2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全4件 (4件中 1-4件目)
1
![]()
平城京殺人事件〜「長屋王の変」異聞〜【電子書籍】[ 深谷忠記 ]深谷忠記光文社文庫☆☆☆☆☆ タイトルだけだと、平城京で起こった殺人事件を同時代人の探偵が推理する、というストーリーを想像するが、実際はサブタイトルの方が内容をイメージしやすい。長屋王の変にかかわった人々のその前後のストーリーだった。私はどちらでもこの時代なら好みなので、構わないのである。 割とこの時代の生活感が出ていて、読んでいて楽しかった。主人公は元は写経生。正倉院には、彼らの勤務実態が分かる書類が残っていて、それを思い出しながら読んでいた。写経所は今でいうとかなりなブラック勤務所だ。また、登場人物の描写も藤原武智麻呂がかつて読んだマンガの描写とかなり違っていて、興味深かった。だが、長屋王は割とこんな感じだったのだろうか、という描写だった。他の本でも、(確か長屋王の邸宅跡の発掘に触れたものを読んだときかもしれないが)周囲が貧困にあえぐなか、それを全く気にせず贅沢な生活をしていて、反感を買ったのでは、というのを読んだこともあったし。悲劇的な死を迎えたひとだが、意外と凡庸な人物だったのかもしれない。
January 17, 2017
コメント(0)
![]()
八獄の界 死相学探偵 6 (ホラー文庫み 2- 6)[本/雑誌] / 三津田信三三津田信三角川ホラー文庫☆☆☆☆☆ 今回は黒術師が絡んでいるらしいバスツアーに参加。参加者が一人一人死んでいくのはお約束。だが、そこがなかなか意表をつかれてしまった。その過程がじんわり怖く、サスペンスの雰囲気は抜群。そして、最後まで意外な展開で楽しめたのだが、その終わり方は少々後味が悪かった。でも先が楽しみなシリーズであることには変わりないし、主人公の祖母、「愛染さま」のキャラが大好きだ。
January 12, 2017
コメント(0)
![]()
魔女入門 暮らしを楽しくする七十二候の手仕事【電子書籍】[ 石田紀佳 ]石田紀佳すばる舎 A5並製☆☆☆☆◎ 内容はサブタイトルの通り七十二候に寄り添った暮らしと手仕事の本。ただ、「魔女入門」なんてタイトルだと中二病満載の魔術本のような気がしてしまう。私はこのタイトルあまり好きじゃないなあ。魔女といっても、ウィッチではなく、ウィッカに近いイメージではないだろうか。だが、日本語にこれに対応する名詞はないと思う。 紹介されている手仕事は手間のかかるものも多いが、良い意味での古風な生活で憧れる。幾つかは私も取り入れてみたいが、なにしろ横着な無精者なので、難しいかな……。大掃除の前にお弁当を作っておく、というのはやってみたいが、お弁当を作って、大掃除を済ませた気になりそうだ。そして、古くなったバスタオルをキルト芯にする、というのもやってみたい。なので、図書館で借りた本を読んだが、手元に欲しくて、電子書籍も購入してしまった。
January 11, 2017
コメント(0)
![]()
【中古】 探偵は犬を連れて / イヴリン デイヴィッド / 東京創元社 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】イヴリン・デイヴィッド創元推理文庫☆☆☆☆◎ カバーのわんこの写真につられて読んでみた。登場人物の数が多くて、読み進めるのに時間がかかったが、犯人も結構意外で読み応えがある。ただやはりアイリッシュウルフハウンドの女の子、ウィスキーが可愛い。ただ、ヒロイン(?)はちょっといまいちだけど、まあ、いいや。そして、主人公らしい、元刑事で探偵のマックもパリッとしないオヤジだが、結構名探偵でいい感じ。だが、私は彼への押しかけ助手で、とんがったファッションで顔が広くて有能なJJが好きだ。続巻があったら、結構読んでみたい。
January 11, 2017
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1
![]()

![]()