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監督: 篠原哲雄出演: 香里奈 、 谷原章介 、 長澤まさみ 、 成宮寛貴 、 金子さやか 、久遠さやか 、大森南朋<Story>沖縄のとある離島に、さとうきびをただひたすら刈り取るアルバイト“きび刈り隊"に応募して来た都会暮らしの5人の若者・ひなみ(香里奈)、修一(谷原章介)、加奈子(長澤まさみ)、大輔(成宮寛貴)、悦子(金子さやか)が降り立った。「言いたくない事は言わなくてもいい」。これが、彼らが1ヶ月余り寝泊まりする平良家の唯ひとつのルール。果たして、それぞれに“言いたくない事情"を抱えていた5人は、早速、バイトの常連・田所(大森南朋)の指導の下、広大な畑の約7万本のさとうきびを刈り始める。<感想>これは劇場公開の時に気にはなっていたのですが、当時はあんまり知らない俳優さんばっかりが出てるし・・・ と思い、結局スルーしちゃいました。ですが!!こうして改めて見てみると、キャストの何と贅沢なこと!大森さん、長澤さん、成宮くん、香里奈ちゃん、谷原さん、もうみんな立派に主役張ってます。5年前のこのメンバーが集結しているんで、ある意味貴重な1本かも。実は沖縄には行ったことがないのでよくわからないんですが、ここに出てくる「きび刈り」について、実態に近い部分を描いていたように思います。2月に収穫、そして3月21日までしか製糖工場は持ち込みを認めないというのも、厳しいです。それまでに、膨大なさとうきび畑を埋め尽くす、さとうきびを刈り取らないといけない。刈ると言っても、稲の収穫どころじゃなくて、何せ背丈がもう2m以上ありそうなんで、それだけで圧倒されそう。しかも1本1本が頑丈・・・。これはかなりの労働だと思います。その「きび刈り」の時期だけ、人手が要るのでアルバイトを募るらしく、これに応募してきた若者たちがこの映画の主役。みなさん、訳ありっぽい「都会暮らしの5人の若者」の設定なんですが、この背負っている背景についての説明が、かなりバラつきがあったように思いました。谷原さん、成宮くん ・・・ 再現も含めて、シーンとしてもかなり細かく説明久遠さやかさん(美鈴役)、大森さん ・・・ 言葉だけである程度わかるように説明香里奈ちゃん、長澤さん ・・・ 映像と言葉で断片的に出すだけ金子さやかさん ・・・ 全く説明なしって感じだったように記憶しています。再現フィルムまでちゃんとあった2人と、全然説明なしの金子さやかちゃん。。。 うーん、区別してはいないんだろうけど、何もないっていうのはとにかくその人となりがわからないです。金子さやかちゃんの役なんて、いかにも訳ありという感じなんですが、何も語ることはなしなの? って思うなあ。。。長澤まさみちゃんのジャージ姿は、いかにも高校生なんですが、説明が少なすぎるんで、本当に都会から来たの? っていうところがわからない。 背負っているものが重たいらしいことはわかるんだけど、2月から高校生が35日間も沖縄にいることは、特殊なケースかと思うんですが。別にくどくどと語らなくてもいいですし、シーンとしてなくてはならないという訳でもない。 ですけど、バックグラウンドを掘り下げた方が話に深みは出ます。そう言えば結局久遠さやかさんの結論はどうなんでしょうね。 最後のきび刈りのセリフで推測するしかない!?大森さんも、もう一言二言、何かあってもよかったかな。。。?このあたりの曖昧さ加減は、先日『真夏のオリオン』でもメガホンを取っていた、篠原哲雄監督の持ち味なのでしょうか?とまあ、観終わった後にいろいろと思うことはありですが(笑)、そこさえそんなに気にならなければ、この作品は非日常の出来事を通じて成長していく若者たちの姿をさらりと描いていて、好感が持てる。さとうきび農家の、おじいとおばあの『なんくるないさ』。こういうスタンスって、なかなか日常では持てないだけに、ゆったりとした気分にさせてくれています。5年後の今において主役級の俳優たちの駆け出しのころの姿を見たいという方にはうってつけの1本です。やっぱり自分は谷原さんですかね・・・。 あの素敵なヴォイスも健在のままでしたよ^^***********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.08.30
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28日でここを書いてから4年経ちました。いつも思うんですが、早いですねえ。。。1年経つのは。特にこの1年間で、こちらに新しくいらした方が増えたような気がしますので、ざっと今までの流れでも。今は(かなり)映画記事が多いですが、もともと、何も細かいことは考えずに(というか、あまり先のこと考えない性格です)、blogでもしますかあ・・・ って始めたので、まさかこんな感じになっちゃうとは思いもせず。最初は何となく書いてたんですが、そのうち、「そうだパン焼いてたっけ」ということでパンネタを書き始めたら、そこから来て下さる方が増えて、お友達も結構増えました。そのパンネタと並行して、「そうだ映画も好きだっけ」ということでぼちぼち書いてたら、またまたそこから来て下さる方が増えて。。。 って感じです。今はなかなかコメントのお返事が書けなくて、まとめてになってしまうのですが、これは遅くなっても必ず書くようにしていますので、お待ちください^^TBのお返しもなかなか伺えないんですが、これもどうしてもまとめてになってしまいますね。もし抜けちゃってたらごめんなさいです。4年経ってみて思うことは、「人はうつろうもの」ってことです。4年間で、恐らくこちらを訪れるお顔ぶれもかなり変わったのではないかと感じます。始めた頃にリンクして下さった方の中で、今もコンスタントに記事書いていらっしゃる方はかなり少なくなったのでは?blog閉鎖されてしまったり、更新されなくなってしまったり、それぞれのご事情ってあると思います。生活形態が変わったとか、時間が取れなくなった、あまり書きたいと思わなくなってしまった、などなど。楽天を閉鎖してしまった、とあるお友達は、私にこう言いました。「何かねえ、blog熱が覚めたって感じ。」でもそれもある意味、ありだと思うんですよ。人の心は、うつろうものですから。以前、別のところで、こことは全く関係ないことを書いていたことがありました。そこはもう書く時間が取れなくなったのと、ネタがなくなったんで止めちゃいました。一応そっちでもblog友がいたので、「お先にやめるね」って書いたら、こんなコメントをいただいたのを覚えています。「ネットは、うたかたの世界。泡のように、あとからあとから、消えてなくなるものだと思っています。あなたと私とは、目指す方向は違うように思いましたが、共感できるものがありました。どうぞ、現実の世界で、うんと幸せになって下さいね。」彼女の文章には、とても私には書けないような憂いがあって、それでいて読む人をぐいぐいと引き込んでいくような魅力がありました。すごく素敵だったんですよ。その彼女も、事情があって、今年になってblogを非公開にしてしまったのですが。でも、どこか惹かれるところがあって、そのblogにお邪魔していたのは事実ですし、こうして、文章だけの目に見えない世界でありながらでも、少しでも想いを共有することができたのは、とてもうれしいことでした。映画のことを頻繁に書くようになって、2年くらい経ちました。一口に映画感想といっても、それはそれはいろいろなスタンスがあって、それぞれの角度でしか、感想は言えないものだと思っています。それは、その方が培われてきたバックグラウンドにも大いに関係のあることだし。なので当然自分とは違う意見があるわけで。その意見の相違を認めると言うのはなかなか難しいことですが、できた時には、また1つ度量が広くなったと思うことにしています。鑑賞の頻度も人それぞれですし、選択する映画だって個々のご都合があるわけですから、人と比べようがないと感じています。そんな中でいろんな方とお話できるのも、ご縁があるからなのでは・・・? と、思っています。ですので、映画に関しては、「中庸」を心がけるってことは考えています。中庸・・・。人それぞれ、自分の中のニュートラルは違ってるんで、では一体何が中庸? と訊かれても返事には困るかもしれないですが、自分の中での「好き!」 「嫌い!」 だけでは書かないように、それは最近考えていることです。とは言っても、やはり好みは確実に存在するんで、仕方ないと言えば仕方ないかもしれませんけど。一応観た作品は備忘録として記録には残す方針ですので、うーん。。。 なのもあるんですが、それにも中庸を適用しないといけない時は、理由は必ず書いています。まあそれでも、いろんなご意見あるかもしれませんけど、単純にここは私のための備忘録なので、どうか1つそこはお手柔らかに(笑時には目指す方向が違って、ご縁がなくなることもあったり、また逆に、いろいろとお話しして下さる方もおられたり。この広いネットの海でのご縁。それも確実に、縁なのですから。そんなことを日々感じながら、今後も気の向くままに、ここは続けていくつもりですので、どうぞよしなに、お願いいたします。************************************例年やってきた、周年のパンプレゼントなんですけど、もう今、本当に、まとめ焼きの時間がないんです。なのでもう、今回からはなしにしますね。 ホントごめんなさいなんですけど。。。ですけど、手作りパンを交換したい! こんなパンでも1度食べてみたい! っていう方は、それはそれで歓迎しますので(笑)、こちらまでどうぞ。30万HITのときのmintちゃんと、先日韓国海苔をいただいたメイマームさんと、それから最近、素敵なものをを送って下さったBaHoBaHoさん、まずはこちらからお返ししないとね~。遅くなっちゃっててすみません。
2009.08.28
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監督 : 松本人志脚本 : 松本人志 、 高須光聖 出演 : 松本人志 試写会場 : 丸の内ピカデリー公式サイトはこちら。<Story>2007年に公開された『大日本人』で映画監督として衝撃のデビューを果たした松本人志が、再びメガホンを取った。本作でも『大日本人』同様、松本人志が自ら企画・監督・主演し、高須光聖と共同で脚本を手がけている。これまでその独特で唯一無二の世界観で“笑い”を追及してきた松本人志が果たして本作ではどういった作品を創り上げたのか?松本監督自身が「松本が創る作品を大画面で見てやろうかという人には楽しんでもらえると思います。」と語る以上、前作よりスケールアップしていることは間違いない。(作品資料より)[ 2009年9月12日公開 ]しんぼる - goo 映画<感想>松本人志監督舞台挨拶つき試写会。司会は伊藤さとりさんです。かなりマスコミも来てましたね。伊藤さんの紹介で松ちゃん登場。 衣装は、チラシの写真のこのパジャマです。 そしてヅラもつけての登場なため、場内爆笑。DSCI0380 posted by (C)rose_chocolat以下、松ちゃん語録。「(このパジャマでやってきた理由は)笑いのカリスマ性を高めようとしてます。目に焼き付けてやって下さい。 このパジャマ、8,400円で売ってるらしいですね~。 売れてないみたいですけど」「一般の人の感想を聞きたいですねえ。 映画は編集終わったら僕のものではないので、あとはどうぞご自由にご勝手にって感じなんですが。とは言っても僕このあと取材入ってるんで、みなさんの顔は見れないんですが」「内容は『おくりびと』と一緒、キャストは『ROOKIES』と同じですから、たぶんめちゃくちゃ入ると思います」 (場内爆笑)「これはニュートラルな感覚でみてもらいたいですね。 最初から悪意を持って見るとどうかなあ。 ほぼ、僕しか出てないので、松本があんまり好きじゃない人はどうかと思います。それからこれは吉本興業の悪いところなんですけど、普通映画撮るって言ったらそれなりの期間が与えられるじゃないですか? それなのに、これ撮りながらも別のことやらされたんですよ。 『すべらない話』とか(笑) もう少し休み休みさせてくれとは思いました」「箱に閉じ込められた男っていう設定なんで、撮影もしんどくて、早くそこから抜け出したくてしょうがなかった(笑)これはぜひ小栗旬くんにやってもらいたかったです」 (場内爆笑)「(釜山、トロントの映画祭に出品されることについて)あ、ちょっと今考え事してたんで・・・。(笑)というかもうすぐ、コレ(お腹を膨らませる感じで)が出てくるんで、ちょっとそっちまで行けるかどうかわかんないんで。。。」これ、今朝もうニュースで出てましたが、結婚して松ちゃんが何か言うかなあっていうのも結構今日の楽しみでもあったんですよね。すごいテレくさいからそういう風に言ったんですね。 彼流のおのろけです^^その後フォトセッション。「こっちに目線下さい!」という、でっかい声のカメラマンにちょっと彼独特の戸惑い(笑)をしながら、慣れない感じで撮影(笑そして、TVカメラに向かって手を振ってくれという注文には、「手を振るんですかぁ??」と言ったり、あと背景の「しんぼる」を指さしてくれと言う注文には苦笑いしたり。なかなかおもしろかったです。最後にみなさんにメッセージを、と伊藤さんに訊かれて、「とにかく、独身最後の作品になりますので、よろしくお願いします!」と、元気に締めくくりました。しんぼる posted by (C)rose_chocolat上映終了後ですが、松ちゃんの着ぐるみがロビーにいました。押し合いへしあい、何とか撮ってきました。こういう時に背がないのは辛い。。。w映画ですが、全体が「修行」「実践」「未来」の3つに分かれてて、いきなり箱に閉じ込められてしまった男の様子がそれぞれ変化していきます。まあ、彼の世界なんですよね。 一言で言うと。ギャグも彼らしいと言えば彼らしいし、私は結構笑えました。ただマグロの握り、あれは多過ぎ(笑) 抗議来そうな感じ!?最初の導入部分が、一体何でどうしてここから始まる?? ってまず思いました。ですがそれも、壮大な前フリの一部だったとは。。。。個人的にはコンサートの曲が割と聞きとりやすくて好きです。全体の中のほんの数分、しかもラストの「未来」。実はここがわからなかった。ぐるぐる・・・ って感じで、ここでほんの1分くらいですが、疲れもあって寝てしまった。最後はああ来るのか・・・ と思うと、じゃそこから先はこうなる? と、観客が想像しないといけなかったみたい。「修行」が面白かったんだけど、そのノリだったらテレビのギャグにも似ているので、「実践」でだんだん見えてきた? ようでした。 ですが一気に最後で突き放されてしまったような感じ。まあ結構笑ったことは笑いましたが。。。意味は観客が考えるんでしょうかね。「笑いのカリスマ」らしいと言えばらしい、そんな作品でした。 でも私には難解? だったかな。。。。**********************************今日の評価 : ★☆
2009.08.27
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原題: BEFORE SUNSET監督: リチャード・リンクレイター 出演: イーサン・ホーク 、 ジュリー・デルピー <Story>アメリカ人青年ジェシー(イーサン・ホーク)と、ソルボンヌ大学に通うセリーヌ(ジュリー・デルピー)は、ユーロトレインの車内で出会い、ウィーンの駅のホームで半年後に再会することを誓って別れた。あれから9年...ビフォア・サンセット(2004) - goo 映画<感想>『ビフォア・サンライズ』に続けて鑑賞。前作で、そんな無茶な約束なんて保証できないよ。。。 って思ったのがまさにその通りで、2人は何と9年後の再会を果たします。そしてこの映画の製作も、前作から9年後ということで、全て設定としては揃えています。9年前の2人の映像に引き続いて、これを見ているので、やっぱり9年の歳月というのは隠せないものなのかと改めて感じる。ジュリー・デルピーは、少し引きしまった大人の女性を見事に生きてきているし、そしてイーサン・ホークの顔には皺が刻まれている。今、この2人はあれから一体どうなっているのか・・・。 それはまた2人の会話から気が付いていくことになる。(C)2004 Warner Independent Pictures Inc.とても9年ぶりに再会したとは思えないほどの会話たち、言葉たち。 だけど空気感はあの時とは違う。旅先という非日常の空間と、若さが作ったあの高揚感では、確実にない。それは約束が果たせなかったからということだけではなくて、お互いがそれから歩んできた道のりも十分に関係している。あの夜。。。あり得ないくらい、一生分のきらめきを使い果たしてしまったかのようなあの夜。考えられないくらいのきらめきをもたらした代わりに、その後2人が抱えてきた想いは、別の意味で2人をその場に釘づけにしていたのだろう。それほど忘れられなかったのなら、何故続けなかったの? と問われても、それがその時の最良の答えだったからとしか言えなかっただろう。きらめきを保つための、最高の答え。 それが諸刃の剣になろうとは。今の生活と、あの夜の思い出を比べられる訳がないのだけど、再会するまでの時間がほんの数秒で埋まっていく2人を見ていくと、観る側としてはやはり言葉だけでは説明できない、結びつきがあると思っていたい。成長して、痛みもそれなりに知った2人だからこそ、性急に何かを進めるのではなくて、ただゆったりと流れに任せる選択も、大いに考えられそう。そんな2人の余裕もまた、歳月のもたらす恵みのように思えてならない。またぜひこの続きがあるといいなと思いつつ・・・。**********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.08.26
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原題: BEFORE SUNRISE監督: リチャード・リンクレイター出演: イーサン・ホーク 、 ジュリー・デルピー 、 アンドレア・エッカート 、 ハンノ・ペシュル 、 エルニ・マンゴールド 、 ドミニク・カステル<Story>列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる……。(allcinema ONLINE) <感想>この映画が作られた1995年って、もう自分的には映画どころじゃない感じだったんですよね・・・。 もう忙しすぎて。子ども生まれたばかりじゃDVDだって観れないし。というか、DVDよりはVTRの時代!? 笑その後映画鑑賞を再開してから、幾度となく耳にしたこのタイトル。 TSUTAYAの名作100円に入っていたので、続編の『ビフォア・サンセット』などと一緒に鑑賞することにしました。昨年、『パリ、恋人たちの2日間』も鑑賞してまして、ここでのジュリー・デルピーもとてもよかったので、その関連ということもありました。この映画の邦題に「恋人までの距離(ディスタンス)」っていう、イケてないのがついているのは何で? と思ってたら、DVDは『ビフォア・サンセット』の製作が決まってから発売されたらしいんですね。 それまでは恋人たち・・・って邦題だけだったんですが、ここにビフォア・サンライズと付け加えたようです。 行きずりの男女がユーロトレインで出会って、意気投合してウィーンで途中下車、成り行きで一晩を過ごして・・・。 と言いきってしまったらそれまでのこと。もしも長距離列車で、降りようよ! なんて言われちゃったら・・・? 普通、ついて行くかな?しかも外国。 結構楽しかったけど、よく考えたら名前も聞いてない。ついて行くとしたら、それなりの覚悟は必要です。セリーヌにそうさせたのは、ジェシーとの会話がとても波長があったからなんじゃないでしょうか。やっぱり会話が続かなければ、付き合いたいとは普通思わないもんね。その会話にしたって、初めて話す相手なら通りいっぺんの会話になりがちなところだけど、それが表面的なものに終わらなくて、だんだんと密度の濃い会話になっていく。それも単に濃い話ってわけじゃなくて、お互いのツボなんですよね。この人、って思う人と出会う時って、その人の考え方なんかも伝わってこないとまずそうは思えない。もちろん、自分好みの雰囲気であることなんかも大事なんだろうけど。それは容貌とかそんな次元だけじゃなくて、生き方が滲み出てこないと、その人の雰囲気なんてわからない。 トータルなものが自分とピッタリと来ないと、なかなかお互いにそうは思えない。GABRIELLABRANDENSTEIN/CASTLEROCK/DETOUR/TheKobalCollection/WireImage.com とは言っても、出逢いは旅の空・・・。 お互いに目的がある旅だし、期限だって決まっている。 その中で精いっぱいお互いを知ろうとして、そして慈しんで。夜明け前まで。。。。まさにこの映画のタイトルどおりのリミット。だからこそ、究極に求めたくもあり、だけど求めてしまったら別れが究極に辛いのはわかっている。お互いが好きだから、今までになかった大事な人だから、そのせめぎ合いの中で探り合う。 いったいどうしたらいいのかと。2人の会話にはいくつもの言葉たちがちりばめられていて、それはどれもが深くうなずけることばかり。この人を離したくない・・・ と思う瞬間って、それはとても言葉だけでは言い表せないものだけど、それでも見知らぬ2人をつなぐものは言葉たちなんです。その会話が醸し出す、絶妙な空気感。 そこを共有できる相手っていいものです。でもなかなかいないかもなあ・・・ 笑冒頭でも夫婦げんかがあったけど、「結婚するとお互いの声が聞こえなくなってくる」っていう指摘には笑いました。こうして出逢った2人だけど、恋愛の初めのころのときめきって持続させるのは本当に難しいし、人はうつろうものだし。繊細で、美しいものほど、実は壊れやすいはずなんです。ラストの2人の決断ですが、それって本当に可能なの・・・? とも思える話。だけどその結論を出すに至るまでの、夜明け前までのきらきらとした時間たちが輝いていたからこそ、お互いに忘れたくないと思ったわけだし、またそのままにしておきたいからこその無謀な約束な訳だし。これもまた、旅の魔法にかけられてしまったが故なのかも。観ている側としては、その空気感にいつまでも囲まれていたいし、続いてくれるようにと願うだけなのでした。*********************************今日の評価 : ★★★★★
2009.08.26
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な~んか、めっちゃ涼しかった~ゆうべと今朝と。昨日は、うちの職場のあたり、夕方に集中豪雨があって、雷もすごくて、出るに出れなくて大変でした f^^;いきなり、秋なんですかねえ。。。?今年は夏は短そう。夏休みももうすぐ終わるってーのに、相も変わらず毎年毎年、宿題溜めこんでるうちのガキんこ共。天然の始業式は1日だぁ~。まだ残っているもの: 国語読書感想文1つ、理科自由研究。なーんかどっちも、どえらいしんどそうですよねえ。さて、どーすんのかな? w上の子の方は完全に「ホッタラケ」です。 彼のは難しすぎて知らんです。英語は訊かれたら答えるけど、それでわかんなかったらもうあたしゃ知らんです(笑ま、好きにして下さいよ。。。そうこうしているうちに天然の部活もまた始まっちゃいました。いつも、マックで帰りに何ちゃらセットばかり買ってるんで、小遣いなくなるまで買うな! と言ってるんですが、聞かない~~お年玉を崩して、せこせこ使ってるようなんだけど。。。困っちゃうんで、やっぱりパンを持たせないといけないだよねえこれが。あー、忙しいのに作るんですかぁぁぁ??どうせ作るんなら一気にまとめて!!ということで、おうち消費用と、天然用に作ったわよ。。。おかず系限定なんで、もうめんどくさいからカレー生地(笑これで一気にやっちゃいました。おうち用には、どーん!と大きめにベーコン巻き巻き。DSCI0384 posted by (C)rose_chocolatイタリアン・パン・ド・ミの応用ですね。カレー生地にしてからベーコン入れて。。。 みたいな。カレー粉+マヨネーズっていうのもやって、中に塗ってあるんだよねえ。これなら絶対に食べるでしょー。 という考えなんですが。。。そして天然用には、カレー生地でハムマヨだ~。これなら文句ないだろ~??DSCI0382 posted by (C)rose_chocolatこれだけ作ってもすぐなくなるのよねえ。 ためいき。。。パンも、全然作ってない訳じゃないんですが、ありえない出来のもあって(!)、あんまりUPしてないわ。これからはおかず系中心になりそ。。。。
2009.08.25
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たまには映画以外のことも。先日、ここに小旅行に行って来たんですが、その時のお土産の話をまだしてませんでしたよね。(もう現物はないけど。。。)途中の富士川SAで、静岡おでんを買ってきてたんですよ。DSCI0352 posted by (C)rose_chocolatよく見ると、真富士屋食品のじゃない??ここのおだしが美味しくて、一時期凝ったことがあるんだよね~。薄味なんですがしっかりしてるんで好きです。懐かしい味に出合えそうなので、即、お買い上げ。これは1人前ずつパックで売っていました。 とりあえず買ったのは1人分です。DSCI0356 posted by (C)rose_chocolat右のはごぼう天、左は玉子です。「静岡おでん」と呼ばれるものは、黒はんぺんが入っているものだと思うんだけど、これはどうやら普通のおでんですね。でもねえ・・・。 美味しいのよ。 味がしみてます。あちらでは青のりをかけるんですよね。昆布と、大根。ちゃんと味、しみてます!DSCI0357 posted by (C)rose_chocolatしらたきと。。。 左は黒はんぺん??DSCI0358 posted by (C)rose_chocolatちくわと、じゃがいも。1人前なのにきちんとじゃがいもまで入っているなんて、何か嬉しい~。DSCI0359 posted by (C)rose_chocolatこの夜のごはんです。DSCI0354 posted by (C)rose_chocolat重かったんで1人前しか買ってこなかったんですが、もう2人前くらいあってもよかったかな(笑うち、こういうの一瞬でなくなるので。。。 f^^;調べたら、楽天にもありました。10個セットで買うと、500円くらいお得みたい。 今って、「夏おでん」っていうのがあるんですね!冷たくして食べるの?これはさすがに食べたことないけど。。。
2009.08.22
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原題: HAPPY END監督: チョン・ジウ出演: チョン・ドヨン 、チェ・ミンシク 、チュ・ジンモ<Story>子供英語学院の院長を務める美しい女性、チェ・ボラ(チョン・ドヨン)。彼女は、会社をリストラされた夫ミンギ(チェ・ミンシク)が失業中の今、家事や育児を彼に任せ、家計を支えるため働いている。だが一方で、ボラは夫に言えない秘密を持っていた。それは、学院のHPデザイナーで大学時代の恋人キム・イルボム(チュ・ジンモ)との不倫関係だった。ボラは結婚後にイルボムと再会して以来、その関係を続けている。純粋に身体だけの付き合いのはずが、イルボムは次第にボラと彼女の子供と一緒に暮らすことを夢見がちになっていった。そしてある時、彼がボラに渡した合鍵がきっかけで、彼らの運命が狂い始めてゆく。ハッピーエンド(1999) - goo 映画<感想>韓国の女優さんで誰が一番好き? と訊かれたら、間違いなくチョン・ドヨンを挙げますが、これまだ観てなかったなあと思ってたので鑑賞。去年の『シークレット・サンシャイン』の彼女の演技も素晴らしかったですし。いつも思うんですが、彼女の演技は、それが素なの? と思いたくなるくらい、役に乗り移ったような感じなんですよね。そのリアリティがまた自分は好きだったりするんです。公開当時はかなりベッドシーンが話題に、というよりも問題になったそうで。まあ、これだけ激しかったらねえ・・・。 ですけど彼女の身体は本当に綺麗です。見た感じは本当に普通の女性なんだけど、醸し出しちゃってる雰囲気が、魔性の女なんですよね。1度付き合ったらもう離れられない、離したくないと言わせるようなものが彼女の魅力であって、また魔力でもあるのでしょう。とことん、のめりこむ・・・ 何事においても彼女はきっとそうなんだろうし、相手も彼女にのめりこんでくる。 そういう魅力にうまくあてはめた役だと思います。「ボラは、家計を支えるために働いている」と上のあらすじには書いてありましたが、家計を支えるために院長はしないんじゃないのか? などとお話自体はかなりつっこめる感じではあります。舞台となる家庭は、隙間風が初めから吹いちゃってるんだけど、これはミンギのリストラと関係がなさそうですね。 そのあたりがあまり詳しく描いてないのですが、焼けぼっくいのパターン??とりあえず目の前のことは映像になっているんですが、つなぎが何となくハッキリしてないんですね。 観ていくうちに出しますから・・・という感じ。そして、最初はボラ側の目線なんですが、途中からミンギの目線にシフトしていってます。 これもストーリー上、仕方ないところではありますが。お話自体は日常でもよく見かける記事のような感じなんですが、それでもチョン・ドヨンの迫力は十分ありました。 彼女の初期の作品ですが、その後の成長を予感させている演技です。それにしても、黙っている男性は結構怖いもんですね。 今まで溜まったものが一気に出て来られてもすごく困ってしまう。でも、男性の堪忍袋の緒が切れる時ってこんな感じなのかな。 やっぱり、自分の子どものことになると、人は目の色が変わりますからね。*********************************今日の評価 : ★★☆
2009.08.22
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原題: HAFEZ監督: アボルファズル・ジャリリ出演: 麻生久美子 、 メヒディ・モラディ 、 メヒディ・ネガーバン 、 ハミード・ヘダヤティ 、 アブドッラー・シャマシー 、 ミカイール・シャレスタニーBitters Endによるサイトはこちら。<Story>青年・シャムセディン(メヒディ・モラディ)はコーランを諳んじている者だけが授けられる称号“ハーフェズ”を受け、宗教指導者の娘で、外国育ちのためコーランの知識が少ないナバート(麻生久美子)にコーランを教えることになる。互いの顔を見ることもないまま、コーランを読むうちに恋愛感情が芽生えていくハーフェズとナバート。恋心を隠せず、聖職者として禁じられている詩を詠んでしまったハーフェズは、指導者の家を追い出され、称号を剥奪される。そしてナバートも、別の男と結婚させられてしまう。引き離された2人が、再び出会うことはできるのだろうか…。cinemacafe.netより<感想>「ペルシャの偉大な詩人・ハーフェズにインスパイアされた、美しくかけがえのない愛の神話」というキャッチがついている。 昨年、どうにも時間が合わなくて見送った作品。麻生久美子さんが、是非にと請われて出演したという話題作だったと記憶しています。そしてイラン映画も滅多に日本では公開されませんですからね。観始めて・・・。かなり難解な感じ。まず、イスラム教に関しての説明は一切ない。 イラン映画なのでこれは仕方がないと思うんですが、一応日本でも観るということで、私のように日常的に馴染みがない人にとっては、これをいきなり観て、背景分かってくださいというのは、かなり無理じゃないだろうか。一言で「異文化」と言ってしまえばそれまでなのですが、わかるだけの説明らしきものがちょっとでも欲しかったです。「鏡の誓願」なんて、DVD鑑賞しながら検索しないとついていけませんでした。物語の背景についてだけでなく、この物語そのものについてもとても情報が少ない。 人が歩いて行ったり、バイクが走ってきたりすると、それはもう何か事件があったというしるしのようになっていて、さっさと次の展開に進んでいく。らしいと言えば、らしいんだけど・・・。ナバートの夫の方のシャムセディンと、ハーフェズのシャムセディンとの交互の誓願の旅が、いきなり唐突に始まっているので、ここはかなり混乱するところだろう。ナバートへの想いという共通点があるから辛うじて後追いできるものの、至極強引な持って行き方に感じる。最後はもう、物だけで結末を語ってしまっているんですが・・・。あれだけ厳しい掟のイスラム社会なのに、そのラストは果たして許されるものなのか? と、素朴な疑問が起こる。この、ナバートの設定が、麻生さんである必要はあったのか? という素朴な疑問もまたまた出てきてしまう。父はイランの宗教指導者、母はチベット人という設定なんですが、ご承知の通りアジアと言えども、西と東とでは風貌が大きく異なるので、この映画の場合、東洋的な麻生さんのお顔立ちがイランの社会の中ではとても浮き上がってました。父親は登場しますが、この「お父さん」と似ていない。。。ハーフなんですから、面影が全くないということはちょっと考えられなくて。 そのあたりはどうなんでしょう。「声だけで惹かれてしまう」ということなんですが、麻生さんの声はどちらかと言いますと抑揚がないので、そこだけで惹きつけるには少し説得力不足のような。。。 ただこれも好みの問題なので何とも言えませんが。『おと・な・り』のような設定には、麻生さんの声はとてもよく合うのですが、こういった制約のある苛酷な設定の中で、それでも敢えて彼女の声でなければいけなかったのか?それでも確かに、声だけで恋に落ちるというのはファンタスティックな設定ではあります。(「ロミオとジュリエット」っていうのは違うと思うんだけど。。。)ただし、そこにイスラムの戒律が絡んできますので、ストーリーとしては非常に苛酷です。苛酷な戒律に、あのラストっていうのは、たぶんこれもファンタジーの1つとして制作しているからなのでしょう。 そうでないと辻褄が合いません。麻生さんは、上に書いたような矛盾点はあるものの、イランの砂の世界の中に咲くあでやかな花、という雰囲気は十分にあります。 おとぎ話のヒロインという役割は果たしてますね。初の海外作品ということで、印象には残る役回りなのではないでしょうか。***********************************今日の評価 : ★★
2009.08.22
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原題: ROCKET MEN監督・脚本・製作総指揮 : リチャード・デイル 翻訳監修 : 毛利衛 公式サイトはこちら。<Story>打ち上げに失敗したロケットの姿、船内火災、そして飛行士たちの死。予期せぬ事故の凄惨なありさまに言葉を失い、頭を抱える地上職員の緊迫した表情は、宇宙開発という壮大な仕事に取り組む人々の緊張と危険な日々を映し出す。最高の人智を集めてなお、繰り返される幾多の挫折。それを乗り越え、私たちを惹きつけてやまない宇宙という無限のフロンティアに向かう勇気と情熱。フィクションにはなし得ない、真実の映像ゆえの感動が、ここにある。宇宙(そら)へ。 - goo 映画<感想>公開初日の今日と、2日目の明日は、鑑賞料金500円均一ということですので、そういう時は家族全員で鑑賞です。宇宙のことはとても子どもたちは興味あるようですので、これなら安上がりだし(笑)、まあ喜ぶだろうし、みたいな感覚ですね。約50年だそうですが、改めて宇宙飛行の歴史を考えることってそう日常ではないのではないでしょうか。「宇宙飛行士に日本人が・・・」とか、そういう話題ももう割と当然のような感じに受け止められているように思います。またスペースシャトルが宇宙に行くんだ・・・ みたいな。でも、そういう日常的な感覚に近いところにいくまでに、実に幾多の試練と犠牲があったかは、あまり知られてはいないと思います。最初は失敗の方が多くて、動物をまず乗せて、それから人間になって、次に月面着陸して・・・ のように、段階を経て宇宙に挑戦したということが読み取れます。自分が印象的だったのは、何と言っても1986年のスペースシャトルチャレンジャー号の爆発事故でした。あれは本当にものすごい衝撃でした。 さあこれから宇宙に行く、行ってらっしゃい! となるところで爆発だもん。。。宇宙で民間人が授業をするプロジェクトのために、初めて民間人が宇宙飛行士に入ったことや、日系のオニヅカ氏が搭乗していたこともあって、やっぱりこれは忘れられない。宇宙に臨む人たちが、搭乗前に手を振ってgoodluckと言う。 その姿がもしかしたら遺影になるかもしれないけど、それでも人は宇宙に挑んで行く。 宇宙に夢を託した人たちは宇宙飛行士だけではなく、幾多のスタッフだって同じ。 ミッションが成功した時の、スタッフが喜んでいる表情は、まるで子どものころに夢を見た時と全く同じ感じがする。どんなに困難なことが起こっても、そのアクシデントを無駄にしないで、進んで行こうという意気込みが感じられる。ただし、これはあくまでもアメリカ側からの視点でのみ編集されていて、スプートニク・ショックのことや、アポロ13号のことなどはほとんど触れていないなど、正確に宇宙飛行の歴史とするには片手落ちはある。そして基本的にアメリカにおける宇宙航空開発への礼賛なので、その部分は事前に含んでおく必要はありそう。ですが、それを差し引いたとしても、宇宙飛行へのリスペクトは感じられた映画でした。ラストの某アーティストの曲は、聞かされていたほど悪くはなかったですが、でもやっぱりここは歌はなくてもよかったかもしれません。 余韻を大事にしたいのならインストゥルメンタルでもいいかも。そして宮迫さんのナレーションが結構シブくて、自分は好きでした。***********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.08.21
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原題: 3:10 TO YUMA監督 : ジェームズ・マンゴールド 出演 : ラッセル・クロウ 、 クリスチャン・ベイル 、 ピーター・フォンダ 、 グレッチェン・モル 、 ローガン・ラーマン鑑賞劇場 : 109シネマズ川崎公式サイトはこちら。<Story>妻と二人の息子と暮らす牧場主ダン(クリスチャン・ベイル)は、地主から借りた金を返せずに土地からの立ち退きを迫られていた。ある日、ダンは強盗団のウェイド(ラッセル・クロウ)一味が駅馬車を襲う現場を目撃する。町へ出たダンは、ウェイドが逮捕される現場に偶然立ち会った事から、彼を護送する仕事を志願する。刑務所のあるユマ行きの列車が出るのは、午後3時10分。しかしそれまで、ウェイドの仲間たちの追撃をかわさなければならない。男の意地をかけた旅が始まった。3時10分、決断のとき - goo 映画<感想>これも公開館がめちゃくちゃ少ないんですが、「roseさん、これ絶対に観に行った方がいいよ」と会う人ごとに言われてまして(笑) 早く観たかったですね。川崎は1日1回の上映ですが、当然のごとく満席です。正直、ドンパチものとかってあまり守備範囲じゃなくて、始まってから「これコテコテの西部劇じゃん・・・」と、何でみんなが勧めるのかがちょっとわからなくなったけど。でも観ていくうちにそれわかってきました。男のロマン・・・ というか、男のけじめ、というか。そんなものなのかなあと思ったんですね。どんな男にも、守らないといけないものがあって、それは絶対に譲れない。家族にだって、通さないといけないけじめがある。それを守り通すことに意地を張る男たち。(C) 2007 Yuma, Inc. All Rights Reserved.本当に一言で言うとこの映画、「男気」なんでしょうね。自分ができていないことを指摘されるのがたぶん男性は一番辛い。 「俺ならもっと幸せにしてやれる」なんて、同性に指摘されてしまった日には凹むだろうけど、それでも自分ができる精一杯のことをしてやろうと思うのが、男の優しさであり、甲斐性でもあり。ウィリアムが持って帰ったものを見て、アリスはダンのことをどう思うだろう。成り行きで仕方ないと思っていたり、これも運命と半ば諦めていたけど、ダンの考えの深さに彼女はどういうリアクションをするだろうか。こういうところは、目先でしか物を考えない女には到底真似できないことである。ダンとウェイドは、お互いの考えている男としてのポリシー、それに惚れこんだのかもしれない。だから約束を守った。ウェイドも男なんだなあ。。。あー、何か、惚れ惚れしてしまいました。普通の上映なのに、終わった後、拍手が起こってました。試写会では時々あることなんですが、普通の、お金出して鑑賞する映画館では初めてのこと。そのくらい見事でした。パンフレット売り場にも行列できてて。。。 いい作品はやっぱり買いたくなるもんね。言葉では語りません。 とにかく観てほしいなと思います。************************************今日の評価 : ★★★★★
2009.08.19
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監督 : 細田守 脚本 : 奥寺佐渡子 主題歌 : 山下達郎 声の出演 : 神木隆之介 、 桜庭ななみ 、 谷村美月 、 富司純子 、 斎藤歩 公式サイトはこちら。<Story>小磯健二は少し内気で人付き合いが苦手な17歳。数学オリンピック日本代表の座をあと一歩で逃したことをいつまでも悔やんでいる理系オタクだ。健二はある日、憧れの夏希先輩からバイトを持ちかけられ、一緒に彼女の故郷まで旅行することになる。バイト内容は、「ご親戚」の前で彼女のフィアンセのフリをすること。しかし、仮想空間“OZ”のパスワードを解いてしまったことから、世界を揺るがすトラブルに巻き込まれてしまい…。サマーウォーズ - goo 映画<感想>ほぼノーマークの映画で、試写会も全く応募すらしてなかった作品なんですが、評判もよいのと、あと、ロカルノ国際映画祭(→ 英語&イタリア語、激重サイトにつき注意)に日本映画として出品されているということで、鑑賞することにしました。ロカルノ国際映画祭についての簡単な説明はこちら。先日終わったばかりのロカルノ国際映画祭ですが、実は職場関係者がこれに取材で行ってましたんで。。。どうも、たくさん映画を観てきたらしい(笑うらやましいぞっ!! あたしも行きたいなー。閑話休題。映画です。冒頭、別のショートフィルム? とでも見まがうくらいの電脳世界の出現でちょっとビックリするのですが、国民全てにアカウントとアバターがあるという設定は、なかなか考えたと思います。年金番号もそうですが、つけようと思えば国民総背番号もできる訳ですから、アカウントとアバターっていうのもそれにもしかしたら応用できちゃうのかもしれないし。アバターカッコいいじゃん、ってみんなが作り始める。 だけどそれを操ろうとする人が出現したらちょっと空恐ろしい。ネット人口がどんどん低年齢化しているので、あながちこういうことはなくもないかなと想像します。確かに便利は便利ですし、そのシステムが働いている間は困ることはない。 だが穴もどこかに必ずあるわけで。 愉快犯ならシステムを操作して制御不能にして、責任もなく地球を滅ぼすことだって恐らくやりかねない。(C)2009 SUMMER WARS FILM PARTNERSこの仮想世界と、現実の人間の絆とを見事に結びつけたところに、この映画のよさがある。昔の由緒ある旧家、そこに集う人々。 お盆休みだからと単に集まったように思える設定かと思いきや、歴史を作ってきた人たちとの意外な縁故がそこに存在する。現代人はコミュニケーションをうまく取れないということが話題になって久しい。 現実世界の人間関係の煩わしさをなるべく少なくしたいからという本能も、それにある程度は関係しているのだろう。だがしかし人は人なしでは生きられない。人と人との温かい会話、思いやり、1つのことに共感していくこと、それがあって初めて情緒が養われる。 人間らしくなっていく。そこのつながりが非常に希薄になり、ネットの世界に逃げ込むことも可能な今、いかにして人と人とのつながりを強固にしていくかも、1人の親としては責任持って子に与えていかないといけないと感じている。このblogを始める1年くらい前だっただろうか。 私の父の田舎で祖父の50回忌があり、総勢50名以上が集まったことがあった。 我が家も典型的な核家族なので、子どもたちは初めて会う親戚に驚いていた記憶がある。 「あの人は誰?」と、私でもわからない質問をしてきたのをよく覚えている。それでもその日は終わるころには全員すっかり馴染み、楽しそうに遊んでいた姿は忘れられない。そんな結びつきは、人が成長していくには欠かせないもの。しかしこの映画では、ただ単に結びつくだけではなくて、1つのことに一致団結していく姿があり、結果としてそれまでの自分が成し得なかったことに気がついて、凌駕していっている。それはもしかしたら、栄おばあちゃんが望んだことなのかもしれない。「あんたならできる」、彼女はそうみんなを励ましている。自分でできるから、放っておいて。 残念ながらうちの子たちもそんなこと言ってます。 だけど、1人ではできないことも必ずある。 誰かの姿を見て、誰かに言葉をもらって、誰かが背中を押して。 それで初めて乗り越えて行けるものがある。子孫の繁栄、何を一番ご先祖様が喜んでくれるのだろうかと考えた時、それまでの自分を乗り越えた時なのではないかといつも考えている。 栄おばあちゃんは自分の後姿を子孫に見てもらって、そして子孫たちは彼女の底力を感じて、自分たちのものにして成長していく。 何と潔い家系なんだろう。決して仮想世界を悪者にするのではなく、それはそれとして現実や近未来にある姿で描き、かつ脈々と流れる血脈のようなものも大事だよと言っている。 この感覚、温故知新に近いのかな?現実と伝統のバランスを取りながら成長していけると、魅力的な人間になれるのかもしれませんね。***********************************今日の評価 : ★★★★★
2009.08.19
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試写会場 : よみうりホール [ 2009年8月29日公開 ]公式サイトはこちら。<感想>試写会バージョン143分を鑑賞。 ちなみに本来の劇場公開版は155分。もう1回たぶんちゃんと劇場で鑑賞をしますので、それからでないと細かいことは書けないのですが。。。。結末がないのを観るのなら、ちゃんと公開してから観てもよいのでは? と一瞬思いましたが、せっかくなので鑑賞しました。この「ラストの10分カット」は、「劇場鑑賞する方が先入観なく観れるように」「最後まで20世紀少年の世界に浸っていただきたい」からだそうです。 ・・・ということでネタばれ禁止なのですが(笑)、本来原作を読んでいませんので結末はわかりません。 ここまで来たら情報は入れたくないですよね。ですけど、原作とも違うラストだとかそうでもないだとか、いろいろな話があるらしく。感想ですが、試写会バージョン的にはうまくまとめましたねーといったところです。すなわちこのバージョンでは、誰が「ともだち」かはわからないです(笑) 途中で何人か、個人的にそうなのか?? と思える人も出てきますけど結局わからず。 最後まで出てこなかったあの人? または最後であんなこと言ったあの人? などと、想像するのもいいのかも。事前ネタばれなしにしたいという制作側の思惑としては成功です。第1章、第2章と観てきましたが、やっぱり第1章の驚きが一番自分としてはあって、それがだんだんと謎解きが焦らされてしまったかなという感じ。 最終章で気になった部分は、あまりにもうまく行きすぎなんじゃない? と思えちゃう場面が多かったことです。 これも原作ありきですのでそのあたりのお話は詳しい方にお任せしますが。わからなかったのは、ラストのカットしたところですが、これはエンドロールの前をカットしたのか、それとも後をカットしたのかということ。エンドロールはもう圧巻ですので、できたらこれで終わってほしいかなと思います。 3部作の最後ですし。これから鑑賞される方は、第1章第2章の復習をしてから観に行った方がいいかもしれません。 特に第1章(→ これポイントかも)。あと、小泉響子ちゃんが今回セリフ少なかったのは残念。。。といったところです。また劇場鑑賞したときにきちんと書きますね。 <追記>先日劇場公開版を鑑賞してきました。TBがつかない方がいらっしゃるようなので、感想はこちらに置いておきます。
2009.08.18
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原題: CADILLAC RECORDS監督・脚本 : ダーネル・マーティン 出演 : エイドリアン・ブロディ 、 ジェフリー・ライト 、 ビヨンセ・ノウルズ 、 コロンバス・ショート 、 モス・デフ 鑑賞劇場 : 恵比寿ガーデンシネマ公式サイトはこちら。<Story>1947年のシカゴ。バーのオーナーでポーランド系移民のチェス(エイドリアン・ブロディ)は、才能に溢れたギタリストのウォーターズ(ジェフリー・ライト)とハーモニカ奏者のウォルター(コロンバス・ショート)と出会う。チェスは自らのレーベル「チェス・レコード」を設立し、2人の売り出しに成功する。その後、ハウリン・ウルフ(イーモン・ウォーカー)、ウィリー・ディクスン(セドリック・ジ・エンターテイナー)といったブルース・ミュージシャンから、チャック・ベリー(モス・デフ)のようなロックン・ローラーをレーベルから輩出していく。しかし時代の流れは、変わっていた。キャデラック・レコード 音楽でアメリカを変えた人々の物語 - goo 映画<感想>本当に本当に公開を待ち焦がれていた1本かも。 やっぱりビヨンセが出てるっていうのがすごく魅力的なんです。 『ドリームガールズ』も大好きでした。 というかもともと音楽映画が好きなので。予告を見る限りでは、『ドリームガールズ』よりも前の時代の話ということで、ちょっと地味な感じもしますけど、代わりにシュールな現実がありました。1950年代の音楽は正直馴染みがない。 だけどクラプトン、ストーンズなら辛うじてわかる。 ビートルズなら大体わかる。 ビヨンセならもっとわかる。 彼らがインスパイアされ、彼らのソウルとなっている楽曲、それこそがまさに50年代にちりばめられた楽曲なのである。 モータウンよりももっと前のシカゴ、チェス・レコード。 ここから巣立ったアーティストたち。 マディ・ウォーターズ、エタ・ジェイムズ、リトル・ウォルター、チャック・ベリー、・・・。 『ドリームガールズ』が、1960年代に黒人音楽をショービズに乗せるための闘いだとしたら、これはその一時代前の、まさに黒人音楽を世に出すための闘いを描いている。公民権運動よりももっと前の時代ですから、その壁のどこを崩して攻めていくかということは命題でもあった。黒人音楽に惚れこんだレナード・チェス自身がポーランドからの移民だったため、同じマイノリティ同士という絡みもあってか、自由自在な発想に縛られないで売り出していけたのはラッキーではなかったか。前例や、枠がないメリット。 アイデアをどんどん実行していくことによって、今のプロモーションの基本のようなものができていくのがわかる。そしてやはり、いいものはいいと、大衆もわかっていく。 そこには人種の壁はもはやなくなっていく。彼らが世に出て脚光を浴びてもなお、心に去来するのは自分自身への不安との戦いである。 その壁を克服することは難しい。 社会的にもまだまだ地位が低かった時代の黒人音楽を、商業ベースに乗せるまでの、途方もない苦労。 人種差別の壁、本人の過去のトラウマからの脱却、酒・女・クスリの呪縛。 ありとあらゆる角度から彼らを阻むもの。 そしてそれに溺れていく者。 チャック・ベリーのように、今もなお健在で、存在感を残しているアーティストもいるが、せっかくのチャンスをつかみながらも、志半ばにして音楽シーンを去って行く姿は哀れである。だが、去っていった者たちの音楽も強烈なインパクトを残していく。劇中彼らに魅せられてやってくる、若き日のローリング・ストーンズ(→ ミックが可愛かった^^)のように、自分たちのテイストの中に彼らの影を残しているアーティストは多い。 それがいま私たちが聴いている音楽のルーツともなっている。例え草創期の黒人アーティストたちが、自分たちの音楽を成し遂げられなかったとしても、そのソウルは後世のアーティストたちの血となり肉となっていった。マディのどうしようもないスター性や、リトル・ウォルターの天才的なテクニック、チャック・ベリーの絶対の音楽センス、それにももちろん唸らされるんですが、やはりビヨンセの歌にあるソウルと、彼女が音楽に対して抱く想いが押し寄せてきた。劇中何曲か彼女は歌っているが、どれもが地の底から絞り出すような想いを持ち合わせている。「つらい思い出が、曲に深みを与える」と、チェスは言った。本当にその想いを味わったことがないと、その歌は歌えない。 ビヨンセ演じるエタ・ジェイムスが、去っていくチェスへの想いをあふれさせて歌う、"I'd Rather Go Blind"。 彼へのありったけの想いを込めて歌う、この曲は圧巻です。哀しい出来事が、歌に深みを増していく・・・。 それは何と皮肉なことだろうか。 分かっていながらも、その激しい情熱に、心が震えるのを感じずにはいられない。 製作総指揮にも携わっているビヨンセ。 彼女のこの映画、そして音楽に賭ける想いも、歌に全てこもっています。 そして、決して綺麗ごとでは済まなかった、草創期の黒人アーティストたち。 彼らの想いは1つ、自分たちの音楽を求めたこと。 白人の世界にかすめ取られることなく、きちんと確立した音楽を求めていく。 それは60年代のモータウンなどにも続いていく。また1つ、ほろ苦さが沁みてくる映画に出逢ってしまったかな・・・? 震えるほどの感動、いかがですか? ***********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.08.15
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監督 : 佐藤信介 声の出演 : 綾瀬はるか 、 戸田菜穂 、 大森南朋 、 谷村美月 試写会場 : ニッショーホール公式サイトはこちら。<Story>主人公の遥は、至って普通の女子高生。幼い頃母親を亡くし、父親に育てられた凛とした少女。遥が武蔵野にある子供の頃遊んでいた神社に行くと、捨てられたゴム式のおもちゃの飛行機を運んでいる“きつね”を目撃する。きつねを追っていくうちに、森の中に迷い込んだ遥。不思議な水たまりを見つけ、その生暖かい水に手を入れると……一瞬にして異次元の世界に吸い込まれ、「ホッタラケの島」に迷い込んでしまう。(作品資料より)[ 2009年8月22日公開 ]ホッタラケの島~遥と魔法の鏡~ - goo 映画<感想>この日ニッショーホールではこの試写は3回あったそうです。 夏休み&お盆ということで、ファミリーもたくさんな試写会。 3回転ですので分散されたのか、お客さんはちょっと少なめ。 でもこのくらい余裕あった方が観やすいですね。たぶん自分では観に行かなかったであろう作品ですし、ネットでの評判もやたら良いので、鑑賞させていただくことにしました。まず思ったのは、CGが非常に美しいということ。実写かと思うくらいの精巧さです。遥ちゃんが本物の人形のように見えました。 肌がポーセリンみたいに綺麗になってます。このCGの美しさが、ホッタラケの島にあふれる、ありとあらゆる物たちの洪水をもきれいに見せているんですね。あれはどこにやったっけ、またどっか行っちゃった・・・。はい、お恥ずかしながらそれしょっちゅうやってます(笑引っ越しも何回もしてますから、その時は「場所取るからいらないから捨てちゃおう」と処分したとしても、あとで「やっぱりあれは取っておけばよかった」などと後悔すること多々あります。で、引っ越したら引っ越したで、物の整理もするんですが、それでも家の一角が物置みたいになるんですよ(笑うちにもホッタラケ、たくさんあるなあ・・・ と思いながら観てました。ホッタラケとは「放ったらかしてあるもの」の意味だそうです。手にしたその時はいい気分でも、その喜びが過ぎてしまうのはあっという間なのです。(C)2009フジテレビジョン/ProductionI.G/電通 生きてきた中で、いろんなものに囲まれた生活をしてきて。 物は、その時その時の思い出を彩る存在です。だけど、もしかしたら思い出が薄れていくのと同時に、物の記憶もなくなって、ぞんざいな扱いになってしまっているのかもしれません。物は気持ちを語ることはできないけど、大事な思い出までもが忘れ去られてしまうことは、リンクしている物たちにとっても、実は哀しいことではないかしら。コットンは、遥との思い出を本当に大事にしていて、その思い出のために自分を投げうっていきます。何も言わないけれど、物にも心があるような気がしてなりません。遥はまさに今を生きる女子高生。 幼い頃の悲しみや、胸の痛みをなかったかのように生きてきて、その痛みを、今をかったるく生きることで忘れようとしている感じがします。ですがホッタラケの島にやってきて、忘れていた大事なものを思い出す。それは彼女があまり思い出したくない出来事だったかもしれません。一度思い出してしまうと、とことん物悲しくなってしまうが故に、封印してきたことでもありました。ですが、やっぱりどうしても恋しくて、そして自分にとっては唯一かけがえのないものだった。思わず飛び込んで行きたくなるような想いと、そしてありがとうの気持ちがあふれてきます。思い出は美しいもの、簡単に忘れることはなく、また忘れてはいけないことだから。誰しもが持っている思い出。夏休みという時期だからこそ、ふと立ち返って見たくなるような気がします。この夏は帰省できるかなあと思ったんですがお盆は無理でした(中途半端に近いので、帰ろうと思えばいつでも帰れるんですけど)。でも遥のお父さんを見ていると、今までの辛い記憶を打ち消すように生きてきた姿が見えてくるようで。遥につれなくされても、苦笑いして暮らしていくのなんか見ちゃうと、もうダメだ。。。 やっぱり父に逢いたくなります。一応父は健在なんですが、去年舅が突然亡くなってしまったのを見ているだけに、何時いなくなってしまうかわからないと思うと、やっぱり顔は見せてあげられる時には見せてあげるのも親孝行のうちかなと思いました。ふらっと帰ってみようかな。**********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.08.15
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原題: NIGHT AT THE MUSEUM: BATTLE OF THE SMITHSONIAN監督・製作 : ショーン・レヴィ 出演 : ベン・スティラー 、 エイミー・アダムス 、 オーウェン・ウィルソン 、 ロビン・ウィリアムス 、 ハンク・アザリア 公式サイトはこちら。<Story>ニューヨークの自然史博物館を見事に守り抜いた元夜警のラリー(ベン・スティラー)は、念願の起業を果たし、大成功を収めていた。そんななか、自然史博物館では大規模な展示替えが行われ、不要になった展示物はワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館の倉庫へ移送されることに。だが展示物がスミソニアンに移った夜、ミニチュアのカウボーイ・ジュデダイアからラリーに助けを求める電話がかかってくる。自然史博物館に残るはずだった魔法の石版がスミソニアンに移送されてしまい、膨大な展示物たちが不思議な力で生き返ってしまったのだ…!ナイト ミュージアム2 - goo 映画<感想>本当は先月、日本語吹替え版の試写に当選していたんですが、ものすごい暑さと体調不良のためやむなく欠席。代わりにお友達に行っていただきました。もともと吹替え版で鑑賞しない予定だったので、逃しちゃっても悔いなしなんですが、とりあえず字幕で観とこう! ということで。ちなみに、前作は2年前に鑑賞してます。あの時は、次から次へと出てくる仕掛けにかなり笑わされたものでした。去年、『トロピック・サンダー』を観たんですが、それでちゃんとベン・スティラーのノリっていうのを学習しましたので、それを踏まえて今回は鑑賞です。私はこれ、前作を見ているから大体つながるんですが、観ていなくていきなりこれだとかなりキツそうですね。特に前作に関しては細かい説明もなく、進んで行っちゃってますので。いろんなところで仕掛けが出てきて、はちゃめちゃな感じになるのは前作と同じ感じ。あ、この顔見た見た・・・ と、思い出しながらの鑑賞ですね。 相変わらずカウボーイとオクタヴィアヌスがいたのには参りました(笑(C)2009TWENTIETHCENTURYFOX ただ、どうしても監督も主演も同じということで、テンションまでも同じに感じてしまうのは致し方ないかなあ・・・。そこに大きく変化をもたらしてくれるのは、エミリア・イアハート役の、エイミー・アダムスですね。前作でも確か、女性が出てきた(→ 名前忘れてる)と思ったんですが、今回のエイミーはもう日本でもおなじみですので、インパクトあります。 このチョイスは正解ですよね。独立心旺盛、負けん気強くて、いかにもウーマン・リブの走りみたいな感じなんだけど、何故か彼女だと可愛い感じ。 そこがよいですよね。 彼女の乗ってた飛行機も、真っ赤で可愛かった^^ラリーの環境が、1→2に持ってくるのに帳尻合わせときましたって感じで、そして2のラストでもまたまた帳尻合わせちゃってて。3に続きそうな予感大なんですが、このままのテンションだと3も同じかなあ・・・って感じもします。それでも退屈はしないですし、単純に面白いですし、普通にワイワイと鑑賞する分には全く遜色はない作品だと思うんですけどね。**********************************今日の評価 : ★★★
2009.08.14
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原題: COCO CHANEL監督 : クリスチャン・デュゲイ 脚本 : エンリコ・メディオーリ コスチューム・デザイナー : ピエール・イブ・ゲロー 出演 : シャーリー・マクレーン 、 バルボラ・ボブローヴァ 、 マルコム・マクダウェル 鑑賞劇場 : TOHOシネマズシャンテ公式サイトはこちら。<Story>1954年、パリ。空白の15年を経て、復帰コレクションを用意したココ・シャネル(シャーリー・マクレーン)のオートクチュール店にはたくさんの評論家や顧客が詰め掛けていた。しかし、コレクションは不評に終わり、落胆するココと、ビジネス・パートナーのマルク・ボウシエ(マルコム・マクダウェル)。ココは、孤児からお針子となり、デザイナーとしての地位を築いた日々を回想する。ココ・シャネル - goo 映画<感想>試写もかなりな人気だったようで、私もお友達も、ことごとくハズレだったこの作品(笑)シャーリー・マクレーン主演だし、女性の大好きなシャネルということで、応募多そうな感じしますよね。じゃあちゃんと観に行きますか! ということで鑑賞してきました。どっちかというと今まで、シャネルって使ったことあまりないかな。 化粧品や香水も違うブランドだし。これだけブランドがある訳だから、それぞれのよさなんかが見えて来ちゃうと、敢えて他に変えようとも思わなくなっちゃう。それとシャネルの場合、あまりにもシャネル・スタイルが確立されちゃってるイメージがあって、そのイメージに自分を合わせないといけないような感じがするのが、あんまり手を出さない原因だったのかもしれません。どちらかと言いますと、人を選ぶブランドという印象が強くてね。それもこのような映画を観ると、ココの生涯と大きくリンクしているように思えます。(C) 2008 ALCHEMY / PIX ALL RIGHTS RESERVED.若き日のシャネルを演じるのは、バルボラ・ボブローヴァ。 英語の訛りが、どこ出身なんだろう? と思わせるものがあり、調べたら旧チェコスロヴァキア出身なんですね。 彼女、ジュリエット・ビノシュに似ているので、予告でてっきりビノシュ出てるの?? と思ってしまったくらい。 若き日の、気が強くて独立心旺盛なココ、イメージ的には合っていたと思いました。この映画のすぐ後に公開を控えている、 『ココ・アヴァン・シャネル』の、オドレイ・トトゥと、どうしても比べられてしまいますけど、ある一定の線は保ったかなと思います。(C) 2008 ALCHEMY / PIX ALL RIGHTS RESERVED.そして晩年のシャネルは、ベテラン、シャーリー・マクレーン。貫禄ですよねえ・・・。「女性は最も美しくあるべき」、ココの主張を、シャーリー・マクレーンがピシッと演じると、説得力がかなり増してくるのがわかります。自由自在に服を操るシーン、そしてサロンで仕切るコレクションのシーン。 この映画では、初めのころの彼女の活躍と晩年のカムバックしかメインでは描かれてないのですが、いきなり晩年を見ただけでも、その空白の場面でココが努力をしてきたかがわかるような気がしてくるのが不思議です。何もない孤児の境遇から身を起して世界に羽ばたく。 その裏には、自分の意志ももちろんあったでしょうけど、普通じゃない努力や、きれいごとでは済まされない出来事だって恐らく山のようにあった。 その酸いも甘いも噛み分けた雰囲気が、シャーリー・マクレーンからは醸し出されていたように感じました。この映画で描かれているのは、彼女の本当に一部分でしかなくて、主にシャネルの草創期です。彼女が世に出るまでのキャリアと恋、特にチャンスをつかむきっかけとなったエチエンヌ・バルサンと、アーサー・カペル(ボーイ)との関係がメイン。彼女の生涯を調べると本当に波乱万丈だったようで、恋だってこの2人じゃ全然済む訳がなくて、この映画に描かれなかった恋もたくさんありますし、またイメージ的にも、必ずしもグッドなものばかりではなかったのが窺えます。もし、彼女の生涯を包み隠さず映画化するのであれば、些細なことであってもかなりのドラマになりそうで、とても映画の2時間枠には収まらない。だから草創期と晩年の織り交ぜというのは、映画としては苦肉の策であり、まとめるには適していたように思います。なのですが・・・ 138分はちょっと長く感じました。理由は、エチエンヌとのことに時間を割きすぎちゃって、肝心なアーサーにも時間を取っちゃって(これは仕方ないけど)、かつ、キャリア形成にも時間を取っちゃいました。 いっぱいいっぱいになっちゃってましたね。エチエンヌのところは、インパクトある部分だけ残して余分なところはカットできたような・・・。 代わりに、エミリエンヌという女性が、エチエンヌと一緒に出てきますが、彼女はセレブ的存在だったようで、引き立てがあってココも得意先を広げることができたことや、歌の場面なども、ココはお針子仕事もしたけど、同時に歌手志望でもあったということを付け加えたら、よりリアリティが出たのにとは思いました。シャネルなのにアメリカ映画、ちょっとある程度、方向性の予測がつきそうな感じなんですが、それが当たっちゃったかなあ。。。? とも思います。まず英語であること。前々から思うんですが、英語圏じゃないヨーロッパ舞台で英語だと、違和感多いのが今までの感想です。そのあたりはやはり、『ココ・アヴァン・シャネル』も観てみないと何とも言えませんね。***********************************今日の評価 : ★★★
2009.08.14
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監督 : 廣木隆一 原作 : 赤坂真理 出演 : 寺島しのぶ 、大森南朋 、田口トモロヲ 、牧瀬里穂<Story>自分の頭の中に氾濫する声に悩まされ、不眠や過食、食べ吐きを繰り返すアルコール依存症の31歳のルポライター・早川玲(寺島しのぶ)。ある雪の夜、コンビニでひとりの若い男(大森南朋)に目を留めた彼女は、「彼を食べたい」と言う直感に従い行きずりの関係を結ぶ。男は岡部希寿と言うフリーの長距離トラック運転手。翌朝、そのまま岡部のトラックに揺られ次の仕事先である新潟へと同行した玲は、彼と言葉や肌を重ねながら徐々に心癒されていくのであった。ヴァイブレータ(2003) - goo 映画<感想>これも気になりながらも公開時に行けなかった作品。 1つ前の『蛇イチゴ』もそうなんですが、この頃って、映画の趣味を再開はしたものの、やっぱりまだまだ自由にシアターに行ける環境ではなくって、シネコンにかかっているのを1本だけ。。。 ということがほとんどだったような気がする。 だからどうしてもミニシアター系は見送り率が高かったかな。なのでこの映画の製作から6年経っているんだけど、恐らく、この映画に出てくるようなシチュエーションに対しての日本人の感覚ってそう大きくは変わっていないような気がする。何かを選択しないといけない時、自分の中の「第六感」的なものを時々信じていくことがある。 失敗したかなと思うこともあるけど、往々にして正解だったこともたくさんある。だけどやっぱり、いきなりコンビニで見かけた人には普通女性はくっついては行かないですよね。彼を食べたい。 食べたくて、食べられたくて、仕方ない。 いい大人が、抑えきれない衝動を日常生活でもしも持ったとしても、それを実行に移すことは、今の日本ではどちらかと言うとあまり考えられないことが多いのではないだろうか。 しかし、それをもしも1歩踏み出してみたとしたら。 自分の心のままに、振舞ってみたとしたら。 そこから始まる物語は誰にも予測はできないけど、でも、何もしないでそこから立ち去っていくよりも、何かが自分の中で確実に変わっていたような、そんな自分に出逢えるのかもしれない。 出逢いのコンビニの描写も、たぶんそんなのってあり得ないよ。。。 って実際は思っちゃうところだけど、でもこんなに引き寄せられるような感覚って、度合いこそ違えど、生きている以上全く経験がないということもないのではないでしょうか。眼力っていう言葉は、こういう時のためにありそうです。お互いの胸の内を一瞬で探るほんの数秒間。 そして触れるか触れないかわからないくらいの希寿のタッチ。 もうそこに答えなんて出てる訳だし。行動を共にしようと決めてからの2人は、とても淡々としているようにも見える。玲も遠慮がちで、そして希寿も妙によそよそしげで。おずおずと、確かめ合うように、だけど突如何かがはじけたように一気に愛し合っていく2人。 押し殺していた感情が互いに一致したときってこんな感じなんでしょうね。今の2人にはたぶんそれは必要だった。 それがその時の全てだから。ストーリーが進むにつれ、2人が心の中に抱えているものが明らかになってくる。 玲に関して言えば、普通ではしないことをしている、しかも彼女の方から持ちかけている訳だから、どうにもならないトラウマの蓄積があることは容易にわかる。 ここのところのトラウマがもう少し描かれているとよかったかなとは思った。そして希寿はそんな玲を実は初めは警戒している。 玲は何者なのか見極めるまで、彼の真意はしまってある。 あくまでも彼女の意思を尊重する希寿。 待ってあげることができる、相手に合わせてあげられる。 そんな男性は魅力的に映る。玲の心の傷に出会った希寿が、腕の中で心行くまで玲を泣かせてあげるシーン。 ちょっと心をぎゅっとつかまれてしまう感じ。 思いっきり誰かに自分を委ねたい、そんな想いは生きている以上、たぶんあるだろう。 その相手に出逢えてよかったね。 思わずそう声をかけてあげたくなる。玲は希寿のことを、自分のしてもらいたいように何でも触れることができる人間だと思っている。 そしてそんな彼に出逢って、自分の心が、出逢う前よりは確実にしなやかに、そして少しだけ強くなっているのを感じた。 だが、もしかしたら、本当に癒されたのは希寿の方かも知れない。 玲を警戒していたことが次第に明らかになっていくが、彼女の求めているものを探して、包み込めだとき、彼も玲を離したくないと思い始めていた。 ラストの希寿の瞳に、全てが語られているように思えてならない。 たぶん、タイトルからも想像できますけど、かなり好き嫌いが大きく分かれそうな作品ではあります。ですけど思ったよりも内面的な問題がクローズアップされて、そこに艶っぽさも加わって、これ自分はかなりよかったです。2人だけの空間に流れていく時間、そこには出逢ったばかりのお互いの人生が、もうそこに滲み出てくるんです。 言葉少なな会話の中でさえ、それがハッキリとわかる出逢いって、考えてみたらかなり素敵かもしれないけど。今の大森南朋の原点を感じずにはいられない1本。 寺島しのぶの、刹那で乾いた心から、進んでいく姿も秀逸。 **********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.08.13
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監督・脚本 : 西川美和プロデューサー : 是枝裕和出演 : 宮迫博之 、つみきみほ 、大谷直子 、平泉成 、笑福亭松之助 、手塚とおる 、絵沢萠子 公式サイトはこちら。<Story>どこにでもいるごく平凡な家族、明智一家。同僚の教師との結婚を控え幸せいっぱいの長女・倫子(つみきみほ)は、仕事第一の典型的なサラリーマンの父・芳郎(平泉成)と、毎朝同じ電車で仲良く通勤。しっかりものの母・章子(大谷直子)は、痴呆症の祖父・京蔵(笑福亭松之介)の世話を嫌な顔せずにこなし、家族を守っている。しかし、この一見何の変哲もない家族にも小さな秘密があった。蛇イチゴ(2003) - goo 映画<感想>そう言えば西川監督作品でこれを見ていなかったと思ってました。 彼女を語る上では、やはりこれは押さえておかないといけないですよね。『ゆれる』、 『ディア・ドクター』と彼女の作品を鑑賞してきて、これはやはり『蛇イチゴ』を観ないと始まらないかなあと。この作品が公開された頃って、まだ何気に子どもたちが今よりは小さくて、自由には映画鑑賞には行けなかったんですよね。行ったとしてもシネコン水曜日の午前に1本だけ、みたいな感じ。blogも書いてなかったしね。だからこの作品は当時ノーマークでした。静かに始まっていく冒頭部分。京蔵のアップ、このまま観ていてよいのか、目のやり場に困ってしまうくらいこちらは戸惑う。これが、この映画の中に現れる、明智家の「歪み」の伏線となっている。すなわち、対外的には、自分たちのやるべきことをきちっとしている「健気で堅実な家族」なのだが、それと引き換えに、いろんな感情を犠牲にしてきている。 感情だけでなく、事情もそう。章子が京蔵に対して思う気持ち。 賢明な嫁の務めとして行っている介護だけど、反面どうしようもない行き詰まりも持ち合わせてしまう。 このシーン、『ディア・ドクター』にも関連したものが出てきているが、「~せねばならない」という義務としてやっていると、「私だけが・・・」という自己犠牲の気持ちがどうしても出てきてしまって、些細なことでも自分の中でバランスが崩れた時に、矛先が思わぬ方向に向かって行ってしまう。 そんな危うさを抱えてしまう可能性は誰にでもある。芳郎を支えているものって何だろう。 彼を見ているとそう思います。 対外的に虚勢を張って、家庭には大黒柱としての威厳を見せる。 そのバランスを保つためには、それ相応の秘密が必要だった。そして唯一、明智家でまともなように見える倫子。 彼女の言うことは確かにいつでも正しい。 正しいのだけど、立場が子どもである以上、「親より正しくあってはいけない」と両親には思われてる。 ひた隠しにしてきた「心の闇」が明るみに出てしまい、両親が一気に瓦解していってしまった以上、最早子どもの方が正論であることは確かなんだけど、それでも自分たちの至らなさを認めようとせず、本来持ち合わせているだらしなさや甘さを惨めにもさらけ出して生き延びようとする芳郎と章子。 そんな両親を前に、倫子は正論を述べる。 それでも家を、家族を守ろうとしている倫子。 そんなことする必要があるのかと、観ている側は言いたくなるけど、それでもどうにかしたいと思う倫子を見ると、家族っていったい何なんだろうってつくづく考えさせられてしまう。エンドロールで気がついたんですが、実はこの映画の主役は上に出てきた誰でもなく、中盤からメインになってくる、音信不通だった長男・周治(宮迫博之)なんですね。この使い方がまた見事としか言いようがない。割と真面目に暮らしてきた両親からどうしてこんな子が・・・という要素がたくさんあって、家族に顔向けできない暮らしになってしまった。 そして彼の10年ぶりの帰宅も、心からそう望んだわけでもなく、まさに「引き寄せられた」ものであったこと。場の流れを読んで、恐ろしい速さで自分に有利になるようにその場を味方につける見事さは天性のものなのだろうか。周治と倫子、対極にある2人。だからお互いに相容れるものがないのか。 もう昔には戻れないのか。もしも見切ったあとに、相手の誠意が伝わってきたとしたら。 絶対に無理な相手だって、心には一片の誠実さが残っているのかもしれない。そして、正々堂々と生きてきたとしても、限界を超えてしまったら、自分の論理を展開してしまうものなのかと。ここが人の心のわからなさであり、本作の面白さとなっている。ラストでは、心のどんでん返しに驚くことになるだろう。とにかく、心の表と裏の揺れ動きにくっきりと焦点を当てているので、観る方も自分のこととして置き換えることができる。鎌田を見ているとそれが顕著にわかる。 出てきた瞬間から、胡散臭そう(笑)と思っていたのだけど、思った通りの人物であったのにはかなり笑える。 だけどこういう人って自分が汚らしい心を持っていることは認めないんだろうなあ。 そんな気がします。それにしても何で、「蛇イチゴ」なんでしょうね。このチョイスも実にうまい。いちごでも苺でもなくて「イチゴ」。 カタカナ表記にも意味がありそうです。そしてその前に「蛇」なんてものがくっつく(笑でもラストの映像を見ていただければ、どうしてその植物なのか。 それがハッキリしてきて、そういうところの描写に関しては西川監督はやはり一流だと思います。************************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.08.11
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監督 : 河野圭太 原作 : 新堂冬樹 出演 : 武井証 、 阿部サダヲ 、 鈴木京香 、 西田尚美 、 甲本雅裕 、 ほっしゃん。 、 柄本明 、 鈴木砂羽 、 市毛良枝 試写会場 : 九段会館公式サイトはこちら。<Story>小学3年生の大志(武井証)は、父親(阿部サダヲ)と二人で暮している。母(鈴木京香)はデザインの勉強のため、パリに留学中。週に一度、母親からの手紙が届くのが大志は楽しみだった。しかし、ふとしたことで、母親がいるのはパリではなく、瀬戸内海の小豆島であることを知ってしまう。どうしてお父さんとお母さんは僕に嘘をついたんだろう?「お母さんに会いにいかなくちゃ」。大志は黄色い自転車に乗り、愛犬アンと共に、横浜から小豆島まで冒険の旅に出た。[ 2009年8月22日公開 ]ぼくとママの黄色い自転車 - goo 映画<感想>予告を見る限り、ハートウォーミング系? と予想して、まあそれならちょっと興味あるかなあ・・・? と、拝見させていただきました。原作は、直木賞候補にもなった新堂冬樹の小説。文部省推薦・家庭向けの映画だそうです。この、「家庭向け」というのが良くも悪くもついて回ってしまった感じがある。原作は未読ですが、ほのぼの系に描かれているならば、それを生かした作品と言えると思います。簡単に言えば、「母を訪ねて三千里」なんですよね。 横浜から小豆島まで、小学3年生&犬1匹が自転車で行けるのか? という疑問も大いにありなんですが(笑)、そこはお話なので・・・・。物語の設定として、家族の根本に関わることをいつまでも他の家族に内緒にしているのはいかがなものかなと。子どもだから・・・ と、いつまでも隠しておけるものでもないし。その辺り、父親と伯父夫婦はとっても不自然に感じました。 いとこのお姉さんの方がよっぽどリアリティあるし気持ち分かってます。途中で出会う人たち、特によかったのが、関西弁コテコテお嬢ちゃんと、ママの鈴木砂羽さんですね。 飾らないし妙に本音炸裂の、どっちかというと「大阪のおばちゃん」に近い感覚のお嬢ちゃんは見ものです。 鈴木京香さんは最近はママ役がとても多くなっています。 ここでもそうなのですが、今回は変化していく役ということで、彼女の役割もとても大きく、演技的にも大変だったんじゃないかと思います。 具体的な名前が出ていないのは関係者に配慮した都合もあるのでしょうけど、症状を類推して、変化してしまうのかなあ・・・と観客に想像させていくことはできていたと思います。小道具でそれを現していましたし、そこまでしても想いは残したい気持ちもよくわかりました。全体として、リアリティが薄く感じちゃったかなという印象です。親子関係もそうですし、細かいところあげるときりがないのでやめておくんですけど。 ただこれも、原作ありきですので、どこまで雰囲気を保持していくかはあると思いますが、そのファンタジーの中でも、ある一定のリアリティはあるべきかなと感じました。例えばですが、台風のシーンで自転車が固定されているのは明らかにおかしいです。 そしてアクシデントや困難というのも多少は起こりうることだと思うんですけど。。。********************************今日の評価 : ★★
2009.08.11
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原題: G.I. JOE: THE RISE OF COBRA監督 : スティーヴン・ソマーズ 出演 : チャニング・テイタム 、 シエナ・ミラー 、 イ・ビョンホン 、 レイチェル・ニコルズ 、 マーロン・ウェイアンズ 、 デニス・クエイド 、 レイ・パーク 公式サイトはこちら。<Story>1990年代、世界征服をたくらむ悪の組織“コブラ”が各地で活動を活発化させていた。そして、最強のウィルス兵器“ナノマイト”を使い、パリのエッフェル塔を破壊してしまう。元々はNATOによりガン細胞破壊のため作られたが、実際はあらゆるものを破壊する威力を持っていたため、悪の武器商人デストロの手により脅威の兵器としてコブラの手に渡ってしまったのだ。コブラの脅威が各地を襲う中、アメリカ政府が送り込んだ最後の切り札。それは世界中から集められた史上最強の国際機密部隊G.I.ジョー。強靭な肉体、勇気と行動力を持ったエキスパート集団。加速装置付きの特殊スーツを身につけ、数々のガジェットを駆使する極秘のチーム、G.I.ジョー。エジプト、パリ、東京と世界を舞台に、陸・海・空と壮絶なバトルが始まる!G.I.ジョー - goo 映画<感想>ほぼ、イ・ビョンホン目当てですw『誰が俺を狂わせるのか 』 『我が心のオルガン 』 『バンジージャンプする』 『純愛中毒』 『美しい夜、残酷な朝』 『誰にでも秘密がある』 『甘い人生』こうして書き出してみると何気に観てますね。だけど、彼の映画最近あまり観てないなあ。。。 ということに気が付きました。 『夏物語』・・・時間合わず未見。『HERO』・・・2分しか出ていないと聞いてしまったので、それなら他の映画を優先しようか? となってしまって未見。『アイカム』・・・虫系と聞いたのでスルー。なので久しぶり。これは彼も主要キャストで出てますし、期待して鑑賞。(C)2008byParamountPictures.AllRightsReserved. あんまりこの手のジャンルに詳しくないので、詳しい方に説明はお任せしますが、観てて単純に面白かったですね。スター・トレックにテンポが似てるようにも思うんですが。。。??スーツを着ると無敵になるっていう単純さがわかりやすくていいです。善悪がはっきりしてるし。お約束みたいに、最後はあんなになっちゃうっていうのも、次回作に続く。。。っていう雰囲気がありありなのですけど。ビョンホンssiですが、シチュエーション的にはかなり笑える部分満載で、ストームシャドーの育ったバックグラウンドが、お約束通り?? 日本・韓国・中国のごった煮MIXみたいで・・・。アメリカ人にとっては、どれがどれでもたぶん同じなんでしょうね(笑スネークアイズとのシーンもお約束・・・ ってわかってはいるんですが、単純に観飽きませんでした(笑白黒対決というか。。。そして最後には待望の?モムチャンも見せてくれましたし。 ファンにとっては満足な出方でしたできればスネークアイズの正体も知りたいですよね。 それは次回作かな?まあこの映画はこんな簡単にしか自分は語れませんので、どなたか補足して下さい(笑**********************************そして昨晩ですが、40万アクセス超えてました^^最近カウンターも見張ってる時間がなくって、超えたのは昨日のいつかがわからなくて、どなたか知っている人が踏んだのかどうかもわからないんですが。。。いつもありがとうございます。最近書くのが遅くなっちゃってて、こうして書いている今もネタが常に数個溜まってる状態なんですが(笑)、またぼちぼちと。。。今後ともよろしくお願いいたします^^**********************************今日の評価 : ★★☆
2009.08.10
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監督 : 英勉 脚本 : 鈴木おさむ 出演 : 谷原章介 、 塚地武雅 、 北川景子 、 佐田真由美 、 大島美幸 、 池内博之 、 本上まなみ 、 佐々木希 、 山本裕典 、 ブラザートム 、 温水洋一 、 中条きよし 、 伊武雅刀 公式サイトはこちら。<Story>母親の残した定食屋を継いだ琢郎(塚地武雅)は、ブサイクだが料理の腕前は天下一品の優しい男。これまで数々の女性に告白してはフラれ続けてきたが、心優しい美女、寛子(北川景子)がバイトに来るようになってから、琢郎の生活は変わった。しかし、寛子にもあっけなくフラれた琢郎は、自分がモテないのはブサイクなルックスのせいだとひどく落ち込む。そんな時、立ち寄った洋品店で、着るとハンサムになれる“ハンサム・スーツ”を勧められる。ハンサム★スーツ - goo 映画<感想>昨年何となく時間が合わなくて、見逃してしまったこの作品。夏休みおうちDVD鑑賞会用に借りてきました。子どもも観れる作品ということで。。。全体的に、絵が可愛いんですよね。 アニメ的な感じの表情もあったりで。本当なら、ハンサムとかブサイクとか、美人とかブスとか、割とシリアスな悩みになりがちなところなのですが、笑える要素とか、こういった可愛らしい絵を入れることによって、クッションの役割を果たしています。思うんですが、男性で、(仮に)ブサイクだったとして、ここまで女性からひどい仕打ちを受けるものなんでしょうか?確かに今は痴漢冤罪などはあるかもしれませんが、それは顔の問題ではないような気もします。隣り合っただけで非難する女性もそんなにいないと思うんだけど。。。 デフォルメしてるからそういう場面はしょうがないか。ですが世の中は、見てくれや第一印象でいろいろと言われてしまうのは周知の事実だし。 イケメンとかって言葉もあるし、「人は見た目が9割」な訳でもある(笑)これが男女逆であったとしても、「もし自分が美男美女だったら、住む世界が変わるかも」って思うことは誰でもあると思う(笑(C) 『ハンサム★スーツ』製作委員会昨年鑑賞した、この系統の男女逆バージョンの映画が実は好きじゃないんですが、何故かと言いますと、「人間、顔じゃない」という持って行き方をしておいて、実は最後の最後で「でもやっぱり女性は美女に限る」と主張しているからなんです(気がつかない方は気がつかないと思いますが)。得てしてこの手の作品は、「人間、顔じゃない」の方向に行くのですが、そこにブレがあるととても後味が悪いものになる。 そこに行くと本作は、生まれつき美男美女に生まれた人のコンプレックス、そしてそうでない人のコンプレックスの両方を取り上げている。 各々の人はたぶん自分でしかわかり得ないコンプレックスがあり、それも含めて好きになってくれる人、一緒にいたいと思える人に出会いたい。 「こんな私の、何が好きなの?」 という寛子の問いかけが、みんなにあると素直に思いたいし、それを踏まえて生きていく姿勢が描かれてて好感持てました。個人的に思うんですが、人って、生き生きしている時は顔が輝いてくるんでしょうね。それは顔の造作という問題ではなくて。どれだけその人の今が充実しているか。 充実させるために努力しているか。 どんな気持ちで過ごしているか。 それが顔には出てしまっているように感じます。自分と一緒に過ごした人が、元気になってくれたり、楽しいと言ってくれたり。 それを聞く方もうれしかったりします。そうやっていろんなものをいただいて、差し上げて、人は生き生きとしてくるのかも。 本江が、このお話の中で、「幸せ探しておうちに帰ろうゲーム」をしてますが、そんな風に過ごしていると心が豊かになってきそうです。琢郎は、自分が一緒にいて本当に笑える相手は本江しかいないと思ったのは、きっと彼女のそんな前向きなところに惹かれたのでしょうね。余談ですが、谷原さんが去年「ネプリーグ」に「ハンサム★スーツチーム」で出た時に、難しい漢字をたくさん書けていたので、これはすごいと思いました。 単にイケメンってだけじゃなくて、知識もあったらそれはすごいです。 ちなみに、モデル役の山本くんも出てたんだけど、彼は全然漢字問題わかんなかったと思った。。。あらら 苦笑あと、個人的にものすごくツボだったのは、中条きよしさんの腹筋! あれも凄すぎます。 「うそ」は一応知ってるんですが(!)、そのイメージで見ちゃいけなさそうですね。そして中条さんがあの人に変身したのも、めちゃくちゃ笑えました^^*********************************今日の評価 : ★★★★
2009.08.09
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1つ前の日記の続きです。この日記のフォトは全て長男撮影です。千頭駅で、大井川鐵道本線から井川線に乗り換えます。これは乗り換え駅兼始発駅の千頭駅にて。DSCI0279 posted by (C)rose_chocolatこの列車で山を登って行きます。途中急勾配が1区間だけあり、そこだけは電気機関車を連結して、下から押し上げていきます。電気機関車と言っても、割とモダンな感じです。 ↓DSCI0312 posted by (C)rose_chocolatアプトいちしろ ~ 長島ダム間が、急勾配なので、ここで千頭方面に電気機関車を連結します。もともと井川線は、木材輸送のために作られた路線なんですが、長島ダムの建設に伴って、井川線の線路も一部水没することとなりました。ダムの主な管轄である中部電力との話し合いで、アプト式線路を敷設することによって、ダム建設のための資材・人材輸送の足を確保して、同時に沿線の足も確保できるという折衷案ができ、現在のスタイルになったようです。途中の長島ダム。放水が涼しそう。DSCI0321 posted by (C)rose_chocolat大井川にかかる鉄橋。アプトいちしろ駅の手前です。DSCI0330 posted by (C)rose_chocolat奥大井湖上駅にて。駅は鉄橋の上にあります。降りて鉄橋を歩いて行けるんですよ。DSCI0335 posted by (C)rose_chocolat閑蔵駅にて。このアングルなかなか好きです。DSCI0351 posted by (C)rose_chocolat冷房なかったから、さすがに暑かったんだけど f^^;、でもなかなか見ごたえある路線でしたよ。紅葉の季節なんて、景色が綺麗でしょうね。暑くて体力勝負の旅でしたけど、みんな楽しかったみたいです。帰りは、厚木IC手前で起きた、6台の事故の影響で、20km以上渋滞しちゃってました。秦野中井~厚木ICがほぼ動かず。。。仕方がないので小田原厚木道路を迂回して帰ってきました。づかれまぢだ。。。クルマにいた時間の方が長かったかも。これからお盆、どこまで行っても高速は千円ですが、気をつけて運転して下さいね。
2009.08.07
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何か。。。暑いっすね。 笑暑くて、具合悪くなりそうですw先週は、試写会1つパスしてます。 あまりにもかったるいんでちょっと行く気力なし。公開されたら見ようっと。家族で日帰り旅行に行ってきました。行先は、大井川鐵道。。。 ☆天然が、行きたい行きたいとずーっと言ってて、本当は3月に行くはずだったんですが、伸び伸びになってしまって夏休みになりました。うちの子たち、「テツ」なので、こういうのが好きなんです。朝7時台に出たんですが、高速乗る前からかなり渋滞。。。海老名SAに着くまでに1時間以上かかってしまった。 (;^_^A アセアセ・・・でも雲がとっても綺麗だったんでつい1枚。DSCI0214 posted by (C)rose_chocolatとにかく朝から暑い1日でした。。。家山駅から乗車したのですが、駅の横に何と! 足湯を発見。これは見逃しません。乗車まで時間があったので、入ってみることにしました。もちろん無料です。DSCI0222 posted by (C)rose_chocolat中はこんな感じ。とても清潔でしたよ。足だけさっと座って温めるスタイルです。DSCI0221 posted by (C)rose_chocolatさすがにお湯は熱かった(あたりまえだ・・・ 笑)んですが、身体がポカポカとしてきました。暑いはずなんですが何故か汗は引いてる。身体に良さそうです。機関車の横。何となくこういう感じの写真もいいよね。DSCI0246 posted by (C)rose_chocolat私が乗った車両は、昭和10~20年代のものをそのまま使用していました。よく、ドラマなんかで出てきますよね。。。 戦時中の客車。雰囲気はあのままでした。なので冷房はなし。。。 f^^;ですけど清掃は行き届いていて、管理もきちんとなされているのがわかります。無題 posted by (C)rose_chocolat無題 posted by (C)rose_chocolat無題 posted by (C)rose_chocolat昭和のものを大事に使っていますよね。大井川鐵道は、もともと木材の輸送のために建設された路線なんだそうですが、近年は観光客を誘致したり、井川線にもアプト式鉄道を導入したりして、路線存続のために工夫をしているんだそうです。車窓からの景色。おもに長男が撮ってくれました。DSCI0271 posted by (C)rose_chocolatDSCI0289 posted by (C)rose_chocolatDSCI0265 posted by (C)rose_chocolatどうしても電車の写真が多いよね。 笑彼は、中学の部活、今の部にするか、鉄道研究会にするか迷ったくらいですから。。。大井川鐵道の終点、千頭(せんず)駅にて。ここで、大井川鐵道井川線(愛称:南アルプスアプトライン)に乗り換えます。DSCI0278 posted by (C)rose_chocolatDSCI0282 posted by (C)rose_chocolatDSCI0284 posted by (C)rose_chocolat結構写真が多いので、続きはまた。見どころたくさんありました。
2009.08.07
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原題: THE BOAT監督 : キム・ヨンナム 脚本 : 渡辺あや 出演 : 妻夫木聡 、 ハ・ジョンウ 、 チャ・スヨン 、 徳永えり 、 イ・デヨン 、 貫地谷しほり 試写会場 : 一ツ橋ホール公式サイトはこちら。<Story>韓国から来た男は、背中を丸め必死に“何か”を抱え込んでいた。岸辺でランプを照らし彼を出迎える日本の男にも、抱え込んでいる目に見えない“何か”がある。幼い頃に親から捨てられた孤児のヒョング(ハ・ジョンウ)と、絶望的な状況にある家族が重荷となり自身の幸せを諦めていた亨(妻夫木聡)。韓国と日本に生まれ、家族を持たない男と家族に縛られる男-BOYS-は、闇の仕事の下っ端同士として出会った。あくまでも楽観的に考えようとするヒョングにとって、無口で無愛想な亨は何を考えているかわからない存在。しかし、失踪した父を探す韓国人少女・チス(チャ・スヨン)の出現によって、互いが心の奥底で抱え込んでいた“何か”が形になりはじめる。[ 2009年8月22日公開 ]ノーボーイズ,ノークライ - goo 映画<感想>先日観た『チェイサー』の犯人役・ハ・ジョンウくんと、今や日本を代表する若手俳優になっちゃった妻夫木くんの共演ということで、話題にもなっているこの作品。 先行で観てきました。この日は19時開映ということでかなりの混雑。 ほぼ満席でした。座席の幅が狭めなので、左に座った、ゴマ塩頭の人の肩がピッタリくっつくのが嫌だったなー。 もう少し遠慮してよ!! 自分ちのリビングじゃないんだから、どでーんと座るな!! だよねえ。。。最初この映画のカテゴリ分けに悩んだんですが、これは明らかに韓国映画寄りかなあと。。。 まず監督がキム・ヨンナムさんだし。 渡辺さんのストーリーも、「日本での韓国人の姿」を描いた部分が大きいですし。 どちらかと言うと、妻夫木くんよりもハ・ジョンウssiの方が(やや)前面に出てたような。 妻夫木くんが韓国語のセリフを流暢に(→ と私は感じましたが、韓国語をご存じの方からしたらいかがなのでしょうか)話しているのに対し、ハ・ジョンウssiは日本語のセリフはほぼなし。今、日韓で旬な2人の俳優の共演だけに、彼らの自然体の魅力は十分伝わるのではないだろうか。 ハ・ジョンウssiって結構ガタイがよいのね。。。 妻夫木くんのポロシャツ姿はちょっとうーん。。。 でしたが(苦笑(C)2008『The Boat』フィルム・コミッティ題材的には、これをもしも韓国バージョンで全部リメイクするならば、かなりシビアな展開になるような気がする。 裏稼業の話なんで、追って追われて。。。 の展開になると思うんだけど何故かそうではなくて、ファンタジーの領域に入っていく。普通に考えると、携帯の番号がわからない、居場所がわからない、ということはないはずなんですが。。。そこが渡辺さんのお話の優しさなんでしょうね。どうしようもない運命に囚われて、そこから逃れる術もなく、自分の周りの大切なものが1つまた1つ、なくなっていくのを眺めているしかない人生。 そんな自分が嫌だった。 そこから逃れるのには、金しかない。だが一攫千金などというものがあるわけではなく、ましてそれを裏稼業の人脈を欺いて手に入れることは一体何を意味するのか。その恐ろしさを分かっていながらも、走り出したクルマはもう後には戻れない。抱えたものの重たさや辛さはもう充分にわかっている。 だからこそその瞬間から逃れたい時もある。 彼らのデュエットシーンにはそんな含みを感じました。 あのシーンはただ単純に楽しめたし、彼らのカッコよさとかズッコけた感じも可愛かった(笑まとめると、優しさに包まれた残酷さ、といったところだろうか。ただ、そこにまとめるがあまり、都合の好さみたいなものがどうしても出てきてしまう。 そして優しくしてしまったがあまりに、掘り下げていかなければならない部分が曖昧になってしまったのは事実だし、そこをクリアに描いたら深みのあるものになったのではないだろうか。 韓国映画のギラギラした感じにしていったら、一体この作品、どうなっていったかなと考えさせる余地が出てきてしまう。***********************************今日の評価 : ★★★
2009.08.04
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