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「始めたら、後戻りできない。 毎日一定時間、勉強を教えなければいけない。 それでも、やる覚悟があるんだな。」ホームスクールを決めた時、主人がこう言いました。主人は、仕事があるので、ゆっぴーの勉強をみてやることはできません。家庭で勉強をみるのは、私の責任になってきます。でも、毎日一定時間、時間を割くことは、それほど難しいことだとは思いませんでした。というのは、学校に通っていたときも、ゆっぴーは問題を解くペースが遅いので、学校でやりきれなかった分を持って帰ってきていたからです。学校は、朝7時半から、12時半まで。帰宅して、昼ごはんを食べ終わった2時ごろから、学校でやり残した分と、宿題を終えると、5時ー6時までかかりました。勉強するペースの早いお姉ちゃんのかりんは、宿題も学校の休み時間にやってきてしまうくらいで、殆ど家で見てやる必要はありませんでした。それなら、お姉ちゃんが学校にいる間に、ゆっぴーを見てやるだけでも充分ではないかと思ったのでした。ゆっぴーは、ホームスクール部のある学校機関を通して、ホームスクールをしながら2年生に在籍することになりました。ところが、ホームスクールは、はじめのうち、そんなに簡単ではありませんでした。まず、指定されている教材がゆっぴーに合わなかったのです。指定教材のうち、英語、算数、理科、聖書の4科目はワークブックでした。ゆっぴーは、読むのが苦手というだけではなく、1ページに、たくさん文字が書いてあると、それだけで拒否反応で嫌がるのです。そこで、必要なところだけしか見えないように、紙で隠してやり、少しずつ進めるようにしました。自分で読むこともままならないので、殆どは私が読み上げてやり、ところどころ本人に読ませました。それらは、まだ工夫すればなんとかなりましたが、ワークブックの構成を、ゆっぴーが嫌がったのです。ゆっぴーは、一つのことを始めるエンジンがかかるまでに、時間がかかります。でも、一度始めると、集中しつづけることができるのです。その代わり、切り替えが難しいのです。幼稚園の時、一つのおもちゃにこだわったのと、同じで、気持ちの切り替えがなかなかできないのです。そのワークブックは、最初の問題が足し算、次の問題は、図形、その次に掛け算、次が筆算、というように、ランダムに問題が出てきて、まんべんなく復習しながら次へ進めるようになっています。この方式は、10-15分くらいしか集中力が続かず、変化をもたせることが必要なお子さんには良いだろうなぁと思うのですが、ゆっぴーには、なにがなんだかわからなくなってしまう、という難点がありました。切り替えができなくなってしまうため、昨日までできていたことが、できなくなってしまうのです。大体、1教科あたり1日に4ページから5ページやらないと、1年間で全冊終われないのですが、ゆっぴーには2ページ~3ページが限界でした。なにしろ、問題の内容が変わるたびに、混乱したり、泣いたりするのですから、実際に勉強している時間より、泣いている時間の方が、長かったかもしれません。次に、ゆっぴーは、母親である私が、間違いを指摘することをとても嫌がりました。間違っても構わない。間違えたら、そこから学ぶことができるからと言っても、なかなか変わりません。そこで、手の平に乗るくらいの、小さなクマのぬいぐるみをテディ先生と名づけて、間違いはテディ先生に指摘してもらうことにしました。ゆっぴーは、この方法をとても気に入って、そのうちに、他のおもちゃも出してきて、勉強机には、たくさんの先生が並ぶことになりました。社会科やフィリピン語は、地元の教科書が指定教材になっていたので、これは学びながら、絵を描いたり、いろいろ工作したりして、楽しく学んでいました。しかし、学校が始まって、6ヶ月経っても、まだ3ヶ月分のカリキュラムをやっと終えたという状態でした。そして、限界が来ました。ゆっぴーが、「もうワークブックは絶対やらない」と宣言してしまったのです。
2006年10月31日
ゆっぴーがディスレクシアがあるのではないかと思った私は、児童発達医に診てもらうことにしました。出された診断は、軽度ディスレクシアと、軽度ADHDの疑い。診断が出たとき、実は、ほっとしました。レッテルが貼られて、ほっとするというのは、おかしいかもしれませんが、まず名前がついたことにほっとしました。それに、「この子がこういう風になったのは、私のせいではなかったのだ」という気持ちもありました。医師は、「ゆっぴー君は、自分が間違えると、間違えたということがすぐにわかります。だから、間違えてしまった自分に苛立ちを感じて焦ってしまって、その次の問題も間違えてしまう。だから、一つ間違えると、その後も、できるはずの簡単なものでも、次々と間違えてしまうようです。」と言われました。すぐに療育セラピーを受けさせて、読み書きができるようになれば、学校でも困らなくなるのではないかと思いましたが、主人は嫌がりました。「療育で、この子の個性がつぶされることだって、あるかもしれない。無理に読み書きができるようにすることが、良いかどうかわからない。」というのが、主人の主張でした。一年間放っておいたホームスクールについての本を、また取り出して、読んでみました。ホームスクールの先駆者、ムーア博士夫妻の著書でした。すると、前には気づかなかったディスレクシアのことも、そこに書いてありました。「子どもが就学年齢になっても、読み始めなかったからといって、心配する必要は何もない。環境さえ整っていれば、子どもは必ず読み始める。10歳で読み始める子もいれば、14歳で読み始める子もいる。」というようなことが、書いてありました。本当に、読めるようになるのだろうか、それにしても14歳(!)まで待たなければいけないとしたら、なんて長い間待たなければならないんだろう、と思いました。それに、14歳まで待っても、それでも読めるようにならなかったら?さて、そんな時、発達医から、LDについてのセミナーがあり、アメリカの専門家が来るから、出席してみないか、というお誘いを受けました。そのセミナーの中で、こんなことを聞きました。「ディスレクシア(読み書き障害)やディスグラフィア(字がきれいに書けない障害)の原因は、まだはっきりとわかっていないし、遺伝的要素もあるようだが、脳がまだ発達段階にあるうちに、文字を覚えさせたり、書かせたりすることによって起こる可能性があるという見方が強まっている」と言うのです。参加者の中から大きなざわめきが起こり、質問が寄せられました。「その、まだ文字を教えてはいけない年齢というのは、何歳ごろのことを指しているのですか。フィリピンでは、字は4歳ごろから幼稚園で教えられ、5歳では、大文字、小文字が書け、3文字の言葉が読み書きでき、6歳では、文章の読み書きができないと読み書きの遅れがあると、考えられているが。」という、ある学校の先生からの質問には「それは、どう考えても、早すぎます。自分でそのくらいの年齢で読み出す子は、それでもいいが、教えるのは、早くても、7-8歳が理想的ということがわかってきている。」と言うのです。なるほど、フィリピンの中流家庭の子どもにディスレクシアが多い理由が、わかった気がしました。さらに、具体的にはどのような対策があるのかということについては、「まずは、その子の置かれている状況を理解することが先。そして、二次障害を防ぐことが大切。」と言われました。二次障害というのは、LDや、ADHDがある場合、それが理由で、自分はダメだと思い込んでしまうことで、そうなってしまうと、周りに対して、反抗的な態度をとったり、あきらめて、勉強に取り組むこと自体をやめてしまうことです。教室で、一人黙々と、紙飛行機を折り、何かを書くときは、クラスメートから隠すようにしているというゆっぴーの姿が脳裏に浮かびました。ゆっぴーは、まさに、この二次障害になりかけていると思いました。また、専門家の方は、「以前は自分はホームスクールに対して懐疑的だった。けれども、学校でLD、ディスレクシアの疑いが持たれ、紹介されてくる(アメリカの)子どもたちが、ホームスクールになり、家庭で、肯定的な雰囲気の中で、自分のペースで学んでいるうちに障害が改善され、療育が不要になる例を多く見てきて、ホームスクールは効果的だという確信を持つに至った」と言われたのです。この言葉が、ゆっぴーをホームスクールで育てよう、と決める決定打となりました。もちろん、ホームスクールが万能薬というわけではありませんし、誰もができることではありません。ゆっぴーに合ったように教えられるという自信もありません。でも、とにかく、ゆっぴーが落ち込みかけている二次障害を防ぐには、ホームスクールが一番ではないかと思ったのです。(続きます)
2006年10月30日
ゆっぴーは、小さいころから、ちょっとユニークな子でした。幼稚園では、好きなおもちゃで遊び、一定の時間になると、他のおもちゃに移ったり、今度は座って先生の話を聞いたりします。でも、3歳で、幼稚園に入った当時、ゆっぴーは、こだわりが強くて、一つのおもちゃで遊び始めると、ずっとそれで遊んでいたくて、よく泣いていたそうです。先生のお話や読み聞かせが始まると、一人うろうろと立ち上がり、お気に入りのおもちゃの所へ歩いていくこともありました。5歳のころ、えんぴつ、けしごむ、えんぴつ、けしごむ、のパターンを書いたりする時には、「えんぴつが、みんな同じ向きではつまらないから」とえんぴつを立てたり、横にしたりして書く子でした。でも、まさか、この子をホームスクールで育てることになるとは。まったく当時は、そんなこと思ってもみませんでした。ある日、美容院で手に取った雑誌に、ホームスクールを実践している家庭のことが書いてありました。ホームスクールは、アメリカなどでは盛んだと聞いていましたが、自分ではとてもできないだろうと思っていました。「でも・・・もしかしたら、ゆっぴーのようなユニークな子には、画一的な学校教育より、ホームスクールの方が合っているかもしれない。」雑誌に載っていたホームスクールをサポートしている学校機関の番号を控えておくことにしました。当時、ゆっぴーの小学校への入試が迫っていた時期でした。ゆっぴーとかりんの通っていた幼稚園は、ピアジェの発達段階理論に基づいて教育していることで知られています。音楽教育や、情操教育も重視され、小学校でも、教科を超えた総合的に教育が行われています。幼稚園も、小学校も、1クラスが20人以内の少人数制。でも、幼稚園から小学校へ上がるときに入試があるのです。ゆっぴーは、少し言葉の面での遅れがあったので、まず、その入試に受かるかどうか、ちょっと心配でした。たとえ、入試に受かったとしても、その後、小学校でついていけるかどうか。入試に受からなかった時のことも考えて、別の学校も見に行きましたが、通学できる範囲内で、ここだ、と納得できるところはありませんでした。そこで、雑誌で見た学校機関に、連絡を取り、ホームスクールで教えている親たちのためのセミナーを見学させてもらうことにしました。また、教会の掲示板に貼ってあったホームスクールのセミナーにも出席してみることにしました。そこでは、様々な教材を見せていただき、ホームスクールの良い点について、教えてもらうことができました。もしもゆっぴーが合格しなかったら、その時は、ホームスクールで育てよう、そう思うようになりました。それが、私とホームスクールの出会いでした。入試の日がきて、数週間が経ち、通知が届きました。ゆっぴーは、合格していました。合格したのだから、それはそれで嬉しかったのですが、なんとなく不安が頭をよぎります。当時は、すでに、かりんがその小学校に入っていましたから、1年生になると、急に難しい勉強をすることになるのは、わかっていたからです。そこで、教頭先生にお話に行きました。この教頭先生は、ゆっぴーが3歳だったときの担任です。「合格したようですけど、ほんとうに小学校に入って、やっていけるでしょうか。」先生はこう言われました。「6歳児知能テストを幼稚園でやりましたよね。その結果を確認してみると、入試の結果と対応していることがわかりますよ。ゆっぴー君の知能テストの結果、覚えてらっしゃいますか。」知能テストは、言葉の面だけ遅れがあったものの、その他のテストは良かったのを覚えていました。「それなら、大丈夫じゃないでしょうか。7歳になって、急に成長する子もいますから。」教頭先生はそう言われました。たくさんの子どもたちを見てこられた教頭先生の言葉なので、それなら、ゆっぴーも大丈夫かもしれない、そう思いました。ゆっぴーは、晴れて小学校1年生になりました。ところが、小学校では、大変な苦労が待っていました。まず、最初の週から、January, February, March...と、月の名前を覚えていかなければなりませんでした。幼稚園では、スペルミスは、当然通る発達段階ということで、容認されていましたが、小学校に入ったとたん、スペルの間違いはXにされました。月の名前の次は、曜日の名前(Sunday, Monday, Tuesday...)。ゆっぴーは、月の名前も、曜日の名前も、その順番がまず覚えられませんでした。スペルなんて、もってのほかです。まだ、3文字の言葉(cat, dogなど)が、やっと書ける程度のゆっぴーに、Januaryのスペルなんて、とても覚えられません。英語のほかに、フィリピン語でも、月の名前と曜日の名前を覚えなければなりませんでした。そして、大量の黒板の板書。授業の内容もそうですが、宿題の内容もノートに書き写さなければなりません。ゆっぴーは、ノートに板書を書き写すことが苦手で、字が滝のように、左上から右下へと、流れているノートを持って帰ってきました。ゆっくり書けば、きれいに書けるけれど、時間内に書かなければ、消されてしまう。時間内に書こうとすれば、自分でもまったく読めないような字になってしまうのでした。毎日これでは、宿題さえわかりません。学校から帰ってくると、すぐ、ゆっぴーのノートをチェック。宿題が書き写せていないときは、学校へ電話して、先生に宿題を聞く日々が続きました。担任の先生に話しを伺うと、ゆっぴーは授業の内容はよく聞いているので、わかっているそうです。テストも、他の子はペーパーテストでも、ゆっぴーだけは口頭テストにしてくださっているといいます。席も一番前にしてくださって、書くものがある時は、ほとんど先生がつきっきりでやっていると。板書ができないので、同じクラスの子をパートナーにして、時間内に書けなかったときは、見せてもらうようにしてもらえないかと、先生にお願いしたら、最近もうそれを始めましたよと言われました。ところが、それが裏目に出たようです。ある日、学校へ迎えに行くと、先生にこう言われました。「最近、ゆっぴー君の様子がおかしいです。家では、変わったことがないですか?何かストレスとか、環境が変わったとか・・・。」家では、全然変わったことがなかったので、驚きました。ゆっぴーは、学校では、ずっと怒ったような様子をしていて友達が消しゴムを取ったくらいで、すぐ怒る。授業中も、ずっと一人で紙飛行機を作っていると。飛ばしたりはしないけれど、ひたすら、紙飛行機を作っているのだと。ゆっぴーに聞いてみたら、休み時間に、友達に遊びに入れてもらえないのだと言っていました。ノートを貸してくれる子が、率先して、ゆっぴーはおかしい。他の子にできることが、ゆっぴーにはできない。遊びも、同じものはできないだろう、と仲間に入れてくれないのだと言います。先生とそのことを話してみたら、学校でそんな様子は見かけたことがないと言われました。注意して見てみます、と先生は言われましたが、だんだんと、家庭でも、ゆっぴーの態度が反抗的になってきました。そのころ、ディスレクシア(読字障害、読み書き障害)について読む機会がありました。知能は普通か、それ以上だが、読み書きが苦手。7歳以上になっても、鏡文字が多い。スペリングが苦手。月や曜日の名前、物の順番が覚えられない。右と左の方向を間違えることが多い。ゆっぴーにあてはまることが多くありました。もしかしたら、ゆっぴーは読み書き障害なのでは?なんとかしなければ、このままでは、この子はどんどん落ちこぼれていくばかりではなく、気持ちまですさんでしまっている。ゆっぴーの笑顔を取り戻さなければ。どうやったら、この子がこの子らしく、楽しく学校へ行けるようになるのだろう。そこで、知人の児童発達医に、予約を入れることにしました。(続く)
2006年10月29日
我が家のPCには、少し前から、音声読み上げソフトを入れています。インターネットやCD-ROMの記事、ワードの記事などをコピーして貼り付ければ、読みあげてくれるというソフトです。うちのPCは、XPなので、音声読み上げソフトは自動的に入っているはずだったのですが、なぜか使えないので、無料ソフトをダウンロードしてみました。日本語ソフトで無料のものは、みかけたことがありませんが、英語の物は、無料のソフトが、多数出ています。これ、実は前から欲しいと思っていたのです。目から入ってくると同時に、耳からも音声が入ってくると、理解しやすいし、楽に読めるからです。ゆっぴーのためだけではなくて、私自身が集中して読みたい物がある時など、とっても便利です。もちろん、読み上げ音声には、感情がこもっていないので、耳障りに感じることもあります。たとえば、エレベーターの階の読み上げや、駅の合成音声の案内など、なんだかとても人工的で、気持ち悪いですよね。そういう不気味さは、無くは無いのですが、カッコ内は、ふつうより低く読むとか、文の区切りや文末では、調子が落ちるとか、なかなかうまくできていると思います。ディスレクシア(読字障害)など、読みに不便を感じる人にも、私たちのように、外国語である英語を集中して読みたい場合にも、もちろん視覚に不便のある方や高齢者にも、とても便利です。子どもと一緒に、長い文をPCで読む場合にも、重宝しています。日本語のソフトも、英語のものと同じように無料のものがたくさん開発され、需要にあわせて有料でグレード・アップしていけると、良いのになぁと思います。ついでに、手持ちスキャナーなどで、本や雑誌、新聞などから読み込みながら、読み上げる機械などができると、便利でしょうね。技術的には、可能なはずですから、老眼鏡の隣に、手持ちスキャナー読み上げ機が売られるようになる日も、遠くはないかもしれませんね。さて、前置きが長くなりました。この我が家の読み上げソフト、女性の音声が2種類、男性の音声が2種類ついてきて、それぞれ、顔の絵が付いています。導入したその日に、子どもたちは、この顔をクリックしはじめました。子どもの頭って、ほんとに柔らかくて、なんでもクリックしてみようと思うのですネ。そうすると、「痛い。あなたは、もう顔を○回、クリックしました。クリックされるのは、嫌なのです。どうか、クリックしないでください。」みたいなことを、音声が言うのですよ。作る側も、楽しんで作っているのでしょうね。私などは、顔をクリックすることも思いつかなかったし、まさか、顔をクリックするとしゃべる仕掛けが隠されているなんて、思いもしなかったですけどね。そのうち、子どもたちは、36595472910みたいな、ランダムな数字を入力させて読ませてみたり、早口言葉を読ませてみたり、2222222とかchchchchとかランダムな文字とか、いろいろ入力させて、どんな風に音声が読み上げるかいろいろ試しています。子どもって、おもしろいですね~。さて、遅ればせながら、本日になって主人も、このソフトを開けてみたようです。すると、主人・・・なんと、ランダムな数字を入力したり、ランダムな文字を入力したりして、読ませてみているではありませんか。もしかして、彼の頭って、子どものように、やわらか~だったようです。ゆっぴーがそれを見て、「パパ、母音を全部抜いて、子音ばっかり入力すると、いいよ。」なんて、声をかけています。おかしな親子です。思考回路が、そっくりです。ゆっぴーの好奇心は、この父親からの遺伝だったんだなぁ・・・。*************************英語の音声読み上げソフト"Read Please 2003"(無料版)は、Read Pleaseからダウンロードできます。
2006年10月28日

最近、行事が目白押しで、そのことばかり書いているので勉強はしてないのかと思われそうですが、ほんとにしてな~い冗談ですまないのですが、なんとか、一日1~2教科くらいやっています。今学期、ゆっぴーは、フィリピンの地理を勉強しています。フィリピンは、16の地方に分かれていて、各地方に4-5つの州があるので、覚えるのが大変。今学期は、8つの地方を勉強しました。白地図を作って(売ってないので)そこに主な都市、大事な地名などを書き込み、表を作って、主な見どころや、産業、農作物などを書き込んでいったのですが、8つもやると、はっきり言って、頭の中はごちゃごちゃになってます。覚えろ~!と言って覚えるような子ではないですので、一番行ってみたいところを選んで、「もし第○地方へ行ったら・・・」という小冊子を作らせることにしました。「ん~~~」自分で作った資料と、地図を前に、固まっているゆっぴー。そのうちに、こう言いました。「もし、お母さんがどこか行くんだったら、どこへ行きたい?」根が素直な私は(?)、「そうね~、ボホール島へ行きたいなぁ。ターシェーが見たいし、チョコレートヒルも見たいし。」ターシェーとは、アイアイをずっと小さくしたような指に留まれるくらい、世界一小さいメガネザルです。絶滅危惧種なので、絶滅するまえに、一度はお目にかかりたい!チョコレートヒルというのは、チョコレートをたくさん並べたような不思議な地形のところ。(グーグルアースで、見てみてくださいね~)そしたら、ゆっぴーは。「ぼくも、ボホールに行きたいな。ボホールって、何地方だったっけ?」さては、自分で考えるのが嫌になって、私におまかせしたのね。「さあ、どこだっけ。自分で調べてみてね。」そのうち、しこしこと何かを作り始めたゆっぴー。色鉛筆で色を塗って、かわいらしい冊子ができました。 最初のページ。 開くと、こんな感じ。"I would want to go to Bohol to see Tarsier."「ターシェーを見にボホールへ行きたいです」と書いてあります。(ほんとは、I would like to か I want toでいいのですが。)その下は、"and Chocolate hills."と書いてあります。さらに開くと・・・ こうなっています。左のページは、西ネグロスへ行って、ドルフィン・ウォッチングへ行きたい、セブ島でマゼラン・クロス(マゼラン記念碑)を見たい。右のページは、第7地方の産物などが書いてあって、地図が書いてあります。さて、その翌日の金曜日。また別の地方の冊子を作ることにしました。「ゆっぴーの行きたいところを選んでね。」「ん~~~。お母さんだったら、どこに行きたい?」そこで、「そうねぇ。まだ行きたいところ、いっぱいあるよ。ビコール州へ行って、ジンベイザメといっしょに、泳ぎたいなぁ。マヨン火山(完全な円錐形と言われていて、今、小規模噴火中)も見たいしねぇ。あ、でも、まって。それは、お母さんの行きたいところで、ゆっぴーの行きたいところは、自分で、考えてねっ!」さて、しばらくすると、冊子を作り始めたゆっぴー。思ったとおり、ビコール地方の冊子を作っていました。自分で、考えてほしかったんだけどなぁ・・・もう、次回は、なにもヒントを出さないぞ!でも、冊子は、なかなか工夫して作ってあったので、とりあえず目的は達成されたかなぁ。 全部、開いたところ。左上が、マヨン火山の横からと、噴火で埋もれたカグサワ遺跡。その下の絵は、火山を上から見たところ。(グーグルアースで見て、確認して描いた)左の一番下は、マスバテ島の、白い砂浜。右の一番下が、ジンベイサメと一緒に泳いでいる絵になってます。ジンベエザメの上の絵は、カタンドゥアネス州での、洞窟探検の絵です。ほんとに行けたら、楽しいでしょうね。だって、大阪の海遊館にいるような、大きなジンベエザメと生で並んで、泳げるんですよ~。ぜったい行ってみたいのですが、車で20時間近くかかるところなので、パパが渋っています。ゆっぴーに作らせてみてちょっと、上達したなぁと思ったのは、スペル・ミスが減ったこと。「~って、どういうスペルだったっけ?」という質問は、1度しかしないで書いたのに、スペルミスが少なかったです。少しずつだけど、成長してる~♪と実感しましたよ。
2006年10月27日

先日から練習していた踊りを披露する日がやってきました。山岳地方にある、ボランティア診療所の資金集め・・と聞いていたのですが、そうではなくて、その診療所の50周年記念でした。その地方には、現在でもほとんど病院がないのです。その地域の人たちは、まじないとか薬草で、祈祷師のような人が治療する場合が多いのですが、やはり、それでは効かない場合、その診療所が最後の頼みの綱になるのです。会場には、50年前に診療所を始められたアメリカ人の医師の奥様も出席されていました。ご主人のお医者様は、もう亡くなられて、奥様も、80代くらいの方。60年周年には、もう出席できないだろうとおっしゃっていました。彼らが帰国後、フィリピン人の医師が引き継ぎ、診療所が続けられてきました。マニラなら、近くで買い物もできるし、何にしても便利です。なので、マニラで医師になる勉強をした人は、マニラでそのまま留まってしまったり、外国へ働きに行ってしまうことが多い中、山岳地方の診療所で、年中無休で、時間も問わず続けておられるお医者様の苦労と決意がしのばれました。その後、先日書いたAさんのご主人Bさんが、山岳地方の衣装で登場しました。 Bさんのおじいさんは、山岳地方の出身で、Bさんご一家も、みなさん、現地語の名前を持っているそうですよ。マニラ出身の司会者さんが、その名前が発音できなくて会場が大爆笑になりました。Bさんは、ドイツで声楽を学んだ方で、今は某合唱団の指導と指揮をしています。朗々とした美声で、山岳地方の歌を紹介してくださいました。山岳地方と一言で言っても、カリンガ族、イゴロット族、イフガオ族など、さまざまで、織物の色と柄によって、わかる人はわかるそうですが、私は、まだ全然わかりません。そうしているうちに、子どもたちの踊りの時間になりました。今回は、子どもたちも山岳地方の衣装で登場。 ゆっぴーは、はじめ「ふんどしなんかつけたくない」なんてごねていたのですが、他の子どもたちもつけているのを見て、けっこう格好いいじゃん、と思ったのか、自分がつけてもらうときには、素直につけてもらって、嬉しそうにしていましたよ。ちなみに「お母さんたちも、なにか山岳地方の物を身に着けてきてね」とAさんに言われたので、私も、山岳地方の布をジーンズの上から巻いて行きましたよ。 会場には、ゆっぴーが幼稚園の時3歳児クラスで教わった先生でかりんやゆっぴーが通っていた学校の教頭先生も来られていて、「ゆっぴー君、おおきくなりましたね~」と言ってくださいました。子どもたちの踊りが終わり、子どもたちがゲストの方たちにおみやげの「イフガオのお米」を配りました。子どもたちは、会が終わった後も、会場の外を走り回って、なかなか着替えようとしませんでした。こういう発表を通して、新しいお友達もできるし、私自身も、新しい友達ができたのが嬉しかったです。そして、昔からの知人との再会も。子どもたちは、まだ、あと一回、踊る機会が残っています。次は、今度の日曜日。教会の子ども集会で、踊ることになっています。それが終わったら・・・次は期末テスト・・・。テスト作りと、採点、成績付けが待ってます。がんばるぞ~。
2006年10月26日
今朝は、早起きして、子どもたちを連れて、町のスポーツセンターへ行って来ました。昨年、犬の散歩の途中で、足を捻挫してから、もう1年以上経ちます。まだ足首がちょっと痛いので、これまで歩くだけにしていたのですが、ちょっとだけジョギングにも挑戦してみました。さすがに、犬の散歩だけが運動だった私は、息が切れましたが、気持ちよかったです。足首の方は、走り始めは痛かったのですが、2周目になると、痛くなくなってくるようなので、これなら、ちょっとずつなら、走っても大丈夫かもしれないと思いましたよ。かりんは、バレエのレッスンで爪先にマメができていたので、歩くだけ。ゆっぴーは、はじめはパパといっしょにジョギングしていましたが、そのうち弾丸のようにダッシュでレース・トラックを走りはじめ・・・全部で8周したと言っていました。午後からは、子どもたちの踊りのリハーサルがありました。今度の木曜日に、また先週と同じ踊りをすることになっているのです。今回は、フィリピンの山岳地方にあるボランティア診療所の資金集めのための会の会場。今日は、会場でのリハーサルでした。高級住宅地の中の、クラブハウス。どれもこれもクラブハウスかと思うくらい、大きな家ばかりが立ち並ぶ中を、タクシーで迷いながら、なんとか到着。クラブハウスにはパーティー会場などに使える、大きなホールがあって、その横に、これまた広ーいテラスがついています。テラスからは、2面のテニスコートやプールが眺められます。ゆっぴーは、到着すると、先に着いていた子どもたちと、広いテラスを走り回りはじめました。そのうち、ホールで逆立ちをしてもいいかと聞くので、(聞いただけ、えらい?)「だめ~。こんな床が大理石のところで逆立ちして、事故したら、病院に連れて行くのが大変。今日は、車もないし、救急車呼ぶのも大変だし、そういうことは、家でやって。」と大げさに言ったら、逆立ちはやめました。が、しばらくすると、テラスの柵の向こう側に、シャツを着たサルが何匹か現れました・・・!と思ったらゆっぴーと、もう一人の男の子だったのです。高さ3mくらいあるテラスの柵ですよ~。さすがに危ないと思ったのか、すぐにテラスの中に入ってきたので、ほっとしました。男の子なので、「わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい」とはいえ、あまり危ないことは、やめてほしいなぁと思いましたよ。さて、練習が始まりました。前回と同じく、ゆっぴーは、ネイティブの打楽器の係り。あんまり精魂込めて、強く打ちすぎるので、木のバチが真っ二つに折れてしまいました!モグラたたきじゃないんだから、そんなにガンガン打たなくっても~。そういえば、日曜日に私がみんなとはぐれている間、ゆっぴーは、喫茶店の隣のゲームセンターで、コンピューターもぐら叩きをやってたらしいのですが、そのときも、ガンガン熱いれて叩いていたおかげで、手にマメを作ってしまいました。たとえゲーム機が、後から壊れてしまっても、不思議はありません。ともかく、練習の後も、階段の手すりを登ろうとしたり、珍しくやんちゃ怪獣だったゆっぴーでした。もしかして、ジョギングすると、ハイになるのかしら・・・?
2006年10月24日
朝から、おかしな一日でした。携帯電話を充電しようとすると、「充電完了」の表示が出て、充電ができません。しかたないので、電池切れになることを承知で出かけました。今日は日曜日ですから、ここなつ家は教会へ。教会が終わって、近くのデパートへ向かいました。今日も、男性陣(夫リチャード君とゆっぴー)と女性陣(私とかりんとニニちゃん)に分かれて、お買い物です。いつもなら、後で携帯電話で連絡取り合って、待ち合わせするのですが、この時、すでに私の携帯、電池切れになってましたので、「じゃあ、最悪のばあい、連絡取れなかったら喫茶店Aで。」と夫。婦人服売り場を回っているうちに、ニニちゃんは、薬局で買いたいものがあると言います。「じゃあ、この服屋さんで、待ってるから」と送り出し・・・携帯電話のない、私とかりんが残りました。ところが、いつまで経っても、ニニちゃんが戻ってきません。(実は、戻ってきたのですが、行き違いになったらしい。)そのうち、かりんが「もう疲れたから、座りたい。」と言い出しました。ニニちゃんは、携帯電話があるので、リチャード君とも連絡が取れるでしょうから、かりんと喫茶店Aへ向かいました。かりんは、オートミール・チョコレート・ケーキとアイスティーを注文。私は、紅茶で一休みです。ところが・・・いつまで経っても、夫たちも、ニニちゃんもやってきません。もしかしたら、まだ紳士服売り場にいるのかもしれないと、かりんと私は、また紳士服の売り場を歩き回り・・・もしかしたら、婦人服売り場で、私たちを探しているかもと、婦人服売り場を歩き回り・・・そうこうしているうちに、ついに、5時を回ってしまいました。もしかしたら、疲れたパパは、先に駐車場に戻って、車で寝ている可能性も・・・?と、駐車場へ向かう途中、一緒に帰宅する予定だった知人に、ばったり会いました。ああ、よかった~!知人いわく、まだリチャード君は、デパートにいるよ・・・喫茶店Bにいるって・・・え~!喫茶店Bですって~?Aって言ってたのに?!ともかく、疲労困憊しましたが、なんとかめぐり合うことができました。夫が言うには・・・「じゃあ、最悪のばあい、連絡取れなかったら喫茶店Aで。」と言った後、ゆっぴーが「喫茶店Bでね~」と言ったそうなのです。だから、喫茶店Bで待っていたと。そんなの、聞いてな~い!ここで、私、今更ながら、大切なことを学びました。(1)携帯電話みたいな文明の利器を頼りすぎてると、緊急時に困る。 普段から、頼り過ぎないこと。(2)待ち合わせ場所は、最初から、きちんと決めて、 双方が理解したことを確認しておくこと。なーんて、あたりまえのことなんですけどね、こういうことでもないと、実感がなかったのですね、今まで。さて、帰宅して、急いで夕食の支度です。もう6時を回っていますから、頑張って用意しないと。たぶん、疲労困憊して、顔がこわばっていたのでしょう、かりんが「お母さん、にっこり、にっこり笑って。」と言ってくれます。「大丈夫よ。お母さん強いから、すぐ元気になるから、心配しないでね。」そう言って、ご飯を作りました。ご飯を食べ始めたら、不思議なことに、いきなり、目の前からもやが消え去るように、すーっと気分が良くなったのです。もしかすると、私、低血糖だったのかもしれません。サンドイッチとサラダで、軽くお昼を済ませた後、ほとんど何も口にしないで、何時間も歩き回っていたからですね。ここで、もう一つ、大事なことを忘れてたことに気づきました。とにかく疲れてるときは、何か食べて、座って一息ついてから。あんまり、頑張りすぎても、良くないですよね~。朝、充電できなかった携帯電話も、もう一度トライしてみると、ちゃんと充電できています。おかしいですね~。さて、夕食後、用事で、夫は出かけ、私は、子どもたちに本を読む約束をしました。ところが、今度は、1章も読み終わらないうちに、強烈な眠気が襲ってきました。「5分だけ、寝かせて~」と言って、うたたねしはじめたら・・・・「お母さん!もう5分経ったよ!5分って、言ったじゃないか!」と、ゆっぴーに、起こされました。かりんが、「コーヒー入れてあげようか?お母さん、飲みたい?」と言って、エスプレッソ・コーヒーを入れてくれました。優しい娘じゃ・・・コーヒーを飲んだら、目が覚めました。らんらん・・・それで、たくさん読み聞かせができました。それに、今まで飲んだどんなコーヒーよりも、一番おいしいコーヒーでしたよ。「おいしい!スタバのコーヒーよりも、ずっとおいしい!」と言ったら、「お母さん、それスタバの豆なんだけど・・」とかりん。「そうだけど~、スタバで淹れてもらうコーヒーより、ずっとおいしい。世界一、おいしい、という意味よ!」と私。それは良いのですが、目がさえて、寝られなくなってしまったので、こんな時間にブログ書きしています。もう寝ないと・・・ふぁ~。それでは、おやすみなさい。
2006年10月22日

昨日、国連の日の行事から帰ってきて、お疲れさまのゆっぴー。何を思ったか「僕って、なんで何をやっても勝てないんだろう・・・?」とため息をついています。「そう?このあいだ、かけっこした時、ゆっぴーが一番早かったじゃない。」「そういうことじゃ、ないんだよ。」とゆっぴー。「そうか~、じゃあ、なぁに?」と聞きますが、「僕は、何をやっても勝てないんだよ・・・」と繰り返します。国連の日の行事は、別に何かの競争があったというわけではないので、さては、翌日のアートコンテストのことを心配しているのかな・・・?今年のはじめに、巨大イースターエッグ・コンテストに参加した時、かりんは受賞したのに、ゆっぴーは賞をもらえなかったのです。だから、そのことが頭にあるのかもしれません。ぼくは、何をやっても、お姉ちゃんには勝てない。そんな気持ちがあるのかもしれないなぁ、そんな風に思いました。「ゆっぴー、あのね~、アンリー・ルソーっていう画家、知ってる?生きてる時は有名にならなくて、全然絵が売れなかったんだけどね、亡くなってから、その絵の価値が認められたんだよ。有名な画家ってそういうこと、多いみたいだね。彼らはね、その時代の人たちには、新しすぎて、認めてもらえなかったんだね。その次の時代向けだったんだね。だからね、どんなに絵がうまくっても、今すぐ認めてもらえるとは、限らないし、賞をもらえるとは、かぎらないんだよ。」と、話をすると「へぇ~、そうなの?」と驚いたような顔をしています。「だからね、賞をもらうとか、もらわないとか、そんなことは、心配しなくてもいいの。ゆっぴーは、自分らしく、自分の絵を描けばいいんだから。」そんなことを話した翌日、ついにバイブル・クイズと、アート・コンテストがやってきました。バイブル・クイズに参加したかりんは3位。残念ながら、1位と2位しか商品の図書券はもらえませんでした。3位は同点が4人もいたのです。かりんとRちゃんが、また仲良くそこに入っていましたよ。よくやったね、とみんなで写真を撮り、お昼を食べた後、アートコンテストの会場へ。でも、かりんはバレエのレッスンがあったので、ゆっぴーは会場に残して、かりんを送っていきました。念のため、お手伝いさんのニニちゃんに、ゆっぴーと会場に残ってもらうことに。しばらくすると、ニニちゃんから、携帯メッセージが入ってきました。「絵のテーマは『聖書は、あなたにとってなぜ大事ですか。それがどのようにあなたの暮らしに生かされているか、絵で表しなさい。』だそうです。ゆっぴー、何を描いたらいいか、わからなくて、困ってます。」とのこと。あら~、それは、また難しいテーマだこと・・・。迎えに行って、ニニちゃんの撮った写真をデジカメで見ました。さすがに、受賞作品は、よく描けています。ニニちゃんが、「これが入選したと思った」と写真に撮っていた作品も、とても上手に描けていましたが、残念ながら、選外でした。これだけ、よく考えられた作品が揃っていれば、ゆっぴーが選外でも、全然おかしくありません。ともかく、ゆっぴーも、それほど落ち込んだ様子もなく、「来週の日曜日には、全部貼り出すんだよ」と言っていました。こういうことは、乗り越えていくしかないですからね。いい経験だったと思います。でも、またお姉ちゃんだけ受賞で、ゆっぴーは入選しなかったりすると、またコンプレックスになったかもしれません。どちらも受賞しなくて、とりあえずは良かったです。家に帰ってからも、お絵かきから気持ちが切り替わらないゆっぴーとかりんは、クレヨンでお絵描きに専念していましたよ。写真は、アート・コンテストの様子・・・。ゆっぴーは、フィリピンの旗の前で、頭をかかえて考え中・・・。
2006年10月21日

今日は、「国連の日」のイベントに行ってきました。朝6時半、出発の予定だったので、朝5時に起きました。おどろいたことに、いつもは起こさないと起きてこない子どもたちがさっと朝5時に一緒に起きてきましたよ。Rちゃん、Jちゃんの家族を迎えに行って、ブラカン州へ向かいます。「国連の日」のイベントということで、みなさん色とりどりの各国の民族衣装を着ています。私たちも学校に着くと、持ってきたゆかたに着替えました。Rちゃんも、日本にいる親戚が、送ってくれたゆかたを着て、まるで、かりんとは姉妹のようです。普通の通学生のみなさんの歌や踊りの後、ホームスクール生の出番になりました。マニラの南の方でホームスクールをしている子たちのグループの歌と踊りの後は、かりんたちの「つるの恩返し」の人形劇です。 8月30日の舞台より、舞台の飾りつけに、だいぶ気合が入っているでしょう?もちろん、この色使いは、かりんのお得意です。向かって左にいるのが、かりんで、かりんの隣がJちゃん、一番左のメガネの子がRちゃんです。後ろにゆっぴーの足だけ見えています。ゆかたがぐずぐずに着崩れているのが、見えますね!かりんとRちゃん、私の浴衣は、着崩れないのに、ゆっぴーのだけは、いくら直しても着崩れてしまうのです。大人用のを、おはしょりを作って着ているので、ちょっと無理があったかな?さて、人形劇が終わると、次は、民族舞踊。かりんはマロン(サロン)を使った踊りだったのですが、途中でスカート状に履いていたマロンが脱げそうになるハプニングが・・・!でも、全然慌てた様子も無く、さりげに直して踊り続けたのは、偉かった!下にはタイツを履いていたのですが、それでも、舞台の袖から見ていた私はハラハラしましたよ。 写真は、一緒に踊った子供さんたちです。中国の少数民族ノス族の衣装を着ています。Aさんのお姉さんは、ノス族の人たちと一緒に暮らしている宣教師さんなので、姪っ子さんたちへのおみやげに、民族衣装を買ってきてくださったそうです。きれいでしょう?これは晴れの日の衣装というわけではなくて、ノス族の人たちは、毎日これを着ているそうです。でも、お風呂に入ったり、手を洗ったりする習慣が無いので、病気になる人も多いそうです。Aさんのお姉さんは、こういう状況を見て、ノス族の人たちの中で住み、学校で教えながら、神様のことを伝えたい、ノス族の人たちのことも周りに伝えて行きたいと思ったのだそうです。後で、校長先生と、この学校のホームスクールの親御さんたちとのミーティングがあり、私は別の学校に登録しているので、出てないのですが校長先生が、ホームスクール生たちの発表に、とても感動して涙したと言っておられたそうです。それぞれが違う場所で学んでいる子どもたちなのに、協力しあって、発表ができたこと。内容も、道徳的であったり(つるのおんがえし?)すばらしかったとの評価でした。校長先生も、通学生の皆さんも、楽しんで見てくださったようで、よかった♪明日は、午前中は、教会の子どもバイブルクイズ、午後からはアートコンテスト(ゆっぴー)と、かりんはバレエのレッスン、といそがしい一日になりそうです。 写真は、夜、パパといっしょに頭脳パズルをしているゆっぴーです。歯ブラシを加えて、机(ミニ・ビリヤード台を兼ねている)の上に完全に乗って、座っています。お行儀悪いですネ~。面白がって、写真を撮っている私って・・?去年までは、こういう頭脳パズルは、最初から、全然取り組もうともしなかったゆっぴーですが今年になってから、面白くなりはじめたようです。かりんの本をコピーしておいて、よかった~。
2006年10月20日
今月は「国連の日」というのがありまして、あちこちの学校で、それに関連した行事が執り行われます。子どもたちは、いろいろな国の衣装を着たり、いろいろな国の旗を作ったりして、外国のことも学ぶという行事です。先日、紹介したAさんの親戚の学校でも、国連の日の催しがあるのですが、そのときに、8月30日にかりんたちがホームスクールの会で発表した人形劇をまたやってくれないかと、Aさんから依頼がありました。Aさんは、その親戚の学校でのホームスクール部のコーディネーターもしているのです。そこで、子どもたちは、人形や舞台の修理に大忙し。家の裏で、雨ざらしになっていた舞台や人形はきれいに新しい衣装や飾りをつけてもらって舞台は、前よりもずっとよくなりましたよ。そればかりやっているわけにもいかないと言って、ゆっぴーは、自分から社会とフィリピン語の課題を聞きにきました。私はまだ見てないのですが、英語と算数のワークブックもやったらしいです。ここまで来るまで長かった・・・。かりんの方は、あいかわらず、複数のことはできない性格のようで、勉強は算数だけにして、人形劇の準備に集中しています。着物を着てきてくれと言われているので、私は着物を出すついでに、古い洋服を整理しました。一緒に、整理を手伝ってくれていたお手伝いのニニちゃんが私の服をひろげて「昔は細かったんですネ~。これ、かりんちゃん、もうすぐ着られそう。」う~「昔は」ね・・・。ここ数年、太りすぎてるのは事実です。ちょっと頑張って、やせないといけませんね~。***********************夜寝る前のゆっぴーの言葉・・・。ゆ「お母さん、ぼくのこと、何パーセントくらい好き?」私「100パーセント好きよ」ゆ「じゃあ、お姉ちゃんは?」私「お姉ちゃんもゆっぴーも、2人とも100パーセント好き。」ゆ「ぼくのこと、1000%好きじゃないの?」私「じゃあ、1000%好き。」ゆ「パパのことは?」私「パパは1002%好き。」ゆ「パパの方が2%多いの?は~、ずるいよ。 ぼくのことより、パパの方が好きなんだ。」私「だって、パパは私の夫だからね。 まずは、夫婦が一番。 それから、子どもでしょ? じゃあ、ゆっぴーは、お母さんのこと、 どれくらい好き?」ゆ 「To infinity and beyond! (無限のかなたへ!*)」 *注:トイ・ストーリーの、バズの言葉かりんが横から出てきました。か 「じゃあ、私のことは?」ゆ 「Infinity and beyond!」私「じゃあ、お母さんとかりん、一緒だね~♪」ゆ「違うよ、お母さんは To infinity and beyond! おねえちゃんは、Infinity and beyond!、 お母さんの方が、2倍でしょ?かりんが、怒るのも忘れて、ぷっと吹き出しました。か「ああ、Two infinity and beyond! だから、2倍お母さんが、好きなんだ~」トゥはトゥでも、トゥ違いだったのでした。お母さんも、かりんとゆっぴーが、無限のかなたまで、大好きだよ~♪
2006年10月17日

アメリカ人は暗算ができない。できないから、たとえば6ドルの買い物で10ドルを出すと、商品を置いて「6ドル。」その上に、1ドルを積んで「7ドル、8ドル、9ドル、10ドル。」とおつりを出す・・・なんていう内容の記事を、大昔読んだことがあります。皆さんも、こんな話を聞かれたことがないでしょうか?フィリピンは、アメリカの植民地だったことがあるからでしょうか、同じように、おつりを積んで返してくれます。フィリピン人も、暗算ができないんだなぁ・・・なんて思ったら、大間違いです。これが、暗算より確実な方法だから、そうしてるだけなんですね。じつは、私も最初のころは、この積み上げ算(?)に慣れなくて、とまどったものです。「350ペソ・・・400、500、サラ~マ~ット(ありがと)!」なんてやられると、ちゃんとお釣りを返してくれたかどうか、500-350=150だから、手元に150あるからオーケー!なんて、まるで古い蛍光灯のように、1テンポ遅い反応をしていた私です。今では、もう慣れたので、積み上げてもらうだけで、大丈夫ですけどね。それと、もう一つ慣れたのは、見積もりで計算することと、頭から計算することです。760ペソ買って、1000ペソ出したらまず1000-800をすると200だから、100-60の40と足してお釣りは240。または、1000-700=300で、それでは、まだ60引いてないので、さらに300-60で240。これに慣れてくると、760に240を積んだら、1000っていうのが、瞬間的にできるようになってきます。繰り下がりも大事ですけど、繰り下がりばかり教えないで、積み上げ算と、頭からの計算を教えると算数が苦手な子も、暗算が簡単にできるようになるんじゃないかと、思います。なにを隠そう(何も隠してないけど)わたしは、算数が苦手だったのです。大学卒業した時点でも、15-8とか14-8とか、一瞬、止まって考えていましたよ。ほら、入社試験なんかで、あるじゃないですか。単純計算をやって、どれくらい早く回復するかを見るテスト。結構、正解率が低かったかもしれないです。それから・・・こちらでは、市場へ買い物に行くと、1キロ単位とか2分の1キロ単位のねだんが表示してあります。表示してないときは、「マッカ~ノ?(いくら?)」と言って聞くのです。それから、自分の必要な分だけ「8分の1キロでいいわ」とか「4分の1キロちょうだい」とか言うわけです。そうすると、秤で計ってくれて、「1キロ80ペソだけど、スキ(お得意さん)だから75ペソにまけてあげるよ」なんてまけてくれて75ペソだから、その8分の1だといくら、という風にささっと計算してくれます。え、え~75の8分の1って、瞬間的に、計算できますか?これを一瞬で計算してくれますから、すごいですよ~、市場パワーは・・・。彼らの頭の中が、いったいどうなっているのか、わたしにはまだわかりません。今度、市場のおねえちゃんに、聞いてみよっかな?そんなに早く、どうして計算できるの?って・・・。(*ちなみに「スキ(お得意さん)」というのは、日本語からの借用語だと言われていますが、ほんとのところは不明です)それで、魚屋さんなら、何種類かの魚の値段の合計、八百屋さんなら、何種類かの野菜の値段の合計、紙にずらーっと、手書きのリストをつくってくれて、一応筆算しているのですが、その計算の速いこと、正確なことと言ったら・・・。あ、でも・・・たま~に間違ってることがありますから、買った人も確認しないといけませんよ。別に、むこうはぼったくろうとか、思っているわけじゃないみたいですけどね。時々、おつりが多すぎたりも、しますから。たまに、オーナーの娘さんとか、まだ12-3歳くらいの子が、計算してくれることもありますが、なかなかしっかりしていて、この子は、ここで鍛えられて、算数が得意になるだろうなぁなどと思います。うちの子たちも、でっち奉公させてもらおうかしら・・・。それに、トマト1キロだと、どのくらいの量か、マンゴー1キロだと、何個くらいか、みかん1キロだと、何個買えるか、魚1キロだと、何匹かサトイモだと1キロで何個くらいかみんな感覚として把握してますから、すごいなぁと思います。トマトを1キロと言って、袋に入れて、はい!って渡して、秤に乗せてもらって、ほぼ合ってたりすると、嬉しくなりますよ~。一度、日本のみなさんも、やってみてくださいね。じゃがいも何個で1キロになるか・・・。*******************************きょうのゆっぴー・・・算数の問題をやっている途中で、「ぼく、うん○してくる」と言って、トイレへ行きました。そのまま1時間も経っても、帰ってこないので、大丈夫かなぁと思って、見に行きましたら・・・ マットの上に腹ばいになって、本を読んでいました。目と背骨のためには、よくないかも・・・。けっこう、字のつまった本でしょう?本をあまり読まないゆっぴーが一生懸命本を読んでいるのを見たら、写真も撮りたくなりますよね。「なんで、写真とるんだよ~」なんて、本人は口を尖らせてましたが・・・。
2006年10月16日
私の知人Aさんは、とてもクリエイティブな人で、バレエや創作ダンスの先生をしながら、2人のお子さんをホームスクールで育てています。彼女は学生時代、フィリピンの国立大学の音楽科のダンス専攻コースに入学しました。ところが、体の構造を理解するために必要な「解剖学」やその他の科目で、軒並み落第点を取ったのだそうです。単調な講義や、膨大な量の暗記に、耐えられなかったそうなのです。でも、そこで彼女は、自分がダメなのだとは考えずに自らドイツ留学を決めました。ドイツへ行った彼女は、いきなりオールAです。なぜかというと、ドイツの学校では、芸術家には芸術家に向いた教え方をしてくれるからだそうです。「もちろん、解剖学も取ったわよ。でも、教え方が全然ちがうの。ドイツではね、骨や関節の模型を、触らせてくれるの。実物大のとか、大きなのとか、いろいろ。そして、自分でも、粘土をこねて、模型を作るのよ。」芸術的な彼女には、体や手を使った、彼女に合った方法で学ぶことが必要だったのですね。ハーバード大学教授だったハワード・ガードナー氏は、人間には、「言語能力」や、数字や論理思考に関わる「論理能力」のほかにも多くの知的能力があると言っていますが、通常の学校の授業では、「言語能力」や「論理能力」が強調されることが多いため、先にあげた彼女のように、体を使う能力「活動的能力」や、空間をバランス良く使う「空間能力」などは、あまり使われず、そういう能力に優れた人は認めてもらいにくい、あるいは、学習障害と受け取られるということが起こるようです。アメリカで特殊教育の教師をしていたトーマス・アームストロング博士は、学校の教室で、ハワード・ガードナーのマルチプル・インテリジェンス(MI)理論を実践すれば、学習障害とみなされる子の数は、ぐんと減るだろうと言っています。アームストロング氏は、その著書"In Their Own Way"の中で、多くのリサーチの例をあげていますがその中には、こんなものもあげてあります。「読み書き障害(ディスレクシア)の子を持つ親は、下の子が絵が上手だったり、パズルや模型作りなどに優れていることで、(つまり上の子と共通していることで)どの子がディスレクシアかわかる」(ハーバード大の神経学者、ノーマン・ゲシュウインドの言葉)「創造性のある人とADHDとは、共通項があまりにも多いので、これは、現象として重なっているのではないかと思わされる」(ジョージア大学の心理学の教授であるボニー・クラモンドの言葉)だから、時にLDは「ギフト」(天性の才能)とも言われる場合もあるのですね。そういえば、別の知人のお子さんも、ADHDと診断されて、リタリンを服用して学校へ通っているのですが、このご両親は、どちらも芸術家で、もちろんお子さんも、とてもクリエイティブなのです。子どもが頻繁に動き回らなければならなかったり、単調な学習には集中して取り組めなかったり字や数の概念が、なかなかつかめなかったりすると、親は自分の子は大丈夫だろうかと不安になるものですが、得意な分野を伸ばしつつ、それを通して苦手なものも克服していきたいものです。学校に理解を求めてもらい、子どもに合った方法で学べるように工夫してもらうことや、どうしてもそれが無理なら、できるかぎり家庭でのサポートを通して子どもが「自分は自分なりの才能があるのだ」と思えるように育てて行きたいものですね。"In Their Own Way"は、日本では出版されていないようですが、同じ著者の"Multiple Intelligences in the Classroom"は「マルチ能力が育む子どもが生きる力」として邦訳、出版されていますので、ご紹介しておきます。
2006年10月15日
ゆっぴーは、いろいろな質問をします。ごはんを食べている時とか、車に乗っている時とか、時はさまざまですが、子どもの質問を通して、頭の中で考えていることが見えてくるので、面白いですね。本日のゆっぴーの質問は、「どうしてお金なんか、あるの?なんでもタダにすれば、いいと思わない?」「どうして、スーパーの前に、"Thank you, come again!"って書いてあるの?こっちは、要る物を買っているだけだから、ありがとうって言われる理由はないんじゃない?」「なんで、税金を払わなくっちゃいけないの?」などというものでしたよ。おかげで、なぜお金ができたのか、とか、物々交換のこととか社会主義、資本主義のお話とか、経済のお話などで、盛り上がりました。さて、土曜日は、かりんのバレエのレッスンの日です。レッスンの後、迎えに行ってみると、車のドアを開けて乗ってきたかりんが「先生に、CDを渡しといたから。」と言います。前後の脈絡無しに、いきなり言われたので、「えっ、何のCD?」と聞いてみるとハイスクールの試験の、実技のオーディションに踊りたい曲があるんですが、自分で選んでもいいですかって先生に聞いたら、いいわよって言われたので、さっそく、渡してきた、と言うのです。その曲に、先生が振り付けをしてくれるのだそうです。今まで恥ずかしがって、もじもじしていることの多かったかりんのことなので、驚きました。いきなり「CD渡してきた」と言ったのは、自分でも、そのことを一番に私に報告したい、と思ったのでしょうね。試験のことや、オーディションのことで、おろおろしているだけではなくて、行動に移すことができて、先生にも、はっきりと自分はこうしたいのだけど、ということが言えたのは、成長だなぁと思ったそんな日でした。
2006年10月14日

子どものころ、秘密基地って作りませんでしたか?我が家に、新しい冷蔵庫がやってきたので、今日のゆっぴーは、大きな大きなダンボール箱で朝から、秘密基地を作りましたよ。外から見ると、こんな感じです。中には、潜望鏡がついていて、窓から頭を出さなくても、誰が来るか見えるようになっています。私も、ご招待されて、潜望鏡をのぞいたりさせてもらったのですが・・・ちょっと、きついよ・・・・大人は、外から写真を撮るだけにしたほうが、よさそうですね。中は、こんな感じです。枕を入れたり、きのう作ったお皿を飾ったりして、なかなかいい感じに作っています。秘密基地には「郵便ポスト」がついていて、ゆっぴーが手紙をくれ、手紙をくれ、と言います。そこで、「親愛なるゆっぴー様お母さんは、ゆっぴーが大好きだよ。」と書いて送ったら・・・・・怒りの返事が来ました。「お皿と家のことは何も無いの?」って。それは、その通りですね。まことに失礼いたしました。そこで、「親愛なるゆっぴー様素晴らしいお皿と、家が完成して、おめでとうございます。よく頑張って、作りましたね。 ママより追伸:そろそろ勉強の時間です。 下へ降りてくるのを、待っていますよ。」と書いて、ポストへ手紙を入れに行きましたが、今度は、返事がありません。しばら~く経ってまた手紙を出すことにしました。「けいこく!ゆっぴー君今日は、ホームスクールお休みですか。あまりお休みが続くと、成績がさがります。家で勉強できないのだったら、次の学期から、どこかの学校へ行きますか。」ゆっぴーが、慌てて降りてきて、朝のお勉強の時間となりました。新しい冷蔵庫を買ったのは、11年間使ってきた冷蔵庫の、冷凍庫だけ温度が下がらなくなってしまったからで、修理すれば直りそうだったのですが、前から使っていたのは、日本でも一般的な解凍不要のノーフロスト型だったのです。ノーフロスト型は、電気代がけっこうかかるのです。最近、石油の値上がりで、電気代もどんどん上がっているので、電気の消費量の少ない、解凍の必要なフロスト型の冷蔵庫を購入した、というわけです。プラスチックのヘラみたいなのが付属して来て、解凍時には、これで霜を取るのですが、ゆっぴーは、新しい冷蔵庫がめずらしいのと、霜を取りたくて仕方がないので、ドアを開けては、霜を取り・・・ドアを開けては、霜を取り・・・・「ゆっぴー、何で冷蔵庫の中に霜がつくか、わかる?」「そんなこと、知ってるよ~。空気の中の水分が、水に変わって、氷になるんだよ。」「そうなんだよ~。だから、ドアを開けて、湿った空気を入れてやると、余計にたくさん霜がついちゃうんだ。だから霜を取っても、取っても、余計にたくさん霜がついちゃうよ。」「そうか~。」「それと、そのヘラは、解凍の時に使うんだけど、解凍じゃないときに無理に霜を取ると、冷蔵庫に傷がついちゃうよ。」しかし、そんなことで、ゆっぴーの興味は収まりません。しばらく別のことをしていたかと思うと、また冷蔵庫を開けたり、閉めたりしています。新しい冷蔵庫が、嬉しくってしかたがないのですね。製氷皿を取り出しては、もう氷ができたか、まだできてないか、と点検しています。「お母さん、氷はね、上からできるんだよ。それから、周りが固まってね、それから全部が氷になるんだ!」と、いろいろと大発見を報告してくれます。あまりに、何度も冷蔵庫を開け閉めするので、ついにパパが声をかけました。「そんなに開けたり閉めたりしていたら、電気代がかかるだろう!」って。まだ、あまり食料が入ってないので、食べ物が腐る心配は、無いですけどね。霜がつきすぎて、すぐに解凍をしなくてはいけなくなるかもしれません。
2006年10月13日

昨日50mを2回走ったRちゃんは、足が痛くなってしまったそうで、今日の午後からの理科はお休みになりました。Rちゃんの家は、家の前がすぐに公共の道路なので、あまり普段走り回ったりしていないのです。Rちゃんのお母さんが、「ふだん運動してないから・・(^^;)」と苦笑しておられました。我が家は、小さな住宅地の中の、行き止まりの開かずの門(?)の近くにありますから、よその車が(人も)入ってこなくて、子どもたちが充分、自転車で遊んだり、走り回ったりできるのは、この家に住んでいてよかったことだなぁ、と思います。いちおう準備体操はしたものの、急に走らせたのは、ちょっとRちゃんには、かわいそうだったかもしれないなぁ、と思いました。それはさておき、Rちゃんが来なかったので、子どもたちは自由時間が増えて、好きなことに打ち込むことができました。いつもなにかやることを考えてくるゆっぴーは、今日ははりこの皿を作ることを思いつきました。まずは、工作用ボンドを水で溶いてとろとろにします。新聞紙をちぎって、本物のお皿の上に並べて、筆で水溶きボンドをつけてくっつけていきます。ドライヤーで乾かすと、こんな感じになりました。↓ まねをして、お姉ちゃんのかりんも、ガラスのボールの上に、新聞紙を乗せはじめましたよ。 ゆっぴーのお皿が乾いたので、今度は、アクリル絵の具で色を塗りました。また、ドライヤーで乾かしています。↓表は、白い色で塗ることにしたようです。やっと、完成しました↓ 世界に一つしかない、ゆっぴーのオリジナルのお皿ができましたよ。もちろん、料理を入れたりは、できませんが、小物や、キャンデーなら、入れられそうですね。かりんの方は、2週間に取り掛かり始めた社会科ゲームの仕上げを始めました。 今、社会では、政府や三権分立のところをやっているのです。でも、教科書がつまらない~。私が読んでもつまらないものは、子どもが読んで面白いわけがありません。いろいろディスカッションはして、それは面白かったのですが、もうちょっと、何かやらないと足りないなぁ・・・と。そこで、「ゲームなんか作ったら、面白いんじゃない?」って言ったら、乗り気になったのです。質問カードなどを作ったところで、一旦疲れて、ほうりっぱなしになっていたのですが、「このゲーム、もうすぐ完成するの?完成したら、やろうね~!!やりたいな~、早く!」と言ったら、乗り気になったようで、再度とりかかったというわけです。やっと、完成に近づいたようですよ。 このゲームを作るのが、楽しかったらしくて、「今度は、ゆっぴーの社会科の、地理ゲームも作ってあげるよ」と、嬉しそうなかりんです。
2006年10月12日

はやさと速度は、違うって、ご存知でしたか?何を隠そう、私は、この年になるまで、はやさと速度が違うということを知りませんでした!はやさというのは、スピードのこと。秒速何メートルとか、時速何キロとか、ふだん使っているのが、はやさですね。速度というのは、英語ではvelocity。ある一定の方向へ向かって、ある一定の距離をどのくらいの時間をかけて物体が移動するか。これが、速度なんだそうです。方向が加わってくるのが、はやさとの違いなのですね。なんで、いきなり、こんな話が出てくるかというと、これが、フィリピンでは6年生の理科で出てくるのです。わがやはホームスクールですから、これを私が教えなくちゃいけない。ベクトルとか、スカラーとか、ニュートンの三つの法則とか、教科書に出てくるのですが、私が習ったことが無いことが、出てきます。だって、ベクトルは高校の数学でやりましたが、文系だったので、物理はあまりやってないのです。担任が、化学の先生だったので、化学はしっかりやりましたけどね。スカラーって何?ニュートンの三つの法則?えー、わかんな~い!気を取り直して、アメリカから取り寄せたCD-ROM教材をじっくり読んで、まずは私が勉強です。ちなみに、アメリカでは、8年生(中学2年生)でやる内容です。フィリピンは、中学、高校合わせて、4年間ですから、日本やアメリカより2年短い。その間に全部を網羅するため、小学5-6年生で、日本なら中学程度の内容が教授内容になっているのです。ただし、アメリカの8年生の物理では、サイン、コサイン、タンジェントが出てきますが、フィリピンの小学6年生の場合は、そこまではやらなくても良いのでとりあえずは、ほっとしました。ふむふむ、方向を伴うものを、ベクトル量と言って、方向を伴わないものは、スカラー量と言うのですね。速度(ベロシティ)というのは、方向と伴うので、ベクトル量、はやさ(スピード)は、方向を伴わないので、スカラー量。具体的には、どういうことかというと、A地点からB地点まで車が1キロ走るのに、1分かかったとします。B地点からA地点まで、戻るのに、さらに1分。AからBまで行って、BからAまで戻ると、1キロ+1キロを、2分で走ったことになるので、2キロ÷2分で、分速1キロになりますね。これが、はやさです。次に、位置の変化(変位)を考えてみます。Aから出発して、Bまで行くのはプラスの方向に2キロの変位、つまり+2キロです。でもBからAへ帰るのは、AからBと反対方向なので、マイナス方向に2キロの変位、つまり-2キロと考えます。最終的な変位を考えてみると、Aから出発して、Bを通って、Aへ戻っていますから、+2と-2を合わせて、最終的な変位は、0(ゼロ)です。だから、方向を考慮に入れた「速度」は、と言うと、変位(0)を2分で移動したので0÷2分=0km/分となる、というわけです。そこで、これを実際に子供たちに体験させてみよう!と思いつきました。そこで、まずは、エクセルで表を作りました。名前 移動した距離 1回目 2回目 平均タイム はやさ(m/s)という感じです。1枚のページに二つの表があって、二つ目の表には、はやさのあとに、速度(velocity)の欄も設けました。子供たちに聞いてみると、50m走りたいと言います。夫から借りた、長い巻尺で、50mはかって、携帯電話のストップウォッチで、時間を計ります。10歳のゆっぴーは、50m平均が、10秒。Rちゃんは、11秒45.かりんは10秒25でした。下がセメントなので、気をつけて走ってね、と言ったので、かりんとRちゃんは、注意深く走ったようです。ゆっぴーは、お構いなしに、猛ダッシュですから、一番はやかった。もちろん、大喜びしています。ところが、そこで、雨が降ってきてしまいました。屋内で雨宿りをしている間に、平均と速さを計算させます。ゆっぴーは、計算機を使います。なかなか雨がやまないので、ここで、子供たちは理科のCD-ROMの説明を読みました。説明を全部読んでしまっても、まだ、雨がやまないので、急きょ2つめの表の計測は、ガレージですることにしました。ガレージで、5mを計って、そこで、Uターンしてくることにしました。距離が短いので、今度は歩く早さを計測することにします。ところが、ゆっぴーは、自分が1番になりたくて仕方ないので、「ケンケンしてもいい?」とか「ジャンプしてもいい?」とか始める前から大騒ぎです。速さを競うのが目的ではないので、じゃあ、いいよ、ケンケンで、と言うと、喜んでスタート位置につきました。子供たちのタイムを計っている間、3匹のワンコたちが、面白そうに見ていましたよ。その結果、行き5m、帰り5mの平均タイムは、ゆっぴーは、6.71秒。Rちゃんの歩きは、7.22秒、かりんの早足歩きは6.50秒でした。速さの計算は、ちょっと難しかったのですが、Rちゃんはすらすらと解きました。ゆっぴーは、計算機ですから、すぐに表が完成しました。かりんは、計算で、だいぶ時間がかかりました。やっと、表が完成しました。 かりんの表です。かりんらしく(?)赤鉛筆と青鉛筆で、色とりどりの表になっています。表が完成したところで、「じゃあ、速度(ベロシティ)は?」と聞くと、すぐにかりんが、「ゼロ!」と答えました。「なんで、ゼロが、説明してくれる?」と言うと、「だって、行って戻ってきたから、移動した距離は、0でしょう?移動した距離が0なら、どんなに早く行っても、ベロシティはゼロ!」ちゃんと、レッスン内容が、わかってくれたようで、ほっとしました。ただ読むだけでは難しく感じる物も、実際に体験することで、楽しいものになりますね。これから、物理の授業、どんどん高度になってきますが、そのたびに楽しい体験で、体にしみこませてもらうことにしましょう。これだから、ホームスクールって、難しいこともあるけど、やっぱり楽しいなぁと思います。________________________________________________今日先生が、トラックバックを申し出てくださっています。こちらも合わせてお読みくださいね。数学大嫌いの地獄から救い出す『新学力への挑戦』(2) http://plaza.rakuten.co.jp/zyx1830/diary/200508060000/
2006年10月11日

みなさん、先日の「おろおろ娘」には、暖かいコメントをくださり、ありがとうございました。たくさん、元気を頂戴しました♪おかげさまで、先週の話し合いで、気持ちが楽になったこともあってか、今週はなんとか、かりんも調子が上向きになってきました。**************************ホームスクールの家庭が集まるサポートグループでは、毎月、お誕生日の子に、寄せ書きノートみたいなものを作ってプレゼントをするのですが、今、うちに回ってきている寄せ書き帳に、かりんが書き込みをしました。お母さんたち、つまり私も、その寄せ書き帳に書き込みをしなければいけないのですが、かりんが、それを私に渡して、「はい、次はお母さん。でも、私の書いたのは、見ちゃだめよと意味ありげに言うのです。「これから、私も書くんだから、もちろん、こっそり見るわよ~」と言ったのですが、別に隠す様子もなく。そこで、子供たちが寝静まってから、こっそり開けてみました。かりんの本名の文字から始まる言葉を使って、文章を書くようになっていて、Mの字のところには、 "Mommy, my own best friend.Ma took care of me, that's why.She loves me because God gave me to her."「Mはマミー。私のベスト・フレンド。マミーは私を世話してくれるから。私は神様からマミーへの贈り物だから、私を愛してくれます。」と書いてあって、びっくりしました。(日本語で言うと、なんか恥ずかしいですが、英語だとこういう表現もしっくりくるのは不思議ですね。)はは~ん、こんなことを書いたので、私には恥ずかしくて見せられなかったというわけです。もちろん、Rの字のところには、「RはRちゃん。Rちゃんは、幼稚園の時から、ずっと一緒のベスト・フレンド。」と書いてありましたよ。Iの字のところには、「Iはアイスクリーム。」と書いてあって、横に、前に日本へ言ったときに、ジッパー袋を使ってアイスクリームを作ったけれど、雪にまぜた塩がジッパー袋にしみだして、アイスクリームが塩辛くなってしまったことが、書いてありました。そんなこともあったなぁ、と懐かしくなりました。子供たちが寝に行ってから、こっそり写真を撮ったのですが、折り紙で、箱のようなものを作って、それが寄せ書きのページに貼ってあります。 その中には、今度お誕生日のTちゃんは13歳だからでしょう、「13の賢人の言葉」と書いたカードが入っていて、その下にアンネ・フランクや、ヘレン・ケラーなどの言葉から、引用を手書きで書いたカードが入っていました。いくつか挙げますと・・・"Whoever is happy will make others happy too. Anne Frank"「幸せな人は、他の人も幸せにする。」(アンネ・フランク)"Compared to friendship, gold is dirt. David Llienthal"「友情に比べれば、金も土くれにすぎない。」(デービッド・リリエンタール)"Good to forgive, best to forget. Robert Browning"「赦すは良し。忘れるは最善。」(ロバート・ブラウニング)"Nothing can be done without hope and confidence. Hellen Keller"「望みと自信が無くては、何もできない。」(ヘレン・ケラー)など・・・。いつのまに、どこからこんなにいろいろな引用を集めてきたのでしょう。つづりが間違っているものがありましたから、暗記していて、記憶から書いたものもあるようです。私は、こういう文章の暗記力は、とてもかりんにはかなわないので、驚きました。女の子らしい発想と、かわいい色使いにも、なんだかほのぼのとしたのでした。
2006年10月10日

10月第1週、後半のようすをまとめてアップです。10月4日、水曜日のことです。お隣のお兄ちゃんが、小鳥を拾いました。先だっての台風のせいか、羽根を傷めていて、飛べないようです。モズの仲間かなぁ、と思って、調べてみたら、シマアカモズという種類でした。 ゆっぴーが、羽根が治るまで、保護してもいいかと聞くので、「もともと弱っているから、生きられない可能性もある」と念のため、言っておきました。シマアカモズは、英語ではbrown shrike。そこで、ゆっぴーは、シュライキーという名前をつけました。ゆっぴーと取ってきたミミズを元気に食べたのですがやはり夕方になって、動かなくなり、息を引き取りました。ゆっぴーは、さすがにずっとかわいがったペットというわけでは無いので泣きませんでした。そのかわり、自分で取った写真をつなぎあわせて、コンピューターで動画を作りました。ちゃんとキャプションもはいっていて、最後のシーンは、「2006年10月4日に、シュライキーは亡くなりました。1日だけだったけれどぼくのいいお友達でした。」と書いてありました。ゆっぴーが、動画を作るのをみて、刺激を受けたのでしょうか、土曜日に、いとこが1歳になるので、いとこの誕生から、今日までの成長の様子の動画をかりんが作り始めました。二十何枚という、膨大な数の写真をつなぎ合わせて、キャプションを入れたのにとちゅうで、ゆっぴーがコードに足をひっかけて、コンピューターの電源が切れるという、アクシデント発生。私の「数枚づつの動画を作って、後でつなぎ合わせては」という私のアドバイスを押し切って、もう一度、同じ方法で再挑戦したかりん。そのチャレンジ精神は、買うのですが、不運というのは続くもので(?)また何かのはずみで電源が切れてしまったのです。とことん、かわいそうなかりんです。こうなっては、仕方ないので、ついに写真7枚程度の短い動画を作り、3つの動画をつなぎあわせて、やっと土曜日の午前中に完成したのでした。大人の言っていることは、はじめっから聞くものよ、と思ったりもするのですが、子供は、一度自分で失敗してみないと、学べないものなんですね。土曜日の午後、叔母(私の夫の末の妹)のところで、コンピューターで上演したら、とても叔母さんが喜んでくれました。いとこも、まだ1歳で、何にもわかりませんが、成長してから見ると、いい記念になることでしょう。なにより、かりん自身にとっては、大仕事を達成したという、実感があったのでは・・?それは良いのですが・・・・、かりんは、何かに凝っていると、勉強にあまり手がつかなくなるという弱点もありまして・・・。できるだけ、勉強、勉強、言わないようにしていたのですが、言わないと、本当に、やらないですね~。算数だけは、自分でもやらないといけないとわかっているので、毎日やるし、理科は、友達のRちゃんが午後から来て、一緒に勉強するので、確実に進められるのですが、それ以外は、ふらふらと二階に上がってしまったかと思うと、ずーいぶん経ってから降りてきて、もうお昼です。あんまり興味のないことからは、逃げているのでは・・・?「こうしたらどう?あれをやってみたら?理科の実験は、ノートに記録してね、学校に提出するから」などと言おうものなら、"You can't make me!"「やらせようったって、やらせられないわよ!」なーんて、小憎らしいことを言うのです。木曜日の夜に、私と夫と話し合い、夫は、「やっぱり、かりんは、後期からでも学校へ行かせよう。学校なら、先生の言うことは聞くだろう。でも家だと、自分の母親だと思うから『やらせようったって、やらない』なんて言うんだろう。それで、根本的な解決にはならないかもしれないけれど、しかたない」とまで言うのです。金曜日の朝、かりんと私でパン屋さん↓まで、歩いてパンを買いに行きました。 その時に話をしたのですが、なんで、勉強ができないのか、いつも不満げにしているのか、言えないと言うのです。そして、「わかった、ちゃんと勉強する。」とそのときは、素直に言うのです。ところが、家に帰って、朝食後、さあ勉強、というと、怒り出すかりん。会社へ行こうと降りてきた夫も、かりんが泣く様子を見て、一旦座って、話し合いになりました。かりんが言うには、「12月9日に試験だと思うと、もうすぐだから、心配で何も手につかなくなる。」それなら、今自分にできることをやるしかないじゃないか、と私などは、思うのですが、それは、いろいろと経験してきた大人だから言えることで、かりんにとっては、ストレスだったのですね。「もうすぐ試験なんだから、少しは勉強した方がいいと思うよ」とか「もうちょっと勉強しないと、今学期の成績がつけられない。6年生やりなおしは嫌でしょう。」なんて、言っていたのは失敗だったというわけです。プレッシャーがかかると、それを無視して、平静を装いつつ、別のことをすることが、かりんなりのストレス対策だったというわけ!ああ!そのうえ、1月か2月にある実技試験の方も心配なようで、2日おきぐらいに、オーディションのことを「音楽は私が選んでもいいのか」とか「コスチュームはどうのこうの」とか、気が気では無い様子なのです。こちらの方は、バレエの先生が12月くらいになってから振り付けなどを指導してくれるそうなので、今から心配しても、仕方がないのですけどね・・。結局、とにかく朝の8時から、12時までの4時間の間に英語、算数、国語(フィリピン語)、社会だけは、やるように言いました。別に、特別に試験勉強しないと、と言ってるわけではないのです。最低限、毎日の勉強を少しずつでも確実にやっていれば、それでいいんですから。というわけで、一旦泣き終わった後のかりんは、きっちり、4教科を勉強。12時になる前に、全て終わったのでした。やれば、できるんじゃない・・・!なんて、思うのですが・・・勉強する、しないよりも、なかなか自分の考えていることをかりんが口に出さないこと・・・そのほうが、私は気になるのです。
2006年10月07日
「クッキー10個あるけど、これで5日間はおやつなしよ。いいわね」と言われたら、子供はどうするでしょう?「道草学習のすすめ」で、こだま先生が書いておられたお話を見て、ゆっぴーとかりんはどうするだろう?と思いました。そこで、夜寝る前に、子供たちに聞いてみました。「ゆっぴー、月曜日にクッキーを10個あげるけど、月曜日から金曜日までの5日間、おやつは、それだけだったら、どうする?」すると、ゆっぴーは、「クッキー、10個?!」と目をきらきらっとさせて、即座に答えました。「ぼくね~、月曜日から木曜日まで毎日1個ずつ食べる。そしたら、最後の日には、6つ食べられるでしょ!」おお~、すごい~!わたし、感動しました!!というのは、こだま先生のところでコメントに書いたように、わたし、きっとゆっぴーは最初の日に全部食べちゃって、あと4日は我慢するだろう、って思ってたんですね。ゆっぴー、ごめんね~、お母さんは、ゆっぴーを、見くびっていたよ~1日1個しか食べないなんてことを考えること自体が、すごいですよ~。それに、「10=1x4 +6」を即座に頭の中で、無意識に計算したわけですよね。私なんか一瞬、最後の日は5個かな、6個かな、なんて、迷ってしまいましたよ。ん?でも、ほんとに手元にまだたくさんクッキーが残っているのに、1個しか食べないなんて、ゆっぴーにできるでしょうか?人の分も考えなしに平らげてしまって、叱られることの多い、ゆっぴーが、ですよ。・・・・・「1日1個しか食べないの?まだいっぱい残ってても・・?」と、聞いてみると、ゆっぴーは、クッキーがたくさん残っている様子を想像してみたのか、ちょっと考えて、「やっぱり、最初の日に全部食べちゃって、あと4日間は、食べないで、我慢しよっかなぁ~」と、言います。・・・・やっぱりね~、そう来ると思ったよ~!ところが、また気が変わったようです。「ん~、ああ、ぼくね、やっぱり月曜日から木曜日は食べないで、金曜日に、全部食べようかなぁ~。月曜から木曜は、お母さんがクッキーしまっといてよ」と言います。はっきりせんかい!どっちにしても、最初の日に全部食べるか、最後の日に全部食べるか。キョクタンな子です。6年生のかりんはどうするか、聞いてみました。すると、「私はねぇ、毎日2個ずつ食べるわよ」と、さすがに、お姉ちゃんらしく(?)堅実なお答えです。「とても、ノーマルな答えだね♪」と言うと、「でもねー、やっぱりねぇ、わたし・・・・クッキーを最初に10個とも全部、半分に割っちゃうの。そしたら、毎日、半分を4個ずつ食べられるから、いっぱい食べたような気がするでしょお?」だそうです。クッキーを半分に割ったから、数が増えた、というのは、生活の中では自然なことなのですけど、10÷1/2=20という風に書き表してみると、けっこう難しい概念ですよね。分数の割り算を教えるときに、このクッキーの話を知っていたらなぁ・・・と思いましたよ。こだま先生が>授業の役割は本来、日常のこうした体験を知識と結びつけることにある。と書いておられるように、こういった生活の中で自然に無意識で使っていることに、ちょっと意識を向けてみると、算数も親しみやすいものになるのですね~。それにしても、ユニークな答えで、楽しませてくれる子供たちです。みなさんのお子さんは、どんなお答えをされるのでしょう?
2006年10月03日

ちょっと用事があったので、外出して帰ってきたらお手伝いさんのニニちゃんが魚のおなかにトマトやたまねぎなどの詰め物をして、七輪にかけ、それをゆっぴーが見張りのお手伝いをしていました。見張りながら、何をしていたかというと、去年の11月に紹介させていただいた鉛筆君の大車輪 になった壊れた鉛筆削りに、鉛筆の代わりに、マッチ箱をつけて、遊んでいるのです。七輪に火をつけるのに使ったマッチの箱でしょう。さて、しばらくすると、ゆっぴーが鹿の絵を描くと言い出しました。鹿の絵を描いたゆっぴーは、それを切って、また体も描いて、それも切って、こんなものを作ってしまいました。鹿の顔はマッチ箱に貼り付けてあって、体は紙で立体的に作ってあります。これ、はりこのトラのように、頭がゆらゆらと動くんです。マッチ箱が、ゴムにくっつけてあるからです。ゆっぴーが名づけて"A friend who always nods"「いつも、うんうんとうなづいてくれるお友達」だそうです。その後、これでは周りがあまりにも格好悪いと思ったのか、飾りをつけて、こんな風に仕上げましたよ。鹿が、洞穴から出てきたところ、だそうです。かりんの方は、放っておくと、算数しか勉強しないので、ちょっと困っています。その話は、また今度、書きますね。ところで・・・時々翻訳の仕事をするのですが、お友達にちょっと頼まれたものなどは、「いくら?」と聞かれても、「いいわよ、お金なんて・・・」と、言ってしまう私です。先日、日本のとある商品をライセンス契約でこちらで製造・輸入・販売している友達に、新しい商品を2-3点、こちらで販売するので、ウェブサイトを見て、あらかじめ情報を読んでおきたいから英語にしてほしい、と言われまして、「いいわよ、いいわよ」と二つ返事で、引き受けてしまいました。でも、うちの夫が、「無料はだめ。商品くれたら引き受けてもいい」と横から口出ししたので、商品を3つほど、いただくことになりました。1つは、男性用だったので、マネージャーとして(?)夫に進呈。ところが、その仕事、開けてみたら、2-3点、どころかその商品は、大体7つくらいのカテゴリーの中に4-5商品くらいがあるというものだったので、約25点くらいの商品の説明を訳せねばならず、翻訳を仕上げてみたら、なんとワードで30ページにもなってしまったのでした。やっと、仕上げることができましたよ~。こんなに大仕事だったら、商品少なくとも5つ位は、いただいておくんだった(汗)と、今更言っても仕方ないですネ(笑)。夫があの時口出ししてくれて、よかったぁ。今後、仕事を引き受けるときは、無償でも、有償でも、気のいいのも、ほどほどに、まずは内容を見てから返事はしましょう、と思った私でした。
2006年10月02日
このあいだ書いた「5つの愛情表現の方法」("Five Love Languages" by Gary Chapman)のテストの方法を、日本人でも合うように、少し変えてみました。今回は、夫婦間のテスト用です。次のうち、夫あるいは妻がしてくれたら一番嬉しいだろうと感じるものを最高点の5点として、1~5までの点をつけてみてください。実際に今までにそうしてくれたことがあったかどうかは、関係なしですよ。(1)a.__ 配偶者が「~してくれて、ありがとう、とても嬉しかった」と言ってくれる時。b.__ 配偶者が、あなたが喜ぶようにと、家の片付け等をしてくれる時。c.__ 配偶者がおみやげを買ってきてくれた時。d.__ 配偶者が散歩に誘ってくれた時。e.__ 出かける前に、ほっぺにチュをしてくれた時。(2)a.__ 配偶者が、あなたの良いところを指摘してくれた時。b.__ 妻が車を洗ってくれた時。あるいは、夫が皿を洗ってくれた時。c.__ 夫が花を買ってくれた時。妻がケーキを買ってきてくれた時。d.__ 妻、あるいは夫が、「座って今日一日何があったか聞かせてください」と 言ってくれた時。e.__ 手を握ってくれた時。(3)a.__ 配偶者が、親戚や子供の前で、あなたがどんなに素晴らしいかを話してくれた時。b.__ 配偶者があなたの大切にしているものを整頓してくれたとき。c.__ 思いがけないプレゼントをくれた時。d.__ あなたが行きたかったところへ連れて行ってくれた時。e.__ 外を歩くときに、手をつないだり、肩を組んでくれた時。(4)a.__ 配偶者が携帯電話やメールで嬉しい言葉を送ってくれた時。b.__ 配偶者が特別な食事を作ってくれた時。c.__ あなたの欲しかった物を注文しておいてくれた時。d.__ 特別な旅行を計画してくれた時。e.__ 配偶者が肩や背中をもんでくれた時。(5)a.__ 配偶者があなたにどんなに感謝しているか話してくれた時。b.__ 難しい用紙にあなたの代わりに記入してくれた時。c.__ 配偶者があなたへのプレゼントを郵送してくれた時。d.__ レストランを予約しておいて、誘ってくれた時。e.__ 歩きにくい所などで、手を貸してくれた時。答えたら、次に、集計します。(1)a. _____ b. _____ c. ______ d. _____ e. _____(2)a. _____ b. _____ c. ______ d. _____ e. _____(3)a. _____ b. _____ c. ______ d. _____ e. _____(4)a. _____ b. _____ c. ______ d. _____ e. _____(5)a. _____ b. _____ c. ______ d. _____ e. ________________________________合計 a. _____ b. _____ c. ______ d. _____ e. _____a.から e. で点数が高ければ高いほど、それが、あなたにとっての「愛情表現」です。配偶者の方のテスト結果と比べてみると、自分と配偶者ではこんなに求めているものが違うのだということがわかるのですね。a.は、肯定的な声かけb.は、人への奉仕c.は、贈り物d.は、意義ある時間を共にすごすことe.は、スキンシップです。わがやのばあいは、私は、dが一番高かったのですが、夫は、eでした。これって、かなり典型的らしいのですが、ちょっと、手をつないだり、肩を揉んであげたり、そういうことが、嬉しいらしいので、気をつけてあげようと思いました。皆さんは、いかがでしたか?
2006年10月01日
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