2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全6件 (6件中 1-6件目)
1
![]()
柴田よしき光文社文庫☆☆☆☆☆ このシリーズがとにかく好き! 関西大好きな私としては、琵琶湖畔から東京に引っ越してきてしまってちょっと残念なのだが、今度の正太郎と同居人の落ち着き先は神楽坂。前の職場の目と鼻の先で、よく行った所なので懐かしい。土地勘はバッチリなので、どこのことなのか、私も脳裏に場所の佇まいが思い浮かぶ。あの古本市はあそこかなぁ…とか。というか、この著者、私の行動範囲(というより地下鉄東西線を中心とした地域)とほぼ一致した場所をこのシリーズではとくにたくさん書いてくれるのでとても楽しい。書いていて思ったが、作中には登場しないが地下鉄大江戸線の牛込神楽坂近くのエスニック料理店、あそこのバイキングランチ、また食べたいなぁ。 また、後書きによると、この短編集の時系列の間に長編が挟まるらしい。とても楽しみだ♪。また、短編に出てきた関西弁のお医者さんと巨大な柴犬クン、もっと登場してほしい。BGM:バッハ「教会暦によるオルガン・コラール集」byヘルムート・リリング
January 18, 2007
コメント(0)
![]()
南伸坊マガジンハウス A5並製☆☆☆☆☆ この人の中国のちょっとヘンで不気味な話を元にした漫画が非常に好きなのだ。この作品は前に読んだ「仙人の壷」の姉妹編なのだが、やはり、漫画の間に解説が挟まっている。私の場合、こうした解説にはあまり興味が湧かず、蛇足に思うことも多いのだが、この場合は違った。自分がこういう話が好きな理由というか感覚にとても近いことが書かれていて、親近感を覚えた。 とはいえ、この南氏本人による解説を読むだけでも、正直中国人って…(以下略)と思わないでもないのが何とも…現代の色々海外の風評の中の中国人が垣間見えてしまい、少々興ざめを感じる瞬間もあった。
January 15, 2007
コメント(0)
![]()
柴田よしき実業之日本社 四六上製☆☆☆☆☆◎ この保育園長のシリーズでは単行本になっている最新の作品。 ここにきて、この後にも出てきそうな登場人物が増える。特に、園長の裏の仕事の方ではなく表の仕事の方だ。ママがワケアリの園児の美芽子ちゃんとそのママの活躍が実は楽しみだったりしている。前作からだが、ブチキレてくると、「ジュクで一番ヤバい男」の山内にタメ口をきく園長先生が結構好き。この園長も離婚した奥さんともいい感じの関係が続いてるし、他にもアメリカ的な意味でのガールフレンドが二人いる。。。ついでに言うと全員から不実な男扱いはされていない。そーいや、こういう男、「聖なる黒夜」でも出てきたなぁ…と思いつつ、その似た男は園長にとって…と思うと、やはり著者の匙加減が上手いなぁと思う。 また、この作品、「聖母の深き淵」を読んでいると深読みできる箇所があって非常に楽しい。それにしても体重100キロのオカマちゃんのその後がちょっと気になるなぁ…。いい人っぽかったのに大丈夫だろうか?BGM: William Bolcom "Songs of Innocence" (Lyrics by William Blake)
January 14, 2007
コメント(0)
![]()
柴田よしき講談社 四六上製☆☆☆☆☆◎ 「フォー・ディア・ライフ」の続編。といっても直接繋がっているわけではなく別の物語。 いつものように、園長の裏仕事の探偵仕事(とはいっても依頼主の探偵社社長からは危なくない仕事といわれる)でとんでもないモノを探り当ててしまう。にしてもこの探偵社社長と園長のアホなやりとりも大好き。高級ソープ嬢に直接会うための軍資金を用立ててもらうシーン、人のいい園長は最初感動すらするのだが、ふと我に返る。案の定、社長に確認すると、この軍資金には年利30%という「サラ金の方が安くないか…」(園長談)の利息がついていた。この作品ではこのシーンが一番好きかも。 また、この小説でも最初に園長が探し出すことを頼まれる人間がこの後も出てこないかな、と期待してしまった。ちょっと気になる伏線に見えなくもない設定がされているキャラなのだ。 しかしながら本当に…この話はタイトルが…。ある側面から見ると思わず園長に同情したくなるタイトルだと思う。
January 12, 2007
コメント(0)
![]()
柴田よしき講談社 四六上製☆☆☆☆☆◎ 無認可の保育園の園長であり、かつて麻薬中毒で錯乱した同僚をヤクザの組事務所で射殺した過去を持つアルバイト探偵が主人公。 この作品もミッシングリンク。そして、「聖なる黒夜」「聖母の深き淵」などに出てきた(作者専用札をぶらさげているようにも見える)ヤクザの若頭になってしまった山内練も当然出てくる。(というより、これが目当てで読み始めた) ジェットコースタードラマもかくやというくらいの展開の速さと込み入り具合だが、新宿という現代日本の「魔都」の裏世界を舞台に少々毛色の変わったミステリとハードボイルドが楽しめる。こういう展開のミステリってなかなかお目にかかれないので、結構嬉しい。少々ハードボイルド具合がウェットなのは日本的というか、二時間サスペンス風というか(^_^;)。あくまでもドライでロジックな小説とはちょっと違うが、まあ、いいや。 保育園の保母さんたち一人一人にいたるまで、丁寧に描き込まれていて飽きない。また、関西弁の探偵助手希望の男の子、また出てこないかな。 また、これを読んでいて、やはり女性ならではの視点のいうのは面白く感じた。
January 11, 2007
コメント(0)
![]()
柴田よしき角川文庫☆☆☆☆☆ 東京都内で刑事ばかりを狙った猟奇連続殺人が起こる…。そこに絡まってくる大物ヤクザや芸能プロダクション…。ミッシングリンクを辿って現れたのは、とんでもない事実…。 主人公は子供がいて、出世街道邁進中の旦那がいて、天職だと思っていた刑事を引退しようかとも思い始める。が、それよりも…かなり気をとられたのは、大物ヤクザ。ついでに、辞めた元警官にして服役を終えて出てきたばかり。 謎解きの過程は結構面白いと思った。でも、やっぱり人物や偶然の繋がり方は前作同様メロドラマっぽい。が、個人的には好きだ。ただ、上にも書いた大物ヤクザと元警官の探偵が出てこなかったら、今ひとつだと思ったかもしれない…。 ラストシーンはこれからどうなるのだろう…というところで終わった。続編がどうなるのか興味のあるところではある。
January 1, 2007
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1


