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Maison de Vin 鶉亭【めどん・ど・う゛ぁん うずらてい】鶉亭での食事・前編は前日の日記でさて誕生日ディナーは恙なく進んで残すはメイン2品目とデザートとここで、高瀬川に面する半個室とは反対側の鴨川に面した部屋が空いたので今度はそちらのお席に移られますかとソムリエさんからのご提案が両方のお席を楽しんでくださいっていうお店のご好意有り難く受け取ることにしました窓を閉めているのでちょっと見にくいけど向こうに見えるのが鴨川もう少し暖かい季節だったら窓を開けると気持ちよさそうお部屋の飾りはワインボトルが使ったユニークなものこの鴨川に面したお部屋にはテーブル席が2卓あってあたしたちが案内されたのは川側の席でこちらはもう1つのテーブル奥に見えるランプの向こう側が先ほどまでいた個室ご覧の通り、ほんとこじんまりとしたお店なの1階のカウンター席を利用する人が多いと思うけどそれでも少人数向けの大人向けのワインダイニングって感じさて、フランス料理のお店にしてはちょっとおかしなテーブルなんだけど気づいた人いるかな実はこちらのお店昭和初期から営む地鶏の水炊きの老舗当時は足の短い低いテーブルで座ってお鍋をつついていたんだってガスではなく、炭を使っていたせいで一酸化炭素中毒になって救急車で運ばれた人もいたとかというのもその頃はまだ一酸化炭素中毒に対する認知が低かったそうで、お鍋食べて、そのままゴロっと横になったりすると意識がとんでしまい、病院へ運ばれてしまうそうなそれこそ何回も救急車を呼んだことがあったらしいよで、現在の3代目のオーナーさんが方向転換してワインをメインとしたお店に変えたんだってでも昔ながらのメニューも残しておきたいということで今でも事前に予約があれば鶏の水炊きも食べられますテーブルの真ん中にお鍋が設置できるようになっているのはそのためなんだ今回あたし達はその鶏の水炊きは頼まなかったけどフレンチらしい、オリジナル鍋を注文それは”京都産仔鴨とフォアグラ、水菜の洋風鍋”軽くソテーしたフォアグラと鴨の切り身これを鶏ガラスープに昆布を加えた和風スープで食べるというもの鴨は天橋立のある京都北部産鳥インフルエンザ騒動があった頃から地元の食材を使おうということで選んだんだってお好みですだちと塩につけて食べてもOKフォアグラを鍋に入れるなんて初体験いったいどんなお味なのスープは和風であっさりとおもいきや意外にしっかりとした味フォアグラも半生状態なので両方合わせると、結構なパンチ力塩で食べたら辛すぎるように思うんだけどな~なんて思いながらフォアグラを一切れ食べたところで急に気分が悪くなってきたの明らかにシャンパンの酔いによるもの口当たりがいいものだから、すいすいと飲んでしまったでしょその後もダーが頼んだワインを一口ずつ味見させてもらったりしてたのがここにきて身体にきちゃいました・・・・ほんとあたしって、お酒を受け付けない体質なのね一番楽しみにしていたお料理だけに食べたい気持ちはやまやまなんだけどとにかく箸がのびないのダーに助けを求めて残りは全部、ダーが食べてくれましたこのお料理はあたしのリクエストだったのにこんな結果になってしまって・・・・なので、先ほど書いたこの料理の感想はなかったことにしてくださいあ~ん、それにしてもほんと悔しいまた機会があれば、絶対リベンジするのださてこんな状態ではいくら別腹とはいえデザートはちょっとキツイそんなあたしの様子をみてダーお店の人に、持ち帰れるものはパッケージしてもらうように頼んでくれたんだお店の人も、心配してくれて大丈夫ですかと気遣いつつとりあえず最後のデザートを運んでくれましたここで改めてダーから”おめでとう”って一言ごめんね~、こんな体調でダーに詫びつつ、右に見えるのが葡萄のアイスを一口食べてみたらこれが気持ち悪さを一掃するぐらい、めちゃくちゃ美味しいのこの葡萄アイスの原料はワイン用に作られた葡萄なんだって柑橘系とはまた違う、すっきりとした酸味が広がってそのあとにふわっと口の中に残るほどよい甘みこのアイスはまたぜひぜひ食べたい!結局、この葡萄アイスと梨一切れ以外は手をつけることができずでも体調はだいぶ落ち着いてきてちゃんとソムリエさんにもお礼を言って店を後にすることができました本当はこの後、日頃の疲れを癒しに前にも紹介した祇園にあるこちらのお店にマッサージに行く予定だったんだよねダーはよく行くんだけどあたしは久しぶりだったから楽しみにしてたんだでもこんな状況だったので大人しく家路に着きました家に着くと、今度は猛烈な眠気が襲ってきたので帰るや否や横になってしまったあたしほんと情けないよね目が覚めると今度は完全に復調なので、もう0時廻っていたけど、3回目のお祝いだって、ダーがお店の人に頼んでこんなプチケーキを用意してくれてたんだもん本当はお店で祝おうと思っていたのにあんなことになっちゃったでしょかといって、このまま置いといてもダーは翌日から出張だし、1人でバースデーケーキ食べるのはあまりに悲しいなので深夜のティータイムとなりました一見なんの変哲もないショートケーキかと思ったらスポンジにはしっかりとお酒(ラムかと思ったけど、なんか違うんだよね・・)がしみ込んでいて、これまたオトナな味わいごちそうさまと、まあ、こんな感じで年をとるばかりで、ちっともオトナディナーについていけてない情けない有様でしたがやっぱりダーが選んでくれるお店はいつも気持ちよく過ごせるんだよね今回担当してくださった若いソムリエさんさりげなく楽しいお話を聞かせて下さると思えばそっと部屋の外に出て、2人きりの時間も大切にしてくれるとても素敵な方だったよ結婚記念日の時の失敗のこともあったからやっぱりこれからもちゃんとダーの言うことを聞いておこうって思うEurekaなのでした最後に先日はお祝いのメッセージありがとうございましたこんな情けない私ですがこれからもどうぞよろしくお願いしますMaison de Vin 鶉亭京都市下京区木屋町四条南団栗上る斉藤町140-16阪急京都線「河原町」駅下車 徒歩3分京阪電車「祇園四条」駅下車 徒歩5分TEL 075-351-400517:30~24:00(L.O)※営業時間等、お店の情報については必ずご自身でご確認ください※
October 23, 2010
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Happy Birthday To Me京都に来てから3回目の誕生日ちなみに去年の誕生日の様子はコチラ去年は早々にお店の手配をしてくれていたダーでも今年はすっかり出遅れてしまったようでお目当てのお店は予約がとれず結局ダーのお店リストの中からどうにか誕生日当日に空いているお店を見つけてくれましたどんなお店に連れていってくれるのかなダーが案内してくれたのは木屋町にあるメゾン・ド・ヴァン 鶉亭鴨川と高瀬川の間にあるこちらのお店は町家を改装したフレンチ料理店今宵、お店に伺ったのは21時とちょっと遅めのディナー仕事の関係もあったけど予約する時に、”それぐらいの時間ならゆっくりしていただけると思いますよ”と案内があったからなんだってお店に着くと案内してくれたのが2階にある半個室ガレのランプといい、アンティークなテーブルといいレトロな感じがなんともいえないイイ雰囲気2人で貸し切るには贅沢な空間窓の向こうは高瀬川の桜並木ちょうど1枚目の写真の窓が開いているお部屋それがこの個室だよこの写真だとわかりにくいけど本当にま正面に桜の木が植わっているので桜の季節は花見がてらお食事が出来るという最高な立地この季節は特に見るべき物はないけどこのロケーションはかなりハートにツボでしたこちらのお店はその名の通りワインの品揃えが自慢のお店ただご存じのようにあたしは飲めないでしょ?それでもせっかくお祝いなので乾杯はシャンパンで若いソムリエさんが選んでくれたのは映画007シリーズでお馴染みというBollinger(ボランジェ)チャールズ皇太子の結婚式でも振る舞われたというイギリス人が愛するシャンパーニュ”お誕生日おめでとう”とダーと乾杯こうしてお祝いして貰うのは何回目だろいつもありがと、感謝ですさて、シャンパンの味はというとお酒のダメなあたしがす~っと飲めてしまう上品ななめらかさあたしにしては珍しくグラスの様子もボトルも撮影するの忘れてました浮かれてたかな?で、お料理はというと前菜を中心としたコースをちょっとアレンジしてもらったものまず登場したのは”食前のお愉しみ アミューズ・グール”今月はクリームチーズをサーモンで巻いてイクラを添えたものクリームチーズとサーモンの甘みにイクラがアクセントマイルドな口当たりはアミューズにぴったり2皿目は”アピオスのフランとオマール海老のファルシ”アピオスっていうのは古来より強精食とされてきた栄養豊富なマメ科の野菜でアトピーやリウマチに効き、美肌効果もあるという食物フラン、いわゆる茶碗蒸しの中にこのアピオスをカットしたものが入っているのフランには生クリームが使われているのでふんわりとした口溶けでもなんといってもこのオマール海老からとったソースがものすご~く良い香り&コクがあって美味し~いオマール海老の身そのものもトッピングされていて開始早々、”アタリ”なお料理の登場に幸せ気分、上昇3皿目は”松茸と海老芋のフライの彩りサラダ”さきほどのまったりしたオマール海老のソースのあとはお口をさっぱりさせるためお酢ベースのサラダの登場生の蕪がちょっと苦手なのでそれだけダーに食べて貰っちゃったさて、お料理が進むのと同時にそれぞれにあうワインを飲んでるダーこのお店はグラスワインが豊富なのでいろんな産地や種類のワインを楽しめるのが魅力あたしが飲める人ならもっと興味を持ってワインのことも紹介できるんだけど全くダメダメなので、とりあえず写真だけでもグラスワインだけでも20種類ぐらいあったからほんとワイン好きな人にはたまらないんじゃないかと結局、ダーは赤ワインばかり飲んでたよだけど飲み過ぎるとお会計が・・・大丈夫お料理は4皿目となり、ここで登場したのが”フォワグラのソテー フランボワーズソース”フレンチといえばフォアグラ久々にいただきましたフォアグラの下に敷いてあるのはたしかライ麦のパンのようなものしっとりとしていて、フルーツのソースをたっぷり吸い込んでいるのフォアグラにベリー系のソースの組み合わせは食べたこと有るけど今回のはソースの香りと甘みがフォアグラに負けないぐらいしっかりしていてさらにパンのような生地が添えられていたのでまるでこの一皿はデザートのようでした続いて登場したのが”南瓜のクリームスープ”丹波の栗じゃなく、かぼちゃを使ったクリームスープトッピングはカボチャの皮を揚げたものカボチャ大好きなので器から立ち上る香りだけで満足ここでスープきちゃうとこの後食べられるかなとちょっと心配になってきた・・・そしてここでメイン料理の1品目”甘鯛と蓮根餅のポワレ オゼイユ風味のソース”甘鯛の下にあるのは大根餅ならぬ蓮根餅中華料理ではみたことあるけどフレンチで出会ったのは初めて作り方は似てるみたいだけど、中華のそれとはちょっと違うかな甘鯛がちょっと塩辛いかなって思ったけど蓮根餅で多少和らぐ感じマイルドなクリームソースの中に緑のオゼイユの酸味がほどよく効いて二つの味わいを楽しめましたすいません、文字数制限で今回はここまで鶉亭での楽しい時間はまだまだ続きますというわけで、一つ大人になったEurekaをどうぞよろしくお願いします
October 22, 2010
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カッパドキアと聞いてまず頭に浮かぶのはきのこの山このカッパドキアって呼ばれているところは25000平方キロメートルもある広大な場所東京都がすっぽり収まるっていうからびっくり今回のツアーはカッパドキア王道コースの中でもさらに観光ポイントを絞ってある弾丸ツアーのため主な見どころだけを厳選して廻るものカイマクル地下都市の後、早速キノコの群生地へ向かいましたおお~、生えてる、生えてるニョッキニョキニョキ~こっちのはちょっとずんぐりむっくりよく育ってますこれぞカッパドキア個性的なフォルムのキノコ岩を見て回るとトルコに来てる~って感じがしてテンション上がるここは”パシャバー”と呼ばれるキノコ岩が林立する奇岩観光のハイライトこの不思議なキノコ岩数億年前に起きたエルジェス山の噴火によって火山灰と溶岩が積み重なりその後、雨や湧き水、川の流れによって徐々に浸食され軟らかい層と硬い層とでは浸食のスピードが異なったため硬い溶岩が上に残る形となり結果、こんな面白いものが出来上がったとのこともちろんここも世界遺産ですでもこのキノコ岩、ただ立っているだけじゃなく中に入ることも出来るのハシゴがかかっているキノコ岩をを登るとこのように中は礼拝堂のような作りにここは古代の修道士が隠れ家にしていたそうで正面にはフレスコ画が描かれてました一つ一つの形状が面白くてついついじっくり見て回っちゃったけどあっという間にサヨナラタイム土産物屋のおじさんがかなり安い値段を提示してくれてたので後で寄って買って帰ろうと思っていたのに買い物する時間もなくバスに戻る羽目にうーん、残念次に向かったのはウチヒサール3つの要塞という意味を持つウチヒサールはカッパドキアで最も高い位置にある村といっても、いま現在は誰も住んではいないんだけどね岩山は城塞として利用され岩山に開いた穴はかつてに住居跡やハトの家だそう遠くから眺めただけだったのでよくわからなかったけどもっと近づけたら当時の暮らしがもっと垣間見られたかなとここで、出会ったのがこのお土産もの屋のお兄さんトルコの男性は日本人大好きと言われてるけどほんとそうなのさっき買い損ねたお土産用の青色の目玉・ナザール・ボンジューを安く大量に買おうと思って交渉したら10個1000円が30個1000円にその代わり、一緒に写真が撮りたいというのでダーがヤキモチやくような写真、撮っちゃったでも帰国してダーに見せても、全然ヤキモチ焼いてくれなかったけど・・・”今夜どこに泊まるの?”とか”夜一緒に出かけよう”とかもうしつこい、しつこい”君は一体いくつなの?”って聞いてきたから、本当のこと言ったらびっくりして二度と誘ってこないと思ったけど、内緒にして帰ってきちゃったあたしたちのこと心配したのかちょうどお店を立ち去ろうとした時に添乗員さんがやって来てお兄さんがあたしとZに”記念に”といってプレゼントしてくれたナザール・ボンジューのカワイイブレスレットを添乗員さんにも追加でプレゼントこれがほんと意外なほど可愛くって、あたしたち3人とも道中、ずーっと身につけてたんだもちろん安物だけど、また機会があれば紹介するね次のカッパドキア観光スポットはギョレメの谷カッパドキアの特異な地形を一望できる展望スポットほんとカッパドキアって広いんだな~この展望台にあった不思議なもの青い目玉の木こういう風に飾るのが一般的なのかどうかわからないけどなかなかアーティスティックで気に入っちゃったじっくりギョレメの谷を眺めているとこんなところを発見これはもしかして洞窟ホテル?観光バスが停まっているのが見えるよね車寄せみたいな場所に見えるし、ギョレメにはホテルが多いっていうし洞窟ホテル、面白そ~そして、いよいよカッパドキア観光も大詰め最後に訪れたのはトルコ人の一般家庭このツアーのウリの一つが”トルコ人の一般家庭でのティータイム”トルコだけじゃなく、旅先で普通のお宅にお邪魔するっていうのは結構よく見かける企画だよね一般の人のおうちにいって、一体何をするんだろしかもツアー20数名全員で1つのご家庭に行くほうも行くほうだけど、受け入れる方もすごくないちなみにうち(賃貸マンション)に20数名のお客様がやってきても分散して座ってもらわないと無理リビングに通されるとすぐにチャイ(紅茶)が振る舞われましたで、何をするのかと思ったら、ガイドさんが簡単に室内の様子を説明してくれただけこの家に住むマダムは英語が話せないしあたし達はトルコ語を話せないし1対20名では会話もしにくいしお部屋においてある機織り機を眺めたりマダムが織った織物を見せてもらったりで、これが売り物でここで買ってくれるとマダムにとっては良い収入になるという仕組みらしいもちろん旅行会社からも報酬はあるんだろうけどね”普通のおうち”を見せて貰ったのは良かったけど交流するっていう感じではなかったのでそこは少々期待はずれマダムにお礼をいって外に出るともう空は夕焼けそこに佇むのはマダムのおうちのワンコさあ、これでこの日の観光は全て終了今宵の宿へと向かいます
October 17, 2010
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先月末は結婚記念日&京都に移り住んで2周年記念お祝い事が重なったんだけど当日は仕事があったのでおうちでご飯お祝いにシャンパンを飲んだだけでお食事は改めて別の日にというわけで、先日うかがったのがこちらのお店”中善”ネットでも評判が良くまたちょうど先輩に見せて貰った家庭☆報にも若手の料理人ということで華々しく紹介されていたので、行ってみようって思ったんだ祇園界隈にあるお店に比べると繁華街からかなり離れた住宅街にあるのでお料理の質は良いのに、お値段はぐっとお安いっていうところが高評価に繋がってるみたいたしかにうちからも行くのに面倒だしどうしようかなって思ったんだけど評判の良さとお値段のお得感に惹かれて決定でも接待などで割烹料理など外で和食を食べる機会が多いダーはプライベートでは懐石料理のお店は好まないんだよねというのも懐石料理は旬のものを扱うため、時期が重なると店は違えど、出てくるお料理はどこも似たような物ばかりなので、今回もあたしのリクエストでしぶしぶって感じだったのそれでも店構えをみて、なんとなく好みに合ったのかちょっと気分も盛り上がってきたんだ店内はカウンター6席に4人掛けのテーブル1卓ととっても小さなお店この夜もあたし達が最後に入店した客でこれで今夜のお客は勢揃いこの日はいろいろ用事があったので、車で来店なのでノンアルコールビールを頼んだんだけどまずここで、びっくりだって、ソムリエールさんが指紋べったりのグラスを出してきたから・・・ま、でも感じの悪い人ではないし、堪えようでこのときはスルーで、登場した先付茄子を炊いたものにクルミの餡がかかっているんだけどこれがまたびっくり茄子だけが恐ろしく熱くて、思わず口から吐き出しそうになんでこんなに熱いわけまだ10月始め 外の気温は涼しいけど寒いってほどじゃない先付って普通、冷たいかもしくは常温のものですっと食べられるものじゃないのそういう形に拘らないところがこのお店の特徴なのかな~?でもそれにしても、1品目にこんなに超熱料理はね・・・せっかくテンションあげたダーもここでまた急降下この後、お刺身等が登場して次の事件が起こったのは鱧と松茸の土瓶蒸しの時そもそもあたしがお出汁を注ぐときにお盆の上にこぼしてしまったのがいけないんだけどびちゃびちゃっとなったお盆をどうしたものかと困っていたの自分のおしぼりでさっと拭けば良いんだろうけど狭いカウンターには6人がぎっしり座っていてそのなかでお盆フキフキするのはちょっと恥ずかしいな~って躊躇しちゃったのねそのうち次のお料理が出てきてこの土瓶も片づけられたんだけどなんとそのびしゃびしゃのお盆の上に、そのまま次のお料理が載せられたときには目が点ええ・・・もうここから先のお料理については割愛そして最後、〆の松茸ごはん予約の時に「食べられないものはありますか?」とお店の方から聞いてきてくれたんだなので、みなさんよくご存じのようにあたしはキュウリと漬け物が全くダメなので「恥ずかしながら・・・・」とこの二つのことを伝えたのこんな風に事前に好みを聞いてくれるお店はだいたいご飯物の時にはお漬け物の代わりに佃煮系など違うものを出してくれるんだよねところが松茸ご飯と共に登場したのはおもいっきりお漬け物・・・・・・でも我が儘言ってるのはあたしの方ここはご飯にはお漬け物なんだ・・・って思ってあえて文句をつけることなくそのまま食べていたのこの頃には店内はあたしたちともう1組のお客がいるだけあたし達がご飯を食べ終える頃にそのお客様にご飯をお出ししていたんだけどその時に聞こえてきたのが”お漬け物だめなんでしたよね”いえいえと首を振るお客様そっか、単に他の客と間違えられたのか・・・今宵このカウンターに座ったのはたったの3組それでも注文間違えられるんだねこれがファミレスとか居酒屋とかならまだ許せるんだけどやっぱりそれなりのお値段を取るお店・・・いまさら”お漬け物が食べられないのはあたしですよ~”って手を挙げるのも馬鹿馬鹿しいのでそのまま黙っていました2人とも仕事上、どうしても接客には目がいってしまう方なので最後は共に無言祇園にあるこの手のお店に比べると場所がかなり離れているところにある分お値段が安かったのがまだ救いといっても1人7000円したんだけどねたまたま接客の悪さが重なってしまっただけなんだろうけど場所も場所だし、もう二度と行くことはないかとここのご主人は「一期一会」を大切にする方だって聞いていたので、余計に残念でしたこの土鍋で炊いた松茸ごはん余ったのでお持ち帰りさせてくれたんだけど翌日のお昼に職場で食べようとしたら腐ってたま、その日じゅうに食べるのが基本なんでしょうからそのことで文句を言うつもりはないけどあまりの足の速さに職場の人もびっくり!職場には食べ歩きが大好きな人が多くこのお店の関心も高かったんだお昼ご飯食べながらお店の感想聞かせてね~って言われてたんだけど糸をひいた松茸ご飯を目にして、あまり深くは聞かれませんでしたカウンターに座った他の2組の方はワインを飲んでいたのでソムリエールさんもご主人もその方への接客は比較的まめにしていたのまさかワイン飲まないからぞんざいな接客だったとは思わないけどねというわけで、記念日の食事は散々だったけどダーからはいつものようにお花とケーキのプレゼント ケーキは写真撮る前に食べちゃった毎年記念日と大切にしてくれてるダーに感謝ですさて、先日の日記でトルコの阿部ちゃんを紹介しましたがこないだ、ホンモノの阿部ちゃんを見てきました阿部ちゃんといっても、阿部寛さんじゃなくて阿部サダヲさんの方先輩のお誘いで観にいった舞台岩松了 作・演出 阿部サダヲ主演”シダの群れ”先輩から渡されたチケットを観てびっくり最前席でまさにかぶりつき状態での観劇でした主演の阿部サダヲはもちろん江口洋介、風間杜夫、伊藤蘭、小出恵介と名のしれた方ばかりの舞台で普段、演劇を見に行くことはほとんどないあたしはこういう方たちを超間近で観られるだけでHAPPY特に阿部サダヲさんは大好きな俳優さんですし(今夜から始まる医龍3に出演してます)小出恵介くんも結構好きなんだよね全体的にはわりとシリアスなストーリーなんだけど阿部さんがそこに笑いの要素を加えるって感じかなテンションの高さはテレビ以上の迫力(?)でした風間杜夫さんはさすがベテラン、芝居の緩急がほんとお見事ドスの効いたヤクザの姐さん役の伊藤蘭さんとの息もぴったり小出くんはまだまだ若いな~って感じだったけどすっごくカッコいいの~このポスターの1000倍は男前組の2代目で、愛人囲って、しかも妊娠までさせてる役なんだけどのだめカンタービレの真澄ちゃんやっていた人とは思えないぐらいのカッコ良さテレビで見るより断然ステキ江口洋介さんは、顔が大きかったです時効警察で”さねいえさん”を好演してた江口のりこさんは”さねいえさん”とうってかわって超セクシー&クールな2代目も妻役”時効警察”や”熱海の捜査官”に出演してた岩松了さんが演出ということで最後の挨拶で舞台に登場岩松さんのとぼけた演技も大好きなの演劇はよくわからないので舞台の出来不出来はよくわかんないけど生で観る演技ってやっぱりテレビとは全然違うし俳優さんの格好良さが違うね機会があればまた見に行きたいな
October 11, 2010
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カイマクル地下都市では結局買いまくる時間もなく、そのままバスへ次は観光ではなく洞窟レストランでのランチタイム”洞窟”って聞くだけでテンション上がっちゃうよね~ま、でもそこは格安ツアー期待は半分程度に留めておきませうランチに向かう途中で見えた景色一番上には城壁が残されその下にはヒッタイト人が住んでいたといわれる住居跡そしてその下に広がる今住んでいる人たちの町並みとモスクトルコの歴史を表すような町並みにグッと心惹かれちゃったんだけど残念ながら車窓から眺めるだけ・・・・こういうところを歩いてみたいな~なんて思っているうちにどこをどう走ったのか全然わからないけどいつのまにかレストランに到着ここが”洞窟レストラン”の入り口店内はこんな感じ確かに壁の凹みが洞窟っぽいといえば洞窟っぽいといえなくもないんだけど・・・なんか期待していたのとは違うかもそしてまたしてもここはツアー御用達レストランあたしたちが一番遅い組だったようで他のツアーの人たちは食事も後半戦だったようで途中からはあたしたちだけの貸切状態に昨夜と同じパターンか、これはトルコの地方都市を巡るツアーの場合提携しているレストランって有る程度決まってるのかな?ツアー会社は違ってもレストランは一緒、みたいなっつーことで、この日のランチはコレ野菜のスープレンズマメのトマト煮わりとあっさり系なので唐辛子で調整これ結構美味しかったメインのお魚料理”ここの魚料理は参加者のみなさんに好評なんですよ~”っていう添乗員さんの前ふりがあったのでちょっと期待しすぎてしまったけど、まあまあ・・・かないまや特に記憶もなく、そんな程度ってことで甘いデザートはトルコの定番大きな丸テーブルを囲んでの食事だったので同じツアーの人たちといろいろとお話できたのが良かった食事が終わるとお土産商品のPRタイムここカッパドキアはワインの産地でもありここのお勧めはユニークなボトルに入ったワインだそう何本まとめて買ってくれたら1本おまけというありがちな営業そんなにたくさん1人で買っても持って帰るのが大変っていうことで、食事の席で仲良くなった姉妹とあたしたちとで共同購入おまけは1本だけだったけどそれだと分けることできないからお兄さんとお願いしておまけ2本(しかもサイズ大きいやつ)で交渉成立ちなみにあたしが交渉係それを見ていた添乗員さんが”先に普通に買っていった方もいたので、おまけが増えたことは内緒にしておいてくださいね”とのことツアー会社があっせんした業者(ある意味そうとれるよね?)なのに、お客に対して不平等だって思われたいかんってことかな?個人で旅行だと、値切りも技術の一つみたいなもので上手くいくこともあれば、いまいちで終わることもありなんてことは当たり前だと思うんだけどなで、ここで買ったのがコレいかにも土産物用ってことで中のワインは量、味共に?????だったけど、まあ、記念ですからきっと美味しいカッパドキアワインはもっと高いし、もっと普通の風貌かと食後のショッピングはまだまだ続き、今度はレストランの隣のお土産屋さんへここもツアー提携先なんだろうね、あたし達の前に来ていた団体さんは既に立ち去ったようで、店内はあたし達のツアー客だけどんなものがあるのかな~って適当に見て回っていたらあたしたちについたのがこちらの2人そう、この右の彼が自称”阿部ちゃん”トルコでTRICKや結婚できない男が放送されていると思えないので、きっと日本人の誰かが、”阿部寛に似てるね”って言ったんだろうね~確かに阿部ちゃんは彫りの深い顔をしているけどそれを行ったら、ヨーロッパに行ったら阿部ちゃんだらけやないかい!ってツッコミいれたくなるほど似てないま、こういうのは言ったもん勝ちなのであえて彼に指摘はしなかったけど阿部ちゃんとその弟分と思われる甘いマスクの彼はと~っても営業が上手うちのツアーのお客さんも買ってたしあたしたちも彼らに陥落で、あたしが買ったものは”塩”ここに来るまでの道中で出会った塩湖”トゥズ湖”この時は秋~冬だったため見た目はただの湖なんだけどねこれが夏場になると白くなってくるっていうんだから不思議ここで採れる塩が名産品というのでついつい買ってしまいました・・・でもここでもオマケの数を増やすことだけはぬかりないでさ、旦那なんの変哲もないパッケージ裏にはトゥズ湖の説明が書いてあるけどもうちょっとトルコらしい雰囲気があればいいのに~職場の人にあげたんだけどほんとあたしってばお土産選ぶのが下手くそ実用的ではあるんだろうけどね・・・・ほんと、職場のみなさん、すいません・・・トホホほんとは可愛い絵柄の小皿とかが欲しかったんだけどこれから先、まだまだ移動があると思うと悩んでしまってまたしても買いそびれてしまったあたしでもこういう移動型ツアーではいろんなお店を比較して見て回れる訳じゃないので出会ったときに買っておくのが正解だったんだよね旅している時にはこの法則に気づけなかったさ、ではそろそろ次の観光地に出発ばいばい、阿部ちゃんまた会う日までって会うのか?カッパドキアの旅、まだまだ続きます
October 9, 2010
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唐突ですが、トルコの首都ってどーこだ 答え:アンカラすいません、しょうもない質問してイスタンブールって思っていた人、あたし以外にもいるよね!?、ね!?そんなわけで首都アンカラに到着したわけだけどこのツアーでは残念ながらアンカラ観光は含まれておらずそのままバスに乗り換えて、一路カッパドキアへよくあるトルコ周遊ツアーの場合移動はバスが中心になるんだよねでもって、目的地間の移動距離が結構あるのでバスの質によって、身体への負担も違ってくると思うんだ団体バス移動型ツアーというのをよく知らないのでどういうのが一般的かわからないけど今回はこんな感じのバスでしたしかもツアー人数が22名と少な目なので一人で2人分の席を余裕で確保しかも添乗員さんの計らいで席順も当初は一応決めていたものの途中からは自由に好きなところに座っていいですよってことになり、みんな思い思いの席へそのうちなんとなく座る場所が固定されてきて・・・連れの人とおしゃべりしたいときは並んで座りゆっくり休みたいときは1人で2席使ってみたりと長時間乗るということには変わりないけどかなりゆったりとした気分で利用できたかとあたしとZは基本一番後ろの席に陣取りさらに席が余っているのをいいことに、後ろ2列分を2人で使うという横暴ぶりでも写真をみてわかるように席は余りまくりこのバス移動に関しては少々心配していたので参加者の少なさにひたすら感謝でしたアンカラの街を抜けるとトルコの大地を走る、走るなーんにも無い風景を眺めてるとついウトウト・・・としてたら1回目のトイレ休憩赤色文字がトルコっぽい売店なかなか品物が充実している売店でお土産用のお菓子の一部は試食できるようになっていたのでいくつかモグモグお、これは!っていうヒットのお菓子もあったけどまたこの旅の最後にでも買えばいいかと思い特に購入するつもりもなく、店内をブラブラと、目に止まったのがこれってドライフルーツ種類も豊富で色鮮やかなドライフルーツ類お米みたいなものも売っていてこういうのを見るのって楽しいドライフルーツは量り売りみたいだしちょっとだけ買っちゃおうかな、どうしようかなって迷っているうちにトイレ休憩終了初めて立ち寄ったお店やさんなのでなんだか舞い上がっているうちに時間がたっちゃったツアーの場合はこういうお立ち寄りタイムを有効活用しないといけないことにまだ気づいて無かったんだよねさらに走ると今度はアイスクリーム休憩「次はトルコアイスが売っているところで休憩します」ガイドさんの説明にびよぉぉぉんって伸びる、あの独特のトルコアイスが食べられるとかなり興奮しちゃったんだけどあれ?これは普通のアイスクリーム屋さん?バスが立ち寄ったのはMADOというトルコ全土に店舗を構える超有名なアイスクリーム店期待していた”のびのびアイス”のパフォーマンスはないけれどショーケースに並ぶアイスは無視して立ち去ることが出来ないほど、美味しそう先ほどの売店のドライフルーツの記憶が頭から離れずうすピンク色のアイスを注文名前は覚えてないんだけど、HPをみた限りのおいてはこれはTutti Fruttiというアイスかとびろろ~んとは伸びなかったけど味はかなり旨々次回、またトルコに行くことがあれば絶対また訪れたいお店ですっていうかほんとに美味しそうなアイスやお菓子がたくさん並んでいるので、試してみたいんだとまあ、こんな感じで途中に休憩を挟んでくれるので長距離移動もそれほど辛くはなく、順調順調そうこうしているうちに窓の外にこんな風景がヒッタイト人の住居跡もうちょっとちゃんと説明したいんだけど文字数の関係で今回は割愛これが見えてきたってことは、ようやくカッパドキアに到着カッパドキア観光でまず最初に訪れたのはカイマクル地下都市おそらく日本人観光客相手に200%言っていると思われる「カイマクルで買いまくる~」というギャグ(?)を繰り出す添乗員お約束ですし、お仕事ですものねでは、早速地下都市へ潜入なにがでるかな、なにがでるかな、タラララッタタラララン♪中はこんな感じで左右に穴蔵部屋が広がってますまた地下は何層にもわたって掘られていてなんと地下十数階にもなるとかもちろん、発掘されているのはその一部だけだけどそれでもかなりの広さ閉所恐怖症の人、ちょっと怖くなったかな画像は見やすいように調節してるので実際はこれほど中が煌々としてるわけじゃー、ありませんとはいえ、暗くて見えないっていうほど暗いわけではないので、面堂終太郎さんでも大丈夫かとイスラム教徒からの迫害を逃れるためにキリスト教徒たちが暮らしたという地下都市カッパドキアにはカイマクルを始め、こうした都市が20ぐらいあって数万人が暮らしていたっていうんだから驚き食堂、貯蔵庫、ワインセラー、お墓などもあってかなり長期間暮らせるような構造地下にいるのに全然息苦しさを感じないのは通気孔もしっかり作られているからなんだよねこれは核シェルターだったなんて説もあるけどあながち否定できないかもこの地下都市を見て回るのにいくら比較的少人数のツアーとはいえ20人もの団体だとガイドの解説をそばできけるのはごく数人いちいち全員揃ったのを確認しながら説明するなんて出来ないよってことで、ずんずん進んでいってしまうのよ・・・じっくり写真を撮る間もなく、移動、移動通路は人1人分の幅しかなく一方通行横穴があちこちにあるからつい覗いてみたくなるけど、奥までウロウロしていたら同じツアーの人を見失っちゃうなかなかスリリングな地下都市観光いやでもマジで迷子になったらどうしようって思ったよ無事地上世界に戻ったあたしたちを出迎えてくれたのは会員番号3番のおニャン子カッパドキアの旅、まだまだ続きます
October 7, 2010
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