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原題: Hachiko: A Dog's Story監督 : ラッセ・ハルストレム 出演 : リチャード・ギア 、 ジョーン・アレン 、 サラ・ローマー 、 ケイリー=ヒロユキ・タガワ 、 ジェイソン・アレクサンダー 試写会場 : 松竹試写室公式サイトはこちら。<Story>アメリカ東海岸。郊外のベッドリッジ駅で寒い冬の夜に、大学教授のパーカー・ウィルソン(リチャード・ギア)は迷い犬になった秋田犬の子犬を保護した。妻ケイト(ジョーン・アレン)の反対を押し切って、飼い主が現れるまで子犬を飼うことにしたパーカーは、子犬の首輪のタグに刻まれていた漢字から、ハチと名づける。パーカーの愛情を受けてすくすくと成長していったハチは、やがて朝は駅まで見送りに行き、夜は迎えに行くようになっていく。[ 2009年8月8日公開 ]HACHI 約束の犬 - goo 映画<感想>松竹の試写室は初めてなのですが、椅子が気に入りました。ふかふか♪頭もちゃんと後ろにくっつけられますし。何よりもいいのが、前後の間隔が十分取ってあるところ。 足が伸ばせるし、自分の席に行こうと前を通過する人と接触しないのはいいことです。何となーくですが、某TV開局50周年・・・ という文字が見え隠れするのと、動物ものだから涙ものっぽいし、と、あらかじめ苦手要素を頭に入れつつの鑑賞です。タイアップものってどうも好きじゃなくて。 宣伝が多過ぎるとかなりそれだけで参ってしまいます。ですがこれはその要素を吹き飛ばすくらいの引き込みがありました。まず映像が美しいんですね。アメリカ東海岸の鉄道、そして郊外の街並み、シックで落ち着いたたたずまいは、パーカーの大学教授という職業もあるのですが、知的な感じを与えます。原作は日本でもよく知られた、忠犬ハチ公の話。 でも改めてこれを読んだり聞いたりという機会も、なかなかあるようでないもので。 実話でもご主人さまは帝国大学教授でした。 実際にハチが渋谷駅までご主人を迎えに行くところ、途中渋谷駅前の屋台の焼き鳥屋からエサをもらっていたらしいエピソードなどを、この映画に活かしている。(c)Hachiko,LLC何と言ってもリチャード・ギアがよい。出会ったときからもう離さないくらいの結びつきを感じさせる表情。 芯からHACHIを可愛がり、HACHIとの時間を心から楽しみ、HACHIと一緒に愛しんでいる様子。 HACHIの目線になって考えている姿は見てて単純にいいものです。そしてHACHIもパーカーを慕って、ベッドリッジ駅でパーカーの帰りを待つ。 毎日だとやっぱり、観ている人の中にも情が生まれる。 その空気がいい。この映画の中で、秋田犬という犬種ゆえのエピソードも出てくる。 すなわち、意味のないことはしない、ということ。 これをそのまま日本人の気質になぞらえて、「日本人は、物につられない」と紹介していた。 日本文化を紹介する役割に、ケイリー=ヒロユキ・タガワが選ばれていて、細かい配慮がなされている。 彼はこの映画の要所要所で、話を引き締めたりまとめたりする役をしていて、ふさわしい配役と感じた。そしてもう1つ、この映画の長所を挙げるなら、音楽である。 HACHIの行動の場面で特に感じたが、ピアノの旋律だけで心情を語っていて、何も言わなくても心に入ってくる演出になっている。 やたらと映画とのタイアップソングを出しても心に残らないケースが多い中、この映画ではシンプルにひたすらに、ストーリーに合致した音楽を使っていた。20年以上前に、『ハチ公物語』という映画があった。 これは観ていないが、『HACHI』はこれのリメイク。 どうも邦画で動物ものと言うと、人間と動物がやたら距離が近過ぎるようなイメージがある。 なので邦画の動物ものはかなり苦手なのです。この『HACHI』の中でもあるのですが、人間が動物の意思を尊重するという感覚は、日本ではあまり考えられないのではないだろうか。何が何でも自分たちだけで世話をする。 その考えは決して間違ってはいないと思うんだけど、「身内意識」が日本では強すぎるように感じる。 それは、内に内にと固まっていく意識のことである。 社会で育てようとか、面倒を見ようという意識が日本には少ない。 だから、こうしてベドリッジ駅に関係する人々の中で、見守られて生活していけるHACHIは、将来あるべき社会の姿を現しているような気がしてならない。無論事実としては、ここまで綺麗にいったとは思わないけど、パーカーの死後、もしこれが日本なら、HACHIを遺族が見ないといけないという周囲の暗黙の了解が発生してしまうけど、別の視点でこれをとらえているところがいい。 すなわち、HACHIの生涯はHACHIのものとして、動物であっても、その意思を尊重しているところである。だからケイトはHACHIに無関心だったとは思わない。 きっと彼女も彼女なりに、突然愛するパーカーとの別れを迎えないといけなくて、きっとそこには様々な、抱えきれない葛藤も存在して、その結果あんなに時間が経ってしまったと思いたい。パーカーが愛したHACHIを見るのもきっと辛かっただろうし。何もわからないHACHIの表情も実に切ないしね。犬を飼っている方にとってはこれ、かなり号泣系というか、のっけからの出会いのシーンでもう、涙涙。。。 のように思います。ご自分のワンちゃんとの出会い、日々、別れ・・・ オーバーラップしそうです。犬を飼ってない私でもかなり来ましたwハンカチは多めにね。 wちなみにこの日の試写会、エンドロールが終わるまで、誰一人として席を立たなかったんですよ。これは今まで初めてのこと。ケータイホタルもいなかったし。そういう意味で、みなさんのマナーが大変よく、理想とする試写会だったように思います。こんなことは初めてで最後だと思うんですけど(笑********************************今日の評価 : ★★★★
2009.07.31
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観劇の楽しみの1つには、かなり前からチケットを取って、ワクワクしながら待つことも入るんじゃないかなと思っています。そのくらい前から楽しみにしていた舞台、観に行ってきました。公式サイトはないようですのでこちらを。BLACKBIRD 1 posted by (C)rose_chocolat会場は、世田谷パブリックシアター。場所は知っているのですが鑑賞は初めてです。ビルの中という制約もあってか、縦に大きくしているような劇場で、内部は黒と茶色でまとめたシックな印象。客入りは9割くらいでした。お芝居は、15年前の少女誘拐未遂事件を下敷きにしたもの。2007年ローレンス・オリビエ賞最優秀作品賞を受賞した、デビッド・ハロワー作品を、日本で栗山民也さんが演出したものです。訳はシェイクスピア翻訳で有名な、小田島雄志さん。BLACKBIRD 2 posted by (C)rose_chocolat舞台は約2時間、内野さんと伊藤さんの2人だけのお芝居です。たっぷりなダイアローグですので、注意して聞いていないとあらすじがわからなくなっちゃいます。2時間休憩なしでたった2人で演じるって、相当な気力体力演技力が必要とされるんだろうな・・・ と感じますね。そんなに近い席ではなかったんだけど、汗びっしょりになっているのがわかる。自分はほぼ内野さんがお目当てなのですが(笑)、彼の円熟さで伊藤さんを引っ張って行ったというところでしょうか。内野さんは、過去に起こした過失を振り払いたくてもなかなか脱却できない中年男性を、 伊藤さんも、風見鶏のように心境が変わる女性、ウーナを熱演していました。 この伊藤さんの衣装がすごかった。・ひざ上20センチの、黒のマイクロミニスカ ・その上に濃いオレンジの、短い丈のブラウス ・マイクロミニスカかと思いきや、ブラウスのボタンを取ると、それがキャミソールになっている ・・・・ ちょっと想像すると凄いかも。wこの衣装で、アクションのような演技をされてました。ウーナの、ずっとトラウマを抱えて生きてきた、幼くも不安な心。時にそれがエキセントリックな行動に表れてくる、という役です。明確な答えと言うものはこの演出にはなく、そういう意味で、小説的な手法だなと思いました。 観た人それぞれが考えるラスト。ちょっと突き放されたように感じるかもしれません。 自分を長い間呪縛してきたものからの解放は、その傷が深ければ深いほど本当に難しく、単に傷を負わせたものに求めても、必ずしも元通りになるとは限らない。 自分だけが背負ったと思った重荷を、実は相手も形を変えて背負ったことは見えなくて、自分だけの重荷だとして相手を恨むことしかしていなかったり。 些細なことかもしれないけど、伝えることでその重荷が軽くなるのなら、そうすればいい。 何か日常でもこういうことはありそう、と感じた次第です。 自分だけが。。。 と思いながら暮らしていると、相手が傷を負っていることすら思い及ばないものなのか? と、考えてしまいますね。 悪いのは相手の方が比率が高いんだけど、自分だけが全面的に被害者だと思いこんでしまう。そういう状況で相手の傷まで見えるほど、普通は心は広くないから。 そのあたりの心理描写を、舞台で一瞬のセリフで表現するのはなかなか難しいのですが、お2人ともこの役を、きっと熱心に研究されたんだろうという足あとは随所に感じられました。私、この日は実はあまり体調が良くなかったらしく、終盤にきてちょっと具合悪くなってしまいました。我慢したんですがもう無理! と判断して、中座。ロビーで少し休んで、エンディングで入れていただきました。途中で退席すると、再度は入りづらいですね f^^;すいませんすいませんと何回も言うと悪いので、端で空いている席をお願いして、ラストまで座らせていただきました。よかった~。一番肝心なところ観れたので。
2009.07.29
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原題: GELIEBTE CLARA/CLARA監督・脚本 : ヘルマ・サンダース=ブラームス 出演 : マルティナ・ゲデック 、 パスカル・グレゴリー 、 マリック・ジディ 鑑賞劇場 : CINECITTA公式サイトはこちら。<Story>満員の聴衆を集めたハンブルグのコンサートホールで、ピアノを演奏するクララ(マルティナ・ゲデック)を見守る二人の男がいた。名作曲家として名高いクララの夫、ロベルト・シューマン(パスカル・グレゴリー)と、無名の天才作曲家であるヨハネス・ブラームス(マリック・ジディ)。ヨハネスはその才気と奔放な性格でたちまちシューマン一家に気に入られ、デュッセルドルフで共に暮らすことになった。この奇妙な同居生活の中で、クララ、ロベルト、ヨハネスの心は激しく揺れ動くのだった…。クララ・シューマン 愛の協奏曲 - goo 映画<感想>何よりも、マルティナ・ゲデック主演ということで、公開を心待ちにしておりました。彼女は、『善き人のためのソナタ』でファンになってしまいましたので。シューマンとブラームスの縁というのは、あまりにも有名な話なので、クララを彼女がどう演じるかというのも大変興味ありました。ロベルト・シューマンが世に出ることができて、さらに後世に作品を残すことができたのは、クララの功績なくしてはあり得ないというのが一般的な見方です。シューマンのピアノの師の娘だったクララ。彼の作品を世に紹介したのは、クララの演奏だったわけです。この映画の冒頭、この2人の夫婦が実に対照的であることを示すシーンがあるのですが、内に引きこもって他人とのコミュニケーションが苦手な夫のロベルトと、新しいもの、変化を柔軟に取り入れていく妻のクララという図式がまずわかります。オーケストラに音楽監督がつくという演奏形式は、19世紀に存在していた訳で、今の形態に近いものがある。自分で作曲をして上流階級の中で演奏をして、という、宮廷スタイルからはもう脱却しているので、音楽は音楽として独立して商業ベースになる。だから、旧態依然の方法から抜け出せない作曲家は時代に取り残され、代わりに「音楽屋」が台頭してくる。セルフプロデュースが得意な人が世に出るという時代に移行していく中、ロベルトの性格はとても損をするもの。それを補ったのが妻のクララの演奏です。クララは、単に彼の作品を世に紹介するだけのためにではなく、同時に生活を賭けて紹介しているんですね。ロベルトの仕事がなければ暮らしは苦しくなる。クララ自身がツアーに出るためには、子守と料理人を雇わないといけない。だからロベルトに稼いでもらわないといけない。一体、何人子どもがいる? と調べたら、クララは生涯で8人も子を生んでるんですね。なりふり構っていられないという彼女の心境も分かります。それを対外的に出さずに、優雅にふるまっていくのも、なかなかできないことだし。結局クララは、「妻、母」という女性の部分と、芸術家の部分を共存させないとやっていけなかった。そこを、マルティナ・ゲデック、うまく演じていたと思いました。まだまだ女性の地位が低かった当時、彼女は、ピアノの腕は評価されたとしても、対外的には「ロベルトの妻」でなくてはならなかった。 でもそれでは一家が路頭に迷う。頭の固い、下品なオーケストラの男たちに、実力を認めてもらわないといけなかった。また、閉鎖的なロベルトをも、メンツをつぶさないようにしながら持ち上げていかないといけなかった。女性らしい艶やかさと、社会人としての凛々しさを同時に持ち合わせて振舞った指揮の場面、最高にカッコよかった。喜びを爆発させたくなる気持ちもわかります。マルティナ・ゲデックも実際にピアノ指導を受けたようで、演奏の場面は(音は恐らくプロの演奏が使われていると思うんですが)彼女がピアノを弾いています。 場面だけでも本当にシューマンやブラームスの曲を弾いているのはすごいことです。ここまでの渾身の演技が観れるとは思わなかった。シューマン夫妻とブラームスとの関係もまた、この映画では非常に重要なポイントとなってきます。クララを絶対的に愛し、信頼しつつも、曲作りのプレッシャーと時代の流れに取り残される不安に苛まれるロベルト。そしてこれまたクララに魅せられてしまい、自分を捧げ、陰日向にシューマン家と生涯関わっていくブラームス。この2人の男性に支えられ、それぞれの魅力を糧に、クララは生きていったように思えてなりません。クララにとっては、ロベルトの才能がまずありきで、そこが彼女のすべての行動の原点となっている。 ブラームスはブラームスで、彼の才能や人間的な魅力は知らずのうちにクララを虜にしていっている。 どちらがどうと言えない関係。 定義ができないのでしょう。ロベルトにとっては、ブラームスは自分の元に降ってきた天才であり後継者であり。 だがクララの心がブラームスに行ってしまうのではという猜疑心も生むことになり、結果的に彼の死病の遠因ともなってしまう。 だけど夫妻にとってブラームスは必要な人間で、ブラームスにとっても夫妻、ことにクララとは運命的な出会いだった。 もうこのあたりのお互いの感覚的なことはきっと、芸術家でないとわからない境地なのかもしれません。 芸術を生み出すには、常識や生命、世俗などというものをはるかに凌駕しないといけない瞬間がある。 そして、それに必要な人物には出会うべくして出会う。 それにいいも悪いもない。 全ては必然だったし、運命なのだから。与えられた運命に大きく逆らうこともなく、抗うこともなく、クララは自分の持てる才能を、その時々で存分に生かした。 その表情は、マルティナ・ゲデックが演じることによって、クララのイメージに、円熟さと女性らしさを付け加えることに成功したように思う。 劇中で演奏される音楽の美しさも十分に堪能できる。 ブラームスの子孫である監督の所以でもあるのだろう。***********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.07.29
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これも8月いっぱいで、フリークラスからなくなってしまうメニューです。8月まではせっせと、なくなるメニューの消化に通うことになりそうですが。。。土曜に作ったのは、ポテトカレーパン。DSCI0202 posted by (C)rose_chocolat上級メニューの割には、そんなに難しいところもなかったかな。具さえ出なきゃいいんだし。やっぱりこれハイカロ。。。なんたって名前からして、「ポテト」に「カレー」に「パン」だし。。。マヨにチーズにカレー粉、コンビーフにじゃがいもだし。。。どうしても断面が見たくなってしまったので、スタジオでカットしちゃいました f^^;DSCI0203 posted by (C)rose_chocolatう~~~!!これはこれは。。。やっぱりポテトのゴロンゴロンをつぶさないようにするのは正解ですね。食感が違うし美味しいし。何か名前聞いてるだけでもう、ハイカロ過ぎる印象あるけど。。。 笑1つ、560カロリーくらいあるんだって! わ~ぉ。これは一気に食べちゃいけませんよ~。ちびちび?? 食べないとお腹いっぱいです^^
2009.07.25
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原題: HE'S JUST NOT THAT INTO YOU監督 : ケン・クワピス 出演 : ベン・アフレック 、 ジェニファー・アニストン 、 ドリュー・バリモア 、 ジェニファー・コネリー 、 ケビン・コノリー 、 ブラッドリー・クーパー 、 ジニファー・グッドウィン 、 ジャスティン・ロング、 スカーレット・ヨハンソン試写会場 : 東京厚生年金会館公式サイトはこちら。<Story>素敵な恋を探しているジジ(ジニファー・グッドウィン)は、友達の紹介でデートしたケヴィンに夢中。しかし、いつまで待ってもケヴィンから電話は来ない。女友達の「忙しくて、電話出来ないのよ」「照れているのよ」とポジティブなアドバイスに希望を持つジジだが、アレックス(ジャスティン・ロング)は違った。「電話が来ないのは、彼が君に興味がないから」。この言葉で目が覚めたジジは、男性との出会いがある度にアレックスにアドバイスを求めるようになっていく…。[ 2009年8月1日公開 ]そんな彼なら捨てちゃえば? - goo 映画<感想>予告で、本当に女優陣がみんな可愛らしくって、早く観たくて観たくてたまらなかった作品。運よく鑑賞することができました。試写会場は約95%が女性!! この女率の高さって最近見てないな。5人の女優さんが、それぞれうまくいかない恋愛パターンを演じてて、それが面白いんですね。いただいたチラシにはテストがありました。 「恋愛タイプ診断テスト」だって。チャートに沿っていくと自分がどのタイプかわかるらしい。。。 ちなみに私は「カン違いのジジ / 2度目の誘いが来ないタイプ」(ジニファー・グッドウィン)だそうで。。。他の女優さんですが、「強がりのベス / 彼が結婚してくれないタイプ」(ジェニファー・アニストン)「完璧主義のジャニーン / 浮気されやすいタイプ」(ジェニファー・コネリー)「情熱的なアンナ / 本命が見つからないタイプ」(スカーレット・ヨハンソン)「現実逃避のメアリー / 恋に踏み出せないタイプ」(ドリュー・バリモア)ですって^^チラシいただいた方、やってみてください!このチャートのタイプがそのまま、彼女たちのエピソードになっています。スカちゃんは相変わらず肉食系女子(!)を割り振られてるけど、公開中の『それでも恋するバルセロナ』よりはこっちの方が断然よい。 今イチぱっとしないオトコだけど、一応さみしい時に慰めてくれる用にキープしとくか・・・ っていう、女の本音(笑)が実に面白い。 イイ男がいたらそっちよね~、 みたいな。 きっと今は彼女にとっては本気の恋愛の時期じゃないんだろうなあと。 もっとやりたいこともあるし、自分の立ち位置が定まってから探した方がうまくいくようなタイプです。(C) MMVIII IFP BLACKSWAN GMBH & CO. KG TM NEW LINE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVEDこの映画の製作総指揮もやってる、ドリュー・バリモア。 彼女ももう34歳だそうで、でもすごくいい感じに年を取って行きそうに思います。 出番が若干少なめかなとも思ったんですが、でも最後にインパクトありそうなところ持って行きましたねー。 この映画で共演の、ジャスティン・ロングと今、付き合ってるらしい(笑) こういう映画ってカップルになりやすい!? そう言えば私、昨年暮、ジェニファー・コネリーの舞台挨拶に行ってたんだよね。 思いだした~。この5人の中では割とお姉さんのポジションで、ルックスから来る真面目さをそのまま役にしている感じです。彼女演じるジャニーンは清廉潔白って感じで、完璧主義。 ここまでいろいろ言われちゃったらそりゃ男だって何も言えなくなるって・・・。 この映画では彼女だけが既婚の役ですが、実際結婚してみないとわからないこと、こんなはずじゃなかったってことは山ほどある。 「私の理想」だけを追求しちゃっても、結婚なんてうまく行くわけはない。(C) MMVIII IFP BLACKSWAN GMBH & CO. KG TM NEW LINE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVEDもう1人のジェニファーである、アニストン。 実は彼女は、今年『マーリー』を観て、なかなかいい女優さん、イケてるじゃん? って思ってただけに、今回も自然な彼女の持ち味が出ていたのはとっても良かったと思います。 この映画で共演した、ブラッドリー・クーパーと噂があるのかないのか。。。 ブラピだけが男じゃありませんから~、ってね(笑 じゃんじゃん恋してもらいたいです。 (C) MMVIII IFP BLACKSWAN GMBH & CO. KG TM NEW LINE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED最後に、「勘違いのジジ」を演じる、ジニファー・グッドウィン。 なんか彼女に一番感情移入してしまったかな・・・。 あの人と話せてうれしい! → 私のこと好きに決まってる → 行くっきゃない! って感じで、勘違いなんだけどそれでもまっしぐらに進んでいく気持ちって、本当は女子ならだれでもが持っているんじゃないかなと。 それのさじ加減で、可愛いか痛いかに分かれていくんですが。。。 でもどんなに笑われても、それでもいい、後悔したくない! っていう気持ちはほめてあげたいね。 ジジは一生懸命に生きているんだから。そのタイミングを計れる貴重な男子? アレックスを、ジャスティン・ロングが演じている。 この役もよかった。 アレックスにジジは言う。 「あなたより、私の方がマシ!」 ちゃんと向き合わないであれこれ言うだけなら、愛かなと思って突進して玉砕する方が、愛を見つけるだけまだマシでしょ。。。? うんうん、よくわかります。 そういう可愛さを、わかろうとしない男子の何と多いことか f^^; これ決して、女性向けの映画じゃないですよ・・・ 笑 こういうのをわかってあげると、男としてかなりポイント高くなると思うんですけどね~。 男性4人ですが、彼らもまた、今の男性ならではの感じ。7年も同棲してるのに、結婚に何だか煮え切らない。既婚者だけどいけない方向に行っちゃう。好きな女性にはいい人扱いされて、いつもすれ違いの恋。観察ばかりしてて、本当に好きな人が実はいない。縛られたくないっていう彼らの本音が透けて見えるんだよね。だけど、予想外の恋の展開とか、女性の反応があって、それで初めてわかってくることもあるし、今まで持っていた主義主張を変えてしまうほどに想い人を見直してしまうこともある。 男性の場合は、気持ちって後からついてくるものなのかもしれません。女性が、「AorB?」という二択を男性に迫る時って、割とシリアスなシチュエーションの場合、男性は答えに窮する感じがします。本当はいろんな女性とのチャンスを楽しみたいのが、男性の本能的な性なんだけど、でも『愛のむきだし』みたく、「たった一人のマリアを探して」とも思えるのもまた男性であったり。女性を大事にしたいのか、そうでないのか、そこの分岐点が一体何なのかを、この映画の男性たちの気持ちでちょっと見せてもらえると思います。全体に小ネタも効いてて、あーあるある! と笑えるし、自分の恋愛観と比べてトークも弾みそう。男も女も、興味・関心のない人には態度は違うもので、そこのところのホンネが見えてしまうのは勉強になるかも。 この映画を観た男性のご意見も伺いたいところです。監督は『旅するジーンズと16歳の夏』の、ケン・クワピス。 まとめ方とか、エンドロールのトークなんかもいい雰囲気でした。*********************************今日の評価 : ★★★★
2009.07.24
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『007/カジノ・ロワイヤル』のDVD鑑賞しながら、同時進行でパン焼いてました(笑夜になっちゃったんで時間ないない~~次の日に、試写で一緒になるお友達から借りてるDVDをお返して、おみやげにパンでも持ってっていただこうかなと。暑くてもしっかり食べられそうに、だけどしつこくならないように、クランベリーでも使ってみようかなと。ちょうどたくさんあったし。巻き込んで、さらにジャムもあったのでこれも中に使ってみます。DSCI0199 posted by (C)rose_chocolat粉も、ライ麦を少し使っているので、酸味がほんのり感じられるといいかなあと。この日は雨でしたが、がんばって持って行きました!試写会場で無事にお渡しできました。
2009.07.24
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原題: CASINO ROYALE監督: マーティン・キャンベル 出演: ダニエル・クレイグ、 エヴァ・グリーン、 マッツ・ミクルセン、 ジュディ・デンチ、 ジェフリー・ライト <Story>英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。(シネマトゥデイ) <感想>金曜に一緒に試写会に行った友人に、ず~~っと以前からお借りしっぱなしのDVD。。。 汗いつまでもお借りしてもいられないので~ f^^;DVDを観る時間がなかなか取れないのですが、思い切って鑑賞。そう、『007/慰めの応酬』は、これを未見で行ってしまったという、いつも無茶なあたくしなのでした。ですけど『慰めの応酬』は、このカジノ。。。を観てないとちょびっとキツかったんで、これは有難いです。ダニエル・クレイグは、『慰めの応酬』と『ディファイアンス』の2本を観てますが、割と好きなタイプの俳優さんかも。見せるんですよね。 表情が。 表情がいい俳優さんってお得だとつくづく思います。それにしても本当に007は昔と比べるとあっさりとしてました。 今ってあんまり濃厚なのはウケないんでしょうね(笑) この映画は、さらりとしつつも大人の雰囲気。 更に『慰めの応酬』の方がライトテイストなのには驚きましたが。ラブ系はそんな感じなんですが、アクションは盛り上げどころは十分にあって、冒頭の建設現場のシーンなどは大したものだと思います。 よくこんなの撮るよねえ。。。 と毎度感心します。Metro-Goldwyn-MayerPictures/Photofest/MediaVastJapn ヴェスパがよかった・・・。 ボンドにどんどん惹かれていって、だけど逃れられない想いもあって。 お化粧前とドレスアップ後の違いも見れちゃったんですが、これも美しかったし。 ボンドガール(→ この「ガール」って言い方がふさわしいのかどうか・・・? もっと成熟してますよね?)にふさわしい「華」がある。何だか切なくなっちゃいました。 もうたくさん観ている人がいるからネタばれしますが、彼女の最期の表情ですよね。 水死ってああいう風に目がうつろになっていくので、より美しいまま死んでしまったような気がします。 ボンドを助けたかった自分ができた精一杯のこと。 捨て身の想いなんて人生に一体何度あるのだろうと。 いい映画でした。********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.07.23
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原題: LA RAGAZZA DEL LAGO/THE GIRL BY THE LAKE監督 : アンドレア・モライヨーリ 出演 : トニ・セルヴィッロ 、 ヴァレリア・ゴリーノ 、 オメロ・アントヌッティ 、 ファブリッツィオ・ジフーニ 、 ネッロ・マーシャ 鑑賞劇場 : 銀座テアトルシネマ公式サイトはこちら。<Story>北イタリアの小さな村の湖のほとりで、美しい少女アンナ(アレッシア・ピオヴァン)の死体が見つかる。殺人事件として捜査の陣頭指揮をとるベテラン警部のサンツィオ(トニ・セルヴィッロ)は、争った跡がないことから、顔見知りでしかも彼女を深く愛していた者の犯行と推測する。アンナを溺愛していた父親(マルコ・バリアーニ)、第一発見者のマリオとその父親(オメロ・アントヌッティ)、恋人のロベルト、ベビーシッターをしていた赤ん坊の両親(ファブリッツィオ・ジフーニ、ヴァレリア・ゴリーノ)らの証言から生前のアンナの実像に迫りつつ容疑者を絞り込んで行くのだった…。湖のほとりで - goo 映画<感想>予告でかなりそそられてしまいまして、やっぱり行ってしまいました。これは絶対に女性好みの作品。。。 という勘は的中で(笑)、お約束通り? そういう作品はネットで予約して行かないと、この劇場はアウトなんですよね。水曜の満席状態は、人気作品は予想されるので。。。北イタリアの湖。 もうその景色自体が本当に美しく、そのほとりに美しい女性が裸で死んでいる・・・。 絵的にもそのまま名画にしておきたいくらいだし、それだけでもう話になるわけです。一体誰が、何のために?? と言いたくなるくらい、いろんな動機がありそうな人間ばかりがぞろぞろ出没。。。それを1つ1つ、調べ上げていくのがサンツィオ警部。それらしい・・・? と思っても、実はそうではなかったり、という感じの取り調べです。うーん。。。 何と表現したらよいのだろう。確かに題材としてはかなり面白そうだしミステリアスだし、容疑者もたくさん出てきて、どう展開するのかが興味持てるイントロなのですが、だんだん進んでいくにつれて、サンツィオの一人語りのようになってしまっています。ストーリーが歩くのではなくて、単に取り調べに対して相手が答えるだけになってしまっている。最後はたたみかけるように終わってしまうんですが、うーん、そこまでして殺したい!? 死にたいのですか? と思ってしまいました。それがあまり回想シーンがなく、言葉だけで解明されていくため、どうにもリアリティが薄い。確かに綺麗ごとではなく、そういう風に考えてしまっても致し方ないのだろうけど、それとアンナの殺人って何だか結びつかないように思えちゃいました。サンツィオにもサンツィオの事情がある、ということで妻や娘を出してきていますが、これと本筋のミステリー解明との結びつきが、今1つよく見えてきませんでした。それも「家の中の澱」っていう共通項でまとめられてしまうのだろうか。。。??そこもよいのですが、本筋でアンナがどう考えていたかをもっと出した方が良いように感じました。肝心の彼女の考えが、最後以外はよくわからなかったのが、この話を非常に見えにくく、曖昧にしてしまっています。 ロベルトとの関係などは回想で出してもよかったのでは。題材やロケ地もいいだけに、とても惜しい感じ。********************************今日の評価 : ★★ 2/5点
2009.07.22
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原題: SEVEN DAYS監督・脚色 : ウォン・シニョン 出演 : キム・ユンジン 、 パク・ヒスン 、 キム・ミスク 、 チャン・ハンソン 、 チェ・ミョンス 、 イ・ラヘ 、 ヤン・ジヌ 鑑賞劇場 : シネマート六本木公式サイトはこちら。<Story>シングルマザーで勝率100%の弁護士ユ・ジヨン(キム・ユンジン)。ある日彼女は娘ウニョン(イ・ラヘ)の運動会に参加するが、競技の最中にウニョンを誘拐されてしまう。警察に連絡して犯人からの連絡を待ったものの、犯人の不信を買い「取引は終了だ」と冷たくあしらわれるジヨン。しかしその後犯人から再度連絡が入り、ジヨンは特殊な要求をされる。それは、殺人事件で有罪目前の被告チョン・チョルチン(チェ・ミョンス)の無罪を勝ち取れというものだった……。セブンデイズ - goo 映画<感想>もう『シュリ』から10年も経つんだなあ・・・ と改めて思います。相変わらずキム・ユンジンは美しい。あの衝撃的な役も大好きなのです。その後彼女はTVシリーズ「LOST」でブレイクしていきました。 この『セブンデイズ』は韓国に帰って久々の作品だそうです。先日、『コネクテッド』を観賞しましたが、これも同じく「娘が誘拐」というストーリー。ちょっと似てるなあと思いました。ただ、『セブンデイズ』は、話の持って行き方は韓国映画らしく、ヒロインがどんどん先へ先へと進んで行って、その先には・・・ という展開。これも直近で鑑賞した『チェイサー』に似ています。でもこれは、これら2つの作品ともまた違っている。 そこが面白い所以なんです。全体を通して不安定なカメラワークが多く、またサウンドもざわざわとした感じのもので、それが内容の不安定さにもつながっている。誘拐と交換条件で弁護を依頼される。 姿の見えない敵は常にジヨンを見張っている。 そしてその取引は他に知られてはならない。 その緊張感がたまらない。二転三転、話もひっくり返っていく。 「秩序と無秩序」、これがキーワードで、次から次へと展開されていく話の中でも、これに対応することを見極めていくと、オチがつかめるかも。 ただ非常に展開は速いので、それを考える暇は正直ないくらいだが。この取引と並行して、「母と娘」という関係がクローズアップされていく。 旅立って行く木曜日の子。その引き裂かれるような想いは共通なのに、それを出さない強靭さと、母の顔に戻った時の狂おしい子への想いと。その相反する2つの顔を使い分ける演出は見事です。子を想う母親の執念の凄まじさは、今更言うまでもありませんが、こうして見せつけられると何物もかなわないような気がする。こういう執念深さとか、怨念とか、そういうものを描かせるとやっぱり韓国映画はピカイチのように思います。これもリメイクが決まったそうですが、果たして一体どこまでこういうドロドロとした想いを保てるんだろうというのはいつも気になります。*******************************今日の評価 : ★★★★
2009.07.22
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監督・脚本 : 長澤雅彦 脚本 : 三澤慶子 原作 : 瀬尾まいこ 出演 : 加藤ローサ 、 徳井義実 、 川原さぶ 、 絵沢萌子 、 郭智博 、 宮川大助 、 南方英二 、 藤澤恵麻 、 板東英二<Story>深刻な面持ちの若い女・千鶴(加藤ローサ)が、ひとり降り立った駅からタクシーに乗り込む。人のいない奥地へ連れて行ってほしいと告げて到着したのは“絶景の宿 民宿たむら”。見るからに主人らしくない青年・田村(徳井義実)に迎えられ、部屋に落ち着くと、意を決して大量の睡眠薬を飲む。二度と目覚めない深い眠りについたはずだった。ところが、さんさんと降り注ぐ朝日で目覚めた千鶴を待っていたのは食欲をそそる朝食の匂いだった。天国はまだ遠く - goo 映画<感想>滅多にDVDでは観ないのですが、これは原作も読んでいながら、昨年見逃してしまったので、忘れないうちに鑑賞。本の感想はこちら。丹後の美しい風景がこの映画の「もう1人の主役」なのだろう。 天橋立などの名所だけでなく、農村、廃屋、木々、そういった何気ない風景ですら、今にも目の前に現れそうなリアリティを持って描かれている。 その美しい風景に、導かれるようにやってきた千鶴。 死から生へと引き戻された彼女を待っていたのは、田村の朴訥なもてなし。 地元の人々との触れ合いを通じて、自分を取り戻すことを思い出していく千鶴。 自己を再生していくことは、ゆっくりと、ゆっくりと、自分を見つめていくことから始まっていく。 それを黙って見つめるのは、田村であり、丹後の美しい景色。 (C)2008『天国はまだ遠く』製作委員会 原作の世界に忠実に映画化している。 映像の美しさにこだわったことで、その世界は原作以上になった。 千鶴と田村の過去。 そして揺れる想い。 ゆらゆらと、伝えたい、伝えない。 そのせめぎあいや心のベクトルまでもが、言葉少ななのにも関わらず、観客に伝わっていく。加藤ローサの戸惑う表情、徳井義実の物思いにふける眼差し。 心の襞が十分読み取れる。 小説ものでここまで仕上げてくる映画に久々に出会ったように思う。 スクリーンで観たかったですね~。この映画、原作を読んでみると、映画がものすごく丁寧に作られているのがわかると思います。あの風景がとにかく素晴らしかったですね。加藤さん、徳井さん、若いなあとも思いましたが(!)、でも若さゆえの戸惑いなんかもとてもうまく描いていたと思います。ラストの曖昧さ、そしてその余韻も、駅の風景とともにうまく出していたと思います。**********************************今日の評価 : ★★★★★
2009.07.20
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原題: BOLT監督 : クリス・ウィリアムズ 、 バイロン・ハワード 製作総指揮 : ジョン・ラセター 声の出演 : ジョン・トラボルタ 、 マイリー・サイラス 試写会場 : ウォルト・ディズニー試写室公式サイトはこちら。<Story>人気TVドラマのスーパー・ドッグのボルトは、ドラマを現実だと思い込んでいる“勘違い犬”。スタジオから遠く離れたNYに連れ去られ、ドラマの世界が偽りだったことに気づいたボルトは、大好きな飼い主の少女ペニーの愛情も演技だったのでは、と心を痛める。ペニーを信じ続けたいボルトは、彼女の気持ちを確かめるために長い旅に出る決意をする。はたしてペニーはボルトを待っていてくれるのだろうか…?[ 2009年8月1日公開 ]ボルト - goo 映画<感想>2D・字幕版での鑑賞。 でも、3Dかどうかにはそんなにこだわっていませんので、問題なし。ディズニー試写室は昨年の『ティンカー・ベル』以来。 ロビーがかわいいんで写真撮ろうか迷ったけど今回は遠慮しました(笑) ウィンドウディスプレーで。DSCI0198 posted by (C)rose_chocolatピクサーおなじみの、本編前ショートフィルムですが、今回は「メーターの東京レース」("Tokyo Meter")。これ、面白い。東京なのでおなじみの景色が出てくる。 ハッキリ言って内容はないが(笑)、それでもアニメーションの美しさが十分に堪能できる。恐らく『カーズ』が楽しめた方にはかなり面白いと思います。 迫力あったしね。エンディングの曲が韓国語なのは参りましたが~(笑) 欧米系の人からしたら、日本も韓国も同じに見えちゃうんでしょうか? 笑 そのあたりもわざとハズしてるとしたら、それもまた面白いかも。ディズニーものはぜひとも字幕版で鑑賞したいのが自分の希望だったんで、むしろそちらの方が有難かったです。とにかく英語が美しいので。滑舌などにもこだわっている感じがしますし、聴きやすいのでヒアリングのお勉強にもよい教材です。今回の声は、ボルト:ジョン・トラボルタ、ペニー:マイリー・サイラスでしたが、2人ともよかったです。ペニーの声が、キャラの見た目に比較して大人っぽいんですね。 私はそこはほとんど気になりませんでした。 むしろ、子どもっぽい日本のアニメの少女キャラは見飽きているので、かえって新鮮でよい。それと、ミトンズ:スージー・エスマンの声も、野良猫ちゃんならではの切なさたっぷり&さりげなさもあって、こちらもgoodでした。劇中劇なのにそうは見えない冒頭のサスペンスはうまい。 ここだけでも映画にしたら楽しめそうな感じに作るところはさすがです。そしてこれもアニメーションの美しさが随所に現れるロードのシーン。 アメリカの各地の景色が美しい。 ボルトが、目の前のことを現実と思わされていて、だけど現実に気がつく場面での景色もシュールなのが展開に合っている。 細かい場面に配慮がなされている。 例えば人の表情なんかも、アメリカ人の表情そのものという感じがよく出ている。お互いを慈しむ、ってことが全てなのですが、そこがシンプルにまとまっているのはわかりやすいです。夏休み、お子様連れならこの映画がイチ押しですね。子どもっぽい中身・・・? と思う予告なのですが、意外や意外、大人でもしっかりと堪能できました。********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.07.18
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原題: HARRY POTTER AND THE HALF-BLOOD PRINCE監督 : デヴィッド・イェーツ 出演 : ダニエル・ラドクリフ 、 ルパート・グリント 、 エマ・ワトソン 、 ジム・ブロードベンド 、 ヘレン・マックロリー 、 ヘレナ・ボナム=カーター 公式サイトはこちら。<Story>闇の帝王ヴォルデモートがマグル(人間)、魔法使い両方の世界における支配力を強めようとし、ホグワーツはもはやかつてのような安全な場所ではなくなってしまう。ハリー(ダニエル・ラドクリフ)は学校の中にも危険が潜んでいるのではないかと疑うが、最終決戦が迫っていることを知っているダンブルドア校長は、ハリーに戦いの準備をさせることに力を入れる。二人はヴォルデモートの防御を解く手がかりを見つけようと、旧友であり元同僚でもあるホラス・スラグホーンを魔法薬学教授として学校に迎える。一方、ホグワーツにはロマンスが訪れ、学校全体に恋愛ムードに浮き立っているが、悲劇の運命は近づいていた…。ハリー・ポッターと謎のプリンス - goo 映画<感想>公開日がレディースデーでしたので、ついでに観てきちゃいました。早く書かないと忘れそうですし、blogネタも溜まってましたので、2日間で一気に8つUP。。。 さすがに疲れました(笑これが最後です^^コメント・TBお返しはまた後でゆっくりします。第6巻の映画化。 原作は最後まで出ていますのでもうお読みになった方も多いのではないでしょうか。ちなみに私は読んでないんですが。。。映画は実は4作目のみ観ています(→ そんな人も珍しいよね 笑)他は、観たくなくて観なかったわけではないのですが、いろいろとその時のスケジュールなどもあり。。。 でも大体の下地はわかっていますので、さほどついていくのに苦労はありませんでした。(C) 2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights (C) J.K.R. HarryPotter characters, names and related indicia are trademarks of and (C) Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 細かい感想はお詳しい方にお任せするとしまして(笑)、ラストで、次の第7巻がPart1&2に分かれて公開になることが判明。Part1は来年、2は再来年ですね。やっぱり最後ですから、3時間を1本では終わらないのかも。 ファンにとってはうれしいことなのでしょうけど。本作は、そのラスト2本に向けての布石的役割をしていると同時に、ハリーの今後の方向性を示している。「謎のプリンス」の存在がわかるところで終わっているが、これが次の2本のメインになることは予測できる。 主役3名ももうお年頃ということで、それぞれの恋のさや当てもだんだんと面白くなって来ており、こちらの方も目が離せない。 闘いのシーンに、学園生活の様子も織り交ぜながら、緩急つけた作り方をしていて、長尺を飽きさせない。 映像も美しかったです。次回2本はきっと観ると思います。***********************************今日の評価 : ★★★★
2009.07.15
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原題: SUNSHINE CLEANING監督 : クリスティン・ジェフズ 出演 : エイミー・アダムス 、 エミリー・ブラント 、 アラン・アーキン 、 ジェイソン・スペヴァック 、 スティーヴ・ザーン 、 メアリー・リン・ライスカブ 、 クリフトン・コリンズJ.R. 公式サイトはこちら。<Story>ローズ(エイミー・アダムス)は30代半ばのシングルマザー。ハウスクリーニングの仕事をしながら8歳の息子オスカー(ジェイソン・スペヴァック)を育てている。妹ノラ(エミリー・ブラント)にオスカーを預けて不動産業の資格取得講座に出かけることもしばしばだが、実際に向かうのは元恋人で不倫相手の刑事マック(スティーヴ・ザーン)と落ち合うモーテルだ。ある日、事件現場を清掃する仕事で大金が稼げると教えられたローズは、嫌がるノラを無理矢理誘って犯罪や自殺の現場の清掃業を見様見まねで開始する。サンシャイン・クリーニング - goo 映画<感想>予告で、元気になれそうかな~と思って、楽しみにしていた作品です。エイミーとエミリーが何となく可愛らしくて。いわゆる「自分探し系」。シングルのまま子を産んで、元カレと何となく切れなくて。。。 誰かの何にもなれない、遊ばれるだけと、浮かばれないローズ。立ち位置が定まらないんでしょうね。きっと。 自分でどうしていいかわからないけど扶養義務があるからとりあえず働いてます、という雰囲気。ノラはそんな姉にどこか依存している。 姉ほどきちんとはできない、でも自分も自分の生き方を見つけないと。 そう思ってはいるのだけど、行動が伴わない。(C)2008BigBeachLLC.ALLRIGHTSRESERVED. 自分はこんなにすごいことができる! と、周囲を見返したい気持ちが、取り返しのつかない事態になってしまう。 ローズにも非はあるのに、ノラに押し付けるのはどうなのかな。 最後には方向性は見えてきますが、それでも尻切れトンボの印象は拭えません。90分ちょっとの短編ですが、説明不足なのでは? 最後などももう少し、ノラや仕事のことなど描いてもよかったと思う。 自分としてはこのジャンルの作品は好きな感じなので、そのあたりが少し残念でした。あと一番気になったのはウィンストンとのこと。 これ、ロマンス系になるといいのに~ と勝手に思っちゃいけないかな?? 発展すると楽しそうだったのに。。・・・ と、簡単すぎるレビューになっちゃってますが(笑**********************************今日の評価 : ★★★
2009.07.15
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企画・原作・脚本 : 山下久仁明監督・編集 : 福田是久出演 : 大塚ちひろ、 伊藤祐貴、 石井めぐみ、 小林裕吉、 ピエール瀧、 秋野太作試写会場 : 町田市民ホール公式サイトはこちら。関連HPはこちら。山下さんのblogもありました。<Story>自分を見失いかけてた看護学生の明日美(大塚ちひろ)はある日のこと、愛車の黄色いステップワゴンを見つめている青年・淳一(伊藤祐貴)に声をかける、高校時代に好意を寄せていた度言う急性に面影が似ていたからだ。明日美の誘いを断るわけでもなく、助手席に乗り込んできた淳一とともに、二人は海へと向かう。しかし彼の言動は変だ。 いや、少しどころじゃない。 どう考えてもおかしい。偶然から始まったドライブは、旅先で出会う人々を巻き込みながら、たくさんの驚きとささやかな幸福と明日美にもたらすことに。。。 (チラシより引用)[東京都写真美術館ホールにて8月22日公開]<町田プレミア試写のレポ>アメブロのお友達、hyoutanさんにお誘いいただき、行って参りました。町田市民ホールでのプレミア試写会、舞台挨拶つきです。試写会募集の記事も見かけず、この映画の存在を知らなかったので、有難いお誘いです。この映画のロケが、東京都町田市と、神奈川県三浦市がメインなので、町田でプレミア試写会をしようという企画になったそうです。上映前に舞台挨拶がありました。登壇者は5名。原案の山下さん、福田監督、石井めぐみさん(母役)、伊藤祐貴さん(長男・淳一役)、小林裕吉さん(次男・健二役)。もう1人の主演・大塚ちひろさんは、この日は帝劇で舞台ということでした。山下さんのご長男・大輝(ひろき)くんは、養護学校の高等部入学を目前に、2006年に事故でお亡くなりになりました。 「ぼくはうみがみたくなりました」は、そのご子息をモデルにしたもの。この本の初版は2002年。 そのころから映画化の話は出ていたそうです。そして山下さんのお母様も、この映画の完成を楽しみにしておられたそうですが、今年の5月にお亡くなりになったということです。ロビーの関連書籍の販売コーナーには、お2人のお写真がありました。 山下さんもお2人にこの映画を観ていただきたかったことでしょう。その想いを恐らくご覧になりながらこの映画の製作に携わってこられた福田監督も、涙声でのご挨拶となりました。石井めぐみさんは、ゆっぴぃくんを育てられていらしたので、その想いもおありなのか、「この本は絶対に映画化するべきだよ! と、ずっと言っていました。 それがかなって本当にうれしいです」と仰せでした。オーディションで500人の中から選ばれたという、主役の長男・淳一役の伊藤祐貴くん。 なかなか長身で、ライダー系イケメンくんです!彼は、撮影の休憩時間も、演技を深めるために淳一くんになりきっていたくらい、この役を研究していたそうです。 その熱意は十分表れていました。そして次男・健二役の小林裕吉くん。 彼は『アルゼンチンババア』に出演していたそうです。「恵比寿(東京都写真美術館ホール)をいっぱいにしたい。 そこからムーブメントが起こってほしいと思っています。 今、バトンをみなさんに渡しました。 みなさんから次は誰かにこの映画のバトンを渡して下さい」と、山下さんと福田監督からのメッセージがありました。上映終了後、ロビーで、前売券、書籍、CD、Tシャツなどの関連商品展示即売会がありました。装丁が可愛らしくて読みやすそうでしたので、原作本を購入しました。DSCI0192 posted by (C)rose_chocolat青と黄色のコントラストが素敵ですよね。読みやすくわかりやすい本です。 夏休みの、中高生の課題図書にしてもいい感じです。終了後もロビーに登壇者の方々は残ってくださって、サインや写真撮影に気軽に応じて下さいました。私も、本にサインをいただきました。左から、伊藤くん、小林くん、石井さん、福田監督のサインです。DSCI0196 posted by (C)rose_chocolatそして伊藤くんと小林くんのお写真をちょっとだけ。左が小林くん、右が伊藤くんです。加工させていただきました。ご容赦くださいね。img9ffefff7zikdzj posted by (C)rose_chocolatとっても気さくなお2人でした。次回作にも大いに期待したいと思います。<映画感想>この映画の画期的なところは、自閉症の姿をありのまま伝える姿勢であること、そして自閉症の家族を抱える周囲の偽らざる本音を描いているところである。原作はロードムービー風なのだが、その中で、秋野太作演じる慎之助がナビゲーターとなり、自閉症についての正しい理解や、対処の方法などを説明し、大塚ちひろ演じる明日美が健常者の視点で受け止めていくという構図である。淳一を忠実に受け止めて、ありのままを表現するという伊藤祐貴さんの演技の結果、非常にリアリティが強くなっている。 自閉症への理解が浅い人にも、きちんと解説と実像で説明できるようになっている。また突然のハプニングにも見舞われ、戸惑いながらも、淳一を理解していこうとする明日美の姿もよかったし、夫妻役の秋野太作・大森暁美の距離の取り方などにも大いに配慮があった。要所要所で出てくる、淳一と出会った時の人々の様々な反応、そしてそれを受け止める側の想いなどもよく表れている。 それがいいものであっても、悪い反応であっても、そのよさや嫌な部分をそのまま観客に見せている。もともと、原作に忠実に作られており、原作の持つストーリー性や雰囲気はよく出ている。ただ、観ていて、もっと掘り下げた方がよかった部分もいくつかあった。例えば、次男の健二とそのガールフレンドの場面などは、兄弟姉妹に自閉症の人を持つ人間の本音が出ているが、健二の出演場面をもう少し多くしたり、母親の抱えてきたトラウマなどももっと紹介していってもよかったように思う。 明日美のバックグラウンドが簡単に終わってしまっていたが、ここも説明した方がよかった。物語自体が当然のことなのだが「お話」なので、普通では起こり得ないことが起こっていくのだけど、そこの雰囲気を保つことも大事なのだが、バックグラウンドを付け加えてもよかったのではないだろうか。 せっかくの貴重な映画化の機会なので、障害者と健常者のボーダーを取り除くためには、もっと両者の本音を出してもよかったようにも思う。『ミルク』などでもそうなのだけど、1つのカテゴリーに属することを、それ以外に広めていくのには大変な労力を要する。理解してもらうには、声を発していかないといけない。 いいところも不都合なところもひっくるめて。そういう意味において、この映画、もっともっと貪欲であってもよかったように思う。文章では活字でフォローできても、映像でフォローできることには限りがあるし、また伝わり方も活字とは異なる。 映画でしか表現できない食い込み方も恐らくあったはず。 インパクトを強くすることによって、自閉症に関心がない層にも興味を持っていただくことができるのだから。自分のカテゴリーにこもっているのは確かに楽ではある。 だが、それを広めていきたいのなら、摩擦や意見の相違がその過程であったとしても、伝えていかないといけない。 この映画がそのメッセンジャー的役割を担っていけるのなら、それは大変誇らしいことではないだろうか。 *********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.07.14
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監督・脚本 : SABU 原作 : 小林多喜二 出演 : 松田龍平 、 西島秀俊 、 高良健吾 、 新井浩文 、 柄本時生 、 木下隆之 、 木本武宏 、 手塚とおる 、 皆川猿時 公式サイトはこちら。<Story>カムチャッカ沖。蟹を缶詰に加工する蟹工船・博光丸の船内では、出稼ぎ労働者たちが安い賃金で過酷な労働を強いられていた。少しでも手を抜くと監督・浅川(西島秀俊)の容赦のない暴力に晒されてしまう。労働者たちは仲間の1人・新庄(松田龍平)の言葉に従って自殺しようとするも、結局死ぬことすらできなかった。そんなある日、新庄と塩田(新井浩文)は漁の最中に博光丸とはぐれてしまう。そして冬の海で寒さに凍える彼らを助けたのは、ロシアの船だった……。蟹工船 - goo 映画<感想>意外と上映館が少ないこの映画。 行ける時に行っておかないと見れなくなってしまうので、時間の空いた時に行ってきました。原作は読んでいます。そんなにページ数もないお話ですし、最近小林多喜二がブームなので入手しやすくなっています。前に、29歳で特高に殺されてしまった多喜二の母親のお話を読んで、考えさせられてしまうことがたくさんありました。 多喜二が生きたあの時代は、今よりは言論の自由がずっと少なかった。 その中で懸命に訴えたこの本。 文体も鬼気迫るものがある。予告での首吊りシーンはいささか衝撃的だけど、そこに至るまでの彼らの心情、到底今の日本人には理解できないのではないだろうか。「赤貧洗うが如し」という言葉がある。 職はなく食べるものもなく、明日生きていられるかという保証もなく。 今の日本の雇用情勢は厳しいけど、あの時代まで追い詰められてはいないだろうと思う。 食い詰めて出稼ぎに行く、このままでは一家飢え死にだから開拓団に応募する、その先に待っているのは苦難の日々なのに。 だけどそうしないと生きられない。 そんな時代があった。(C)2009「蟹工船」製作委員会「自分で考えろ」と言う。 しかし、考えた所で制圧されたり、どうしようもない現実だけが立ちはだかっている場合はいったいどうすればよいのか。 「『国家的大事業』のために」という大義名分の下、労働者たちを虐待する監督。 この構図は形を変えて現代に存在する。 人が姿を現して痛めつけるのではない。 法律に姿を変えている。 法律を、経営側に都合のよいように改悪して、労働者に利が薄くなるようにしている。 法を変えないと雇用は変わらない。 だがその法を変えるまでの道のりの長く、苛酷なこと。 絶望的観測の前に、何ができるのだろう。 立ち上がっても、素人の甘さを突っ込まれてしまう。 聞いてももらえないしつぶされる。それでは団結しよう・・・ となるけど、絶望だけが先にあったら映画として成立しないから、あのラストは致し方ないのだろうか。 でも、その表現が最後に欲しかった。ここに出てくる「男たち」がよかった。 松田さんも新井さんもTKOも高良くんも。 絶望の中を懸命に生きている。 この世の地獄であってもそこのに一筋の光を見出したい。 そんな切ない気持がいい。 西島さんは、最近観たのが『休暇』 『春よこい』 なので、そこに今回のこういう役だと、自分の中ではすっかり悪いイメージついちゃってるんだけど。。。 苦笑*********************************今日の評価 : ★★★
2009.07.13
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もうすっかり気分は夏休みのうちの子ども。上の子は試験休みなので、家に何人か友達を連れてくる、って言ってたんで、「昼ごはん、どーすんの?」って訊いたら、「みんなでマックに行くから、用意しなくていいよ」だってさ。あ、そーですかそーですか。そんなら楽じゃん!ってか月曜はフツーにあたし仕事なんで~ と、出かけた。仕事も今の時期少し暇なので、午後早退して、ちょっくら様子を見ますか!? と、2時半位に帰宅したら、4人いた(笑「お昼どーした~?」って訊いたら、「まだ食べてない」だって!えーそんな、あんたたちは歩く掃除機でしょうがっ!昼ごはんなしでいい訳がない(笑「マックは?」 と訊いたら、「行ってない」そうで。エアコン効いた中でゲームしてたらどこにも行きたくなくなるよねえ。。。このクソ暑い中、歩いてマックまで10分以上(笑)そりゃー無理よ(笑この時もう3時くらいだったんですが、男子4人に何も食べさせない訳にもいかないので、しょうがないので家にあるもので作ることに。何がありますかねぇ・・・??冷蔵庫には中華麺が3玉。素麺よりも、こっちの方がいいか?あるものあるもの検索。。。 ひき肉ありーの、甜麺醤(テンメンジャン)ありーの、そしたらジャージャー麺にしますかあ。。。冷蔵庫のお片づけも兼ねて(笑)、とりあえずある野菜をトッピングしてみました。DSCI0188 posted by (C)rose_chocolat3玉だけど4人で分ければどうにかなるか。どうせみんなお菓子食べてるんだしw近くで寄るとこんな感じ。DSCI0187 posted by (C)rose_chocolatありあわせにしては、イケてるじゃん!と、結構手前味噌ですが~私はこれ食べてないのよ(笑よくできたときに食べられないなんて。。。 涙涙好き嫌いとか訊かないで作っちゃいましたが、でもみんな完食してくれました。DSCI0189 posted by (C)rose_chocolat食欲だけはホント一人前ですよねえ。。。これから夏休み、留守番子どもの昼ごはんにアタマが痛い日々がやってくるぜ。。。
2009.07.13
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メニューが9月から変わってしまうそうなので、今慌てて、フリークラスを消化中です。今回は夏っぽいメニューの、ココナッツマンゴーを作ってきました。DSCI0182 posted by (C)rose_chocolat一見カレーパンっぽいんですが(笑)、ちゃんとココナッツがトッピングです。時間がないのでスタジオ撮影分しか撮ってないのですが・・・。ちゃんと生地の中に、マンゴーが入っています。マンゴーは、ドライマンゴーを使用しています。ほんのり甘酸っぱい中に、ココナッツの甘さも加わって、いい感じです。このメニューも8月いっぱいで終了なので、受講まだの方、お早めに!
2009.07.12
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先週&今週と、とにかく盛りだくさんな日々でしたんで、かなり日記ネタが溜まってます^^;コメント&TBのお返事はあとからゆっくりとします^^かなり前から予約していた舞台、「ヘッダ・ガブラー」を鑑賞してきました。7月8日(水)~14日(火)までの上演です。小沢真珠さん、ボタバラから好きなんです^^彼女の舞台はこれで2度目です。1度目は4年前の「おじいちゃんの夏」。 これはblogを始める少し前なので感想はありませんが、3時間半くらいの長丁場、素朴なキャラクターを真珠さんが演じていました。遠目だったんですが素敵でしたね。さて今回、もう1つ見どころがあって、前日に映画『美代子阿佐ヶ谷気分』を鑑賞していたため、この主役の町田マリーさんが、舞台にもご出演とのこと。すっごく楽しみでした。何と言っても、映画を見てぶっ飛んだ私(笑) そりゃー興味津々ですよね^^今回の、Akasaka Red Theaterは初めてのところ。見附の駅からすぐです。ビルの地下を降りていきます。 階段にはお花がいっぱい。カメラはここまでです ^^;DSCI0175 posted by (C)rose_chocolat原作はイプセン。 これは未読です。これを5人のキャストで、2時間、interludeなしで行います。今回の席はほぼセンターで、遠からず近過ぎずといいポジション。 キャストもじっくり見れますし、舞台全体も見渡せます。冒頭クラブっぽい音楽が流れるので(幕ごとにも流れる)、現代風かと思いきやそうでもなく、設定はクラッシックな感じ。そして真珠さん登場。。。 綺麗です! スタイルいいです。 顔、ちっちゃ。どっちかというと、ヘッダ・ガブラーが「ガブラー将軍の娘」なので、今回の演出も割とタカビーな感じ。 ボタバラの香世キャラに近いです。なのでちょっとコミカルなセリフ&アドリブもあり。その場の注目を惹きつけるようなオーラは健在です。対する町田マリーさん。『美代子・・』で拝見するよりも肉感的な印象です。1つ1つのセリフや演技を丁寧にしているように思います。お話は5人のダイアローグ中心で、基本的にセットチェンジはないため、ともすると単調な印象になりがちだが、そこを小沢さん、小野哲史さんを中心にメリハリがついていて、脇を他の3名が固めて・・・ といったところでしょうか。欲を言えば、ラストの「人はこんなことはしないもんだ」の後、もう少し余韻があるとよかったかな。ダイアローグの劇を、休憩なしでテンション保って演じるとは、なかなか大変なことだけに、それぞれの役者さんの技量がしっかりしていないといけませんから、その点、安心して観ることができたと思います。また機会があれば、真珠さんの舞台、拝見したいですね。
2009.07.11
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原題: MIRACLE AT ST. ANNA監督 : スパイク・リー 原作・脚本 : ジェームズ・マクブライド 出演 : デレク・ルーク 、 マイケル・イーリー 、 ラズ・アロンソ 、 オマー・ベンソン・ミラー 、 ジョン・タトゥーロ 試写会場 : 一ツ橋ホール公式サイトはこちら。<Story>ニューヨークの郵便局で働く定年間近の局員が、ある日窓口で切手を買いに来た男性客をいきなり銃殺した。男の名はヘクター(ラズ・アロンソ)。前科や借金などもなく、精神状態も良好の実直な男だった。家宅捜査の結果、彼の部屋から長きに渡って行方不明となっていたイタリアの貴重な彫像が発見された。一向に犯行動機を口にしないヘクターだが、やがて重い口を開く。謎を解く鍵は第2次世界大戦真っ只中の1944年、イタリアのトスカーナにあった。[ 2009年7月25日公開 ]セントアンナの奇跡 - goo 映画<感想>予告でインパクトがあって、重た目ですが気になっていた作品。 試写で鑑賞してきました。2時間40分。 これは覚悟して観ないと。話としては、第2次世界大戦中のイタリア・トスカーナ地方で行われた戦闘を下敷きに、そこで出会った少年との交流を描いている。そして全体に黒人へのリスペクトを散りばめている。スパイク・リー作品というと、詰め込んでいるという印象があるのだけど、この映画もこれだけの要素が存在するので、勢い長尺。軍隊における黒人兵士への差別は有名だが、この第2次世界大戦は今よりももっと悲惨なものであることがわかる。常に最前線で戦うのは彼ら。偵察や、実験としての戦闘(→ このような戦闘があるというのも嫌な話ですが)に携わるのも彼ら。戦場においてさえ、人権や戦術よりも人種差別主義を優先させる白人指揮官の元、死体の山を築いていかねばならないような戦闘は本当に胸が痛い。つまらない主義のために、貴重な命を無駄に散らすことの浅はかさを見る。自分たちを守るため、国のため、彼らは参加する。 だが、ふと気がつく。 「自分たちは、アメリカにいるよりも外国の方が自由になれる。本当の自分でいられる」と。当時の差別はシビアなものだっただけに、黒人差別がないイタリアでの日々が彼らには自由な空気のように思えたのだろう。アンジェロとの出会いをきっかけに、彼らには、戦時下という限定された空間ながら、自由な交流が生まれていく。いつ起こるかわからないナチスの攻撃、そして敵か味方かわからないパルチザンとの腹の探り合いを抱えつつも、レナータとの駆け引きをするあたりは、トスカーナでの日々を愛おしんているようにも思える。(C) 2008(Buffalo Soldiers and On My Own Produzione Cinematografiche)- All Rights Reserved. 1944年8月12日、イタリアのトスカーナでナチスが罪のない大勢のイタリア市民を殺害した「セントアンナの大虐殺」のシーンも、現場となったセントアンナ教会で再現されている。ひざまずく市民、そして出撃を前にひざまずく兵士たち。 同じ祈りを捧げるにしてもその先にある光景が全く違うだけに、観ている側も切なくなってくる。ナチスの、人道的に容赦ない攻撃にさらされていく地獄のような現実の中で、1つくらい奇跡と呼べるものがあってもいいのではないか。 アルトゥーロとアンジェロのピュアな表情が、この地獄に救いをもたらしてくれるように感じてしまってもおかしくはないようにも思えてくる。 彼らの存在は、極限状態にある兵士やパルチザンでさえも、人間としての普通の想いを取り戻させてくれている。史実と、黒人兵士たちへのリスペクト、そしてひたすらにアンジェロを助けたいという想い。3つの要素をうまく絡めていると思う。 時間がいささか長尺だが飽きさせず、それを感じさせない。 最初の場面をよく覚えておくことが非常に重要。 ここの記憶が映画の最後まで持つと、途中の種明かしは簡単にわかるし、冒頭とラストのつながりの美しさが感じられ、より一層感慨深い作品となるだろう。*********************************今日の評価 : ★★★★
2009.07.10
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監督・脚本 : 坪田義史 出演 : 水橋研二 、 町田マリー 、 本多章一 、 松浦裕也 、 あんじ 、佐野史郎鑑賞劇場 : シアターイメージフォーラム公式サイトはこちら。<Story>1970年代初頭。漫画家の安部愼一(水橋研二)とその恋人、美代子(町田マリー)は、東京・阿佐ヶ谷で同棲生活を送っていた。自らの体験をもとに漫画を書くという信念のもと、安部が美代子をモデルとして「月刊漫画ガロ」に発表した「美代子阿佐ヶ谷気分」は彼の代表作となる。しかし次第に答えのない疑念に引きずり込まれていった安部は、故郷・福岡県の炭坑の記憶を辿るが、やがて、作品と私生活の境界線を見失っていく…。美代子阿佐ヶ谷気分 - goo 映画<感想>この日試写会があったので、その前にチョイスした1本。実は町田マリーさんの舞台を観に行くことになっており、映画になっているこちらも鑑賞しておいた方が、より彼女を知ることが出来そうと思ったので。舞台は思いっきり70年代色に染まってます。「ガロ」とか、思いっきり知らない世代。 もちろん安部愼一さんの漫画すらも全然わかりません。そして、あの頃の阿佐ヶ谷のイメージと言えば、「喫茶店」って感じなんですよね。 カップル(この言葉も死語?)が裸電球のアパートで同棲して神田川。。。 みたいな。 まさに映像はその世界です。「阿佐ヶ谷の 彼の部屋でわたし 平和よ」安部愼一の、「美代子阿佐ヶ谷気分」のコマ割りと全く同じカットで、映画は撮影されていく。 その様子はどこか自堕落であり、頽廃的。安部はドキュメント的手法でないと漫画が描けないため、ネタ元が日常生活の範囲内にしかなく、必然的にその対象は美代子となる。 絵に自信がないから、一度美代子の裸を写真に撮ってから漫画に描く。 だけどそんな手法は行き詰って・・・。安部が行き詰まる気配を感じ取る美代子の微妙な表情がよく出ている。 買いもの1つするのでも、自分たちの生活の空気を滲ませているのがわかる。 部屋で1人で過ごす美代子の気だるさ、外に出るとそれを隠すように生きているけど、本当は安部を求めていることは隠しきれない。実生活がそのまま漫画になってしまうというのは、描かれる方としてはかなり厳しいだろうけど、それも安部を愛したからこそ。 それに比べて安部はどこか落ち着かない印象を受ける。 美代子の気持ちを知ってか知らずか、無茶苦茶な要求や意味不明の行動をする。 それも彼の作品の将来への不安から来ているものなのだろうけど。 旧友の川本の気持ちを薄々わかりつつ、彼を結局自分の作品を生み出すために利用してしまうところなんかはかなりキツいだろうし、自己中かなとも思うんだけど。でも、そこには男と女の違いっていうのも思いっきりあるんだろうなとも思う。待っていたいのが女、そして求めていきたいのが男。 このバランスを保つために美代子が支える形となっている。 昔の女、昭和の女。 美代子を見ているとそんな言葉が浮かんでくる。何と言っても町田マリーの存在に圧倒される。 何となく予想はしてたけどここまで脱いじゃうとは。。。 という感じで(苦笑)でもそこには美代子という人間を思いっきり理解して演じるという度胸がある。 安部のためなら、ということ。 彼をわかりたい、時にはわからない振りもして。 痛々しいほどの演技に、この役にかける意気込みが十分込められていた。翻って安部役の水橋研二。 町田マリーに押されっぱなしという感じもする。 でもそれが安部夫妻のあり方だとすれば、この配分でもいいのかもしれない。むしろ印象に残ったのは、川本役の本多章一。 モデル出身という経歴を見て納得。 何となく気になる、惹かれる、そういう要素を持っている。そして真知子役のあんじ。 彼女の役も本当に嫌な女の予感がたくさんして、またそうだったんだけど(笑)、真知子にどっぷりとはまっていた。 いますねえ、こういう女友達。。。 とうなずく人も多いのでは? ちなみに私にはこんな友達はいないけど。ポンキッキーズ以来どうしてるのかなと気になったけど、こんな形でお目にかかれるとは。 ある意味感激。そしてこの映画の佐野史郎はいいなあと思う。 いつも彼の役にはどこか「冬彦さん」っぽい部分が要求されるのだろうか、という感じの役をたくさん見てきただけに、そういう要素が一切ない演技がよかった。 何かのイメージを固定されることはきっと役者さんとしては嫌だろうし、編集者の松田は安部をリスペクトしている訳で、そこがちゃんとしていたのはよかった。かなり観る人を限定するタイプの映画だし、導入部分で「大丈夫?」とも思ってしまうんだけど、観終わってみると、それぞれの演技がとても深かったと思わせた。 この映画の役に対してすごくそれぞれ分析したんだろうなという足跡が感じられる。**********************************今日の評価 : ★★★★
2009.07.10
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最近暑いですねー!暑いとダルっ。。。 って感じで、しかも仕事の日だったりするともうめちゃくちゃ疲れてるんで、あんまし料理に火を使いたくないんだよねえ。だから煮込みとかも短時間で済ませるものばかり。そんな感じで料理も夏バテ気味ですが、作らない訳にはいかないんで、何となーくしてるwお刺身は好きなんです。柵でも買いますが、丸物を買って、自分で造ることも(体力がある時は 笑)します。もっとも、お魚屋さんで最近は買ったものを調理してくれますよね。急いでいる時、疲れている時は利用しますが、見栄えを良くするために、切る部分を多めにするみたいで、いただく部分がすごく小さくなっちゃうんですよね。ちょっと損する・・・? と思うこともあるので、自分でできる時はしています。最近造ったもの。DSCI0166 posted by (C)rose_chocolat鯵のたたき丼。。。うーん、こうして見ると何て言うか、脱力系の料理(笑あっさり~。DSCI0167 posted by (C)rose_chocolatもうちょっと細く切ってもよかったよね f^^;さてさて、楽天友のメイマームさんからまたまた、いただいちゃいました☆DSCI0171 posted by (C)rose_chocolat前に韓国海苔のこと書いたら、いっぱい送ってくださいました。今回もサプライズ!DSCI0173 posted by (C)rose_chocolat何と、しんちゃんのがあるのね。そして、京都の抹茶の飴もいただいちゃいました。DSCI0172 posted by (C)rose_chocolatこの飴は、試写会で何人か友人とご一緒するので、お土産に持って行っちゃってまーす。メイさんありがとうございました~またパン送ります! いつになるかは未定ですが(苦笑
2009.07.10
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監督 : 真利子哲也 、 遠山智子 、 野原位 、 西野真伊 原作 : 伊坂幸太郎 出演 : 堺雅人 、 寺島しのぶ 、 柄本佑 、 板尾創路 鑑賞劇場 : 新宿バルト9公式サイトはこちら。<Story>己の美学を貫く、孤高の泥棒「黒澤」(堺雅人)。その日も、いつものように部屋の中を物色していると、突然戻ってきた家の住人と思しき男とバッタリ鉢合わせしてしまう…。道を見失い、神に救いを求める青年「河原崎」(柄本佑)。その日も、いつものように教団が経営する施設で動物の世話をしていると、突然教団の幹部から車の運転を依頼される。到着した先のマンションには、憧れの教祖・高橋の想像もしなかった姿が…。不倫相手と、邪な計画を進めるカウンセラー「京子」(寺島しのぶ)。その日、ついにお互いの伴侶の殺害を決意し行動に出るものの、車で走行中に見も知らぬ男を轢き殺してしまい…。仕事も家族も失い、街をさ迷うサラリーマン「豊田」(板尾創路)。その日も、いつもと同じように駅前をふらついているところ、コインロッカーの鍵を咥える犬と遭遇。ロッカーの中から拳銃を発見したことを機に、自分をリストラした男への復讐を決意する…。4つの人生が交錯する時、生涯でたった一度きりの“特別な1日”が訪れる。ラッシュライフ - goo 映画<感想>原作は読んでいます。これ、東京芸大の学生さんが作ったということのみはわかっていました。どうしようか迷いましたが、新宿なのでついでに鑑賞することに。よーく調べますとこれ、芸大の卒業制作なんですね。卒業制作を劇場公開、しかもシネコンで一般料金で上映っていうのも初めて聞いた話なんですが。。。そして監督は4人、4つのストーリーをオムニバス形式に1つずつ作ってます。観始めていきなり目が痛い。とにかく、画面がブレる。ちょっと動きのある場面など、ブルブル。。。 これはまずいんじゃない?一番最悪だったのは、人物の静止場面にも関わらず、このブルブルが30回以上続いた場面があったこと。しかもその震えに意味はないんだよね。編集でどうにかならなかったのか? とも思うんですが、全編このような感じだと如何ともし難いんでしょうね。最後の豊田篇は少し収まりましたが、観辛いものを劇場鑑賞にかけるというのも、いかがなものだろう。保護者や関係者が、文化祭や卒業制作発表会に来たのならいざ知らず、少なくとも映画を映画館に見にくる人は、それなりのものを期待して、料金を払っている。劇場公開レベルとはほど遠い画質を、お客さんは我慢しながら観るのって、どうでしょう??まだシネマチネ料金1200円だったのが救いかな。 バルト9は映画の日1000円、シネマチネ1200円、前売り料金、正規料金1800円の料金体系だと思うので、最低でもこの映画には1000円出さないといけない。果たして、1000円出す価値はあっただろうか。これだけ有名どころの俳優さん使ったからしょうがないでしょ・・・ というのもちょっと違う気もするんだけど。原作を読んでいるので、その比較になるが、いけなかったのは、この映画、すっぱりと4分割してしまったこと。舞台が仙台からいきなりみなとみらいに移動しているのは、予算の関係上仕方なかったかのかとも取れるんですが。卒業制作だからしょうがない、というご意見もあると思うが、前述のように、観客は一定レベル以上のものを求めてくる。4つのオムニバスは、一応観点は合わせているようにも思うが、原作はそれぞれの話がクロスオーバーしながら進んでいく。 『フィッシュストーリー』のような作り方が、この映画なふさわしかったように思う。つなぎになる素材がカットされてしまっていたことも、この映画のまとまりをなくしていた大きな原因だった。 例えば、・4つの「ラッシュ」の説明(わずかに戸田のセリフくらい)・「あなたの好きな日本語を教えて下さい」・トランクの死体のからくり・豊田と犬との詳しいエピソード・河原崎の背景など。せっかく雰囲気を合わせるのなら、こういう素材を組み込めなかったのだろうか。もったいない。それでも、堺雅人さんはやっぱりうまいなあと思わせるものがあり、この映画のダメな点をひっくり返すくらいの存在感は大いにあった。 彼が出ていなかったら本当にお金返して! くらいだったけど、それを巻き返してしまう演技は素晴らしい。あと板尾創路さん。 彼の部分も、哀愁に満ちた豊田のイメージと合っているので、あまり違和感がない。 欲を言えば、犬とのエピソードがカットされていなかったら、ラストももうちょっと引っ張れたんじゃないかと思う。いずれにしても、原作未読の方には、この映画を理解することは本当に難しかったと推察する。致命的なのは、導入部分の河原崎の背景がほとんどなかったことで、ここが流されているために、原作を知らない観客はこの物語に入るのに苦労したと思う。混在しながら進めるべきものを分割し、そしてつながりも希薄であったこと、これでは予備知識があってもテーマを感じ取ることは難しい。**********************************今日の評価 : ★★(堺さんと板尾さんの分で★ですね。)
2009.07.08
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『マン・オン・ワイヤー』はタイムズスクエア12階で上映。そしてこのお店がすぐそばにあるではないですか(笑)これは行きたい・・・。ランチ&ディナーのピーク時は、どんだけ待つ? ってくらい行列ですが、そこを外せば、楽に入れます。2時半くらいでしたので、5分も待たなかったかなあ。。。こういうのがこのお店の正しい利用の仕方かもしれませんよね(笑鼎泰豐(ディンタイフォン)タカシマヤタイムズスクエア店のご案内です。私がオーダーしたのは、酸辣湯&小籠包のセット。単品でオーダーすると、小籠包は6個ですが、セットなんで4個です。ケータイなんで画質ちょっと悪いですが。。。Image047 posted by (C)rose_chocolatそしてまずは小籠包を。スープが中に入っているので、皮を破かないように、そぉっとそぉっと持ち上げます。酢醤油につけて、千切りの生姜とともにいただくんですが、熱々かな??Image048 posted by (C)rose_chocolatスープが口のなかで飛び出すのが好きです。でも、うーん、今日はそれほど熱々ではなかったかも。 笑最も、熱々過ぎると、口の中火傷しますからね。このくらいでもいいのかなあ。そして酸辣湯です。酸辣湯好きなんですよねえ。 酸っぱいのが。Image049 posted by (C)rose_chocolat鶏肉、お豆腐、そして黒胡椒がピリっと効いてて、あっさりなお味です。美味しかった~。かなりお腹いっぱい・・・ ☆さて、これからもう1本観に行ったのでした ^^
2009.07.08
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原題: MAN ON WIRE監督 : ジェームズ・マーシュ 出演 : フィリップ・プティ 、 ジャン=ルイ・ブロンデュー 、 アニー・アリックス 、 ジム・ムーア 、 マーク・ルイス 鑑賞劇場 : テアトルタイムズスクエア公式サイトはこちら。<Story>1974年8月7日、朝。23歳のフランス人フィリップ・プティはNYワールドトレードセンターの屋上にいた。ツインタワーの間に張られた細い綱の上を綱渡りしようというのだ。彼はさかのぼること6年前に雑誌でツインタワー建設計画について読んで以来、この計画を企み続けてきていた。友人ジャン・ルイと共に少しずつ仲間を増やし、不可能と思われた準備を遂行。そしてついにフィリップは、綱に足をかけようとしていた……。マン・オン・ワイヤー - goo 映画<感想>アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞受賞作品。単館上映なのでなかなか行けませんでしたが、周囲でもお勧めの方が多く、思い切って今日は単館映画鑑賞デーにしてみました。 その1本目。ストーリーは、フィリップにかかわった人たちが彼の様子を語る、ドキュメンタリー方式。高いところで綱渡りなんて、普通にしてしまうのかと思ったら、そうではなく、そんなこと常識では認めないに決まっているので、こっそりと侵入してワイヤーを張って、みんな気がついた時にはもう綱渡りは始まっていて・・・ という算段。それを夜中にこっそり忍び込んで、設営してしまうのも、犯罪スレスレの行為なだけに、協力者としての友人たちの証言は貴重なものとなっている。最も、WTCは今はもうないですし、9.11以降高層ビルのほとんどがセキュリティを厳しくしているはずなので、こういうことは許可が下りない限り無理なんでしょうけど。 テロリスト扱いになってまで、する人はいないと思うんだけど。 (c)2008 Jean-Louis Blondeau / Polaris Images17歳の時に、歯科医院で見た雑誌の挿絵に高層ビルが描かれているのを見て、インスピレーションが閃いたフィリップ。その夢が、友人たちを引きこんだのだろうか。ノートルダム寺院、シドニーと制覇した。 そしてWTCの建設計画が持ち上がったころから、彼はそこにワイヤーをかけて綱渡りをすべく、周到に準備を進めていく。まずどうやってWTCに入るのか。どうやって設営の機材を屋上まで上げるのか。North TowerとSouth Towerの間、約60m。 さあどうやってワイヤーを渡す??1つ1つが闘いになっている。綱渡りと言うと普通、向こう側に渡りきったらおしまいと思うが、フィリップの綱渡りは違う。何回も往復する。その途中で綱の上に寝転んだり、向きを変えたり、ひざまづいたり。まるでそこには綱など存在しないかのように、彼は振舞う。そして綱渡りの写真や記録のどれを見ても、フィリップの姿は実に優雅で、芯から綱渡りを喜んでいる。WTCのシーンでバックに流れる、ジムノペディ。これが本当によい。 芸術品のような仕草に合っている。 観客は映画ということを忘れるくらい引き込まれるに違いない。たぶんフィリップにとっては、WTCこそが人生の目標であって、そこを達成してしまったあとはたぶん何かが変わってしまったのだろう。周囲の待遇、そしておそらくは物質面もそうなのかもしれないけど。その後、各地で綱渡りをしていく彼のスチールを見たが、WTCほど緊張感に満ちることはもう二度とないに違いない。それと引き換えに失ったものも大きかったに違いないけど、夢を見る彼には、さして問題はないようにも見えた。だが、ラスト、もくもくと1人で童心にかえって綱渡りを楽しむ彼の横顔に、どこか浮世離れした哀れさを感じ取れてしまうのは何故だろう。失ったものを埋めてくれる人生だったなら、それでいいのかもしれないが。**********************************今日の評価 : ★★★★
2009.07.08
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原題: MONSTERS VS. ALIENS監督 : ボブ・レターマン 、 コンラッド・ヴァーノン 声の出演 : リーズ・ウィザースプーン 、 ヒュー・ローリー 、 ウィル・アーネット 、 セス・ローガン 、 キーファー・サザーランド 声の出演(日本語吹替版) : ベッキー 、 日村勇紀 試写会場 : 東商ホール公式サイトはこちら。<Story>挙式寸前の花嫁スーザンを、宇宙から飛来した隕石が直撃し、彼女の身体は見る見るうちに15m21cmに巨大化する。パニックが巻き起こる中、軍隊に捕えられ、モンスター“ジャイノミカ”として秘密基地に監禁されてしまう。一方、地球侵略を目論むギャラクサーが送り込んだエイリアン・ロポットに苦戦するアメリカ軍に業を煮やしたW.R.モンガー将軍は、“モンスターvsエイリアン作戦”を大統領に進言する。[ 2009年7月11日公開 ]モンスターVSエイリアン - goo 映画<感想>何かの試写でやってた予告が楽しそうで、「こういうの観たい!」と思ってました。 顔の表情とかもユニークだったんで。日本語版・2Dでの鑑賞です。東商ホールは人が少なめ。この日はフォーラムでハリポタのプレミアがあったんで(→ ええハズれてますが何か? 笑)そっちに人が流れたかも。 この映画の試写もあちこちでやってるので、試写も最後の方と思われる。定時に職場を出る予定が、間際に電話2本(しかもあんまりいい内容じゃないw)、お問い合わせもあり、何と30分経過してから出発(汗) 開映までに到着するか冷や冷やしましたが、思ったよりも早く着いてよかった。始まって30分。最初の戦いのシーンでうつらうつら。。。 苦笑凄く疲れがたまってたのと、その日仕事も忙しかったので、もう瞼がガマンできませんでした~。でも何で寝ちゃったかっていうと、ギャグが結構緩かったんですよね。しかも日本語吹替版なので、英語のrhyme(韻、「韻を踏む」など)をそのまんま日本語に直しているだけ(→ しょうがないんですが)なので、訳すとギャグがあまり面白くなくなっちゃう。 なので笑えない → ゆるい → 眠くなる。。。 ということになってきちゃいました。これは吹替じゃなくて字幕版がいいのかも。 でも少ないのよねえ字幕版上映。吹替と言えば、スーザン役のベッキーさん&ボブ役のバナナマン日村さんがクローズアップされてます。 スーザンは。。。まあ普通です。 「人気があったから起用した」パターンと思われるので、声優さんと同列には論じられませんが。 アテレコって難しいだけに、今回は「挑戦しました」といったところ。ボブ、この吹替は意外によかった。 演じたご本人も「僕とボブの外見はほぼ同じです」と言っているだけに(笑)、思い入れもあったんだと思います。 トボケた感じがよかったです。(C) 2009 DreamWorks Animation LLC.映画のお話自体はとても単純で、ある日いきなり巨大になってしまったスーザンが、他のモンスターたちと力を合わせてエイリアン退治をする、というもの。巨大になる場面や、エイリアン退治の場面なんかは面白いですね。スーザンが、初めはエイリアンになったことを納得できてなかったのが、次第にジャイロミカを楽しんでたのは楽しかったですし。途中眠ってしまったので、記憶を同行者さんと照合しないといけなかったりもしましたが(笑)、ちょっとポイント部分が抜けちゃったのが残念かなあ~w大統領登場シーンにはいろんなオマージュが隠されてて面白かった(詳しくは映画をご覧ください)。で・・・。 上の写真に写ってないモンスターが1匹いるんですが、私は実はこれが苦手でした。 たぶんモスラがモデル! なので。。。 虫系、ダメなので、どアップになった時の毛の生え方(!)、翅の羽ばたき方(!!)、すいません、無理~。 結構私にはリアルっぽかった。『ミスト』以来の恐怖でございました(涙まあ、それを除けば、普通に親子で夏休みに楽しめる映画だと思います。ただし感覚的にはあくまでも、あめりか~ん! なので、そのあたりはご容赦を。 ********************************今日の評価 : ★★★
2009.07.06
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先日、この本買ったよーって書きましたが、読み終わりました。本は、一応読むのは好きで、実際読んでるんですが、1冊1冊感想書いていないだけなんですよね。大体読むのは通勤の時。いつも朝は絶対に座れるんで(!)、本読むか、寝るか(笑)、してます。本読んでて、「ふぁー疲れた~」と身体が温かくなってきたら、寝る(笑ですけど、この本はどういうわけか、ぐいぐいと引き込まれてしまいまして、どんどん読める!寝てる暇ないよwDSCI0161 posted by (C)rose_chocolat単行本は高いんで、正直迷ったんですが、うちの上司が「衝撃的」って言ってたので、やっぱり買おう!と思って。待てませんもんね。 図書館で予約したらいつになるやら。映画記事でもネタばれはしないのがモットーなんで、なるべく核心に触れないように書きたいと思いますが。。。1984年、ヤナーチェックの「シンフォニエッタ」を聴いた瞬間から、青豆が迷い込んだ、1Q84年の世界。彼女はその世界で、通常ではありえない「仕事」をしていく。でも、不思議なことに、それは彼女でしか成し得ないようにも思える。青豆が生まれてきた意義が、まさにそこにあるかのような職業かもしれない。だが、そこで青豆が突きつけられたことは、本当に究極の選択で、もし、自分だったら、青豆の立場に立てるか? と訊かれたら、たぶん、できない。果たして自分のことを覚えているかどうかわからない人のために、握った手の感覚しか覚えていてくれていないかもしれない、否、そんなことは忘却の彼方にあるのかもしれないような人のために、自分を捨てられるのか。幼少のころから、喪失感を味わってきた青豆と天吾。心の底からの幸福感というものは、体験したことがないに違いない。子どもゆえに、自分を守っていく習慣を身につけなくてはいけなかったから、何気ない反応を見ただけで、お互いに喪失感を抱えているもの同士ということが、わかってしまう。離れ離れになってしまった2人が、ふかえり、そして「空気さなぎ」を通じて、パシヴァとなりレシヴァとなっていく。目に見えなくても、互いは引き寄せ合って、求め合って。1Q84年さえ抜けられたら・・・。青豆のすがるような気持に、返ってきたのは、哀しい答え。私はあなたに出会った。そして愛した。たとえ一瞬のことであっても。あの時のことをあなたがどう受け取ろうが、それは構わない。私があなたを愛することができた。その事実こそが、私を生かしているのだから。これは本当にほんの一部の感想なんですが、あまり詳しく書き過ぎると、これから読もうとしている方の差し障りになるので、あくまで自分が感じた核の部分のみを扱っています。冒頭100ページ以内に、目をそむけたくなるようなシーンもありますし、本当にあり得ないことが書いてあります。ですけど、その飾りの部分を全て取り去ってしまうと、意外とコアな部分はシンプルなのかもしれない。そう感じます。直近で、この映画を観賞しましたが、ここに出てくる「大人の恋愛」っていうキャッチフレーズが、どうにも感覚的になじまなかったのは、恐らく、同時にこの本を読んでいたからかもしれません。(この映画好きな人ごめんねw)人生楽しもうよ! っていう名目のもと、何となく、これは大人の恋だよ・・・と催眠術かけながらも、彼らの言動はとても子どもじみて見えてしまった。会いたくても会えないなんて運命。一瞬の記憶、瞬間の言葉、瞬間の感触、それだけを頼りに、人を愛していく青豆と天吾の生き方を読んでしまったら、これほど、落とし前をつけた恋もないんじゃないかと思うんです。究極の「大人の恋」かもしれないなあ・・・ と。『ノルウェイの森』がやっと刊行約20年目にしてこの度映画になりますけど、この小説の映画化も、いつか必ずあるんじゃないかと思うんですよ。ですけど、この小説を読んだ時点で、例えどんな風に映画化されたとしても、本とは絶対に別物になると確信してます。この空気感を映像には、きっとできないと思う。理由は、青豆と天吾(ふかえりも)を演じる者は、絶望感を体験した人じゃないと無理だっていうこと。そこに、原作のイメージも重ねますから、ただ単に、似ているとか、ピッタリという理由でキャスティングはできない。どうしようもない喪失感、それがこの主人公たちに求められる。今、そんな若手の役者さんは、日本にはいない。みんな満たされてしまっているから。いつものように、いつものことをしている時、ふと、今日は違うことをしてみよう、と思うことがある。いつもと違うことの中に、もしかしたら、ポジとネガのように、今の世界の裏側が存在していたとしたら。その入口が、身近にあったとしたら。自分の隠し持っている役割が浮き出てきて、その中で生きていくことになるかもしれない。現実は1つしかない。だが、現実の1枚下に、現実を超えるものも存在しているようにも思う。もしもそんな人生になっていたとしたら、誰に会いたい? 何をする?そう問いかけられているような気がする。
2009.07.04
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監督 : 熊澤尚人 出演 : 岡田准一 、 麻生久美子 、 谷村美月 、 岡田義徳 、 池内博之 、 市川実日子 、 とよた真帆 、 平田満 、 森本レオ 鑑賞劇場 : 恵比寿ガーデンシネマ公式サイトはこちら。<Story>人気モデルの撮影に忙しい日々を送りながらも、風景写真を撮りたいという思いを抱えるカメラマンの聡(岡田准一)。一方、フラワーデザイナーを目指して花屋のバイトをしながら、フランス留学を控えた七緒(麻生久美子)。同じアパートの隣同士に暮らす、30歳、恋人なしの二人は、顔を合わせたことは一度もない。口ずさむ「風をあつめて」のメロディー、フランス語、コーヒー豆を挽く音――。いつしか互いの生活音に癒しを感じるようになる。おと・な・り - goo 映画<感想>もうシネコンではそろそろレイト時間に移行か、あるいは終了してしまうこの作品。 せっかくのガーデンシネマなので、映画の日の2本目に選びました。公開当初は混み混みって聞いたんで、行く気しなかったんですが、さすがにもういいんじゃない・・・??とも思ったんですが、結構埋まりました。席。岡田くんと麻生さん、予告がレトロなアパートにフラワーじゃ、いかにも女性向けって感じします。 この日も女性客多かった。今の家に越してくる前、ずっとアパートを借りていました。 なので、上下左右の住人が出す音には結構神経使った記憶があります。もっとも、こちらも子どもが小さかったですし、おまけに借りるお部屋が全て2階(汗)でして、走り回る音などは本当に「静かにしなさい!」ということが大変でした。お互い様だから・・・ と言って下さる人、何も言わないけどきっとうるさいと思ってるんだろーな・・・ という人、いろんな「おとなりさん」を経験してます。だから、お隣の人が寛容であるということは、もうそれだけですごくありがたかった。例えば、独身者であったとしても、この映画で出てくるような「生活音」は発生するはずなんですよね。 扉を閉める音とか。足音とか、電話のベルとか。なのですが・・・ ここまで音が筒抜けのアパートってどうなんだろう?会話とか歌が全部聞こえちゃうのってまずくないですか? 笑通常、お隣の音が聞こえたら、「ああ、いるんだな・・・」くらいに思うか、またはその音が自分の受忍限度を超えているならば、「うるさい」と思うはずなんですよね。ですが、七緒も聡も、互いのことは知らないまま、互いが発する「音」に惹かれていく。それは、その音が不快な響きじゃないからなんだと思います。 だからこそ、顔も知らないのに「どうしているんだろう」と思ったりする。この、「互いに顔を知らない」ことがこの映画のポイントなんだと思います。知ってしまったらもう、音を介した想像ができなくなってしまうから。(C) 2009 J Storm Inc.七緒も聡も、仕事面ではそれなりにキャリアを積んでいるものの、ステップアップが関係する新しい局面をそれぞれ迎えようとしている。 ですがそこにも見えない壁が存在する。聡はSHINGOのことが気にかかって、七緒はフランス語とフラワーアレンジの技量が気にかかって。そして七緒には思いもよらぬことが起こっていく。この出来事、日々を一生懸命生きている独身女性にとっては許しがたいと思う。 理由は2つ。1つは、その気を持たせておいて、粉々に心を打ち砕いたこと、そしてもう1つは、自分が目標として、それに向かって懸命に努力している姿を侮辱したこと。私だったら後者の方がより腹が立ちますね。何の理由があって、関係のない第三者に、自分が好きでやっていることを揚げ足取る権利があるのか。氷室は、「俺とおまえは同じなんだ」といい、七緒は「私はあなたとは違う」と言い放つ。七緒は絶対に彼じゃありません。人を踏み台にしてのし上がる人間は最低だし、一見いい人そうでも、牙を剥いた時の本性は見たくない。 いきなりそんなこと言われても、そういうオチがあるから、やっぱり胡散臭いですね。 こういう男は。そして聡も、「誰かのせいにするのはやめなよ」と由加里に言われ、自分のキャリアを真剣に考えているんですよね。仕事をする上で、本当に自分がやりたいことが通らない場面は皆無と言うわけにはいかなくて、そのまま流されていってしまうこともあるのかもしれない。だけど自分を縛っていたものの姿に気がつくとき、聡は本当のことが言えたんだと思いました。この由加里役の市川実日子も好きな女優さん。今回はキャリアっぽいスタイルで楽しませてくれました。茜役の谷村美月さん。 彼女関西出身なんですね。 おとなりの音を気にしながら過ごしている七尾とは正反対に、大声でわめいて泣きじゃくってました(笑) バタバタと過ごすとこんなにがさつな感じになってしまうんでしょうか。 ちょっと怖くもありますが、それもまた彼女がSHINGOを想うあまりのことと観客が納得できればいいんですが、そうじゃないとただの「ウルサいキャラ」で終わっちゃう。 あとで彼女がやってきた理由が出てくるのでまあいいんですが・・・。どっちかというとファンタジー系はあんまり観ない方なので、苦手な感じだったらどうしようと思ったんですが、予想よりもきちんとストーリー立てしてありました。音がわざと大きめにしてあったのは仕方ないですが(笑)、その音が作る、いろいろな想いをうまく表せたようにも思います。「風をあつめて」なんですが、この曲は映画『Lost in Translation』でも使われていて、かなりドライな使われ方をしていました。 この映画では麻生さんが口ずさむ設定なんですが、いささか可愛らしすぎてしまって。 なぜ「風をあつめて」でなくてはいけないのかな、とも思うんですが、そういうことの答えはなかった。 風のように自由に生きたい、風が吹けば自然に音が集まってくる、そんな理由なのかもしれないんですが。 都会で一人暮らししていると、それなりに寂しさなんかもあったりするでしょうから、それを振り払いたくてあの曲なのかもしれません。なので、エンドロールのダイアローグがいささか言葉が多過ぎたようにも思えてしまいました。ラストに近づくにつれて、大体エンディングが見えてしまっていましたので、それをさらにとなるとちょっと重たかった。 エンドロールはあくまでもさらっといった方がよかったかな。それでも、目を閉じて音だけ聞いていると、実にいろいろな音が通過していくことがわかります。 そこから物語が始まるというのも、考えてみたら粋ですね。**********************************今日の評価 : ★★★ 3/5点
2009.07.01
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原題: THE VISITOR監督・脚本 : トム・マッカーシー 出演 : リチャード・ジェンキンス 、 ヒアム・アッバス 、 ハーズ・スレイマン 、 ダナイ・グリラ 鑑賞劇場 : 恵比寿ガーデンシネマ公式サイトはこちら。<Story>コネチカットで暮らす大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)は、妻と死に別れて以来本を書く事にも、教える事にも情熱を燃やせず憂鬱な日々を送っていた。ある日、出張でニューヨークを訪れた彼は、マンハッタンにある自分のアパートで見知らぬ若いカップルに遭遇する。知人に騙されて住んでいたというそのカップルは、シリアから移住してきたジャンベ奏者のタレク(ハーズ・スレイマン)と、彼の恋人でセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)だと名乗る。扉をたたく人 - goo 映画<感想>今年のアカデミー賞主演男優賞に、リチャード・ジェンキンスがノミネートされたという、この作品。上映館も少なく、早めに行かないと終わってしまうような気がして。映画の日で、混むのがわかってましたけど行ってみました。初回は9割くらいの入りです。『バーン・アフター・リーディング』とは全く違うリチャード・ジェンキンス。出だしはちょっと、『グラン・トリノ』にも共通するようなところがあるような。 人生をずーっと決まり切ったように生きてきて、自分のスタイルが固まっちゃってて、人に心を開けない老人。 そう言えば2人とも奥様が先に他界してました。それでも、『グラン・トリノ』のウォルトのほうがどっちかというと頑固かもしれません。このウォルター(→ 名前もこの2人、ビミョーに似てる 笑)は、自分の住まいのはずなのにちゃっかりと住んでいたカップルとの出会いで、新しい世界を知っていくことになります。最初は表情すら変えなかったウォルターが、カップルの1人、タレクが演奏するジャンベのリズムに徐々に惹かれていって、そこから彼の生きる楽しみが広がっていきます。(C) 2007 Visitor Holdings, LLC All Rights Reservedジャンベを叩いている時のタレクは本当に生き生きとしていて、ウォルターは、何気ないタレクの誘いをきっかけに、ジャンベが織りなす世界を体験していく。それは今までウォルターが生きてきた人生と全く異なる音色を持っていた。 仕事をしているふり、生きてきたふり。 "pretend" な行き方しかできていなかったウォルターは、ジャンベの、自然で心が弾むような音色に、いかに自分がやってきたことが意味のないことだったのかを悟り、素直に物事に飛び込んでみたくなってくる。 そして生きることそのものを楽しんで、喜びを得ていく。 その表情の変わり方がいい。すごくうまい感じで物事が進んで行っていたのに、本当に本当に些細なきっかけで、もしあれが日本だったならば、全く取るに足らないことで終わってしまうくらいのどうでもよいことが、タレクの運命を決めてしまっていく。あんなところにああいう形で人がいるなんて。日本では時々、朝や夕方にいますが、あんなに詰問したり連行したりはしない。 それだけ日本はまだ危機感がなくて過ごせるのかもしれないのだけど。だけど皮肉にもその出来事が、ウォルターとモーナの出会いのきっかけにもなってしまう。悲しいことですが。9・11以降、世界中がギスギスしているような印象があって、それはもちろん今の日本でもそうなんだけど、やはり大元のアメリカでは「怪しい者は即排除」という志向が根付いてしまっているように思えてなりません。ウォルターのセリフに、「人を何だと思ってるんだ! こんな扱いをしていいのか?」とありますが、情というものが通わなくなってしまっているんでしょうね。曖昧な部分を説明しても、それは「国家の秩序を保つ」名目の前では無残に壊されていく。そういう世の中になって行ってしまうのは悲しいことです。(C) 2007 Visitor Holdings, LLC All Rights Reservedモーナ役の、ヒアム・アッバス。 彼女は直近で『シリアの花嫁』(→ 見逃しちゃったんです。。。涙)に出ていますが、とても素敵な女優さんですね。待機作品も複数あるそうで、期待高まる。。。タレク役のハーズ・スレイマン、まっすぐな眼差しと、生き生きとした笑顔がいい。魅力的です。そしてゼイナブ役のダナイ・グリラも、冷静と情熱をうまく使い分けていました。いい女優さん。もしかしたらたぶん一生逢えないかもしれない。 たぶんこれが最後になるだろう。付き合っている時はそうそう思えないものですが、どんな恋にだって終わりはあるから。それがいつ、どんな形でやってくるかなんて誰にも想像できない訳で。自分で終わりを決めて、覚悟も決めて、振り切るように歩いて行って。 それをあざ笑うように見下す星条旗の冷たさも印象的でした。何かを吹っ切って、本当に自分に必要な行き方が見えてきた。 ラストシーンのウォルターは「胆をくくった」んでしょうね。 一心不乱にジャンベに想いを込めている彼の表情は、とても「万年脇役」とは言わせないだけの迫力がありましたし、それが今回のオスカーノミネートにもつながったんだと感じました。 主演男優賞受賞作に劣らないほど、これも本当にいい作品でした。*********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.07.01
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