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昨日で同僚さんが退職しました。いよいよ今日から1人で2人分のお仕事。後任の補充はなし。ま、やれることしかできないから、自分がパンクしたら誰か来るでしょ・・・? くらいで。今日は、昼休みにお花見しました。職場の近くの桜の名所で、お弁当広げて。。。桜はぼちぼち少しずつ咲いてるんですけど、樹によって咲き具合が違うんですよね。満開に近い枝を中心に、かなりたくさん撮りました。s-DSC03178 posted by (C)rose_chocolats-DSC03168 posted by (C)rose_chocolats-DSC03172 posted by (C)rose_chocolats-DSC03184 posted by (C)rose_chocolatはとぽっぽちゃんに昨日、「今、桜がすっごい綺麗だから、天気よかったらお昼においでよ~」って電話しといたんですよね。お子ちゃまたちも春休みなんでご一緒に。s-DSC03176 posted by (C)rose_chocolat大きくなったよね~。こないだお兄ちゃんがうちに遊びに来た時には、下のぼくちゃんくらいだったんだけどね。そういううちの子も、でかくなったけど(笑s-DSC03177 posted by (C)rose_chocolat仕事中に花見ができるなんて思わなかったなー(笑でも今日はこのあと銀行&郵便局回り、新年度の細かいことなどなど押し寄せて。。。お腹いっぱいでした(苦笑たくさんのトラックバックいつもありがとうございます。平日はぼちぼちお返ししますので、少し遅くなりますが、お待ちくださいね。
2009.03.31
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原題: FROST/NIXON監督・製作 : ロン・ハワード 脚本・原作・製作総指揮 : ピーター・モーガン 出演 : フランク・ランジェラ 、 マイケル・シーン 、 ケビン・ベーコン 、 レベッカ・ホール 、 トビー・ジョーンズ 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ公式サイトはこちら。<Story>ウォーターゲート事件で失脚したニクソン大統領(フランク・ランジェラ)。その辞任中継の視聴率の高さに目をつけた人気テレビ司会者・フロスト(マイケル・シーン)は、ニクソンへの1対1のインタビュー番組を企画。ニクソン側も扱いやすいフロスト相手のインタビューを名誉回復の機会ととらえ、法外なギャラで出演契約を結んだ。フロストは事件に対する謝罪の言葉を引き出すべく、ゼルニック(オリヴァー・プラット)とレストン(サム・ロックウェル)をブレーンに迎え、質問の練り上げ作業に入るのだが……。フロスト×ニクソン - goo 映画<感想>第81回アカデミー賞作品賞ノミネートだから、ということだけで観に行ってしまうと、実話だけに、このテの話題に関心がないとこの映画はかなり辛いかもしれません。特に冒頭、当時のニュース映像で背景を説明してくれている部分に、この映画のスタンスを感じました。一応事件は知ってはいますが、こう次から次へと人物名が出てくるとわからなくなる。アメリカ近現代史のかなりディープな部分をわかっていれば平気なんでしょうけど。この対談のことは知りませんでしたので、当時の実際の映像があるといいんだけどなーなんてYouTubeで見たけどなかった。ニクソン役のフランク・ランジェラが、あまりにもニクソンに似ていない(!) どちらかと言いますとレーガンタイプ、あるいは角度によっては平泉成さんっぽく見えちゃったり。なのに彼は舞台版もずっと演じているんですね。 彼曰く、「似ていないことはあまり気にしていない」そうですので、問題はルックスではなくてどう演じるかなんでしょうね。ルックスついでに、ニクソンがケネディとテレビ対談した時に、汗をかいたり何だりで視聴者受けが悪く、結果ケネディに負けてしまったのは有名な話なのですが、生いたちから彼はいろいろとコンプレックスを持っていたようです。 この映画の対談シーンで、細部にまで撮影に制約を加えるセリフなどからも、彼が非常にナーバスになっている様子が窺えます。一国の大統領まで務めた人物でさえもコンプレックスに支配されている。。。。ビットモカシンを履き、夜な夜な美女を伴ってパーティー三昧の対戦相手に、無骨な大統領は自らの生き様を思わず振り返ってしまったように思えました。人に好かれる生き方。いくら実直でも誠実でも、好かれていただろうか。 他人の生き方が軽薄に見えたとしても、もしかしたらその中にも自分の人生の幅を広げるチャンスがあったのではないかと。(C) 2008 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.対するフロスト。初めはひと山当ててやろうか?くらいの動機だと思うんですが、ブレーン入れてさあいよいよ・・・なのにあんまり彼が懸命になっている様子が感じられず。老獪な大統領に押されて自信もなく、それを忘れたいかのようにパーティーに明け暮れる姿は結構見ていて痛い。しかし生き残りたいと思った瞬間からフロストの表情が一変していきます。それまでの怠惰を取り返したいと本気で思った時。通じるものがあるんでしょうね。そこからはご存じの通りなのですが。ボクシングのラウンドに例えていた様子が面白かった。 途中はダラダラと接近戦だったりパンチを打って来てもよけて打たせないようにしていても、休憩の時のセコンドや客席の言葉だったり、あるいは試合中にチャンピオンに言われた一言が闘志に火をつけてしまうこともある。そしてストレート見舞ってダメージ与えて、フックも決めて、次第にチャンピオンを追い詰めていく。殴られても煙にまかれても食いついて。そして決定的な一言を引き出すことに成功する。仕舞いにたたみかける様子も試合のようでした。そんな一連の流れに対して、フィクションも交えながら状況の変化を追って行った。心理戦としては面白い映画だったと思います。長く政治を行っていると、旧い感覚で行っていることと今世論が求めていることとのギャップがわからなくなっていって自滅していく。政治家としてはままあるパターンです。たまたまそれが大統領であったということで。情に厚いことが墓穴を掘るのはどこかの国の政治家ほぼ全員にも言えそうな気もするけど。ケヴィン・ベーコン(→ 彼もフットルース以来なんで何かすごい嬉しかったんですけど)が演じた役など、そんな「情にほだされちゃう側」の曖昧さだったり正義だったりするんだけど・・・と感じました。先に辞任したブッシュ前大統領も、キャスターと同様の対談を行いましたが、その中で彼は在任中の悪政に対しては謝らなかったそうです。そういう無責任さを見るにつけ、観ている側は、フロストや彼のブレーンみたいに「きちんと謝ってもらいたいから」っていう想いも出てきて当然ですよね。********************************今日の評価 : ★★★★
2009.03.28
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原題: THE SECRET LIFE OF BEES監督・脚本 : ジーナ・プリンス=バイスウッド 原作 : スー・モンク・キッド 出演 : ダコタ・ファニング 、 ジェニファー・ハドソン 、 アリシア・キーズ 、 クイーン・ラティファ 、 ソフィー・オコネドー 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ公式サイトはこちら。<Story>1964年の夏、14歳のリリィ(ダコタ・ファニング)は幼い頃に自分のせいで死んだ母(ヒラリー・バートン)の愛を確かめたくて、父T・レイ(ポール・ベタニー)に黙って旅に出る。制定されたばかりの公民権法の甲斐もなく白人の嫌がらせを受け怪我をした挙げ句警察に連行された黒人家政婦のロザリン(ジェニファー・ハドソン)を助け出し、向かった先は母に縁のある町ティブロン。そこで2人はボートライト三姉妹(クイーン・ラティファ、アリシア・キーズ、ソフィー・オコネドー)と出会う。長女のオーガスト(クイーン・ラティファ)は養蜂家で、黒い聖母像のラベルのはちみつを作っていた。リリィ、はちみつ色の秘密 - goo 映画<感想>本当は先週観たかったんですが行けず、今週になっちゃいました。でもこれもう予告からめちゃめちゃ自分のツボっぽい感じだったので、本当に楽しみにしてました。女性もの & はちみつが美味しそう系 & 何か可愛い感じ系。そしてキャストも、ダコタ・ファニング、アリシア・キーズ、クイーン・ラティファ、ジェニファー・ハドソンと、私の好きな演技派さんや歌がうまい!という人ばっかり。観たくて観たくてうずうずしてました。ですけど観始めて、これはヒューマンライツ系も入ってるんだなと気がつくわけです。今から45年前のアメリカ、公民権法が成立したとは言えそれは「紙切れだけ」の話であって、日常生活でそれが浸透していくのはずっと後の話な訳です。白人と黒人が同席するということが「あり得なかった」時代ですから、白人コミュニティの中に黒人が入ることが排除されたのと同じくらい、黒人世界の中に白人が入っていくのも白眼視されたのでしょう。幼少時の悔恨、そして母親に愛されていないと思いこんで育ったリリィ。居場所がなくなって目指した場所もまた彼女にとても縁があった。それはもう理屈ではないのでしょう。身体の、心のどこかで、「ここは私のふるさと、ルーツなんだ」っていう、説明できないけど確固としたものがあるのかもしれません。そこで、「愛を注いでいくこと」を、養蜂を通じてリリィは覚えていきます。(C) 2008 Twentieth Century Foxこの、蜜蜂たちとのシーンが何とも幻想的。実際には蜂が無数にいるのだから、怖いっていう感覚もきっとあったと思うのですが、それを感じさせない。蜜蜂たちへの畏敬の念まで伝わってくるようなシーンでした。 綺麗な心だから場面も必然的に美しくなっていく。そんないい意味での連鎖がよかったです。ダコタ・ファニングちゃんも今は高校生だそうで、これを撮影した時は14歳だったそうです。本当に綺麗になりました。 素晴らしい演技力はここでももちろん健在で、かつ十分知性的。いろいろ磨かれて、これからもどんどん美しくなっていくんだろうな・・・と思われます。子役から大人の女優への過渡期を迎えて、自分探しをする女の子の役は彼女にピッタリだったと思いました。クイーン・ラティファとジェニファー・ハドソンの演技の安定感、ソフィー・オコネドーも難しい演技をこなし、そしてアリシア・キーズの芸術性。 知性があふれる有力者という設定がそうさせていると思うのですが、黒人女性たちも観ていて素敵なキャラクターばかりです。(C) 2008 Twentieth Century Fox"three mothers"なんですが、この3人、とにかく全員「歌える人」なんで、一体どのくらいその部分が入ってるのかなというのも気になっていました。ですが、歌系は今回はアリシア・キーズのみ。 あとの2人は演技で勝負でした。このバランスがもしかしてよかったのかもしれません。もしもこれ全員が歌っていたら間違いなくミュージカルになりますし、スピリチュアル系オンリーに行ってしまうところでしたので、あくまでも音楽関係の設定をアリシアに絞って正解。こうすることでかえってアリシアの世界が際立ちました。クイーン・ラティファの懐の深さ、そしてジェニファー・ハドソンの情熱、そういったものも彼女たちが演技に集中できたからこそ観客を魅了したのだと思います。April、May、June、July、August、・・・ こういう言葉の設定もとても可愛らしく、またそこに意味も持たせていて。 観終わった後に心が洗われるような1本でした。********************************今日の評価 : ★★★★★
2009.03.28
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な~んだかやっと休みって感じなんですよね。とにかくめちゃくちゃ忙しっ。。。2人分の仕事を1人で4月からするわけですからね。それワークシェアリングの反対だってば。。。 苦笑ワークだぶりんぐ?? ぷぷっいやーほんと最近お昼休みまともに取れてない。 ってか外に出れない(涙) 忙しすぎて。なので弁当作って持参か、朝何か買って持ち込むか、目の前の建物に入っている社食? (→ いつ行っても混んでいてタイヘンw)にささっと行くか・・・。でもそーいうのってキケンだよねえ。。。昼休みには気分転換したいし。幸いにして今の職場も自然がたくさんあって、自分は好きなんですよね。昨年の3月までいたところは山の中(!)でしたので、かなり自然は素晴らしかったのですけど。前の職場の春の花の記事撮りだめた写真がありますのでちょっとご紹介。まずは梅から。s-DSC03079 posted by (C)rose_chocolats-DSC03080 posted by (C)rose_chocolatそして最近は桜ですね。s-DSC03159 posted by (C)rose_chocolats-DSC03161 posted by (C)rose_chocolat今年は、まだまだこれから桜は長く楽しめそう。また咲き誇ったらレポします。一応花粉症あるんだけど(笑)、今年はものすごく楽で、ほとんど症状が出てない。なんだか年々、楽になっていくようで、うっとうしいとは思わないでこの春は終わりそうです。あったかくなりましたねえ・・・。春っぽいお料理を作っていたのに全く書いてもいなくって(笑)、こういう時に一緒に載せますw空豆とたらこのパスタ 1 posted by (C)rose_chocolatどっかで見かけたんですけど、どこで見たかが思い出せないwうちでもやってみようと思い立って作ってみました。色が、春だよね。黄緑に、薄いオレンジ・・・。春野菜のカレー posted by (C)rose_chocolat↑のカレーは確か、美容院で見かけた雑誌に出てたんですよね(笑ガン見して、まねっこwキャベツと大根が入ってます。そしてご飯は、五穀米。 黒米も入ると彩りもよいですね。
2009.03.27
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原題: MILK監督 : ガス・ヴァン・サント 出演 : ショーン・ペン 、 エミール・ハーシュ 、 ジョシュ・ブローリン 、 ジェームズ・フランコ 、 ディエゴ・ルナ 試写会場 : 九段会館公式サイトはこちら。<Story>1972年のニューヨーク。金融や保険業界で働いていたミルク(ショーン・ペン)は、20歳年下のスコット(ジェームズ・フランコ)と出会い、恋に落ちる。二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、小さなカメラ店を開店。そこはたちまち同性愛者やヒッピーたちのよりどころとなり、ミルクは彼らを快く思わない保守派に対抗した新しい商工会を結成する事になる。社交的でユーモアにあふれたミルクは、近隣住民の抱える問題に、政治的により関わりを深めていく。[ 2009年4月18日公開 ]ミルク - goo 映画<感想>楽しみに楽しみにしていたこの作品。アカデミー主演男優賞、脚本賞の2冠に輝いたということもあってか、九段にしては超満員。3階席まで使ってましたね。アメリカで、同性愛者としては初めて公職に就いた実在の人物、ハーヴェイ・ミルク(1930-1978)の最後の8年間を描いた作品。監督のガス・ヴァン・サントもゲイをカミングアウトしているそうです。舞台となっているのが1970~1978年。今からわずか30年あまり前の出来事なのに、現在私たちが目にしているいろいろなニュースとは隔世の感がある。 こんなにホモセクシュアルに対してアメリカで保守的な時代があったということを思い起こさせてしまう。黒人の公民権運動、ウーマン・リブしかり、何につけてもパイオニアは、それまでの概念を打ち破るために時に筆舌に尽くし難い想いを味わうのだろう。それでもミルクが支持を得たのは、彼がただ単に、自分たちのコミュニティだけの問題として片付けなかったからではないだろうか。(C)2008FOCUSFEATURESLLC.ALLRIGHTSRESERVED カムアウトするということは勇気がいることである。何がために知らせるのか。それはもはや、自分独りで黙っていることが耐えられなくなってしまって、この想いを誰かと共有したい、そういう信念に突き動かされるからなのかなと。勇気を振り絞って告白してみて何か役に立てることはないかと動きだした時、立場こそ違えど、マイノリティが抱える要望だとか現状だとか、そういったものに共通事項があることにミルクは気がついたのではないだろうか。マイノリティである自分が、代表する立場になることで、他の人と共有している要望を改善したりすることができる。あらゆる差別、排除によって不利益を被っていると感じている人たちの苦しみを少しでも軽くすることができたら。 そんな想いがあったからこそ彼は支持を得ることができたのだと感じる。それでも彼に対しての風当たりはキツい。だけど、異を唱える人々に対しても、ミルクは一貫して相手を見下さない態度で接している。時にユーモアを交え同調したり。だが、プロポジション6のように、自由に生きる権利が侵害される危機に立たされた時は徹底的に戦う。そんな彼を支持する人たち。 中でもエミール・ハーシュの化け方(!)には驚かされた。 『イントゥ・ザ・ワイルド』で見せてくれた、決死の演技とはまた違った姿がいい。肩の力を抜いて自由に生きたい。 今では、エイズ・メモリアル・キルトを主宰しているクリーヴ・ジョーンズ氏を演じた。そして最初の恋人のスコット・スミスを演じたジェームズ・フランコ。ミルクが次第に社会的に影響力を持って行くにつれて、手の届かないところに行ってしまいそうな不安をきっと彼は感じていたんだと思う。 でも最後にミルクが拠り所にしたのもまたスコットだった。 離れていてもいつも心はそばにいた。 そうすることで心のバランスを取っていた。 そんな切なさと、ミルクをどこまでも見守っているという確固たる信念を持った男性。 心が柔らかくて素敵だったな。本当に彼を取り巻く人たちがみんな素敵なんですね。 スコットの次の恋人のジャック、女性ブレーンのアン、カメラマンのダニー、その他大勢。 彼らのサポートがみんなあったかい。これらキャストは実際の人物に似せている。そっくりでなくとも雰囲気が似ている。そういう細かい点で、この映画への敬愛を表しているところが大好き。 (C)2008FOCUSFEATURESLLC.ALLRIGHTSRESERVED そしてミルクの不倶戴天の敵であるダン・ホワイト。ジョシュ・ブローリンが、この難しい役どころを演じていました。ダンもきっと共感してくれる人が欲しかったんだと思う。だけど政治的にも成功したいし家庭も潤わせたい。 ミルクについて、「問題を抱えているから支持される」という妄想だけを膨らませていってしまっているけど、ここに根本的にダンの勘違いがあるように感じた。何故ならミルクの「問題」は、生命を懸けた闘い。空気がないと息ができないように、人を自由に愛して生きる権利がなくなると生きていけなくなるくらいの感情を持つ人もいるのだから。今、ゲイと聞いてもそんなに珍しいと感じることは正直あまりない。 例えばマスコミに登場する人たちが、自分はホモセクシュアルだとカミングアウトして、番組を持っていたり執筆をしてみたりすることはそうそう特別なことではなくなってきているから。特に平成になってから、マイノリティの存在に関して、私たちはかなりいろいろな情報をもっているのかもしれない。 今まで声を上げたくても上げられなかった人たちの意見が、マスコミ、ネットを通じて簡単に伺える時代になりました。だけど、実際に今の日本で、「自分はホモセクシュアルです」とカミングアウトしたとしたら・・・。 実際に、身の周りでそんな人がいたとしたら。果たしてその人にとって今の日本は、生きやすい社会であると言えるだろうか。アメリカではもはやマイノリティを無視することはできなくなっているけれど、日本でこの状況を作り出すことはまだまだ難しいと思う。同性愛をカムアウトしただけでかなり社会的には生き辛くなるであろうことは容易に想像できるから。 アメリカと日本では、まだまだマイノリティに対しての目線には差があるけれど、それでも、いろいろな側面で苦しんでいる人がこの映画を見たら、きっと勇気づけられるんじゃないかと思う。大きな一歩を踏み出していった彼らに対して心から敬意を表したい。私も「女性」という大きなマイノリティに属する1人として、動かなければ何も変わらない、何かを変えたかったらまず相手を理解しないといけないということを考えさせられた。*********************************今日の評価 : ★★★★★+α
2009.03.24
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原題: RED CLIFF: PART II/赤壁監督 : ジョン・ウー 出演 : トニー・レオン 、 金城武 、 チャン・フォンイー 、 チャン・チェン 、 ヴィッキー・チャオ 、 フー・ジュン 、 中村獅童 、 リン・チーリン 試写会場 : 中野サンプラザ公式サイトはこちら。<Story>曹操(チャン・フォンイー)の元へ男装して潜入していた孫権(チャン・チェン)の妹・尚香(ヴィッキー・チャオ)は、疫病で亡くなった兵士たちの死体が船に積まれ、連合軍のいる対岸へ流されていく光景を目撃する。死体に触れた連合軍の兵士から次々と疫病が感染し、曹操の非情なやり方に周瑜(トニー・レオン)をはじめ、連合軍は憤りを感じ、劉備(ユウ・ヨン)軍は自軍の兵と民のために撤退を決意するが、孔明(金城武)はただひとり戦地に残るのだった。劉備たちが4万本の矢を持っていったことの責を問われた孔明は、三日で10万本の矢を調達すると周瑜に宣言。一方、周瑜も水上戦に長けた曹操軍の武将二人を排除すると宣言する。お互いの首をかけた発言に周囲は冷や冷やするが、当の本人たちは涼しい顔をしているのであった。連合軍が曹操軍を撃退するための作戦を練っているその時、自分が戦争の発端であることを知った(リン・チーリン)は、一艘の舟に乗って曹操のもとへと向かっていた…。圧倒的な戦力差の連合軍に、はたして勝ち目はあるのか!?周瑜は小喬を取り戻すことができるのか!?孔明の秘策は通用するのか!?劉備たちは戻ってくるのか!?歴史に残る大戦“赤壁の戦い”がいよいよ決着の時を迎えようとしていた。[ 2009年4月10日公開 ]レッドクリフ PartII -未来への最終決戦- - goo 映画<感想>Part1はなかなか観る機会がなくて、皆さんが観終わった大みそかにひっそりと行ってましたが(笑)、今回は試写で鑑賞。この試写、サンプラザが多くて、ハコが大きいから人数も半端じゃないんですよね。私が着いた時には人が建物の外を取り巻いてた。。。先に並んでいただいてなかったら入れたか怪しかった f^^;以下ネタばれ気味、読みたい方はマウス反転どぞっ ↓三国志は詳しくないっていう前提で鑑賞してますんで、詳しい方にすればいろいろと違うんでしょうけど・・・。一言で言うと、レッドクリフは1も2も、「三国志の雰囲気を楽しむ」作品なんでしょうね。つっこもうと思えばきっと際限なく出ますね(笑あれで何で死なないの?? みたいなのとか。 まあ、ヒーローが死んでしまっては映画は終わるよね。(C)2009, Three Kingdoms, Limited. All rights reserved.前作に引き続き、ヴィッキー・チャオのエピソードもあり、密かな恋心も束の間、おてんば娘も「人の世のあわれ」をまざまざと感じてしまうんですよね。ここでもどーしてあなた生きてるの?? とか、つっこもうと思ったらもう満載なんですが。でもあれは絶対に男じゃないってわかるって!! バレないのが不思議で不思議で。 「そこは考えないことにして」ってことでしょうかね(笑(C)2009, Three Kingdoms, Limited. All rights reserved.結局このシリーズでトニー様よりもお気に入りになってしまった、フー・ジュン。かっこいいわああ。。。相変わらず身体スペックが高いので、そこがまたキーポイントになってたりします。とにかく今作も活躍。 関羽、張飛もまた随所で見せ場作ってます。そして周瑜が曹操軍を倒していくまでの過程もまた楽しめました。孔明の策略には笑えましたね。小喬の周瑜への想い。 茶の湯のたしなみ方を武将として、人間としての器を図る基準にしているところなどもうなずけます。あとは甘興の意外な献身。 実はアナタいい奴だったのね。。。涙「集中すれば、小石で巨人を倒せる」という言葉通りの展開なのはちょっと小気味よいです。どう考えてもかないっこない敵に、最後まであきらめないで向かってくんですから。多くの犠牲も出すんですけどね。ともあれ、大画面で人海戦術、バッタバッタと人が死んでいくのは迫力あっちゃったりしてます。昔もきっと大勢死んじゃったんだろうな。お約束みたいに主要キャストが無傷なのはちょっとむむむ。。。 なのですが、まあこれは「考えない」方が楽しめます。 少なくとも自分は楽しかったかな。********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.03.23
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鑑賞劇場:彩の国さいたま芸術劇場作 :井上ひさし演出:蜷川幸雄出演:藤原竜也 / 小栗旬 / 鈴木杏 / 辻萬長 / 吉田鋼太郎 / 白石加代子 他久しぶりに今日は演劇です。彩の国さいたま芸術劇場に、「ムサシ」を観に行ってきました。今回は、実家の母が知人よりチケットを入手してくれました。もともと「チケット争奪戦」というのは引いちゃう方で、あ、満席ならいーです。。。 と、あっさりしてるんで、どうしても!! というのがあんまりないんです。なので、今回の棚ぼたには私がびっくり。オークションでも結構高額で取引されてますよね。とにもかくにも、取れたということで、これは行かなくちゃね。s-DSC03152 posted by (C)rose_chocolat井上ひさし氏の脚本ということで、従来の「宮本武蔵」とは少し違う解釈に基づいています。巌流島で武蔵は小次郎を破ったのが「本物」ですが、ここでは、「あの時小次郎が死ななかったら」という仮説から始まる物語です。巌流島の戦いから6年後に再会した2人・・・。そこから新たな物語が始まるんです。なのでしょっぱなから、竜也武蔵&旬小次郎の巌流島のシーン!!これは両方のファンならものすごく嬉しいでしょうね~。 サービス満点です。私も生でお2人を観れて大変感動~。主役の藤原くん。先日『禅 ZEN』での北条時頼役が記憶に新しいだけに、彼の武士姿を生で拝めるっていうのはめちゃくちゃ嬉しい!宮本武蔵っていうと、歴史の教科書なんかだと、ものすごく髪の毛もじゃもじゃな絵が描いてあって(笑)、竜也くんだときれいすぎない?? と思ったりしたのですが、そこはちゃんとw、「それなりに小汚い感じ」にしてありました。でも竜也くんなんでやっぱりイイ男なんですよ(笑じっと黙って考えて、最後にズバっと意見を言うようなそんなキャラです。対する小次郎の小栗くん。背が高くて美男子でスタイリッシュな小次郎って雰囲気です。映画を見ているせいか、彼が立っている姿はまるで『クローズ ZERO』みたいでした(笑2の予告みたいに、「うおりゃ~~っ!!」って叫び出しそうなw若々しい武蔵と小次郎、ですね。パワーがあふれていて。s-DSC03153 posted by (C)rose_chocolat脚本は井上色が満載といった雰囲気でした。命を粗末にしている現代人。金に、出世に目がくらんで、あるいはプライドに負けて命を、自分を粗末にすることが多過ぎる世の中に対しての警鐘とも言える内容でした。人の心に、たまりにたまった怨念とでもいうのでしょうか。 そういったものと一度綺麗さっぱり手を切れたらどんなにスッキリすることでしょう。不要なプライドは捨てようよ。 そんなメッセージなのかな。主要キャストは7~8人といった感じです。みなさんそれぞれ、笑いあり涙ありシリアスあり、といった迫真の演技でしたが、特筆すべきは2人の女性陣。鈴木杏ちゃんはもともと舞台の方が経験豊富な女優さんだったんですね。勉強不足でした。『吉祥天女』や、ドラマ「青い鳥」で見せたしっかりとした演技。それは舞台でもその通りだったと思います。まず声がいい。しっかりと出ていて動作も美しくて、基本ができているんです。案外、TVや映画よりも、舞台の方が映える女優さんなのかもしれません。彼女の舞台見てみたくなりますね。これからもチェックします。そして白石加代子さん。もう何も言うことはなく・・・。 変幻自在の演じ分けというものを見せていただきました。声色や、ちょっとした表情の変化だけで心情を変えている女優さん。素晴らしかったです。舞台は、能楽堂のようなつくりで、客席の通路を花道に見立てて、そこに俳優陣が通りかかるという設定もしているため、お気に入りの俳優さんがお隣に立っている・・・ ということもあるのですwファンサービスの一貫としても非常にうれしいこと。 お目当てのあの人が通ったらドキドキでしょうね(残念ながら通路側ではなかった。。。)
2009.03.21
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原題: VALKYRIE監督 : ブライアン・シンガー 脚本 : クリストファー・マッカリー 、 ネイサン・アレクサンダー 出演 : トム・クルーズ 、 ケネス・ブラナー 、 ビル・ナイ 、 トム・ウィルキンソン 、 カリス・ファン・ハウテン 公式サイトはこちら。<Story>第二次世界大戦下のドイツ。アフリカ戦線で左目を負傷したシュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、“良心”と“忠誠心”の葛藤に悩んだ末、祖国の平和のためにヒトラー暗殺を考えるようになる。やがて画期的な暗殺計画≪ワルキューレ作戦≫を立案し、トレスコウ少将(ケネス・ブラナー)やオルブリヒト将軍(ビル・ナイ)ら、同志と着々と準備を進めていく―。そして、決行の1944年7月20日を迎えた。ヒトラーとその護衛たちを前に、大佐たちは計画を成功させられるのか…。ワルキューレ - goo 映画<感想>もし地雷だったらどうしよ。。? と思いながらも、歴史物は基本観てしまう系だし、ナチスものだから何か人間の本質みたいなものもあるかもなあ・・・ とあーだこーだ考えながら、今週末はまずこれをチョイス。春休み前の連休ってことでシネコンは大混雑でございまする。。。ヒトラーの最期は教科書にも出てくるだろう出来事だけに、この映画も、「結果がわかっている」ことが鑑賞の前提となります。どれだけの密度で、心情で彼らが計画を遂行していくのか。どれほどの想いがあるのか。そこがこの映画の焦点のような気がします。(C) 2008METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC. ALL RIGHTS RESERVED.これほどの計画が露見せずに成功すること自体がそもそも針の穴ほどの確率なわけで、中心人物を取りこまない限り、根こそぎ騙すことは不可能なんですよね。当時は通信手段が限られていたからここまでできたようなものだけど。今だったらコンピューターがあるから手口も巧妙になる代わりに発覚も早そうです。手段はどうあれ、最大の障害は、ヒトラーの側近レベルまで食い込めなかったこと。ヒトラーとヒムラーが標的は分かるけど、じゃあゲッペルスはどうにかしなかったのか。と、考えてしまいますが、仕方なかったんでしょうね。露見するよりは出来るだけのことをした方がよいと。「彼らのようなドイツ人じゃないドイツ人もいる」その誇りこそが、シュタウフェンベルク大佐らを動かしているわけですから。組織的に取り込むことで成功確率は上がるけど、リスクも増える。だけど思想論を展開するわけにはいかなかったから、これが彼らのできた最大のこと。人数も少なくて虚為の事実を押し通さねばならなかったとはいえ、彼らの計画は決して一枚岩ではなかった。それを阻んだのは自己保身であったり、見解の違いであったり。そしてなし崩しに推し進めてしまったのも、統一が徹底していた状態ではなかったことを窺わせます。それでも、この計画の原動力となった「ドイツ人としての誇り」に対して共鳴した人々がおり、少なくとも立ち上がっていったことがこうして映画という形で記録されて人々の記憶に残るのは、それはそれで誇らしいことと言えるのではないでしょうか。基本的に、ヨーロッパ映画はその国の言語で作っていただきたいという希望があるので、舞台が英語圏じゃないヨーロッパで、全編英語の映画というのがまず鑑賞前に違和感を持つところなんです。先日観た『ディファイアンス』もそうなんですけど、内容的にナチスがらみを扱っていても、何故か密度の濃さはあちらに軍配が上がるように感じました。どうしてなんだろう・・・? うまく表現できないのですが・・・。 この『ワルキューレ』は淡々と流れすぎてしまったように思いました。俳優陣も、他の作品のイメージがあるだけに、英語圏を感じさせてしまったメンバーが多く、唯一カリス・ファン・ハウテンだけがドイツ人っぽく思えたんですよね。(もっとも彼女は『ブラックブック』のイメージもあったのですが)********************************今日の評価 : ★★★
2009.03.20
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もうこのテーマで日記を書くこともないのだと思うと、何だかさびしいような。我が家から小学生がいなくなります。2年の途中で転校してからお世話になった小学校。上の子も途中からでしたのでいろいろありました。でも、天然にとって、この6年生の1年間はとても充実していたのではないでしょうか。実は、5年までの人間関係があまりよくなかったため、「6年で転校させようか」という話も出ていたほどです。耐えられないほどではなかったけど、あまりいい環境じゃないんでね。当時の担任も無力でした。引っ越す前に通っていた小学校は片道徒歩40分近く、そしてもう1つ、別の方角に、今の小学校と同じくらいの距離で小学校があるので、理由を話せば越境は可能かなという相談まで出たくらい。ですけど中学受験のことを考え、それはお流れになりました。で、今年の担任の先生がとてもしっかりとした方針をお持ちのベテラン先生だったので、非常に天然は救われたんですよね。子どもたちに1人1人、丁寧に応対していました。中学受験に関しても理解があり、バックアップもしていただきました。子どもたちからの信頼もあり、クラスがまとまった状態で卒業を迎えました。やっぱり担任次第で、学年の雰囲気も全く違うんですよね。だからクラスが非常に仲がよかったんですね。男女ともに。男女の仲もよかったです。これって貴重でしょ?中学になったらイヤでも男女離れるよね。思春期だから。天然も別の中学に行くので、地元で仲のいい友人がたくさんできたのは本当によかったと思いました。s-DSC03138 posted by (C)rose_chocolat今回は、早く行ったから、一番前の列をゲット(笑卒業生入場前の体育館です。式典って最前列じゃないと写真に人の頭が入るのよ。子どもの写真は出しませんが。。。w堂々としていて、みんな大きくなったなあ。卒業おめでとう。中学は違うけど、また天然と遊んでね。s-DSC03148 posted by (C)rose_chocolat
2009.03.19
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原題: VERSAILLES監督:ピエール・ショレール出演:ギョーム・ドパルデュー、マックス・ベセット・ド・マルグレーヴ、オーレ・アッティカ、パトリック・デカン鑑賞劇場 : TOHOシネマズ六本木ヒルズ公式サイトはこちら。フランス映画祭2009 公式サイトはこちら。<Story>17世紀フランス繁栄の証で、今なお観光客で賑わう世界遺産・ベルサイユ宮殿。その宮殿の森に、現在多くのホームレスが暮らすのを知る人は少ない。社会からはみ出て生きる男・ダミアン(ギョーム・ドパルデュー)は、ある日突然、母親に置き去りにされた5歳児・エンゾ(マックス・ベセット・ド・マルグレーヴ)の世話をする羽目に。全てを諦めたかのような男・ダミアンと、幼な過ぎて何も分からない子供・エンゾ。二人の間には、いつしか本当の親子以上の情愛が生まれるが……。(シネスイッチ銀座ほかで5月公開予定)<感想>フランス映画祭2本目は続けてこれ。昨年肺炎で急逝した、ギョーム・ドパルデューの遺作です。館内満席。ベルサイユの近くの森では実はホームレスが多いという事実。母子家庭や貧困、就職難、そういった社会的な側面も持つ映画です。なかなか思うような人生が描けなくて苦悩するニーナ。5歳のエンゾに一体何が分かるのだろうか。それでも母を慕うエンゾ。だけど絶対に慕う存在はある日姿を消す。この世で何も頼るものがない子どもが独り置き去りにされる。。。ダミアンは何も血のつながりがないエンゾと行動を共にし、次第にエンゾに対しての保護者的な責任感も生まれてきてしまう。だけどその感情はまた、ダミアンにとって足かせともなってしまう。元来彼は自由に生きたかったのではないだろうか。そこに降って湧いてきた子ども。根は善人なだけに見捨てることはできなかったのだろう。頼るものができて、信じると消えていく。そんな人生を送っていたら人間ってどうなるのだろうか。根底にあるべき安定が揺らいだ幼少期を送る影響は大きいと思うけど。それでも人は、信じたいのです。絶対に揺らがない何かを探し続ける。不安定なダミアンは、演じたギョームの人生そのままだったのでしょうか。今となっては知る由もありませんが。映画の後はトークショー。ゲストはピエール・ショレール監督と、内田也哉子さん。監督は、「敢えて情報を与えないようにした」とのコメント。情報が詰まりすぎている映画が多い今、それに違和感を感じるのでこのようにしたそうです。ここは人によって好みが分かれるところだろうと思いますが、この試みが映画の一番核となる部分で使われてしまったため、やや表現不足な印象が出てしまったのは自分はもったいないと感じました。そしてご主人が今や時の人となってしまった也哉子さん。絶対に出るだろうなと思っていた無茶振りな質問がやっぱり司会より飛び出してしまう。今ここで、それを訊くの?内田さんは事前のお勉強もしっかりされてて、真剣にトークショーに臨んでいたのに。これは明らかに時間のロスでもあったし、監督にも内田さんにも失礼であったと感じました。そしてプレスの数も多かったせいもあるのだろうが、スタッフの私語が多くトークが聞きづらい。こんな日にカメラも携帯も忘れてしまう自分は運が悪いw也哉子さん、こっち目線だったのになあ。撮影自由のようでしたから、来年はカメラ持って行こう。*********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.03.15
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原題 : Nos enfants nous accuseront 監督 : ジャン=ポール・ジョー鑑賞劇場 : TOHOシネマズ六本木ヒルズフランス映画祭2009 公式サイトはこちら。<Story>フランスでは年間76,000トンもの農薬が使われている。子供たちの未来を脅かすこの現状を打開すべく、バルジャック村の村長、エデュアール・ショーレは、全ての学校給食をオーガニックな食品にするという前例のない試みに挑戦する。人々の健康よりも企業の利益を優先させたゆえに起こっている環境や食品、身体への影響を、カメラが追っていくドキュメンタリー。(渋谷・アップリンク他にて初夏公開予定)<感想>4日間のフランス映画祭。気がつくのが遅くって&予定もぎっしりなので、最終日しか参加できませんでした。ですけど2本観れたので、自分的にはまあよしとしましょうか。1本目は社会派ドキュメンタリーです。食の安全を描いた映画としては『いのちの食べかた』が最近では挙げられますし、地球環境問題としては『不都合な真実』 『アース』などがあります。その両方の要素を兼ね備えた内容。冒頭の場面。ユネスコの環境関連の会議。 学者さんがこんな質問を会場の人たちにしていました。ガン・糖尿病・不妊症の3種類の病気について、自身あるいは周辺に該当者がいる人に挙手させたあと、「今まで1回でも挙手した人は再度挙手して下さい」と。会場のほとんどの人が手を挙げていました。それだけ現代人はほぼ、病気に遭遇している確率が高いと言えよう。そして、その原因として最近、遺伝でも内分泌でもないケース、すなわち環境だとする説も多くなっている。人間が食物を通じたり、体内に取り入れる化学物質の影響です。その現状を打破しようとしたかったのか、あるいはただ単に映画制作のためなのか。監督がフランス・バルジャック村に、有機農業を打診した本当の理由というのが今一つ分かりにくかったのですが、とにかく彼は村に試みを打診し、そして村長はそれに共鳴し、村の農業従事者に協力を要請して、この映画ができたという訳です。ですけど、せっかく有機栽培をしたところで、それが消費されなければ意味がない、ということで、まずは身近な学校給食にオーガニック食材を使用しようということになりました。これだけ食の品質崩壊が謳われている現代ですから、やはり自分たちが実際に食べるものに関して興味があるのはもちろんな話。まして未来ある子どもたちが食べるものですから。初めの方に、オーガニックになる前に食べている「普通の給食」の内容、添加物などがデータとなって私たちに提供されます。それを読んでいると絶対に自分では避けたいものばかり。。。缶詰やレトルトを使用したりしていた従来の給食を、オーガニック食品に切り替えて行くことで、調理法も工夫がなされて、子どもたちにも「食べる喜び」がもたらされていくのは、観ているこちらも嬉しくなる。学校給食を変えようという試みは私が敬愛するシェフ、ジェイミー・オリヴァーがイギリスで実践しているだけに、この映画も非常に興味があった所です。フランス映画祭は今回からトークショーを充実させる方針ということで、各映画の後に40分程度のトークがついている。これは自分的には結構嬉しいものです。今回のチケは1500円ですが、トークつきならまあギリギリ許せるお値段か。ですけどねえ・・・。 1000円くらいだと嬉しいんだけどな。そしてこの映画のトークショーゲストはジャン=ポール・ジョー監督と、中目黒のオーガニック野菜スイーツ専門店、「パティスリー・ポタジエ 」 のオーナーパティシエ、柿沢安耶さん。食に関してこだわりがあるということでこのチョイスは、なかなか気が利いてます。最近注目のお店ですもんね。野菜スイーツだもん。日→仏、という通訳が入るので勢い時間が足りなさそう。監督はこの映画を「情報を提供する映画」と位置付けています。人によって十分な情報が行きわたらない、あるいは多過ぎて選択できないので、提供する役割をこの映画に与えた、ということ。確かにドキュメンタリーとしてはメッセージ色は非常に強い。特に子どもたちが歌う歌の歌詞。その内容がすごい。一体誰が作ったんだろうって思います。日本は今や世界で化学物質を使用する国の第2位になっているので、この映画を公開する価値は十分あるんでしょうね。将来非難されない食卓を作りたい、子どもたちに毒に近いものを与えるのは嫌だ、という基本的な考えが、この映画を推し進めている。いささか強烈なものはあるが、ここまでのフィルムを作り上げたこと自体が尊敬に値するものではないだろうか。********************************今日の評価 : ★★★
2009.03.15
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原題: DOUBT監督・原作戯曲・脚本 : ジョン・パトリック・シャンリィ 出演 : メリル・ストリープ 、 フィリップ・シーモア・ホフマン 、 エイミー・アダムス 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ公式サイトはこちら。<Story>1964年のニューヨーク。ブロンクスにあるカトリック学校セント・ニコラス・スクールでは、校長のシスター・アロイシス(メリル・ストリープ)が厳格な指導を信条に日々職務を果たしていた。一方、生徒の人気を集めるフリン神父(フィリップ・シーモア・ホフマン)は、ストイックな因習を排し進歩的で開かれた教会を目指していた。しかし、唯一の黒人生徒ドナルドと不適切な関係にあるのではないかという疑惑が持ち上がり、シスター・アロイシスによる執拗な追及が始まるのだった…。 ダウト-あるカトリック学校で- - goo 映画<感想>TOHOシネマズデイ2本目は、アカデミー賞ノミネートでかなり話題になっていたこの作品に。メリルもエイミーも好きですし、厳格でミステリアスな予告もツボでしたので、期待度大にて鑑賞してきました。ダウト、と言いますと、やっぱりトランプのゲームがイメージとしてあるんですよね。嘘をついているのに何食わぬ顔をしないといけない。嘘かもしれないからカマでもかけてみようか。そんな駆け引きのゲーム。あくまでもゲームだからいいのであって、これが実生活で起きてしまったら、心の一部分を占めて行ってしまって、常に重たい石を心に持っていなくてはいけなくなるだろう。重たい石に、心を砕かれないようにしないといけなくなる。(C)2008 Miramax Film Corp All rights reserved.この映画では、確たる誘導は何もありません。当のご本人たちですら、何を信じてよいのかわからない。ハッキリとした証拠もないのに、疑いが疑いを呼んでいく。常に疑心暗鬼のなかで暮らさなければならない校長は、メリル・ストリープが演じています。『マンマ・ミーア』よりもこちらの役の方が合っているような気がするな。舞台は1964年、夫が戦死してから20余年ずっと独りで暮らしてきた環境や人生経験が、「勘」を生み出したのだろうか。人生経験からくる直感は、得てして正しいことも多いが、パターン化していることだと、こうなるはずという思い込みが先行して、猜疑心ばかりが大きくなっていく。疑い、疑われてばかりの関係は、お互いの心をいつのまにか疲弊させていく。エイミー・アダムス演じるシスター・ジェイムズは、人生経験が心を縛りつけていく校長を、頼りつつも行き過ぎな人物と思っている。しかし、最後に見せる校長の苦悩に立ち会った時、彼女は悟ったのではないだろうか。"intolerance" から派生する "doubt" には終わりはないことを。映像も抑え気味の色彩で、約半世紀前の雰囲気はたっぷりです。ケネディ暗殺の頃ってまだまだ信じられないほど保守的だったんですね。言いたいことは分かりますし、それに至る心理戦も積み重ねられており、主な登場人物の4名の演技は素晴らしいのですが、展開がやや平面すぎるのではないかという印象を受けました。『永遠のこどもたち』のように、もうひと捻りふた捻りを期待してしまったのがいけなかったかな?映画としては悪くない出来なだけに惜しかったです。*******************************今日の評価 : ★★★☆
2009.03.14
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監督 : 中村義洋 原作 : 海堂尊 出演 : 竹内結子 、 阿部寛 、 堺雅人 、 羽田美智子 、 山本太郎 、 高嶋政伸 、 貫地谷しほり 、 尾美としのり 、 中林大樹 、 林泰文 、 佐野史郎 、 玉山鉄二 、 野際陽子 、 平泉成 、 國村隼 公式サイトはこちら。<Story>東城大学付属病院の窓際医師・田口(竹内結子)は、「チーム・バチスタ事件」を解決した功績で院内の倫理委員会長になってしまっていた。そんな彼女の元に、“ジェネラル・ルージュ”と呼ばれる救命救急の速水センター長(堺雅人)と医療メーカーの癒着を告発する文書が届く。それと時を同じくして告発された医療メーカーの支店長が院内で自殺。田口は院長(國村隼)の命で院内を密かに探ることになる。そこに骨折した厚生労働省の役人・白鳥(阿部寛)が運ばれてきて……。ジェネラル・ルージュの凱旋 - goo 映画<感想>レビューがたっぷり溜まっているんですが、なかなか書けないので。。。 汗去年観た『チーム・バチスタ』が、一体何が言いたかったのか全然分かんなかったんで、これ正直一歩引いてたんですよねえ。。。また地雷だったらやだなーと。ですけど今回は堺さんですってー!?まずそれに惹かれたのと(笑)、友人も勧めてくれたので、それじゃあとちょっと観てみました。ちなみに原作は未読。今回は主役は完全に堺さんって感じがしました。1人だけ、カッコよすぎ。。。いい男すぎました(笑これだけカンペキに演じられてしまうと、結子さんもちょっと出る幕ないくらい??もともと登場人物が多いような感じがしていますので、おまけのように出てきた冬彦さんとか玉鉄とかって・・・笑(C)2009 映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」製作委員会今回は、現代の医療が抱える問題がかなり盛り込まれています。医師不足、メンタルケア、トリアージ、ドクターヘリ、医局と業者の癒着など。あんまり書くとネタばれになっちゃうんで書けないのですが、私たちが日頃から、「こうであってくれたら」と思うことが、この映画には、理想形で盛り込まれています。主に最近問題になっている、救急医療の貧困さに対して、どうしたら解決できるだろうという部分の、1つの回答を出しています。それはある意味、覇道であり、医師としての「型」を壊していかないと実現しない。速水は「1つでも多くの命が救われるのなら」と、それを承知で取り組みます。採算を取るために、多くの患者が苦渋を味わっているという現実に対して、痛烈に皮肉ったものと言えるでしょう。私たちが支払った高い医療費は適切に使われてもらいたいものだし、それは患者にとって、最も有効でなくてはいけないはず。そういう身近な問題を、この映画が思い起こさせているのは、十分にその役目を果たしていると言えるでしょう。そんなシリアスな側面に厚みを持たせつつも、笑いはしっかりと取ってます。そう言えば昔からチュッパチャップスってありましたけど、あれって1つ食べちゃうとしばらく口の中が「チュッパチャップスオンリー」になっちゃうので、結構、困ったものでした(笑1本がお高いのも、子どもにはキビしく・・・。今ならもう、大人買いしても全然大丈夫なんですけどねw*********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.03.14
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原題: MARLEY & ME監督 : デヴィッド・フランケル 出演 : オーウェン・ウィルソン 、 ジェニファー・アニストン 、 エリック・デイン 、 アラン・アーキン 試写会場 : 明治安田生命ホール公式サイトはこちら。<Story>新聞のコラムニストをしている新婚夫婦のジョン(オーウェン・ウィルソン)とジェニー(ジェニファー・アニストン)は、子どもを持つ自信をつけるため、犬を飼うことを決意。そして、やって来たのがマーリーだ。ところが彼は、手に負えないほどにやんちゃな犬だった!ほかの犬や飼い主に飛びかかり、顔中をヨダレまみれにする。雷にパニクる。家具を噛みちぎり、何でもかんでも食べたがる。おかげでジョンは、マーリーのうんちにまみれるハメに…。訓練学校でもサジを投げられ、お払い箱にされる始末。やがて子供たちに恵まれた家族は、そんなマーリーに手を焼きながらも、人生の喜びを味わい、そしてかけがえのない日々を過ごしていく…。[ 2009年3月27日公開 ]マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと - goo 映画<感想>この日は大物の試写会が他でかぶっていたせいか、この試写、人が少なめでした。開場30分前に並びましたが列が短い。。。おかげさまでいい席取れました☆ ラッキーです^^動物ものはどっちかと言いますと苦手ジャンルになるのかなあ。動物オンリーなものってまず鑑賞しないんです。ですけどこれ、どことなくヒューマンっぽい印象もあるし、何と言っても監督が、2006年のmy映画鑑賞ランキング第3位の、『プラダを着た悪魔』と同じですもんね。このハガキもすごくおしゃれっぽいっていうかプラダっぽいっていうか(笑可愛い感じ!&綺麗な安田生命ホールが当たったし、これは観る前からワクワクものです。s-DSC03114 posted by (C)rose_chocolatもう1つ、ジェニファー・アニストンもとっても気になってました。最近映画からちょっと遠ざかっていた彼女、どんな風なのかなあって。だんな様役は『ダージリン急行』のオーウェン・ウィルソンです。どこにでもいる新婚カップル。その2人が、犬を飼うことによって、成長していく。初めは、自分で決めていた枠の中でだけの人生だったけど、マーリーと出会って、子どもたちともめぐり逢って、そして夫婦もお互いがかけがえのない存在だと気がついていく・・・。(C)2008TWENTIETHCENTURYFOX 「世界一おバカな犬が教えてくれたこと」という邦題サブタイトルにもある通りなんですが、マーリーってすごいです(笑とにかくこんなワンちゃんいたらじぶんなら付き合い切れない(爆あそこまでやりますかぁぁ・・・。 って感じ。 家族の状態って、ペットとの距離にも微妙に影響をもたらすのでしょうか。自分は犬を飼ったことはないのでそのあたりわからないんですけどね。仕事の状態、家族の状態、自分の状態が悪くても、どんなにおいたをしても、やっぱりしみじみと考えるとペットも家族なんでしょうね。癒してくれる存在なのでしょう。この映画の最大の魅力は、ただ単なる、ペットを可愛がったり憐れんだりという流れに終わっていないところ。かわいいかわいそうというだけではなくて、きちんと、「ペットに対しての尊厳」を打ち出しているところが、今まで観た動物関連の映画とは決定的に違う視点です。もっともそれは、ペットに対してのお国柄も表れているのでしょう。アメリカでは、犬に対してきちんとしつけをすることが求められ、しつけをしない飼い主の犬は、犬のコミュニティに入れてもらえません。ルール違反をしている飼い主には、他の飼い主がぴしゃーっと注意します。「1人のわがまま勝手な物差しでだけでペットを飼う」、ということが、社会的にどれほど迷惑なのか、イヤというほど思い知らされているようです。このあたり、日本の、「ペット=家族、だからオレ様ルールで飼う」という甘ったれた考えとは大きく違うように思います。日本では、どれほど公共の場所でペットが他人に迷惑をかけても、うちのコに何するの! という姿勢で逆ギレする飼い主を沢山見てきているだけに、アメリカのペットに対しての意識は胸がスカっとします。マーリーは確かにやんちゃな "clearance puppy" だったけど、社会的に受け入れてもらえるようにと、ジョンとジェニーは最大の努力をします。そして家においては、かけがえのない存在とマーリーに認識させています。夫妻に子どもができて、マーリー自身も成長して変化していく。責任を持って威厳のある飼い方をする、そうすることで人間も成長できるんだということを、この映画は教えてくれます。ペットが家族をつないでいく。そうやって、周囲の存在をかけがえのない大切なものだと認識させてくれる。この姿勢が映画に一貫して流れており、最後までブレがなかったのも、評価したい所です。オーウェン・ウィルソンとジェニファー・アニストンの夫妻もまた、お互いを理解していくというところで成長しているし、子どもたちも、思いやりの気持ちを惜しみなく私たちに見せてくれていたように感じました。ベタベタとしていない、いい距離感の家族を作ることって本当に難しいけど、こうして当たり前のことを当たり前に身につけられている家族って、見ていて気持ちがよいものです。*********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.03.11
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監督・脚本 : 北川悦吏子 出演 : 北乃きい 、 岡田将生 、 溝端淳平 、 仲里依紗 、 成宮寛貴 、 白石美帆 、 大沢たかお 鑑賞劇場 : ヒューマントラストシネマ渋谷公式サイトはこちら。<Story>近づいただけで倒れそうなくらい大好きな片思いの相手シュウ(岡田将生)に、ある日突然「つきあってください」と告白され舞い上がるヒロ(北乃きい)。2人は北海道の同じ高校に通う受験を控えた3年生だ。楽しい日々が続く中でシュウにはどうしても言い出せないことがあった。それは早稲田大学進学を目指していること。地元の大学志望のヒロはその事実を知ると、「東京に行くつもりなのに、なぜコクったの? 無責任だよ」と責めるのだった。ハルフウェイ - goo 映画<日記&感想>今日は夜に試写があったので、その前にどっかで1本観たいなと思っていたのですが、運悪く(苦笑) 長男がお休み。彼は学校行事で明日から旅行に行くので、準備のためのお休みの日だってさ。実質これが修学旅行のようなもの。自分で荷造りせいよ! って何回も言ってるんですけどねぇ。。。だけどなかなかやんないんだなこれが。 だから何となく口で指示して(詰めてなんかやらないw)いるうちに、家出るの遅くなっちまっただyo。。。おかげで1時台の上映の作品には間に合わず。 他にも観たいのがたくさんあったんですが、時間が合いそうなこれにしました。北乃きいちゃん結構好きなんです。監督も北川悦吏子さんっていうことで話題でした。プロデュースが岩井俊二・小林武史(音楽も)ということで、一体どうなるのかというのもありまして。行ってみると。。。 ちょうど、「高校の放課後」って雰囲気の館内でした(笑高校生だらけ・・・ 当たり前かw3人揃うと割引もあるからね。私なんてカンペキ親世代ですよ(笑あーまたやっちゃったかな、みたいな感じで鑑賞に入ります(笑これ、一言で言うならば、「普通の高校生の恋愛」を描いた作品。台本もアドリブがほとんどなだけに、素のまんまの高校生の会話とか生活感があふれています。だからよくある学園もののわざとらしさがないのはよいこと。題材も本当にシンプルな恋バナ系。「若いなー」ってこちらは思うんですよね。そのシュウとヒロ。ヒロはまっすぐな女子高生。「私を見て!」一辺倒じゃなくて、そこを一歩引いてあげることで彼が一回り男になってくれるんじゃない?? って、親目線ではついついおせっかいにも思うのです(笑それでも彼女は何とか自分の気持ちに折り合いをつけていこうとします。対するシュウ。矛盾してるってわかってるのに、やっぱ男子なんですね。後先考えないのはみんな同じ。ヒロの気持ちに応えたい優しさもあるけどやっぱり男は夢でしょ?無邪気な2人のシーン、可愛いなって思えます。白石美帆と大沢たかおはもちろんのこと(?)なのでそんなに思いませんでしたが、成宮くんまでもが「アドバイザー」的な年齢になってしまってるんだぁ・・・ っていうのは軽くショック(苦笑ですけど成宮くんも立派におにいさん目線ができてました。そして今回ピックアップしたいのは大沢たかおのセリフ。ああ、それ、いいこと言ってるじゃん! とうなずくこと多し。やっぱり経験してきた人の言うことっていいもんです(笑そう、どこまで行っても男と女はわかり合うことは難しい。こちらがしたいと思うことは相手には理解不能だったりする。そこから押したり引いたり駆け引きがあって初めてお互いを知っていく。それが若いと、待てなかったり引けなかったりするものだから。小樽が舞台ということで、一貫して景色が美しく、そしてそれに合う音楽もよかったです。いかにも岩井・小林っぽいなーと思う場面も多数。そしてテレビで活躍した北川監督らしいラスト、なのかなあ。だけどもうちょっと、持って行き方で、何かがあってもよかったような気もする。館内の高校生軍団からも「えーっ!?」って声が上がってましたから。年代的に違和感あったり、少女マンガっぽい世界が苦手な方はこの映画キツいかも。*******************************今日の評価 : ★★
2009.03.11
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監督 : 三池崇史 原作 : 竜の子プロダクション メカ&キャラクターデザインリファイン : 寺田克也 出演 : 櫻井翔 、 福田沙紀 、 深田恭子 、 生瀬勝久 、 ケンドーコバヤシ 、 阿部サダヲ 、 岡本杏理 公式サイトはこちら。<Story>高田玩具店の1人息子のガンちゃん(櫻井翔)は、父親の開発途中のヤッターワンを完成させ、ガールフレンドのアイちゃん(福田沙紀)と共にヤッターマン1号、2号としてドロンボー一味(深田恭子 、生瀬勝久 、ケンドーコバヤシ)と戦っていた。ある日、考古学者の海江田博士(阿部サダヲ)の一人娘、翔子(岡本杏理)から、ドクロストーンを探しに行ったまま行方不明になっている博士を探し出して欲しいと頼まれる。ヤッターマンに変身したガンちゃんと愛ちゃんはヤッターワンを出動させ、一路、博士のいるオジプトへ向かう!ヤッターマン - goo 映画<感想>子どもたちが『ドラえもん』を観たいって言うんで、じゃー、その間に私もこれ観たかったんで f^^; 鑑賞です。朝一番で行ったんですけど凄い人気ですねこれ。ほぼ満席。次の回、その次の回も満席。。。 ひょえ~ですよ。鑑賞の層は、・アラフォーらしき人・30代くらいの親と、その子ども(幼児)・誰かさんのファンの10代20代の3つにくっきり分かれてたんで、ほぼすべての世代がこれ観に来る。だから混み込み。。。あたしはどれかって? んなこと聞くなよー ヾ(>▽<)oこれ、原作のアニメを知っているかそうでないかによって、楽しみ度は大きく分かれると思います。アニメってパターンが決まってて、最初は絶対にドロンボーが勝ってる。ボロボロにやっつけられちゃうヤッターワンなんですが、ガンちゃんに「メカの素」もらって何故か完全復活、そして「ビックリドッキリメカ」っていうのがゾロゾロ出てきて、それが絶対にドロンボーたちをやっつける(笑最後は3連タンデムに乗ったドロンジョたちが「おしおき」に遭って粉砕。。。っていうのが毎週のお約束。だからこれ知らないとこの映画、笑いどころが半減するんですよ。左隣には、予告が始まっても男が解説やめないバカップル、右隣には、いつまでたってもビニールから食べ物出すのやめない母親とその子ども(幼児)、斜め左後ろには誰かのファンらしきウルサい女子中学生3人組(ぎゃーぎゃー騒ぐ)、という、朝イチにしてはサイアクな鑑賞環境でしたが、映画が始まるとみんな黙っちゃった(爆原作知らないと笑うところがわかんないからね。初めはいきなり街が破壊されたシーンから説明もなく入りますので、これがわかっていないとついていけない? と思いましたが、途中でちゃんと説明の部分もあるので、リアル世代じゃない人でも一応大丈夫なようにはなっています。キャストは、すごくピッタリなんじゃないかなと思います。櫻井くん、福田沙紀ちゃん、雰囲気ある~。細かい所なんかも再現されてて感動しました。例えば、ヤッターワンにつかまって移動するときの「つかまるポーズ」とかね。手を広げるでしょ。♪ヤッターヤッターヤッターマン の踊りとか、思い出すなー。オモッチャマまで出てきて笑える~(C)2008 タツノコプロ/ ヤッターマン製作委員会そしてこの映画の一番の話題は何と言っても「深キョンドロンジョ」。おいしそうな感じです(笑アニメだと、もうちょっと意地悪そうな感じの声だったと思いましたが、深キョンなんで声がカワイイ。。。グロスたっぷりな真っ赤っ赤&ローズがかったくちびるなんてアニメよりもよさそうwボヤッキーの生瀬勝久さん・・・ これがもうなりきりですよね。ドロンボー一味の中でも完全に主役でした(笑「ポチッとな」とか。。。 かなりツボでしたwケンコバさんはちょっとおとなしめっぽかったかな。(C)2008 タツノコプロ/ ヤッターマン製作委員会アニメでは見られない、映画ならではのいい部分っていうのがあって、例えば、アイちゃんとドロンジョとの恋のかけひきの部分とかですね。揺れる女心なんてアニメではあんまり時間割けないだけに、こういうところをクローズアップできたのはよかったんじゃないかなと思います。阿部サダヲさんのテンションって自分は好きなんですけど、この映画ではすごくいい方に生きていたように思います。演じ分けがすごかった。とにかくCGで細部まで表現できていたのにはまず感動だし、小ネタもちゃんとコピーされてましたんで、原作のリアル世代にはこれはウケはいいんじゃないかと思います。原作わかんなくてもちゃんと楽しめますしね。エンドロールも、途中で席を立たせないように工夫しているのはいいことですね。*******************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.03.08
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久々に、家にいます(笑今日、私の母がうちに来るとかで。。。なので、お昼はうちでみんなで食べることになりました。何か作ろっか。。。おやつもどうせいるんだし、ということで、兼用になるピザを焼くことに。そうなるとちょっとパスタもあった方がよいのかなあ・・・?ピザは断然、クリスピータイプが好きなわたし。ということで、うちでピザを食べる人は、問答無用で薄い生地になります(笑ふわんふわんのもそれはそれでいいのですけどね。。。ふわふわピザ生地は、「ナポリ風」、そしてクリスピー生地は、「ローマ風」なんだそうです。ふわふわだと、具がボリューミーじゃないとバランス取りにくいんですけど、カリカリだと、若干具があっさり系でもいいんですよね。今日は2枚焼きました。まず1枚目は、生ハム&バジルのピザ。あとはトマトソースとオニオンだけ。チーズのトッピングはなし、あっさり系です。ランチ 090307-1 posted by (C)rose_chocolat見た目がもう、おしゃれな感じがするんで、生ハムって好き☆そして2枚目は王道の、ベーコン&オニオン&エリンギ&チーズ。同じクリスピー生地&トマトソースベースでも、全く食感が違います。ランチ 090307-2 posted by (C)rose_chocolatパスタは2種。トマトソース&バジルと、ちょっとわかりにくいけど、たらこのパスタ。たらこソースには、ヨーグルトを使いました。あっさりしたかったので。。。全部まとめるとこんな感じ。これで4人分です。ランチ 090307-3 posted by (C)rose_chocolat余っちゃったのはおやつになりました。おもてなしランチってかなり久しぶり。普段家にいないし。。。w気合入ると作るスピードも違いますね^^そろそろ天然の卒業式ですね。準備しなくちゃ。
2009.03.07
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監督 : 中村義洋 原作 : 伊坂幸太郎 音楽プロデュース : 斉藤和義 出演 : 伊藤淳史 、 高良健吾 、 多部未華子 、 濱田岳 、 森山未來 、 大森南朋 試写会場 : 一ツ橋ホール公式サイトはこちら。<Story>1975年、セックス・ピストルズがデビューする1年前。最後のレコーディングで「FISH STORY」を放った、早すぎたパンクバンド“逆鱗”。1982年、いつか世界を救うと予言された気弱な大学生(濱田岳)。2009年、シージャックに巻き込まれた女子高生(多部未華子)と、正義の味方になりたかったフェリーのコック(森山未來)。まったく接点のない彼らが、1曲の「FISH STORY」を通じてつながり、2012年、地球滅亡の危機を救う!フィッシュストーリー - goo 映画<感想>伊坂作品は好きなので、これも観たいと念じておりましたら、無事に?? お誘いがございまして、行ってきました♪よかったよかった。これからも観たい映画が目白押しなので、早く行かないと本当に観れなくなりそうな予感が(涙原作は未読なのですが、ぜひ読まないといけませんね。4つの時代がクロスオーバーするお話です。(正確に言うと、5つの年なんですけどね)昭和50年代に生きた者としてはすっごく懐かしい。。。ゴレンジャーだよ!!涙出そうなくらいうれしいネタですよね。小道具とか、クルマとか、セットなんかも、よく再現したなって思います。懐かしいものがたくさん。。。 灰皿の形とか、カーステとか。中でもホントにすごかったのはカセットテープ(笑) ちゃんと時間も46分だ90分だって・・・ ここら辺は斉藤和義さんがチェック入れたんでしょうか?? “逆鱗”の場面、ちょっとセピアがかった画面で、それがあの時代の雰囲気をうまく出しています。チビノリダー(→ 自分にとって伊藤くんは永遠にチビノリダーなんです)がこんなに「男」だったとは! もう、感動。 そしてこんなにベースがうまいだなんて。知らなかったよ~ 高良くんの歌だってプロ並み。 「長崎は今日も雨だった」の方がうまいのはご愛敬ですがw『禅 ZEN』で見せた、俗世間とは一線を画していく俊了の雰囲気がまだ残っていたけど、坊主頭はかえってこの役の場合よかったかも(笑ここでも彼は何だかバンドなのに宙を舞っているようなモノローグ。それがいい。 (C)2009「フィッシュストーリー」製作委員会そして何故だか中村監督にはごひいきの様子の濱田岳くん。 金八先生時代から彼の存在感は群を抜いていました。 『アヒ鴨』ではその「普通すぎるほどの普通感」を十分に出してくれていて。 今回も彼の「ちょっとした気の弱さ」がよかったように思います。森山くんの正義も、あり得なさそうですが何故か引き込まれてしまいます。「あなた、1度でも何かに立ち向かったことがあるの?」 そう面と向かって聞かれて、「あります」って答えられる人ってどのくらいいるのだろう。 自分もそんなことなかったように思う。 勇気を振り絞って立ち向かって・・・。 それが連綿と続いていく系統になる。 そしていつかは。。。 もしかしたら原作を読んだ方に言わせると、つなぎを無理につないだ・・・?? 怒られそうな気もしないでもないですが、種明かしをわかりやすくラストで見せてくれたということで許してあげましょうよ(笑中村監督はどっちかといいますと実は苦手なのですが、これは伊坂さん原作ってことでよくなるのかな。アヒ鴨もそうでしたが。伊坂幸太郎×中村義洋×斉藤和義のコラボ、なかなか素敵でした。 音楽もかなりいい感じです。 売れないのにあれだけいい曲だと、ちょっと買ってみたくなりますよね。**********************************今日の評価 : ★★★★★
2009.03.04
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もうあたしはパンは焼かないんじゃないか!?・・・って思うこともあったくらいな最近ですが(笑疲れてると焼けないんだよねえ・・・。とにかく仕事の中身がだんだんハードになってきてまして。内容が、というよりも、気遣いかなあ。今まで同僚さんがすごくカバーしてくれてたのがよくわかる。4月からは1人だから、ちゃんとしないとなあって思うんですがね。でもわかんないことがいっぱい!担当に聞いても、自分で調べて! ってそればかり!そんなもんかいね。みんな忙しいから。そんなこんなですがようやく焼きました(笑クルミ&クリームチーズ posted by (C)rose_chocolat噛んだ時の、バリバリ!!っていう歯ごたえと弾力が好きなので、こだまにしています。クリームチーズのパンがどうしても食べたくて。くるみもたくさんあるのでちょうどいい。焼きたては、チーズが固まらないので、とろ~り、あつあつです。
2009.03.04
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原題: ROCKNROLLA監督・脚本 : ガイ・リッチー 出演 : ジェラルド・バトラー 、 タンディ・ニュートン 、 マーク・ストロング 、 クリス・ブリッジス 、 ジェレミー・ビベン 、 トム・ウィルキンソン 鑑賞劇場 : 恵比寿ガーデンシネマ公式サイトはこちら。<Story>ロシア人マフィア一味が不正な土地取引に目をつけ、それを横取りするために数百万ドルという大金をつぎ込んだことで、ロンドン中の闇社会が動き出す。マフィアのボスからセクシーな会計士、汚職警官、ツキに見放されたコソ泥、そして伝説のロッカーまでが、互いに共謀したり衝突しながら、手早くリッチになろうと奔走する。(作品資料より)ロックンローラ - goo 映画<感想>恵比寿に行ったら2本目はもうこれですね。楽しみにしてました。ジェラルド・バトラーですから・・・。そして、クールな男たちがたくさん出てきそうで。(C) 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.男たちの覇権争いということで、客層も若い男性が多かったですね。一見スマートに見せかけながらも、話はドロドロで、相手から取れるだけ搾り取ってやる・・ という裏社会のビジネスです。ここに燦然と挑戦する、ワンツー(→ この名前ってちょっと変わってますよね。英語表記も"One Two"でしたw)たち。死んだと思っていた、ヤク中のロックスターなんかが出てくるあたりはもう完全にコメディーです^^小気味よい応酬、そして思いっきり男っぽい男たち!駆け引きのような展開は面白かったです。紅一点のステラは、タンディ・ニュートン。『クラッシュ』以来です。キーパーソンのはずなんですがそんなにアクションはなく、あくまでクールにふるまっている感じ。 でも男の世界の映画なので、そのくらいのバランスで逆にちょうどいいのかもしれません。そしてどこかで観たことあるなあ・・ って思っていたアーチー。『ワールド・オブ・ライズ』の、ハニでしたね。 思い出しました。あの映画の時も結構、ハニがよかったっていう人は多かったような・・・。ここでは冷酷系で、レニーの手下を演じています。かなりたくさん出てきますから、ファンは一見の価値ありますよ。******************************** 今日の評価 : ★★★★
2009.03.01
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原題: LE SILENCE DE LORNA/LORNA'S SILENCE監督・脚本 : ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ 出演 : アルタ・ドブロシ 、 ジェレミー・レニエ 、 ファブリツィオ・ロンジョーネ 、 アルバン・ウカイ 、 オリヴィエ・グルメ 鑑賞劇場 : 恵比寿ガーデンシネマ公式サイトはこちら。<Story>アルバニアからベルギーへやって来たロルナ(アルタ・ドブロシ)は、この地で国籍を得て暮らしていくため、ブローカーのファビオ(ファブリツィオ・ロンジョーネ)の手引きで、ベルギー人青年クローディ(ジェレミー・レニエ)と偽装結婚し、共に暮らしている。クローディは麻薬に溺れる生活から抜け出そうと、ロルナに希望の光を見出していた。だが、ロルナを使って国籍売買しようとしているファビオには、ロルナが国籍を取得したら彼女を未亡人にしてしまう計画があった…。ロルナの祈り - goo 映画<感想>ガーデンシネマのラインナップはもともととっても好きなのです。落ち着いて、深みがある映画が多く、本当に映画が好きな人が見に来る映画館という印象が昔からあります。ガーデンプレイスも綺麗だし、恵比寿三越とかもついでに行くし。 ・・・ってそっちがメインだったり。 笑東欧が舞台になっている話ですと、いろんな民族事情が絡んでくるだけに、話の内容がどうしても深刻になりがちです。ちょうど1年前に公開していた、『4ヶ月、3週と2日』をついつい思い出してしまいました。思うように生きられないもどかしさ、秘密を持たないといけない不自由さ。そんな現状を描くとなるとどうしても、暗いトーンが先行してしまいます。『4ヶ月、3週と2日』にも共通することなのですが、説明が細かくされていないので、端々からシチュエーションを読まないといけません。そこからつなぎ合わせて心情を読んで行く作業が必要です。夢をかなえて自由を手に入れるためには、大きな代償が必要。それは時に、人を踏み台にしてのし上がらないといけないものなのかもしれません。自由のない世界から自由へと行くためには、それこそ命と引き換えに・・・ くらいの辛酸をなめないといけないのでしょう。そうやって自由になった人がいるからこそ、このような話が生まれるのかも。「お金」が物を言う状況で、人がお金にしか見えない中で、ロルナは粛々と過ごしていたけれど、クローディはロルナを心の拠り所にしているんですね。ロルナがいるから、立ち直ろうとしている。その懸命さが切なかったな。そしてロルナとの間に生まれる一瞬の感情・・・。どうして、とか、何故? とか、そういう次元じゃなくて、本能的に今そうしないではいられないような衝動・・・。説明できないほどの狂おしい場面。この映画で心からロルナが笑う場面がたった1か所だけあります。はじけるような微笑。愛する人に向けられた、屈託のない笑顔。本当はそういう風に生きていくのが彼女の夢なのかな・・・。ロルナは誰から、何を守ろうとしていたのだろう?と、考えてしまいました。実際に彼女が守りたかったものは自分であり、クローディとの思い出でもあったのかな。先に何が待っているかはわからない。でも、不思議なくらい彼女は堂々と落ち着いていて。守るものがある人間の底力を感じます。主演のアルタ・ドブロシのインタビュー記事を読みましたが、この映画のロルナとは全く違った雰囲気です。普通の女の子という感じ。この映画では、極限に生きる人間の切羽詰まった感じをよく出していました。実際、彼女はコソボ共和国の出身で、マケドニアの難民キャンプで暮らしたこともあるという過去の持ち主。その経験もこの役に十分影響を及ぼしているに違いありません。オーディションでこの役を射止めたのも、必然だったのではないでしょうか。今後の活躍に期待したいです。********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.03.01
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