is Boring (Pyle)Licks For The Ladies (Sinclair)Bossa Nochance (Sinclair)Big Jobs No. 2 (by Poo And The Wee Wees) (Sinclair)Lobster In Cleavage Probe (Stewart)Gigantic Land Crabs In Earth Takeover Bid (Stewart)The Other Stubbs Effect (Pyle)Let’s Eat (Real Soon) (Sinclair/Pyle)Fitter Stoke Has A Bath (Pyle) Phil MillergRichard Sinclairb, voPip PyledsDave Stewartorgan, p, tone generatorsThe Northettes (Amanda Parsons, Barbara Gaskin, Ann Rosenthal)voGeoff Leigh (Henry Cow)sax, fluteJeremy BainespixiephoneRobert Wyattvo (4) ピップ・パイル(去年の夏に死去)の在籍していたバンドをと考えて、デリヴァリーでもよかったんだけど、全員が「7イヤー・イッチ」に参加していたハットフィールド&ザ・ノースを取り上げることにしました。 ハットフィールドの代表作といったら2作目の「ロッターズ・クラブ」がどこでも有力候補となっているけど、私はこっちの1作目の方が好み。 2作目は難解さが増しているように思えるんだよね。 もっともそれはどうでもいい授業はサボりまくっていた学生時代に感じたことだから、真面目に働いている今はまた違った感想を抱くかもしれません。 キャラヴァンのお陰か私はリチャード・シンクレアに対して心のどこかでポップス職人と思っている節があります。 中低音が滑らかな歌声は美しいし、作る曲も小難しさはそんなにないような気がしまして。 ま、彼の曲は一部しか聴いていないからあくまでも自分の中での勝手なイメージなんだけどね! それにしてもこの曲名は… 2曲目の括弧内、そのままの意味に捉えちゃっていいの? それとも何か裏の意味でもあるのか? この人たちスカトロマニアなのだろうか…とかなり悩みましたよ。(いや面白いからいいんだけどさ) 件の2、こんな副題付けといてジェントルな歌声と甘美なギターが最高なんですよ。 30秒ちょっとで2が終わり実はドラミングが高速な3、そしてこの時すでにドラマー生命を絶たれてしまっていたロバート・ワイアットがスキャットで高音を惜しみなく発揮する4と、曲間が途切れることなく全部つながっています。 2のメロディは12でもう一度登場してくれるのがまた嬉しい♪(副題はまたしてもすごいことに) クレジットにはないけどワイアットの声は4以外にも登場してますね。 10分の5と9分近い9以外は皆2~3分のものばかりで、親しみやすいタッチの小曲がくるくると登場してきます。 お子様の声とフィル・ミラーのちょいと汚い音色のギターが同居していたりとなかなかに愉快なアレンジです。 3人の女性による幻想的なコーラスもいいし、ヘンリー・カウから出向いてきたジェフ・リーによるラッパも妙味。 ジャケは薄暗いピンクの空が幻想的かと思いきや、そこには裸の男達がぎゅう詰めになっていてごちゃごちゃしたものが苦手な私には軽く拷問。 そういや1~2年前に再結成来日公演やったんだっけ。 チケットが高くて手が出なかったのと怖いもの見たくなさで行かなかったけど。 ピクシーフォンってなんだろ?とぐぐってみたら、60年代から70年代にかけてイギリスで売られていた子供向けおもちゃでピアニカに似ているらしい。 カンタベリーというとなんとなく小難しそうなイメージを抱く人も多いかもしれませんが、本作はそういうことはないので安心してね。 ジャズ・ロックと演劇的要素を持つポップス感覚がうまいこと融合しています。 なお16と17はボーナストラック。ハットフィールド&ザ・ノース公式フィル・ミラー公式ピップ・パイル公式
2007年05月12日
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7 Sisters (Pyle)Chinese Whispers (Pyle)Strawberry Fields Forever (Lennon/McCartney)7 Year Itch (Pyle)I’m Really Okay (Pyle/Cahen)Once Around The Shelves (Pyle)Long On (Pyle)Shipwrecked (With Idle Hands) (Pyle)L’Etat Des Choses (Knieper/Pyle)Foetal Fanfare Fandango (Pyle) Pip Pylekey, programmes, ds, cymbals, organ, tape loops, clap trap, military-dsRichard Sinclair, Barbara GaskinvoJakko M Jakszykvo, g, fluteJohn Greavesvo, fuzz-bPhil Miller, Francois Ovideg, a-g, e-g, slide-gFreddy T Bakerb, e-bHugh Hoppere-b, fuzz-b, wah wah-b, double speed-b, backwards-bPaul Rogersdouble-bPierre MarcaultperDave Stewartkey, programmesLydia Domancicha-p, p, sampling assitanceMichel GodardtubaElton DeansaxelloJean Francois Canape, Yvon GuillardtrumpetYves FavretromboneAlain Guillardtenor saxDidier Malherbealto saxproduced by Benj Lefevre & Pip Pylecover photography by Yves Hamonartwork by Giraffe 死んじゃって悲しいピップ・パイルのソロを出してみたよ。 1950年4月にハートフォードシャーで生まれたピップさんは2006年8月末、パリのホテルで眠ったまま二度と目覚めることはありませんでした。 坊ちゃんと嬢ちゃんが3人ずついるパパで、まだ56歳。早すぎるよね。(泣) 買った当時はまだプログレをメインで聴いていて、カンタベリー系にも夢中。 暇な時はファミリーツリーを書いて遊んでいたほどなんで、ピップさんのソロを発見した時は値段(中古で1790円)にしり込みすることなく買えたのです。 しかし大好きなピップさん作品とはいえ、ジャケは渋いし(というか地味)ドラマーのソロってことで、なんとなく難しそうだなあと思ったのも事実。 期待と不安と両方抱えながら聴いてみると… おや? これは意外と聴きやすいんでないかい? ポップスかと聴かれれば答えはノーだし曲がキャッチーなわけでもない。 だけど難解な部分はそんなになくて、何も引っかかることなくするっと聴けたんだよね。 カンタベリーの連中やおフランスの音楽家が大勢協力していて(録音場所はフランスとロンドン、期間は91年~97年)、1曲目からしてリチャード・シンクレア、デイヴ・スチュワート、フィル・ミラーの3人が揃い踏みでハットフィールド&ザ・ノースの再演ですよ! 唯一の外部曲はなんとビートルズのカバー。 バーバラ・ガスキンが歌い、ラッパ部隊がじわじわと盛り上げます。 3分過ぎあたりから急にぶっ壊れてノイジーなループを入れてクラブっぽくなってるのが興味深いね。 これだけ多くの人が入れ替わり立ち代わり演奏しているのにとっちらかり感はなし。 各々かなり自由に振る舞っているようでありつつも統制はきちんと取れているのはさすがプロ集団です。 うむ、これはフリーキーでストレンジなジャズ・ロックかしらねえ。 煙草吸いながらゆる~く踊ったり適当にだべったりする箱で流れていそうな雰囲気を持っています。 一方でハード・ロックに手が届きそうなわりとアグレッシブなナンバーも収められており、ピップさんの多才さに改めて驚き。ピップ・パイル公式
2007年05月12日
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Gnomerique (Allen)Shapeshifter (Allen/Malherbe)Hymnalayas (Allen/Bailey)Dog-O-Matic (Watkyn/Maitra)Spirit With Me (Allen/Ehrlich)Mr Albert Parkin (Clark)Raindrop Tablas (Maitra)Give My Mother A Soul Call (Yogananda)Heaven’s Gate (Allen/Bailey)Snake Tablas (Maitra)Loli (Allen/Clark)La Bas La Bas (Couture/Allen)I Gotta Donkey (Allen)Can You : You Can (Malherbe) live france 92Confiture De Rhubarbier (Pyle)Parkin Triumphant (Clark)Lonchaired Tablas (Maitra)Elephant La Tete (Malherbe/Maitra)Mother’s Gone (Allen)Elephant La Cuisse (Malherbe/Clark)White Doves (Viraj/Sunsinger)Gnomoutro (Allen) Daevid Allena-g, glissando-g, lewd-g, vo, midwiveryKeith Baileyb, vo (2, 9)Pip Pyleds, ten green bottles, screamShyamal Maitratabla, ghatam, djembe, darbuka, techno-per, programming, ds (13)Didier Malherbesax, WX7, key, windsyn, dogs, piccolo, fluteGraham Clarkviolin, voiceCharlelie Couturevo & text (12)Mark Robsonkey & sportin-vo (22)Tom The Poetinstant radio poetry during us tour with Daevid (13)Alain “Loy” Ehrlichkey (8), kora (5), with gratitude to all! Yay!!!produced by Nigel Gilroy & Dino Watkyn 一般的に名盤扱いされている「ユー」や「フライング・ティーポット」よりも、この「シェイプシフター」の方が気に入ってしまった私はひねくれ者でしょうか? ゴングは元々知人に何枚かMDを作ってもらってそれを聴いてたんだけど、CDで買い直したのは本作だけなんです。 久々に聴き返してみると、90年代の音だな~って感じ。 テクノロジーの導入が大きくて、4なんかはコンピューターで作った太鼓が主役になってます。 んで驚いたのはデイヴィッド・アレンの若々しさ。 このオーストラリアからやって来た放浪おじさん、1938年生まれだったよね? と確認してしまったほど年齢を感じさせないかわいー歌声してる。 22曲も入っているけど1分未満が7曲あるのでトータルは1時間ちょっと。 元気に楽しく疾走中(失踪中ではない)の曲がたくさんある一方でタブラを前面に打ち出したインド風味の曲あり(予想通りインド出身でした)、また妖しげな香り漂う曲もたくさんあり、しかし歌っている人の声がかわいいもんだから暗さはほとんどありません。 全体的に不思議ちゃん系の曲が多いかな。 よく知られているようにメンバーチェンジがうんざりするほど多くて、実に様々な人が出入りしています。 前回紹介したケヴィン・エアーズも一時加入していました。 他に有名どころはビル・ブラッフォード、アラン・ホールズワースといったあたりかな。 そういやウォーホースのマック・プールもそうだし、ナイスで太鼓叩いていたブライアン・デヴィソンもそうだ。 …ドラマーの交代劇がとくに多いのだろうか?ゴング公式デイヴィッド・アレン公式ディディエ・マレルブ公式グレアム・クラーク公式ピップ・パイル公式シャマール・マイトラ(読み方適当)公式
2007年05月12日
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There Is Loving Among Us There Is LovingMargaretOh MySong From The Bottom Of A WellWhatevershebringswesingStranger In Blue Suede ShoesChampagne Cowboy BluesLullaby Kevin Ayersvo, g, b, pMike Oldfieldlead-g, bDave DufortdsTony Carr, William Murrayds, perDavid BedfordkeyDidier Malherbesax, fluteJohnny Van DerekviolinGerry Fieldse-violinRobert Wyattvoproduced by Kevin Ayers and Andrew Kingsleeve design Adrian Boot and Unknown artist 前回クリス・ハーウッドを聴いた時、バイオリンのピンポイント攻撃にやられてしまったのでジョニー・ヴァン・デレク(デレクなのかデリックなのかはっきりしろや)参加作品を探しました。 すると運良く何枚か持っていて、その中からケヴィン・エアーズの3枚目のソロ「ホワットエヴァーシーブリングスウィーシング」を選んでみました。 そのヴァン・デレクは7でテキトーなダルさが心地よいバイオリンを披露しています。 この曲3分あたりで後ろを“ジョイ・オブ・ア・トイ・コンティニュード”(ソロ1作目「ジョイ・オブ・ア・トイ」の1曲目)が通過するのが面白い。 卵から生まれ出る赤ん坊がうじゃうじゃいるなんとも気色悪いジャケが有名だよね。 籠の右の方にはお小水垂れてる子供もいるし… 冒頭から期待を裏切らず不気味かわいいエアーズ・ワールド炸裂です。 空を泳いでいるような落ち着かない曲調で、この人は「今日は妖精さんとピクニックをしました」とか素で日記に書いてそうだなあ。 しかし歌声は低音で渋いんで、インクレディブル・ストリング・バンドなんかとはちょっと趣が違っています。 まさしく野原でスキップ♪していそうなキュートな小品もあれば、唸っているような呟きに終始支配されている曲もあり、まとまりのある演奏もお見事。 いろんなタイプの曲が収録されているけど根っこではちゃんとつながっていて、まるでB級コメディのサントラみたい。 デイヴィッド・ベッドフォードによるアレンジメントはさすがの一言だね。 かつてのチームメイトがタイトル曲で高音コーラスを提供しています。 ロバート・ワイアットの歌っておくすり感を出すのにうってつけだなー。 ラスト曲でのフルートは本当に子守唄みたいです。 うーん、リラックスできるわ。 そんなわけで、次のレビューはこのラスト曲で素敵なフルートを吹いているディディエ・マレルブ参加作に決定!ケヴィン・エアーズ公式日本語公式
2007年05月12日
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Mama (Dave Lambert)Crying To Be Heard (Dave Mason)Wooden Ships (David Crosby/Stephen Stills)Ain’t Gonna Be Your Slave (Dave Lambert)Question Of Time (Roger Sutton)Gotta Do My Best (Christine Harwood)Before You Right Now (B. B. Heavy)Never Knew What Love Was (Christine Harwood)Files Like A Bird (Dave Lambert) Christine Harwoodvo, per, backing-voDave Lamberta-g, slide-g, e-g, per, backing-voGeoff Matthewsa-g, e-gMike Marana-gPeter Bankspedal-g, a-gRoger Suttonfender-b, celloJ. Kay Bootsds, perJohn Morgantambourine, stompingPeter Yorkconga-ds, perTommy Eyrea-p, fender Rhodes, HammondJohnny Van DerrickviolinIan McDonaldsax, fluteJeff Starrs, Richard Hall Walker, Designettesbacking-voproduced by Mark Plummer, Miki Daltonphotography Barrie Wentzell イアン・マクドナルドって人は正規で参加したバンドこそ少ないけれど、セッション参加やプロデュース参加は結構な数なので少し調べればいくらでも次の候補作が見つかるのです。 んで、久々に女性シンガーにしようと思い、クリス・ハーウッドを選出してみました。 実を言うと買った当初は戯言の方でレビューしようと思っていました。 某有名ガイド本で紹介されていたからなんだけど、聴いてみたらフォークというよりジャズだろこれ?ということで急遽こちらの仲間入りです。 しかしだね、なんなんだねこの豪華すぎるバックメンは。 多くの曲を提供しているデイヴ・ランバートはもちろんストローブスの彼だし、ロジャー・サットンとトミー・アイアーの2人はジャズ・ロック界の回し者。 ピーター・ヨークはディープ・パープルのグロさんの周囲によく顔を出してるような気がするし、ピーター・バンクスって初期イエスにいたピーター・バンクスだよね? クリス嬢の歌声はサンディ・デニーとリンダ・ホイルを混ぜ合わせたような感触で、女性らしい柔らかさの中に意志の強い凛としたものを持っています。 わずかにくぐもっていて、熱唱というよりはさりげなく歌っている雰囲気。 じらすようなタメの使い方がもう絶品! 4では今にもダンスを踊りだしそうな歌いっぷりで、ゆったりめな曲もアップテンポな曲も、どちらも自分のものにしています。 バックメンによる演奏はジャジー。 とりわけ退廃的なサックスとけだるそうなピアノが実にいい味。 その一方で厚く重ねた女声コーラスが幻想的でプログレっぽく、打楽器やパーカッシブなオルガンが彼女の歌と同じくらいの輝きを放っていて… 出したアルバムはこれ1枚きり、誰かのアルバムにセッション参加したという話もまったく入ってきません。 彼女は今どうしているのだろう?
2007年05月12日
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Suite In C: including Turnham Green, Here I Am and others. 組曲ハ長調 (Ian McDonald)Flight Of The Ibis アイビスの飛行 (B.P. Fallon/Ian McDonald)Is She Waiting? イズ・シー・ウェイティング (Ian McDonald)Tomorrow’s People/The Children Of Today 明日への脈動 (Michael Giles)Birdman: involving The Inventor’s Dream (O.U.A.T.), The Workshop, Wishbone Ascension, Birdman Flies!, Wings In The Sunset, Birdman-The Reflection バードマン (Peter Sinfield/Ian McDonald) Ian McDonaldg, p, organ, sax, flute, clarinet, zither, vo, sundriesMichael Gilesds, per (including milk bottle, handsaw, lip whistle, nutbox), voPeter GilesbSteve Winwoodorgan, p (solo on ‘Turnham Green’)Mitchael BlakesleytromboneMike Graystrings and brassproduced by Ian McDonald and Michael Gilescover painting Charlotte Batesphotograph Richard Dilello 第1期キング・クリムゾンのメンバーだったイアン・マクドナルドとマイケル・ジャイルズがデュオ名義で作った作品。 たぶんこれ1枚しか残してないんじゃないかな。 ジャケにはオネーチャンを従えた2人が写ってます。 美人ちゃんゆえにマイケルは顔の緩みを抑えることができないようですね。 イアンは裏ジャケで「どう?かわいいでしょ?」とでも言いたげな表情です。 クリムゾン在籍時に書かれた曲が多く、20分を越えるラストの“バードマン”などは1968年にはほとんど書きあがってたみたい。 ふくよかなラッパが壮大です。こりゃー名曲だ。 クリムゾンでど迫力演奏を繰り広げていた人たちとは思えません。 演奏は明るいタッチのものが多く、轟音野蛮なクリムゾンに比べたらぐっとフォーキーで優しげ。 人脈的にはプログレッシブ・ロックですがサウンドはそう小難しいものじゃなく、ゆったりとした幸せな気分で聴けるね。 2人の歌声はやや細いが癖がなく聴きやすいです。 マイケルは見た目と違って高音気味のスカッとした喉。 そういや数年前に21馬鹿バンドとして来日した時にマイケルはドラムを叩きながら4を歌ってくれて、ここで聴いたのとまったく変わらない歌声に感動したっけ。 しかしそこは“クリムゾン・キングの宮殿”という最強のお涙頂戴ソングを作り出したイアンのこと、3曲目にしっとりとした短調も用意。 優しい雰囲気の曲が揃っているから、最後までくつろいだ気分で聴ける素敵なアルバム。
2007年05月11日
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21st Century Schizoid Man 21世紀の精神異常者 (Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)In The Court Of The Crimson King クリムゾン・キングの宮殿 (McDonald/Sinfield)Get Thy Bearings ゲット・ザイ・ベアリングス (Donovan)Epitaph エピタフ(墓碑銘) (Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)A Man, A City ア・マン・ア・シティ (Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)Epitaph エピタフ(墓碑銘)(Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)21st Century Schizoid Man 21世紀の精神異常者 (Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)Mantra マントラ (Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)Travel Weary Capricorn トラヴェル・ウィアリー・カプリコーン (Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)Improv: Travel Bleary Capricorn (Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)Mars マーズ (Holst) In The Court Of The Crimson King クリムゾン・キングの宮殿 (McDonald/Sinfield)Drop In ドロップ・イン (Fripp/Lake/McDonald/Giles)A Man, A City ア・マン・ア・シティ (Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)Epitaph エピタフ(墓碑銘)(Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)21st Century Schizoid Man 21世紀の精神異常者 (Fripp/Lake/McDonald/Giles/Sinfield)Mars マーズ (Holst) Robert FrippgIan McDonaldwoodwind, key, mellotron, voGreg Lakevo, bMichael Gilesds, per, voPeter Sinfieldcover painting “The Four Seasons” by P.J. Crook またしてもベタベタなチョイスですね。 ELP→キング・クリムゾンってつまんねーパターンだなあと思われても別にいいです。 だってクリムゾンを選んどけば次にレビューする候補がたくさん…ブツブツ… グレッグ・レイク在籍の1作目は戯言の方でレビューしてしまったので、第1期のメンバーによるライブ盤を出してみますよ。 97年に出た2枚組ライブで、豪華な箱入り。 写真満載64ページのブックレットが付いていて、日本盤はそれの全文訳まで。 「写真は一瞬のマジック」とはよく言ったもので、ELPではあんなにポンポコだったレイクが心なしか美形なんですけど… ディスク1の4曲目まではBBCラジオ・セッション、5~7は1969年11月ニューヨークのフィルモア・イースト、8~11は同じ年12月サンフランシスコのフィルモア・ウェストでのライブ。 ディスク2はすべてディスク1のフィルモア・ウェスト公演から2日後に行なわれた同地でのライブ。 スタジオ盤1作目と2作目からの曲の他に、ドノヴァンやホルストの曲も重要なレパートリーだったみたいね。 曲によっては3パターンも登場してるんだけど、ちっとも飽きません。 演奏は的確で安定していて、これを聴く限りじゃこの5人での活動は末期の状態だったなんてまったく思えない。 イアン・マクドナルドによるサックスは紳士的な風貌とは不釣合いなほどに暴れていて間違いなく主役の1つ、ロバート・フリップのギターも時として不協和音ギリギリ。 しかし静のパートの導入が実にさりげなくて、みんなの息はぴったり。 “エピタフ”でのメロトロンは泣けるなあ! 今では高音がきつくなっているレイクの歌唱も21歳当時ならスタジオ盤とほぼ変わりません。 そのレイク、“21世紀の精神異常者”では興奮の叫び声を上げています。 これで音質さえもう少し良かったら、スタジオ盤と騙すこともできそうだよね。 これだけ迫力あるパフォーマンスならば、小汚い音質でも「かっこいい演奏の一部」としてプラスに転じてしまうのです。 聴けば聴くほど「彼らはライブ・バンドで間違いない!」と思える豪作です。KING CRIMSON和訳集という素敵なサイトがあります。英語に弱い者にとっては心強い味方。大好きなあの曲の歌詞がとんでもない内容で赤面したこともあったっけ。クリムゾンだけじゃなく、関連ミュージシャンも多数扱っています。ドノヴァンの“ゲット・ザイ・ベアリングス”は「ハーディガーディ・マン」に収録されてますが、ハテ、こんなに暴虐的な歌だったかしら。
2007年05月11日
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The Barbarian 未開人 (Adapted from Bela Bartok’s “Allegro Barbaro” by ELP)Take A Pebble 石をとれ (Lake)Knife-Edge ナイフ・エッジ (Adapted from Janacek’s “Sinfonietta” by Emerson, Lake & Fraser)The Three Fates 運命の三人の女神 (Emerson): Clotho (Royal Festival Hall Organ)/Lachesis (Piano Solo)/Atropos (Piano Trio)Tank タンク (Emerson/Palmer)Lucky Man ラッキー・マン (Lake) Keith EmersonkeyGreg Lakeb, g, voCarl Palmerdsproduced by Greg Lakecover painting Nic Dartnell うわーベタ過ぎる! ナイスからエマーソン・レイク&パーマーって子供だましかよ。 ブライアン・デヴィソンのエヴリ・ウィッチウェイ→非所持! リー・ジャクソンのジャクソン・ハイツ→非所持! デイヴィッド・オリスト参加のロキシー・ミュージック→非所持! ってことで、ELPしか逃げ道がなかったの。 「感電が怖くて絨毯敷いてた」「ピアノごと空中を360度回転」「空手で鍛えすぎたあなたに捧げるあだ名は“筋肉バカ”」「その首周り50センチはありそうな体躯をして何故に素肌にベスト着用!?」 等々、笑えるエピソード満載の3人が以前に在籍していたバンドは、揃いも揃って英国ロック界では登場頻度の高いものばかり。 キース・エマーソンはナイス、グレッグ・レイクはキング・クリムゾン、カール・パーマーはアトミック・ルースター。 みんなそれなりの活動歴がありますが、70年の時点での平均年齢はまだ23歳。 パーマーに至ってはようやく20歳になったところです。 余談だけどこのドラマー、写真によってはものすごく頭悪そうに見えるんだよね… 実は音大出身なんだけど。(ドロップアウトしたかどうかは知りません) 2の終盤で出てくるドラムロール、効いてるな~。 バルトークやヤナーチェクの曲をアレンジするなどクラシックの要素をふんだんに取り込み、またフォークの視点でも語れそうな雰囲気も持っています。 エマーソンが操るピアノは時にパーマーと一緒に暴走し、レイクのバックでは一転たおやかに。 この頃から肩口周りがお肉でパツンパツンしているレイクはつややかな美声です。 とくに中低音部がジェントルで最高! 本国では4位、アメリカでは18位まで上昇し、メロディメーカー紙の最優秀新人賞選出も納得のデビュー作です。公式サイト3人のオフィシャルにも飛べます。
2007年05月11日
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Flower King Of Flies (Jackson/Emerson)The Thoughts Of Emerlist Davjack ナイスの思想 (Emerson/O’List)Bonnie K (Jackson/O’List)Rondo 輪舞 (Emerlist Davjack)War And Peace 戦争と平和 (Emerlist Davjack)Tantalising Maggie じれったいマギー (Jackson/Emerson)Dawn 夜明け (Emerson/Jackson/Davison)The Cry Of Eugene ユージンの叫び (Jackson/O’List/Emerson)America (Sonheim/Bernstein/Emerlist Davjack) David O’Listg, trumpet, flute, voLee Jacksonb, g, vo, tympsBrian Davisonds, tubular bells, tympsKeith Emersonorgan, p, harpsichord, voproduced by Emerlist Davjackcover design Derek Burton アタックからナイスへの橋渡しはデイヴィッド・オリスト。 今頃気付いたけどこの人、ギター以外にトランペットとフルートも吹くんだね。 まあキース・エマーソンっつうウルトラ有名人がいるんでそっち方面でばかり注目されてますが、私もそっち方面でばかり注目しています。 他3名の詳しい経歴は知りません。かろうじてオリストのアタックを持っているくらいなのでね。 人事異動の宝庫な国だからひょっとしたら誰かがどこかのアルバムで演奏してるのを持っているのかもしれないけど。 今から40年前に発表されたナイスの1作目です。 ナイスってどうにもプログレのイメージが強いんだけど、アタックと続けざまに聴いてみると通じるものがあります。 例えばみんなで歌うキャピったコーラスとか、ピクニック調のメロディとか、ギターの音色が透明とは言い難いところとか。 アタックと大きく違うのは鍵盤かなあ。 でもその後のエマーソンを考えればここでの弾きっぷりはかなり控えめで、鍵盤よりギターの方が目立っていることが多いです。 メインで歌ってるのは誰? リー・ジャクソン? はっきり言って歌唱力は微妙です。 でもいい塩梅にヘタウマ炸裂させてるのでこの歌いっぷりが癖になる人も多いかもしれません。 歌はいまいちってことを本人達も自覚しているのかそれとも演奏してる方が楽しいのか、インストに割く時間のが長いようです。 器楽曲だとプログレ絶好調なのに、歌が入ると途端にサイケがかったビート・ポップに変身しちゃうから面白いよね。 本作中最も長い(8分半)4はオルガンが活躍するクラシカルな1曲。 不協和音一歩手前なギターや疾走する太鼓など演奏は実にスリリングで、スウェーデンのパル・リンダー・プロジェクトがライブでカバーしてました。 ここでは4人の名義になっているけど、パル・リンダーのところではデイヴ・ブルーベックが作者ってことになっていてブルーベック自身は1946年にすでに発表しているようなので、基本のメロディはブルーベック作ってことになるのかもしれません。 そして絶対に聴いたことのあるクラシックの有名フレーズも飛び出してきます。 オリジナルは8までで、9は68年に出た2枚目のシングルA面。 久々に聴いてもやっぱり名曲だなー。 私が買ったのはおまけ1曲ですが、5曲追加のも存在してるので買う際には注意してください。 最初オリストが管もやってることに軽くびっくりしたけれど、オルガンとギターのインパクトに押されてしまい、ながら聴きじゃあ吹いてるの気付きませんってば。 お。ようやく8でトランペットが登場してるぞ。 ジャケの4人は裸体にサランラップを着せられているのだろうか… エマーソンの公式はあったよ。
2007年05月07日
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Magic In The AirColour Of My MindMr. Pinnodmy’s DilemmaHi Ho Silver LiningTry ItFreedom For YouAny More Than I DoStrange HouseNeville ThumbcatchFeel Like FlyingLady Orange PeelWe Don’t KnowToo OldGo Your Way Richard ShermanvoJohn Du Canng (1, 3, 6, 8-11, 13, 14)Geoff Richardsong (2)Davey O’Listg (4, 5, 7, 12)Jim Averyb (1, 9, 11)Kenny Haroldb (2)Roger Deaneb (3, 6, 8, 10, 13, 14)Gerry Hendersonb (4, 5, 7, 12)Chris Allends (1, 2, 9, 11)Keith Hodgeds (3, 6, 8, 10, 13, 14)Alan Whiteheadds (4, 5, 7, 12)George Wattorgan (1, 2, 9, 11)Bob Hodgesorgan (4, 5, 7, 12) いつの間にやら選盤の基準が人脈になってます。 前回のアトミック・ルースターから、ヴィンセント・クレインのクレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンに飛ぶのはベタ過ぎるんでジョン・ドゥ・カンがいたアタックをチョイスしてみました。 アタックならいろんなメンバーが揃っているから、次にレビューするアルバムの選択肢も増えるしね。 シンガーのリチャード・シャーマンを中心に66年にロンドンで結成され、68年に解散したアタックによる「マジック・イン・ジ・エア」はサイケでハード・ガレージでビート・ポップな作品。 契約を結んだ相手はシャロン・オズボーンの実父ドン・アーデン。 ソウル・システム名義で5を発表するも売れず、アタックに改名することに。 3の一部にビゼーの“アルルの女”のメロディを導入してみたり、4を聴いて驚いたジェフ・ベックが同曲を最初のソロ・シングルとしてリリースしたり(ベックさんしたたかですね)、7がジョン・ピールのラジオ番組のジングルに使用されるなど、興味深いエピソードがちらほら。 また、同じ曲を同時リリースしそうになった相手のバンドがシン(イエスのクリス・スクワイア&ピーター・バンクス在籍)だった、なんてこともありました。 先のベックの件とおなじく、アタックはまたしても発表を見送っています。 基底にあるのは上にも書いたようにビート・ポップの香り漂う「いかにもこの時代の英国」な音。 軽く汚いギターがゴリゴリしててかっこいいんですよ。 時折木管も使っていて、誰が書いてるのかは不明だが曲のセンスは良いです。 ただし音質はあまり良くありません。 覆面バンドのファイヴ・デイ・ウィーク・ストロー・ピープルからアンドロメダを経てアトミック・ルースターに加入するカンの他に、マーマレードのアラン・ホワイトヘッドもいます。 後にナイスを結成するデイヴィ・オリストは結成メンバー。 しっかしこのジャケは思いっきしビートルズだわね。 どうやら長いこと埋もれていたアルバムのようで、初レコ化は90年、CD化は92年みたいです。
2007年05月07日
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Breakthrough (Crane/Parnell)Break The Ice (Cann)Decision/Indecision (Crane/Parnell)A Spoonful Of Bromide Helps The Pulse Rate Go Down (Crane)Black Snake (Crane/Parnell)Head In The Sky (Cann)The Rock (Crane)The Price (Crane/Parnell)Devil’s Answer (Cann) Pete FrenchvoJohn CanngPaul HammonddsVincent Craneorgan, pproduced by Vincent Crane and Atomic Roosterdrawn by Roger Dean 前回のリーフ・ハウンドでピート・フレンチが素敵すぎたんで、久々にアトミック・ルースターを聴きたくなってきましたよ。 運良く彼が在籍していた時のアルバムがあったんで踏み台に乗って棚から取り出しました。 デビュー作時のメンバーはヴィンセント・クレインのみとなり、ジョン・カンとポール・ハモンドは2作目から、ピート・フレンチはこの3作目からの加入。 しかし4作目ではクレイン以外は全員いなくなるという「さすがは人事異動の宝庫英国ロックですね!」と拍手したくなる事態となってます。 ちなみにカンがここに来る前に在籍していたアンドロメダのレビューは戯言に1枚あるよ。 うむ…やはりこのバンドかっこいいわ。 1曲目から叩きつけるようなピアノとちょっとかすれたシャウトで聴き手のハートを鷲づかみ。 リーダーであるクレインの鍵盤が大活躍なのは言うまでもないけれど、ギタリストもまた有能な弾き手なんでしびれそうな刻みやトーンがいろんな場所でこんにちは。 そのカンは歌ってもバッチグーな人ですが本作ではギターに徹しています。 フレンチとデュエットなんぞした暁にはそのあまりのかっこよさにちびる人続出だろうなあ…。 何曲かはインスト。 鍵盤×弦×太鼓のアンサンブルを存分に堪能できます。 よどみのないストレートな正統派ブリティッシュ・ハード。 クレインの迫力あるオルガンやピアノを楽しむのもいいし、カンの名人技と言っていいギターにうっとりするもよし。 フレンチのカラフルな歌いっぷりに感心する人も多いだろうしハモンドが繰り出すリズムを追っかけて遊ぶ人も多いことでしょう。 この後分解するとはにわかには信じられないほど、4人のまとまりは最高です。 ボトムがしっかりしてるからベースレスってのは言われなきゃ気付かないよね。 再発に際して9を追加。 あちこちのコンピで目にするカンが作ったキャッチーかつハードロッキンな名曲です。 この曲だけはカンがリードで歌ってるっぽいな。 悲しいことにクレインもハモンドも鬼籍の人。 クレインは実に生き生きと弾いていて、ここで聴いてる限りじゃ17年後に自殺してしまうなんてとても思えません。クレインの未亡人が作ったサイトを発見しました。
2007年05月04日
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Freelance Fiend (French/Halls)Sad Road To The Sea (French/Halls)Drowned My Life In Fear (Ross)Work My Body (S & D Brooks/French)Stray (French/Halls)With A Minute To Go (S & D Brooks/Halls/French/Young)Growers Of Mushroom (French/Halls)Stagnant Pool (French/Halls)Sawdust Caesar (S Brooks/Halls/French)It’s Gonna Get Better (Marsh/French/Halls/Young/Thomas) Peter FrenchvoMick HallsgDerek BrooksgStuart BrooksbKeith George Youngdsproducer Paul Lynton #82のブラック・キャット・ボーンズから派生してリーフ・ハウンドを出してみましたよ。 71年に本作1枚だけ出した5人組です。 ブラック・キャット・ボーンズからやってきたデレク・ブルックス&スチュアート・ブルックス以外にも、ピーター・フレンチはアトミック・ルースター、ミック・ホールズはブランニング・サンフラワー・ブルース・バンド(これは聴いたことないですが)の出。 そんな意味でリーフ・ハウンドもB級英国ロッカーの集合体と言えるんじゃないかと。 彼らも根っこにあるのはおそらくはブルース。 しかしブラック・キャット・ボーンズよりタッチが軽く、ギターは重く引きずるというよりは切れ味の鋭いカッティングが多くてかっこいいです。 ミック・ホールズとデレク・ブルックスの2人は間違いなく希代のリフ・メーカーだと個人的には踏んでいるのですがどうでしょう? ピーターはわりかし高めの声域で、わずかにかすれたシャウト気味の迫力シンギング。 ブルース・シンガーというよりはハード・ロッカーとした方がお似合いだなー。 時にはダルくも歌えていて…表情豊かな喉を持っています。 しかしこの人も“タメる”のがすごく上手い。 適度な感覚で次の言葉を繰り出してきて、スローチューンでも遅いって感じがあまりしないんだよね。 聴き応えのある歌い手さんだけど器楽パートもすんごいかっこいいんで、歌なしパートが続いても気になりません。 インストはインストで歌パートとは別のかっこよさがあるのだ。 クレジットにはないけどたまにオルガンやピアノも入ってます。 私が買ったのは94年にSee For Milesから出た再発盤で、ラストはボーナス。驚きました。公式サイトが存在していたなんて…。シンガー以外は若返ってます。
2007年05月04日
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Spoken Intro/Hopkins (The Witchfinder General) (Jennings/Dorrian)Fire (Brown/Crane/Ker/Finesilver)Copper Sunset (arrangement by Jennings of ‘To Take Him Away’ Allereen/Christopher)Purple Wonderland (Jennings/Dorrian)The Devils Summit (Jennings/Dorrian/Smee/Dixon)You Know (Way/Linwood) Lee DorrianvoGarry Jenningse-g, key, mellotronLeo Smeee-bBrian Dixonds, perPaul JohnstonHammond organBrian Love BucketsaxHowell Babe Magnetsexaphoneproduced by Cathedral アードヴァーク(#81)の回で触れてしまった以上、出さないわけにはいかないのです。 1989年に活動をスタートさせたドゥーミーでヘヴィでダークで時にクラシカルなカテドラルの6曲入りEP。 マニアックなあなたなら収録曲だけでほくそえんでしまうのではないかと。 NWOBHMのバンドとしてウィッチファインダー・ジェネラルってのが実在している(いた)し、2曲目はもちろんクレイジー・ワールド・オブ・アーサー・ブラウンの大ヒット曲。 そして3曲目はアードヴァークの曲名にサンドローズのメロディで。 リー・ドリアンとギャリー“ギャズ”ジェニングスの2人は他にもキャプテン・ビヨンドだとかメロウ・キャンドルもお気に入りで、だからなのかカテドラルの作る音楽って肌にとても合う。 ドリアン先輩はかなり重々しく歌う人です。 バンドのイメージ的にライトな歌い方だったら気持ち悪いし、あとは彼がグラインド・コアの王道ナパーム・デス出身ってことも関係してるのではないかな。 2なんて旋律はオリジナルとほとんど一緒だけどかなり重たくアレンジしてまして、ギターは汚いし(下手って意味じゃないよ)リズムは地を這いつくばるようだし歌声はエヘン虫取ろうよとアドバイスしたくなるような状態だし。 続く3はギター独壇場。 これまた不協和音一歩手前! サンドローズがやっていた泣き泣きの美リフもギャズの手にかかればドゥーム・メタルと化してしまいます。 ジャケ含めどことなく神秘的なムードを醸し出しているバンドですが、歌詞の一節にすごいの発見しましたよ。ウォア~~~~~~~ッイッケ~~~~~~~っブラザーもシスターもやってこいウォア~~~~~~~ッ絶好調だぜとんがりまくったエクスタシー(5曲目“デヴィルズ・サミット”より) …おい! 一見、癖は強いけどやってることは正統派英国ハードの流れを汲むもの。 デス声は使ってないしメロディもわりとわかりやすいから怖がらずに聴いてみようね。 なお6は日本盤のボーナス。公式サイト
2007年05月04日
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Chauffeur (Stroud)Death Valley Blues (Crudup)Feelin’ Good (Bricusse/Newley)Please Tell Me Baby (Harrison/Nelson)Coming Back (Price/Tiller)Save My Love (Brooks/Brooks/Price/Lenoir)Four Women (Simone)Sylvester’s Blues (Price)Good Lookin’ Wooman (Price) Brian ShortvoRod Pricelead-g, voDerek Brooksrhythm-gStu BrooksbPhil Lenoirds 前回アードヴァークを紹介した際に「スティーヴ・ミリナーがかつて在籍」などと書いてみたので自然な流れとして登場させてみました。 気色悪いジャケと「有刺鉄線サンドウィッチ」てな邦題が強烈過ぎるブラック・キャット・ボーンズです。 本作がデビュー盤兼ラスト作品なんだけど、ここまでたどり着くのにそうそうたるメンバーが入れ替わり立ち代わり。 一番有名なところではフリーの結成メンバーとなるポール・コゾフとサイモン・カークの2人かな。 この2人と前出のミリナーは本盤には関わっていないけど、ここにいる人たちもそれなりに名が通ってます。 ロッド・プライスはフォガットへ、デレク・ブルックスとスチュ・ブルックスの兄弟はリーフ・ハウンドへ。 ドラマー(姓が読めない)の行き先は…知らん。(ゴメンネ) さて。 ジャケの上の方に“GREAT BRITISH BLUES”と入っているんでブルース色強いんだろかと思いながら聴き始めました。 …おや? このギターの音はどっちかというとハード・ロックが基盤にありそうだよ? 重めのギターが活躍してます。 ベタな比較すればジミヘンを思い出したりもしました。 それでいて爽快さも感じさせてくれて、これは一筋縄ではいきそうにないぞ。 英国フォークのマニアックなガイド本ラビリンスにソロ作が載っているブライアン・ショートの歌いっぷりは“タメ”がお見事です。 ちょっとやさぐれたような歌い方がクール! 枯れ気味だけど喉は強く、男の哀愁漂わせまくりです。 私はそのソロ作は聴いたことないんだけど、ここでの歌唱を聴く限りじゃフォーク本で紹介されるとはとてもじゃないけど思えません。 ん? 3の中盤でイングランドのクリスマスの歌“ゴッド・レスト・イェ・メリー・ジェントルメン”っぽいメロディが登場してますよ? さらにテンポを落として曲調もマイナーにすれば「男は黙ってグラスを傾ける。言葉はいらない」の世界が花開きます。 けれどもそういうブルージーな曲ばかりではなく、転がるピアノが出てくるかなり弾んだ曲もあります。 だけどやっぱりギターはヘヴィなんだよね。 68年に録音されたライブ音源(ブートくさい)を聴いてみると本作を余裕で凌ぐどろっどろのブルースやってるんで、彼らなりに考えてキャッチーな曲も混ぜてもっとたくさんのリスナーにアピールしようと思った…かどうかは定かではありません。 確実に言えるのは、前半部より後半部の方が明るめな曲が多いということ。 だが最後の最後は7分オーバーでウルトラヘヴィネスだ。 ブラック・キャット・ボーンズの作る音楽はそんなにパッとするもんではないし、華やかなムードもないです。 だけどね、間合いの取り方がすごく上手くてなんともいえない魅力を内包してるんだ。 間違っても派手なアルバムじゃないけど、時折無性に聴きたくなってくるような作品です。
2007年05月04日
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Copper Sunset (Skillin)Very Nice Of You To Call (Skillin)Many Things To Do (Skillin)The Greencap (Skillin)I Can’t Stop (Skillin)The Outing Yes (Skillin)Once Upon A Hill 丘陸 (Aldous)Put That In Your Pipe And Smoke It パイプを吹かして (Skillin) David SkillinvoStan AldousbFrank ClarkperSteve Millinerorgan, p, celeste, vibe, marimba, recorderproducer David Hitchcocksleeve photo David Wedgbury ギターレスの4人組アードヴァーク、唯一の作品。 ゆがみまくりの凶暴極まりないハモンドが炸裂する冒頭の“コッパー・サンセット”で思わず跳ね起きました。 このバンドを語る時につとに謳われがちなのが“ジョン・ロードよりもヘヴィ”というもの。 目立つことは目立つけど、ディープ・パープルにおける御大のようにこのスティーヴ・ミリナーなる鍵盤奏者(その昔ブラック・キャット・ボーンズにゲスト参加していた)が作曲面の中心ということはなく、メインライターはシンガーのデイヴィッド・スキリン。 ともかく1曲目のインパクトが圧倒的なんだけど、2曲目以降も同じテンションで続くと思ってはいけません。 他の曲はそれほどまでには暴れておらず、ビートルズ系統とも言えそうなポップンロックにも近いです。 6なんかは妙にはしゃいだビート・ポップ調だしね。 スタン・アルドゥスが書いた7は神秘的でいいなあ。 リコーダーの響きがなんともジェントルです。 しかし楽器の使い方やちょっとひねた感じもある曲構成、何よりバンドの佇まいがどうしようもなくB級ブリティッシュ。 シンガーの歌唱力はちょっと頼りないけれど、作曲センスはあるので均衡は保てています。 発売元がもっとメジャーなレーベルで(デラム傘下のノヴァからのリリース)、歌唱力がもうちょっとあったならマニア御用達には収まっていなかったのかも。 どっちにしてもオルガン・ロックと聞いて目の色を変えるあなたは聴いておきなさいってこったね。 あ、薄汚いオルガン以外にも綺麗なピアノやチェレステ、マリンバも活躍してますので。 なおドラマーのフランク・クラークはこの時17歳という未確認情報あり。 ちなみに。 カテドラルのメンバー(中でもとくにリー・ドリアンとギャズ・ジェニングス)がこのバンドを気に入っていることはよく知られているところ。 そんな彼ら、サンドローズの“トゥ・テイク・ヒム・アウェイ”を気持ちが悪くなるほどにゆがませ、かつ曲名に“コッパー・サンセット”を拝借するという粋なことをしてくれてます。
2007年05月04日
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