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今年でT360発売50周年。実際に公式に走ったのは1962年鈴鹿サーキット完成(半分だけ)の時。
日本初のサーキット、鈴鹿サーキットを一番最初に走った市販車はT360なのだが、
当日の目玉は発売されなかったS360。
本田宗一郎と中村良夫の乗ったS360は写真などで見てるが、
この時、T360は本当にサーキットを走ったのか、展示だけ?
走った、とはどの本にも書いてない。
というよりも・・・軽トラごときの記事が無い。
AHSMゲストで来られた山下克吉さんに
「本当にT360は、走ったのですか?」聞いたら、
「間違いなく走りました」。
当時の現場担当者の話なので間違いない。
日本で最初にサーキットを走った市販車はホンダT360となる。
山下克吉さんの『ホンダ四輪の挑戦』 前回の紹介は2007年9月3日だった。
山下さんは入社した時(1962)から日記をつけている。この日記を元に出版、ほとんどボヤキの毎日。
このボヤキが貴重な資料になる。
1966年5月の「脆弱なサービス体制の時代」では、設計スタッフも
全国の顧客訪問をしている。
66年に北海道にクレーム修理のため、全T360オーナー宅に訪問している。
といっても、この時、北海道に10台しかなかったそうだ。
たった10台、
T360が発売されて2年以上経つのに10台とは少ないので、
山下さんが担当した台数かも?
ベテランAK乗りさんから、鈴鹿AHSMで面白い話を聞いた。
ハンドルロックを採用した車はSが日本初。
最初のロックに不具合が見つかり、地元販売店の方と
オーナーさん宅を訪問し、販売した担当者がボンネットを開け、
バッテリーやクーラントの点検し、オーナーさんと車の調子など雑談。
その間に、本社から来た社員が、こっそりロックを交換したそうだ。
販売台数も少ないし、リコール制度も無かったと思うのでこんな方法で部品交換したのかも?
どこのメーカーも当時はこんなもんでしょ・・
ちなみに、バイクのハンドルロックはもっと古く、ラビットS25が日本初。盗難が多かったみたいだ。
T360/500オーナーズグループ FB 2022年04月14日
ホンダT360ユーチューブ動画 2021年12月03日 コメント(2)