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下の写真は富山県の発動機運転会場、
この会場ではキャブを10回ぐらいバラした。
今は絶好調。
安定しない回転だった、結局、キャブ不調。
水晶の湯・発動機運転会にオートエンジンがあった。チョット見は同じオートだが細部を見ると違う。
ドレンコックの形状も前期と後期では違う。
前期型の回転マグは点火時の調整が外部でできる方式、これって、T360の初期型と同じ。
私のオートは後期型(22522番)なのでマグの頭は樹脂製。
かなり違う、外部から調整できない。
タンクに付いているシールも初期型はホッパーについてる。後期は燃料ゲージ裏に。
聞いたら、オートエンジンAN型にも前期・中期・後期の3種類、さらに初期型には灰色でなく緑色もあるらしい。
生産途中で改良されると、一度に変更でなく
余ってる部品は使う、なので新旧の部品で出来上がる。
初期型は余ってた緑ペンキで塗り、その後灰色になった。
昔はマイナー変更ごとに古い部品を捨てたりしない、
T360も同じ理由で種類が多い。
BN(実はノダ)の回転マグは後期型ANと同じ。カバーが付いてるのもある、後期型は防水が良くなり
ついていないかも?
BNはエアーフィルターが付き排気管も違う、ANの排気管は凝った造り、BNフライホイールは片輪。
初期型AN、アクセルツマミは金属製。
後期型は緑の樹脂製。
タペットカバーはついてるが外してある、真ん中が留め具のネジ。
前期だとカバー無し、ヘッドをよく見るとカバーが当たってるような傷も見える、どこまでカバー無しか不明。
前期にカバーを取り付けるネジ無し。
前期型AN最大の特徴は燃料タンク。
ゲージが後ろ側に内蔵されてる、カバーは真鍮。
燃料タンクは右側、ガラス製フイルターに左オイルタンク、両方に真鍮コックがある。
後期型のコックは燃料とオイルで一か所のコック。
アルミとアクリル樹脂カップ、今どきの燃料コック。
オートエンジンは排気音が良い。
今まで聞いた中ではトップクラスの音色。
なかなか侮れない石油発動機であるが、
石油発動機とはマイナスネジに1900年以前に発明された
ベークライト樹脂しか認められない。
オートエンジンはプラスねじが使われているので
著しく美観を損ねる。
大野市の運転会でオートエンジンを回したら、
昔、耕運機に載ってるのを見たことあると
何回か見学者から聞いた。
AN型は小型軽量なので耕運機搭載は少ないそうだ、
たぶん灰色の発動機だと同じに見えてしまうのだろう。
灰色オートエンジンの型式や部品に興味ある
御仁は全国で多くて20名ぐらい。
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