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原題: EL PASADO/THE PAST監督 : ヘクトール・バベンコ 出演 : ガエル・ガルシア・ベルナル 、 アナリア・コーセイロ 、 アナ・セレンタノ 鑑賞劇場 : ヒューマントラストシネマ文化村通り公式サイトはこちら。<Story>若き翻訳家リミニ(ガエル・ガルシア・ベルナル)と妻のソフィア(アナリア・コーセイロ)は、高校生からの恋人で結婚12年目。長い付き合いで互いを知り尽くすふたりに、別れが訪れた。別居後すぐに若いモデルのベラ(モロ・アンギレリ)と付き合い始めるリミニとは対照的に、彼を忘れられないソフィア。ベラはソフィアが仕組んだ罠により、帰らぬ人となる。暫くしてリミニは新たな女性カルメン(アナ・セレンタノ)と結婚し子供をもうけるが、トラウマによる記憶喪失で失業。追い討ちをかけるようにソフィアの狂気が、リミニを妻と息子から引き離す。全てを失った彼に手を差し伸べたのは、ソフィアだった。かつては別の女性との人生を選ぼうとしたリミニ。彼を愛しすぎたソフィアとの、深い愛の行く末とは…。失われた肌 - goo 映画<感想>ガエルくんのこれもかなり気になってまして。道を挟んで、レイチェルとどっちにしようかと迷った挙句、こっちにしました。予告とかポスターとか見る限りではかなり大胆な感じ。そしてその通りでもあったのですが。結婚12年で離婚を決めた。 だけどその理由に特段触れてないことが、この後の展開の理由を少々わかりにくくすることになったかも。 なのでここであえて推測しますが。ソフィアがリミニを忘れられなかったということは、離婚を切り出したのは彼の方、ということになる。高校の時からの付き合い、きっと若さに任せた結婚であったことは容易に想像が付く。 月日が経つにつれ、相手のどうしようもなく嫌な部分が見えてきてしまって耐えられない、というパターンかな。ソフィアが終始感情的にブレが大きい状態だったので、きっとリミニはそんな落ち着かない日常にピリオドを打ちたかったように想像する。 だって再会した時に、ソフィアとのキスさえ嫌がったくらいだったし。(C) 2007 K&S Films S.A. / HB Filmes Ltda.そんな2人ですが、別れるくらい嫌なのに、じゃどうして? っていうことがこの映画の中にはたくさん出てくる。リミニはとにかく女性の影が絶えなくて(苦笑)、彼は男性に言わせると「本当にうらやましい」存在なんだそう(笑) まあそうなのかもねえ。。。 次から次へと美女をモノにしていくんだから。その美女たちと出会うたびに、リミニは、今度こそはきっとうまくやって行けると思っているに違いなんだけど、でも彼女たちとの関係が瓦解していってしまう裏で、ソフィアが必ず一枚噛んでいるのも考えてみると怖い。 ストーキングしている訳ではないのでしょうけど、要所要所で現れて、必ず彼を崩していく。そして、ここでそうしたら絶対やばい、崩れるよ・・・ って、観客ですら分かる方向にリミニが行ってしまっている。 それはお話なんでしょうけど。でも実際に私たちの生活の中で、理性ではいけないとわかっているのにどうにも行動が始まってしまっている、そんなこともたくさんたくさん存在するから。きっと今時の「草食系男子」くんたちにこの映画を見せたらぶっ飛ぶんだろうなあ・・・ と思うくらいリミニの愛し方は濃厚でした。 たぶんレミニたちにも「草食系」なんていう人たちがいるって説明したら、それはありえない、と言われそう。ですけど人間の本能です。 愛する人を失って、その後にまた素敵な女性がたくさん現れるんだから。 その目の前の人を、その時は無性に愛しているってこと。そしてソフィアの、愛する人を忘れられない、心も身体も・・・ っていうのもまた本能だけに、その部分をさらけ出して思い切って表現しているのは見事だと思いました。 ソフィア役のアナリア・コーセイロ、ベラ役のモロ・アンギレリ、カルメン役のアナ・セレンタノ、3人の女性たちは素敵だったし、彼女たちの大胆なシーン目当てに来る人も多いのかもしれないけど、そういう不埒なものを吹き飛ばすくらい十分に重たい作品でもありました。またガエルくんも堂々としてますしね。大人の作品です。 お子さまは来ないでね。。。**********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.04.29
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原題: THIS IS ENGLAND監督・脚本 : シェーン・メドウズ 出演 : トーマス・ターグーズ 、 スティーヴン・グレアム 、 ジョー・ハートリー 、 アンドリュー・シム 、 ヴィッキー・マクルーア 、 ジョセフ・ギルガン 鑑賞劇場 : シアターN渋谷公式サイトはこちら。<Story>サッチャー政権下の1983年、イギリス。フォークランド紛争で父をなくしたいじめられっ子のショーン(トーマス・ターグーズ)は、ふとしたことからスキンヘッズの不良たちとつるむようになる。彼らと同じようなファッションに身を包み、仲間との生活を楽しんでいた。しかしある日、彼らのリーダーだった男・コンボ(スティーヴン・グレアム)が刑務所から出所し、事態は一変する。コンボは次第にネオナチ的思想に染まり始め…。THIS IS ENGLAND - goo 映画<感想>もともとイギリス好きなのでこれもかなり気になっていた1本。 久しぶりにシアターNで鑑賞。もしかしてここでしか上映していないのかな?あまり話題になっていないのですが、ディープな感じがするので。スクリーン上映前BGMがいきなり Dexy's Midnight Runners の"Come on Eileen"。 好きなんだよねこれ。フォークランド紛争と言えば、ほぼ日本の正反対で起こっていて、しかも期間が3ヶ月間、日本は当事者ではなかったが故、詳細についてはそんなに記憶に残っていないのではないだろうか。イギリス軍はこの戦闘で256名の死者を出している。この紛争の時代を背景に少年の成長を描いている。主人公のショーン。 彼はいじめられっ子、父親をフォークランド紛争で失って家庭的にも母親との間がどこかギクシャクしてて。 そんな時に出会った不良たちと行動を共にする。 ・・・って書くとありふれた不良モノかとも思えるんですが、この不良くんたちは誰かを困らせようとして法に触れることをしているのではなく、ただ単に自分たちの居場所が欲しかったり、自分たちの嗜好のままにつるんでいろいろしているだけ。(C)WARP FILMS LIMITED、FILMFOUR、THE UK FILM COUNCIL、EM MEDIA、SCREEN YORKSHIREだけどそこに、彼らの元ボスだったコンボがやってきて事態が動く。コンボはイデオロギーに基づいて動く人物を募っていて、それに応じることは必然的に不良グループの崩壊を意味している。人は自分の気持ちを一番わかってくれる人について行きたくなる。 ショーンは自分の存在を受け入れてくれた不良グループには居心地こそはよかったけど、でもコンボが語ったことが自分のトラウマに触れてしまって、その瞬間気持ちのベクトルが変わっちゃったんでしょうね。自分から求めていったもの。 だけど結局そこに完全に自分が欲しがっていたものは存在しなくて、幻だったとわかった時のほろ苦さ。 ショーンはまた1つ少年から青年へと階段を登って行った訳です。現実、自分たちと感覚が違いそうな人間を仲間にする、特に思春期ってそれは難しそうな気がします。 この映画のショーンと、不良仲間との年齢差はどう見ても5歳以上はあるんですよね。 中学入りたてと高校生って感じ。なので彼はみんなのマスコット的存在になっています。 マスコットだから入れてくれたのかもしれないけど。だから恋愛の対象になっているのかなとも思うんですが、それでも彼が果敢にアタックしていくところは勇気あると思いますね。 自分は幼いって十分わかっていても精一杯した背伸び。 頑張ったんじゃないかな。四半世紀前の話ではありますが、イギリスの若者たちの現実と本音を自然体でとらえているように思います。 日常的にも移民による職業進出、そして雇用の不安定という問題を抱えているだけに、移民や有色人種に対しての本音というものを浮き上がらせて、うまくリンクさせているところも、この映画に深みを与えていると感じました。***********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.04.29
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原題: ZAVET/PROMISE ME THIS/PROMETS-MOI監督・脚本 : エミール・クストリッツァ 出演 : ウロシュ・ミロヴァノヴィッチ 、 マリヤ・ペトロニイェヴィッチ 、 アレクサンダル・ベルチェック 、 ミキ・マノイロヴィッチ 、 ストリボル・クストリッツア 鑑賞劇場 : シネマライズ公式サイトはこちら。<Story>小さな村で祖父のジヴォイン(アレクサンダル・ベルチェック)と2人暮らしの少年ツァーネ(ウロシュ・ミロヴァノヴィッチ)は、ある日、祖父から3つの約束を果たしに町へ行くように言われ、牛のツヴェトカを連れて旅立つ。その約束とは、ツヴェトカを売った金で聖ニコラスのイコンとお土産を買い、そして花嫁を連れ帰ることだった。初めての都会は何もかもが珍しく、戸惑うことばかり。そんな中、美少女ヤスナ(マリヤ・ペトロニイェヴィッチ)に一目惚れしたツァーネだったが、マフィアの一味に行く手を阻まれてしまう。ウェディング・ベルを鳴らせ! - goo 映画<感想>GWに突入しました(→ ってかもう後半だが)。 今年はGWにシネコンで公開される新作系はほとんど試写で鑑賞済みなのと、子どもたちもそれぞれの予定があったりで、めまいがしそうなGWのシネコンにはそんなに行かなくて済みそうです。 ですのでこの時期はミニシアター系中心に鑑賞になりそう。 普段なかなか行けないので。 レビューもかなり溜まってるんですがゆっくり書きます。そしてこれはほぼノーインフォメーションでの鑑賞。ただ「花嫁を探しに行くコメディ」ということくらいでチョイスしてます。面白そう・・・くらいのノリでした。なのでこれがセルビアの映画ということも全く知らず。 観ながら、「一体これはどこの映画? ロシア? たまにはそれもありか」と思っていましたが次第に話がセルビアらしいことに気がつく。あまりにものどかすぎる風景なのに、やたら騒々しいので、「これはハズしたか??」と初めは思いましたが、段々その笑いのノリに引き込まれている自分がいました。とにかくものすごいパワフルの一言に尽きますね。 日本ほどいろんなものがあるわけではない。 だけど底力だけはあるし、モノがないなら知恵を使えばいい。 そんな人間の野性的な部分って今の日本にはないからかえって新鮮に感じます。 で、結構この映画、下ネタ系もかなり多く(笑)、しかもあっけらかんとしてるw ある意味牧歌的・・・?ツァーネの方がヤスナよりも実年齢は4歳年下、見た目も童顔なので、彼を恋愛対象として見れるのかが気にはなったけど。。。 それにしても17歳で嫁を連れて来いっていうのも苛酷な話ですねwマフィアのボス役のミキ・マノイロヴィッチは、『やわらかい手』に出てたミキでした。あの映画ではすっごくセクシーでしたが、こっちでは成金マフィアそのもの。 何か間抜けな感じでしたがそれもこのコメディには合ってましたね。そして上の写真にもいるんですが、兄弟役の2人がもう面白い。絶対そこ死んでるでしょ! ってところでもピンピンしてるのは笑えますね。クストリッツァ作品はなかなか鑑賞機会がなくて、これがお初です。 この作品は全体的に面白くはありましたが、テンポが激しすぎて落ち着かない感じも・・・といったところです。*********************************今日の評価 : ★★☆
2009.04.29
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試写会場 : ユナイテッド・シネマとしまえん1回目の試写の感想はこちらから。cinemacafe.netさん(いつもありがとうございます)の当選で、2回目の鑑賞となっています。今回は、「シネマLIVE!」という企画だそうです。としまえん懐かしい・・・。 幼稚園の運動会を昔ここでやったし、何度も遊びに行ったところ。DSC03295 posted by (C)rose_chocolat既にこの1週間前に試写で鑑賞済みではあるのですが、そのきめ細かさに感動し、ディテールを観てみたいと思っていたので頑張って行ってきました。全体としては、原作の雰囲気を本当に大切にしている映画であり、そのイメージを崩さないように腐心したあとが見て取れる。まず、「春が二階から落ちてきた」の場面。これはもう原作のイメージ通りの映像そのまま。 予告にも使われているが、これがこの映画の「肝」になるだけに絶対に手が抜けない部分、そこを監督はよくわかっている。ロケに使用した建物も、日差しが差し込んで雰囲気がよく出ていた。 女の子を救った春が二階からジャンプする。 桜の花びらが舞って、軽やかに飛び降りて。 それを驚いて見つめる泉水。 大いにこれからの展開を期待させている。DSC03296 posted by (C)rose_chocolat何と言ってもこの映画のキャスティングがいい。上は今回の試写状ですが、この兄弟のキャスティングには感心した。原作を読まれた方なら、この「泉水と春」に求められる人物像が何なのかが分かると思うが、雰囲気は似せつつもビジュアル的に完全に似ていてはいけない、だが性格は正反対、こうでないとこの話自体が成立しない。なのでこの加瀬くんと岡田くんという組み合わせにはただただ感嘆するだけなのである。 2人とも演技が自分の立ち位置でしっかりとできる、それに加えて兄弟の特色を理解もできている。 特に岡田くんに関しては、「誰もが好きになってしまう美少年」でなくてはいけないだけに、彼の起用に関してはほぼ完璧ではないだろうか。 2人ともしっかりと役作りをしてきたように感じる。年齢差の設定に関して、社会人であった泉水を大学院生に替え、それに合わせて春も若干下に設定しているが、これはさして違和感はなかった。 遺伝子という重要キーワードを扱う上では、泉水の環境は絵になっていたから。子役に関しても、大人になった2人を想像させるキャラクター(特に幼年時代の泉水)で、このような役もめぐり逢いなのだが、実にいい出会いではなかっただろうか。 小さい時からの兄弟の絆、それを回想シーンで盛り込んでいたところも、後の2人の助け合いの伏線にもなっている。父親役の小日向文世さん。 この中での彼もまた、原作と同じように一貫して穏やかである。 穏やかに自分の中に起こったことを受け止めて、そして静かに闘って、抗って、生きている。 母親役の鈴木京香さん。 幼児の泉水との触れ合いのシーンが自然でいい。 それが結果として暗転に至ってからの落差となって観客に訴えてくるものがあるから。この夫妻の出会いも、単に仕事上の知り合いというところに少し脚色をしている。 ちょっとどうなのかとも思ったけど、仙台という地域性を考えた場合、決して違和感があるものではなかったので流れ的には大丈夫だと思う。そしてこの夫妻を演じる上で、「静かに怒りを燃やしながらも、お互いを信じている」という大事なことがしっかりと観客に伝わっていることが重要。 そこはきちんと演じられていたように感じた。「夏子さん」っていうネーミングも大体笑えるんですが、果たしてここに誰を持ってくるのだろうと思ってたら、吉高由里子さん。 彼女の舌っ足らずな今風のしゃべり方ですが、不思議なんですがこの映画では違和感なかった。 何も考えないで春を追いかけるっていう設定だし、ひたすら春のために・・・ っていう無茶なストーキング? も、ありそうかなとうなずけます。渡部篤郎さんに関してはこの映画で一番賛否が分かれるところではないかと思う。 実際、原作からは、もう少し年齢が上でがっしりとした人物をイメージしていただけに、ちょっと意外にも感じた。 前回の試写のティーチインの際に森監督が「なかなか引き受けてくれる俳優さんがいなかった」とおっしゃっていたが、役柄を考えるとそれも無理からぬことではある。スクリーンを通して感じる彼の「狂気」、どこかで観た・・・と思ったら、少し前に『愛のむきだし』を鑑賞していた。 『愛の・・・』は大長編だったので濃密にキャラが立っていたが、そこでの彼の狂気は、この作品においても十分まだ生きていた。 人生において降りかかってくるどうしようもない「悪」。 対話が成り立たない、摩訶不思議な論理を振りかざしてやってくる不条理、渡部さんの演技の中にも感じ取れたように思う。流れとしては本当に淡々と原作に沿って描いていく、ということが一貫している。 それを彩るのは何と言ってもグラフィックアート。 これだけ取ってみても、それぞれのキーワードに則した絵が使われているし、そして何よりも分かりやすい。 何枚も何枚も登場するだけにここは大事なところ。主題歌もとてもいいんですね。 この映画の流れに沿っているサウンド。 雰囲気的に違和感がないことがとても大切です。人生は予測できないことの連続。 そのことに引っ張られてしまう毎日ではある。だけど時に、その重たさに耐えきれなくなって崩れ落ちてしまいたくなりそうな時に、「俺たちは最強の家族だ」 って言ってくれる人が側にいるのなら、これほど強いものはない。そしてそれは、地球の重力さえも跳ね返せるくらいのパワーとなっていくのだと。その絆をしっかりと感じて、登場人物の目線1つ取っても大切に大切に撮影していった、素敵な映画ではなかったかと感じました。
2009.04.27
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監督 : 本木克英 原作 : 万城目学 出演 : 山田孝之 、 濱田岳 、 栗山千明 、 芦名星 、 石田卓也 、 荒川良々 、 斉藤祥太 、 斉藤慶太 公式サイトはこちら。<Story>二浪して京大生になった安倍(山田孝之)は、喜んだのも束の間、目標を失い、すっかり5月病状態だった。そんな時、「青竜会」という謎のサークルからコンパに誘われる。何のサークルか分からないが、とりあえず参加すると、そこで安倍の“理想の鼻”の持ち主、早良京子(芦名星)と出会う。先輩たちは「普通のサークル」と言うだけで、何のサークルなのか一向に分からないが、彼女目当てで入部。そして、ついに安部は「青竜会」の実態を知ることに!鴨川ホルモー - goo 映画<感想>これもなかなか時間が取れなくてやっと観ました。週末風邪を引いてしまって最悪の体調でしたが。。。こういう時こそ面白い1本が観たくなります。何と言ってもこれは山田くんが出てる。これを試写で観たお友達は、「roseさん、これ山田くんファンなら必見ですよ!」というご利益のありそうなアドバイスをくれました。そして期待通り面白かったー。「どうして?」「何で?」っていうことは一切考えなくていい(笑) とにかく観ている私たちも、ホルモーの世界に酔いしれる、それがこの映画の正しい鑑賞方法。ですけどやっぱり、「何で戦う??」っていうのは感じましたが。。(c)2009 「鴨川ホルモー」フィルムパートナーズ何か上の写真見ているだけでももうギャグなんですよね。マンガちっくで。濱田くんなんてビジュアルだけでもう爆笑なんですが、きっとご本人は大真面目。この映画の特集を、お昼のバラエティ番組でやっててすごい面白かったんですが、「休憩時間に僕と山田くんとかでロケ地近くのお蕎麦屋さんとかに行ったんですが、軽く入店拒否状態でした」って濱田くんが言ってて、こりゃもう観に行くしかないでしょ! と決定。本当にこんなのがあるのか・・・? って思ってしまいました。 本当に4大学でやってるの? すっごく面白そうです。伝統ある行事、とだけでは片付かなくて、何だか「解脱者だけにオニが見える」ように思えてしまいまして。だけどその解脱が「レナウン」っていうのはめちゃくちゃ(笑) 見せればいいのか!?(c)2009 「鴨川ホルモー」フィルムパートナーズ山田くんの「ゲロンチョリー!」の顔が好き(笑) これいいなあ。 2浪だって背が低かったっていいじゃん、って感じで好き。 『クローズZERO II』とはまた全然違う世界。そして濱田くんですよやっぱり何と言っても。 いきなり彼が落武者みたいになったところからもうダメ。 喫茶店で帽子かぶってきたところなんてもう爆笑。 彼は「金八先生」から注目しているんで、最近観た『フィッシュストーリー』なんてもう完全にシビれたんですが、こういうのも絶対にできる役者さんだと思うんですよね。これからもどんどんいろんな彼が観てみたくなりました。栗山さんと芦名さんの対決? も結構面白くて、「ジコチュー女」にはすごい納得。 最初はそう見えなかったんだけど実はそうだったって言うのも何か同性に反感買いそうでウケました。 ネタがわかるとすごい憎たらしく思えてくるから不思議で(笑)、いつの時代も同性に嫌われる女のタイプは一緒。仕切り屋のあの彼なんて一体どこがいいんだ? と思うことばかりですが結局お似合いだったし。彼らが操る「オニ」たちも私はすごく可愛らしくて、特に栗山さんのオニが好きでしたね。 ちゃんとそれぞれのボスのキャラに合わせているところなんて結構ツボでした。 あのナースのオニたち強かったですよね。***********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.04.27
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監督 : 長谷部安春 原作 : ハセベバクシンオー 出演 : 六角精児 、 萩原聖人 、 市川染五郎 、 紺野まひる 、 片桐はいり 、 伊武雅刀 試写会場 : TOHOシネマズららぽーと横浜公式サイトはこちら。<Story>東京ビッグシティマラソンでの無差別爆破テロ捜査の最中、鑑識課の米沢守(六角精児)は蒸発した元妻・知子(紺野まひる)の姿を発見。なんとか彼女の住む部屋をつきとめるが、その翌日、知子は自殺死体となって見つかった。実はよく調べてみるとその女は元妻に瓜二つの同名の別人。ほっとする米沢だったが、証拠不十分のまま自殺として処理されることに疑問を持った。そこで死んだ知子の元夫の刑事・相原(萩原聖人)と共に極秘の捜査を開始し……。相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 - goo 映画<六角精児さん・神保悟志さん凱旋舞台挨拶の感想>3月28日に公開されて約1か月のこの映画。4月25日に、ヒット記念凱旋舞台挨拶つき上映がありました。数日前に、某サイトのメルマガで、この上映会にご招待するというのが来ていて、締切も書いてなかったんですが半信半疑で応募したら何と当選(笑会場は、今回行ったTOHOシネマズららぽーと横浜が1回目の挨拶、そしてそのあとムービルに移動して2回目の挨拶ということで、どちらかを選んで応募なんですが・・・。リンク見ていただければわかると思うんですが、ムービルって座席の傾斜が少ないので、混雑すると前の人の頭がスクリーンに入っちゃう。なのでここはららぽに決定。前日に当選メールが来ました。東映さんのご招待のようで、「試写会」と銘打ってましたね。ですけどこれ普通にネットやカウンターでもチケットが買えてました。熱心なファンの方は前列から買われていたようで、ほとんど前の6~7列くらいは埋まっていました。 スクリーン全体は8割くらいの入りでした。司会はテレ朝プロデューサー氏。そして登壇者は六角精児さん・神保悟志さんのお2人です。今回なんで応募したかと言いますと、実は「牡丹と薔薇」時代に神保さんのファンになってしまいまして・・・。神保さんが来る! わお~♪ ということで思わずポチっとしてしまったんですよwそしてお2人が登場。六角さんは、当然なんですが例の「鑑識服」。ご自分がスピンオフ第1弾で、これでコケたらどうしようと思っていただけに、こうして凱旋のご挨拶が出来て、また上映期間も少し伸びたということが本当にうれしいとおっしゃってました。やっぱりこういうことのプレッシャーってあるんでしょうね。 何と言ってもあのシリーズですから。次はいよいよ神保さん!大河内監察官ということでこれももちろんですがスーツ。ビシっと決めてます! カッコいいわあ。何でも、神保さんは舞台挨拶は初めてということで。 この映画では、六角さんとの絡みが少なく(→ 実際そうでした)、あんまり仕事以外ではじっくりお話する機会もなかったので、これを機にいろいろ話したいですね、と、相棒の実態を垣間見させて下さるお話(笑) みなさん本気でお忙しいように感じます。私は家でTVを観る時間がほとんど取れないので、TVでは相棒シリーズをほとんど見たことがなく(子どもの方がかなり詳しい)、大河内監察官=ラムネって呼ばれていることも今回初めて知ったくらいなんですが(→ これじゃファンとは言えないですなw)、そのラムネについてもいろいろとお話し下さいました。ガリっと噛むシーンがTVではあるそうですが、その「ガリっ」という音を出すためにすごく工夫しているそうです。ラムネは空気に触れるとどんどん湿気るので、袋の封を切りたてじゃないとあの音が出ないらしいんですね。なので撮影の直前にスタッフさんが封を切って瓶に詰めているそうです。涙ぐましい。。。音1つでもこんなに気を遣っているとは。 すごいですね。よくシネコンなどで、映画公開初日舞台挨拶。。。というのがあるのですが、自分は俳優さんに会うというよりは料金重視なのであまりそういうのは行かないんです。 大抵普通の映画料金よりも高めに設定されているので。ですけどこういうご招待(メールでは「試写会」とあったんですよね)は大歓迎。思わぬ喜びのひと時でした。<映画感想>ということで相棒シリーズに関しては前知識は薄い自分ですが、どういうわけかこのシリーズの映画には御縁があり。昨年のマラソンのも観ています。 まあこれは・・・ 大風呂敷広げすぎでしたかね。六角さんが最初は水谷さんの新相棒? という話もあったとかなかったとか。 前作の映画では本当にちょっとしか出番がなかったように記憶していますが、今回では主役ですからたっぷりご出演です。観ていくうちに今まで語られなかった米沢さんの私生活が明らかになって行きます。そしてもう1人の主役は神保さんではなく、萩原聖人さんでした。 なんですが彼の行動が・・・。 警察という組織の中で働く人として、できること・できないことがあるのはちょっと考えれば観ているこちら側だってわかってしまいます。 それをしたい! 力を貸して! という主張だけが目立っていたような。 警察としてもありえない行動が多かったですね。六角さんの方が鑑識なのによっぽど王道な発言でしたが・・・。(C) 2009「鑑識・米沢守の事件簿」パートナーズまだ昨年のマラソンよりは支離滅裂ではない分よかったけど、それでも中途半端な印象。天下りという、話題になっていることをテーマに入れているのに、「そんなことできないことくらいわかってるだろう?」で済ませちゃってる・・・。 結論が尻切れトンボなんですよね。 堂々巡りといいますか。 取り上げても「それはいけないことだ」で終わってしまう討論のよう。せっかく伊武雅刀さんが出ているんだから、もっと彼をダークな設定にして、ひと捻りしてみたらもっと面白かったように思う。外国の警察ものを最近多く観ているせいか、こういう部分の掘り下げが足りないように感じてしまう。何となく今回も犯人がわかってしまったし。そこに仕掛けをしておけばもう少し「あれ?」と思えるのに。 映画館にわざわざ足を運んで観に来る人たちが何を期待しているのか。それはTVと同じ進行だけではないはず。 かといって昨年のマラソン大会のように、何でもかんでも入れればいいというものではないことは当然だけど。 ですがあまりにもミニマムにまとまりすぎてしまってもちょっと物足りない。エンドロールで、米沢さんといなくなった奥さんとのラブラブ時代の場面が数多く出ているが、こういうところを本編に盛り込めなかったのかな。 エピソードとして入れてみても面白かったかもしれません。TVでは、新シリーズではミッチーが出るだけに、これは観ようかなと思っているのですが。*********************************今日の評価 : ★★☆(→ ☆0.5は舞台挨拶のおまけで)
2009.04.25
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監督 : 紀里谷和明 出演 : 江口洋介 、 大沢たかお 、 広末涼子 、 ゴリ 、 中村橋之助 、 寺島進 、 平幹二朗 、 伊武雅刀 、 奥田瑛二 、 要潤 、 玉山鉄二 、 チェ・ホンマン 試写会場 : 東京厚生年金会館公式サイトはこちら。<Story>1582年 天下統一を目指した織田信長(中村橋之助)は、その夢目前にして、家臣・明智光秀の謀叛により本能寺で暗殺される。しかし、信長の右腕であった豊臣秀吉(奥田瑛二)が、その数日後に光秀を討伐。その功績をもって信長の後を継ぎ、豊臣政権を制定。世は火種を残しつつも、一時の平和を謳歌していた。そこに、彗星のごとく現れる一人の盗賊・石川五右衛門(江口洋介)。超人的な身体能力を武器に、金持ちから盗み、貧しきものに分け与える英雄に庶民は熱狂する。ある夜、盗み出した財宝の中に、南蛮製の箱を見つける五右衛門。その箱の中にはある重大な秘密が隠されていた。忘れ去ろうとしていた過去の扉を開いてしまう五右衛門。箱の秘密を追う、石田三成(要潤)と霧隠才蔵(大沢たかお)、そして徳川家康(伊武雅刀)と服部半蔵(寺島進)。真実を巡る壮絶な戦いが始まる…。[ 2009年5月1日公開 ]GOEMON - goo 映画<感想>とにかく一体、何回この試写があるんだろうというくらい各所でありますね。そしてそのどれもハコが大きいだけに、私もさして気合を入れていないのにかなり重複当選。。。捌くのが大変でしたw その中で、立地的には駅から遠いけど、鑑賞環境がよい方の厚生年金をチョイスして行ってきました。。。 ですけどこの日は全国一斉のGOEMON試写会が各地であったようで、厚生年金はかなりがら~んとしていました。広々と観れてラッキー??観始めて。。。しばし茫然。紀里谷監督の前作『CASSHERN』は未見なんですが、近未来風のCGが戦国時代に出現しました! って感じの映像に、目が慣れるまでしばし時間を要する。時代劇。。。 なんですが、言葉遣いや仕草はほぼ現代と同じ。デフォルメした和服があるので辛うじて戦国時代とわかるけど。これはそういうことを度外視して鑑賞する作品かな。 その度外視っぷりは『PROMISE 無極』を思い出してしまいました。なので、時代考証も多少の瑕疵があるのも当然です、といった雰囲気。とにかく流れが早くて、朝鮮出兵~関ヶ原くらいまでが何だか一気に進んでいくのにはちょっと参ったんですが、まあそれもありって感じで観てました。これは歴史にお詳しい方だったらかなり申したいことたくさんありそうです。自分はいい加減にしか歴史は覚えてなくて何より(笑) おかげで映画に没頭できました。それでも昔、少し忍者に興味があって調べたことがありました。「陽のあたらない存在」なんですね。彼らは。 大名のスパイであったり、隠密であったり、時には一夜にして列島を駆け巡って時の勢力を転覆させたりする役割もあったようで。 戦国時代を陰で支えたのはまぎれもなく彼らであり、歴史の知られざる主役と言えましょう。ここでは、服部半蔵に育てられた2人の忍者、石川五右衛門&霧隠才蔵ってことになってるんですが。。。 ま、いっか(笑この育成の仕方がまたハンパじゃないんですよね。 出来ない奴は死ね、くらいの鍛え方。そして一人前になって進む道が違って行く。かつてしのぎを削ったものも敵味方に分かれ死闘を繰り広げる。(C)2009「GOEMON」パートナーズ信長演じる、中村橋之助さんがとっても優雅な感じで、彼に恩義を感じて慕って。。。というのが根底にある。 五右衛門も茶々もそう。茶々と言えば今回は広末さんなんですが、従来の茶々イメージとは大きくデフォルメされてはいるものの、自分はこの「浅井茶々」、この映画では結構イケてるんじゃないかなと感じました。 『おくりびと』で感じた違和感が、この作品ではありませんでした。 少女期を演じた福田万由子ちゃんも可愛かった。五右衛門と茶々が心の底で慕い合っているけど、それを抑えているところなんてよかったですね。五右衛門と霧隠才蔵との友情(って言っていいのか・・・?)も哀しいものがありました。 自由に生きたい、だけどその願望が悲劇を生んでいく。 そのからくりに気づいてはいるけれど、前に進むしか道はない哀しさです。絶景かな絶景かな・・・ まさかこんな風に使われるとは。あとはベテラン勢が押しなべて素晴らしかったです。秀吉(奥田瑛二)と家康(伊武雅刀)の狡さ、千利休(平幹二朗)の立ち回りとか、服部半蔵(寺島進)の貫録とか。 さすがだなあと思います。先に『レッドクリフ』も観ていますが、あれが史実に忠実に、だけどキャラクターをありえないくらい大事にして迫力重視でクローズアップしているとすれば、この『GOEMON』は歴史こそデフォルメしているけれど、人物は容赦なく歴史の流れで消えさせていく感じがしました。CGも確かに派手だったし、衣装もありえないくらいのデザインなんですが、それはそれで自分的には「あり」でしたね。どっちがどうとは言えないけれど、それぞれ視点が違っても面白さが感じられたように思います。********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.04.21
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久々のパンネタでございます。UPしてないけど、結構、力作があったんだよねー。DSC03292 posted by (C)rose_chocolatどどーん! と、ちょっと大きめの底抜けの18cm丸型で、2台作った。これは本美志津子さんの、「パンの本」からです。インスタントコーヒーを巻き込んだリッチ生地を丸型に6分割して並べて、上に、アーモンドプードル&バターで作ったフィリングをトッピングしました。そしてアーモンドスライスを最後に乗せて。パンというよりは、お菓子の感覚。手間がかかるんで(笑)、あんまりこういうのは作らないんですが、たまに作るとコーヒーのいいお共になってますね。そして、『重力ピエロ』の試写会に誘って下さった方へのお礼です☆がっつり系(笑いつもの、たらり~んなんですが。DSC03293 posted by (C)rose_chocolat天然の小学校の卒業式のスーツをお借りした友人に作るついで(→ すいませーん)に、どうせだから焼いちゃえ! って感じで。。。2本とも、お礼にそれぞれのところに差しあげました。今回私を誘った方ラッキーでしたね!このパン、1本、粉300gなんで、食べ応え十分なんだよねえ。。。最近うちのエンゲル係数すごいことになってる。うちの子ら、ご飯とおやつばっかり食べてます(笑昨日カレーだったんですが、結局1日でご飯8合炊いた。。。お弁当も全員に持たせてるんで。あんたたち食い過ぎ!!こっちがフツーに食べている間に、ヤツら5回くらいお代わりしてましたからね。お米の消費量はもうハンパないし。1日中、ごはんのこと考えないといけない自分がいやだ~
2009.04.20
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監督 : 森淳一 原作 : 伊坂幸太郎 出演 : 加瀬亮 、 岡田将生 、 小日向文世 、 吉高由里子 、 岡田義徳 、 鈴木京香 、 渡部篤郎 試写会場 : 京橋テアトル試写室公式サイトはこちら。<Story>遺伝子を研究する大学院生・泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ2つ年下の弟・春(岡田将生)は、仲の良い普通の兄弟だ。優しい父(小日向文世)と三人で、平穏に、そして陽気に暮らしている。だが、この家族には春の出生に関わる哀しい“過去”があった。その原因をもたらした“ある男”(渡部篤郎)が街に戻ってきた。そして、時を同じくして不審な連続放火事件が発生する。その現場には謎めいたグラフィックアートが残されていた…。[ 2009年5月23日公開 ] (仙台では今週末より先行上映)重力ピエロ - goo 映画<感想>お誘いいただき、Yahoo!レビュアー試写に同行させていただきました。早く観たかっただけに大変有難い試写。珍しく原作本を読んでいます。「春が二階から落ちてきた」これで始まる原作の通り、映画も全くその通りの作風です。春の仙台の空気感がいっぱいいっぱい、詰まっています。 その中で繰り広げられる血脈のお話。(C)2009「重力ピエロ」製作委員会今回、泉水と春の役、加瀬くんと岡田くん以外には考えられなかったであろうとつくづく思いました。どこかのんびりとしていて、だけど懸命に家族を想う泉水と、そして自らの運命を受け流しているようで、実は苛まれて克服しようとしている春。この兄弟が要なんで。。。加瀬くんは、優しくて、のっそりとしているようで、熱いハートを持つ兄にぴったりで、「誰の印象にも残る美少年」という設定は、岡田くんしかいないですね。小日向文世さんと加瀬くんが似ているっていうのも、1つポイント高い部分。 ここもかなり重要です。 鈴木京香さんも私の中ではイメージに合っていました。渡部さんも、極悪人、冷血な感じもうまかったんですよね。ネタばれになるんであまり書きませんが、家族の絆、雰囲気、そして謎の解明・・・ どこをとってもぴったりという感じ。そしてそして。子役くんたちもまたすごかった。似ているんですよ・・・。 加瀬くんと岡田くんに! よくこんなにイメージにぴったりな子役くんたちがいたもんだ、と。お見事でした。最近では、伊坂幸太郎×某監督、というコラボが定着しつつあるのか・・・? と思っただけに、このように大変シンプルなアプローチから伊坂作品を作って下さったのは大変うれしいことです。設定は多少の変更はあったものの、原作の雰囲気をほぼそのまま残しつつ、大切にして作ったということが観て取れます。大事に作った作品は、見るものを引き込み、そういった多少の変更点など気にならないくらいの運び方でした。 あらすじをわかっていても、ぐいぐいと惹かれる面白さです。その一因として、グラフィックアートの分かりやすさもあったかもしれません。これを映画化するならどんな絵が出てくるのか? というのもかなり気になっていただけに、この絵もまたシンプルで作者の伝えたいことがわかりやすく、スタイリッシュでもあり、十分合格点をあげたいです。そして上映終了後は森淳一監督のティーチ・インがありました。風邪を引いていらして、「鼻水が止まんないんです」と仰せでしたがとっても面白くて気さくな監督。キャスティングについても細かくお話をしてくれました。それぞれのキャラクターが持つイメージを大事にして選んだというのがよく分かるんですね。そして、映画化にあたって、本を映画にした時の違和感を少なくしようとして、設定を変更して行った過程もお聞かせいただき、そんな細かい部分を大事にしておられるのが伝わってきています。 やっぱり、丁寧に作られている映画に間違いはないですね。原作を読んでから映画を観ても違和感なく、すんなりと溶け込んで、「俺たちは最強の家族だ」というメッセージもしっかりと刻みこんでいます。*********************************今日の評価 : ★★★★★
2009.04.20
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監督 : 羽住英一郎 原作 : 水野宗徳 出演 : 綾瀬はるか 、 青木崇高 、 仲村トオル 、 石田卓也 、 大後寿々花 公式サイトはこちら。<Story>1979年、北九州市の公立中学校。新任教師、美香子(綾瀬はるか)は赴任早々、男子バレー部の顧問になった。しかし、部員全員やる気のない弱小チーム。思春期まっさかりで、女性の裸を見ることしか頭にない部員たちに、美香子は優勝したらおっぱいを見せる約束をしてしまう。以来、俄然やる気を出して部活に励むようになり、少しずつ成長を見せる男子バレー部。美香子は、本当におっぱいを見せなければいけないのか?!おっぱいバレー - goo 映画<感想>これ、この映画の試写会と同じ日に当選していたのですが、同行者様との絡みもあって(泣)、そっちを選んでしまったために泣く泣く諦めた映画でございます。。。マジでこれも観たかっただけにものすごい残念で、絶対早く観よう!と心に決め、そそくさと行って参りました。で、予想通りやっぱりオープニングからものすごいツボ(笑) だって~、いきなし「渚のシンドバッド」だよ!? それって反則じゃ~ん! そんな涙が出そうに嬉しい曲なんてかけないでよ~♪ってか、今も踊れますが何か?? くらいなピンク・レディーですから。。。そして、映画はセット(CG?)から小道具からもう1970年代後半の雰囲気満載。クルマなんてよくああいうの出してきたなってくらい。感心します。 中でも感動したのは本屋さんのシーンで「明星」が出てきたこと! 小学校高学年から中学まで欠かさず買ってましたから。。。 毎月発売日に本屋さんに行って大事に大事に読みました。美香子先生の服装も70年代色満載で、「アーガイルのハイソックス」とか「ベスト」とか「センタープリーツスカート」なんかはもう、ハマトラっぽさ意識してますよね・・・。どうしてこの映画がツボまくりだったかって言うと、実は自分は中学3年間バレーボール部だったんですよ。中2の時に男子バレー部が新設されて、彼らは当然発足したばかりだから弱くて隅っこで練習してて、もうこの映画そのもの。 でもこんなにおバカじゃなかったけど。最初は「弱いよね・・・」って半分バカにしてたんですが、そのうち彼らも強くなってくると逆に羨望の眼差しで見てみたりと。 思春期の女子の風向きは実にいい加減なもんでした(笑部活の時間に、好きな人がランニングしてると目でじっと追ったり、この映画にもそんな場面があって、それあったあった、もう青春そのものなんですわ。。。そして今、自分が、この年頃の男子の母となりますと、また別の目線も加わって実に面白かった。だってうちの子たち、リアル「おっぱい星人」だし(爆もうね、興味、ありありですw 年頃だしねー。 まあそれで正常だとは思うんだけど。この映画の時代は「11PM」をひっそりとこっそりと鑑賞したり、通学路のその筋の本の自動販売機をうらめしげに横目で見るくらいしか男子の楽しみってなかったと思ったんですが(笑)、今はもうネットで検索すると何でも出てきますからね。。。 もちろんフィルタリングはかけているんですが、それでもいろんなものがすり抜けてやってきます。 情報がリアルすぎたり、どぎつ過ぎたりしてしまうと、もう「空想」することができなくなってしまいます。空想とか妄想が全ていいとは言いませんがw、自分で何かを考えたりする余地がなくなってしまうのもいかがなものかなと。この映画の中学生たちはホント可愛い。(C)「おっぱいバレー」製作委員会 初めにもピンク・レディーのこと書いたけど、やっぱりこの映画の魅力は音楽なんですよね。1979年なんで、「渚のシンドバッド」は正確に言うと2年前の1977年なんでちょっとズレてる。ユーミンの「ルージュの伝言」はもう2年前の75年だしね。だけど甲斐バンドの「HERO」はほぼリアル。懐かしい~。そして嬉しかったのは、永井龍雲! 「標導ない旅」が出てきたのにはかなり参りましたという感じですね。 ああ、せいしゅーん、。。。欲を言えば最後は「微笑がえし」だけで終わってほしかったが。 ・・・って、書いてるだけでカラオケ行きたくなるじゃん(笑とにかく美香子先生の、ベタだし天然入ってるけど一生懸命なところ、そして「バカ部」くんたちの、頭の中がおっぱい♪な感じも可笑しかったし、それを見守る同僚教師とか、生徒の父親で元実業団バレー部の仲村トオルとか。みんなのどかで、温かい感じでした。『ヤッターマン』もそうなんだけど、人生盛りだくさんでお疲れ気味のアラフォーに優しい映画は、やっぱり嬉しい訳。*********************************今日の評価 : ★★★★
2009.04.19
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原題: SLUMDOG MILLIONAIRE監督 : ダニー・ボイル 脚本 : サイモン・ビューフォイ 出演 : デーヴ・パテル 、 アニル・カプール 、 イルファン・カーン 、 マドゥル・ミッタル 、 フリーダ・ピント 公式サイトはこちら。<Story>インドのスラム出身の少年ジャマール(デーヴ・パテル)は人気番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、あと1問で2000万ルピーを手にできるところまできた。しかし、これを面白く思わない番組のホスト(アニル・カプール)は警察に連絡。彼はズルをして正答を得ていたとされ、詐欺容疑で逮捕されてしまう。ジャマールは警察署での警官(イルファン・カーン)の厳しい尋問に対し、正答を知ることになった自分の過去を話し始める。そこには1人の少女(フリーダ・ピント)を追い続けた彼の人生の物語があるのだった…。スラムドッグ$ミリオネア - goo 映画<感想>言わずと知れた本年オスカー受賞作品。かなりスポットや映画館上映前予告などで雰囲気はつかんでいます。ややもするとオチが耳に入りそうなのを必死で防いでようやく鑑賞できました。それでも、クイズ$ミリオネアのシーンはたっぷりと予告にあり、またスラム育ちの様子とかラティカの名前も叫んでいたりと、前情報は十分すぎるほど入ってきてしまっていました。どうしても作品賞受賞ということでクローズアップされてしまう機会も多いですから。本日のシネコンはロビーからして満員状態、そしてこの映画はレイト以外は終日チケ完売状態でした。やはりみなさん非常に興味があるようで。ふと思ったのは、もしこの作品がオスカーを取っていなかったら、こんなに観に行く人がいただろうかということ。スラムの実態や、そこに暮らす人々の生き様を描いた映画です。自分はもともと社会派が根底にある作品が好きなのでたぶん観に行ったと思うんですが、本来なら観なかった層が、オスカーの影響でちょっと観てみようか? っていう動きになったことは間違いないと思われます。それだけオスカーの影響はあるんだけど、逆に取ってなかったら・・・? とも思ってしまうんですよね。昨年、『未来を写した子どもたち』を観ました。これは完全なるドキュメンタリーで、カルカッタの貧困と子どもたちの実態を描いていました。今回はムンバイが舞台ですが、貧困に立ち向かう子どもたちが直面する問題は何処も同じ。隙さえあれば悪はつけ込んで彼らは搾取され、人生を狂わされていく。すがるものも何もない、一文無しのサリームとジャマール兄弟。金しか頼りになるものはないことは十分すぎるほど身に沁みている。金持ちになるためなら、生きていくためなら何でもする。その逞しさ。そして幼いころから三銃士として一緒に過ごしてきた少女・ラティカと別れることになってしまい、彼女を追い求めるジャマール。生き抜くために、そして再び彼女に会うために彼が乗り越える数々の試練。到底今の私たちでは考えられない世界を彼は生きている。ただひたすら愛を求めて・・・っていう、ラブストーリーが基本。しかし、ミリオネアの司会者がジャマールに対して仕掛けた複数の「罠」などを見ても分かるように、貧困からのし上がった人間が、同じように貧困から抜け出そうとしている人間に対して、やっかみや妨害したくなる醜い想いを持つのもまた人間ならでは。終始ジャマールを嘲笑っていた番組の雰囲気が嫌でした。日本だと最高賞金一千万円だから(日本は、クイズ賞金の上限が法律かなんかで決まっているみたいなんです)、ちょっと頑張れば手が届くくらいの金額だけど、インドの二千万ルピーって恐らく生涯で手にすることがない金額なのかもしれません。だから番組だって毎晩放映するしみんな必死なんでしょうね。だけどお金じゃない、愛を求めて・・・ っていうジャマールの想いは観客にも十分伝わったと思います。エンドロールなどもそうですが、全体にインドの底力をたっぷりと見せつけてくれた作品でした。*********************************今日の評価 : ★★★
2009.04.19
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原題: BURN AFTER READING監督・製作・脚本 : ジョエル・コーエン 、 イーサン・コーエン 出演 : ブラッド・ピット 、 ジョージ・クルーニー 、 ジョン・マルコヴィッチ 、 フランシス・マクドーマンド、 ティルダ・スウィントン 試写会場 : 東京厚生年金会館公式サイトはこちら。<Story>CIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMを、勤務先のフィットネスセンターで拾ったチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)。チャドはそれを利用して一攫千金を狙う大胆な計画を思いつく。そのころ、元CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は、機密情報の紛失にうろたえていた。一方、オズボーンの妻ケイティ(ティルダ・スウィントン)は、財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫中で…。[ 2009年4月24日公開 ]バーン・アフター・リーディング - goo 映画<感想>これ、マスコミ試写で友人が観てて、感想を聞いたところ、「ブラピとかジョジクルが出てるから~☆ って感覚で観に行くと、違うかもw」ということでしたんで(笑)、何気に気にはなっていたんですが。。。でもやっぱり外せなくて、同じ日に別の試写も当たってたんですがそっちを蹴っての参加。予告がやたら面白そうに作ってあります。「iPod好きの筋肉バカ」ってブラピにはキャッチつけられてましたが。。。まあ確かにそうでした。おバカなシーンが可愛い! 可愛い仕草でしたが、その後、いろいろあるんですよね。この展開には仰天!こういうところがコーエン兄弟なのかも。『ノーカントリー』しか観てないんですが、これにもあの感じはありましたね。一応オムニバスに入るのかな? この映画。何となくみんなつながってます。みんなに言えるのは、ジコチューってことでしょうね・・・。 それ以外に見当たらない(笑でもものすごい不思議だったのは、何で他人の家にやすやすと出入りできるのか?そんなに簡単に入れないでしょフツー。。。でも終わってみて最後にこの中で笑ったのは、フランシス・マクドーマンドかも。 彼女は『デブラ・ウィンガーを探して』で、何だか知らないけど威勢のいいおばちゃん。。。 ってイメージしかなかったんですが(笑)、今回は何となくしおらしいところも見せつつも、でも基本的にガメついw 夢がかなってよかったねとしか言えないよねえ。。。コーエン兄弟のブラック・ユーモアについていけるかそうでないか、これがこの映画の鑑賞ポイントです。原題からして "BURN AFTER READING"、「読後焼却せよ」ですから、その程度の感覚が求めるところなんでしょうか。別に、心に残らなくても、みたいな(笑ですけど申し訳ない、自分はあまりにも内容がなさすぎて無理でした。。。 従って今日は画像なしです(笑もう1つの試写にしておけばよかったとすごい後悔。痛恨のミスチョイスでした。*********************************今日の評価 : ★★
2009.04.16
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原題: THE DUCHESS監督・脚本 : ソウル・ディブ 出演 : キーラ・ナイトレイ 、 レイフ・ファインズ 、 シャーロット・ランプリング 、 ヘイレイ・アトウェル 、 ドミニク・クーパー 公式サイトはこちら。<Story>18世紀後半のイギリス。貴族の家に生まれたジョージアナ(キーラ・ナイトレイ)は、世界で最も裕福な貴族の一人、デヴォンシャー公爵(レイフ・ファインズ)のもとに嫁ぐことになった。しかし、結婚後まもなくジョージアナは厳しい現実に直面する。公爵は特に愛情を示すこともなく、ただ「男子の後継者を生むこと」だけを彼女に望むのだった。さらに公爵は愛人が産んだ幼い娘の世話をジョージアナに押し付け、その後彼女が産んだ娘には何の興味も示そうとはしなかった……。ある公爵夫人の生涯 - goo 映画<感想>キーラ・ナイトレイの、イギリス文芸作品主演というのは何だかほぼ定着という感じすらしてきます。よく似合っていますよね。美しい衣装を彼女に着せると、実によく映えるというのもあるのですが、それ以上に彼女の持つ存在感が、そのような主役にふさわしいんです。主役オーラとでも言うべきなのか。。。 そして今回は、故ダイアナ妃の祖先につながる人物を演じるとあれば、興味も湧いて来ます。上流階級の淑女たちの中でも位が高い人物に求められる、ある種のカリスマ性が、彼女にはあります。それがより一層役を引きたてているのかも。これからどんな作品を演じてくれるのかも楽しみになってきました。18世紀のイギリス。上流階級の女性にとって結婚は「家と家との政略」であり、とても自己の希望などは受け入れられない時代。ここに出てくるジョージアナもそう。親の決めた相手と、家の格式をあげるための結婚・・・。 そこには意志など存在しない。そこに行くこと、世継ぎを生むことこそがそのような家に嫁ぐ女性の務めなのだから。成り行きで決まった配偶者が慈愛に満ちた人ならばよいのだけれど、パートナーである女性の地位は低く、そのような思いやりを持つ男性は当時は上流階級にはめったにいないように想像します。家を保つこと、勢力を拡大することに必死な男たち。 パートナーなんてもう「道具」そのものですね。そんなモノ扱い、犬のような扱いを受けた、教養があって誇り高きジョージアナ。 未来を語る男に惹かれても周りは文句は言えないと思うんですけどね。(C) 2008 BY PARAMOUNT VANTAGE, A DIVIDION OF PARAMOUNT PICTURES, ALL RIGHTS RESERVED.このお相手役、一体誰かと思いきや、『マンマ・ミーア』でアマンダ・セイフライドの婚約者スカイを演じたドミニク・クーパー。こうして見ると変わりますね。豪華絢爛の衣装は圧巻、室内の調度品などもさすがと言うべき凝り方。 故ダイアナ妃にも受け継がれた、当時のファッションリーダー的役割をになうにふさわしい服装です。ただ、ラストがやや駆け足になってしまい、生涯を終えるまでに至る彼女の心情がやや不足していたように感じました。諦念を前面に出した人生だったなら、そういうところも盛り込んでいくと、より一層深みが増したのではないでしょうか。同じ女性として、いろいろと感じるところはありました。 やっぱりああいう結婚生活は耐えがたいものがありますね。 愛人と同居っていうのがまずフツーじゃない(苦笑) ベスは、子どものためと言いつつも実は公爵を好きになっていたのは分かるような展開で、でもジョージアナの置かれた状況にも深く同情して味方する。 ベスを軽蔑していたジョージアナも、気がつくと子どものためにベスと同じことをしているのも皮肉なことですが。史実はどうなのか、そこまで2人の友情があったのかどうかは疑わしいですが、ベスの存在がジョージアナの支えになったこともまた事実で、ゆえに彼女はベスを必要としたのではないでしょうか。私たちが実際に見聞きした、故ダイアナ妃に関してのあれこれにもこの話は十分重なります。果たして故ダイアナ妃は、カミラ夫人のことをどう思っていたのかそれは不明ですが、彼女もまた不遇な結婚生活の犠牲者とも言えましょう。 その八方塞がりの中に、自分の生き甲斐や愛を見出そうとした姿勢がすごく好きでした。********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.04.15
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監督 : 三池崇史 原作 : 高橋ヒロシ 出演 : 小栗旬 、 やべきょうすけ 、 金子ノブアキ 、 三浦春馬 、 高岡蒼甫 、 岸谷五朗 、 山田孝之 公式サイトはこちら。<Story>芹沢多摩雄(山田孝之)を倒し鈴蘭高校制覇に近づいた滝谷源治(小栗旬)。そんな彼の前に鳳仙学園の面々が現れた。かつて鈴蘭と鳳仙は死人まで出す“血の抗争”を繰り広げていたが、今は休戦状態にある。だが源治が手を出したことで休戦協定は破棄され、両校は再び戦争状態に。トップの鳴海大我(金子ノブアキ)を中心にまとまった鳳仙軍団の前に、鈴蘭の不良たちは次々に倒されていく。そんな状況にも関わらず、源治は気ままな生活を続け……。クローズ ZERO II - goo 映画<感想>やっぱり観に行っちゃいました。山田くん観たいもーん。前作は、前の仕事してた時に、当時の同僚さんと昼休みに話が盛り上がって、「じゃあ、今日行っちゃいますか??」ってそのまま2人で観に行ったんですよねえ。高校生ばっかりの中に、ほぼオカンくらい(・・・よりはもうちっと若いっすよ!)のあたしら。。。 思いっきり浮いてました(爆「山田くんよかったよねー♪」と盛り上がったんですよねー。 懐かしい思い出w今回は、鈴蘭(→ 考えてみると実にぷりちーな校名。 笑)と対決するのは、鳳仙(→ これも花ですか・・・)。何だか「白と黒」みたいで面白い。制服もそうだけど、アタマもね(笑今回のポイントは、「コントラスト」だと思います。相手の学校にも自分とイーブンな存在のケンカ相手を見つけて、クローズアップしてシーン撮影してますし。まずはてっぺん同士。 小栗くんと、鳴海役の金子ノブアキくん。(C)2009高橋ヒロシ/『クローズZEROII』製作委員会この金子くんがすごかったですねえ。凄味があるっていうのもそうだけど、その中にどこか大人の目線があるんですよ。あと彼の筋肉!! 相当鍛えた感じします。小栗くんはやっぱり線が細いんで、体格のいい男子にぶっ飛ばされそうな感じなんですが、そこをうまく組み立てて持っていってます。そしてねえ・・・やっぱり山田くんなんですよねー。源治に負けたけど彼をてっぺんだと思ったことは1度もない。だからやたらと配下につかない。あくまでもどこまでも己のケンカ美学を行く。 (C)2009高橋ヒロシ/『クローズZEROII』製作委員会てっぺん取ったらそれで万歳。。。ではなくてそれからが大変なんですよね。 自分に果たして人がついてきてくれるのか。そんな源治の苦悩はわかるけど、ただ自分で責任取るだけじゃなくて、みんなをまとめていく過程みたいなのももうちょっと欲しかったですね。いきなり団結!だと、あまりにもあっさりしすぎかも。多摩雄だってあのセリフに行くまでにはいろいろと葛藤があったと思うんですが。。。 まとまろう!! だけで果たしてああなるのかしら。うーん。 そのあたりの心情があまりにも省略されすぎてましたね。このシリーズで主要メンバーは卒業だそうです。何だか淋しいなあ。。。時生くんもいなくなっちゃうなんて~。ですけど源治とリンダマンとは相変わらずだし、ホントに卒業するの?? って言いたくなる場面も多数。 まあ鈴蘭にも鳳仙にも下級生はいるから、彼らがこれからメインになりそうにも思う。だけど仮に次があるとして、これだけの役者さん集められるのかな? 下級生たちのイケメンっぷりには大いに興味あるんですが(笑*********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.04.15
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原題: DUPLICITY監督・脚本 : トニー・ギルロイ 出演 : ジュリア・ロバーツ 、 クライヴ・オーウェン 、 トム・ウィルキンソン 、 ポール・ジアマッティ 試写会場 : 東京厚生年金会館公式サイトはこちら。<Story>元MI6の諜報員だったレイ(クライヴ・オーウェン)は産業スパイに転身、トイレタリー業界の新興企業エクイクロム社に雇われ、最大手の老舗メーカーB&R社の動向を監視するスパイ・チームに加入する。ある日、街で浅からぬ因縁のある元CIA諜報員・クレア(ジュリア・ロバーツ)と再会する。クレアは表向きではB&R社に雇われ、最高機密を守る部門で働いているが、実はエクイクロム社のカリスマCEO、ディック・ガーシク(ポール・ジアマッティ)がB&Rに潜入させたスパイだった…。[ 2009年5月1日公開 ]デュプリシティ~スパイは、スパイに嘘をつく~ - goo 映画<感想>いつ応募したんだか記憶のない映画に当選してて、思わず笑ってしまいました。気合全然入れてなかったんですけど・・・。 まあクライヴ好きなのでよしとしましょうか。公開されたら映画館行きそうなジャンルでもあるし。まず、冒頭のタイトルクレジットの背景の画像をよく覚えていてほしいんですよね。これが全ての伏線。というか、観終わった後にこれはネタばれしてるってわかるんですけど。でもとても綺麗な背景なんですよね。クローズアップされる人物は決して美しくはないけれど(笑この映画で銃撃戦にならないのが本当に不思議なくらいの「戦い」なんですよね。企業同士しのぎをを削る、生き残りを賭けた戦い。辞書でduplicityとは「表裏のあること, 二心, 二枚舌, 不誠実」だそうです。企業スパイですからそのくらいは朝飯前なのかもしれません。ひたすら自社の利益だけを求める社会ですから、そのためには何だってする。スパイに成功すれば自分にももっと報酬のいい仕事が入る。ひたすら相手を出し抜く世界。そこには本当の意味での信頼がない。たとえ愛を告白されようとも、その愛を疑わないと、スパイとしては失格なのかも。(C)2008UniversalStudios.ALLRIGHTSRESERVED. 直近に『ザ・バンク』を観ているせいか、どうもクライヴの役がダブって見えてしまうんですよね。あちらは警察、そしてこっちはスパイと180度違うはずなのに、追って追われてという緊張感は共通するものがありそう。世界を飛び回って仕事に女性に・・・という華やかな役はクライヴに似合うと思います。ジュリアもとても美しい。美男美女が恋に落ちるっていうのも映画で絵になる王道なんだけど、その道のりにも常に彼らの仕事は絡んできて、お互いに信頼できなくなるような危機も訪れる。そこでどういう風に相手を信じられるのかが特別な状況にある2人の場合のポイントかも。この映画の中で時系列が行ったり来たりしているのですが、その時間の戻り方が一定じゃないのと、あちこちに都市が飛びすぎてて、何のエピソードなのか話の伏線が見えにくくなってました。ローマにバハマに。。。 ちょっと似たようなパターンが多くてそこが無駄だったかも。実際バハマのシーンの記憶が飛んでるんですが(笑)、それでも話がつながるところが。。。苦笑ポール・ジアマッティの存在自体も既にこの映画のネタバレなだけに、そこはかなりウケましたが(爆でもいつの世も人の願いなんて同じなのよねえ。。。 そこをうまくネタにしたのはよかったです^^結局はスパイには冷徹さって絶対条件で、そこがブレるようでは務まんないのかなあ。騙して騙されて。。。 この駆け引きを楽しむ映画です。*********************************今日の評価 : ★★
2009.04.14
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原題: GRAN TORINO監督 : クリント・イーストウッド 出演 : クリント・イーストウッド 、 コリー・ハードリクト 、 ブライアン・ヘイリー 、 ブライアン・ホウ 、 ジェラルディン・ヒューズ 、 ドリーマ・ウォーカー 、 ビー・ヴァン 試写会場 : 九段会館公式サイトはこちら。<Story>自動車工場に長く勤めていたウォルト・コワルスキー(クリント・イーストウッド)は、引退後は変化のない決まりきった生活を送っていた。長年連れ添った妻は亡くなり、息子たちとも疎遠で、愛犬デイジー以外に胸の内を話せるような信頼できる相手はいない。そして近所にいるのはウォルトが嫌悪するアジア系少数民族の移民たち。ウォルトは文字どおり目に入るものすべてに怒りを覚えながらも、積極的に世の中と関わることなく、ただ人生が終わるのを待っていた。ある晩、何者かが自慢のグラン・トリノを盗みに入るまでは。盗みを強要された内気な少年・タオ(ビー・ヴァン)とウォルトの交流が始まり、二人の間に芽生えた思いがけない友情は、それぞれの人生を大きく変えていくことに…。(作品資料より)[ 2009年4月25日公開 ]グラン・トリノ - goo 映画<感想>先週の試写会なのにもうかなり時間経っちゃってますwなかなか書く時間取れないんですよねえ。。。 忘れちゃいそうです。 ・・・と言っているうちに昨日、これも2通目の当選が来てしまった(汗ここまで頭がガチガチじゃないんだけど、何だかうちの父みたいなんですよね・・・。このウォルト。頑固で、昔のことが好きで、今は失われてしまった旧き良きものを懐かしんで。今は彼も老境にさしかかって、いささか丸くなりましたが、私が子どもの頃は一緒に電車なんか乗ってる時に、マナーの悪い若者なんかがいたりすると注意とかしてました。今なら逆ギレされて撲殺されますから(!)、さすがにそれはしてないらしいけど。「そんなことしても、くだらん。つまらん」って言ってます。だから、彼の亡き妻が、自分の死後に牧師に夫の今後を案じて託しているところなんてよくわかるんですよ。うちの父が、正義感が強いのが相変わらずだったら私もそうするかも。アメリカは最早移民の存在なくしては語れない国になってきています。移民してくる元の国の国籍が多くなればなるほどコミュニティも増える。そして新たなコミュニティの中での人間関係は複雑になる一方。今回登場するのも、モン族というアジアの少数民族。 彼らは助け合って暮らしているけれど、アメリカの悪しき習慣にもまた晒されている。そして良き伝統を捨てるものも現れる。多民族国家ならではの問題を浮き彫りにしています。(C)2009 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.この作品をもって、俳優業を引退し、監督業に専念すると発表したクリント・イーストウッド。この作品のウォルトは、そんな彼の信念の、最後の置き土産のような気がします。「俺のポリシーは、これだ」って。グラン・トリノを磨き上げて大事に乗る。自分の好きなものだけを信じて今まで生きてきた。だけどふと気がつくと周りは自分を避けていて。 だが自分から折れるくらいなら、周りを絶った方がよい。頑固な彼にとっては隣で暮らす移民一家など、目障り以外の何者でもなかったのに、タオの懸命さとスーの聡明さ、そして人々の温かい眼差しや、家族を思いやって助け合っている生き方に触れるうちに、次第に彼の中にあったプライドが融解していく。人を人とも思わない世の中、そして旧き良きものや品格などがどんどん壊れゆく一方の現代においてもなお、未だに輝きを失わないものもある。それを探し当てられるのかそうでないのか。幸運にも探し当てられたとしたら、その人間の人生の幅は間違いなく広がっていく。自分が育てた子孫たちにそれを継承できなかったウォルトにとって、タオは失われつつある輝きを持ち、そして今後も失わずに持ち続けていくだろうと確信させる人物であった。だからこそ彼はタオに自分の信念を継続させたいと願ったのであろう。不器用な生き方であり、また誤解も受けやすい人生だったのかもしれない。だけどその裏側に、人に自分を継承したいという熱い想いが隠れていることを見抜ける人は少ない。それを前面に出したところで疎まれるくらいなら黙っていた方がよい。そう思う年配者は多いのではないだろうか。この人物になら託せる、そう感じた時に、自分が持ち続けてきた思い込みから抜け出すことができたなら、きっとうまく自分の想いを相手に伝えられそうな気がする。最後に何か自分も人の役に立ちたいと思うのなら、知らず知らずのうちに凝り固まっている人生の思い込みが果たして自分にとってプラスなのかそうでないのか、考えてみてもいいのかもしれない。そしてそれができたウォルトは幸せだったと思います。そしてこの作品を世に出せたクリント・イーストウッドもまた、継承すべきものを次代に伝えられた幸せな人なんだなと思います。書いていてやっぱりウォルトは父に似ていると思いました。父は文学と歴史と政治が好きな人です。あとお酒も。若いころは、毎日家で晩酌を欠かさず、また友人たちとよく飲みに行き、そして飲み過ぎると娘の私にいつも説教をする父にかなり反発したものです。今風に言うなら、「うざい・・・」って思っていたんですね。ウォルトの孫娘ほどじゃないとは思うんですが(笑ですが歳を重ねるにつれて、そんな父が好きになってきました。よく考えると自分も似ているくせに、いや似ているからこそ、認めたくなかったのかもしれない。。。どうしてもっと早く好きになってあげなかったのだろう。でもそれが、「若い」ということなのかもしれません。何だか無性に父に会いたくなりました。********************************今日の評価 : ★★★★★
2009.04.10
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原題: THE INTERNATIONAL監督 : トム・ティクヴァ 出演 : クライヴ・オーウェン 、 ナオミ・ワッツ 、 アーミン・ミューラー=スタール 、 ブライアン・F・オバーン 公式サイトはこちら。<Story>インターポール捜査官のサリンジャー(クライヴ・オーウェン)は、ニューヨーク検事局のエレノア(ナオミ・ワッツ)と共に、国際メガバンクのIBBC銀行の捜査を続けていた。内部告発をしようとした銀行幹部との接触のためにベルリンを訪れたサリンジャーだが、検事局員を目の前で殺され、また告発者も事故死に見せかけて殺されてしまう。証言を得るためミラノを訪れたサリンジャーとエレノアは、軍事メーカーの社長から銀行が武器取引に関与していることを聞きだすが…。ザ・バンク-堕ちた巨像- - goo 映画<感想>クライヴも好きなので(→ どんだけの人数が好きなの?? 笑)、これも見逃せない作品でした。彼は銃をぶっ放す作品が多いですね。『シューテム・アップ』とかも去年ありましたから。観始めると何となく『ワールド・オブ・ライズ』っぽい雰囲気。。。原題も"THE INTERNATIONAL" だし。何となく、「何かどこかで見たことあるよねえ・・・」という感じなんですよね。グッゲンハイム美術館での銃撃戦、印象的は印象的なんですけど、上からパネルが落っこちるシーンなんかはもう『007 慰めの応酬』オープニングだし。。。 銀行が巨悪の黒幕、っていう設定自体がもう新鮮味がないので、それに付随してくるエピソードもおのずと見たことあるある。。。 になってしまうんですよね。黒幕の1人が、サリンジャーにほだされていく場面なんかももう少しオリジナリティがあるとよかったのになあと。ラストもちょっと拍子抜けしてしまった。あとは全体を振り返ると、ナオミ・ワッツの役の意味がよくわからなかったんですよね。 彼女の使い方がとっても中途半端。もう少し意味を持たせてもよかったんじゃないかなと思いました。そうは言っても、グッゲンハイムのシーンなんかはあの建物の特徴を生かしていたりするのはいいんじゃない? にしてもあれは本物の美術館で撮影したわけではないと思うんですけどね。クライヴもナオミも好きなので今日の評価は甘めです(笑*********************************今日の評価 : ★★★
2009.04.10
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毎度のことながら、このテーマのたびごとに「久しぶり」ってなるんですよねw最近めっきり春っぽい感じなんで、パンもこんな風にしてみました。DSC03280 posted by (C)rose_chocolat何だかチューリップちっく。うちの庭に、ちょこっとだけあるんですよね。それを思い出してしまいました。DSC03281 posted by (C)rose_chocolat上にグラニュー糖をかけて、ワッフルシュガーもON。食べると、ガリガリってしますね。そしてこんなマフィン。DSC03236-1 posted by (C)rose_chocolat同じ生地でプチパンも。DSC03235 posted by (C)rose_chocolatこれ、シチューとかに合いますよね。今回のパンは、全て、はるゆたかブレンド・サフ使用です。ネタが溜まっていて、なかなか出せなかったパン記事でした(笑
2009.04.10
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原題: CHARLIE BARTLETT監督 : ジョン・ポール 出演 : アントン・イェルチャン 、 ホープ・デイヴィス 、 カット・デニングス 、 ロバート・ダウニーJr. 鑑賞劇場 : ヒューマントラストシネマ文化村通り 公式サイトはこちら。<Story>17歳のチャーリー・バートレット(アントン・イェルチャン)は成績優秀で、美人のママと豪邸に暮らしている。彼はその明晰な頭脳を活かして、やってはいけないビジネスを学校でやってしまうのだ。そのため退学処分歴が何度も。遂に、うだつの上がらないウエストサミットハイスクールに転校するチャーリーだったが、それでも懲りず新たなビジネスを思いつく。それはトイレで不良学生たちのカウンセリングをし、彼らの症状を自分のものとして医師に診察してもらい、処方してもらった薬を彼らに売りさばくというものだった。チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室 - goo 映画<感想>『精神』の試写会の後、急いで渋谷まで移動。質疑応答が長くなってしまったので、そのままこの映画館へ直行(笑何とも忙しいんですが楽しみにしていた映画なので、hyoutanさんも私も生き生きとしてるかもw何と言っても私は、ロバートが出ている! という重要なポイントがあったので、これはどうしても外せない。 笑今日の締めくくりにふさわしい映画かも。パンフレットが可愛いんですよね。 これ、舞台が高校という設定なので、アメリカのノートブック形式になってます。あまりにも可愛いので写真で。DSC03277 posted by (C)rose_chocolat中身もこんな感じです。高校生のノートみたいに可愛らしく書かれています ↓DSC03278 posted by (C)rose_chocolat予告で、青春ドタバタ映画だけ?? と思っていたのですが、これがどうしてどうして、なかなか面白かった。人気者になりたい! っていう目立ちたい願望をうまく使っていたストーリーでした。アントン・イェルチャンくんですが、思春期の男の子が抱える願望だとか悩みだとかをうまく転換していって、いい役者さんだと思います。演技もうまいですし。ご両親がロシアの元フィギュアスケート選手だそうで、彼自身今後も演技で活躍してくれそうですね。相手役のカット・デニングス。個性的で魅力的、だけど演技もしっかりしている女優さんです。今年は公開が数本控えているそうです。そして何といってもロバートですよ。校長先生役ということで、もしかしたらチョイ役?? って思っていたのですが見事にそれは外れ(笑)、かなり出演時間長めです。親として、校長としての葛藤と、自分がたどってきた軌跡とのギャップに悩める中年。。。 うーんシブい! 悩めるロバート、よかったなあ。。********************************今日の評価 : ★★★★★ ********************************さてこうして怒涛のような1日がやっと終わりました。hyoutanさん からはお土産までいただいてしまった~DSC03279 posted by (C)rose_chocolatモロゾフのさくらんぼプリン♪色がとても綺麗なのでご紹介です。さくらんぼの味、ちゃんとするんですよ。今日は本当に楽しかった~♪hyoutanさんありがとうございました!
2009.04.08
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原題 : MENTAL監督 : 想田和弘出演 : 「こらーる岡山」のみなさん公式サイトはこちら。最優秀ドキュメンタリー賞受賞(釜山国際映画祭)最優秀ドキュメンタリー賞受賞(ドバイ国際映画祭)審査員特別賞受賞(マイアミ国際映画祭)優秀ドキュメンタリー賞受賞(香港国際映画祭)6月より、シアター・イメージフォーラムほか全国にて公開予定<Story>10年連続で自殺者の数が3万人を超えた日本。その原因のトップとして18%もの割合を占めるのがうつ病である。『選挙』の想田和弘監督がタブーに切り込み、日本社会における“精神的危機”を描き出す。(cinemacafe.netより)想田和弘監督のblogです。<感想>hyoutanさんとのランチも終わり、2人でこの試写会に参加。とにかく2年前に観た『選挙』がめちゃくちゃシニカルで面白く、また想田監督のその独自の視点に深く感銘を受けたので、この作品が出来上がったことを非常に楽しみにしていました。この日はマスコミ試写も兼ねていたようで、プレスシートをいただきました。受付を済ませてロビーを見ると、何と想田監督ご本人がおられるではないですか!海外の映画祭で受賞が相次いでおられて、相当お忙しそうですのに。。今月は日本に滞在されると仰せでしたのですが、まさかいらっしゃるとは^^ 大変嬉しい限りです。ご挨拶をして(今回は写真は撮りませんでした。撮影してもよいか伺えばよかったかな?)、またまたhyoutanさんと感激にひたる。DSC03276 posted by (C)rose_chocolat前作『選挙』同様、何の音楽もセリフもなく進んでいく。出演者たちのありのままの姿が映し出される。彼らはそこにカメラがあるということも忘れたかのように、自分を吐き出していく。そして撮影者である想田監督が投げかけた、何気ない質問から、驚くべき彼らの過去や真実が語られていく。ここまでしゃべってしまっていいのだろうか。しかも顔を出して。。。というのがまず第一に私が考えたことだった。もちろん撮影に関しては事前に当事者1人1人の了解を得ているのでそこは問題ないのだろうが、この映画が完成した後のことが気になった。彼らはここに事実を語ってしまったことは間違いない、だが、これを彼らに関係する方が鑑賞して、そしてどのように考えていくのかはまた別の話である。映画が独り歩きして行った後のことはわからない。それは今後の大きな問題になってくるだろう。自分の人生で、今までこの方面のお医者様にお世話になったことがなく、そういう意味では「健常者」なのかもしれない。だけどこの映画で勇気を持って素顔を出し、自分の生い立ちを語ったり、診察の様子を映させている彼らを見ていると、自分にも彼らと同じように考えたりしたことがあるかもしれない、とふと思ってしまった。特に、子どもを持っている女性たちの語りの場面では、自分はそこまで深くは考えなかったけれど、似たような想いを持ったことはたぶんあったな。。。と感じた。自分が受けた心の傷、その傷をどうやって癒していくか、それは自分に委ねられる。目の前に横たわっているどうしようもない状況が続く限りは癒されない、と思う人もいるだろうし、その状況を壊して、解決した人もいるかもしれない。いろいろな対処があるだろう。しかしその選択は自分自身にしかできない。この映画に出ている方は、傷を受ける前の自分に戻りたくても戻れなくなってしまった存在なのかもしれない、そう考えた。だから、少しでも映画の中に出てくる彼らに共感した部分があったということは、自分と彼らとの違いは「元の自分に戻れたかそうでなかったか」、たったそれだけの違いなのではなかったか。 ただそれだけのこと。 そう思ったら、正直観始める前は「結構怖かったらどうしよう・・・?」と思っていた自分の見方が、如何に偏狭であったかということにも、同時に気がつく。この、「こらーる岡山」を運営している山本医師は、病院勤務をしていた昔、精神病棟の個人の病室のドアに鍵をかけるのを止めようという運動をした人物であり、彼の方針と言うものがこの施設の在り方そのものになっている。彼は徹底して患者さんの話を相手が納得いくまで聞き、患者の意思を尊重している。患者から尋ねられれば応えるが、それはあくまでも押し付けではなく、相手がどうしたいか、それを最優先に行われる。そしてショートステイも可能であったり、食堂なども併設されている。だから、施設内部の様子も非常に自由な雰囲気で、患者は思い思いに時間を過ごし、語り合い、身体を休めている。そうすることで彼らが何者の都合にも拘束されない場所を確保し、ストレスを軽減している。ここにお世話になっている患者さんはきっと幸せなのかもしれない。こらーる岡山内部の約束を守れば、あとは自分の空間があるのだから。概念としてある「精神病院」とは違うんだなと感じる。上映後に、想田監督との質疑応答の時間が設けられていました。想田監督のお義母様(奥さまのお母様のようです)がお仕事をしている関係で、この「こらーる岡山」でのオールロケが実現しました。監督曰く、「この映画は、健常者と、精神疾患を抱えた人との間にあるカーテンを取り払いたくて作った」と。そして現実を感じてもらうために、敢えて出演者の顔にモザイクはかけていないということです。想田監督ご自身も学生時代に「燃え尽き症候群」と診断されたご経験があり、またお義母さまのお仕事の関係もあって、このテーマに興味を持ったということでした。いろいろな質問が出ました。中でも印象に残ったのは、「この施設はとても恵まれていて、普通の精神科とは全く違うので、特別な映画ではないか」というお尋ね。それに対して想田監督は、「確かにそうかもしれないが、もし一般の精神病棟に僕が取材を申し込み、自分が作りたいドキュメンタリーを撮らせてくれないかとお願いしたら、恐らく却下される可能性は非常に高かっただろう。普通は実名で顔を出してという条件では撮影は不可能だから。僕は『健常者と精神に疾患を持っている人たちとの垣根を取り払いたい』のが目的なので、その意味で映画は成立しなかった。だから、この施設で受け入れてもらえたことは、僕の伝えたいことを受け入れてもらえたということでもあるので、その点で非常に自分は恵まれていたと思う」と仰せでした。監督夫人である柏木規与子氏(コレオグラファー、すごい方なのですね)が今回は制作補佐としてずっと監督のお隣についていらしたということでした。お母様が施設の関係者で、規与子さんも施設には馴染みがあり、「彼女が同席すると患者さんが安心する(監督談)」のでずっと側にいらした。だが、患者さんのお話をずっと聞いているうちに、規与子さんご自身がその状況に耐えられなくなって、ついに山本医師の診察を受けた・・・という笑えないエピソードがありました(今ではもうすっかり回復されておられるそうです)。そのことを語ったのち、監督は、「僕もかみさんも、元の自分に戻ってこれたから」という表現をなさっておられました。心に傷を負ってから、元の自分に戻れるのかどうか。そのことは常に生きていく以上私たちの周りにはつきまとうように思う。誰かが発した些細な言葉が、事情が、元の自分に戻れなくする原因になる可能性は、いつでも、将来にもある。だから他人事ではいられない。もっとも、もしかしたら、この映画や、映画自体のコンセプトに対して抵抗がある方も多いかもしれない。ですが敢えて、私たちにもいつでもありうること、という認識を示して、この映画の感想を締めくくりたい。********************************今日は、評価はなしにします。素顔を出して真実を語って下さった、こらーる岡山の皆さんに敬意を表します。
2009.04.08
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『いとしい人』のあと、amebloのhyoutan2005さんと合流しました。今日はこれから試写会1本+水曜なんで試写の後に映画もう1本観ましょうか?ってことになってます(笑hyoutanさんとはシネトレでお友達になったんですよね。重複当選した試写状をお譲りしたり、生キアヌの時も大変お世話になりました(笑私、結構フットワーク気にしないで出かけちゃう人なんですけど、hyoutanさんもそんな方なんですよね。あ、似てる。。。 って、思いました(笑なので、この日は仕事がお互いにお休みということもあって、「じゃあ、ご一緒しましょう!」ということになりました。有楽町で合流して、向かった先は「ふじとはち」です。実はここ、私の従弟が経営しています。昨年の6月にオープンしてたんですけど、なかなか行く機会がなくて。銀座・有楽町には映画で頻繁に来ているのですが、映画の時間とランチタイムが合わなくて、いつもあきらめて帰るんですよ(涙私の両親や、叔父たちはしょっちゅうここでご飯食べてるようですがwだからこの日はちょっと頑張って行ってみましょうか? ということになりました。ランチタイムは11:30~14:00なんですけど、私たちはもう終了間際に入ったので、メニューが売り切れのものが多く。ですけどこの2種類はありました。私は頼んだのはスタミナ丼。 この量で¥990!DSC03268 posted by (C)rose_chocolatやってきてびっくり!すごいボリューム。。。 コロッケまで乗っかってる(笑キムチと牛肉、玉子、ナムルがあって、混ぜ混ぜして食べます。かなりお腹いっぱい。DSC03267 posted by (C)rose_chocolatそしてhyoutanさんがご注文されたのは、「ねぎ塩カルビ定食」。DSC03269 posted by (C)rose_chocolatこちらも美味しそう~お味噌汁もたっぷりとあるんですよね。上に乗った目玉焼きが。。。 ああ。これもすごいわー。DSC03270 posted by (C)rose_chocolat静岡と山梨の料理が売り、ということもあって、私が大好きな「静岡おでん」があった!hyoutanさんと、「これは食べなくちゃね☆」と意気投合です。表面が黒い、玉子のおでんにしてみました。1人1個ずつしっかりと注文(笑DSC03271 posted by (C)rose_chocolat前に、みえこさんちにお伺いした時にも、この静岡おでんをいただき、その美味しさに感動してしまいましたので。。。今回の玉子も美味しかったー。15種類くらいありました。今度は「黒はんぺん」いってみたいと思います!「おでん定食」¥780 がランチメニューにあるんですが、これが5食限定(涙早く行かないとないですよね。これも今度は狙います(笑そして最後に、アイスクリームが。。。黒蜜ときなこがかかってて、めちゃくちゃ美味しい!DSC03273 posted by (C)rose_chocolat(アイスはランチメニューのコースにはついてはいません。別注文ですのでご了承くださいね)いや~もうすごいボリューム。これは大満足ですね。正直、銀座っていう土地柄、大丈夫かな・・? と思っていたのですが、表通りから少し奥に入ったところで、周りには会社もたくさんあり、お昼はビジネスマンでいっぱいみたいでした。この量なら、おとーさんたちも満足ですよね。従弟とその奥さん、そして若い従業員さんが2名いました。みんなとても気持ちの良い接客です。接客ってすごく大事ですよね。みんながキビキビしてて腰が軽いのは、外食ではすごく大事だと思います。そういう従業員さんが入ってくれてよかったね。まあこんなお店ですが、お近くに寄られた際にはどうぞごひいきに。お願いいたします☆お店の地図はこちらです。 銀座テアトルシネマのすぐそばでした。
2009.04.08
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原題: THEN SHE FOUND ME監督・脚本・製作 : ヘレン・ハント 出演 : ヘレン・ハント 、 コリン・ファース 、 ベット・ミドラー 、 マシュー・ブロデリック 鑑賞劇場 : 恵比寿ガーデンシネマ公式サイトはこちら。<Story>39歳の小学校教師エイプリル(ヘレン・ハント)は年下の同僚教師ベン(マシュー・ブロデリック)と結婚し、1日も早い妊娠・出産を望んでいた。彼女自身は養子で温かい家庭に育ったものの、どうしても実子でなければと心に決めていたのだ。ところが、ベンは突然別れを告げると学校も辞めてしまう。追い討ちをかけるように養母が亡くなり落ち込むエイプリルの前に、実母と名乗るバーニス(ベット・ミドラー)が現れる。波乱続きの中で、生徒の父親フランク(コリン・ファース)に惹かれてゆくのだが…。いとしい人 - goo 映画<感想>水曜日は何と4本の日記ネタが。映画2本+試写1本+ランチ。複雑な映画が多かったんで、のんびり書いていきます。コリン・ファースが出演ということで、時間もできたし、ちょうどいい感じで行けそうだったので見てきました。「『恋愛小説家』のオスカー女優ヘレン・ハントが、初監督にして、製作、脚本、主演までこなしたハートウォーミング・ラブストーリー」という触れ込み。すごいですね。ジュリー・デルピーを思い出してしまいました。全部自分で作っちゃったラブストーリー、さてどんな感じでしょう。せっかく一生懸命書いたのにさっきレビューが消えた悲しみ、やっちまった~(涙二度と同じもの書けないし気力もないから、さらりと書きます。同じセルフ・プロデュースものなのにジュリーと大きく違う点はまずストーリー。元旦那さんと恋人の間を揺れ動く。。。って感じなんですけどこの振り幅がわからない。好きじゃないのに何で? とか、好きなのにどうしてそうしないの? とかがたくさんたくさんありまして。エイプリルの風見鶏がくるくるとどちらに回るのか、観ている方としては結構疲れちゃいました。敢えて言えば『ブロークン・イングリッシュ』に近いのでしょうか。あの映画のノラのことは応援してあげたい気持ちになったんですけど、このエイプリルは申し訳ないけどちょっと周りを振りまわし過ぎてなかったかな?カップルの文化を比較しながら2人のやり取りをじっくり面白く楽しませてくれた『パリ、恋人たちの2日間』ともちょっと違うテイストなんですよね。元旦那さんにも彼にも、エイプリルはどっちにもいいことを言っているように思えてしまいました。ベット・ミドラーは、そんなエイプリルをの力になろうと懸命になっているキュートなプチセレブ。彼女の味があって可愛らしいたたずまいはよかったですね。そしてコリン・ファースはエイプリルを好きになってしまう、エイプリル教え子ちゃんのパパ。 だけどこれがエイプリルに振り回されちゃいまして結構気の毒に思えてしまいました。自分のやりたいこと、貫きたいことは分かるんですけど。。。 それのどういうところを前面に出して映画にしていくかできっと、感想も大きく変わってくると思います。この手の感じは本当に作るのが難しいね。********************************今日の評価 : ★★ 2/5点
2009.04.08
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まだまだ、咲き乱れる、桜たち。DSC03262 posted by (C)rose_chocolatDSC03252 posted by (C)rose_chocolat散りゆく春を惜しむかのように、少し盛りを過ぎた花を開かせて。DSC03260 posted by (C)rose_chocolatDSC03259 posted by (C)rose_chocolat桜たちの吐息に、思わずむせかえる。DSC03257 posted by (C)rose_chocolatここにも。DSC03188 posted by (C)rose_chocolat見つめられると、もっと、見つめ返したくなる美女たちの群れ。
2009.04.07
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天然の入学式でした。今にも泣きだしそうな空の下。だけど満開の桜で。DSC03233 posted by (C)rose_chocolat受験した4校はすべて合格をいただきました。ですが、私たちは話し合って、彼を第1志望校には進ませない選択をしました。悩みに悩んで。いろいろご意見あると思います。自分でも、それは親じゃないんじゃないかって思ったことすらありました。ですが、本当に究極の選択であって。受からないと思っていたところに受かってしまったので、想定外の出来事。本人も軽い気持ちで受けたので、全く心の準備ができていませんでした。ですが、既に中学生の長男を見ていて思うこともいろいろあって、天然は必ずしも、長男と同じにする必要もないのではないかと。そういうこともあるし、そして、今回進学することになった学校の伝統と教育方針に、親としては大いに期待したいところもあり、何回も何回も話し合った結果、第1志望校とはお別れすることになりました。同じ親から生まれた子どもですが、人生は別。運命も別。いつの日か、この選択の意味を、彼がわかってくれる日がくれば、それでいい。そう思っています。DSC03232 posted by (C)rose_chocolat「この学校の桜が咲いたのは、3月22日でした。皆さんの入学までには散ってしまいますね・・・ と話していたのですが、今日、こうして、皆さんを、満開の桜が迎えてくれています。みなさんにとって、これから先の3年間は、きっといいものになると思います。ご入学おめでとうございます。」幼さを残す、若き花、花。いずれ大きく咲かせんかと、花曇りの日に、希う。
2009.04.04
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試写会場 :よみうりホール先日、試写で観たのですが、そのあとまた当選が来ました。どうしようかなーと思っていたのですが、九段の時、ちょっと周りに騒がしい人がいたのもあって、そのため少々集中できない部分もありました。なので、もう少しディテールを観てみたいという想いもあり。懲りずにもう1回行くことにしました。DSC03191 posted by (C)rose_chocolatどうしてこの映画に惹かれているのかと言うと、それはやっぱりミルクの人柄なんだと思います。彼が、ゲイムーブメントから始まって、ゲイではない人々をも味方につけていく様子。ただ、自分たちのテリトリーの利益のみを訴えているだけでは支持は得られない。だけどきちんと目標は遂行したい。その狭間でミルクが苦悩する様子も窺える。キャストと実在の人物とを比較したフィルムもあり、それが本当に温かい目線で描かれているのですが、その最後に出てくる実際のハーヴェイ・ミルク。 その笑顔が、彼に触れた人々をも魅了したのでしょうか。ユーモアのセンスもあり、そしてマイノリティの人のために貢献したいという彼の熱意が、人を動かしたのであろうことは推測できます。1回目の試写のコメントのお返事にも書きましたが、ゲイの友人がいます。全然関係ない、他愛ない会話をしていた時にいきなり、「実は僕、ゲイなんですよ」と言われたので当時の私はびっくり。彼が何故私にそれを言ったのかはわかりませんが、その時はカムアウトするにふさわしい人間だと私のことを思ってくれたのでしょうか。 信頼していただけるのはそれは光栄なことです。この映画でも、「理解してもらうためには、カミングアウトしないといけない」とミルクが語る場面があります。 ただ日本でのカミングアウトって非常に難しいと思う。 やはり社会的な背景がアメリカとは違うから。 ですけど話を聞いていると、内面では本当に苦悩している様子が分かります。社会的には認められない、そして自分の恋愛も不安定だし、将来も見えない・・・。 ということなんです。監督のガス・ヴァン・サント自身もゲイであると公言していて、その目線で彼らの愛情が描かれているのもリアリティがあるところ。特にミルクとスコットの出会いの場面なんてそんな感じです。この映画にもたくさんの出会いと別れがあります。 そして様々な愛の形もある。 たぶんこの感覚が苦手な人は多いのかもしれない。 ですが、彼らが求めているものって、ヘテロのそれと何ら変わりはないように私は思います。 正々堂々と普通に生きたい。 たったそれだけではないのかしら。この映画に関連して、1984年に制作されたドキュメンタリー、『ハーヴェイ・ミルク』のアンコール上映が決定しました。4月18日(土)~渋谷・アップリンクXにてロードショーです。夜1回の上映なので、もしかしたら無理かもしれないけど、時間合ったら観てみたいですね。1984年のアカデミー賞最優秀長編記録映画賞をはじめ、各賞を受賞しています。チラシを読んでいて気になったのは、「ダン・ホワイトの裁判は驚くべき展開を見せる・・・」とあったこと。これは見逃せないかもしれません。マイノリティに対しての差別の歴史の記録にもなっていそうです。アメリカって、傍から見ると「メルティング・ポット」に感じますが、実はそうではなく、根深い差別の歴史が日常の様々な場所や、人々の感覚の中にあるようです。 楽天リンク先のmrsピッキーちゃんのblogを読んでると本当にそう思う。1つのマイノリティが受け入れられても、また別のマイノリティが出現して、そして新たな戦いが始まる。 その繰り返しなのはちょっと悲しくもありますが。・・・と、奇しくも試写2回鑑賞になってしまっていろいろ書きましたが、少しでも気になっているのなら、この『ミルク』、ご覧いただきたいですね。映画『ミルク』公式サイトはこちら。1回目・九段会館での試写の感想はこちら。
2009.04.03
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金曜は『ミルク』2回目の試写会。その前に『ダイアナの選択』を観て、時間余ったのでぶらぶら。。。桜が満開なので、ここまで来たらやっぱり、追いかけたい!ということで桜を探しに行きましょう。。。歩き始めたら、おやおやもうこんなところにあった。DSC03192 posted by (C)rose_chocolat交番の前が一番桜が綺麗なんだけど、おまわりさんが怖そうなので(笑)、後ろに回ったら、そこも美しい・・・。DSC03194 posted by (C)rose_chocolatそしてふらふらと、夕暮れの女神たちのもとへ。。。薄暮の中に、女神たちが微笑んで。DSC03197 posted by (C)rose_chocolatDSC03201 posted by (C)rose_chocolatDSC03204 posted by (C)rose_chocolatDSC03205 posted by (C)rose_chocolatそして、何やら、ざわざわと胸騒ぎの予感・・・そこにいるのは、誰?DSC03196 posted by (C)rose_chocolatえ?もしかして・・・もしかして・・・DSC03195 posted by (C)rose_chocolatいやーん!旬くん♪はい、観ますよ。観に行きますって!!女神たちもいいけど、やっぱり、花より男子。 笑
2009.04.03
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原題: THE LIFE BEFORE HER EYES監督 : ヴァディム・パールマン 原作 : ローラ・カジシュキー 出演 : ユマ・サーマン 、 エヴァン・レイチェル・ウッド 、 エヴァ・アムーリ 、 ブレッド・カレン 、 ガブリエル・ブレナン 鑑賞劇場 : シネスイッチ銀座公式サイトはこちら。<Story>コネチカット州郊外の小さな町の高校で銃乱射事件が起きたとき、17歳のダイアナ(エヴァン・レイチェル・ウッド)は親友のモーリーン(エヴァ・アムーリ)と女子トイレでたわいないお喋りに興じていた。そこへ銃を持ったクラスメイトのマイケルが現れ、「どちらかひとりを殺す。どっちにする?」と非情な選択を迫り、ダイアナは「殺さないで」とつぶやくのだった…。15年後、教師をしながら夫と娘と閑静な住宅街に暮らすダイアナ(ユマ・サーマン)は事件の悪夢にいつも苦しんでいた。ダイアナの選択 - goo 映画<感想>美しい植物に彩られた予告、そして、エヴァン・レイチェル・ウッドも気になって、観たかった作品です。予告を観た時の予想では、これは銃乱射事件をベースにした、人間の贖罪か何かの話・・・? って感じだったんですよね。ですけど、観終わって、頭の中に「はてなマーク」が10個くらい登場。。。わかんないわかんないこれ。大混乱でした。(C)2008 2929 Productions, LLC. まず、同一人物のダイアナを演じているのに、ユマ・サーマンとエヴァン・レイチェル・ウッドの2人が全くと言っていいほど似ていない。むしろ、ユマ・サーマンとエヴァ・アムーリが似ているように思えてくる。これが混乱の第1の原因。予告では、ダイアナがある1つの方向に導いているかのように見せかけていますが、そうではないとわかった時、「ユマ・サーマン=モーリーン??」って思ってしまったくらいですから。思わずエンドロールのキャスト表ガン見しましたよ私・・・私、真面目にこの映画を観終わった時に、本当に全く分からなくなってしまいまして、よっぽど前の席に座っていた女性を捕まえて、「すいません、今の映画わかりましたか?」って訊こうかなと思ったくらいでした。それくらい混乱してまして。ですけど運よく、この後に行った『ミルク』2回目試写の同行者さんがこの映画を偶然鑑賞済みで、説明してもらってようやくわかったんですよね。ヴァディム・パールマン監督は、公式サイトで、この映画の結末を詳しく語っています。私が説明してもらった時の同行者さんの解釈も、監督の真意に近かったので、それはそれでOKなのですが。ですけど。 敢えて申し上げるなら、映画で見ただけでは分からず、結末を何通りも想像しないといけない映画というのは・・・。 どうでしょうか?最後に「webで監督が語っています」という字幕が出た時は正直、「webを見ないと正解がわからないのか?」と思ったくらい。そうではないらしいのでまあよかったのですけど。分からないのが悪い、と言われてしまえばそれまでですが、「わざと分かりにくくしている」ように作ってしまうのもどうなのかなあと。何度も何度も繰り返す回想シーンのしつこさが、説明を聞いてやっとわかったんですけどね。ですけど、そこに至るまでの伏線の張り方、ちゃんと張ってるのかなあ? って感じてしまいます。これでもかこれでもかと、くどくどと説明をしていただきたいと言っている訳ではないのです。ただ、観客が観て、理解できるように作る必要ってあるように思います。 映画は映画の中で納得して、ある程度掴むものなのでは?ありきたりの映画はもう観飽きて、難解な作品を観たい。そういう方にはこれはピッタリとくるのではないでしょうか。美しい植物と、3人の女優の魅力。これは確かに見どころですからね。*********************************今日の評価 : ★★☆
2009.04.03
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原題: YES MAN監督 : ペイトン・リード 出演 : ジム・キャリー 、 ゾーイ・デシャネル 、 ブラッドリー・クーパー 、 テレンス・スタンプ 公式サイトはこちら。<Story>3年前に離婚して以来、カール・アレン(ジム・キャリー)の毎日は“NO”の連続だった。銀行の貸し付け担当が仕事だが、ローンの申請を却下し続け、プライベートでも友人の誘いに背を向けるネガティブな日々を送り、結果、昇進の機会を逃し、友情も壊れかけていた。そんな時、旧友ニックに強引に誘われた自己啓発セミナーで、カリスマ主宰者テレンスの迫力に押され、今後は何があっても“YES”と答えると誓いを立ててしまう。イエスマン “YES”は人生のパスワード - goo 映画<感想>本当に楽しそうな予告に惹かれて観ました。 1つ前がずっしりと重た~い感じだったんで、この映画でバランス取ったような。ジム・キャリーですもんね。 ユニークなキャラクターは大好きです。さてこの作品。 コメディーとしては「王道」なんでしょうかね。全てのことに「Yes!」と答えたらどうなるかを実践した、実在のBBCラジオディレクターの体験談がベースになっているそうです。初めの、「何でもYesと言おうの会」のようなもの!? これはかなりコワい感じもありましたが、確かに自己啓発のためのこういう場所って存在してそうなだけに何だかリアル。いいとこどりじゃなくて、言われたら全て100%そうなのか! と思っちゃうカール。 最初はしぶしぶだったけどそれが身についていっちゃいます。(C)2008 Warner Bros. Ent. Inc. (C) 2008 Village Roadshow Films (BVI) Ltd.だけどそうそう全てのことにハイハイ言えるわけもなく。。。笑 「Yesと言わなければいけないからそう言っているのか、それとも本心からYesなのか?」このアリソンの問いかけはかなり大事かも。何かに示唆されて動いているのでは本当の自分じゃないですもんね。毎日毎日、私たちは「NO」と言いたくなることに多く囲まれすぎているのかもな・・・ なんて思いながら観てました。いちいち「YES」って言ってたらとんでもないことになりますから。それだけ、悪いものや詐欺まがいのこと、胡散臭いこと周りに多いわけなんですけどね。「NO」と言う理由、それは自分に都合が悪かったりメリットがなかったり。ですけど頭ごなしにダメ出しばかりではその先に進めない・・・。そのあたりのさじ加減が面白く描かれてました。アリソン役のゾーイ・デシャネルが、何だか天然っぽいキャラなのがとっても可愛くて、あれれ? っていう面もありつつも至極真っ当なところもあって。いつも真面目ばっかりじゃつまんない、冒険もしてみたい! っていう女心もうまく出していたと思います。ジム・キャリーの、おふざけ感ともマッチしてて、いい感じの2人でした。********************************今日の評価 : ★★★★
2009.04.01
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原題: WATCHMEN監督 : ザック・スナイダー 原作 : アラン・ムーア 、 デイヴ・ギボンズ 出演 : ジャッキー・アール・へイリー 、 パトリック・ウィルソン 、 ビリー・クラダップ 、 マリン・アッカーマン 、 マシュー・グード 公式サイトはこちら。<Story>ケネディ暗殺事件、ベトナム戦争、キューバ危機…。かつて世界で起きた数々の事件の陰で、<監視者>たちがいた。彼らは人々を見守ってきたヒーローであり、“ウォッチメン”と呼ばれていた。そして今、一人の男が暗殺されたことからすべては始まった。殺害現場に残された血が付いたスマイル・バッジ。殺されたのはかつてのウォッチメンだった…。その事件を不審に思い、真相をかぎ回りはじめた“顔の無い謎の男”。彼が事件を追いかけていく先々で、かつてのヒーローが次々と殺されていく…。ウォッチメン - goo 映画<感想>パトリック・ウィルソン&ジャッキー・アール・ヘイリーっていう、『リトル・チルドレン』のコンビが何気に出ていることに気が付きまして、『ウォッチメン』はやっぱりハズせないなと思いました。 ・・・ っていう理由でこれを観に行く人なんてかなり珍しいとは思うんですが(笑エイプリルフールのシネコン、お子ちゃまはこの映画は来ないから大丈夫よね・・・? と思いきや何とほぼ満席。オドロキです。人気あるのか千円だからなのかw予告を観て、何かかなり面白そう! と思ったのと、前述の2人が出てるんで気になったんですが、これもアメコミなんですね。マンガほとんど読まないんでわかんなかったけど。限りなく『ダークナイト』に近そうな感じ。初めちょっと時代設定に混乱しました。1985年の話なのにニクソンがいたり、アフガン侵攻が始まる時だったり。数年ずつ軸をわざとずらしていくことも計算のうちなのかな。 微妙な、間違えた?くらいなズレなだけに、解説欲しいような気もしましたが。『300』はちょっと残酷かなと思い未見なんですが、冒頭のコメディアンのシーン、何故かとても美しく感じる。血が流れてもそれを悲惨だとは感じさせない撮り方。これがザック・スナイダー監督なのかしら。ジャッキーのロールシャッハはすごかった。彼って凄味を感じさせる俳優だと思います。そしてこれと対をなしているパトリック・ウィルソン。 彼がまた「人間くさい」ポジションにいることで、他のウォッチメンたちと一線を画しているようにも見えました。一番の対局はやはりDr.マンハッタン。 彼の格好にはかなり参りましたが(笑Copyright(C)2008PARAMOUNTPICTURES.AllRightsReserved.WATCHMENandallrelatedcharactersandelementsaretrademarksofand(C)DCComics.SmileyFaceLogo:TMSmileyworld,Ltd. 観終わって、私は結構好きな作品だったかなと思いました。というのは、混沌(カオス)ということをテーマにしていたのが非常に興味深かったから。比較ですが、『ダークナイト』が「善と悪」という全く対照的な観念を描いたものとすれば、この『ウォッチメン』は、その善と悪に行きつくまでのもやもやとした説明できない過程をも表していたような感じでした。綺麗に分けることができない感情。 今日は白が好きだけど、でも明日がそうとは限らない。あの人は嫌い、だけど身体は走っていってしまう。 頭ではわかっていてもどうしようもない感情。 そんな、YesとNoだけでは語れない事象が存在する以上は、そこを考えることが自然なような気もするんですよね。説明できない感情に引っ張られて、考えられない結果が出てきて。 そこで悩んだり戸惑ったりするのが人間なのだから。考えてみたら私が鑑賞している2作品、『リトル・チルドレン』も『いつか眠りにつく前に』も、両方ともジャッキー、パトリック共に、観客からは絶賛されたとは言えないような設定の役だったような気がします。 わかっているのに何でそうするの? と非難されそうな人物だったと記憶しています。その矛盾こそがカオスそのものなのかもしれません。いつもいつも綺麗に世の中渡れたら苦労はしないでしょうけど。 そうできないのが人間の「業」なのに。だからDr.マンハッタンに対してローリーが失望する気持ちもとてもよく分かるんですよね。そこまで割り切れて思えてしまうって、私ってそんな存在なの? と。コメディアンが、自らの残忍さについて普段考えていないように見えても、衝撃を受けた時はそんなことはなかったかのように打ちのめされて。ロールシャッハがロールシャッハテストを受けたときだって、心の奥底は隠したままだった。エイドリアンの信念もそうだし、それを受けたマンハッタンだって考え変わったし。どうにでも取り繕うことができるのも曖昧さの魅力だったり、やるせなさだったり。どんなに最強であっても人間である以上、その矛盾からは逃れることはできない。そんな「泥臭さ」を見せてくれたように感じました。********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.04.01
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